『ロケットニュース24』というウェブサイトに、大変興味深い特集記事シリーズがあります。題して「5万円海外旅行」というもので、これまでにタイ、シンガポール/マレーシア、台湾、インドネシア・バリ島の4ヵ所の旅行を敢行していたのですが、今回は韓国・ソウルなのだそうで、結論的には5万円で「ギリギリ行けた」、ということだそうです。
インバウンド大国のニッポン:支出額トップは英国
現在の日本はいまや毎月200万人前後の外国人が訪れる、立派な「インバウンド大国」です。
当ウェブサイトにおいて、敢えて「インバウンド『大国』」、という言い方をする理由は、現在の日本は、入国外国人の人数が出国日本人の人数を大きく上回っている状態が常態化しているからです(『月間訪日外国人200万人突破も…観光振興の落とし穴』等参照)。
2023年6月の訪日外国人が200万人を突破しました。日本政府観光局(JNTO)の発表によれば、韓国(54.5万人)、台湾(38.9万人)に加え、米国(22.7万人)などが牽引する形で、引き続きインバウンド需要は旺盛です。また、1-6月の累計だと1000万人を超えました。この調子で推移すれば、今年を通じた入国者数は2000万人を超えることは確実です。ただ、一見すると堅調なインバウンド需要、なにか落とし穴はないのでしょうか?全体レビューついに200万人の大台を達成!ついに、200万人の大台達成です。日本政府観光局(JNTO)は... 月間訪日外国人200万人突破も…観光振興の落とし穴 - 新宿会計士の政治経済評論 |
ただ、入国者の国籍もさまざまですが、先般の『訪日外国人旅行支出、台湾が1位』などでも指摘したとおり、入国した外国人が日本国内で支出した金額を調べてみると、国によってもさまざまです。
2023年4月から6月の期間、日本を訪れた台湾人は983,864人で、2番目に多かったのですが、その台湾人は1人あたり176,801円を支出し、その支出額のトータルは1739億円に達したそうです。もちろんトップです。日台関係はさまざまな意味で重要になりつつあることは間違いありません。インバウンド大国の日本、台湾人は100万人近くが入国先日の『月間訪日外国人200万人突破も…観光振興の落とし穴』などでも指摘したとおり、日本には現在、毎月200万人前後という外国人が入国しています。人数「だけ」で見れば、もう立派なインバウンド大... 訪日外国人旅行支出、台湾が1位 - 新宿会計士の政治経済評論 |
図表1は、観光庁のデータをもとに日本に入国した外国人の支出額(分類対象は19ヵ国・地域)を上位10位までリストアップし、並べ替えたものです。
図表1 国籍・地域別にみる一般客1人当たり旅行支出と訪日外国人旅行消費額(2023年4-6月期、上位10位)
国・地域 | 金額 |
1位:英国 | 358,888 |
2位:中国 | 338,238 |
3位:オーストラリア | 337,070 |
4位:フランス | 327,897 |
5位:ドイツ | 326,781 |
6位:イタリア | 318,401 |
7位:その他 | 308,463 |
8位:米国 | 291,946 |
9位:シンガポール | 275,807 |
10位:スペイン | 269,635 |
(【出所】観光庁『訪日外国人消費動向調査』をもとに著者作成)
これによると1人あたりの支出額のトップは英国で、その金額は平均358,888円。
また、2位の中国が338,238円、3位の豪州が337,070円と、軒並み30万円台を超えており、30万円台を下回るのは、ようやく8位の米国になってからです(金額は291,946円)。
韓国は10万円以下
その一方で、図表2は残り10ヵ国・地域について、今度は逆に少ない方から並べ替えたものです。
図表2 国籍・地域別にみる一般客1人当たり旅行支出と訪日外国人旅行消費額(2023年4-6月期、下位10位)
国・地域 | 金額 |
1位:韓国 | 94,205 |
2位:フィリピン | 166,459 |
3位:ベトナム | 173,485 |
4位:台湾 | 176,801 |
5位:香港 | 185,593 |
6位:インドネシア | 188,852 |
7位:タイ | 189,901 |
8位:インド | 202,738 |
9位:マレーシア | 204,210 |
10位:カナダ | 268,089 |
(【出所】観光庁『訪日外国人消費動向調査』をもとに著者作成)
これで見ると、やはり「近場」からの入国者は1人あたり消費額が少ないようであり、とくに韓国は94,205円と、唯一、10万円を割り込んでいます。トップの英国と比べ、約3.81倍という差が付いている計算です。
ちなみに、観光庁の元データでは、「観光・レジャー目的」のみに絞った支出額も公表されており、こちらだとトップの英国が397,500円、最も少ない韓国が92,804円で、格差は4.28倍に拡大します。
韓国人は平均宿泊日数が3.5泊と他の国と比べて少ない、といった事情もあるのかもしれませんが、いずれにせよ客観的事実として、韓国人旅行者が平均して、1回の日本旅行で10万円も使っていないということは間違いありません。
ロケットニュースの「5万円海外旅行」
こうしたなかで、逆に日本人が韓国旅行を「安上がりで」済ませることはできるのか、という点で、なかなか面白い記事を発見しました。
【激安海外】航空券&宿&メシ代など5万円以内で “韓国ソウル1泊2日を満喫” するのは可能なのか試してみた!
―――2023/08/06付 ROCKET NEWS 24より
記事を配信したのは『ロケットニュース24』というウェブサイトですが、本当に旅行に行っている気分になれる、大変に興味深い記事です。
これによると「数件の有名なごはん屋さんで舌鼓を打ちつつ、韓国マッサージで極楽気分、最後にビールまで飲んで残高ギリギリの35円」、だそうですが、詳しい現地のレポーティングに関しては、ぜひともリンク先記事をご参照ください。
内訳はピーチ航空の格安航空券が31,100円、とのことですので、単純計算で使える上限は18,900円。韓国では2万円も使えません。いちおう、宿代と食事代、ビール代を含めてギリギリで5万円以内に抑えたということですが、なるほど、こんな「節約旅行」もあるのかと感心します。
先ほど紹介した観光庁のデータでは「外国人の日本国内での消費額」(つまり航空運賃などを含まない額)が集計されていたのですが、この18,900円という金額は、韓国人が日本で使う94,205円と比べ、さらに4.98倍もの差が開いています。
ほかにもいろいろな国で試しているらしい
また、「5万円で海外」シリーズはほかにもインドネシアのバリ島、台湾、シンガポールとマレーシア、タイのバンコクがあるようです(どれも大変に面白い記事であり、旅行好きの方であれば是非とも読んでいただきたいと思ってしまいます)。
これらの記事には共通して、冒頭に旅行にかかった航空運賃とその内訳、残金が示されています。このため、5万円から航空運賃と旅の残金を差し引いて、現地での支出額を求めることができます(図表3)。
図表3 「5万円旅行」の行き先別の現地支出額
行き先 | 航空運賃 | 現地支出額 |
シンガポール・マレーシア | 39,753 | 8,073 |
台湾 | 25,117 | 22,107 |
インドネシア | 40,210 | 9,715 |
タイ | 43,960 | 6,017 |
韓国 | 31,100 | 18,866 |
(【出所】『ロケットニュース24』の記事をもとに著者作成)
これで見ると、シンガポールやマレーシア、インドネシア、タイに関しては、現地での支出額が1万円にも満たないのに旅行をすることができていたというのは興味深いところでしょう。
ただし、これなど旅行需要がコロナ禍から回復するなかで、ホテル代や食事代などのさまざまな値段が世界的に上昇している影響などを考慮すれば、単純な比較ができるとは限りませんが…。
いずれにせよ、旅には「豪華旅行」や「節約旅行」などがあります。日本を訪れる外国人のすべてが「豪華旅行」を楽しんでいただけるならば、結果的に日本経済も潤うという反面、日本を訪れる外国人のなかには「節約旅行」を敢行している人も多いことは間違いなさそうです。
『ロケットニュース24』さんにはぜひ、「逆の視点」で、たとえば韓国在住者の方や台湾在住者の方などの協力を得て、「5万円以内で日本旅行が可能か」、といった記事を執筆して下さるとうれしいと思うのですが、いかがでしょうか?
View Comments (14)
コロナ前は、近所の旅行好き中年女性は、韓国2泊3日5万円以内でリピートでよく行くと言ってました。気軽な気分転換に行くと。韓国は観光地がある訳でもなく、ソウル市内で食事してエステでもしてって感じみたいですね。その他、台湾も同じ感じで。ヨーロッパやアメリカは、それなりに気合いを入れて行かなきゃならないから、気軽にとは行かないみたいですね。
さすがロケットニュースw
「韓国の歩道は歩きづらい」とよく聞きますが、写真でもそれとなくその雰囲気が見えます。
ちょっと本旨ズレですが・・・
もう何年も前ですが、KBSのニュースで韓国に渡航する外国人観光客の国別支出額の比較があり、日本人は渡航者が多いのに単価が最安近辺だったので、それをもって「日本人は最もケチだ」と報じていたことがあります。
日本では韓国人の支出額が少ないからと言って「ケチ」という評価をするのはあまり見かけませんが、韓国では公共放送がそう評価していました。
韓国では「金持ち」か「貧乏・ケチ」かが人の評価基準になっているとも聞いたことがあります。
韓国ネタでよく見かける自己投影の法則を適用すると、「韓国人はケチだから日本での支出額が少ない」となる?
まあ、日韓往来は距離が近くて手軽過ぎるが故に、他国からの海外旅行とは別次元のエンタメになっている気もします。
日本人は、何処へ行ってもそんなにお金を使わないし、ましてや、韓国は行ってもお金を使う対象が少ないから、必然的に、日本人の消費額が少なくなるんじゃないですか?
日本人は、国内でもお金を使わなくて貯金ばかりしているから、個人金融資産が貯まりに貯まっているのですから。
欧米に行くと、お金が幾らあっても足りない位に使いたくなる対象が沢山あるけど、韓国に行っても使いたいと思うものはないですね。自分達の歴史生活文化の蓄積の浅さを顧みよ、ですね。
尚、韓国人が日本に来て金を使わないのは、単にお金がないからでしょう。もう一つ言えば、日本は、お金を使わなくても楽しめる所が沢山あります。例えば、東京の街は、色んな歴史的なものがあるし、公園はあるし、神社仏閣は沢山あるし、散歩してちょこっとカフェに寄ったりしただけでも、充分に楽しめます。
ニューヨークも、街の中を歩いてその雰囲気に浸っているだけで豊かな経験をした気分になります。安いハトバスみたいなものもあります。
案外、日本人自身が余りお金を使わないのも、豊かな自然や文化の中で生活しているからかもしれませんね。
韓国では、「日本人が海外旅行に行かないのは貧乏だからだ」という説がまことしやかに広められているようです。でもねぇ、わざわざ外国にまで行かなくても、日本国内には魅力ある観光先がいくらでもあるのですよ。むしろ感心するほど国内に観光先が存在しない韓国と比較してもらってもねえ。
実際問題、韓国はソウル以外には何もありません。そしてそのソウル市内に見るべきものがあるかといわれると、う~ん、ほとんど思い当たるものがありません。韓国料理も決して嫌いではありませんが、大方は日本で現地と変わらないレベルのものが食べられますしね。となると、いくら安上がりだと言われても、わざわざ韓国にまで観光で行こうとは思えません。
まあ、街中ハングルだらけで、確かに日本国内とは違うので、ちょっとした気分転換になる可能性もなきにしもあらずですが、一度行けば十分以上で、二度行くようなところではないと思います。
# 個人的には、円安と燃料費サーチャージの高さにめげて、ちょっと海外に出る
# のに二の足を踏んでおりますが......
その辺は楽韓さんも同じようなことを言ってますよね。ソウル以外何も無いと。
韓国に行ったことはなくて、以前であれば別に機会があれば行くこともやぶさかでは無かったのですが・・・
今となっちゃ、敢えて行こうとは思わなくなってしまいました。
まあ、一度くらいは行ってみても良いかもしれませんよ。金浦空港なんざ、飛行機から一歩踏み出した瞬間に強烈なニンニクのにおいがして、「あ、外国に来たな」というのが感じられますから。なお、何も見るものがなかったとか、ボッタクられたなどのクレームは受け付けませんので悪しからず。
ついでに、おそらくガイドブックには載ってない実用的な小ネタを一つ。
ソウル市内を歩いていて、日が暮れると方角が分からなくなる可能性があります。大きな交差点などには、ちゃんと行先表示の標識があるのですが、ハングルでしか書かれてないため、地図を持っていても、どちらに進んだら目的地に近付くのかわからなくなります。日があるうちは太陽の位置で方角がある程度見当付くのですが、日が暮れるとそれすらもわからなくなりますので。一度それで完全に方角を見失い、通りがかった若い子に教えてもらったことがあります......
# 最近では、一部の標識にハングル以外も書かれるようになった
# らしいとは聞きますが......
日本には清貧とか節約とか(お金に閉じた話ではないですが)、お金などを無駄に使わないことを美徳とする概念がありますが、韓国にはそれがあるのかどうか。
なにせ、「人生で最も大事なものは?」との問いに、「物質的な豊かさ」の回答が最多だった唯一の国らしいです。普通は家族とか子供とかがトップに来るらしいんですが。
そういう彼らが金を遣わないってことは、ほんとに貧乏なのかも知れませんね。あるいは、心底ケチだからこそ、金持ちぶって見せることが大事になったとか。
全部想像ですけど。
>韓国にはそれがあるのかどうか。
それは、無いかもしれません。知人が韓国へ行った時、数人で居酒屋に入ったら、その中の中心人物が、人数とかを考える(食べられる分量か)こともなく、じゃんじゃん注文したというのです。
これは、その人物の見栄でしょう?日本でこんなことをしたら、先ず、軽蔑されてしまいますが、彼の国では、物量で自分の力(権力・金)を示したいのかもしれませんね。
日本で金持ちがこんなことをしたら、忽ち、品性の無い成金という噂になってしまいますね。清貧・節約が美徳とされるのですから。
>『ロケットニュース24』さんにはぜひ、「逆の視点」で、たとえば韓国在住者の方や台湾在住者の方などの協力を得て、「5万円以内で日本旅行が可能か」、といった記事を執筆して下さるとうれしいと思うのですが、いかがでしょうか?
それは余りにも悪い冗談でしょう.
ただでさえ来日中に落とす金額が少ない韓国人来日客はマナーも悪く所かまわず大声でしゃべり騒々しく日本に落とす金も大したことがなくて,我が国の観光地にとっては有難迷惑な存在になっているのに,それが航空運賃も含めて僅か5万円以下なんて超ケチ旅行で来られた日には,日本の観光地にとっては経済的にも完全なマイナス効果しかありませんよ.(騒々しい観光地は日本国内の旅行者,特に金をそれなりに落としてくれる引退後の世代の国内旅行者からは敬遠されてしまいますからね)
率直に言って,韓国人や中共人に限らず,欧米人も含めて一般に外国人は日本人に比べて所かまわず大声で話してしまう傾向がはっきりとあるので,海外からの貧乏旅行者には日本に来ないでもらいたいですね.
京都などの人気観光地では交通インフラ等の社会インフラが大量の観光客の入域によってパンクしてしまい地元民の生活に問題が既に発生しているのですから,人気観光地への海外からの貧乏旅行者の来訪を排除するために,事前にネットでそれなりの金額を払わせて入域許可を受けないとNGにするような方策を真剣に検討して一日も早く実装する必要があると考えます.
会計士様も以前から繰り返し指摘されている通り,来日観光客数の多寡は重要でなくそれを観光振興の目標値として設定・努力するのは間違っています.
日本にとって重要なのは,来日観光客にどれだけ国内で気持ち良くお金を落としてもらえるようにするかであり,お金を落とすことが期待できない来日客は我が国にとって望ましい客ではないので,観光地のキャパシティを保護し本当に有益な=沢山の経済効果を与えてくれる裕福な観光客に日本に満足して帰って頂けるように,お金を落とすことが期待できない来日客をスマートに判別し早々にお引き取り頂けるような来日客の分別方法を真剣に考えて実装するべきです.
飛行機と発着の縛りを外せば博多から船と釜山経由でバスを使えます。もう少しソウルで豪遊?できそうですね。
時間があったので訪日外国人の一泊当たりの支出額(国籍地域別)を、
新宿会計士さんが配信日時:2023/08/05 10:00 「訪日外国人旅行支出、台湾が1位」の
論考で紹介されている観光庁『訪日外国人消費動向調査』を元に集計してみました。
「2023年4~6月期」1次速報集計結果のうち、
参考7 国籍・地域(21区分)別 平均泊数 【観光・レジャー目的】、及び
参考9 国籍・地域(21区分)別 1人1回当たり旅行消費単価 (パッケージツアー参加費内訳含む)【観光・レジャー目的】
を利用しています。
国籍・地域別に平均宿泊数/一泊当たり支出額で記載しています。
全国籍・地域 韓国 台湾 香港 中国
7.1泊/28172円 3.3泊/28199円 5.5泊/31097円 6.7泊/28406円 8.2泊/42787円
タイ シンガポール マレーシア インドネシア
6.9泊/27859円 9.4泊/29238円 7.4泊/28389円 8.2泊/24844円
フィリピン ベトナム インド
7.8泊/25376円 5.4泊/32621円 10.1泊/28086円
英国 ドイツ フランス イタリア スペイン
15.1泊/26267円 15.3泊/24101円 15.1泊/22042円 12.2泊/27291円 14.1泊/20220円
米国 カナダ オーストラリア その他
10.9泊/29571円 12.4泊/23102円 14.2泊/24781円 14.4泊/23302円
見ずらくて申し訳ない。テキストエディターで一旦書いたものをコピペしましたが、
ずれがあるかもしれません。
ここからわかることは1泊当たりでは支出額はほとんど変わらない。
それどころか予想はされていましたが
西欧からの旅行者は一泊当たりでは支出額が少な目ですね。
爆買い中国は別格としてベトナムも高めですね。
なお、相関係数は-0.553で負の相関が少しありとなります。
ということは.............(笑)
やっぱりずれたorz
>>ここからわかることは1泊当たりでは支出額はほとんど変わらない。
それどころか予想はされていましたが、西欧からの旅行者は一泊当たりでは支出額が少な目ですね。
欧米人は、「賢」約家、ということは、もう有名な話です。欧米人と付き合ったことがあれば、分かります。彼らは、賢くお金を使います。
ビジネスで来日した、欧米人を休日にエスコートしたことがあれば直ぐに分かりますが、彼らは、人の目を気にすることなく、自分が「納得しない消費」はしません。
若い頃、仕事を共にした米国人からからかわれたことは、中途半端な金額の腕時計をしていたら、「お前、そんな所に無駄な金を使うのか?俺の時計は8千円だ」みたいなことを言って笑っていました。仕事の時は時間さえわかればいい、という感じですか?
長期滞在をすれば、1泊当たりの金額が低くなるのは普通ではないですか?富裕層なら別ですが。実際、今の中国は富裕層しか観光来日しないそうなので、やはり跳びぬけて高いですね。
大事なことは、データをどう見るかです。
欧米人は、連泊して総額が大きいのですから、優良客でしょう。
その他のアジア人は、短期ですから、総額は大きくないでしょう。
ベトナム人が1泊当たりの金額が多いのは、海外旅行を始めて日の浅い国だから、外国へ行くと物珍しさで、財布の紐が緩むのか?未だ比較的高所得層だけが海外旅行に行ける段階なのか?とか、いろいろ推量することもできます。その推量に価値があるかどうかは分かりませんが。