日本がパリ五輪「メダルランキング」でまだ一位を維持

一部の読者の方からは「あほらしい」とお叱りを受けた、「日本がメダルランキングで瞬間的に世界一になった」とする話題に続きがありました。本日時点で確認しても、やはりメダルランキングでトップを続けています。ただし、著者自身としてはメダル数がどうあれ、日本選手にはフェアプレイに徹し、正々堂々と実力を出し切っていただきたいと思う次第です。

いったいどういうことでしょうか。

現在行われているパリ五輪を巡り、先日の『日本が瞬間的に「メダルリーグ一位」記録=パリ五輪で』では、日本が金メダル数で世界トップに立った、とする話題を取り上げました。

一部の読者の方からは「あほらしい」、「しょっぱなに金メダル取った国が1位になるのは当たり前」というお叱りもいただきましたが(笑)、その「あほらしい(?)話題」に続きがありました。

パリ五輪の『メダル・テーブル』によると、日本時間7月31日午前8時55分時点で、やはり日本が金メダルが7個でトップに立っているのです。日本は銀2個、銅4個なので、合計メダル数は13個です。

一方、2位の中国はメダル数こそ14個で日本を抜いていますが、その内訳は金6個、銀6、銅2であるため、リーグ上は日本よりひとつ下であり、3位の豪州は金6で中国と並んでいるものの、銀4、銅1なので合計メダル数は11個です。

もちろん、瞬間的なメダル数を見て喜ぶのは、それこそ「あほらしい」話題だとまた叱られるかもしれません。

ただ、メダルがアスリートたちの努力の成果であることを思い出しておくと、日本の選手たちが多くのメダルを獲得したことを「あほらしい」と表現すること自体、著者としては大いなる違和感を覚える次第です。

いずれにせよ、「メダルの数」が多ければ多いほど良いことは間違いないにせよ、著者自身としては日本選手団にはフェアプレイに徹し、スポーツマンシップにのっとり、ルールに従い正々堂々と勝負していただきたいと思いますし、悔いは残らなぬよう、実力を出し切っていただきたいと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    日本がメダル数でトップ。「すばらしい」とは思いますが、「あほらしい」とは全然思いませんけどね。

  2. はるちゃん より:

    >日本選手団にはフェアプレイに徹し、スポーツマンシップにのっとり、ルールに従い正々堂々と勝負していただきたいと思います

    そうですね。負けたからといって大声で泣きわめくような見苦しい姿は見せないようお願いしたいですね。

  3. めがねのおやじ より:

    金7個!銀2個、銅4個、計13個(31日12時現在)。凄く頑張っている日本勢!「あほらしい」やなしに「素晴らしい」。

    ところでパリ五輪は旧式のエッフェル塔に五輪ロゴマークを付け、汚い?と言われるセーヌ川も活用する。2021年東京大会では豪勢な新国立競技場を作ったり(2度行きました)、インフラを整備した日本。コロナ禍だったから対策の意味もあったのでしょうが、ちょいと金を使い過ぎな気がします(笑)。

    1. KN より:

      あの道頓堀よりも汚いと言われるセーヌ川で、無事?トライアスロンが実施されるそうです。どんな地獄絵図が展開されるのか。処理水を批判していた環境活動家は批判しないのでしょうか。

      https://news.yahoo.co.jp/articles/7a55152380354e3f923821e68478c56e71954f7a
      https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/triathlon/news/202407300000808.html

      1. めがねのおやじ より:

        KN様
        環境活動家が批判しないのは、カネにならんからでしょう( 一一)。日本は体面にも拘る。日本は万事、批判や中傷、言いがかり並みのクレームにも応対し過ぎですから。

  4. 伊江太 より:

    かつてメダル獲得数で話題になったのが、ロンドン五輪の際の英国でした。いきなりスポーツ大国の座に躍り出て、世界を驚かせました。単なるホームアドバンテージのフロックじゃなかったのは、その後の五輪、今回のパリでも見せつけられています。

    やはり、一旦国家レベルでスポーツ振興政策を実施すると、後々までその成果が持続するというのが、今回の日本のメダル獲得数にも現われて前半はいうことかも知れません。

    その意味でちょっと注目しているのが、チャイナと米国の成績です。

    前半はダントツにメダルを獲得しまくるのがチャイナということになっていたチャイナですが、何だかぱっとしませんね。

    米国のメダル獲得数は、後半陸上競技が始まると急増してくるのが、これまでのパターンですが、それにしても、ここまで金メダル数では上位5カ国にも入っていないのは、どうしてなんでしょうね。

    両国の経済じり貧がこんなところにも影を落としているような気がするんですが。

    それにしても、中継を見ていたわけじゃないんですが、今回の開会式はひどいもんだったようですね。それに低炭素五輪なんて銘打って、お粗末極まりない選手村の食事、この暑い中、選手の居室にも競技場への送迎バスにもエアコンなしだなんて。おそらく史上最悪の五輪という烙印を押されそうな気がしますね。

    伝統的価値を冷笑するポリコレ的屁理屈、移民包摂の多文化主義、環境マフィアに乗っ取られた、フランスという国の、劣化をまざまざと見せつけられているような気がします。

    1. 伊江太 より:

      文章を見返す前に、ウッカリ送信ボタンを押してしまいました。

      今回の日本のメダル獲得数にも現われて前半はいうことかも知れません。
      →今回の日本のメダル獲得数にも現われているということかも知れません。

      前半はダントツにメダルを獲得しまくるのがチャイナということに
      →前半はダントツにメダルを獲得しまくるということに

      に、それぞれ訂正させて下さい。

  5. KA より:

    とりあえずシュクショしといた私はもっとアホ?

  6. 雪だんご より:

    アスリートが頑張っているのを見るのはやはり素直に楽しいし、
    政治的な事情が垣間見えるのもそれはそれで黒い楽しみになる。

    個人的には今大会唯一オーバーエイジ(24歳以上の選手を数名加入させられる)制度を
    使わなかった日本代表サッカーチームが大躍進を遂げているのを見て、感慨深いです。
    私が子供の頃は「キャプテン翼」が連載中で、「ワールドカップって何?」
    「日本、またワールドカップに出られなかったよ」と作中でも現実でも言われていたので、
    時代も世界も変われば変わるものだ……と色々な感情を揺さぶられます。

    1. ラムダ より:

      サッカーあまり知らない人からしたら
      オリンピックは注目されているけど、ワールドカップは注目されてなかった

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