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自民「派閥力学」で読む「菅義偉総理」再登板の可能性

菅義偉総理大臣の再登板はあるのか――。年齢的には若干の無理があるようにも思えてなりませんが、その可能性はゼロではありません。そもそも現在の岸田文雄内閣が、自民党内の少数派閥である岸田派(宏池会)を基盤としていること、麻生派や茂木派に配慮しなければならないことを踏まえると、岸田首相の支持基盤は盤石ではありません。こうしたなか、第5派閥に転落した二階派では「巻き返し」の動きも出ているのだそうですが、これは政局につながるのでしょうか。

派閥政治の現実

「自民党の派閥政治」と聞くと、それだけで拒否感を示す人が多いことはたしかでしょう。

とくに自民党を支持する有権者の場合、選挙では「何とか派」ではなく、「自由民主党」という政党に1票を投じたはずなのに、自民党内の「何とか派」が事実上の力を持っているというのは、なんだか奇妙にも見えます。

また、自分自身が支持した自民党の候補者が主流派閥の所属ではなかった場合、せっかく自民党とその人物を信じて投票したのに、その人物が国会議員になっても活躍の場がない、といった事態も考えられます。これだと「野党議員に投票した」のと同じようなものだ、という不満も持つかもしれません。

このように、派閥というものは、私たち有権者から見て、なんとも透明性が低い存在です。だからこそ、派閥という制度を廃止すべきだ、などと考える人もいることでしょう。

ただ、それと同時に知っておくべきことがあるとしたら、派閥はべつに「制度」でも何でもない、という事実です。自民党内に、「党員はすべて有力派閥に所属しなければならない」、などとする規定が存在するわけではありません。この派閥という仕組みは慣例的なものに過ぎません。

ただ、各議員は同時に複数の派閥に所属することができず、また、有力派閥は毎週木曜日に定例会を開くため、各議員は物理的にも異なる派閥に同時に所属することができません(ちなみにかつて派閥だった石破グループの場合、定例会の曜日を水曜日に変更しています)。

なにより自民党総裁選に出馬するためには、国会議員である推薦人が20人以上必要でもあるため、結果的に派閥に所属していないと自民党総裁を務めるのは困難であり(菅義偉総理大臣はその例外です)、やはりこの派閥という仕組みは自民党政治を理解する上でのカギのひとつなのです。

有力5派閥+いくつかのグループ

この点、現在の自民党の派閥は有力なものが5つあります。

最大派閥は故・安倍晋三総理大臣の名を冠した「安倍派」(清和政策研究会)で衆参合わせて100人が所属しており、これに所属人数が40~50人台の麻生派(志公会)、茂木派(平成研)、岸田派(宏池会)、二階派(志帥会)が続きます。これに森山派を加えた一覧が、図表1です。

図表1 自民党内の主要派閥
派閥 合計
安倍派 60人 40人 100人
麻生派 40人 15人 55人
茂木派 33人 21人 54人
岸田派 33人 13人 46人
二階派 33人 9人 41人
森山派 7人 1人 8人

(【出所】著者調べ。なお、安倍派については21日に報じられた土井亨氏の退会を考慮に入れていない)

また、これら以外に「派閥」とはいえないにせよ、俗に「グループ」と呼ばれているものがあります。

このグループは、一般に派閥と異なり排他的なものではなく、他派閥との重複で所属することが認められることが多いようです。

これらのグループのなかには前述の石破Gに加え、菅総理を支えている議員らによる「ガネーシャの会」(衆院)や「菅義偉を支える参議院議員の会」(参院)などのいわゆる「菅グループ」に加え、谷垣貞一・元自民党総裁(現在は政界を引退済み)の名を冠した「谷垣グループ」などがあるようです(図表2)。

図表2 自民党内の主要グループ(派閥以外)
合計
菅グループ 14人 7人 21人
谷垣グループ(※) 17人 3人 20人
石破グループ 7人 1人 8人

(【出所】著者調べ。ただし、谷垣グループは他派閥との重複)

図表1や図表2のカウントは正確なものではないかもしれない点についてはご容赦ください(とくに21日付で安倍派から土井亨氏が退会するとの報道もあったため、この報道通りなら、安倍派の人数は99人に減ることになります)。

派閥力学で読む内閣改造

いずれにせよ、現在の自民党はざっくり、所属議員100人(または99人)と「単独派閥」としては最大の安倍派と、「大宏池会」系の3派閥(麻生、茂木、岸田の各派閥、所属議員は155人)、そして非主流派(二階派、森山派、菅グループなど)で成り立っていると考えておいて良いでしょう。

そして、現在の岸田「宏池会」政権も、こうした派閥力学とは無縁ではいられません。

主要派閥から入閣している人数をカウントすると、岸田文雄・現首相自身と斉藤鉄夫国交相(公明党)を除けば、安倍派と麻生派が4人ずつ、茂木派が3人、二階派が2人、岸田派は2人で、他は無派閥が3人(うち加藤鮎子氏は谷垣G)です。

岸田首相自身が宏池会の会長職に留まりながら自民党総裁と首相を務めているというのも異例ではありますが、岸田内閣においては意外なほどに「岸田色」が出ていない、という言い方もできるのかもしれません。麻生派と茂木派で微妙なバランスを取る必要もあるからです。

ちなみに党人事では麻生太郎総理大臣が引き続き自民党副総裁に就任しているほか、党四役では、幹事長が茂木敏充氏、選対委員長が小渕優子氏という具合に、茂木派が2ポストを得ています(政調会長は安倍派の萩生田光一氏、総務会長は森山派の森山裕氏)。

これをまとめると、最大派閥であるはずの安倍派が獲得したポストは、勢力が半分ほどの茂木派、麻生派とほぼ同じであり、また、首相を輩出している岸田派の閣僚ポストは2つに留まっているというのも興味深い点ですが、それだけではありません。二階派が閣僚2ポストに留まっているのです(図表3)。

図表3 派閥ごとのポスト数
派閥 閣僚 党四役 合計
安倍派
茂木派
麻生派
岸田派
二階派
谷垣G
森山派
その他
合計 18 22

(【出所】著者調べ。なお、これ以外に麻生派は副総裁ポストを、岸田派は首相・党総裁を輩出している)

客観的に党内に勢力図と閣僚名簿をにらめっこするだけでも、自民党内の様子がなんとなくうかがえます。

安倍派は閣僚4ポストと政調会長ポストを得ていますが、所属人数だけで対比すれば、現在の岸田宏池会体制では冷遇されているといえますし、おそらく現在の自民党内では麻生派に対する反発も相応に強いことでしょう。

時事通信「二階派が巻き返しに苦心」

ただ、それ以上に「政局」という観点から興味深いのは、「非主流派」の動きではないでしょうか。

これに関連し、時事通信に21日、こんな記事が掲載されていました。

二階派、巻き返しに苦心 日中外交・総裁選で存在感狙う―自民

―――2023年09月21日07時07分付 時事通信より

時事通信によると二階派(41人)が「巻き返しに苦心している」、というのです。

「岸田政権で『非主流派』の地位が定着」してしまい、辛うじて閣僚2ポストを維持したものの「党四役は得られず、副大臣・政務官ポストも減少」。「所属議員も減り続ける」、という状況にあるからです。

これについて時事通信は二階派が「日中議員外交と来年秋の党総裁選で存在感を示そうとしている」、などと述べているのですが、さすがに中国による水産物輸入規制が日本国民の反発を招いているなかで、「危機を打開するための日中外交」は逆効果という気もします。

ただ、それよりも興味深いのは、記事の末尾の方にある、こんな記述です。

岸田文雄首相が再選を目指す総裁選で一矢を報いようという動きもある。<中略>次回は『対抗馬を担ぐべきだ』(閣僚経験者)との主戦論が浮上。二階氏は、首相と一定の距離を置く菅義偉前首相(無派閥)や森山裕総務会長(森山派会長)とも良好な関係を築く」。

二階派は岸田文雄政権発足時点で勢力を48人にまで拡大していたこともあったのですが、現時点で41人にまで減ってしまっています。しかし、その一方で菅総理のグループがじわじわと勢いを増やしていることなどを踏まえ、「二階+菅+森山」派の統合がなされれば、一気に70人で安倍派に次ぐ第2派閥に浮上します。

また、安倍派(100人:ただし土井亨氏の脱退が事実なら99人)と合わせれば、勢力は170人(または169人)で、「大宏池会」の155人を一気に追い抜きます。

このことは、ひとつの留意点でしょう。

解散総選挙なかりせば…菅総理再登板シナリオは?

さて、内閣改造にもかかわらず岸田内閣は政権支持率の浮上に苦心していますが(『内閣不支持率は「高止まり」、支持率は「下げ止まり」』等参照)、今後、自民党内での岸田首相に対する不満が高まることがあれば、安倍派の支持を取り付けて一気に自民党内の主流派を形成する可能性もあります。

もしも衆院の解散・総選挙がなされなかったと仮定すれば、現在の「非主流派」がひとつにまとまり、来年9月の総裁選で岸田首相に対抗する「統一候補」を立てる、というシナリオも現実味を帯びてきます。

ただし、その際の「統一候補」として、保守層から一定の支持を得ている高市早苗・経済安保担当相(無派閥)が選ばれる可能性はさほど高くありません。現実的には閣僚でも党四役でもない菅義偉総理あたりが無難な候補となるのではないでしょうか(年齢的には若干無理があるかもしれませんが…)。

いずれにせよ、現時点で「菅総理再登板」の可能性が高いとは思いませんが、いずれにせよ、岸田「宏池会」政権が微妙なバランスのうえに成り立っているという点については、政局を読む上で忘れてはならないポイントのひとつであることは間違いなさそうです。

新宿会計士:

View Comments (26)

  • 菅義偉(前)総理が再登板するのに、安倍(元)総理が「自民党では総理は再登板できる」という前例を作ったのが大きいと思います。(ということは、岸田総理も「一度辞任して再登板しよう」と考え得ることも示しています)

    • 憲政史上複数回総理を務めた人は11人います。直近では安倍晋三と吉田茂が二回務めているそうで、初代総理大臣の伊藤博文は最大の4回務めているそうです。安倍晋三氏と吉田茂氏は確かな政治手腕がありましたが岸田総理の場合は庶民受けが悪いし、人望がない上に自民党を下野させる可能性があるので他の議員が嫌がると思います。菅義偉氏は待望論がでているうえに他に人材がいないようにおもいます。実績では、菅さんでしょう。

      • 自民党ができたのは、吉田茂(元)総理の後の鳩山一郎(元)総理の時代で、自民党では安倍元総理だけです。つまり、吉田茂(元)総理は自民党ではないのです。もっとも安倍元総理の場合は、1回目と2回目の間に(非自民の)民主党政権が入りますが。

  • ガースーを次期総裁選候補に~については派閥力学以上に御本人が「今一度矢面に立とうぞ」とされるか、の方が寄与率高いかに思われます

  • 自民党は、いつもの通りです。

    顔を入れ替え、立ち換えで庶民にはかんけーないです。

    たとえ「菅総理再登板」になって、実績を上げても3年もたてば次の総理大臣に
    誰を選ぶか各派閥が騒いでいるような気がします。

  • かつては派閥の長がカネを配り子分の面倒をみたり政治の勉強をさせたりでそれなりの存在感はあったと思う。選挙を勝ち抜くのに、資金は必要で自分たちの意見を通すには数が有効だから派閥政治が成り立つのだ。だけど近年は岸田が総裁になったように逆小派閥でも総理を排出してしまうようにはなった。菅義偉が復活するなら小石河連合、小泉進次郎や河野太郎、石破茂も復活することになるのだ。なによりも本人の志しと実務能力があるかが問題で周りを含めてが大切なのだ。三人ともに発信能力はあるとはおもうが進次郎にかぎってはレジ袋有料化の総括ができていないし、国民の恨みも大きいとおもう。岸田があまりにも無能すぎた。菅義偉なら期待はしたいが本人が受けない方に一票。

    • たろうちゃんのコメントを読んで、気が付きました。菅総理よもう一度、の声が出て来ないのは、菅氏がもう一度やるという意欲を周りに匂わせないからではないか?と。

      >菅義偉なら期待はしたいが本人が受けない方に一票。

      本来、常に国家の為に立つ意思を持っているのが、政治家、国会議員。そうでないものが政治家になっては、民主主義の原理に反します。
      菅さんは、その意思は持っているはずです。もう少し匂わせたら、案外流れが出て来るかも知れないです。

      • 菅義偉氏は気の毒だった。ハマのドンといわれた御人にもカジノ誘致で反旗をおこされボロクソに貶された。今の岸田があんまりにも酷く実績十分の菅義偉氏待望論がでているのでしょう。あんまり早く意思表示をすると潰される可能性があるので様子見かもしれないですね。

        • 自然界にも人間界にも、凝集効果というものがあります。
          雨粒も核になるものが必要です。核の周りに水分が引き寄せられてきて雨粒となります。人間社会にも核になる人物がいなければ、グループや集団は出来ません。
          人間界では、意識的にでも無意識的にでも、核になるという意思を持った人間がいなければグループも集団も出来ません。
          集団のように見えても、所謂、烏合の衆になってしまいます。今の安倍派がそれに近いかもしれません。
          様子見にしても、意思を持っていなければ人は集まって来ません。実際、石破氏にしても言葉では総理を目指すと言っていても、心の中に意思が固まっていない、ある意味口先だけの人物だから、人は寄って来ません。

          政治家で、国会議員ならば、常に総理になってやるという本気の意思は秘めていて欲しいものです。
          石破のようではだめです。それから、河野も本気で総理になる意思があるのならば、自省と内省をしてもっと自分を磨かなくては駄目ですね。大志がないから、短気で周りを怒鳴りつける癖が直らないのです。
          内に秘めたる志というものが政治家には必要です。

          そんな感じですか。

  • パチンコ屋の倒産をお宇円するブログさんのところで日本保守党が出てましたね。

    この記事のURL:https://pachitou.com/?p=6802

    以下、引用します。
    (引用始め)
    日本保守党について触れておきたいと思います。
    期待値で支持をする人があつまっているようですが、政策など一切決めずにとりあえず党を作ってみたというのが現状で、ブログ主的には現段階においてあまり評価していません。
    また、日本保守党に集まった支持者達が、日本保守党支持になびかない人を攻撃しはじめているようで、さっそく酷士様ホイホイになりかけているようにも見えます。
    百田尚樹氏も有本香氏も割と強い言葉で毒を吐いてきたこれまでがあり、また発言の一貫性もそんなにありませんでしたので過去の発言との矛盾やブーメランなどに
    これからお二人とも晒されることになるのかもしれません。
    問題は期待値だけで集まって盲目的に支えようと言う人ほど信じている自分をも守ろうとして他に対して攻撃的になりがちで、そうした一般人を追い払ってしまいかねない人達をどうコントロールするのか、SNSとyoutubeだけの空中戦では躍進は望めません。
    地に足を付けた活動をどのように展開していくのか、まだまだ未知数であると思います。

    (引用ここまで)

    私が知る限りパチ倒産が百田新党に言及したのはこれが初めてですが、新宿さんと大体同じ見方ですね。百田氏はここの新宿さんと議論になった時、新宿さんに対して「140字で説明して」と要求しましたが、その百田氏は過去に朝日新聞に対して「140字で言いたいことは言い尽くせません」と述べていたこともあります。百田さんと有本さんのお二人はSNSとyoutubeのネットで強みがありますが(新宿さんも認める通りたった2週間でフォロワーを200万人以上集めたのは凄いことです)、ですが、揚げ足を取られるのもまたネットの特徴です。新宿さんの140字騒動の例に見るまでもなく、この手の言動の矛盾は突いたら幾らでも出て来るでしょう。

    ただ、パチ倒さんの流石だと思うのは、「地に足を付けた活動」の下りですね。新宿さんの今日の派閥云々の話もそうですし、政治は綺麗事だけでは動きません。日本維新の会が新興勢力乍らここまで成長したのは大阪という地方政治にしっかり根を張ったからであり、(逆にそれが維新のリスクですが、)日本第一党にそれだけの地道な活動をするだけの努力ができるのかどうか。(まあ、無理でしょうが。)

    そういえば新宿さんが何時も言う「実務能力」って「清濁併せ飲んでうまく事を運ぶこと」でFOIPを掲げて日米同盟に豪印を引き込んだ安倍元首相なんかはその典型例でしょうな。百田氏はベストセラー作家かもしれないし有本氏は語学力が堪能らしいが、それで日本の複雑な外交を率いていくことができるというものでもないでしょう。

    とはいえ世界にはレーガン元大統領のように俳優出身の政治家もいますし、ウクライナのゼレンスキー大統領も元コメディアンですから、ただの有名人でも政治家として大化けする可能性はあります。勿論、青島幸男のような悪い例もありますけどね。

    • 日本保守党の議論は少し控えませんか?フライングの党名発表がヒートアップし過ぎた為、党の綱領発表が間に合わず批判を招いている事は、百田氏側も十分分かっていると思いますよ。綱領発表を待ちましょう。同じ議論、批判、擁護の繰り返しですよ。
      それに、菅総理の再登板の話に百田氏の話題を持ってくる必要があったのでしょうか。
      折角新宿会計士さんが多岐に渡る話題を提供しているのだから、そのテーマでお話ししましょう。

    • 日本第一党と党名を間違えたとの事だが、実際百田尚樹と桜井誠は確か一回か二回くらい対談をしていたはず。上念司・ケント・ギルバートの出演回の虎の門ニュースで桜井が凸って後の話だったと思う。似た者同士なんだろうね、百田と櫻井って(ついでにチャンネル桜の社長もか)

  • 「死なばもろとも」
    第二次岸田政権を形作ったリーゾニング(=判断決定要因)はこう要約できると思います。
    退潮をよく分かっていてこそ挙党体制をことさら演出して見せた。岸田政権の自己防衛行動、引きずり降ろされないための内側牽制だとの見立てです。求心力を高めたわけではありません。
    ではこの先どういうことが起きそうか。自民党を壊した、自民党を分裂させた、という評価が歴史に残るのではあるまいか。そして死なばもろともなる陰気な覚悟が国民道連れになりそうなのが大いに問題です。当面は生暖かく推移を見守るほかありません。

    • 岸田の場合は官僚や回りの議員が嫌なことは岸田にやらせてから引きずり降ろそうのコンセンサスかもしれません。いま菅義偉氏が注目されているのも真価を知った国民からの待望論かもしれない。だけど岸田も菅義偉氏も弱小派閥です。でるなら小石河連合はお約束かもしれない。あとは、後ろ立てだけだ。復活したい二階派とくむのか、犬猿の古賀誠につくのかで局面は変わる。

    • たびたび🙏すいません。二回目ですよね。なんで「はなわファクトリー氏」への返信メールが匿名様の名前でいくんだろ?不思議だ。わからん。ごめんなさい。

  • 時間の経過と共に解散が難しくなっていますね。
    岸田首相の支持率は、就任依頼右肩下がりですが、この傾向が続くようなら早晩岸田下ろしが始まりそうな気がします。
    次期総理の有力候補は、茂木氏か河野氏でしょうけど、大宏池会内輪揉めで一本化は難しいかも知れませんね。
    こうなると、菅さんを推す声も出てくるかも知れません。
    年内に解散出来なければ岸田さんはかなり苦しくなるものと思われます。

  • 菅総理には華がなかったと思います。あまりにも安倍首相が輝いていて眩しすぎた。そこが総理を1年で退任せざるを得なかった原因だと思います。あの時、安倍首相の残り1年の任期ではなく、3年あったら良かった。そしたら国民は正しく菅総理を理解できたと思います。
    小石川やドリルは論外。5大派閥の長も論外。安倍派の5人組もまさかの期待外れ。菅総理の実務能力か高市氏の保守カラーか、どちらかしか無いと思います。

  • 「大宏池会」系の3派閥(麻生、茂木、岸田の各派閥、所属議員は155人)との事ですが、茂木派は、旧田中派を引き継いだ(乗っ取った)竹下派なので、旧宏池会(池田勇人→大平正芳→宮沢喜一→河野洋平→加藤紘一→その後分裂)では無いと思います。

      • 岸田派が宏池会、麻生派志公会は宏池会から分派した河野洋平の大勇会を引き継いでおりそのあたりの義理人情か麻生太郎は河野太郎に気を使いすぎている様にも見えますな。
        谷垣Gは加藤の乱で分派した宏池会加藤派からの有隣会。

  • 持続可能な自然エネルギーと言う耳障りの良い美名のもとに美しい日本の国土の景観含めて環境破壊が著しい間違った政策を真摯に反省し撤回していただけるのであれば菅総理は大歓迎ですね。

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