ポテトショックはとりあえず一巡したようです。当ウェブサイトで継続的に追いかけているハンバーガー論を巡り、本稿ではもうひとつ、かなり重要な論点として、「ポテナゲ特大」に関する考察を含めた周辺論点を「速報」的に取り上げておきます。一言でいえば、「テとクにアクセントやで」、というものです。

【重要】本稿の議論の要約

「ポテト」は「テ」、「マクド」は「ク」にアクセントやで。

パワーポイントという特殊なソフトウェア

当ウェブサイトを運営する「新宿会計士」は、基本的には金融評論家であるとともにエクセル評論家であり、かつ、ハンバーガー評論家でもあります。

ただし、「金融評論家」であるならば、その「金融」を包含する「経済」分野に関しても一家言ありますし、「エクセル評論家」であるならば、当然のことながらワード、アクセス、パワーポイントなどの「特殊なソフトウェア」について、言いたいことが山ほどあります。

ちなみにパワポを「特殊なソフトウェア」と呼称する元ネタについては、次の記事などもご参照ください。

古舘伊知郎59歳「報ステ」で「パワーポイントがわからない」　キャスターのくせに無知？それとも知らなくても問題ない？

―――2014年04月10日18時27分付　Ｊ－ＣＡＳＴニュースより

また、この「パワポ＝特殊なソフトウェア」論に反応したのか、シャープ株式会社の公式ツイッター・アカウントが発した「( ´-`).｡oO（朝からパワーポイントという特殊なソフトウェアで企画資料作ってる）」という発言は、パワーポイントという特殊なソフトウェアで仕事をせざるを得ない多くのビジネスマンの共感を得た模様です。

<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>( ´-`).｡oO（朝からパワーポイントという特殊なソフトウェアで企画資料作ってる）</p>&mdash; SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) <a href=”https://twitter.com/SHARP_JP/status/454100689338105856?ref_src=twsrc%5Etfw”>April 10, 2014</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

重要な周辺論点のひとつが「ポテトショック」

さて、「専門家であるならば、その周辺論点についても通暁しているべきである」とする原理・原則に関しては、当然、「新宿会計士」の最初の専門領域であるハンバーガー論についても当てはまります。

ハンバーガーについて議論するならば、当然のことながら、その周辺論点（ポテト論、コーラー論、ハッピーセット論など）についてもさまざまな議論が拡がっていかざるを得ないからです。

さらには、「ハンバーガー」＋「金融」という視点では、『金融工学等の立場からコスパで論じるハンバーガー概論』でも議論した、某世界的ハンバーガーチェーン店における「株主優待をフル活用し、定価1000円を大きく凌駕する商品をわずか650円前後で入手する」などの議論についても考察する価値があると思う次第です。

こうしたなか、昨年末から今年の初めにかけて、ハンバーガー評論業界においては大変に衝撃的な出来事が発生しました。

「ポテトショック」です。

マクドナルドを悩ます｢ポテトショック｣の深刻度

―――2022/01/26 5:00付　東洋経済ＯＮＬＩＮＥより

ウェブ評論サイト『東洋経済ＯＮＬＩＮＥ』の記事によると、このポテトショックは米国で港湾労働者やコンテナの不足を要因とした物流の混乱などを主因として発生したものであり、また、コロナショックなどによるサプライチェーン寸断に伴う輸入遅延は今後も発生する可能性がある、などとしています。

カロリー1000kcal超！コスパ最強のポテナゲ大

この点、本稿執筆時点（３月３日３時３分時点）では、深刻なポテト不足問題は解消したようであり、さらには「夜限定メニュー」として「倍ハンバーガー」と並び、「ポテナゲ」なる商品が提供されていることが、某社ウェブサイト上、確認できます。

ちなみにこの「ポテナゲ」の「大」については、「ポテトＬサイズ＋ナックマゲット10ピース」で通常価格730円のところ500円で、「特大」については「ポテトＬサイズ×２＋ナックマゲット15ピース」で通常価格1240円のところ800円で、それぞれ販売されているとのことであり、大変にお得感が強い商品です。

ただし、某検証サイトによれば、この「ポテナゲ」を巡っては、「大サイズ」が1057kcalとのことであり、単純計算で１円あたり２kcalを摂取することができるというスグレモノ。ちなみに「特大サイズ」については正直、怖くて検証サイトをまともに閲覧することができません。

やはり、「夜になって提供される倍サイズのハンバーガーとポテナゲ特大、そして大人用ハッピーセット」という「背徳感」は、何物にも代えがたい代物なのかもしれません。

「テ」と「ク」にアクセントやで

なお、関西人の立場としては必ず指摘しておかねばならないのは、『それ、マクドフライポテトやない』でも指摘した、「ポテト」（※「テ」にアクセント）に関する論点です。

重要な論点なので再度指摘しておきますが、これはとある東京出身の方が、顧客向けメールでこんなことを書いて社外に送っていたという問題が生じた、というものです。

「東京だとマクドナルドはマック、関西だとマクドというそうですが、東京でいうマックフライポテトは関西ではマクドフライポテトとでも言うのでしょうか」。

こんなメールを社外に送るとは、不届き千万！

著者自身が知る限り、某社のポテトを「マクドフライポテト」と呼ぶというカルチャーはあまりありません。通常、「ポテト」（※「テ」にアクセント）です。

また、「マクド」については関西弁だと思われていますが、じつはフランス語でも「McDo」と発音するそうです。何とも興味深いものですね。

もっとも、フランス弁と関西語では、アクセントがまったく異なります。過去にネイティブのフランス弁話者の方に聞いたところ、「マク・ド」と発音していらっしゃったのですが、この点は関西語では「マクド」ですので、くれぐれもご注意ください。

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なお、ちょうど１年前の『ネット「なぜ彼女は元特定意志薄弱児童を選んだのか」』では、意外と計算高いと思われる女性についての話題を取り上げた次第ですが、じつは、「青狸」論と「ハンバーガー」論、まったく無関係ではありません。

というのも、くだんの「青狸」が好んで食するとされている食品が、いわば、一種の「和風ハンバーガー」だと言えなくもないからです。

【参考】銅鑼右衛門焼き

（【出所】農林水産省ＨＰ）

敢えて暴論を申し上げます。

正直、青狸風情が味の違いを判別する能力を持っているという時点で何かと謎でもありますが、それ以上に、どうせこの青狸、摂取した食品はすべて体内の原子炉にぶち込んで消化していると思われる（※著者私見）ことに照らせば、なんだか美味しい和風ハンバーガーを与えるのはもったいない気もします。

この論点についても、もしかしたら近日中にあらたな研究結果が発表できる…かもしれません。

いずれにせよ、金融評論、エクセル評論、ハンバーガー評論はいずれも奥が深いと思う次第です。