JALの事故機の機長は最後まで機内に留まり、逃げ遅れた乗客の脱出を支援したそうです。沈みゆくフェリーで真っ先に船長が逃げ出したという事例とは対照的ですが、今回のJAL機の乗務員の動き方に加え、乗客が協力的だったことが、まさに奇跡の18分の大きな要因なのでしょう。
目次
信頼が失墜しているのはどちらですか?
今朝の『新聞記者、JALに対し「御社の信頼に関わる」と糾弾』では、2日に羽田空港で発生した、JAL機と海保機の衝突事件を巡って、大手新聞の記者がJAL側に対し、「御社の信頼にかかわる問題だ」、などと詰め寄った、とする話題を取り上げました。
呆れて物が言えないとは、このことかもしれません。
「社としての信頼が地に堕ちている」のは、この場合、質問をした記者が所属している新聞社の方だからです。相次ぐ誤報、捏造報道に加え、科学やエビデンスを否定したりする記事を何度も掲載し、社会的に批判され、冷笑を浴びていることを、この記者は意識しているのでしょうか?
それはともかく、X(旧ツイッター)上でも取り上げた話題について、当ウェブサイト側で取り上げていなかったものがあるで、これについてフォローアップしておきます。
朝日新聞はこの映像を流すことで何を伝えようとしたのか
朝日新聞デジタルの公式アカウントによる、2日午後10時25分付のポストですが、海保機と衝突した直後と見られる、JAL機内で乗客が撮影した動画が取り上げられています。
子供の声で「早く出してください」、「開ければいいじゃないですか」、などとする大きな声も入っており、その前後に大人の声で「開ければいいじゃない」、などとする小声のささやきも確認できます。もしかして、親が自分の子供にそう叫ばせたのでしょうか?
もちろん、窓の外で火が見え、機内に煙も充満し始めているなかで、恐怖心にかられるのは当然のことでしょう。
ただ、今回の事故機・A350の全高は17.05メートルだそうですが(※JALのウェブサイト参照)、脱出スライドなどの準備が終わらないうちに迂闊に扉を開けたら、転落して負傷するかもしれませんし、炎上している箇所で扉を開けると危険です。
なにより、この映像を見て、「やっぱり飛行機は怖い」という印象を植え付けることになるのだとすれば、それこそ報道が社会を歪めることにつながりかねません。
正直、朝日新聞はこの映像をXにポストすることで、いったい何を世間に伝えようとしたのか、理解に苦しみます。「航空機事故に遭遇したら、冷静に乗務員の指示に従え」、「何も物を持たずに脱出せよ」と、どうして報じることができないのでしょうか?
理解に苦しみます。
CNNがJALの乗員の対応を絶賛
これに対し、驚くことに、海外メディアは比較的冷静です。
当ウェブサイトでは今朝、英メディア『BBC』の “Japan Airlines: Hundreds survive after plane bursts into flames on Tokyo runway” という記事について取り上げたところですが、今回の脱出劇については世界的に見ても驚異的なものだったらしく、ほかにもCNNのこんな記事もありました。
「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事
―――2024.01.03 16:00 JST付 CNN.co.jpより
「40年前の参事」とは1985年、日航ジャンボジェットが墜落した事故のことを指しています。
CNNはこの事故について、「原因はJALではなく、ボーイングの技術者による修理の不備だった」と指摘したうえで、(BBCの記事にも出て来た)英クランフィールド大のグラハム・ブレイスウェイト教授によるこんなコメントを紹介しています。
「この事故の影響はJALに深く浸透している。日本のような文化の中で、彼らはグループとして責任を負い、二度とこうした事態を引き起こしてはならないと考えた。問題が起きた時は、何を教訓とすべきかに目を向ける。どんなことでも改善のチャンスとする」。
ブレイスウェイト教授の指摘通り、JALやJR西日本、雪印メグミルクといった、かつて大規模な事故を発生させた日本企業は、たいていの場合、責任を負い、後世に向けて教訓を引き継ごうとします(何か事故があっても決して反省も謝罪もしないのは、日本の場合、新聞、テレビ、官僚、野党くらいなものでしょう)。
乗客の対応も素晴らしかった
ただ、CNNは今回の事故について、乗員・乗客全員が脱出できた要因を、「乗客の行動」にもあったと述べます。
「JAL機の乗客は手荷物を全て残したまま避難した」。
「CNNの取材に応じた女性は、同機に搭乗していた夫が携帯電話だけを持って避難し、ほかの手荷物は全て機内に残してきたと証言した」。
これがいったいどれほど凄いことなのでしょうか。
CNNは「欧州航空大手のパイロット」のこんな発言を取り上げます。
「これはさまざまな航空会社や文化に共通する課題だ。中には自分の手荷物や所持品を、ほかの乗客の安全よりも優先する人がいる」。
つまり、もしも乗客がPCなどの手荷物を持って外に出ようとしたら、それだけで機内が渋滞し、脱出が遅れていた可能性があります。あれだけの大事故で、しかもほぼ満員の機内で、迅速に全員が脱出・生還したというのは、やはり素晴らしいことなのです。
最後まで残った機長
ただ、今回のJALの件で興味深い報道は、それだけではありません。
『乗りものニュース』に1月3日付で掲載された、航空ライターの松稔生氏が執筆した次の記事には、驚くことがいくつか書かれています。
羽田衝突事故 JAL機の「奇跡の18分」なぜ実現? 燃える“満席の大型機”から全員生還…その経緯
―――2024.01.03付 乗りものニュースより
松氏はJALの報道発表などをもとに、左右に4箇所ずつ・合計8箇所の出口のうち、安全に脱出できる出口を客室乗務員が判断し、3箇所から全員が脱出したと述べます。
そのうえで、「奇跡の18分」を巡り、松氏はJAL側のこんな趣旨の説明を引用します。
- パイロットは着陸接地後、突然の衝撃を察知。機体停止後、パイロットは当初、火災の認識はなかったが、CAからの報告をうけ、所定の手続きを踏んだうえ、脱出を指示した
- パイロットは脱出前の最終客室チェックをした際に、取り残されていた方も何名かいたため、機長がお客様に脱出するようご案内し脱出を確認したうえ、最終的に後方左側のドアから脱出した
すなわち、機長は誰よりも最後に機体を脱出した、というわけです。
このあたりは、じつに興味深い指摘です。
じつは、今朝も取り上げた『機長の告白―生還へのマニュアル』でも、「機長は誰よりも最後に期待を降りる」とする記述が出てきます。
どこかの国だと沈没する過積載のフェリーから真っ先に船長が逃げ出したという事例もあったようですが、今回のJAL機の機長は、まさに機長としての任務を最後まで果たした格好です。
ペットが助からなかった件をどう見るか
さて、今回の件を巡って、マスメディアはJALを批判したくて仕方がないようにも見受けられます。
とくに貨物室に預けられていたペットが助からなかったことに関し、JALを批判するメディアもありますが、もしもペットを客室に連れ込んでいたとしても、おそらくペットを連れて脱出することはできなかった可能性が濃厚です。
もしケージから出してペットを連れて行こうとすれば、ペットもパニックを起こす可能性もありますし、ケージ自体が大きな荷物ですので、ケージごと持ち出すことは不可能です。やはりペットが助からなかったことについては残念な話ですが、だからといってJALを糾弾するのは筋違いでしょう。
いずれにせよ、今回の件について、事故原因の調査はこれからの話ですし、私たち一般国民の立場としては、まずはその結果を待つのが正解であることだけは間違いないでしょう。
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その日航機にたまたま乗り合わせていたというゲンダイの記者の体験談がアップされていました。
「家族全員、死ぬかも…」衝突炎上したJAL機 恐怖と混乱の5時間…乗り合わせた本紙社員が振り返る
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f2b7ed6ed9dcbfd13e3928c787b887c2c2c1df2
とても迫力のある体験談でした。
概ね乗客は冷静に対応したようですが、飛行機が停止してからもなお「伏せてください」との指示が出ることに疑問を呈する人、燃える機体の近くに爆発を恐れて集合することを拒む人もいたそうで、係員の指示が合理的でないと感じたときには必ずしも指示に従うとは限らないのだろう、とも思いました。
別の話。ある有名人のツイートで、日本では海外と比べて手荷物を持ち込まずに預ける傾向が強く、それが脱出時の手荷物持ち出しのトラブルがなかった理由の一つではないかとの指摘がありました。
ただ、私の経験では国内便でも年末年始の繁忙期は手荷物持ち込はかなり多く、上の荷物棚に入りきれないことなどしょっちゅうでした。この時期のほぼ満席便でしたので推して知るべしと思います。
それでも手荷物持ち出しのトラブルが報告されていないのは、多くの人がそれを自制したからだと思います。
記者ではなくカメラマンでした。
生々しい事故の瞬間 脱出までの一部始終 日航機に搭乗していたSTV社員が証言
https://youtu.be/iBoAPEhFQB4
これもたまたま乗り合わせていたテレビ局社員のインタビューです。
番組の粗探し的質問に対して、誤解を生まないよう努めて事実を正しく伝えようとする姿勢が感じられました。
最後のマスコミの犯人捜しの動きを牽制する言葉が印象的でした。
これは全くの想像ですが、前に紹介した記事でも感じましたが、同じ危機を協力しあって乗り越えた人同士の絆のようなものが生まれているのではないかと思いました。
能登地震もそうですが、被災者・乗客と行政・航空会社の対立ではなく、危機を乗り越える共に協力する協働相手であるはずなのに、マスコミ報道にはその視点が欠けていると思います。
今は犯人捜しや行政攻撃ではなく、各者が力を合わせるために有効な報道をすべきと思います。
2012年に起きたイタリアの客船事故でしたか。船長が真っ先に逃げ出して、沿岸警備隊から船に戻るように言われても戻らなかったことがありましたね。
屑鉄として買い取った廃船を改悪して復元性を低下させた船で転覆事故を起こし、旅客に「船室に留まるよう」アナウンスして逃げたのが隣の国に居ましたナ
以前、海外旅行をした際、ツアー一行の中に、日航を定年で退職した方がおられ、夕食後の雑談の中でそのことを知った、という経験があります。
「この時期になると、御巣鷹の事故のことがどうしても頭に浮かびます」とのはなしになり、
「あの事故の原因は、ボーイングの整備ミスなんでしょう? 機長の勇敢で冷静な操縦あればこそ、わずかな人数だったとはいえ、助かった人があったのでは?」と水を向けても、
決して「我が意を得たり」みたいな対応をされなかったことが、印象に残りました。
「二度とあのような事故は起こさない」。それが日航という会社のDNAになっているんだろうなと感じた次第です。
日航機の事故は、令和6年能登地震の一部になっていると思います。
馳石川県知事が東京から石川県に帰る途中に、地震発生の知らせを聞いて政府に救援依頼をした。
それで、海上保安庁が羽田から救援機を送ろうとして日航機の事故につながったのです。
日航機は、火災発生の中で何とか犠牲者が出なかったのは幸いでしたが、海上保安庁は5人・能登地震による犠牲者は1月4日17時時点で80名を超えています。
故に今は事故にあわれた人の支援・追悼が優先されなけばならないと思う次第です。
乗員乗客379名、19分間で全員脱出!
これは「羽田の奇跡」と呼んでも差し支えないのではないか。
USエアウェイズ1549便不時着水事故(通称ハドソン川の奇跡)ではパイロットの即時判断と適切な操縦、CAの的確な誘導、全員脱出を見届ける機長の行動で155名全員無事生還が達成できた。
今回のJAL516便衝突炎上事故のライブ映像では機内の火のまわりが非常に速くこれで逃げ遅れなく全員無事はまさに奇跡。過去の不幸な事故の反省で毎年緊急脱出訓練を重ねていた成果ではあろうがパイロット、CA達乗員は称賛に値する避難誘導、全員脱出を見届ける責任感であったと思う。まさしくプロフェッショナル。
また、あの狭い満席の機内に火災の煙が回る事態に乗客もパニックにならず避難誘導に従ったのも全員無事の要因の一つ。不幸中の幸いだった。
追記 残念ながら海保機の乗員6名中5名死亡はいたましい事態だったが、一つ間違えば多数の犠牲者を出したかもしれないJAL機の全員生還は奇跡と呼びたい。
これ JALだったから 乗務員訓練度が高く脱出が最良の結果になったのだと思います。
もし、最小乗務員数で乗客詰込みのLCCであったり、派遣CA、外国機だったら こううまくは いかなかったでしょう。
命がかかることに 料金を惜しんではいけません。
隣国の航空会社の場合は、こうなります。
羽田空港滑走路上で火災
https://www.youtube.com/watch?v=QmdwhInibPY
その事故は、その後もじつに隣国らしい展開が・・・
大韓航空事故の 「ありえない対応」 多数の犠牲者が出ていた可能性 : J-CAST ニュース
https://www.j-cast.com/2016/05/30268261.html?p=all
>中央日報 (日本語版) が5月30日に配信したウェブ記事によれば、大韓航空の現職副機長は、今回のトラブル対応について 「(乗務員は) 全員が学んだ通り完璧に緊急脱出を実施した」 などとフェイスブック上で主張しているという。こうした投稿について、小林氏は 「マニュアル通りの対応ができていたとは全く思えません」 と驚いた様子で話していた。
このニュースは自分もよく覚えているけど、事故直後に複数の韓国メディアが 「乗務員の素晴らしい対応で全員無事だった」 という自画自賛記事を配信したけど、乗客がスマホで機内の様子を撮影していて、すぐに嘘がバレた。
それにしても、現職の副機長が事実とは正反対のことを堂々と主張するなんて、単に嘘つきというだけじゃなくて、認知に歪みがあって、現実を正しく認識できないんじゃないかとしか思えない。
韓国人が現実より観念を重んじるのは、ネットではよく儒教や朱子学のせいだと言われるけど、本当にそれだけなんだろうか?
ネット(X)上で盛り上がっていますね、ペット問題。
署名をしているとかいないとか。
個人的には動物は大好きですし、動物動画に癒されたりしています。
飼っていたペットが亡くなれば悲しいですしペットロスになります。
ペットを家族同然に考えている人の気持ちは十分に共感できます。
その上で「荷室のペットを助けろ」は違うと思います。
ペットは荷物扱いである以上、優先すべきは人命でありペットは人命の安全確保後に回収する荷物であるべきと考えます。
スターフライヤー便の一部で客室持ち込み可能とのことですが、非常時は緊急脱出不可との文言がありますし、そうあるべきと考えます。
家族同然であれば搭乗による家族(ペット)の体調変化は当然考慮するでしょうし、考慮しないのはエゴと思ってしまいます。
「ペットは載せないし乗せない」「旅行時はペットホテル」がこのような議論の答えなのではと思います。
以下蛇足。
ペット保険の元受会社は損害保険会社です。
いつか、諸悪の根源である財務省(この場合は金融庁)が生命保険会社に元受の認可をした時、ペットは家族になると思います(適当)
先ず、論点整理をしなくては。
日本人だけではないと思いますが、「自分の感情が正論のように物事を見る」のも人間の性情でしょうが、先ず、人間の動物への扱いについて考えてみたいですね。
自然界には、動物がいて、人間との関わり方に応じて、野生、家畜、便益(仮称)、愛玩、と分けて認識しているように見えます。便益とは、仮にそう呼んだのですが、盲導犬、警察犬、番犬、競争馬など。そして、愛玩動物が、別名、ペットと呼ばれて、最近大きなカテゴリーになっているようです。
野生動物は、野生動物保護法で扱い方が決められています。他の動物は、人間の所有物と見做されて、人間の所有物としての法律の規定で扱われるのではないかと思います。例えば、何か損害を与えれば、「器物」損壊として賠償しなければなりません。勿論、飼い主は、自分の所有物だから何をしても良いということではなく、動物虐待は罰せられます。
今のところ、知っている動物への扱い方は、こんな所だと思います。
つまり、人間との関わりに於いて、「野生」と、人間の「所有物」以外の分け方は今のところなくて、ペットという、ある個人によって「特別の愛玩をかけられているもの」だからと言って、特別に扱う法律は今の所ないのです。
自分にとって特別な犬だから、特別に機内に持ち込ませろ、なんて言ったら、特別に大事な家畜だから、機内に入れろ、と言う人に何と言って抗弁できるでしょうか?家畜と隣の座席なんて、ね。
どうしても、機内に持ち込みたいのなら、先ず、それを可能にする法律を作らなければなりませんね。
まあ、その時は、ペットの定義について、議論伯仲に、なるでしょうが。
さて、ペットが自分の命より大切と思っている方々は、何と定義するのでしょうか?
先ず、論点整理をしなくては。
日本人だけではないと思いますが、「自分の感情が正論のように物事を見る」のも人間の性情でしょうが、先ず、人間の動物への扱いについて考えてみたいですね。
自然界には、動物がいて、人間との関わり方に応じて、野生、家畜、便益(仮称)、愛玩、と分けて認識しているように見えます。便益とは、仮にそう呼んだのですが、盲導犬、警察犬、番犬、競争馬など。そして、愛玩動物が、別名、ペットと呼ばれて、最近大きなカテゴリーになっているようです。
野生動物は、野生動物保護法で扱い方が決められています。他の動物は、人間の所有物と見做されて、人間の所有物としての法律の規定で扱われるのではないかと思います。例えば、何か損害を与えれば、「器物」損壊として賠償しなければなりません。勿論、飼い主は、自分の所有物だから何をしても良いということではなく、動物虐待は罰せられます。
今のところ、知っている動物への扱い方は、こんな所だと思います。
つまり、人間との関わりに於いて、「野生」と、人間の「所有物」以外の分け方は今のところなくて、ペットという、ある個人によって「特別の愛玩をかけられているもの」だからと言って、特別に扱う法律は今の所ないのです。
自分にとって特別な犬だから、特別に機内に持ち込ませろ、なんて言ったら、特別に大事な家畜だから、機内に入れろ、と言う人に何と言って抗弁できるでしょうか?
どうしても、機内に持ち込みたいのなら、先ず、それを可能にする法律を作らなければなりませんね。
まあ、その時は、ペットの定義について、議論伯仲になるでしょうが。
さて、ペットが自分の命より大切と思っている方々は、何と定義するのでしょうか?
済みません。二重送信になってしまったようです。
そうですよね。
「うちの可愛い〇〇ちゃん(ペット)は家族同然、荷物扱なんて失礼極まりない」
という気持ちは十分理解できます。
しかしながら、定義を決めない議論に答えはでないと思います。
現状において「ペットは物」である以上、国内キャリアはスターフライヤーの一部便を除けば貨物室での預かりですし、そのスターフライヤー便も非常脱出時は連れていけない旨が同意書に記載されています。
個人的には「ペットは物扱い」で正しいと思っています。
コメントいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
転勤族様。
ソウナンですよね。昔、宅建の勉強してた時、日本の民法では、生きている人間以外はみんなブツ、と教わりました。
蛇足です。
その時、オレは死んだらブツになるんだぁ~、と思いました。クスン。
タナカコーヒーさま
>オレは死んだらブツになるんだぁ~、
ブツ、は、仏、仏さまですね。
仏教では、人は死んだら、御仏(みほとけ)になります。
キリスト教では、神の下で聖霊なるのでは?
童話では、星(=光)になるようです。
自分が何を信じているかによって、死後の世界は異なるようです。
何も信じていない人は、日本国の民法によって、ブツになるのですかね?
タナカコーヒーさま
ブツになった時は人様に迷惑をかけないブツになりたいと思いました。
>個人的には「ペットは物扱い」で正しいと思っています。
別途にも生きる権利はあるのでしょうが、これが、犬公方の反省に基づく伝統的な日本人の価値観(人>ペット)だと思います。
別途はペットの誤りです。失礼しました。
農家の三男坊さま
そうですよね。
「ペットを同乗させろ」とか「(脱出スライド使用時)子どもを抱えられるならペットも抱えられる」などの発言にそれなりの賛同があって、違和感を覚えていましたので、なんか安心しました。
ペットの件について私見を少し。
自分のペットを助けるために職員の人が機内に残り、荷物置き場からペットを探すような危険な事態に陥るならば、私は絶対に嫌だと思う。自分のペットのために他の人が命を危険にさらすなど、まっぴらごめんです。
もし助けに行くのならば、自分の手で、自分の命と引き換えに機内に残り、ペットを探して連れてくるべきだとも思う。ただ、果たして自分自身は自分の命を引き換えにしてでもペットを助けたいと思うかと言われれば、子や孫でなければやはり自分の命の方が大事だと思う。なら尚更、ペットはあきらめるべきだろう。
仮に、自分の命と引き換えにしてでもペットを助けたいと思い機内に残り、自分のペットを探した場合、事態は自分だけの責任に収まらないように思う。自分の身に何かあれば、恐らく、機長やCAの人達が責任を問われるのではないだろうか。自分のわがままのために、謂われない中傷を受ける人たちがいるかもしれないと思えば、やはりペットはあきらめるべきなのかもしれない。
今は冷静でこうやって考えられるけど、極限だと暴言吐いたりするのかな。
難しい問題だと思います。
海外からは絶賛されるJALの機長を始め
乗務員の対応の素晴らしさですが、
朝日新聞さんの、
なんとか人々の怒りを掻き立てたい
といういじっこい努力には呆れます。
SNSには、
海保と組織が異なる自衛隊批判に無理やり繋げたい
そんなこんなの人たちの どぶサヨ根性での書き込みが
散見されますが、それとの共同戦線張るおつもり
なのでしょうか?
ところで私は、鉄オタではありませんが
新幹線が日中の高速フル走行中だったのに
1両も脱線しなかったことを凄いと感じていますが、
朝日新聞さんは書くわけないでしょうなあ(笑)
Youtubeの多くの動画で、
新幹線がまず緊急停止し、その後地震速報がなって
地震がやってきた様子がアップされています。
国鉄時代から発展させてきたユレダスシステムが
事故を防いだのは凄いと思います。
北陸新幹線は翌日に運転再開していましたね。新幹線強すぎ。
被害を最小化した当事者vs悲劇を最大化したいマスコミという構図ですかね。