11月3日ないし4日を境に、いくつかのツイッターのアカウントで「いいね」の数が激減したのではないか、といった噂がネット上で話題になっています。これについて著者自身がとあるアカウントを「目視」で確認したところ、たしかに「いいね」の数が減っているような疑念を持つには至ったのですが、現時点においてこれを数量的に裏付けることはできていません。
本稿は、ちょっとした「ネットの噂話」の報告です。
すでにネット上で話題になっているのでご存じの方も多いかもしれませんが、ツイッター上のいくつかのアカウントで、11月4日前後で「いいね」の数が大きく変動しているものがあったというのです。はたして実態はどうなのでしょうか。
これについて、とりあえずネットでうわさされているアカウントのひとつである「朝日新聞デジタル」の公式アカウント@asahicomについて「目視」で確認してみたところ、同アカウントで「いいね」の数が明らかに減っているのではないかとの疑念を持つには至ったものの、現時点において、これを数量的に裏付けることはできていません。
ちなみにこのアカウント、フォロワー数は現時点で10.3万人だそうですが、11月3日までにこのアカウントが発信したツイートについた「いいね」の数を目視してみると、多いものだと1000件を超す「いいね」がついていることが確認できます。ここでは「いいね」、つまりハートマークの数に注目してみてください。
もちろん、11月3日以前には「いいね」の数が少ないツイートもないわけではないのですが、「いいね」の数が1000件を超えているツイートもあります。「さすがフォロワーが10万人を超えているアカウントだ」、と思わざるを得ないものでもあります。
ところが、11月4日前後からでしょうか、「いいね」の数が目に見えて減ったようにも見受けられるのです。
…。
もちろん、なかには11月4日以降のツイートのなかにも1000件を超える「いいね」がついているツイートもあります(たとえば次のツイート)し、11月3日以前のツイートにも「いいね」の数が非常に少ないツイートもあります。
したがって、11月3日ないし4日を境に同アカウントへの「いいね」の数がガラッと変わった、と結論付けるのであれば、これについて数値に基づく、もう少し深い検証は必要です。ただ、研究テーマとしては、なかなかに面白いものといえるのではないでしょうか。
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朝日デジタルを見てしまったお口直しに台湾中華航空の公開動画をどうぞ。ピカチュウ塗装です。
https://youtu.be/OfC2DV6CnXA
理系初老さま
私も早朝から変なものを見てしまったので口直しがしたいと思っていました。
作業風景興味深く拝見しました。
ありがとうございました。
「朝日新聞がないとこんなにすっきりなのか」
多くのネットユーザーたちの間で日々実感されているところです。このトレンドはつくがえったりしないでしょう。
ツイッタージャパンの元社員を見てるとバブルオヤジを思い出す。
確かに。私が高校生だったら、冬休みの自由研究(なんてあったかな?)で、「twitter日本支社の首切り前後の朝日デジタルtwitterのイイネ数の変化とその構成者の嗜好について」、をやるなぁ。
JJ朝日さま
>twitterのイイネ数の変化とその構成者の嗜好
世界が称賛しているKカルチャーの before-after 分析にもきっと有意にお笑いな変化が起きているのでは。
これまでシャドウバンされていたのかいいねとリツイートが50倍に増えたなんていう人も居るようで
https://agora-web.jp/archives/221113055557.html
ご紹介ありがとうございます。個人的には激しく賛同する内容で、漠然と感じていたことを明示してくれたようです。
今回解雇されたような方々や、マスコミ、迂闊な政治家あたりに嫌悪感があるのは、ある物事に対して専門性も愛情敬意も造詣も無く、うわっつらだけ利用したら捨てようという軽薄な姿勢です(軽薄なものを探究するのは好ましい)。
>自社の製品を愛してない人間は、顧客に良い製品、良いサービスは提供できない。嫌いなものは良くしようとも売ろうとも思えないからだ。
これは自動車、本、ゲーム、映画、食品、農業、どこの業界も同じだ。
例には出されていますが、いちゲーマーとしては、日本のゲーム業界は昔より遥かに劣化したと感じています(老害)。
ゲームメーカーの大企業化でゲームなんてやらないような学歴エリートの採用、ソシャゲなどの利益モデルの出現で広告や射幸心煽りに偏り、「時間とコストをかけて面白いゲームを自分の手で作ろう!」という事が出来なくなってしまったどころか、面倒な要素を盛ってユーザにストレスを強いて「課金すればその面倒要素を飛ばせるぞ、楽をしたければ課金しろ」という、そもそも娯楽であるゲームとは相容れないはずの実にしょうもない方向性に走ってしまった。短期的には驚くほど利益を出したものの、そんなものが永続するわけもなくタイトルの大量消費化が加速。テコいれはコラボなどで金を回すだけで技術などなし。愛情があればそんな物は否定できたろうに。
先日TV番組出演もしたようですが、スクエニの吉田直樹氏などがこれを覆しつつあるように感じ期待しています。氏自身がヘビーゲーマーでユーザとの対話を惜しまず、失敗作を時間をかけて世界一のオンラインタイトルに仕上げた。挙げ句なんか星の名前になったそうです(謎)。小島秀夫氏も経済を学んだものの合わずに、好きなもの、興味を持ったものに傾倒していきゲーム業界で大成、独立し次々にアイデアを実現し続け高評価を受けています。
こういった人物が活躍していることが世間でも注目されうる土壌を作りえるのがTwitter等だと思いますが、解雇された方々にそんな気概は無かったようで。まぁうわっつらを利用するだけしたので、あとは捨てて次の業種にでも行くのでしょう、タフそうですし。
(一部では「彼らが来ても採用するな」というおふれが出ているとかなんとか……)
リベラルバブルが弾けそうですね
京都府警も引き続き朝日新聞出禁のままにすりゃええのに
あーでも記者クラブ解体に進んでもおもろい(interest)かも
確かに朝日関連(朝日、ハフィントン、バズフィード)がなくなってスッキリした。
だがこれらの朝日関連や極左ツイデモがないと少々物足りないと思う自分もいる。
今ではあのウザかった「おすすめ、トレンド」が懐かしいくらいだ。
知らず知らずのうちにツイッター社の戦略にはまっていたのかw
これは韓流ゴリ推しシステムに通じるものがあるのでは。
流行っていないのに大量に目につく->実際に興味を持つ人の確率が低くとも母数が大きいため、いいねの実数が増える->それを見て流行っていると思う人が出て、流行りに乗ろうと考える->拡散していく
なかなかに侮れないやり口だ。人は繰り返し目にしたものに好意を抱く傾向があり、いわゆる単純接触効果をもたらす事があるからだ。しかも幼少期から刷り込まれるとそれはある意味その人のバックボーンとなる。そして自らそれを次の世代に受け継ぎ「文化」として定着してしまう。
自然発生的に起こったムーブメントなら良いが、ある特定の団体が良からぬ意図を持って行っているとしたら、それは一種の「マインド・コントロール」ではないのか。