NHKはついに一線を越えたようです。不法滞在を正当化する立場からドラマを作ったというのです。しかも、NHKという組織は民間の新聞社やテレビ局と異なり、どんなにくだらない番組を作ろうが、受信料を半強制的に徴収できるという利権組織です。テレビを設置する人がいなくならない限り、NHKはこの手の番組を作り続けるのかもしれません。
NHKの問題点
NHKといえば、視聴者の皆さまから受け取ったカネで、豪奢な社屋を建設したり、1万人前後とされる職員らに対し、1人あたり単純計算で1573万円の人件費を計上したり、金融資産だけで1兆円を超える資産を蓄え込んだりしています(『現代の貴族・NHK職員の平均人件費は1500万円超』等参照)。
これまた強烈な情報が出てきました。NHKは昨日、2022年3月期決算(財務諸表・連結財務諸表)を公表したのですが、相変わらず巨額の金融資産を保有するとともに、おそらく1万人を超えるであろう職員に対し、昨年に引き続き、1人あたり約1573万円の人件費を計上していることが明らかになりました。NHK職員はまさに「現代の貴族」であり、NHKとは「利権の塊」だと言わざるを得ないのです。金融資産は1.3兆円に!NHKは昨日、2022年3月期決算を公表しました。さっそくですが、NHKの連結財務諸表から判明する、NHKが保... 現代の貴族・NHK職員の平均人件費は1500万円超 - 新宿会計士の政治経済評論 |
なにせ、NHKはテレビを設置したすべての家庭から、事実上、半強制的に受信料を巻き上げることができます。放送法で、NHKの放送を受信できる設備を設置した場合は、NHKと受信契約を結ぶことが強制されているからです。
放送法第64条第1項抜粋
協会の放送を受信することのできる受信設備<略>を設置した者は、同項の認可を受けた受信契約<略>の条項<略>で定めるところにより、協会と受信契約を締結しなければならない。<略>
どこかの怪しい政党が主張するような、「NHKと受信契約を結んだうえでわざとカネを払わない」などの方法を取っている人もいるようですが、残念ながら、いったん契約を結んでしまうと、カネを払わなければNHKに訴えられる可能性が濃厚です。
やや乱雑な言い方をすれば、「NHK税」のようなものだという言い方もできるかもしれません。そして、もしもあなたがNHKに絶対にカネを払いたくないならば、正直、「地上波が映るテレビを買わない」、というのが、最も合理的な選択なのです。
不法滞在を正当化?
ただ、そのNHKの番組自体が「公共放送」に値するものかどうかは、まったく別の議論です。
放送法の規定を逆に考えると、NHKにとっては、どんなくだらない番組を作っていたとしても、あるいはどんな反社会的な番組を作っていたとしても、世の中からテレビを設置する人がいなくならない限りは、絶対に倒産しないという権利を持っています。
日本国民としては、NHKを倒産させる自由を持っていない、ということでもあります。
こうした弊害はときどき出て来るのですが、その証拠のひとつが、これです。
これは、NHKが制作するドラマのPRツイートです。
NHKウェブサイトの説明によると、これはこんなストーリーです。
「シングルマザーで保育士のミユキは、震災ボランティアで訪れた東北で、スリランカ人のクマラと出会う。1年後、運命的な再会を果たした2人は次第に惹かれ合い、ミユキの娘・マヤを交えた3人は家族のように一緒に暮らし始める。<中略>婚姻届を提出し正式に夫婦となった直後、クマラはオーバーステイを理由に入管施設に収容、母国への強制送還を命じられる。処分の再考を訴えるも、入管職員・上原は事務的に拒絶する<後略>」
…。
政治的中立性はどこに行った?
これは先日、参院で可決した入管法改正案ともかかわるテーマで、もう少し踏み込んでいえば、おそらくは入管法改正に反対する立場からのドラマでしょう。はたして、NHKの「政治的中立性」は、いったいどこに行ったのでしょうか?
そもそもNHKがドラマを制作すること自体、公共放送としての役割から著しく逸脱しているのではないかとの疑問もさることながら、このように政治的なコンテンツを、「受信料」という事実上の公的なカネを使って製作することが正当化できるものではありません。
ちなみに先ほどのドラマの解説には、こんな続きもあります。
「クマラを助けるためには、裁判を起こして裁決取り消しを勝ち取り、在留特別許可を得るしかない。ただ家族3人で暮らしたいだけ…ささやかな願いを胸に秘め、国を相手どった戦いに挑んでいく」。
正直、「戦い」を挑む相手が違います。「戦いに挑む」相手はこの場合、国ではなく、不当な利権組織と化した反社会的勢力・NHKそのものでしょう。NKHはすでに一線を越えてしまっています。NHK自体、もはや「公共放送」としての存続を許されないレベルではないでしょうか?
この点、NHKという組織は民間の新聞社やテレビ局と異なり、どんなにくだらない番組を作ろうが、受信料を半強制的に徴収できるという利権組織です。テレビを設置する人がいなくならない限り、NHKはこの手の番組を作り続けるのかもしれません。
しかし、新聞、テレビを中心とするオールドメディアは、すでに社会的機能を終えつつあるのかもしれません。私たち一般人がインターネットという情報発信手段を得たことで、新聞社やテレビ局が一方的に情報を垂れ流すという時代が、終焉を迎えたからです。
こうしたなかで、この世に公共放送というものが必要なのかという議論もさることながら、NHKが公共放送を担うに値する組織なのかについて、疑問を抱く日本国民が増え続けていることだけは間違いないでしょう。
View Comments (41)
今までもK国推し番組など様々な活動してきたNHK内部活動家による日本破壊工作が尖鋭化してきましたね。
追い込まれ隠し立て出来なくなって開き直ってきた、とも言えるのかもしれません。
先日、NHK予算でBS放送番組のインターネット配信予算が挙がっていることについて、民放会社からも異見が出ていました。
NHK特別負担金問題を指摘することは、放送業界内ゲバ、NHK自壊を促進する「加速器」の役目を果たす感じです。
シャクティ「見てください!」
さて、国との戦いとやらに破れたオーバーステイ連中がうちひしがれて「これからは法を守ろう」と反省して帰国の途につくというストーリーなら見てあげますけど。あ、TVねーや。これだとNHK的には政府方針に偏重した、不偏不党に悖る行為になってしまうということでしょうか。法の遵守とか当たり前のことをする勢力に合致してしまうといけないので、違法な当たり前でない事をしなければならないって、欠陥では?
あらすじの「考え方」を見ても、NHKのというか左翼志向の考え方では、まさか法を遵守するというだけのことが「政府権力側に偏った行為」になっているのではと疑ってしまいます。
山本太郎ダイブや、街頭演説野次、時間外演説、選挙カー違法駐車なども、連中には正当化された行為なのでしょうし。
>見てください
程無く当該番組にVガンのタグが付くのでしょう。まさかマジで実在の人名だったとは。
>国との戦いとやらに破れたオーバーステイ連中がうちひしがれて「これからは法を守ろう」と反省して帰国の途につくというストーリーなら見てあげますけど。
それとともに、入管法が改正され不法滞在を目的として日本を目指していた若者が希望を打ち砕かれ、日本に出稼ぎに行くには正規のビザを取得しなければと反省するのであった。
もいりますね。
(新宿会計士注:このコメントは個人情報、名誉毀損、性的、わいせつ、低俗、公序良俗違反その他の事情に相当すると判断したため、削除しました。)
オウムじゃなくて?
うーん、鬼郷を作る韓国人の価値観とダブります。
ドラマのテーマの選び方が安易ですね。
私なら、対日レイシズムを教義に抱く反社会的似非宗教団体に家庭をぶっ壊された主人公が、そんな団体と懇意にして広告塔にもなってる某政治家の殺害を完遂するドラマにします。
もちろん、ラストではそんな団体のトップが「某政治家の代わりなどまた作れば良い。これからも日本社会でカネとオンナを好き放題にするのだ!」と吠えて締めます。
NTTやJR、電力会社などが分社化されてますけど、NHKもニュース部門とドキュメンタリー部門と娯楽部門とって感じで分社化する時期に来てるんじゃないですかね?
NHKが、外国人のオーバーステイ、入管施設収容、国外退去、しかしそれを覆す決定を勝ち取る、戦いに勝った!日本人シングルマザーはよくやった〜(^^)なんてドラマをしちゃ駄目でしょう。「在留特別許可」って聞くと反射的に身構えるのはお隣りのせいかな?くだらないドラマなんてやるなよNHK。精度の高い天気予報と事実だけ報道するニュースをやっとれ。
いかにも直近のコトを揶揄してますね。中島京子氏という原作者は大学教授やエッセイストに囲まれて育ったそうで、こういうフィクションかお花畑か、「国は悪、民は自由で正義」みたいな偏向が、根っから変わらない人なんでしょうか。
入管法なんかドラマにするより、あの国境なき記者団すら問題視する記者クラブ制度をテーマにして、記者クラブ制度の打倒を目指すフリージャーナリストを主人公にしたドラマをNHKでやるほうが、原作者のロック精神が感じられて好感が持てるんですけどね。
クロワッサン 様
記者クラブなんて、そこの幹事社みたいなNHKは、絶対に目を背けるでしょうね(笑)。自分らは常に正しい、ネタはジャーナリズムが選ぶ。最近の世論は間違っているから叩き直してやる、と思っているんじゃないでしょうか。汗水流さず働くフリする労働貴族は、滅んで貰いましょう。
放送法に反して受信料の支払いを拒否し、チンピラまがいの集金人(もういなくなるけど)から逃れ、NHKと国を相手に闘うドラマとか作るのとかわりませんよね。
又々BPO案件でしょうか?
隣の半島の国もそろそろ将来が危うくなってきたので、日本に逃げる準備工作を始めたのでしょうね。
NHKは日本国民から強制的に徴収している受信料で運営されている放送局です。
一体誰のために仕事をしているのでしょうかね?
nhkは皆様の受信料によって運営されていますという アナウンサーの言葉を聞く度に 腹が立つ。家族や子供や親族はなんと思っているのかいつも気になる。多分親戚付き合いはしていないのだろう。
NHK?
あれは、
日本放送協会を騙る
『日本破壊教団?!』か、
『日本ヘイト協会?!』
と誰かが、述べたが…。
やっぱ、アリャァ…、日本破壊狂団そのものだなぁ~…。
日本ヘイト協会、、
今更ながら目からウロコでした。