さすがに呆れます。韓国メディアの報道ベースですが、FCレーダー照射事件を巡って、日韓防衛相は「お互いの立場を維持したまま」で「韓日・韓米日の安保協力を一層進展させるとともに、韓日国防当局間の信頼を高めながらさまざまなレベルでの交流協力を拡大」することで合意したそうです。あり得ません。国家としての原理・原則から著しく逸脱するものだからです。岸田首相は安倍総理の時代に形成された自民党の「岩盤支持層」を、着実に敵に回しつつあるようです。
目次
聯合ニュース「実務協議からスタートし、解決策を図る」
さすがに、この対応は原理原則を逸脱しているのではないでしょうか。
2018年12月に発生した、韓国海軍駆逐艦による日本の自衛隊機に対する火器管制(FC)レーダー照射事件を巡り、事実上の棚上げを図りつつ、「再発防止」で落としどころを見つけようとしたとの報道が出てきたからです。
韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)が4日に報じたところによれば、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)に参加するためにシンガポールを訪れた日本の浜田靖一防衛相と韓国の李鐘燮(り・しょうしょう)国防相が会談し、FCレーダー照射を巡って「再発防止策を講じていくことで一致した」そうです。
韓日国防相が「レーダー照射問題」協議 再発防止で合意
―――2023.06.04 15:06付 聯合ニュース日本語版より
同記事によると、李鐘燮氏は会談後、FCレーダー照射問題を巡り、「(双方が)再発防止策を打ち出すことに重点を置くことにした」と報道陣に述べたそうで、聯合ニュースは「実務協議からスタートし、解決策を探る」と説明しています。
「従来の立場を維持」=「レーダー照射はなかった」、という意味
FCレーダー照射事件の概要については、『政府はレーダー照射不問にするな』を含め、当ウェブサイトではこれまでさんざん説明してきましたので、本稿では繰り返しません。
韓国の日本に対する火器管制(FC)レーダー照射事件は、れっきとした韓国の日本に対する加害行為であり、韓国側に100%の過失があるという事案のひとつです。ただ、事件の本質は、そこではありません。韓国が犯罪行為を行った際に、罪を認めず開き直るだけでなく、ウソをついて日本に逆ギレしてくるという「ゼロ対100理論」を実践する無法国家だという事実が、日本国民の目にも明らかになったことです。こうしたなか、一部メディアは日本がFCレーダー事案を不問に付し、防衛協力を進めようとしていると報じました。もしこれが事実... 政府はレーダー照射不問にするな - 新宿会計士の政治経済評論 |
端的に言えば、「韓国の日本に対する一方的な攻撃」であり、「極めて非常識かつ危険な行為」であって、事態の収拾を図るうえでは韓国側が事件の事実を認めて日本に謝罪し、関係者を処罰したうえで、再発防止策を講じて実行する以外にはあり得ません。
それなのに、聯合ニュースの記事によると、韓国国防部関係者は、次のように述べたそうです。
「同問題に対する韓国と日本の当局の立場は現在も変わりない。とりあえず、従来の立場をそのままに再発防止策を講じていくことで合意した」。
これが事実だとしたら、とんでもない話です。
「従来の立場をそのままに」、というのは、「FCレーダー照射事件はなかった」、「それどころかむしろ日本の側が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」という韓国側の大ウソを日本が追及するのを止める、ということにもつながりかねないからです。
以前の『レーダー照射事件でウソをつき続けることを選んだ韓国』でも報告したとおり、韓国政府としては、このまま「レーダー照射はなかった」、「日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」といった虚構を崩すつもりはなさそうです。韓国側の「粘り勝ち」、というわけであり、本当に情けない限りです。
尹錫悦政権でも「三不の誓い」維持する韓国は信頼に値しない!自称元徴用工問題に限定すれば、韓国は岸田「宏池会」政権をまんまと騙すことに成功したのかもしれません。しかし、日韓諸懸案があまりにも多すぎるためでしょうか、ここに来てボロが出始めました。韓国の李鐘燮(り・しょうしょう)国防部長官は事実上、「三不の誓い」を守ることを宣言してしまったのです。つまり、韓国が中国側から米国側に戻ったというのは見せかけに過ぎません。そして、やはり韓国はFCレーダー照射事件を改めて否定したうえで、「日本が低空威嚇飛... レーダー照射事件でウソをつき続けることを選んだ韓国 - 新宿会計士の政治経済評論 |
FCレーダー照射不問で何が「信頼関係」だ
いずれにせよ、聯合ニュースの報道通りなら、日本政府の対応に評価できる点は1ミリもありません。
「韓国側の日本に対する『二重の不法行為』(※)がもたらした日韓諸懸案に対し、日本が玉虫色の決着を図り、譲歩する」という、従来的な「ゼロ対100理論」(※)の罠にはまっているだけでなく、国家として絶対に逸脱してはならない大原則から逸脱しているからです。
日韓諸懸案に関する韓国の「二重の不法行為」とは?
- ①韓国側が主張する「被害」の多くが韓国側によるウソ、捏造のたぐいのものであり、最終的には「ウソの罪をでっち上げて日本を貶めている」のと同じである
- ②韓国側が日本に対して要求している謝罪や賠償の多くは法的根拠がないか、何らかの国際法違反・条約違反・合意違反などを伴っている
(【出所】『【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任』等参照)
世間では少し勘違いしている人が多いようですが、日韓諸懸案とは韓国の日本に対する「二重の不法行為」の問題です。解決する全責任は、韓国側にあります。そして、日本が議論しなければならないことは、「どうやって韓国に譲歩して折り合いをつけるか」、ではありません。「約束を守らない韓国を、どうやって罰するか」、です。本稿では「総論」として、これまでに当ウェブサイトで触れてきた「韓国の対日不法行為」の数々を、大ざっぱに振り返っておきます。韓国の対日不法行為、尹錫悦政権発足後に「風化」していないか?2022年5月1... 【総論】韓国の日本に対する「二重の不法行為」と責任 - 新宿会計士の政治経済評論 |
※ゼロ対100理論とは?
自分たちの側に100%の過失がある場合でも、屁理屈を駆使し、過失割合を「50対50」、あるいは「ゼロ対100」だと言い募るなど、まるで相手側にも落ち度があるかのように持っていく態度のこと。『「ゼロ対100」が大手メディアに掲載される時代に!』等参照。
自称元慰安婦問題は、日韓歴史問題のなかでも、韓国にとっては「最も成功した謝罪利権」であることは間違いありません。なにせ、もともと存在しなかった問題を捏造し、それにより日本をひれ伏させ、延々謝罪させることに成功したのですから、気持ち良くてたまらなかったのではないでしょうか。こうしたなか、「ゼロ対100」という、どこかの怪しげな自称会計士が唱えている用語が、新聞に掲載されたようです。単なる偶然でしょうか?それとも…。ゼロ対100理論おもに無法国家が好む「ゼロ対100」理論当ウェブサイトではこれまでしばしば... 「ゼロ対100」が大手メディアに掲載される時代に! - 新宿会計士の政治経済評論 |
FCレーダー照射事件は、わかりやすくいえば、銃を持った人間(韓国人)が相手(日本人)のこめかみにその銃を当てて、引き金に手をかけた状態です。実際に引き金を引いていなくても、その行為自体、「攻撃する意図」があることは明らかでしょう。
聯合ニュースによれば、日韓双方は北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する非難声明で歩調を合わせたなかで、「北朝鮮の核・ミサイル脅威の抑止や対応に向け、韓日・韓米日の安保協力を一層進展させるとともに、韓日国防当局間の信頼を高めながらさまざまなレベルでの交流協力を拡大」することで合意したそうです。
肝心の「信頼関係」を韓国が踏みにじったままの状態で、何が「信頼を高めながら」、ですか。
意味がわかりません。
韓国発表に「懸案解決」なし:両国が「基本的価値共有」
ただ、ここでもうひとつ不自然なことがあるとすれば、日韓双方の政府の発表文に、FCレーダー照射に関する記述がないことです。
日韓防衛相会談(結果概要)
令和5年6月4日、浜田靖一防衛大臣と李鍾燮(イ・ジョンソプ)韓国国防部長官は、第20回シャングリラ会合出席のため訪問中のシンガポールにおいて会談を行いました。
両大臣は、5月31日に北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を強行したことは、関連する安保理決議に違反するものであり、これを強く非難するとともに、北朝鮮による核・ミサイルの脅威を始めとする地域の厳しい安全保障環境やグローバルな課題への対応の必要性を踏まえ、日韓・日韓米防衛協力推進の重要性で一致しました。また、日韓両首脳が、日韓関係改善が軌道に乗ったことを確認し、日韓関係を一層発展させていくことで一致したことも踏まえ、防衛大臣間を始めとする日韓防衛当局間においても一層緊密に意思疎通していくことを確認するとともに、以下の項目について協力していくことの重要性について一致しました。
1.地域の安全保障及びグローバルな課題への連携・協力
法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持し、自由で開かれたインド太平洋を実現するため、国際法及び国際ルールに則り、基本的価値と戦略的利益を共有する日韓が協力して、地域の安全保障における責任ある役割を果たすとともに、インド太平洋地域及びグローバルな課題に連携して取り組む。
2.日韓・日韓米協力の推進
北朝鮮の脅威への対応を含む地域の安全保障において、日韓両国の共通の同盟国である米国との協力が重要であることに鑑み、昨日実施した日韓米防衛相会談の議論も踏まえ日韓米の協力を更に進展させるとともに、日韓防衛当局間の相互信頼を高めつつ、様々なレベルでの更なる連携・交流を図る。
両大臣は、上記の共通認識に立ちつつ、日韓防衛当局間の協力を進展させるため、日韓防衛当局間の懸案について、両国の防衛当局間で再発防止策を含めた協議を加速化することで一致しました。
―――2023年6月4日付 防衛省HPより
第20回アジア安保会議を契機とした韓日国防長官会談開催【※韓国語】
イ・ジョンソプ国防部長官は、シンガポールで開催された第20回アジア安保会議(別名シャングリラ会話)参加を契機に6月4日、浜田靖一日本防衛大臣と会談を開催しました。
両長官は今回の会談で北朝鮮の核・ミサイル脅威を抑制し、朝鮮半島とインド・太平洋地域の平和と安定を促進するための韓日・韓米日安保協力の重要性に共感しました。
また、韓日首脳が韓日関係正常化が軌道に上がったことを確認し、両国関係をより高い次元に発展させることに合意しただけに、韓日国防当局も安保協力増進のため緊密に疎通していくことにしました。
特に、5月31日、北朝鮮のいわゆる衛星名目の長距離弾道ミサイル発射は、弾道ミサイル技術を活用した一体の発射を禁止する国連安保理決議に対する重大な違反行為としてこれを強く糾弾し、北朝鮮の核・ミサイル脅威抑制と対応のために韓日・韓米日安保協力をさらに進展させ、韓日国防当局間の信頼を構築しながら、様々なレベルでの交流協力の増進が重要であることに意見が一致しました。
両大臣は、国際規範と規則に基づく国際秩序の重要性を再確認し、普遍的価値を共有する両国が地域およびグローバル課題についても議論していきます。
今回の会談で両長官は、未来志向的な韓日・韓米日安保協力進展及び韓日国防当局間のコミュニケーションを促進していくことにしました。これとともに、韓日国防当局間の懸案について再発防止策を含む協議を加速化していくことにしました。
―――2023-06-04付 韓国国防部HPより
敢えていえば、日本の側の「日韓防衛当局間の懸案について、両国の防衛当局間で再発防止策を含めた協議を加速化することで一致しました」のくだりが、FCレーダー照射のことを意味しているのかもしれませんが、それにしても「日韓防衛当局間の懸案」という表現、国民と全自衛官を愚弄しています。
「諸懸案」としては、FCレーダー照射以外にも旭日旗問題などが思いつきますが、具体的に書いてくれないと何のことを意味しているか理解できません。
安倍総理は韓国との「基本的価値共有」を外した
しかも、韓国側の発表には、FCレーダー照射事件のことにはまったく触れられていないだけでなく、さり気なく、日韓双方の発表文には、「基本的価値と戦略的利益を共有する」などという、とんでもない文言まで含まれています。
この「基本的価値と戦略的利益の共有」は、安倍晋三総理大臣がかつて使用していたものの、2015年頃から使わなくなった表現です。
安倍総理はかつて、所信表明演説や施政方針演説などを通じ、韓国のことを「基本的価値と利益を共有する最も重要な隣国」と表現していたこともありますが、これも時系列で並べてやると、徐々に「格下げ」されてきたことがわかるでしょう。
安倍総理の韓国に対する表現の変化
- 2013年2月28日…「自由・民主主義といった基本的価値と利益を共有する最も重要な隣国」(第183回国会における施政方針演説)
- 2014年1月24日…「基本的な価値や利益を共有する、最も重要な隣国」(第186回国会における施政方針演説)
- 2014年9月29日…「基本的な価値や利益を共有し、最も重要な隣国」(第187回国会における所信表明演説)
- 2015年2月12日…「最も重要な隣国」(第189回国会における施政方針演説)
- 2016年1月22日…「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」(第190回国会における施政方針演説)
- 2016年9月26日…「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」(第192回国会における所信表明演説)
- 2018年1月22日…「両国間の国際約束、相互の信頼の積み重ねの上に、未来志向で、新たな時代の協力関係を深化させる」(第196回国会における施政方針演説)
- 2018年10月24日…「日韓、日米韓」のくだりのみで言及(第197回国会における所信表明演説)
- 2019年10月4日…「韓国は重要な隣国であり、国際法に基づき、国と国との約束を遵守することを求めたい」(第200回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説)
(【出所】過去の首相官邸ウェブサイトより著者作成)
岸田文雄・現首相は、なぜ安倍総理がこの文言を使わなくなったのかについて、まさかその経緯をお忘れになったのでしょうか?なぜシレッと「基本的価値を共有」という文言を、(防衛相レベルとはいえ)ここで唐突に復活させたのでしょうか?
解決になっていない自称元徴用工問題の解決策もさることながら、FCレーダー照射事件の追及をおざなりにして、なにが「基本的価値の共有」なのでしょうか?
いずれにせよ、岸田文雄首相は自身を「外交のキシダ」などと考えているのかもしれませんが、正しくは「安倍外交をぶっ壊すキシダ外交」であり、「外交下手のキシダ」そのものです。少なくとも対韓外交の時計は、安倍総理や菅義偉総理の時代以前に巻き戻されつつあるからです。
岩盤支持層を喪失する自民党
このあたり、『前回総選挙で「ギリギリだった」のは立憲民主党も同じ』などでも議論したとおり、選挙情勢分析に基づけば、岸田首相率いる自民党が短期的に見て、衆院総選挙で敗北する可能性は高くありません。
さすがに日本維新の会がまだ浸透しないなか、立憲民主党が自民党に代わる選択肢として浮上する可能性も低く、したがって、依然として多くの小選挙区では自民党の勝利が堅いという状況が続くからです。
しかしながら、岸田首相の稚拙すぎる対韓外交は、安倍政権時代に形成された、自民党の「岩盤支持層」を間違いなく喪失することにつながるものでもあります。
岸田政権の財務省に媚びる「増税路線」と並び、外務省に媚びる「対韓宥和路線」は、自民党の将来を潰すものであることを懸念しない合理的な理由はないと考えて間違いないでしょう。
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歴代のノーベル平和賞受賞者がトンデモ系ばかり、みたいな感じで歴代の防衛相はトンデモ系ばかり、ですねえ。
少なくとも、韓国側のマンネリ手口にまた引っ掛けられてるあほなのか、韓国側のマンネリ手口で今でも国民を納得させられると読み間違えてるマヌケなのか、どちらかですかね。
ガッカリ。
おはようございます。
中国で韓国がマイクロンの肩代わりをして儲けようとするのは明白。残念ながら安倍さん亡き後、日本は米国民主党に追従するしかない様子なので、米国が韓国にお灸をすえるのを待つしかないかと。
自衛隊哨戒機にロックオンするということは、哨戒機に乗っている人たちを殺しても構わないという強い意思表示だ。
今回の日本政府の行為は、いわば「殺人未遂」の容疑者を不問に付すようなもので、多くの日本国民は納得しないだろう。
いくら韓国国防省が「再発防止の約束」なんて述べたとしても、都合が悪くなれば「約束をひっくり返す」のが、コリアンスタンダードなのだから。
中央日報の日本語版ではレーダー照射が無かった事にはなって無い様です。(韓国も開き直ったままですが)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed284c2d93f8dbf9e6eec92008576e35909a5ab
まあ、とりあえず赤点は免れた感じですかね。
基本的価値と利益を共有する最も重要な自民党(安倍総理・菅総理)
↓
最も多数な自民党(岸田総理)
安倍総理もセクシー大臣や岩屋防衛相など疑問符の残る人事でしたが、
それでもリーダーシップを発揮してこれから良くしていこうという気概は感じてました。
岸田総理は総理の座にしがみつく気概しか見えないのが残念です。
以前、日経新聞が今回の案件を韓国側が文在寅前大統領時代作成した緊急時日本にレーザー照射OKとした措置を下ろし日本側が不問とする記事を配信していたが、キシダ政権からのリークだっとのでしょう。結局、日本はレーザー照射問題も全面降伏。先日、プライムニュースで松川るい議員が日韓関係改善したのだから、此から数々の懸案事項を一つ一つ解決していけば良い‼️耕して行けば良い❓此が耕す一個か❓竹島返還問題、自称慰安婦問題の最終決着、自称徴用工問題の最終決着等々を日本が一つ一つ降伏して行く事か❓韓国訪問した麻生閣下も菅前首相もキシダと同様に日本が一つ一つ降伏して行く事に同意したのか❓先人達が韓国からの不当な要求を巧みに交わした日韓基本条約をも破棄同然‼️次は疲弊した韓国経済救済の為の日韓スワップ締結⁉️先日日韓財務相会談で下地作りした。最後は、韓国が戦後主張してきた「日韓併合は不法で有り、当時又は遺族に損害賠償支払せよ」に屈する‼️安倍元首相「日韓基本条約で有る国際条約を守らない国には戦略的放置、子供や孫の代まで謝罪させない」謂わば安倍ドクトリンをキシダは破棄した。月刊正論で阿比留記者の「安倍元首相のキシダ評」に納得した。キシダの異様なるアメリカへの気遣い、佐渡金山産業遺産申請もアメリカの意向を気にしたと。アメリカ民主党政権は日韓の歴史問題には全く知識無く、兎に角日韓仲良く。安倍元首相は歴史問題でオバマ元大統領とガンガンやり合い、バイデン副大統領は全くの無知でバカと言っていたとか‼️日本の歴史・文化・伝統を主張しないでバイデン大統領に唯々諾々するキシダは国民に一切説明が無い‼️我々国民よりアメリカをも優先した亡国。早く解散総選挙して負けて下野しなさい‼️
よくこんな内容で会談声明を出せたなという怒りです。岸田氏は自由民主党が負けようが、選挙によって退陣すべきです。岸田首相の稚拙すぎる対韓外交は、自民党の「岩盤支持層」を間違いなく失います。しかし、これで制服組は納得してるのでしょうか?コレは文官と政権による甘過ぎる、弱腰過ぎる外交です。極端に過激な制服組が「行動」を起こす事は今の時代無いにしても、士気に関わります。
自民党岩盤支持層の支持喪失以前の問題。
日本国民の為に命がけもと覚悟して任務にあたる自衛隊の皆様とその家族。彼ら彼女らのことを正視できるのでしょうか? 自衛隊の最高指揮監督権を持つ者として。人として。
やり口が竹島と全く同じですね。問題先送りは未来へのお荷物でしかないのにね。
こういう、-1+(-1)→2的な解決は、今後の正常な関係構築にとって百害しかない。米国を仲介に、結果非公開でもよいから、レーダー音等の解析をして、本当に起こったことを解明するべき。