自称元慰安婦問題は韓国が長年つき続けて来た壮大なウソの体系のようなものですが、いまさら「虚偽でした」と認めるのが難しいという事情はあるとはいえ、最終的には韓国人自身がこの問題に立ち向かわなければなりません。ただ、韓国では「慰安婦は売春をしていた」などとする事実を述べただけで、教授が送検され、懲戒処分を受けたりするようです。
目次
ウソツキは事実を嫌う
「ウソツキは事実を嫌う」――。
これは、昔からの鉄則のひとつです。
「一度でもウソをついたら、収拾がつかなくなってしまい、延々ウソをつき続けるしかない」、といった事例は、実社会では案外よくみかけます。というのも、そのウソを認めることになれば、そのウソをついていた者や社、国などが、立場を失うことすらあるからです。
こうしたなか、当ウェブサイトではしばしば、「うそのしんぶん」というキーワードを取り上げてきました。
グーグルなどの検索エンジンで「usonoshinbun」、「うそのしんぶん」、などと入力していただくと、とある大手全国紙がトップに表示されるという現象が、かなり以前から観察されます(もっとも、閲覧しているウェブブラウザや端末などによっても微妙な違いはあるようですが…)。
この新聞がどうして検索エンジンから「うそのしんぶん」と認識されてしまったのかについては、正直、よくわかりません。ただ、検索エンジンは私たち一般のユーザーが検索しているワードを有機的に関連付けて検索結果を表示しているともいわれています(多くの場合、詳細なプロセスは非開示だそうです)。
想像するに、多くの人がその新聞の過去の特定の報道記事を「虚偽だ」と認識していて、それを検索エンジンも敏感に感じ取っているのかもしれません。
自称元慰安婦問題はウソだらけ
さて、こうした「ウソ」という意味で、私たち日本人がもっと怒らなければならないものがあるとしたら、そのひとつは「自称元慰安婦問題」でしょう。
これは、戦時中に、おもに朝鮮人少女が日本軍により、組織的に戦場に拉致・連行され、性的奴隷として酷使されたとする「事件」であり、一説によると「被害者」は20万人ともされています。
ただ、冷静に考えていくと、これもおかしな話です。
まず、日本軍が組織的に強制連行したとされるわりに、そのような物的証拠は現時点までにまったく発見されておらず、命令書の1枚も残っていないのです。これを自称元慰安婦やその支援者らは「日本軍が証拠をすべて燃やした」、などと述べているようですが、さすがにこの言い分にはかなりの無理があります。
続いて「20万人の少女」という言い分も、なかなかに理解しがたいものです。この人数は、当時の朝鮮半島の人口(約2000万人)の1%に相当し、人口の半分が女性だとすれば、朝鮮半島の女性の2%が慰安婦として強制連行された計算となるからです。
もしも日本軍による「性的奴隷」説が事実だったとすれば、日韓混血児がたくさん生まれていても不思議ではありません。
ラムザイヤー教授の仕事の価値
現実にベトナム戦争当時、派遣された韓国軍が現地で女性に暴行した結果、いわゆる「ライダイハン」と呼ばれる、数多くの混血児が生まれていたという事実と比べれば、やはりこれは不自然と言わざるを得ません。
さらに、自称元慰安婦らの「証言」もデタラメで、その当時の年齢などに照らし、彼女らが「性的奴隷」として使役されていたのは「まだ日本軍が侵攻していなかったはずの時期」であったり、「日本が敗戦した後の時期」であったりします。
こうした客観的事実を丁寧に集め、結果として自称元慰安婦らの多くが「強制連行された性的奴隷」ではなく、「単なる売春婦」だった可能性が高いとする研究は、じつは、すでにいくつか出始めています。
『韓国紙、ラムザイヤー氏反論を妄言・歪曲と決めつける』などを含め、当ウェブサイトでもしばしば引用してきた、ハーバード・ロースクールのJ・マーク・ラムザイヤー教授(日本法学)による慰安婦研究などが、その典型例でしょう。
これに関しては昨年末に刊行された『慰安婦性奴隷説を ラムザイヤー教授が完全論破』という書籍にまとめられているのですが、こうした客観的な証拠に基づく議論は、自称元慰安婦問題を事実と主張する者たちにとっては大変に都合が悪いものです。
だからこそ、ウソツキは事実を敵視するのではないでしょうか。
自称元慰安婦問題は「水戸黄門の印籠」だった
こうしたなかで、慰安婦問題(正しくは「自称元慰安婦問題」)をもっとも謳歌してきた国が、「被害者」を騙る韓国です。
これを水戸黄門の印籠よろしく持ち出せば、「あの日本」が自分たちに頭を下げて誤ってくれるわけですから、韓国にとって慰安婦問題は、楽しくて仕方がない娯楽であり、謝罪利権そのものだったのでしょう。
なにせ、この問題が日韓間で本格的に外交問題化した時期、韓国はまだ発展途上国であり、日本は世界で2番目の経済大国でした。たとえば世銀データによると、1990年のGDPは韓国が2834億ドルだったのに対し、日本のそれは3兆1328億ドルで、10倍以上の開きがあったのです。
また、当時、日本製品は全世界を席巻しており、日本人は全世界で尊敬されており、これに対し韓国は世界であまり存在感を示していませんでしたが、そんな圧倒的に強い日本が韓国に頭を下げてお詫びしてくれる姿は、自分たちが「被害者」という利権の保有者であることを、韓国人に強く認識させたことは想像に難くありません。
事実を指摘したら送検される国
だからこそ、事実という「武器」で殴られることを、韓国は国を挙げて恐れているのかもしれません。
そうした証拠のひとつでしょうか、韓国メディア『中央日報』(日本語版)が7日に配信したこんな記事が目に付きました。
「慰安婦は自発的売春」韓国の教授…検察に送検
―――2024/02/07 08:26付 Yahoo!ニュースより【中央日報配信】
韓国で「日本軍慰安婦被害者」(※自称元慰安婦の間違い)を「自発的に売春をした」、という趣旨の発言を行い、自称元慰安婦の名誉を傷つけたとして、大学教授が「起訴された」(※原文ママ)というのです。
具体的には、ソウルの東大門(とうだいもん)警察署が6日、慶煕(けいき)大学校哲学科の教授をソウル北部地検に名誉棄損容疑で不拘束送検したと明らかにした、などとしています。
このあたり、記事内で、「起訴された」のか、「送検された」のかを巡っては、記事のなかでも表記の混乱があるのですが、記事全体から判断するに、現時点ではまだ起訴まではされていないにせよ、警察当局がこの教授を送検したことは間違いなさそうです。
記事によると、「被害者」(※自称元慰安婦の事でしょうか?)がこの教授に対する直接的な処罰の意志を示したこと、警察側が講義録の音声ファイルなどの証拠目録を調べた結果、「犯罪疑惑点が認められる」と判断したこと――などが、今回の送検容疑だそうです。
なんだか、相変わらず凄い話です。
韓国人自身が自分たちのウソにどう向き合うか
しかも、話はそれだけではありません。
教授が所属する大学では、先月11日に教授に対する懲戒委員会を開いており、その結果は今週中にも発表され、予想では譴責(けんせき)またはそれ以上になるものとみられる、などとも記載されています。
この教授はまた、今月定年退官するものの、「在職中に懲戒を受ける場合は名誉教授推薦から除外する」とする学校の規定により、「名誉教授にはなれないこと」が確定した、などとしています。
ただ、この問題は結局のところ、韓国国民が自称元慰安婦問題という「自分たちがついてきたウソ」に向き合えるかどうか、という論点でもあります。少なくとも韓国ではウソをウソと指摘する自由もなく、また、学問の自由もない、などと疑われても仕方がないからです。
いちおう、日韓両政府間では、この問題は2015年12月28日の慰安婦合意で「最終的かつ不可逆的に」解決済みであるため(※韓国側がこの合意を破っているという問題点はありますが)、この問題を今後は「印籠」として用いることはできません(し、それを許してもなりません)。
このため、正直、私たち日本国民が韓国国内の話に首を突っ込むのは筋違いでもあります。自称元慰安婦問題は、韓国国民自身がどう解決していくのかという論点でもあるからです。
学問の自由を否定したり、客観的事実から判明する考察を述べたら罰せられたりする社会は、どう考えても異常であり、科学の否定そのものでしょう。
そして、科学を否定する者、社会、国に待つ未来は、決して明るいものではないということも、また、間違いありません。
なお、韓国による事実の歪曲については、より一層、強く反撃し続ける必要があることは、改めて指摘するまでもないでしょう。
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「帝国の慰安婦」の裁判では正しい判断がされた
頭がおかしい裁判官・メディアはどの国にも存在する
※隣国は極端におかしい人の割合が多いイメージがあるが…
読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231027-OYT1T50122/
素朴な疑問ですけど、朝日新聞は、「自称元慰安婦問題を否定発言して、送検された」ことを、どう報道するのでしょうか。
蛇足ですが、朝日新聞ソウル支局長も、朝日新聞の責任として、同じ容疑で送検されるべきではないでしょうか。
毎度、ばかばかしいお話を。
朝日新聞:「韓国で自称元慰安婦問題が起きるたびに、過去の朝日新聞の誤報が掘り起こされる」
これって、笑い話ですか。
従軍慰安婦については、その存在そのものを否定することは出来ないと思います。ただ同様に”進駐軍慰安婦”なるものも、存在したことも否定できません。
ただその過程が、”強制”を伴ったものなのか自発的なものなのか、仮に”強制”があったとすればそれが日本の軍によってなされたのか、民間施設によるものなのか、朝鮮人女衒によるものなのか、またまた慰安婦親族によるものか等は、きちんと議論されなければなりません。
李容洙の発言が首尾一貫しないことは有名ですが、それらを踏まえて、”真実”らしきものは何か、をきちんと研究し、その原因を解明していくべきでしょう。
残念ながら、韓国では”ネロナンブル”が当たり前で、自分たちが”被害者”であれば事実解明をせずに追求のみに懸命で、”加害者”であれば知らんぷりをするようです。
こんな国は相手にはしない、間違っても手を組まない、というのがあるべき外交ではないでしょうか。
>その存在そのものを否定することは出来ない
勝新太郎の映画に「兵隊やくざ」シリーズがあるけど、映画の中で慰安婦が出てくるね。(嵯峨美智子がやってた)
あの映画が上映されていたころはまだ戦争経験のある人がいっぱいいて何の違和感もなく映画を見ていたんじゃないかな。
慰安婦というのはハイリスクハイリターン。
前借を返済して早く自由の身になりたい娼婦が多かったんじゃないか?
森光子が日経の「私の履歴書」に、戦中に戦地慰問で同じ船に乗り合わせた慰安婦の一団の着物があまりに高級で驚いたと書いていた。
着物には素人が見てもわからないが、玄人がみればわかる超高額品がある。そういうものを着ていられるほどの実入りだったのだろう。
韓国は国そのものが嘘と妄想で出来た捏造立国。
私はなぜ今になって慰安婦問題が論じられるようになったかと言う点について書きます。
韓国側は65年の条約交渉時には(現)おばあさんたちは恥ずかしくて申し出られなかったといいます。ただ、それは嘘で恥ずかしかったのは韓国自身だったのです。有名な話ですが当時韓国はその時点で慰安婦制度を実際に運用してたのです。韓国軍や米軍に対して慰安婦がいた状況で日本軍の慰安婦のことを言いたてても、その恥を晒すだけだから言えなかったのです。
その後、軍に対する慰安婦なども廃れ、伝統的な観光資源であったキーセンも下火になったことでやっと日本に対して慰安婦について言えるようになったということです。
そもそも売春に関係するものは日韓双方に伝統的に有りました。日本には吉原に代表されるようなものが有りました。女性の身体を売り物にするわけで、現代的に褒められた話ではないですが、それでも、文化といえるだけのものにはなっています。韓国には身分としてのキーセンがあったようですね。これが伝統的にどのようなものかよく知りませんですが、多分慰安婦はキーセンに近いものだったとの想像ができます。そう考える根拠は「慰安婦」なるものが、韓国と併合された時代にだけ日本にあって、戦後は程なくして売春として禁じられたのに対し、韓国では長くその仕組みが維持されていたことです。
日本人にとって「慰安婦」と言われても口ぽかーんだったのが、韓国側が用意周到に対応して現代の問題が作り出されてしまったのですが、その日本の失策、韓国の成功の要因がそもそもの伝統の蓄積による知識の差というのが妥当でしょう
>有名な話ですが当時韓国はその時点で慰安婦制度を実際に運用してたのです。
女性を補給品呼ばわりし実際に補給品同然の扱いをした,つまりドラム缶のようなサイズと形の鉄製入れ物(蓋はもちろん無し)に米軍&韓国軍向け慰安婦を1人ずつ詰めてトラックに乗せて運んだ有名な第五種(または第五)補給品の件ですね.(第一種~第四種の補給品とは,確か(以下は順不同),燃料・弾薬・食糧・雑貨(医薬品,衣類,日用雑貨等)のこと)
ところで,以前はこの第五種補給品と思われる画像,つまり女性を1人ずつ実際にドラム缶に詰めてトラックの荷台に積んである写真の画像が確かにネット上に幾つかあり目にした記憶があるのですが,今,確認するとGoogleで「第五種補給品」で画像検索しても出て来ないようですが,どなたか現在でも見られる第五種補給品の画像を御存知ですか?
朴槿恵元大統領が「ダディ!クール!」って言ってる構図のアレですかね?
【参考】
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/cat_790443.html
『在日朝鮮人から見た韓国の新聞』
ブログ主は2018年すでに死去しているので、更新もされていない単なるアーカイブですが、立場の異なる甲乙の主張ではなく、内部告発に近い視点で書かれている内容です。
リンクは、その中でも「慰安婦」というタグでの一覧です。
慰安婦という群ではなく、1人1人について(場合によっては直接面談までして)1次資料の証言を念押しした上での分析考証。
イービルな人たちの行動や考え方に近付くと、
「深淵を覗くと、深淵からも覗かれる」
みたいな面があるので、ビギナーにはあんまりお奨めしませんが、
「韓国での反日意見は嘘ばかり」
と韓国人の立場から論証しているサイトなので、鵜呑みにしたり逆上したりする前に、とりま読んでおくくらいの役には立つと思います。
韓国が”従軍慰安婦”を始めとする「反日」と言う”宗教”を捨てられる日はまだまだ
遠いでしょう。ひょっとしたら永遠にしがみつき続けるかも知れません。
厄介なのは、その反日と言う”宗教”は韓国特有ではない事。中国だけでなく、欧米も
(恐らくは自分達の有色人種差別や植民地主義をごまかす為に)「第二次世界大戦の日本は
悪だった!これは絶対に譲らないぞ!」と言う態度を取り続けている事。
日本がアメリカと同等以上の超大国にならない限りは、世界の主力国家に
「間違っていました、すみません」と言わせるのは無理でしょう。
ただし、オールドメディアが死滅した時代になれば日本国内では「自虐史観」も一掃され、
欧米も顔をしかめつつも日本国内の世論には文句をつけない様になるかも知れません。
早くそういう時代を見てみたいものですね。
まず、判決だあ 警察だあ 検察だあ とかいっても
それが日本や先進国とはまるでレベルを異にする
韓国みたいなところでのものであるのに
あたかも同じように扱って報じている
日本の韓流汚染メディアはその点で
印象操作でアウトなものだと認識しています。
そうしたなかで、韓流らしい
「警察」と名乗るものの汚れた行為には
所詮韓流はそんなもんなんだとだけの受け止めです。
私ががとても感心するのは
そんな魑魅魍魎の韓流の地にあって
とてもたいへんだろうに真実を主張している
教授には心から尊敬し敬意を表します。
教授は嘘捏造で謝罪と金品たかる自国の姿勢に
本物の愛国心から韓国がまともな国としての
ありように変わってほしいととの信念に基づいて
とてるもない邪な圧力に屈しない行動であるからです。
今はお情けで一応独立国家である韓国さんですが
有史以来ほぼ中国の属国の魑魅魍魎の地でした。
まあ日本でも、平和な江戸時代にも
山賊追い剥ぎはいたのですが、
そんならの集団の中では
江戸のしくみを口先で模倣して
正義だお裁きだとほざいていたのと
レベル的には同じようなものだとは考えます。
そんな地において、勇気を持って
真実を譲らない教授を尊敬するのですが
それに引き換え、
この言論の富に自由なこの日本なのに
自国のそんな恥ずかしい姿勢を知りながら
非難しないどころか、
「自称従軍慰安婦像撒き散らし組」活動をしている
韓流さんや、日本社会で沈殿物のような
自らの存在を反省し改善の努力をするのではなく
韓流捏造に加担してしまっている どぶサヨの人たちを
正しく軽蔑せざるを得ません。
管理人は財務省と同じくらい韓国を批判することが常態化していますが、批判すべき対象は「韓国」ではなく、「韓国、朝鮮人」とすべきではないでしょうか。管理人は在日韓国朝鮮人の直接的な批判をこれまで滅多にしませんでしたし、統一教会の問題もほとんど取り上げようとはしませんでしたが、問題の根本は半島人の資質にあると考えます。要するに朝鮮半島人が愚劣で卑怯なのです。李氏朝鮮が仏教を排斥して国内から宗教施設を一掃した結果かもしれませんが、哀れな国民性が染み付いて今に至っております。軍艦島でも韓国朝鮮人の虚言癖は枚挙にいとまがありません。
私は、こういう話が出る度に、在日の連中の率直な意見が知りたく思います。同時に、何故、日本人は在日に彼等の意見を尋ねないのか不思議に思います。在日が先頭に立って慰安婦の真実を世界に発信すべきであり、それが彼等の日本に対する最低限の恩返しになるはずだからです。