思うに政治家に必要な素養は、「志(こころざし)」と「実務能力」です。安倍晋三総理大臣がこの双方を兼ね備えていたことはおそらく間違いないと思われますが、多くの政治家はそのいずれかを欠いています。こうしたなか、最も恐れるべきは、「志が高い(あるいはそう装っている)が実務能力はない」という者です。下手に便が立つので支持を集めるものの、能力は低いので、結局、保守勢力の分断を招くのが関の山だからです。
目次
政治家に必要な2つの素養
政治家に必要な資質とは、いったい何か――。
「政治家でも何でもない東京・山手線の駅名を冠した怪しげな自称会計士にそれを議論する資格があるのか」、という点については、あまり突っ込まないでください。あくまでも十数年のウェブ評論歴に基づいて、一般論として申し上げるならば、それは「志(こころざし)」と「実務能力」だと思います。
このうち「志」とは、その政治家自身にとっての理想のようなものだと考えれば良いでしょうが、「実務能力」はその志を実行に移していくための能力のことです。政治家としての基礎体力のようなもの、と考えれば良いでしょうか。
そして、「良い政治家」になるためには、志と実務対応能力の双方が必要なのです。
それでは、すべての政治家がこの2つを兼ね備えているといえるのでしょうか。
そして、いずれかを備えていない場合、その政治家をどう評価すれば良いのでしょうか。
政治家としての志
志が高いかどうか
最初に検討すべきは、「志の高さ」です。
「志が高い政治家」とは、「俺は政治家になって、この国をこんな風に変えていきたいんだ!」、「私は政治家になって、この社会をこう変えていきたい!」といった、政治家を目指すうえでの「原点」がしっかりしている人物である、などと言い換えても良いかもしれません。
この視点は、とても大切です。あくまでも「典型例」で申し上げるなら、政治家は自分を選んでもらうためには、有権者に対してこの「思想」の部分をできるだけわかりやすく、できるだけ熱意を持って訴え、有権者は政治家のその心意気に共鳴し、その政治家に1票を投じるのです。
ただし、残念ながら、世の中のすべての政治家が、こうした「志」を持っているわけではありません。
たとえば、親や親戚などが議席を持っていて、自分自身がその血縁で「世襲議員」として選挙に出馬し、難なく当選する、といったケースもあるでしょう。この場合、本人に志があるかどうかではなく、その「政治家一族」が守っている地位を、一種の「利権」として「相続」(?)し、守り続ける、という意味合いが出てくるかもしれません。
また、政治家のなかには、いわゆる「族議員」、「天下り首長」などと呼ばれる人たちなどがいることも事実でしょう。
「族議員」は特定業界の支援を受け、その業界の利権を代表するかのような議員であり、「天下り首長」は総務省(旧自治省)あたりの官僚を経験し、そのまま都道府県知事選挙や市町村長選挙などに立候補して当選したような人たちのことです。
そして、世襲議員や「族議員」、天下り政治家らのなかには、天下国家を論じる「志」が欠けているようなケースも多々あります。しかし、業界の支援を受けているがために、あるいはその地方の主要政治家のバックアップを受けているがために、選挙では難なく勝利してしまう、というわけです。
しかも、志が低い政治家らは、得てして自身の利権維持が目的となりがちですので、「先祖代々の議席を守る」、「(国益を無視してでも)業界の利益を守る」、「地域住民の利益よりも霞が関の意向を重視する」、といった、正直とんでもない政治がまかりとおる原因でもあるのです。
世襲議員、族議員、天下り政治家のすべてを否定すべきではないが…
いちおう誤解しないでいただきたいのですが、当ウェブサイトとしては、世襲政治家や族議員、天下り政治家らを一律に否定すべきとは考えていません。これらの政治家のなかにも、高い志を持っている人は大勢いますし、裸一貫で政治家になった人のなかには、必ずしも志が高いとはいえない人もいるからです。
そして、非常に残念ながら、政治というものは「理想論」だけで動いているものではありません。
「テレビを設置しただけでNHKに受信料を払わなければならない」、「紙オムツや粉ミルクといった子育て用品にすら消費税がかかる」、といった、国民の多くが「理不尽だ」と考える不合理の数々も、結局のところ、政治がさまざまなしがらみで動かざるを得ないがために、なかなか改革が進まないのでしょう。
ただ、ここで重要な点は、「この世の中にいる政治家は、必ずしも志が高いとは限らない」、という命題でしょう。そして、結局のところ、私たち有権者が「どうせ自分の1票で世の中は変わらない」などと、舐めた態度を取っていれば、志が低い政治家が跳梁跋扈することにもつながっていくのです。
逆にいえば、私たち有権者が「目覚める」ことで、志が高い政治家をきちんと選び続け、育てることで、これらの政治家に活躍の機会を提供することが必要なのだ、という結論が導かれるのです。
というよりも、日本は自由・民主主義国家であり、共産党一党独裁国家である中国とは異なり、選挙という平和的手段を通じて政権交代を成し遂げることもできる国なのです。
結局のところ、志が低い政治家が選ばれ続けてしまっている理由のひとつは、投票率の低さにあるのかもしれません。有権者の側に「良い候補者がいない」、「どうせ自分が投票しても何も変わらない」という、あきらめにも似た雰囲気が醸成されれば、強い地盤や強い組織票を持っている候補者などが勝つのは当然のことです。
有権者の側にも求められる「選挙に参加する」という姿勢
したがって、そんな現状をより良くしていくためには、「良い候補者がいない」などと白けるのではなく、少しでもマシな候補者を探して投票するという努力が必要です。つまり、この問題に関しては、有権者の側が積極的に努力しなければならないのです。
いつも当ウェブサイトで指摘している通り、政党や候補者というものは、寂れた食堂街の食堂のようなものです。
高くてマズいと有名な自民党食堂が大きな顔をしている理由も、結局のところは、有権者がその食堂を選び続けているからです。というよりも、その食堂街には、これまで「自民党食堂」以外に、ろくな食堂がなかった、という言い方の方が正確でしょうか。
とくに「立憲民主党食堂」では、入口の立て看板にもメニューにも、肝心の「立憲民主党食堂」としてのおススメ商品が掲載されておらず、隣の「自民党食堂」の悪口ばかりが書かれているのです。うっかり「立憲民主党食堂」に入店してしまうと、待てど暮らせど料理が出てこない、ということにもなりかねません。
これこそまさに、「自民党食堂」が選ばれ続けている、本質的な理由なのではないでしょうか。
そして、少なくともこの10年間、まともに政権を担当し続けている政党が自民党(と公明党)くらいしかなく、そのほかの政党には政権が廻って来ないため、国政経験を積むこともできず、ますます現状が固定化されてしまっている、ということなのでしょう。
政治家に求められる実務能力
実務能力とは?
ただ、本稿の冒頭でも指摘したとおり、政治家の重要な資質は、「志」だけでなく、もうひとつあります。それが、実務能力です。
役所や一般企業などで働いたことがある方ならば想像がつくと思いますが、この「実務能力」、まさに業務を推進していくための基本的な能力のことであり、たとえば法律、経済、会計、金融、ITなどの基礎知識やスキル、語学力、対外折衝能力、そして人脈などを意味します。
この実務能力、著者自身の勝手な決めつけで恐縮ですが、学歴とはキレイに比例するとは限りません。
一般に「難関大学」とされる大学を卒業している人たちほど、専門的な知識などの高度な能力を身に着けているケースも多いのかもしれませんが、人間関係において相手と共感する能力、相手の懐に飛び込んでいく能力、人脈を築き上げていく能力などについては、学歴とはあまり関係ない気がします。
ただ、いずれにせよ、社会人には何らかの実務能力が必要であることは間違いなく、こうした実務能力は、役人であれ、ビジネスマンであれ、あるいは政治家であれ、とても大事なものなのです。実務能力がなくてもやってられるのは、評論家くらいなものかもしれません。
学歴≠実務能力…財務省の事例をもとに
そのうえで、この実務能力に関しては、学歴と反比例する事例もあるようです。輝かしい学歴を持っているはずの人たちの集団が、実務能力(とりわけ問題解決能力)を伴っていないどころか、むしろその逆に問題を作り出している、というケースもあるからです。その典型例が財務省でしょう。
(旧)大蔵省、すなわち現在の財務省には、東京大学という、日本で最も偏差値が高いとされる大学の、そのまた最も偏差値が高いとされる法学部を卒業した、指折りのエリートらが大勢いるようですが、その財務省は増税原理主義により、日本経済を破壊してきたのです。
著者自身、そのことを年1回痛感するのが、税務に関する財務省の役人による研修を受講するときです。
公認会計士は「継続的専門能力開発」と呼ばれる制度(俗に「CPD」と略されます)により、年間一定時間以上の学習を行うことが義務付けられているのですが、財務省の役人はご苦労なことに、年1回以上、その研修会にノコノコやってくるのです。
その財務省の役人らは、たいていの場合、「ワニの口」という大ウソをぶちかましていきます。要するに、「このままだと歳入が増えないのに歳出が増え、財政破綻しますよ」、という虚偽のグラフなのですが(図表)、わかりやすくいえば歳出側の「国債費」に国債元本償還を混ぜ込んでいるというインチキが紛れているのです。
図表 財務省が流布している虚偽のグラフ
(【出所】財務省キッズコーナー『ファイナンスらんど』)
とっても当たり前の話ですが、企業会計の世界だと、借金の返済は費用ではありません。
それなのに、財務省の「ワニの口」は、本来費用計上してはならない国債償還による支出を費用計上してしまっているのです(※これについては財務省のグラフが国家財政の虚偽表示であるという話ではなく、むしろ日本の予算が複式簿記ではなく単式簿記となっているために生じる現象です)。
こうした頭が悪すぎるグラフを、公認会計士という、複式簿記の世界で生計を立てている人たちを相手にご開陳になられる財務省という組織の頭の悪さについて、そのメカニズムを明らかにしたらノーベル賞(かイグノーベル賞)でももらえるかもしれません。
国会議員に必要な能力は法律、経済、外交、語学…等々
いずれにせよ、実務能力が学歴とは必ずしもリンクしないことは間違いないのですが、具体的に政治家、とりわけ国会議員に必要な実務能力とは、いったい何でしょうか。
あくまでも一般論で恐縮ですが、それはまず第一に、法律でしょう。
日本国憲法第41条によると、国会は「国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と明記されています。したがって、国会議員の最も重要な役割のひとつは、「法律を作ること」にあります。
いちおうの建前上は、日本の行政機関は国会が作った法律に従って動いており、官僚といえども(建前上は)法律に逆らうことはできません(※といっても、日本の法律は政府提出法案が非常に多く、これらの多くは官僚が起草していたりしますが…)。
したがって、国会議員であれば、基本的な法律の概要については知悉(※)しておくべきでしょうし、これに加えて自身の専門分野に関しては、その課題やそれを解決するうえでの障害となっている現行法制上の問題点についても調査していかねばなりません。
※「知悉(ちしつ)」とは
特定の分野に関し、細かいところまで知り尽くしている状態。
ちなみに当ウェブサイトの専門分野のひとつは金融規制ですが、先日の『外為法改正が改憲に匹敵する理由』でも議論したとおり、日本が外国に対し、経済制裁を発動することを困難にしている問題点のひとつが、外為法の使い勝手の悪さにあります。
本稿では久しぶりに「経済制裁」についての知識を掘り起こしておきます。福島第一原発処理水放出に関し、中国による水産物禁輸措置を含めた理不尽な行動に対し、「日本も経済制裁で対応すべきだ」、などとする主張が出始めているようです。ただ、現在の日本の法制上、経済制裁は「言うは易く、行うは難し」、という状況であることを理解しておく必要があります。そして、経済制裁の使い勝手を改善すれば、それは憲法第9条の改正にも匹敵するほど、日本の安全保障上の地位を高めることにもつながります。高市氏の「対抗措置」すでに報... 外為法改正が改憲に匹敵する理由 - 新宿会計士の政治経済評論 |
この点、某「ヒゲの隊長」が特定国に対し「苦痛を与えるための方策を検討する」などと宣言した(『「自民党が韓国に金融制裁検討」:外為法改正の実現を』)わりには現時点に至るまでそれっきりになっている、という事例がありますが、これなど、その某「ヒゲの隊長」の実務能力が皆無であることを如実に示す証拠でしょう。
そのうえ、政治家にとって必要な専門能力、特殊能力は、それだけではありません。
国家の最大の目的が「国民経済の発展と繁栄」、「国家の安全保障」の2点にあることを思い出しておくならば、少なくともすべての政治家は経済政策(とくに財政政策と金融政策)、外交・安全保障の2つの分野に通暁しておくべきですし、基礎理論についてもしっかり学ぶ必要があります。
人間力、粘り強く進める力
なにより、一国の法制度を動かそうとするならば、それだけ多数の利害関係者を巻き込むことにもつながりますし、多くの人の意見を聞き、人脈を作り、人々から信頼されながら、物事を少しずつ進めていく粘り強さ――ようするに、「人間力」も必要です。
また、私たちのような庶民・一般市民ならいざしらず、国益を背負って国会議員という重責を担う立場にいるのならば、語学力、というよりも「英語力」は必須です。それも、外国の国会議員らと英語で直接議論ができる程度の英語力です。
非常に残念なことですが、日本語は現在、「世界の標準語」ではありません。
そして、日本にとって経済的・政治的・軍事的に重要な相手国は、米国、英国、豪州、欧州連合(EU)などの欧米諸国であり、それらの欧米諸国の政治家と意見交換したり、交渉したりするうえでは、英語力は最低限のスキルでもあります。
(※どうでも良いですが、著者自身、専門分野に関しては、おそらくその概要と問題点については英語で議論や説明ができると思います。英語で直接理解せざるを得ない立場にあるからです。逆にその程度の専門分野を持っておくことが必要だ、ということでしょう。)
以上の議論をまとめるならば、政治家の資質については、次のような流れで整理できるのではないでしょうか。
- 政治家には本来、「高い志(こころざし)」と「実務能力」の両者が必要である。
- しかし、高い志を持たない政治家もいる。世襲議員、族議員、天下り政治家らがその典型例だ。
- もちろん、世襲議員、族議員、天下り政治家のすべてが「志が低い」というわけではないし、その逆に裸一貫で政治家になった者のなかにも、志が低いという者はいる。
- 志が高い政治家を選ぶためには、有権者が積極的に政治に参加することが必要。
- その一方で、政治家、とくに国会議員には、高度な実務能力が求められる。
- その実務能力とは、第一に法律であり、これに加えて経済、安保に関する高度な専門知識、そして英語力が必要であり、さらに人脈構築力などの総合的な人間力も必要だ。
政治家の4類型とカルト保守政党
政治家には4つの類型があるはず
さて、そのうえでもうひとつ、重要な議論を展開しておきましょう。
先ほどから、政治家に必要な素養は「志」と「実務能力」だ、と指摘しているわけですが、それと同時に、現実の政治家にはこの両者が揃っているというケースもあれば、そうでないケースもあります。つまり、政治家は「志があるかどうか」、「実務能力があるかどうか」という軸で、4つの類型に分けられるのです。
政治家の4類型
- ①志あり、実務能力あり
- ②志あり、実務能力なし
- ③志なし、実務能力あり
- ④志なし、実務能力なし
©新宿会計士の政治経済評論
①のような政治家は、大歓迎です。
あくまでも著者自身の主観ですが、この類型は、「この国をどうしていくべきか」という問題意識と大局観を持ち、現実に改革を少しずつ前に進めていけるだけの粘り強さと突破力を兼ね備えていた人物――、まさに安倍晋三総理大臣がその典型例でしょう。
これに対し、大した志があるわけでも、実務能力があるわけでもない人物の典型例といえば、岸田文雄・現首相などがこれにあたるかもしれません。「新しい資本主義」などというインチキ思想にかぶれる時点で怪しい人物ですし、増税推進や韓国に対する国益をドブに捨てる外交などの失点も数知れません。
ただし、本人に志がない(あるいは政治家としてのプリンシプルがない)ということは、周囲に「強く主張する人」がいればそれに引きずられるという側面がある、ということでもあり、実際、原発再稼働・新増設推進や防衛3文書などの「成果」も出ていますので、「キシダと●●は使いよう」、といったところでしょうか。
実務能力があれば志が低くても良い仕事ができることもある
さて、問題は、②と③、すなわち「志はあるが実務能力がない人」や、それと逆に「志はないけれども実務能力はある人」です。このうち先に検討しておきたいのは③の類型、つまり「志なし、実務能力あり」、というパターンです。
先ほどから述べている通り、志がない、あるいは国家の大局観を持たない政治家は、得てして自身の利益や業界益、出身省庁の利益などを最大化させようと努力するため、大変に迷惑です。そのうえ、なまじっか実務能力があるがために、日本にとって迷惑な法律をどんどんと通されるのも困りものでしょう。
ただし、実務能力が高いということは、その政治家を「うまく使えば」、独特の突破力などもあり、さまざまな問題を解決することができることもあります。極端な話、何らかのグレーな利権をバックにしているものの、自身の利権とは無関係な分野では、それなりに成果を上げることもできます。
このあたり、「志があるかどうか」という点では若干議論がある可能性があるのは、菅義偉総理大臣でしょう。
もちろん、菅総理には(自民党支持層にとって共感できるかどうかは別として)それなりの志があるのかもしれませんが、それ以上に実務能力自体は極めて高く、実際、たった384日の在任期間で、信じられないほどの成果物を残しています(『菅義偉総理大臣の事績集:「日本を変えた384日間」』等参照)。
※なお、当ウェブサイトはべつに菅総理のことを「志が低い」などと申し上げるつもりはありませんので、念のため。
また、さまざまな批判もある一方で、なんだかんだで実務能力がある政治家としては、二階俊博氏を挙げる人もいるかもしれません。好き嫌いは別として、あるいは二階氏自身が実務能力を正しい方向に使っているかどうかは別として、たとえば中国との関係構築力などについては、安倍総理も一目置いていたフシがあります。
それに、非常に残念なことですが、政治はキレイごとだけでは動きません。
やはり、日本は中国のような全体主義国家ではありませんので、現実にさまざまな利権などが複雑に絡み合っているなかで、社会の機能を維持・向上させていくためには、ときとしてスレスレの「汚れ仕事」を誰かが引き受けなければならないこともあるかもしれないからです(もちろん、違法行為は許されませんが…)。
最もたちが悪いのは②の政治家
こうした視点に立つならば、じつは「もっともたちの悪い政治家」は、類型②――、すなわち志だけはやたらと立派でありながら(あるいはそのように装いながら)、実務能力がまったくない、という人物なのです。下手に弁が立つものの、実務能力が皆無、という者に関しては、とりわけ始末に負えません。
べつにどこの誰がそうだとは申し上げませんが、X(旧ツイッター)で日常的に評論家然として偉そうに「政府はこうしなければならない」などとつぶやいている某ヒゲの議員が典型例でしょう(※そういえばこの人物、つい先ほども出てきましたね)。
そのうえで、正直、最も危惧すべきは、「能力があるかどうかわからないが、知名度だけはやたらと高い」という評論家などが、保守を装い新党を立ち上げる、といった動きではないでしょうか。
日本の場合は議院内閣制を採用しており、正直、政権与党とそれ以外の政党では、できることに大きな違いがあります。
国民民主党のように、たかだか10人前後の集団でありながら、与野党間でうまく交渉をしながら、自党の主張の一部を政策を盛り込ませている政党もないわけではありません。
あるいは「NHKから国民を守る党」の浜田聡参議院議員のように、事実上の泡沫政党に所属していながらも、Colabo問題やWPBC問題などに深く斬り込むなど、存在感を示し、有権者から一目を置かれている政治家もいます。
しかし、それらはどちらかといえば例外であり、たいていの政党は数議席を獲得したとしても、存在感を示すことができません。それどころか福島第一原発の処理水を「汚染水」呼ばわりする、れいわ新選組代表の山本太郎参議院議員のように、一部の支持層にしか伝わらない極論を繰り返している事例すらあります。
自称保守のカルト政党
この点、日本には自民党以外にまともな保守政党がない、と不満を持つ人も多いのが実情でしょうが(※日本維新の会や国民民主党などは「保守政党」ではないか、といった議論は、本稿ではとりあえず取り上げません)、だからといって「保守新党」を作ってうまくいくというものなのでしょうか。
誰がその政党を結党するかにもよりますが、正直、上記②の類型の人たちが集まって政党を作ったとしても、保守を騙るカルト系の政党がもうひとつ出来上がるのが関の山ではないかと思えてならないのです。
現実問題として保守を騙る政党(あるいは保守政党のふりをした極右政党など)はいくつかあり、それらのなかには議員を当選させている事例もあるようですが、残念ながら正直、それらの政党の主張には首をかしげるものも多いのが実情ではないでしょうか。
結局のところ、岸田文雄首相・茂木敏充幹事長らが率いる現在の自民党がLGBT法案をゴリ押しし、無意味な対韓譲歩を行い、増税をチラつかせていることで、岩盤保守層の不満が高まっていることは間違いないと思われますが、それに対する解決策が保守新党なのかと問われれば、そこはかなり微妙でしょう。
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>それどころか福島第一原発の処理水を「汚染水」呼ばわりする、れいわ新選組代表の山本太郎参議院議員のように、一部の支持層にしか伝わらない極論を繰り返している事例すらあります。
一部の支持層というか、もはや信者ですよね、アレ。
カルト宗教の教祖と信者って捉えると理解し易いと考えます。
日本社会では保守革新問わず脳みそを他人というか権威者に預けないと生きていけないレベルな人達が居るっぽく、山本太郎はそんな人達の受け皿のひとつってところ?
>また、さまざまな批判もある一方で、なんだかんだで実務能力がある政治家としては、二階俊博氏を挙げる人もいるかもしれません。好き嫌いは別として、あるいは二階氏自身が実務能力を正しい方向に使っているかどうかは別として、たとえば中国との関係構築力などについては、安倍総理も一目置いていたフシがあります。
関係構築力って実務能力なのでしょうか?
処理水問題って経済安全保障などで日本からの譲歩を引き出す外交カードに過ぎない訳で、二階氏の関係構築力で、中国相手に中国の面子を立てつつ日本の国益を損なわないような結果で解決する事が出来るのでしょうか?
世襲でゴメンナサイm(_ _)m。
本物にもゴメンナサイm(_ _)m。
おはようございます。
個人的な意見ですが、総理大臣には「人望」が入ると思います。
志は高いが実務能力と人望に欠ける→I破議員、T市議員
志は高く人望もあるが、実務能力が低い→K泉議員
人望も実務能力もあるが、志が邪→K野議員
政治家は「引き際」も重要と考えれば、菅前総理は引き際も適切だったと思います。岸田総理は引き際を逸したと思います。
I破議員、K泉議員に志ってありました?弁が立つってだけだと思いますよ、R4のようなもの、野党議員で志(別の意味で)があるのはT元議員ですかね。
K野議員は違う意味での人望はあるかもしれませんが実務能力はないと思いますよ、口でやり込めて部下に仕事をさせているだけですね、それも実務能力と言えばそれまでですけど。
石破氏、小泉氏は「総理になりたい志」と表現すべきでした。
河野氏はパチ倒さんのサイトで認識してますが、知らない方もいらっしゃるかと。
岸田総理辞任を求める意見が多いですが、時期総理は誰が望ましいのでしょうか?。
ただ辞めろだけでは、説得力を感じません。
K泉議員もK野議員も党内での人望は無いようですよ。まあ性格的にでしょう
>国会議員の最も重要な役割のひとつは、「法律を作ること」
ですが、日本の大学において「法律を作ること」を教える、もしくは研究する法学部立法学科のようなものがあるのでしょうか?
法律を解釈することには熱心なようですが。
法律を作るということは、大なり小なり、大人数か少人数かは別にして、誰かの恨みをかうことなので、大学では、そんな穢れことは教えたくないのでは。それに、人によって、その法律案への採点が違いますし。
噂ですが、現行の会社法は学者先生の意見を聴かないで制定したので判り難い、らしいです。
(条文の類似引用、繰り返しが多い。)
そのうち役人が「実務能力を測るテストを導入しよう」と言い出すのではないでしょうか。どうやって、測るのでしょうか。
毎度、ばかばかしいお話しを。
財務省:「「学歴=実務能力」としないと、採用の時に困る」
これって、笑い話ですよね。
ドイツの将軍クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトの名言を思い出しました:
「私が考えるに将校には4つの特性がある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち2つを併せ持つ。
まずは利口で勤勉なもので、これは参謀将校にするべきだ。次は愚鈍で怠慢なもので、これは軍人の9割にあてはまり、日常業務をこなすことに向いている。利口で怠慢なものは高級指揮官に向いている。なぜなら確信と決断の際の図太さを持ち合わせているからだ。もっとも注意すべきは愚かで勤勉なもので、このような者は害を及ぼすのみであるので、いかなる責任ある立場も与えてはならない」
(Wikipedia からの抜粋。)
>弁が立つ、しかし実務能力がない者ほど始末に負えない
ハッキリ言って、岸田総理の良い功績のほとんどは、「前・前々政権で既に固められた轍を踏襲したに過ぎない!」としても過言ではない気がします。
安倍総理が没されたあとの、彼の独自判断?(LGBT・対韓譲歩・増税基調)が「国益遵守の原理原則」に沿わぬ碌でもないものばかりだからです。
彼の売り文句「聞く力」にしても、国民に対する問いかけではなく、「官僚に対しヒントを求める」と言い換えた方が実態に則しているのかもですね。
社会に出て求められるのは、地頭の良さよりは「実務力」。実務は『受動的に答えを選択する受験勉強の延長であってはならない』と思うんですけどね。
・・・・・
>実務能力がなくてもやってられるのは、評論家くらいなものかもしれません。
渦中には言及を避け、事後に「○○○とすべきだった」との批判を繰り返す御仁がいます。
石破氏なんかがその典型例。彼には政治家ではなく評論家の肩書こそがふさわしいですね。
>公認会計士は「継続的専門能力開発」と呼ばれる制度(俗に「CPD」と略されます)により、年間一定時間以上の学習を行うことが義務付けられているのですが、財務省の役人はご苦労なことに、年1回以上、その研修会にノコノコやってくるのです。
「ノコノコ」の表現から役人がオブザーバ受講しにやってくるのかと思いましたが、講師としてやってくるってことですね。
財務官僚「複式簿記がすべてじゃねえんだよ!」
なんて研修なんでしょうかね。(笑)
このネタ、もっと流布されていてもよさそうですが、会計士業界は奥ゆかしい人が多いのかな?
この研修で財務省職員と受講者間でどのようなやりとりがあるのでしょうか。
ただ聞くだけで質疑とかはないのでしょうか?
オープンな場での質疑はほとんどありません。なにせヤツら、時間の都合とか言いながら逃げちゃいますからね。
バランスシートの読めない(資産と負債の区別もできない)財務省の木っ端役人が、会計のプロである公認会計士諸氏に、どのような「ありがたい」講義を垂れてくださるのか、その中身に甚だ関心が湧きます。
財務省職員にその場で反論すら出来ないブログ主が、その全貌が明らかではない百田新党(仮)になんの根拠も示さず憶測で「自称保守のカルト政党」と決めつけ悦にいっているの図。
あれ?
本稿で「140文字以上の文章が理解できない自称保守作家」について言及してましたっけ?
他人が書いてない内容を読み取ってしまうなんて、日常生活でもなにかお困りでないでしょうか?(笑)
まぁ、研修会といってもしょせんはリモートですからね。無視されたらそれ以上に何もやりようがないのですよ。
世の中のセミナーはリモート方式が増えているのですよ。コメント主様も少しくらいは世間を知った方が良いですよ〜(笑)
https://shinjukuacc.com/20230612-05/
これの続編でしょ。バレバレですよ。
私怨で誹謗中傷している百田新党(仮)のフォロワー数が急増している現状に、嫉妬にとち狂って罵詈雑言を浴びせたの図。
財務省の研修会とやらはリモートだと質疑応答、反論もままならないのですか。
で、無視されてブログで反論書いて悦にいっている日常。
匿名のコメント主様
日本語が不十分であるにも関わらず、また、こんな無名のウェブサイトを熱心にフォローしてくださり、本当にありがとうございます。
引き続きコメント欄を盛り立てて下さると幸いです。
だからさ、文脈で判断するしかはないんだけど
「匿名」でもきちんと考察する人物もいるし、サイトを荒らす人物もいるのです。だから誤解を防ぐ意味で「匿名」をやめてなんらかのネーム投稿にしてはどうかと言っている。同じ「匿名」だといらぬ誤解、曲解をうみます。新宿会計士氏はアドレスで見分けがつくんだろうが、、、
ブログ主の煽り性能高くてワロタ
で
と百田の件は信者がいるからね。ブログ主も気をつけた方がいいよ
いえいえ、当該コメント主様におかれましては、慣れない日本語でこんな無名のウェブサイトをわざわざじっくりと読んでくださるのは本当にありがたい限りです。
新宿会計士さんの考察では、百田新党は泡沫政党と考えておられるんでしょう。
だったら、何故過剰な反応をされるのか良く判りません。
何か遺恨でも有るんでしょうか。
何か勘違いしているようだが、私はスレ主が百田新党(仮)を個人的な私怨で根拠もなく憶測だけで誹謗中傷していることについて嘲笑している。
その私の投稿(嘲笑)に対してなんら反論すること無く、
>日常生活でもなにかお困りでないでしょうか?(笑)
>少しくらいは世間を知った方が良いですよ〜(笑)
>日本語が不十分であるにも関わらず
>慣れない日本語で
などと愚にもつかない戯言を並べ投稿者を攻撃する(痛くも痒くも無いけどな)。
図星を突かれ冷静さを失っているとしか思えない。
日本語が不十分で慣れない私に対してコメント、本当にありがたい限りです。
今後とも私怨で根拠もなく憶測だけで誹謗中傷して下さいね。
>痛くも痒くも無いけどな
…す、すみません、ここ面白過ぎて5分間ほどまともに息もできませんでした。謝罪と賠(ry
>日本語が不十分で慣れない私に対してコメント、本当にありがたい限りです。
「日本語が不自由」のくだりについてはお詫び申し上げます。ちょっと図星すぎたようです。
今後はもう少し違う言葉で、たとえば「鏡が大好き」「ブーメランの名手」などと言い換えることを検討いたしますので、平にご容赦下さい。
>今後とも私怨で根拠もなく憶測だけで誹謗中傷して下さいね。
恐縮です。こちらこそ、丁寧に読んでくださっていることに関しては、心より感謝申し上げます(一生懸命に読んでも理解できない人がいるのは仕方ない話です)。
これに懲りずに今後とも当ウェブサイトをご訪問の上、一生懸命にコメントを賜りますようお願い申し上げます(面白くないコメントには反応しなくなるかもしれませんが)。
また、ご自身のブログなり、SNSなりで当ウェブサイトを批判なさっても構いません。論評目的であれば当ウェブサイトの文章や図表を自由に引用、転載して頂くことが可能です。
…え?
「自分にはそんな影響力ない」、ですって?
「自分にはそんな文章力ない」、ですって?
まぁ、そう言わないで、是非ともご自身で当ウェブサイトを批判する記事を書いてみて下さい。なんなら当ウェブサイトにリンクを貼り付けていただいても構いません。面白ければそれなりにアクセスがあるんじゃないですかね(まぁ多分見ないけどww)
さっき指摘し忘れたけどさ
>日常生活でもなにかお困りでないでしょうか?(笑)
>少しくらいは世間を知った方が良いですよ〜(笑)
>日本語が不十分であるにも関わらず
>慣れない日本語で
↑これらってこのブログで禁止されている個人攻撃の最たるもんでねーの?それともブログ主さまは適用外かよ。
>他人が書いてない内容を読み取ってしまうなんて、日常生活でもなにかお困りでないでしょうか?(笑)
↑これってどういう日本語なんだよ?おれはやはり日本語が不十分なのか?
>(一生懸命に読んでも理解できない人がいるのは仕方ない話です)。
…す、すみません、おれここ面白過ぎてコーヒー噴いた。謝罪と賠(ry
どう読んだって私怨で根拠なく誹謗中傷してるだけじゃないか。
そうじゃないというのなら反論してごらん。
まだ正式な党名も政策も発表されていないのに。
批判、誹謗中傷はそれからでも遅くあるまい。
フォロワーが急激に増えているんで嫉妬に狂って過去の記事の二番煎じを慌てて投稿しただけだろ。
>おれはやはり日本語が不十分なのか?
まぁ、他人が書いてもいない文章を捏造して批判するくらいには日本語力が足りないことは間違いないでしょうね。
>これらってこのブログで禁止されている個人攻撃の最たるもんでねーの?それともブログ主さまは適用外かよ。
あぁ、本当に申し訳ございませんでした。事実の指摘が誹謗中傷に見えてしまうほどメンタルが豆腐の方なのですね。もう悲しくて悲しくて涙が出てきました。
もともとおかしなコメント主様のロジックがさらにぶっ壊れてしまわないか、心配のあまり、今夜は12時間くらいしか眠れなそうです。謝罪と賠(ry
ただ、どうか勘違いしないでください。別にあなた様のコメントに怒っているわけではないのです。
こんなマイナーウェブサイトを相手にして下さって、わざわざ不自由な日本語で面黒いぶっ飛んだコメントを賜りますこと、本心より感謝しているのです。
ちなみに「ぶっ飛んだコメント」という意味では、昨年夏から秋にかけて当ウェブサイトに涌いた「オールド右翼」さんという伝説のコメント主様がいらっしゃるのですが、やはり夏場になると面黒いコメント主さんが出現するのでしょうか?
ただ、今回の匿名コメント主様は、その「オールド右翼」様と比べれば、ぶっ飛び具合はもう少し努力が必要、といったところでしょう。
いずれにせよ、引き続きぶっ飛んだコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
〜通りすがりの匿名さんの
>新宿会計士さんの考察では、百田新党は泡沫政党と考えておられるんでしょう。
>だったら、何故過剰な反応をされるのか良く判りません。
>何か遺恨でも有るんでしょうか。
にまるっと同意。別に百田新党を具体的な名前を上げて攻撃しているわけじゃないのに、どうしてこのブログエントリーを百田新党と勝手に結びつけて過剰反応してるんでしょう?この匿名さんは?新宿会計士さんに遺恨でも在るのですか?
だからさ、くだくだと泣き言を言っていないで以下に反論出来るんなら反論してごらんよ。
>まだ正式な党名も政策も発表されていないのに。
>批判、誹謗中傷はそれからでも遅くあるまい。
>フォロワーが急激に増えているんで嫉妬に狂って過去の記事の二番煎じを慌てて投稿しただけだろ。
>事実の指摘が誹謗中傷に見えてしまうほどメンタルが豆腐の方なのですね。
そっくりそのままあなたに返すよ。
あなたの指摘は事実では無い。誹謗中傷そのものだ。だってあなたは私のこと何も知らない。私のコメントに反論出来ないから「メンタルが豆腐」などと訳のわからぬ戯言をほざくしか脳が無いんだろ?
>以前の「オールド右翼」さんと並ぶぶっ飛び具合ですね。
誰だよコイツ。
ぶっ飛んでで結構だけどさ、あなたが過去に論破した人なのこの人?過去の栄光に縋ってオレを誹謗中傷するのはやめて反論してごらんよ。
あと、
これからもここは暇つぶしに閲覧することがあると思うけど許して下さいね。でも引用や転載はしないよ。(またコーヒー噴いたぜ、ここのブログ主がここまで厚顔無恥だとは思わなかった)
だってここには鈴置さんや高橋さんや渡邉さんその他大勢の常識ある諸氏以上の内容は(当たり前だけど)皆無だからね。単なる暇つぶしだよ。ごめんね。
(この一連のやりとりを公表して第三者に意見を聞いてみるのは面白いかもしれない。果たして誰が豆腐のメンタルなのか!、はたまた誰が日本語が不十分なのか!)
>だからさ、くだくだと泣き言を言っていないで以下に反論出来るんなら反論してごらんよ。
泣き言をおっしゃっているのはあなた様です。
また、一般に「反論」とは「相手の議論に反駁すること」を意味しますが、あなた様の文章は「論」ですらありませんので「反論」はできません。同じ土俵に立つのはちょっと勘弁してください(笑)
>これからもここは暇つぶしに閲覧することがあると思うけど許して下さいね。でも引用や転載はしないよ。(またコーヒー噴いたぜ、ここのブログ主がここまで厚顔無恥だとは思わなかった)
暇つぶしであっても結構です。コメント主様が一生懸命読んでくださることは、本当にありがたいと思います(それがたとえ「正しく読めていない」のだとしても)。また、当ウェブサイトだけでなく、当ウェブサイト外にも引用や転載をしていただいて構いませんよ?
※ただし、当ウェブサイトの運営者に対する誹謗中傷は許可しますが、他コメント主様に絡み始めたり、第三者に対する誹謗中傷を行ったりする場合には排除しますので、いちおうルールを守ってくださいね。
>この一連のやりとりを公表して第三者に意見を聞いてみるのは面白いかもしれない。
どうぞどうぞ!是非是非、楽しみにお待ちしています。
こんなところで負け惜しみをダラダラ述べているのではなく、「この一連のやり取りを公表して第三者に意見を聞く」ための論考(?)とやらが完成したら、是非とも公開し、当ウェブサイトにそのリンクを貼り付けてください(というか、当ウェブサイトも公開されていて一連のやり取りは第三者でも確認できるんですけどね)。
面白かったらそれなりの人に読んでもらえると思いますよ。
「面 白 か っ た ら」、ですけどね。
>この一連のやりとりを公表して第三者に意見を聞いてみるのは面白いかもしれない。
あなたから見たら第三者ではなく敵に映るかもしれませんが、私からはあなたが先に根拠なく誹謗中傷をしたように見えます(精読しましたが本文に一文も百田氏絡みの記載は無く、唐突な貴方の推論コメントが発端です)。また無礼な投げかけの返信に礼を尽くしてもらえないのは仕方ないでしょう。
ブログ主が百田氏への嫉妬から百田新党(すみません私は存在そのものを存じ上げませんでした、保守標榜カルトとは"既に議席を持つ"という文脈に沿い参政党のことかと思い読んでいました。)を腐しているということを示す一文を提示・リンクしていただければ幸いです。私にはこれを全く確認できませんでしたので、あなたの方が議論の前提を履き違え、それにより主張が支離滅裂になり、論点が噛み合わない結果になっています。婉曲表現に乗って結論を申し上げれば「匿名様の方が日本語が不十分」と感じます。上記を提示していただく「ただそれだけ」で、この評は覆りますのでお願いします。
そしてブログ主が
>まだ正式な党名も政策も発表されていないのに。
>批判、誹謗中傷はそれからでも遅くあるまい。
>フォロワーが急激に増えているんで嫉妬に狂って過去の記事の二番煎じを慌てて投稿しただけだろ。
これら主張を「していない」以上、反論のしようが無いかと思います。そしてなぜかそこに拘っておられるので議論になっておらず、文章表現も大いに荒れておられます。これを第三者として評価すると、表現によっては誹謗中傷と映るかもしれませんが、全く的外れということもありません。
「豆腐メンタル」を否定するためにも、まずは不毛な罵倒を控えては如何でしょう。
ここのブログ主に、そういう主張する権利の公平性や、反論説明とか期待しても無駄ですよ。
自分もかつて、HN付きで事実と意見の区別が付いていない点や、論点ずれ、論理の飛躍、根拠不足、持論に不都合な事実を指摘し続けたことありますが。
反論かえって来たことは無いです。代わりに、匿名で誹謗中傷が返信され、何故かそれは削除されないという具合でした。
終いには、何がどう問題なのかも説明せずに削除です。アク禁もされてるのかな?マスコミとかと同じです。イデオロギーが行きすぎてダブスタもお構い無しなんですよ。
あなたに返した返信見れば分かるでしょ。ここはときどき、詭弁を分析する訓練所くらいの扱いで眺めた方が吉です。楽韓さんあたりでも、見限ったようなコメント見掛けたことあるくらいなんで。
>ここのブログ主に、そういう主張する権利の公平性や、反論説明とか期待しても無駄ですよ。
自分もかつて、HN付きで事実と意見の区別が付いていない点や、論点ずれ、論理の飛躍、根拠不足、持論に不都合な事実を指摘し続けたことありますが。
そもそもとして根拠のない言いがかりに対して、根拠不足と言って何が問題なのでしょうか?
他の方も仰っている様に百田新党のことに明確に触れているわけでもないのに、決めつけで誹謗中傷をしてくるのですから。
やっていることが悪魔の証明と変わらないですよ。
>楽韓さんあたりでも、見限ったようなコメント見掛けたことあるくらいなんで。
私は逆に楽韓さんを見限りました(笑)。対韓譲歩で論理性に欠けた主張をされたくらいの方で、異なる意見に対してもやや挑発的でしたし。
それ以前に、汚い文章でこの様な公の場で誹謗中傷される様な方を擁護される時点で、貴方も似た様な方なのでしょうかね?
日本の企業会計は決算書作って税金納めれば終わりと財務官僚(税務署)は思っているようですね。
税理士でないと税務事務ができないし税支払代行もできなかったと記憶しています。
税務署勤務経験者が、税理士になるのは比較的楽だったと思いますよ。
天下りのように専業できるようになっています。
決算書類から企業戦略のコンサル業務を会計士は行うのが普通だと思うのですが、税理士さんは助言のようなことはしてもらえなかった覚えがありますね。実家の縫製工場の場合ですけど・・・。
税金についての計算ができればよいと考えると財務諸表の中の貸借対照表は眺めているだけかもしれないですね。
政治家の資質を「志」と「実務能力」の2つに分けて考察し、2×2の4類型で評価するというのは、分かりやすい提案で、面白く読みました。
この「志」ですが、立候補の際の有権者へのアピールであるとか、マスコミとのインタビューであるとかの機会には、どんな政治家だって、それなりの「志」は述べているはずです。しかし、有権者側からその政治家の資質を測る場合に、単に口先で語られただけの「志」では、ほとんど意味を持たないと思います。実際に自らの政治力が政策実現に活かされたかどうかの「実務能力」は措くとして、やってることが言行不一致じゃないかとツッコまれるようでは、そんなものは「志」とは言えないでしょう。エッフェル姉さんだの、ドリル○○だの、セクシーナンチャラだのといった尊称を奉られる体たらくでは、「志」もなにもあったもんじゃない。「志」は、きちんと有権者に「説明責任を果たす覚悟」あってこその資質だと思います。
で、全然はなしは違いのですが、この記事で個人的に一番面白く感じたのは、図表入で説明されていた「ワニの口」のはなしでした。この言葉、近頃時々目にはするものの、なぜこんな表現が出てくるのか今まで知らなかったんですが、この図を見て「ああ、なるほど」と一発で理解できました。
それにしても、国債発行で先に収入を得ておきながら、そのことには触れず、償還費用を「国債費」という純支出項目に混ぜ込むなんて、インチキにもほどがありますね。それを簿記会計のプロである公認会計士のセミナーで堂々と掲げるに至っては、それがトリックであるということすら、やってる本人が分かってないという、なんか笑えない冗談で、暗澹となりますね。会場から「説明責任果たせ」の声が上がったらどうなったんでしょう。