韓国政府・法務部が17日に発表した訪韓外国人に関する統計を確認していくと、大変興味深い点がいくつか判明します。まず、3月と比べて訪韓日本人の数は減ってしまいました。また、入国外国人の絶対数では日本が韓国に圧勝しているのですが、国別にみると、中国人と米国人に関しては日本が圧勝というわけではありません。米国に関して考えられるのは、「トランジット・ツアー」でしょうか。また、入国者の男女別内訳をみると、韓国旅行は圧倒的に「女性に人気」です。
目次
韓国に入国した外国人、もうすぐ100万人超えも?
韓国政府・法務部は17日、2023年4月分の『出入国外国人政策統計月報』【※韓国語】を公表しました。
これによると、韓国を訪問した外国人は920,323人で、100万人まであとひといきです。また、その内訳については日本人が130,217人でトップとなり、これに米国(115,286人)、中国(99,927人)などが続いているという格好です(図表1)。
図表1 訪韓外国人(2023年4月)
区分 | 合計 | 構成割合 |
合計 | 920,323 | 100.00% |
うち日本 | 130,217 | 14.15% |
うち米国 | 115,286 | 12.53% |
うち中国 | 99,927 | 10.86% |
うち台湾 | 78,362 | 8.51% |
うちタイ | 55,509 | 6.03% |
うち香港 | 37,616 | 4.09% |
(【出所】韓国政府・法務部『出入国外国人政策統計月報』)
日韓ともに入国者1位は相手国国民だが…人口当たり10倍近い差も!
この点、今朝の『急増する訪日外国人…「月間200万人超え」も視野に』取り上げたとおり、日本政府が17日に発表した訪日外国人データ(速報)によると、日本を訪れた外国人のトップは韓国人でしたので、日韓ともに「お互いの国を訪問する人」がトップ、という状況にあります。
ただ、2023年4月における訪日外国人は1,949,100人と、訪韓外国人の2倍以上であり、また、日本を訪れた韓国人は467,000人と、韓国を訪れた日本人と比べて約3.6倍という状況です。
日韓往来(2023年4月時点)
- 訪日韓国人…467,000人(A)
- 訪韓日本人…130,217人(B)
- (A÷B)…3.59倍
(【出所】日本政府観光局、韓国政府法務部)
人口で見て韓国は日本の半分以下であることを思い出しておくと、これは驚異的な差です。人口1人あたりの訪問者数で比べると、10倍近い差がついているからです(韓国人がよっぽど日本のことを好きなのか、それとも日本人がよっぽど韓国人のことに関心がないのかはわかりませんが…)。
日本人訪韓客は3月に増える傾向…「卒業旅行」か?
ちなみに、訪韓外国人に占める日本人は、3月には192,318人に達し、全体に占める割合も24%を記録しましたが、4月には130,217人と、前月と比べて減ってしまいました(図表2)。
図表2 韓国への日本人入国者の状況
(【出所】2023年3月分までは韓国観光公社、2024年4月分に関しては韓国政府法務部のデータをもとに著者作成)
4月のデータではゴールデンウィークの前半が含まれていたにも関わらず、3月と比べて訪韓日本人が減少してしまっているのです。やはり、3月に増加したのは「卒業シーズン」、「卒業旅行」という一時的な要因だったのかもしれません。
もっとも、コロナ前のデータで見ても、訪韓旅客数は3月に増えて4月に反落するという傾向は過去にも認められるため、今回の統計値についても、個人的にはさほど違和感はありません。
このように考えていくと、日本人訪韓需要が回復したといえるかどうかについては、ゴールデンウィーク後半が含まれた5月分の統計を見てみる必要がありますが、それにしても旺盛な訪日需要を持つ韓国人と比べ、日本人の訪韓需要はさほど強くないというのが現状の暫定的な評価といわざるを得ないでしょう。
ただし、韓国を訪れた日本人の数が日本を訪れた韓国人の数を大幅に下回っている理由を、日本人が「韓国を忌避している」からだとは言い切れません。先日の『台湾政府が日本人観光客獲得に向けてキャンペーン開始』でも述べたとおり、日本人の出国者数はコロナ前と比べれば低迷が続いているからです。
つまり、日本人が「韓国に」行かなくなっているのではなく、むしろ日本人が「海外に」行かなくなっている、という方が、実態に近いのかもしれません(円安の影響なのか、それともたんにコロナ禍でなどの影響で出不精」になったのかはわかりませんが…)。
インバウンド観光客・日韓比較
もっとも、主要国からの訪問者数については、とくに近場(香港、タイ、台湾など)に関しては、日本が韓国に「圧勝」しています。
図表3は、日韓双方について、入国外国人を主要国別に比較して倍率を求めたものですが、中国人の入国者数が日韓でほぼ等しくなっているのを除けば、いずれも「集客」という観点からは日本が圧勝していることがわかります。
図表3 主要国・日韓訪問者数比較(2023年4月)
国 | 訪日者数(A) | 訪韓者数(B) | A÷B |
合計 | 1,949,100 | 920,323 | 2.12 |
うち日本 | ― | 130,217 | ― |
うち韓国 | 467,000 | ― | ― |
うち米国 | 183,900 | 115,286 | 1.60 |
うち中国 | 108,300 | 99,927 | 1.08 |
うち台湾 | 291,600 | 78,362 | 3.72 |
うちタイ | 121,000 | 55,509 | 2.18 |
うち香港 | 152,800 | 37,616 | 4.06 |
(【出所】日本政府観光局、韓国政府法務部データをもとに著者作成)
米国人の倍率が1.6倍と2倍を割り込んでいる理由はよくわかりませんが、もしかして、米国人にとっては遠方の国である日本に出かけるのなら、ついでに韓国を訪れてしまおうと考えている人が多いからなのかもしれません。
あるいはあくまでも「仮説」ですが、「トランジット・ツアー」の参加者が入国者としてカウントされているかもしれません。
『トランジット・ツアーで入国者水増し?韓国観光の課題』などでも指摘したとおり、韓国は仁川(じんせん)国際空港を乗り換えの「ハブ空港」として強くプロモートし、あわせて無料のトランジットツアーを多数用意しているからです。
韓国の仁川国際空港といえば「トランジット・ツアー」が充実していることでも知られる空港ですが、どうも韓国はこのトランジット・ツアーで入国者数を増やそうとする努力を始めたようです。中央日報によると韓国観光公社は6日、日本、台湾、ベトナムなどで航空会社と共同で「訪韓・乗り換え増大説明会」などの活動を実施するのだとか。このあたり、韓国の観光地としての魅力がどの程度なのか、という論点もさることながら、米国人などの訪韓人数が意外と健闘していることの「からくり」が見え隠れします。日本を訪れる韓国人は急増し... トランジット・ツアーで入国者水増し?韓国観光の課題 - 新宿会計士の政治経済評論 |
当然、日本を旅行するために仁川経由便でやって来る米国人が、途中の乗り換え地点である仁川空港でトランジット・ツアーに参加することで韓国入国者にカウントされている、という可能性は考えられます(理屈の上では、往復で2回ツアーに参加すれば、同一人物が2回、入国にカウントされるはずです)。
ただ、近場だとLCCの直行便なども多く就航しているため、わざわざ韓国を経由せず直接日本にやって来ることになれば、韓国入国者としてカウントされることはありません。
このあたりの真相については、正直、よくわかりません。
女性に大人気?男性に不人気?
さて、こうしたなかで、韓国の入国者統計を眺めていて、もうひとつ気づくのが、その「男女比」です。
先月の『日本・中国・台湾・香港からの韓国訪問者は女性が多い』では、韓国への入国者の男女別内訳をみると、いくつかの国においては、女性の方が男性よりも顕著に多い、という事実が確認できる、とする話題を取り上げました。
韓国観光公社や韓国法務部が公表する韓国入国者の統計データを確認すると、2020年1月以降、男女が内訳表示されていることがわかります。これを受けて、日本、中国、台湾、香港、米国について、韓国入国者の男女別内訳を調べてみたのですが、近隣4ヵ国(日本、中国、台湾、香港)については一部時期を除いて女性の方が圧倒的に多いことが判明しました。このあたりに韓国観光の課題があるのかもしれません。韓国観光公社や法務部の統計データ昨日の『女性を中心に韓国人気?韓国訪れた日本人が前月比倍増』では、韓国政府・法務部が19... 日本・中国・台湾・香港からの韓国訪問者は女性が多い - 新宿会計士の政治経済評論 |
こうした傾向は、4月分についても変わっていません。図表4は、訪韓外国人のデータに設けられた男女別の区分をもとに、主要国について入国者の男女比を求めたものです。
図表4 訪韓外国人の男女別内訳(2023年4月)
国 | 男女別内訳 | 男女比 |
日本 | 男性 47,789人/女性 82,428人 | 1:1.72 |
米国 | 男性 61,582人/女性 53,697人 | 1:0.87 |
中国 | 男性 38,755人/女性 61,172人 | 1:1.58 |
台湾 | 男性 25,036人/女性 53,326人 | 1:2.13 |
タイ | 男性 19,543人/女性 35,966人 | 1:1.84 |
香港 | 男性 12,341人/女性 25,275人 | 1:2.05 |
(【出所】韓国政府法務部データをもとに著者作成)
ここに挙げた6ヵ国・地域のうち、米国の場合は男性の方が女性よりも多いのですが、それ以外の5ヵ国・地域(日中台泰港)では、いずれも女性の方が男性を上回っていることが確認できます。
一般に「女性の方が海外旅行を好む」という傾向でもあるのでしょうか?
それとも「韓国旅行の場合は」、女性客に好まれるという要因でもあるのでしょうか?
この点については日本政府観光局のデータ上、性別ごとに入国者が明示されているわけではないため、男女比についての日韓比較は難しいのですが、このあたりも今後の研究テーマとしては興味深い論点のひとつであることは間違いなさそうです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いずれにせよ、「日韓相互往来」という観点からは、3月に引き続き、「日韓双方で等しく旅行需要が回復しているわけではない」、「韓国を訪れる日本人は男性よりも女性の方が多い」、という傾向が認められます。
そして、韓国の統計上、訪韓日本人がさほど力強く回復している様子はないという現実を見ると、これは「日本人がじつは海外旅行よりも国内旅行の方が楽しいということに気づいた」、という可能性もありそうな気がしてきます。
このあたりを見極めるうえでも、やはりゴールデンウィークが含まれた5月分の旅行に関する統計データを待ってみる価値があることは間違いありません。
View Comments (25)
女性が多い理由はつまびらかに分析する必要があるような。
ところで撮影されたばかりの美しい光景がばんばんと Youtube 投稿され続けています。日本ってこんなにきれいだったのね。音声を切り、繰り返し再生モードにして環境ビデオとして楽しんでいます。
はにわファクトリー様
連休を利用して、プチ整形のためにちょっと韓国へ、なんて女性は、実際のところどれくらいいるんでしょうね。
韓流ドラマに描かれるアチラの社会など絵空事。街を歩いてもイケメン男性ばかりを見かけるわけじゃない、くらいは、いくら情弱の女性でも、今では十分承知のはずだと思うんですけどね。
以下のような軽薄文体見出しを思いつきました
【独自】
なぜ日本女性はソウルに向かうのか
本紙記者が密着取材
現地調査とインタビューから浮かび上がった衝撃の実態
「韓国人に毛穴が無いのはなぜか」
「日本人がやっていない韓国人女性の常識」
とかいう凄まじく頭の悪い上に人種差別に片足突っ込んだ広告がたまに見られるくらいなので、「おしゃれは好き☆ミ だけど理屈なんざ知らねぇよ」という層をほじくった結果なのかなと推測しています。
>広告がたまに
うちブラウザにはしょっちゅう。
日頃の行いの悪さを遠隔探知されているに違いなくて。
バックパッカーとかインドで沈没などは別として、一般的な海外旅行は女性の方が積極的と思います。紙媒体ですが「るるぶ」などライトな旅行ガイドブックはグルメエステ等々...野郎は対象外の雰囲気。最近あまり聞かないですが「成田離婚」も、海外経験豊富な女性が、海外不慣れなうえ行動力が無くコミュニケーションのとれない夫に幻滅して帰国時にとうとう破綻に至ったものと捉えております。
成田離婚、ありましたねー。国際空港として上昇機運が満ち溢れていた。
知り合い女性が打ち明けた話を思い起こします。今は仮面夫婦を続けているが、きっかけは成田帰国後だったと。
海外エステですと、バリ島(危ないんじゃ)とかケララ州でアーユルヴェーダ(危ないんじゃ)はどうですかね。極彩色の楽園だそうですよ。
裏縦貫線様
今や、一般的日本人男性について、行動力、コミュニケーション力ともに優れ、慣れぬ海外でもちゃんとあたしをエスコートしてくれるはず、なんて幻想を抱いている女性って、どれくらいいるんですかね。
あたしがちゃんと引き回してあげるから、付いておいで、くらいの馬力のある女性だけが、ハネムーン先に外国を選んでるかも、
そういう言えば、成田離婚なんて言葉。
最近あまり聞かなくなったような(笑)。
女性が男性に対しエスコート能力を期待しなくなり、一方、男性も背伸びしてまで女性を引っ張ったりイイところを見せようとしなくなったとか....?
昔は、男性:10、女性:0の割合だった記憶が・・・・
韓国に行く! → 妓生遊び
(フィリピンに行くと同意語)
>観光日韓比較は日本の圧勝
このタイトルにはちょっと違和感が。
何でもかでも、勝ち負けという尺度だけでモノを言う
どこかの国と、同じ土俵に乗っかってるみたいで(笑)。
いやいや、そういうタイトルが、読者を惹き付けるのです。
なるほど、日本も未だそのレベルなんですね。
そのレベルだから、彼の国へ行くのだろうけれど、その数が減って来ているとすれば、日本人も少しは成長しているのか?
早く、K国依存症から、脱却するようにしましょう。
日本人は、自虐趣味があるのか、責められるとそっちへ行っちゃうのか?
とすれば、それを見抜かれているから、延々と責めて来る?
困ったものです。K国がどうのというのなら、付き合わなければいいだけなんですけども、それともK国と付き合って旨味のある人がいるからなんでしょうか?
このウンザリする状態を続けているのは?
韓国では口蹄疫が広まっているそうですね
日本に持ち込まない、持ち込まれないようにして欲しいです
赤松口蹄疫 再来ですか。
和牛にまったく 歯が立たない韓牛。
だったら 「口蹄疫ばらまいて 日本の畜産破壊してやれ。」かな。
東国原いなかったら 宮崎牛消滅でしたよ。
畜産地域に 外国人が現れたら 要警戒です。
宮崎は悲惨だったようですね
畜産農家には韓国からの郵便物にも注意するように言われてるようです
有名無名を問わず、日本中に畜産地域はあります
訪日韓国人への注意だけでなく、韓国から帰ってきた日本人を含めた全ての入国者に気を付けてもらいたいです
2000年代前半まで、仕事の関係で20回近くは韓国に行ってますが・・・そして今がどうかは知りませんが、その時のエピソードをいくつか紹介します。
まず、1980年後半、確か長州(金星という会社があった)とかいう地方の話。「カフェ」というちょっといかがわしい飲食店。当時午前0時以降は営業が禁止されているとかで、午前0時以降は店ではなく、その奥にある「部屋」に移らされるのです。しばらく飲んでいて尿意をもよおし、トイレに行きたいというと、なんとトイレが無いのです。炊事場のある土間の排水溝で用をたせと・・・これには驚きました。一体、大きい方はどうするんだろうと・・・
因みに明け方まで飲まされた挙句、帰る際に「この娘を連れて行って欲しいのだが」と言われて、結構可愛い娘でしたけど丁重にお断りしました。次の日、仕事ですから・・・
次に1990年代。当方が接待される側の宴席です。なにやらだだっ広い個室に、やたらと大きなテーブルがありそこに座れと言われるのですが、隣の人との距離が結構あるのです。
すると・・・
10人くらいの女の子が入ってきて、一人ずつテーブルの前で自己紹介、その後、上半身裸になるか、下半身裸になるかしてから、座布団を持って顧客の間に座るのです。しかも半分以上の娘は、下半身でした・・・
これを1次会の会食でやるかぁ、って感じでした。
そして1990年代から2000年代前半までの2連発。
大邱に行くのに、当方は訪韓の航空便を伝えていないに加え、通常は仁川から入るのに釜山から入ったのですが・・・
そして当日は、墜落するんじゃないかと思うくらいの大雨だったのですが、何と着いた途端に釜山空港にアナウンス。私を迎えに行こうとしているのだが大雨で送れるから空港で待っていてくれ、と。何で私のフライトを知ってる???誰が頼んだ???何で私が空港で待っていなきゃいけない???
そしてその大邱から帰る際の話。私が「自分で帰るから送迎は不要」と言ってセマウルだったかな?釜山行きの高速?鉄道に乗った時の話。これで皆さんにお土産でもと、厚さ1センチはあろう封筒を渡されました。なんと現金。丁重にお断りしましたけど恐らく日本円で10万くらいなのかな。
まだまだ数えきれないほどのエピソードがありますが、きっとこういうのに引っかかって、韓国推しをせざるを得ない政治家とかマスコミ関係者とかが多いんだろうな、と思っています。
なるほど、オチが何かなと思っていましたが、最後に妙に納得してしまうのは、何故なのかなあ。
これによると、その時の被害者?が現役の内は、足元を見られ続ける?
今も、被害者?が生まれ続けていなければ、ですが。
なんで卒業旅行でわざわざ韓国なんかに行くのでしょうかね?その気になったら何時でも手軽にいけるでしょう?(因みに私は全然その気になりませんけれども)そんな所よりも、めったに行けないようなところに行く方が余程有意義だと思いますね。予算の関係もあって手っ取り早くってこともあるかとは思いますが、私の経験からは近場のアジアならば台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、(中国=今は行きにくい)に行かれた方が余程勉強になると思いますよ。若くて元気で活気のあるところに行くと日本やべ~~~と肌で感じることが出来ます。次の世代を担う若い人にはこういうのって大事だと思いますね。
ちょっとコンパクトに観光してくる、みたいな目的にはソウルちょうどいいんじゃないですかね。ディズニーランドに二泊三日みたいな。
韓国は国内旅行感覚で行けるのが強みかと思いますが、少し足を延ばせば台湾まで行けます。
台湾は一見の価値があると思います。
日本のようで中国のような雰囲気が魅力的です。
日本と中国の歴史を考えるきっかけになるかもしれませんし。
韓国は、私は行ったことありませんが、うちの嫁さんによると二度行く気はしないと言っています。
日本人は海外に行きたくないのか、それとも行けないのか、どちらにせよ海外旅行に行く人数が人口比で少ない。パスポート保有率が20パーセントにも満たず、G7で最少なのだ。
これほど出国者が少ないのに、海外旅行熱の高い国民と互いの国の訪問者数を比べたところで、前提となる条件が違い過ぎて比較考察として不十分である。
そうなんですが。
他のコメントで誰かが書いていましたが、日本人は自分の国が好きで自分の国に満足しているから、外国旅行への熱が出ないのだと。
これ程、自然も多彩で豊、歴史も文化も豊か、食も豊か・・・、何故、わざわざ海外へ?
しかも、今まで、日本人だけで堪能していた豊かなものがあることに気が付いた外国人が押し寄せる程の魅力があるのに、何故、海外へ?
隣国は、地図を見れば分かるが、国土が狭く単一・単調、魅力的な所・保養地と言えば、済州島しかない、これでは、どこか海外へでも行かなきゃ息が詰まるでしょう。
バブル時代があった。その説明はナンセンス。
あまり否定的なことは書きたくないが最近目にすることが多くなったのがインバウンドのレンタカーによる交通事故
一体どこで免許証を取得? 訪日中国人観光客がレンタカーで起こした死亡事故の闇(現代ビジネス)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/33a85fec1e82a42f9f6e9f08e161ac1495363eaf&preview=auto
インバウンドの方が日本国内で運転するには
①日本で免許取得
②国際運転免許証
※ジュネーヴ条約とウィーン条約があり日本はジュネーヴ条約締結国
③外国運転免許証
※ジュネーヴ条約未締結または国際免許証を発給していない国または地域であって、日本と同等の水準にあるとみなされる免許証に限り日本で有効な免許証(外国運転免許証)として機能する
日本と同等の水準の運転免許制度を有する国又は地域は道路交通法施行令により定められており、スイス連邦、ドイツ連邦共和国、フランス共和国、ベルギー王国、モナコ公国と台湾が該当する
どことは言わないが運転が荒い国・右側交通の国の方々は運転は控えてほしい