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各国首脳が安倍総理に弔意寄せる

安倍総理の件をめぐっては、いつまでも悔やんでいるわけにはいきません。私たちは前を向いて進んでいかねばならないからです。こうしたなか、本稿では安倍総理の件について外国メディアが相次いで取り上げているという事実に加え、主要国の首脳らからも、安倍総理、あるいは私たち日本国民に対して哀悼の意が寄せられていますので、本稿ではこれらについて紹介していきたいと思います。

「いつまでも悔やんでも仕方がない」。

そう思って心を落ち着けることも必要です。

安倍総理の件でいろいろと申し上げたいことはたくさんあるのですが、これらについては少しずつ、整理しながら取り上げていきたいと思います。

こうしたなか、今回の銃撃事件自体、日本だけでなく、世界各国のメディアが大きく取り上げているようです。

Japan’s Shinzo Abe, Former Prime Minister, Is Assassinated

―――2022/07/08 8:09 ET付 WSJより

Japan’s former prime minister Shinzo Abe shot and killed

―――2022/07/08付 FTより

Shinzo Abe: The legacy of Japan’s longest-serving PM

―――2022/07/08付 BBC NEWSより

Former Japanese PM Shinzo Abe dies after he was attacked during campaign speech

―――2022/07/08 19:55付 タス通信英語版より

‘No words’: Japan in shock as ex-PM Shinzo Abe dies after being shot

―――2022/07/08付 ALJAZEERAより

外国のメディアを見ると、どのメディアもこの話題について、衝撃を持って伝えており、とくに普段は客観的事実を淡々と伝えているロシアのタス通信でさえ、「G20外相会合に出席中のセルゲイ・ラブロフ外相が日本に弔意を表明した」、などとも付記しているほどです。

一方、外国からも私たち日本国民に対し弔意が示されており、ことにボリス・ジョンソン英首相、エマニュエル・マクロン仏大統領、蔡英文(さい・えいぶん)台湾総統らは、ツイッター上、私たちに対して日本語でツイートを発信しています。

ボリス・ジョンソン英首相

ジョー・バイデン米大統領

蔡英文・台湾総統

エマニュエル・マクロン仏大統領

ナレンドラ・モディ印首相

やはり、世界各国に友人が多かった安倍総理のことだけあって、本当に大きな衝撃を全世界に与えたようです。とくにナレンドラ・モディ首相は連続でいくつかのツイートを発信しており、友人を失った衝撃が伝わってきます。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

なお、中国共産党系のメディア『環球時報』の英語版(グローバルタイムズ)などもこの件を取り扱っているのですが、「とある理由」があって、本稿ではあえて紹介していません。その理由については、紹介できるようであれば、別稿にて取り上げたいと思います。

新宿会計士:

View Comments (18)

  • 御指摘のとおり前を向かなければなりません

    同時に安倍元総理なき後の自民党が進む方向を誤らないよう、国民がしっかりと政治参加する必要があると考えます

  • これから、日本を舞台に 各国が弔問外交を利用して、外交問題の解決しようとする、と考えるのは考えすぎでしょうか。もちろん、これで日本の国益が図られるか、そもそも、直接、日本に関係するかは別問題です。

  • 毎日朝日などのツイッターアカウントを情報収集のためにフォローしているのですが、しばらく外すことにしました。
    安倍氏の生死不明のうちから、関係者の話と称しながら生前の所業をほじくり返して批判を繰り返していました。今朝も続いています。
    人の死はその人の主義主張や行為とは切り離し、可能な限り尊厳をたもってあげることが人の道と思う故、彼らの言葉には嫌悪感や憎悪を感じてしまいます。
    憎悪の気持ちで死者を送るのも非道と思い、しばらくリジェクトです。

    テレビも銃撃の瞬間を何度となく繰り返し、ろくなもんじゃないです。
    オールドメディアにはこの世から消えて無くなって欲しいと、強く思いました。

    • 同意いたします。

      ただ現状として世界のニュースを収集、配布しているのは、そのオールドメディア(以下、OMという)なんです。

      なにせ出来事に対して論説するにしても、そのソースはOMなんです。
      この時点でバイアスがかかってします。

      わたしたちは、OM抜きでニュースの収集、配布ができるシステムを構築する必要があります。

      • >OM抜きでニュースの収集、配布ができるシステムを構築

        世界のメディア流すニュースを対象として言うなら、そのニュースは今や彼らが直接ネットに配信しており、我々はそれを直接読むことができます。
        それらニュースを元に各分野の専門家が分析や解説を直接発信しており、我々はそれを直接読むことができます。
        加えて言うと、メディア発信のニュースに限らず、世界中のその分野の人士がネットに直接発信しており、以下同文です。

        そのシステムは既に眼前にあると私は思います。
        現に、日本のOMの的外れなヘボ解説は、ほとんど役に立っていません。

    • 元ジェネラリスト 様

      >関係者の話と称しながら生前の所業をほじくり返して批判を繰り返していました。

      死屍に鞭打つ事をしているのですか。
      相変わらず毎日新聞と朝日新聞はクズですね。
      さて、日刊ゲンダイはどういう報道をしますかね。
      毎日や朝日以下の卑劣な報道をすると私は予想をしますが。

  • 喪失感が止まらない。何故これ程傑出した人物を首相の座から引き摺りおろさなばならなかったのだろうか。体調不良とは云われているが。モリ、カケ、サクラの疑惑を一つとっても立件された訳ではない。オレは、限度はあるが政治は清廉潔白であることが必要とは思わない。だけど、国民の生命と財産を守るのが第一義だとしたら、近年の総理大臣の中では、傑出した実績を誇るのが安倍晋三総理ではなかろうか。今、まさに歴史を目撃している。惜しい人物を我が国は失った。なんだろう。悲しくて仕方がない。67才、、、若すぎる死が痛ましい。

  • 散々ナチスを例に、熱狂や雰囲気で投票してはいけない
    とほざいていたマスコミが、ショッキングなシーンを
    垂れ流して視聴者の感情をかき乱す愚か者。

  • 日本の「繰り返しばかりの映像の合間にお花畑主張をちりばめたニュース」ではなく、外国の反応を私も一読者として注視しています。オソロシアのプーチン氏の弔意でさえまともだったと思います。役立たずであっても国連安保理15か国は会議冒頭に黙とうをささげました。駐日大使館の多くではすでに半旗となっているようですが、米国は今後海外公館のみならずすべての軍艦船も半旗とするようです(出典:産経)。さすが世界の安倍さんです。
    ですが逆に、過去結局不問に付されたといっていい「大震災おめでとうバナー」のような明確な「反日活動証拠」については、積極的に世界に知らしめるべきです。攻撃管制レーダー照射事件のようにうやむやにしてはいけません。

    • >> オソロシアのプーチン氏の弔意でさえまともだったと思います。

      状況は全然違いますがルーズベルト大統領が逝去したときの鈴木貫太郎首相の談話を思い出しました。時間が経つとプーチン氏含め各国首脳も「元に戻る」でしょうが、事件直後から当日中の反応は、それぞれの"素の姿"が現れていたのではないでしょうか。

  •  安倍前総理の死は、痛恨の極みであり、近年稀にみる政治家の損失です。しかし1人の政治家の死が、日本国の存亡を左右するような社会ではないと信じたい。
     今、我々がすべきことは、第2の第3の安倍晋三を育てることです。今の日本社会にはそんな活力があると信じています。それが安倍前総理の無念に応えることにもなるでしょう。

    • ネットのおかげで安倍さんの意思を継ぐ者が出てきつつあると思います

  • アメリカは色々な施設で半旗を掲げたり、インドや普段あまり関係ないようなブラジルまで喪に服してくれるそうだし、安倍さんって改めてすごい人だったんですね。
    国葬まで行かなくてもそれに準じた葬儀をしたら良いのにと思いますが、色々ケチをつける人がいるからしないんでしょうかね。
    まともな人に好かれ頭のおかしい人に嫌われた人だったんでした。
    ありがとう安倍首相。天国から日本のことを見ていてください。ご冥福をお祈りします。

  • 脱力感
    無力感
    喪失感
    憤怒

    安倍さんが指導され、国民の多くが支持した日本の向かうべき方向が変わりませんように。
    ご冥福をお祈りいたします。

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