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徴用工も慰安婦も韓国の問題 日本は一歩も譲歩する必要なし

最近、当ウェブサイトは「韓国問題専門サイト」のようになってしまっていますが、本稿では少しだけ視点を変えて、韓国メディアに掲載された記事を手掛かりに、「なぜ韓国が頻繁に国際的な約束を破るのか」という根源的な理由について探ってみたいと思います。また、本稿の末尾では私たち日本人にとって「非常に都合の悪い事実」についても報告しますが、どうか目をそらさないで、しっかりと立ち向かうことの必要性を認識していただきたいと思います。

2018/11/02 16:30 追記

「愚塵」様からのご指摘により、紛らわしい小見出しを修正しております。

  • (修正前)「国際社会は韓国のウソ認める」
  • (修正後)「国際社会も韓国のウソに騙される?」

「愚塵」様、いつも貴重なご指摘、本当にありがとうございます。

「韓国は約束を破る国」、なぜ?

徴用工訴訟の余波続く

10月30日の韓国の「徴用工判決」を受け、日韓間ではいまだにこの問題の余波が続いています。

当ウェブサイトでも、ここ数日、まるで「韓国専門サイト」であるかのように、やたらと韓国メディアの報道を紹介していますが、裏を返せばそれだけ私たち日本国民にとっても関心が強いテーマだということです。

ただ、ここまで「余波が続いている」という点には、徴用工判決自体が非常識なものであるという点もさることながら、問題の根底には「日韓間の考え方の違い」が横たわっているように思えてなりません。

実際、徴用工判決以降、「もしかして韓国は約束ひとつ満足に守れない国なのではないか?」といった疑念が、日本全体で共有されつつあるように思えます(※この疑念は、私がウェブ評論を開始したときからずっと提示して来た仮説でもあります。やっと世間がこの認識に追いついてきたのかもしれません。)

この「韓国は約束を守らない(約束を破る)国である」という証拠は、いくらでもあります。たとえば、徴用工判決以外で「韓国は約束を破る」という事例としては、「慰安婦合意を破棄する動き」などが挙げられます(※これはこれで、早ければ今月上旬にも新たな動きが出てくるでしょう)。

ただ、ここで重要な点は、「韓国が約束を破る国であること」、ではありません。

「なぜ韓国は約束を破るのか」、という点です。

韓国メディアの盛大な勘違い

その疑問を解決する手掛かりの1つが、本日、韓国メディア『中央日報』に掲載された次の記事でしょう。

本論に入る前に、少しだけ余談です。中央日報の記事を眺めていていつも感じるのですが、今回のこの記事のように、記事タイトルに「(1)(2)」のように数字を付けて、同じ記事をわざわざ分割するのは、いったいどういう目的があるのでしょうか?

今回の記事も文字数をカウントすると全部で2000文字少々であり、「文字数が多すぎて前編、後編に分けている」というものでもなさそうです。もしかすると、ページビュー(PV)を稼ぎたいがために、わざと記事を分けているのではないか、との疑問も感じてしまいます。

余談はさておき、さっそく、記事の内容をレビューしておきましょう。

まずは、原文に含まれる文章のうち、私が気になった下りを抜粋し、日本語を整えたうえで箇条書きにしておきましょう。

  • 徴用工判決の意義は、日本が否定してきた植民支配の不法性を大法院があらためて確認することで、被害者のための正義を実現したことにある
  • そもそも1965年の韓日請求権協定には日本の植民地支配の不法性が明示されていないという問題点があるし、韓日協定の前提となった1951年のサンフランシスコ平和条約は日本の不法な植民地支配行為を寛大に処理したという問題がある
  • 日韓国交正常化に伴い日本が支払った金銭の名目についても、これまで韓国政府は実質的に賠償的な性格があると考えてきたが、今回の判決では、受け取った金額(3億ドル)が韓国側の要求額にはるかに達しないため、慰謝料的な性格を持つとは到底考えられない、などと断じた
  • しかし、今回の判決は、国際社会に対して「韓国は相手国と条約を結んでおきながら国内的な判断が変わればいくらでも覆すことができる国」のような印象を与えかねないし、丁寧に対応しなければ、韓日関係を越えて韓国の国際的な信用と信頼に影響を及ぼしかねない
  • とくに、韓国政府予算で補償を行えば判決を尊重していないことになるし、日本企業に対する強制執行がなされれば外交紛争は避けられないため、慎重は対応が必要だ

国内事情が国際法に優先?

「納得いかなければ覆せる」

いかがでしょうか?

日本では約束、契約のたぐいは「守らなければならないもの」だと考えられていますが、韓国では「自分たちで道徳的に許されないと思った約束事は破っても良い」という感覚がある、ということは、何となくわかっていただけたと思います。

もちろん、ここで紹介したのは中央日報という1つのメディアの記事に過ぎず、これが韓国の国、政府、国民の世論を代表した意見である、とまで考えるのは、やや乱暴です。しかし、それと同時に中央日報は、「韓国を代表する大手メディアの1つ」であることも事実です。

議論の中身(とくに、日韓請求権協定で「過去の植民地支配の不法性」が規定されていないこと、など)については、正直、当時の日韓当局の「政治的妥協の産物」という側面があり、さまざまな問題が内包されている可能性は否定できません。

しかし、ここで彼らの議論の中からスッポリと抜け落ちている点があります。

それは、日韓請求権協定は「国際的な約束事」として、1965年に成立し、今日に至るまでの日韓関係の根幹を構成してきた、という事実です。

もちろん、「いかなる国際的な協定であっても、いちど締結した以上、その内容は未来永劫変わらない」、というものではありません。何らかの不具合が生じた場合には、協定を改定する必要が出てくることも考えられます。

しかし、その場合は協定の具体的な問題点を指摘したうえで、最終的には双方が納得したうえで協定を変更する必要があります。日韓請求権協定に関してもまったく同じ話であり、まずは韓国側は日本側に対し、「どこに具体的な問題があるのか」を指摘したうえで、変更する交渉を持ちかけるべきでしょう。

少なくとも、今回のような、「自分たちの中で納得できないから国内の裁判で国際合意をひっくり返して良い」という発想は、法治国家の考え方ではありません。

それは懸念じゃなくて事実ですよ

ところで、先ほどの記事に、ある元外交官の次のような発言が紹介されています。

国際社会では、韓国は相手国と条約を結んでおきながら国内的な判断が変わればいくらでも覆すことができる国のように見えかねない

いや、それ「見えかねない」じゃなくて事実ですから(笑)。

本来であれば、外交関係でいったん決まった協定は、誠実に守らなければなりませんし、自分たちが気に入らないからという理由でそれを覆そうとするならば、まさに韓国に対する国際的信頼自体が揺らぐことになります。

もう少し違う言い方をしましょう。

日本政府は今回の徴用工判決に加え、2015年12月の日韓慰安婦合意を覆そうとする韓国側の動きについて、ちゃんと国際社会に対して発信する必要があります。日本はきちんと国際法を守っているのに対し、韓国は国際法を平気で破る国だということは、まぎれもない事実だからです。

すべては韓国国内の問題

いずれにせよ、今回の徴用工訴訟は、いわば韓国にとっては「身から出た錆」のようなものです。

韓国国内で徴用工といえば、慰安婦と並び、いまや「悪辣な日帝支配」の象徴とされていますが、いずれもウソ、捏造から出てきたものであり、それを強引に主張し続けたことにより収拾がつかなくなったという共通点があります。

しかし、日本は二重の意味で、徴用工問題と慰安婦問題を突き放す必要があります。それは、

  • いずれの問題も「歴史的事実」ではないこと、
  • 仮に「歴史的事実」だったとしても、国際協定で最終的かつ不可逆的に解決済みであること、

です。

徴用工も慰安婦も、今やどちらも韓国国内の問題であり、日本は「国同士では解決済みである」という原則から一歩も逸脱してはならないのです。

国際社会も韓国のウソに騙される?

ただし、今回の徴用工訴訟を巡って、私たちが認識しておかねばならないのは、国際社会が必ずしも日本に対して同情的ではない、という点です。

私はビジネス上、普段から英米メディアの報道に接しているのですが、日本国内で報じられているほど、韓国の無法ぶりは世界で認識されていません。たとえば、米ワシントンポスト(WP)は今回の訴訟について、次のように報じています。

Court orders Japan company to pay 4 Koreans for forced labor(2018/10/30付 WPより)

記事のタイトルに “forced labor” (強制労働)とあるため、この記事を読んだ人も、「韓国の裁判所が人道上、強制労働の被害者を救済する英断を下した」と誤認する恐れがあります。

また、記事本文中にも、

Seoul and Tokyo’s bitter disputes over history, including issues surrounding South Korean women forced into wartime sexual slavery, have complicated Washington’s efforts to strengthen trilateral cooperation to deal with North Korea’s nuclear threat and China’s growing influence in the region.(仮訳)日韓両国政府は本件以外にも歴史を巡る苦渋の問題を抱えており、南朝鮮人女性が戦時中に性的奴隷とされた問題はその代表例だ。そして、こうした問題は北朝鮮の核の脅威や中国の影響力くの増大に対処するうえで、米国政府にとっても頭痛の種でもある。(※下線部は引用者による加工)

などとあります。

要するに、「強制徴用」(forced labor)や「戦時性奴隷」(wartime sex slaves)といった、韓国が主張する大ウソが、ワシントンポストを含めた外国メディアで堂々と報じられているのです。つまり、情報戦で日本は韓国に圧倒されているという事実を、我々は忘れてはなりません。

私に言わせれば、隣国をウソと捏造で世界に対して貶めるような国に日本の友好国となる資格があるようには思えませんし、こんな国との友好関係構築は最初から無理難題であり、それどころか、こんな国を放置していれば、あることないこと全世界で喧伝されて、日本の名誉と尊厳は傷つけられ続けるのです。

私は「日韓断交」だの、「誅韓論」だのといった極論に与するつもりはありません。しかし、韓国がことあるごとに日本を貶めてきたこと、こうした試みが部分的には成功しつつあるということを、もっと多くの日本人が認識しなければなりません。

そんな国にどう対処していけば良いかについて、ひと昔前のソ連のような非人道的国家なら、朝鮮半島に居住する人たちを丸ごとシベリアに強制移住させ、朝鮮半島を無主の地にするくらいのことをやったかもしれませんが、日本はあくまでも法治国家、平和主義国家です。

残念ながら即効性のある解決策はありません。

ですが、韓国が日本を貶めて来ているという問題点については、日韓間だけでなく、もう少しトータルに解決を図る必要がある、とだけ申し上げておきたいと思います。

新宿会計士:

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  • 慰安婦問題を事実でないと突き放すのはもう無理でしょう。
    事実でないことは明らかでも、これは朝日新聞や旧河野談話の積弊であり、
    様々な背景があるとしても、政府として認めて合意をしてしまった。
    これは仰る通りの「国民の敵」のせいで作られた重荷を背負わざるを得なくなったということです。

    もう同じ轍を踏むわけにはいかない。
    我々が選挙でアホを選べば、後始末で国益を大きく損なうのです。
    全てのいちゃもんは完全否定し、ICJに提訴して「異論があるなら掛かってこい」というスタンスを取れる人材を選ばなくちゃいけない。

    穏便に済ませて相手の怒りを鎮めるという手段は、道義が無い特アには全く通用せず、
    折れたと思って余計に食って掛かってくるということが完全に証明されているのに、
    まだ騙され足りない人たちが後を絶たない。
    もう左派とかリベラルとかの問題じゃない。知能が足りないとしか思えない。

    • >>私は慰安婦問題は事実でないと突き放すのではなくなぜ未だに韓国が騒いでいるのかを、政府はもっと宣伝すべきであると感じます。

      >>朝日が顕著ですが、彼らは主語をぼかしてどっちもどっち論を展開しています。これは慰安婦問題が拗れている原因を国際社会に知られたくない、知られれば朝日が捏造したことが公になってしまうからです。

      >>国際社会には日本は韓国側の「日本軍が組織的に慰安婦を強制連行したという事実」はないということをはっきりと伝えるべきなのです。

  • 毎日の更新ありがとうございます。
    昨日のコメントでも書きましたが、今回原告は募集に応募したのでですから、
    forced laborではありません。 安倍首相が旧朝鮮半島出身の労働者問題(問題でもないです。)と
    国会で明言されたのは、極めて適切です。 

    そこで提案です。捏造慰安婦については、今後”朝鮮半島出身売春婦”ただし朝鮮戦争の米軍売春婦については、forced to provide sex to US(UN) soldiers by the Korean government
    を否定できないにするのいかがでしょうか。

    下記、反日訴訟ビジネスモデルの火付けの徴用工訴訟の弁護士を探しましたがなかなか見つかりません。
    原爆被害者ビジネスと徴用工がフュージョンしたこのあたりがルーツのような、気がします。

    またも在外被爆者裁判で国を断罪三菱徴用工裁判で国家賠償を初めて認める最高裁判決
    http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0712_1.htm

    下記徴用工関連と高木健一(頭が捏造っぽい)についてです。

    【特集】朝鮮人強制連行研究の成果と課題
    http://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/images/oz/contents/686_02.pdf

    中国人戦争被害賠償請求事件弁護団(団長・小野寺利孝弁護士)
    https://www.data-max.co.jp/article/5944

    「中国人強制連行国家賠償請求訴訟」にアドバイザーとして関わる元・花岡事件訴訟弁護団長の清井礼二弁護士
    http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0712_1.htm

    高木健一
    http://deepfuchsiapigment.myartsonline.com/brd301-01.html

    慰安婦問題はサハリン訴訟から始まった
    2016年07月28日 07:11 池田 信夫
    http://agora-web.jp/archives/2020542.html
    https://ameblo.jp/blogdetox/entry-10938334406.html
    https://ameblo.jp/tarooza/entry-11977781233.html

    ▲ 高木健一
    ------------------------------------------------------------------
    ○これまでの役職

    朝鮮被爆者調査代表団団長
    日弁連人権擁護委員会朝鮮人被爆者問題調査委員長

    ○関わった主要な訴訟
    樺太残留者帰還請求訴訟
    アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件
    ※韓国での対日慰安婦補償請求訴訟にも深くかかわっている。

    樺太残留者帰還請求訴訟については、提訴取り下げ後に韓国政府から国民勲章を授与されている。
    そこで高木は、「これをモデルケースとしてこれからも同じように補償裁判を起こしていく」と発言した。
    長年にわたり在サハリン韓国人の帰還運動をしてきた朴魯学夫婦は、この弁護団は在樺コリアンの帰還を求めるのではなく、日本を糾弾することのみが目的であった、と批判している。

    高木が授与された勲章は「韓国国民勲章牡丹章」 (1989年)

    ○著書
    『今なぜ戦後補償か』(講談社現代新書 2001年)
    『戦後補償の論理―被害者の声をどう聞くか』(れんが書房新社 1994年)
    『従軍慰安婦と戦後補償―日本の戦後責任』(三一書房 1992年)
    『サハリンと日本の戦後責任 増補改訂版』(凱風社 1992年)

    もう、韓国人・朝鮮人にかかわることばかり。
    その親朝鮮・売国ぶりに圧倒される。

  • [文在寅政権は日韓関係の悪化を望んでいる革命政権だ。日韓を離反させ、米韓も離反させ、北との統合を目論んでいる。] これこそ真実。これで全て合点が行く。これだけ大問題になっても文大統領が、演説で一言も触れないのがその証拠。
    日本は韓国を西側陣営の一角と見なしての、友好関係を徐々に解消して来たが、まだ認識が根本的に甘い。徴用工しかり。単なる反日火病では無い。ロウソクの持ち手の中には、情緒反日をしてるだけの庶民も居るには居るだろうが、少なくともロウソクの世話人は、韓国を崩して北のチェチェ思想に贈呈しようと目論んで来た。その親玉が文大統領。
    日本は韓国を単なる反日国家と見なしていては遅れを取る。告げ口女史クネ元大統領とこの八方美人文大統領は根本的に腹が違う。
    38度線が対馬海峡に下がって来る。韓国は自由主義国家の敵、日本の敵国。

    • 文も廬武鉉もいわゆる、人権派弁護士で、
      先ほどコメントした日本国内の反日訴訟ビジネスモデルの火付け弁護士どもと全く同類です。
      北は、組合・マスコミ・法曹に工作員をオルグして、そのトライアングルでろうそく革命政権を
      略取したと思います。 今回の反日判決も確信犯ですね。
      日本は最近は組合の力が落ちてきているので、まだ救いがありますが、かつては
      北朝鮮から国際親善賞第1級の勲章受章した公認工作員 槙枝元文が日教組・総評委員長でした。
      高校生時は、ストで学校が休みになって喜んでいた記憶があります。

  • 日本が強硬姿勢に出ると、韓国政府は完全に行き詰まりますね。
    韓国が要求を通せる方法は3つぐらい。

    ・ICJで戦い、勝利する
    ・戦争を仕掛けて屈服させる
    ・アメリカまたは中国など大国と迎合して叩く

    のどれかしかないですが、現状どれも不可能で勝ち目無し。
    せめて親米政権だったなら3つ目の方法で、ある程度の譲歩を引き出せたかもしれない。

    今頃頭を抱えていることでしょう。
    国内の思想派支持層からは突き上げられるが、外交で勝ち目は一切ないですから。

  • 油断大敵ではありますが、女性の人権問題が絡む慰安婦と異なり、徴用工は単なる労働問題ですから、第三国はドライに判断するでしょう。こんな前例を認めたら、どの国も遡及法で収拾がつかなくなりますからね。

  • 更新ありがとうございます。

    > 「なぜ韓国は約束を破るのか」

    国と国との約束の基礎に、人と人との約束があります。
    朝鮮人は約束を守らない、というのは定説ですが、その原因は諸説あります。

    私は古田博司教授の言う「朝鮮には信用がない」に尽きると思っています。
    地勢的に逃げ場のない朝鮮半島は、外来勢力に蹂躙されるしかなく、政権が人民を守れたことがない、よって人々は権力者を信用せず、ウリによる互助で生き延びるしかなかった、というストーリーです。
    政治が安定し、政権に一定の信頼がある社会では、約束を守り信用を高める方がメリットがあるのですが、恣意(気まま)により朝令暮改を繰り返す政権のもとでは、約束を守る方が不利になります。

    西洋社会が厳格な契約社会になったのは、恐らく政治の専横に上限があり、人民・臣民が権力者を信頼できたからでしょう。日本の場合も、古代から権力者に、民草を豊かならしむべしという理念があったからだと思います。

    朝鮮半島が日本国だった期間は、日本政府と朝鮮総督府は信頼に値する行政を行いました。その結果、朝鮮のインフラは整備され、経済は飛躍的に発展しました。朝鮮人は、契約の大切さを学び、誠実にビジネスを行うことを学びました。

    それが日本の敗戦により、日帝強占期として全否定しなければならなくなりました。朝鮮人の為政者による信頼できない政治に戻りました。慣れ親しんだ不安定社会ですから、違和感はなかったはずです。個人ではなく、外交姿勢としても、米国に甘え放題、日本にたかり放題です。国と国との信頼関係を築かないと不利になる条件はありませんでした。

    これからも朝鮮人は、朝鮮人らしく生きていって欲しいと思います。

    • >>韓国人が最も信頼していないのは韓国人であると言われるくらいですからね。地政学上の問題があったのは事実でしょうね。

      >>まぁ日本に対する態度、意識は昔から存在する小中華思想と、儒教が混ざった結果の侮辱文化の影響が大きいとは感じますね。

    • >西洋社会が厳格な契約社会になったのは、恐らく政治の専横に上限があり、人民・臣民が権力者を信頼できたからでしょう。
      >日本の場合も、古代から権力者に、民草を豊かならしむべしという理念があったからだと思います。

      西洋が契約社会になったのは古くはソクラテスの自裁から始まる社会契約論がベースだと思いますよ。
      日本が契約社会に適応したのは、鎖国しててナイーブだった時期に、騙されて不平等条約を結ばされたことに気がついて必死になったからでしょう。日露戦争の頃の国際法に対する異常なまでの遵守や、第二次世界大戦中の兵器のパテントのライセンス料を戦後に払って、払われた方がビックリしたくらい異常な適応を見せました。
      日露戦争の外債も1986年まで払い続けたのはパラノイアの領域。

      • 学がないのでソクラテスは存じませんでしたが、古代ギリシャに端を発するのは間違いないと思います。古代ローマは法の整備を勧め(ローマ法)、奴隷も契約で雇っていました。
        そこらを敢えて書かなかったのは、中世ではギリシャ/ローマでない要素が色々入って、一直線で繋がっていないと思ったからです。

        日本の場合、契約に限定すれば近代化が端緒かもしれませんが、民草がお殿様を信頼し、商売が信用を旨とするのは江戸時代には完成されていたと思います。藩主がどれ程「良心的」だったかは分かりませんが、悪代官みたいなのはドラマだけ。

        • あと、封建制度を経験しているかどうかも大きいかもしれません。
          「御恩と奉公」「一所懸命」などの思想と契約社会はなじんでいます。
          まあ日本も中世は荒れてその辺はいい加減になりましたけどね。
          ローマ帝国と西洋の王朝ほどの断絶はなかったですね。

          封建制度を経験しないで一気に民主主義を押しつけられた国はどこもアレでしょw

        • 横から失礼します。
          封建制度を経験せずに国家として成功した国も少数ですがあるので言及させてください。

          超絶意外な国でボツワナ、モーリシャスのアフリカの二カ国。特にボツワナはアフリカ各国が内戦や独裁、経済失敗、アパルトヘイト、共産主義、病気、植民地の蔓延で苦しんだ中で唯一それら全てを乗り越えて建国以来民主主義で三権分立が機能して少数民族問題も両者が裁判で白黒付けた成功国家です。

          ※ボツワナはイギリスからの独立時に白人を追い出したり統治機構の白人職員を解雇せずそのまま雇用し続けた結果官僚機構の劣化も起きなかったため汚職も起きませんでした。この行為をアフリカで黒人国家が出来た例は他にありません。

          モーリシャスはアフリカ大陸から離れた場所に位置する島国です。大変有名な観光地でもあり著名な方が「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った」と言われる程素晴らしい観光地です。場所が場所なだけに長期バカンス以外に向かないので金銭と時間に余裕がある方は旅行にどうぞ。
          さてモーリシャスが凄いところはカオス過ぎるほど人種と宗教が混沌している事です。その上どの民族、宗教も突出しているわけでも無いので独立時は内乱待った無しとさえ思えるのですが意外な事に民主主義が定着して奇跡の発展を遂げました。最初の産業は砂糖農業と観光のみだったのが繊維産業、金融業、サービス業が発展して現在に至ります。

          ブラックアフリカと言える所でさえ条件が整えば封建制を経験しなくても民主主義は定着、成功します。そして民主主義も数ある政治制度の1つであり絶対ではありません。横から失礼致しました。

  • 「国際社会は韓国のウソ認める」との見出しを読んで私が思ったのは、
    「国際社会は韓国の主張をウソだと認める」に至ったのか、です。
    しかし、内容を読んで「国際社会の一部は、韓国の主張を正当と認める」だったのかと落胆しました。
    見出しの表現を今一度ご検討願えませんでしょうか?

    • 誤った見出しならともかく、事実を記述した見出しを変更することで、現実がなにか変わりますか?

    • 愚塵 様

      いつもコメントありがとうございます。また、貴重なご指摘を賜り、本当に助かります。
      小見出しの表現が適切ではないとのご指摘ですが、まったくそのとおりです。早速修正いたします。
      引き続きご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

    • りょうちんさん。
      「国際社会は韓国のウソ認める」の意味を
      「国際社会は韓国の主張をウソだと認める」
      と読み違えるのは私だけかもしれませんね。

      • 新宿会計士様(2018/11/02 at 15:51 )
        と行き違いでコメント発信してしまいました。
        ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

  •  文在寅大統領とその取り巻き連中は日本とアメリカがここまでキレて、かつ中国やEUが味方に付かないことに戸惑っていると思います。朴槿恵前大統領と文在寅大統領が争ったころから、文在寅大統領の主義主張には一貫性がありません。つまりは一部の民衆に動かされ、後先考えずに取った行動が、他国の琴線に触れている自覚がないと小生は思います。簡単に言えば浅はかなんです。朴槿恵前大統領もあまり出来る人はなかったのですが、現職はそれに負けるとも劣らずです。
     朴槿恵前大統領が大統領に就任して少し経つと、煙草の値段が2500₩からいきなり4500₩に上がりました。値上げの理由は国民の健康増進だそうです(それなら販売禁止でしょうに)。そこで、町の小さな店がとった方法がばら売りでした。ところがこれは違法であるとの理由で取り締まることになりました。そうしているうちに、電子タバコが大流行しました。今度は電子タバコに税金を掛けました。朴槿恵前大統領の方針は増税なき福祉です(この時財源もないのにどうした出来るだと質問されて「私が大統領になったらできる」と答えてました)。従って税金を上げるとは言えなかったんです。これにことごとく反対したのが文在寅議員(当時)でした。朴槿恵前大統領はさらに所得税を上げます(計算方法を変えただけだそうです)。これで被害を被ったのが会社員でした。その頃から支持率はどんどん下がっていき、ついには刑務所行きです。
     さて、朴槿恵前大統領でさえ増税しなければどうしようもなかったのに、現在の政権は不況とバラマキで財政が枯渇しているはずです。しかも増税反対という前科がありますのでそれも言いにくい。いろいろな基金を取り崩しているとの噂はありますが、一般的には知られていません(とにかく必死に隠しているのか、メディアに緘口令が敷かれているのか分かりませんが、韓国政府というのは情報が出てこないんです)。そこで、金のとれる日本、奴隷にできる北朝鮮市民に目を付けたと思います(文在寅大統領が直接指揮を執っているとは思えませんが)。ところが、日本もアメリカにもそっぽを向かれて、現在はどうしようもない所に来ていると考えます。日韓請求権協定もなかったことにすれば統一した時に再度日本から金が貰えると浅はかな考えをしていると思います。それが日本が強硬に出たことで、自国に跳ね返ってくるとは全く考えてなかったのでしょう(多分「あの時の日本は譲歩したのに今回はなぜしないのか分からない」と思っています)。
     今回も2兆円程度の経済刺激策を補正予算に組み込みましたが、その財源については一切話がありません。恐らく大統領及び取り巻きはそんなことは下々のものに任せて、自分の好きなようにしていくのでしょう。
     しまりのない文章になりましたが、朴槿恵前大統領以上に無能な現大統領と取り巻き達だと考えれば、今後どのようになるのか何となく見えてきます。小生の予想は今回の出稼ぎ労働者の件は強制代執行の命令が出るまで韓国政府は放置すると思います。それは、意図的に放置するのではなく、対応する能力が無いからだと小生は思います。
     自らの年金がなくなるかも知れないのに、のほほんと暮らす韓国一般市民。やはり韓国は国民の成熟度以上のリーダーはいないのかも知れません。

     駄文にて失礼します

    •  蛇足ですが、小生と同じ境遇の方が鈴置さんの記事に投稿していました。びっくりです。やはり、韓国人は韓国人出稼ぎ労働者のは話題に無関心なようです(小生の周りだけだと思ってたこともあり、同様な内容があってホッとしました)。

       駄文にて失礼します

      • 鈴置さんのコラムの読者コメント欄、見てきました。
        韓国在住日本人が取り上げておられると思しきコメントを見つけましたが、非常に興味深い内容ですね。

        >この話題をする韓国人に全く出会いません。
        >(韓国内の)大学や行政がこぞって日本への就職を強化しだしており、政治と逆行して学生や企業レベルでは日韓の結び付きが強くなり始め──
        (NBO鈴置さんコラムのコメント欄より引用。( )は私が書き加え。)

        「自己利益以外に興味はない」というのが韓国人の「通常運転」だとしたら、今回の判決はその「自己利益」部分に微妙に影を落とす可能性があるということですね。

        短絡的かもしれませんが、今回の件に関する日本側の対抗策として「新卒者も含めて韓国人労働者の受け入れは当面一切禁止する」あたりが、けっこう効くのかもしれないと思いました。実効性はともかくとして、ですが。

    • 軍事クーデターほどの大掛かりな政権転覆策は難しいにしろ、朴正煕事件的な突発的な事故が起きたりしないもんなんでしょうか。
      文在寅大統領って、先日の所信演説で朝鮮人労働者判決にまったく触れなかったり、慰安婦財団の解散を直接日本の政府に言い出せなかったり、面倒なことは一切、部下に押しつける傾向があります。
      パワハラによる部下のストレスたるや相当なものだと思うのですが・・・。

      • 戦時作戦統制権移譲後、米軍が韓国軍の指揮下に入ることが決定したそうです。
        私は かの国の最強の親米派は韓国軍だと思うのですが、移譲後、軍事クーデターを起こしやすくなったのではないでしょうか?
        まるで見当違いかもしれませんが…。

    • うわ~(汗)そこまで壮絶なコントを演じる人々とは知らなんだ。頭クラクラ、半島まわりに、あ、いや反時計周りにめまいしてきた。もしかしたら文大酋長は「無能」を演じる天災的、あ、いや天才的政治家かもとか、ひねくれた深読みした私がホントにバカでしたw
      なーんにも、落とし所をなーーーーんにも考えていないで日韓基本条約をちゃぶ台返ししたわけ??う~ん・・・・

    • 基金の取り崩しですか… 何を溶かしているんだろう?

      私は日本に倣って国債を発行するつもりだろうと思っていました。
      韓国政府の財政は健全(笑)で、国債の格付けはAA(S&P)で、日本のA+(S&P)よりも遙かに高い信用(苦)を誇っていますから、低金利で発行できると思います。(すっとぼけ)

      仮に国債を発行するとして、普通は自国通貨建てですから、外国人は買ってくれないだろうなあ。自国民の篤い愛国心があれば大丈夫ですけどね。(ハナホジ)

      • 韓国経済の現況はただ単に最低賃金を上げたとかいう些事ではなく、アベノミクスのように国債を発行して経済を拡大していく政策を取れなかったことに根本原因があると思います。それは多分財閥系企業の対外債務が膨れ上がらないように忖度したのでしょうね。
        今回の判決を機に70社の日本企業が撤退し資本も引き上げて韓国を一旦安楽死させてあげることが、彼の国を正気に戻してあげる最上の仏心だと思いませんか?

      • 国債の発行に自国民の篤い愛国心は不要です。韓国銀行がせっせと国債を発行すれば良いのです。対外債務も発生しないので好都合ですね。
        ただそれをやると韓国の通貨ウォンが大暴落、いずれにしてもアウトです。なんまんだぶ、なんまんだぶ・・。

        • 上記の国債の発行について。「国債を発行すれば良い」ではなく「国債を買い取れば良い」の誤りでした。訂正させていただきます。

    • >>文大統領はほんとに典型的な韓国人的価値観からくる思考をするみたいですからね。国民情緒法による民意を無条件で通し、問題が発生すると他者のせい(因みに積弊と称して慰安婦も徴用工も全部前政権のせい)にして問題を他者に丸投げする。まぁこれは大統領すなわち最上位者となったということで自分以外の(下位)者に対してはなにをしてもいいとか、ヨクチサジの考えが透けて見えますね。

      >>結局文氏はただの一般人が国の舵を握っているようなもので、無能もいいところです。さらにいうと、これを選んだ韓国国民の責任もかなり重いと思われますね。

    • うわ~(汗汗)今度は2032年にオリンピックを南北共同開催するとか言いだしてる。もうダメだ。頭の頭痛が痛い。

      • えーっ、2032年に韓国や北朝鮮がまだ存在していると思っているんですかね。妄想極めりです。

    • 文政権は、韓国の「朝鮮半島出身労働者判決」問題で日本の企業の撤退などが起きたら、それを経済悪化の原因にすると思います。
      文政権は従北第一で「北朝鮮の資源があれば経済は良くなる。それまで支持率が持てば良い。国民は騙せば良い」と考えているのかもしれません。だからこそ急いでいるのでは。

      • 漁業権の一部や地下資源の採掘権は中国に売り渡し済じゃなかったっけ?しかし、そもそも喧伝するほどの地下資源あるんですかね。本当にあるのなら、餓死したくない国民が死に物狂いで掘り尽くすと思うけどなあ。

    •  出展不明で恐縮ですが、以前に"日本では大学を象牙の塔と称したり、学者バカという言葉があったりと、ある場合において学者(ある種の権威)と一般常識に乖離かあることが世間一般に膾炙されている一方で、韓国では大学教授等の権威が重視され、その主張に疑念を抱くことは少ない(ある種のタブー?)”という指摘に接した記憶があります。
       今回の徴用工訴訟に関して言うと、大法院という韓国司法における最大の権威において、虐げられて来たかわいそうな老人(ちょっと失礼な表現ですが)という被害者(弱者)に、忌み嫌う日本の加害者(強者・大企業)の賠償義務を認める判決を下すことで勧善懲悪を果たし、その為に従来の判断にはない新しい論拠を偉い人たちが導き出した。
      なんて感覚なのでしょうか?
       勧善懲悪は日本のみならず多くの文化において心地よいストーリーなのだと思いますが、今回の場合は徴する相手を間違えている。元徴用工にその労働に見合った補償を行うのは、日韓基本条約に拠るとおり、韓国政府の責務であるのは明らかです。
       韓国内で一般的に今回判決の問題点が認識されていないという中で、仮に今後韓国内の日本関連資産の差し押さえ等の措置が取られたならば、日本も報復措置(企業等の自主的な防衛対応を含む)を行う事となり、結果として韓国内(市民レベル)でその影響が出た段階で原因となった判決が問題視されるのか・・・(ならなくてあくまで日本が悪者にされ続ける気もしないではないですが)
       日本の韓国併合について殊更悪くされ、その業績(朝鮮半島の近代化等)が一切無視されるのみならず、日韓基本条約やその結果としての漢江の奇跡(出来事としてではなくその背景)について、意図的に隠蔽されているという歪んだ歴史観を国民に植え付けた韓国とまともに話をしようと考えたならば、先ずその歪んだ歴史観を正してからと門前払いにするくらいでないといけないのかも。
       松本(龍)元復興相の村井知事に対する態度は許しがたいものでしたが、韓国に対して同様の事が出来たならば利用価値はあったかもしれないと考えてしまいます。(河野外務大臣は理性的、知性的にやるべきことをやってくれていると思いますが)
       徒然と駄文をしたためてしまいましたが、日本にいて韓国語が理解できない私には『韓国在住日本人』様の現地発情報は大変参考になります。
       無理の無い範囲で今後も機微に触れたコメントをお願いいたします。

      • 南朝鮮人は自己の意見ではなく、権威の述べるそのままを自分の考えとして錯覚する傾向が強いとは聞きますね
        これは絶対正義や絶対解があるという朝鮮人特有の考え方と合致するからでしょう
        朝鮮併合に関しては今回明確に否定の為の布石を打ってきています
        というか建国についての設定wを現在色々変えてますが、それを以って日韓併合を違法とする動きが明確化してきています
        元々憲法自体に臨時政府(どこの?)からの継続性謳っていますが、それをより一層鮮明に打ち出すとともに、日韓併合自体の違法性(朝鮮人だけの考え方ですが)をより訴えというか、国際社会で又喚く様になるでしょう
        今回の判決の中に、違法な併合期なのでその期間の取り決めは全て違法(かなり意訳)的に書かれています、ここは核心の一つだと思いますが、マスゴミなどは一切報じていないのでまだまだ日本人の朝鮮への認識は甘いままでしょう
        正直今回の判決などを見て朝鮮人とは同じ世界に住めないことを改めて実感しました、同時に変わってきたとはいえ日本は存続出来るのか甚だ怪しく思えてきます
        今回安倍首相の国会での「募集の工員だった」発言は、朝鮮人の都合のいい捏造への対応策として非常にポイントが高かったと思います
        従来の○○で解決済み、という対応は、日本は酷い事をしたけどすでに賠償などで対応済みである、という形で日本は悪事を働いたと認識されてしまいます
        その点元々の問題への言及である徴用ではなく募集である、という発言は従来の日本外交から一歩進んだ対応だと思います
        ここで南朝鮮に無為に時間を与えるのではなく、先に制裁(まったく別の理由付けで行うべき、例えば国内外国人犯罪の増加でビザ復活とか指紋押捺とかの様に、表向き今回件とは関係ない形で制限を加え更に反日に狂わせる)をするか、せめて南朝鮮政府としての対応を期日付きで迫る(期限を設ける事によってその後制裁する口実になる)くらいはして欲しいところ、というかすべきでしょう
        松本みたいなのは同和利権のチンピラですから、記者への恫喝ならできても国家単位で強気な交渉なんて出来るはずないですよ、所詮暴力恫喝レベルの事しか出来ないハングレですから

        • もう生理的にムリ様

          コメントいただきありがとうございます。

           "松本みたいなのは~” 確かにそうかもしれません、不遜な態度で溜飲を下げるのでは相手と同じレベルになってしまいます。いかなる場合であっても品を失わないのが日本の美徳で目指すべき姿であるならば、冷静に適切な正論を繰り返す菅官房長官や河野外務大臣、安倍総理の対応の方が正解であり、政府のこれまでの対応にはとても安心感が持てます。
           翻ってもし仮にこれが民主党政権の時代であったらと思うとぞっとします。被告企業に判決を受け入れるよう求めたり(賠償金は税金で補填とか)韓国が求める救済基金設立に色々と協力したりと、真の正義を貫けなかったのではないでしょうか?
           「事は韓国の国内問題で韓国政府が解決すべきものである」と強く繰り返し主張すればよく、判決の問題点に対する指摘、抗議のほか日本側が政府にしろ民間(被告)企業にしろ何かしらの対応が出来るるものではないしするべきものでもない。この道理を守り続けるのが正解と考えます。
           その中で日本企業等が何かしら不利益を蒙るような事があるならば、しっかりと制裁措置を行えばよく、ニューヨークでの韓国系銀行支店の送金業務停止とか、チェックメイト感が漂う情報ばかり目に付く中で韓国経済・政権の崩壊とその結果としての難民の流入などが心配されるばかりです。
           日本はこれまで中国や韓国に配慮をし過ぎました。自分たちと同様にこちらが思いやれば相手も相応の配慮をしてくれるというのは幻想でしかありませんでした。誤解が生じないように相手にしっかりと伝わるように表現する、現状は口撃を続けるのが正解だと思います。

           なお、もう生理的にムリ様がおっしゃる、対応について期日期限を通知するというのは次のアクションを考えると正解だと思います。日本側からの制裁手段は色々あるのですから、基本は徐々に段階的に、時に強烈にやれば良いのです。

  • 第三者は人権を侵害しているかのように見える方を悪にする事で自分が人権主義者であると悦に浸りたがります。大部分の人は実際にはfactに興味はありません。確かに日本は情報戦下手ですが、相手が人権を武器にしている以上明らかに不利です。
    慰安婦問題について視点を変えてみましょう。自称元慰安婦は詐欺師だけでなく、普通の売春愚だった人も多かれ少なかれ強制連行や性奴隷という酷い嘘の記憶を挺対協や人権家に刷り込まれてます。人間は辛い記憶でも時間や適切な精神ケアで心の傷は癒える生き物です。しかし挺対協や人権家は自分の利益のために、ケアどころかより酷い嘘の記憶の植え付けという重度の人権侵害を現在進行形で行っています。
    日本側の人権主義者はこの人権侵害を糾弾し、その過程でかの国の嘘を世界に訴えて行くべきです。

  • < 更新ありがとうございます。

    < 最近、私事ですが気分が優れません(笑)。何かって?日韓関係です。ホントに最悪のスパイラルに嵌ってしまい、このままじゃ日本も無傷という訳に行かないのじゃないかと思うのです。

    < 何も昨年今年でしくじった事は無い。むしろ毅然として安倍総理大臣はじめ内閣は上手くやっていると思いますが、悪知恵働く韓国には、どうしても言いがかり、難癖を付けられる。コレが如何にも腹の虫が治らない。

    < 文は昨日の2019年施政演説で、徴用工裁判の件に何も触れなかったそうです。また自国を取り巻く大国、米、中、露、および北についてはそれぞれ方針を出したものの、日本については直接言及無し。舐めすぎやぞッ 怒!

    < 日本を無視する作戦ですか。いや、逆に言えば何の手も打てないんでしょう。日本を落とし入れる悪さばかりしているから、下手にクチは出せないか。でも外国勢も皆、日本が正しいと言う認識ばかりではありません。

    < 『やはり日本は怪しい部分があるのではないか』『韓国が執拗に言うのは訳があるのではないか』そこまで行かずとも、『日本と韓国はなぜ仲が悪いのか?』と感じるでしょう。

    < 徴用工裁判にしても慰安婦像にしても日本と韓国は国として条約を結んだ話。それを全部破る『非合法組織 韓国政府』。世界に発信した上で、制裁を加える必要あり。どうせ韓国は何も動けない。

    < 彼等に天誅を与えるべきです。躊躇してはいけない、経済、観光、貿易、文化、あらゆる付き合いを減らせば(シャットアウトすれば)勝手に死んでくれる。

    < 日本も韓国が動かないなら、機先を制して早急に動くべきです。言い放題になるだけ。成敗してくれる‼︎

    • 私が日本人の悪癖だと思っていることは、「正しく生きていれば周りはちゃんと評価してくれる」という考え方です。これ、国内限定ですら怪しいですよね。自分が周囲の人々の一人一人をどれ程つぶさに観察し、公正な評価に努めているのか、と。他人には大した関心を払っていないくせに、なぜ他人は自分のことをちゃんと評価してくれると思い込めるのか。アピールという労苦を払わずして、無償で他人からの評価が得られると思い込む根拠が分かりません。

      これを外交でやらかす、国際ビジネスでもやらかす、何度痛い目に遭っても学習しない、脳に欠陥があるんじゃないかと思うくらい、学習しない。今回の一件も、「これで韓国が国と国との約束をまもれないということが、国際社会でも明らかになった!!!」とか楽観するのも大概にしておけ、と。日韓基本条約なんぞ、だれが知るのかと、誰がわざわざ調べてくれるのか、と。

      めがねのおやじ様がご懸念の通り、日本以外に日韓関係に詳しい諸外国なんてありませんから、良くて「どっちもどっち」、普通は小国を責める大国が悪者にされます。エドワード・ルトワックの言う「パラドキシカル・ロジック(逆説的論理)」です。だから、日本の対韓戦略においては、リソースの多くを国際社会へのアピールに費やす必要があります。むしろ韓国本体には何を言っても無駄ですから、交渉などせずに兵糧攻めすればいいのです。

      • https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181101/k10011695101000.html
        「徴用工」判決 在外公館通じ各国政府に説明するよう指示 外相

        河野太郎外務大臣が、国際社会へのアピールを開始してくれました。
        画期的と言える行動力です。
        正直、ここまで仕事のできる政治家だとは思っていませんでした。
        今夜はよく眠れそうです。

    • 文大統領が演説で徴用工裁判に触れなかったのは本気で何も考えていなかったからだと思いますよ?韓国における無視は罵倒する事です。日本的な無視をしては相手の意見を受け入れた事になりかねないのでやりません。逆に言えば日本が韓国を無視すると付け上がるので注意が必要です。

      それとこれは個人的な感傷なのですが、韓国が約束を守らず、道理も弁えないからと言って、日本も『うまく』立ち回るべきだとは思いたくないのですよね。相手が卑怯なだけで自分がやった事は変わりありません。幾らでも湧いてくるゴミを拾うように無駄に思えても価値があると思うんです。それは誰かに評価してもらうためじゃなくて徹頭徹尾自分のためだと思うんです。自分のための誠実さが回り回ってほんの少しだけ報われる。そんな最後の命綱になれば十分だと思っています。あまり普通じゃないのは分かっているのですが、韓国程度の小者のために捨てたくないです。

      捨てたとしても悪賢く立ち回れるような国だとは思えないというのもあります。ならば中途半端に小狡く立ち回るより突き抜けた方が良いと私は思うんです。とは言え甘い対応と誠実な対応は別物です。相手と真摯に向き合う事が誠実さです。残念ながら日本は韓国に真摯に向き合って来ませんでした。相手を理解しようともせず甘い対応を繰り返してきた結果が断交二歩手前な現状だと思います。

      誠実さが報われない訳じゃないと言う事を私は知っています。不平等条約であろうと約束を守ったからこそ日露戦争の戦費を賄うことができました。パテント料を戦中も払おうとしたからこそ日本という国が残り、GHQの方針を捻じ曲げて戦後復興の道が開かれました。エルトゥールル号はトルコ航空による邦人救出に繋がりました。他にも幾らでもあります。裏切られる事も多いです。ですがそれでも、と私は言いたいですし、誇れる日本であって欲しいのです。

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