韓国の仁川国際空港といえば「トランジット・ツアー」が充実していることでも知られる空港ですが、どうも韓国はこのトランジット・ツアーで入国者数を増やそうとする努力を始めたようです。中央日報によると韓国観光公社は6日、日本、台湾、ベトナムなどで航空会社と共同で「訪韓・乗り換え増大説明会」などの活動を実施するのだとか。このあたり、韓国の観光地としての魅力がどの程度なのか、という論点もさることながら、米国人などの訪韓人数が意外と健闘していることの「からくり」が見え隠れします。
目次
日本を訪れる韓国人は急増してきた
2019年7月に日本政府が韓国に対する輸出管理の適正化措置を講じたことで、韓国で「ノージャパン」運動が勃発し、これに続く2020年以降のコロナ禍で日韓の相互往来が激減した、とする話題については、これまでも当ウェブサイトではしばしば触れてきたとおりです。
こうしたなか、日本政府が昨年10月、コロナ禍で停止していた外国人観光客の受入を再開したことなどを受け、日韓の往来は徐々に回復しつつあるようにも見えます。
ただ、これも委細にデータを検討していくと、必ずしも「日韓相互の」往来が回復しているわけではない、という実情が浮かび上がってきます。
『韓国経済団体「日本人観光客を10年前水準に戻そう」』などでも取り上げたとおり、日本を訪れる韓国人の人数は急増している反面、韓国を訪れる日本人の数は、まだ本格的に戻っているとは言い難いからです。
韓国を訪れる日本人の人数は、意外と回復していません。今年1月のデータで見ると、日本を訪れた韓国人は565,200人に達しているのに対し、韓国を訪れた日本人は66,900人に過ぎません。もちろん、コロナ禍の頃と比べると増えてはいるのですが、むしろ昨今の日韓往来の増加は韓国の日本に対する一方的求愛です。こうしたなか、韓国国内で「訪韓日本人の人数を10年前の水準に戻すべきだ」とする主張が出てきたようです。ヒトモノカネで見る日韓関係「日本にとって韓国は経済的に大切」…本当!?巷間でよく誤解されている命題のひとつが、... 韓国経済団体「日本人観光客を10年前水準に戻そう」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
日本政府観光局のデータによれば、日本を訪れる韓国人の人数は、今から20年前の2003年時点では年間146万人に過ぎませんでしたが、これが安倍政権発足後の2013年には246万人に増え、その後は2015年に400万人、2016年に509万人と、年を追うごとに激増。
2017年にはついに714万人と「700万人」の大台に達し、最盛期の2018年には、じつに1年間で754万人が日本を訪れたのです。ただ、冒頭に指摘したとおり、2019年以降は訪日韓国人の人数は急減し、その後のコロナでゼロ近くになってしまった、という動きです(図表1)。
図表1 日本を訪問した韓国人の人数
(【出所】日本政府観光局データをもとに著者作成)
韓国を訪れる日本人の人数は、20年間で横ばい
ところで、韓国を訪問した日本人の数は、いったいどうだったのでしょうか。
韓国観光公社のデータによれば、韓国を訪問した日本人の人数は、ほぼ安定しています。中東呼吸器症候群が蔓延した2015年、コロナ禍の2000年以降などを除けば、多少の波はあるものの、この20年間、年間200~300万人ほどで安定しているのです(図表2)。
図表2 韓国を訪問した日本人の人数
(【出所】韓国観光公社データをもとに著者作成)
そのうえで、日韓往来をわかりやすく折れ線グラフにしたものが、次の図表3です。
図表3 日韓相互往来
(【出所】日本政府観光局データ、韓国観光公社データをもとに著者作成)
これで見ると、2003年から2013年までの期間は、2007年などを除けば、基本的に「訪韓日本人」が「訪日韓国人」を上回っていたことがわかります。2007年に訪日韓国人が増えた理由はさだかではありませんが、2006年に韓国国民に対するビザ免除措置が恒久化された影響でしょうか。
ところが、こうした状況は、2014年に逆転しました。訪日韓国人の人数が訪韓日本人の人数を上回り、その後は格差が大きく開き、ピーク時の2018年には訪韓日本人295万人に対し、訪日韓国人はその約2.5倍の754万人にまで達したのです。
日韓往来1000万人時代も「韓国人の訪日」が主体
なお、日韓相互往来の合計値についてもグラフ化したものが、図表4です。
図表4 日韓相互往来(合計値)
(【出所】日本政府観光局データ、韓国観光公社データをもとに著者作成)
つまり、2018年に双方の往来は1000万人を超えたのですが、その内訳は「日韓がともにお互いの国を訪れるようになった」のではなく、「日本にやって来る韓国人の人数が激増した」だけのことだったのです。
そして、この状態は、コロナ禍から回復途上にある日韓往来についても同じことがいえます。
図表5は、コロナ後の日韓往来をグラフ化したものですが、やはり日本を訪れる韓国人の人数の方が、韓国を訪れる日本人の人数を圧倒的に上回っています。
図表5 日韓相互往来(コロナ後)
(【出所】日本政府観光局データ、韓国観光公社データをもとに著者作成)
このあたり、日本人の海外旅行需要がまだ本格的に回復していないだけの話なのか、それとも韓国人の日本旅行需要が現在だけの一時的なブームなのかはわかりません。しかし、倍率で見れば、とくに昨年11月以降で見て、訪日韓国人は訪韓日本人の5倍から8倍に達していることは事実でしょう。
米中港台4ヵ国の日韓訪問者数を比べてみると…?
いずれにせよ、韓国を訪れる日本人の人数が、日本を訪れる韓国人の人数を圧倒的に下回っているというのは、非常に興味深い事象です。韓国人にとって日本が人気の観光地なのか、それとも日本人にとって韓国が観光地としての魅力に欠けるのか、それ以外に何らかの要因があるのかが気になるところです。
こうした問題意識から、先日の『台湾人と香港人の「人気の渡航先」は日本が韓国に圧勝』では、両国の観光統計をベースに、日韓以外の国民である米国人、中国人、台湾人、香港人にとって、日本と韓国のいずれが渡航先として人気なのか、という比較を実施しました。
日韓の観光データの比較から浮かび上がるのは、とくに台湾人と香港人が韓国よりも圧倒的に日本を好んでいるという仮説です。韓国観光公社が30日に公表した2月の訪韓旅客数は50万人弱で、たしかにコロナ禍で落ち込んだインバウンド需要は回復傾向にあるのですが、その回復速度で見ると日本よりも圧倒的に遅く、とうてい「観光需要が戻った」といえるような状況ではないことが判明します。2月の韓国訪問者数は約50万人、うち20%が日本人韓国観光公社が30日、訪韓旅客数データを公表しました(詳細データは韓国観光公社・データサイト... 台湾人と香港人の「人気の渡航先」は日本が韓国に圧勝 - 新宿会計士の政治経済評論 |
その結果、いずれの国も渡航先としては日本が韓国を上回っていることが明らかになったものの、米国人や中国人に関しては、日韓で2倍以上の差がついているという事実はなく、日韓の人口比で考えると、韓国が意外と健闘している、ということが明らかになりました。
しかし、香港と台湾の両国に関しては、渡航先としては日本が「圧勝」です。コロナ禍の最中などを除けば、とくに近年、いずれの国も日本訪問者数が韓国訪問者数の数倍に達しているからです(該当するグラフを再掲しておきます)。
図表6-1 訪問者数・日韓比較(中国人)
図表6-2 訪問者数・日韓比較(米国人)
図表6-3 訪問者数・日韓比較(台湾人)
図表6-4 訪問者数・日韓比較(香港人)
(【出所】日本政府観光局データ、韓国観光公社データをもとに著者作成)
日本の方が観光資源豊富:いったい誰が韓国を訪れているのか
さて、前置きが少し長くなりましたが、日韓の統計データの比較からは、次のようなことが言えるでしょう。
- とくに近年、韓国を訪れる日本人の人数はあまり増えていないが、日本を訪れる韓国人の人数は急増傾向にある。2019年以降のノージャパン/コロナ禍を除けば、2014年以降、常に訪日韓国人が訪韓日本人を上回っている
- 香港人と台湾人に関しては、日本を訪れる人が韓国を訪れる人を圧倒的に上回っており、その倍率は近年、数倍に達している
- 中国人と米国人に関しては、日本を訪れる人が韓国を訪れる人より多いという傾向はあるが、「日本が韓国より圧倒的に多い」という状況にはない
…。
なかなか、解釈が難しい数値です。
スキーリゾートもあれば温泉旅館もあり、美味しい日本料理、京都などの伝統的な街並み、富士山などの自然遺産、そして東京・大阪などの大都会と新幹線などの洗練された施設――。
客観的に考えると、外国人の目から見て、日本の方が韓国よりも観光地に恵まれていそうなものです。
ところが、中国人と米国人に関しては、意外と多くの人々が韓国を訪問しているのです。
この点、中国に関しては、なんとなく説明がつきます。依然として外国を訪問する際にビザ申請が必要という国が多く、こうしたなかで韓国政府は中国人向けに済州島(さいしゅうとう)訪問者向けのビザ免除プログラムを設けるなど、中国人が訪問しやすい政策をとっているからです。
しかし、米国人に関しては、なんとも解釈が難しいところです。
「日本に旅行したついでに韓国にも立ち寄る」から?
それとも「米国人の目から見て、韓国が日本と同程度以上に魅力的な観光地」だから?
トランジット需要を振興する韓国・仁川国際空港
このあたりはどう考えてもよくわからないところではあるのですが、ただ、そのヒントとなり得る仮説があるとしたら、それは「トランジット・ツアー」ではないでしょうか?
これについては韓国メディア『中央日報』に、今から10年以上前に掲載された、こんな記事に、手掛かりがあるかもしれません。
仁川空港の乗り換え客数、成田空港を上回る
―――2012.01.04 16:33付 中央日報日本語版より
これによると韓国の仁川(じんせん)国際空港公社は、2011年の1年間に仁川空港を利用した乗り換え(トランジット)客が566万人に増加し、「ライバル空港である日本成田空港」(原文ママ)のトランジット客を上回ったと発表した、などとする記事です
2011年といえば東日本大震災が発生した年ですが、ここで重要な点があるとしたら、2012年の時点ですでに「成田空港は仁川空港のライバル空港だ」、「仁川空港は北東アジアにおける乗り換えのハブ空港の地位を狙っている」、とする報道があった、という事実でしょう。
その一方、この記事から2年後の2014年には、同じく中央日報にこんな記事も掲載されています。
「仁川空港を追い越せ」…羽田空港の国際線規制なくす(1)
―――2014.04.02 08:55付 中央日報日本語版より
こちらの記事では「仁川国際空港を利用するトランジット客は771万人で、このうち20%ほどが日本人」、などと記載されています。2つの記事を比較すると、仁川空港を利用するトランジット客は2011年の566万人から2013年には771万人へと急増した、ということでもあります。
仁川空港の「スカイトラックス」のランキングは5位
じつは、この仁川空港は開港以来、一貫して「トランジット」拠点としてのハブ空港となるべく、経営努力をしてきたことでも知られています。
英国の航空サービス格付会社であるスカイトラックスが昨年6月に公表した「世界の素晴らしい空港ランキング」(※英語)によれば、仁川国際空港は堂々の世界5位につけており、実際、乗り換え客にとっても快適に過ごせることで定評があるようです。
The World’s Top 20 Airports for 2022
- Hamad International Airport
- Tokyo International Airport (Haneda)
- Singapore Changi Airport
- Narita International Airport
- Incheon International Airport
- Paris Charles de Gaulle Airport
- Munich Airport
- Istanbul Airport
- Zurich Airport
- Kansai International Airport
- Helsinki-Vantaa Airport
- Central Japan International Airport
- London Heathrow Airport
- Dubai International Airport
- Amsterdam Schiphol Airport
- Madrid-Barajas Airport
- Copenhagen Airport
- Guangzhou Baiyun International Airport
- Vienna International Airport
- Hong Kong International Airport
(【出所】SKYTRAX World Airport Awards 2022 より)
そんな仁川国際空港にはいくつものスポットがあるようですが、その人気プログラムのひとつが、「トランジット・ツアー」だそうです。韓国観光公社ウェブサイト(日本語版)の『トランジットツアー』によると、こんなことが書かれています。
「仁川国際空港を経由して第三国への旅行を計画しているけれど乗り継ぎまでの待ち時間が何時間もある、そんな時は時間を有効利用してソウルや仁川の観光名所めぐりやユニークな体験ができる『トランジットツアー(Transit Tour)』に参加してみませんか?旅行前にトランジットツアーへの参加を計画していなくても、仁川国際空港に到着してから『トランジットツアー』受付デスクにて相談することも可能です」。
これによると「エンターテインメント、体験、未来、DMZ、寺院、ショッピング、伝統などをテーマとした多彩なコース」が設けられており、また、乗り継ぎの待ち時間に応じて、1時間、2時間4時間、5時間などのコースを選ぶことが可能だそうです(参加費は無料、入場料や食事代は別途必要)。
また、「トランジットツアー」を利用する以外にも、韓国への入国ビザなどがあれば、「自由に観光する」ことも可能であるとされており、「空港鉄道を利用するのが便利」などとも記載されています
韓国観光公社はトランジット振興で日台などに説明会実施へ
韓国に入国する米国人の人数が多い理由のヒントも、もしかしたらこのあたりにあるのかもしれません。要するに、「韓国が最終目的地ではないが、乗り継ぎのために立ち寄った韓国でトランジット・ツアーに参加した」という人たちが、入国者にカウントされている、という可能性があるのです。
これが、「トランジット・ツアーによる入国者水増し」という論点です。
もちろん、無料であろうがなんであろうが、いったん入国すれば、それを「入国者」にカウントすることは、べつに不正行為でも何でもありません。というよりも、韓国が最終目的地の旅客であろうが、単にトランジット・ツアーで入国しただけの旅客であろうが、統計上は「入国者」です。
ただ、観光政策上は、「最終目的地」としてその国を訪問してもらうのと、「最終目的地」がどこか別の場所にあって、「ついでに立ち寄っただけ」だと、やはり大きな違いがあることは否めません。
こうしたなか、韓国がトランジット・ツアーを積極的に推進しているらしい、という点については、新たな証拠も出てきました。中央日報に本日掲載された、こんな記事がそれです。
仁川空港「外国人観光客の誘致に16億ウォン…日本・台湾で乗り換え説明会も」
―――2023.04.07 09:30付 中央日報日本語版より
中央日報によると仁川国際空港公社は6日、「仁川国際空港を通じた訪韓市場の活性化」のために、日本円にして約1.6億円の「航空需要正常化支援策」を推進すると発表したそうです。これは韓国政府による内需活性化対策のうち、「訪韓外国人の観光活性化」対策に関するものだとか。
そのなかに、たしかに「乗り換えネットワーク活性化インセンティブ」なるものが含まれており、日本、台湾、ベトナムなどで韓国観光公社や航空会社などと共同で「訪韓・乗り換え増大説明会」などの活動を20回以上実施する、などとしています。
裏を返していえば、現在、トランジット需要が低迷し、訪韓旅客数が伸び悩んでいる、という問題意識でもあるのかもしれません。正直、「乗り換え+トランジットツアー」で入国者を水増しするよりも、魅力ある観光地を開発する方が先決ではないか、という気がしないでもないのですが…。
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なお、先ほどのスカイトラックスのランキングでは、仁川国際空港はたしかに5位なのですが、それより上位の2位に羽田空港がランクインしているほか、成田空港が4位、関空が10位、セントレアが12位など、日本の空港が20位以内に4つも入っているというのは興味深い、などと思う次第です。
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素朴な疑問ですけど、重要なのは入国者数ではなくて、それによる経済効果ではないでしょうか。
つまり、トランジェット・ツアーでも、地元に金が落ちれば問題ない、ということです。
よい着眼ですね。
観光、食事、芸能など韓国の文化的コンテンツの特徴は
「リピーターが増えない」
ことです。
何十年間も国をあげてキャンペーンしてるのに。
なぜなのか?は分析待ちですが、客観的に観測される事実です。
もともと魅力的な観光資源に乏しい状況下で、乗り継ぎ客を取り込む戦略は有効かと思います。長時間の待ち時間をもてあます乗客は常に一定数いるわけですから。集客を見込める観光地が国内に多数ある場合は無用の安売り、悪手でしょうが、そうでないことを良くわかっていらっしゃる。
成田や羽田で同じようなことをしようと言い出す人が現れないことを願います。
観光公社の企画なので大丈夫とはおもいますが、格安ツアー、無料ツアーのなかには指定の販売店や土産物屋に缶詰、ボッタクられるということもよくあります。
もろもろご注意あれ。
トランジットツアーで入国者を水増しし、小一時間か二時間かを入国して過ごして貰う。しかし韓国で魅力的なホットポイントが、そんなにあるかな?逆に嫌な思いするだけでは?モノ売り、ボッタクリタクシー、日本人だと分かると価格を釣り上げる商売人(笑)。そんなんしか思いつかんわ。やめとき!行くなよ〜。
乗換待ちを改札内のベンチに座って過ごすより"駅前旅行"に繰り出すほうが楽しいですが、本件空港はそもそも接続がわるく長時間の待ち時間が発生しているという可能性はないでしょうか。
要人の歴訪だって、大物外国タレントのコンサートだって、日本や中国に来たついで…
コンテナハブ港湾のようには利益も出ないと思いますが、せっかくの地の利ですから、
活かせるうちは活かしたらいいんじゃないかと思います。
このトランジットツアーによる入国者数を韓国入国観光客の数に組み入れるというのは、今から10年以上も前に某日韓翻訳掲示板上でもよく話題にされていましたね。
せいぜい数時間程度のトランジットツアー迄をも、自国への観光入国者にカウントするのは、如何にも韓国らしい姑息な手段だと、当時も日本人側は嗤いものにしてました。
純地理的に見て、弧を描く日本列島にとって、朝鮮半島南部(出来れば南東部)に積雪のない24時間空港があるならば、日本から外国に向かう際のハブとして大変都合がよろしい。日本からはどんな地方空港でもその空港までだけ便を設けて置きさえすれば世界と簡単に繋がれる。こちらから行くのも外国からの来訪にも都合が良い。まるで扇のカナメ。日本海側の僻地とされる県ほどその恩恵は絶大なモノとなる事は容易に理解できます。
まぁそれもこれも該当の地が日本との関係で信頼できるかどうかが地理的条件以上に大きいのですけれど。それとこの理想の空港は仁川や釜山よりももう少し東側が良いのであり、仁川でそれを担おうと言う韓国の思惑はその時点でかなり歪んだ我田引水だと思います。
もしも韓国がもう少し日本を重視して日本のニーズを理解するならばその様な日本を当てこんだハブ空港を韓国国内のニーズとは全く別個に建設すると良いかも。なんならそこの空港の運営を日本政府に委ねる「租界」とする。韓国はその疎開空港に航空機燃料を入れたりスタッフを雇って貰ったり、地代を徴収する。トランジットでもホテルも成り立つでしょう。
やり方はあるんですけどねえ。理解も出来ないし拒絶するでしょうねえ
これはコロナ禍が起こる前に茨城県北部在住の親類が話していたことですがその頃は韓国のLCCが日本全国に乗り入れていましたので、この親類が海外旅行する場合成田空港に出るまでが一苦労で、最寄りの地方空港からLCCで仁川空港に飛び大韓航空に乗り換えると時間的にも楽だし航空券も安く済むのでそうしていると。
そしてこの親類が時間潰しにトランジットツアーを利用して観光客とカウントされているとしたら・・
とすると純粋に韓国を目的地として訪韓する日本人は実質的にはさらに少ないと考えられます。
なるほど、
外貨準備高にしても水増し捏造シてた国なので
訪韓人数もこれ以外にも小細してないほうが
不思議です(笑)。
半島メディアでも
韓顧客誘致をあれこれ模索してますが
繕った韓流ゴリ押し宣伝力の限界が
来ていると感じます。
食文化ではどれも似たようなほぼ辛いだけの食べ物で
いくら半島の唯一の発明品キムチを全面に出しての
「韓流キムチ食い倒れツアー」では
失笑を買うことでしょう。
残るは、K-POPなる韓流整形腰振り踊りを
推し立ててのプロモーションですが
「あなたも 韓流スター!
この春、韓流整形ツアー参加しよう!」
ぐらいで鏡を見て絶望している人をターゲットとした
キャンペーンが関の山でしょう。
嫌韓ではなく憐韓派の私としては
そんなみっともない韓流応援のため
ひと肌脱ぐと
たとえ不満はあっても(笑)
たしかに親から貰った顔を変えるのは
抵抗が普通はあるものです。
そんな不安を抱く日本人には
「ご安心ください。韓流整形で首尾よく相手を見つけて
子供が生まれた暁には、整形後の顔と違って
お子さんと対面したときに元のご自分の顔そのままの
お顔に対面することができて感動が広がります」(笑)
とでもプロモーションしては」いかがでしょうか?
改善を望むのなら、現実を見ないといけないのですがね。