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埋まらない歴史問題巡る日韓の認識差:ならどうする?

韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に週末に掲載された、佐渡金山の世界遺産登録を非難する社説を読むと、日韓の認識差がよくわかります。端的にいえば、この認識差を埋めることは難しいでしょう。そうであるならば、日米韓3ヵ国連携が破綻してしまったときに備え、それが日米関係の破綻につながらないよう、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の連携をさらに拡充することが必要です。

日韓関係悪化の根本原因に関する認識差

「韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)政権時代を通じ、日韓関係が悪化した」――。

これは、日韓を問わず、あるいは米国など第三国においても、多くの人が認識している点でしょう(※もっとも、口が悪い人に言わせれば、「日韓関係はぎくしゃくしているのが当然だから、『悪化』したのではなく、ある意味では『正常化』したようなものではないか」、といった見解もあるようですが…。)

ただ、その「原因」を巡っては、いろいろと認識の齟齬もあるようです。

事実関係を述べておくならば、2018年10月と11月の自称元徴用工判決を典型例とする、韓国による日本に対する条約違反、約束破り、国際法違反の数々がなされています。

これについて日本側の要求は、「韓国は国際法、条約、約束を守ってほしい」というものですが、韓国側の言い分は「歴史問題で真摯に反省・謝罪していない日本の側にも原因がある」などとするものであり、正直、このギャップを埋めるのは非常に難しいのが実情でしょう。

事実関係を突き詰めるべき

こうしたなか、公正な立場から問題を解決しようとすれば、「そもそもの事実関係はどうだったのか」を突き詰めるのがいちばん手っ取り早い方法ですが、著者自身が見たところ、韓国も日本も米国も、この「事実関係を突き詰める」という努力を怠っています。

もちろん、いちばん悪いのは、あることないこと捏造して日本を犯罪者であるかのごとく国際社会に誣告(ぶこく)する韓国であることは間違いありませんが、韓国のこうした誣告に対し、毅然と対処してこなかった歴代日本政府の罪も皆無ではありません。

さらには、『日本の譲歩を前提とした日韓関係改善論の大きな間違い』などでも述べたとおり、米国からは、ともすれば、「とにかく米国の国益のためには日韓両国が協力してほしい」という立場が垣間見えます。

日韓関係を「改善」するためには、「日本が韓国に譲歩しなければならない」。こんな与太話が、またしても出て来ました。米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長のマイケル・グリーン氏が韓国メディア『中央日報』に寄稿した記事を読んでいると、そもそもの前提条件が大いに間違っているとしか言いようがありません。日韓関係が良好ではない「理由」と「ゼロ対100理論」日韓関係は良好か、良好ではないかと聞いてみると、日韓両国を含め、多くの人が「現在は良好ではない」と答えるでしょう(ただし、日本人のなかには、最近、「現...
日本の譲歩を前提とした日韓関係改善論の大きな間違い - 新宿会計士の政治経済評論

こうした米国の立場は、一見すると正論であるようにも見えるのですが、じつは盤石な日米同盟を弱体化させる、大変危険で無責任な態度です。

なぜなら、米国の要求を突き詰めていくと、「とにかく日本は何でも良いから韓国との歴史問題を『解決』しろ」、という理論にもつながっていくからであり、そうなると、自称元徴用工・慰安婦問題などで、「日本が(やってもいない)犯罪の事実を認めろ」、という理不尽な圧力にも辿り着くからです。

2015年12月の日韓慰安婦合意がその典型例ですが、日本が韓国に対し譲歩することで、一時的な日韓関係「改善」を演じたとしても、日本国民の間では日本政府や米国政府に対する不信感が募りますし、また、どのみち韓国が約束を破れば、また元の木阿弥となってしまいます。

いずれにせよ、「日本が譲歩すること」を前提とした日韓関係の「改善」(?)論は、慰安婦合意を最後にすでに完全に破綻したと考えて良いでしょう。

ハンギョレ新聞社説に見る韓国社会の認識

そうなると、日韓双方が市民レベルでお互いにわかりあえるかどうか、といった議論につながって来るのですが、この点について推定するうえで、大変に興味深い「社説」がありました。

[社説]日本は佐渡金山の世界遺産推進強行に伴う韓日関係悪化に責任を負うべき

―――2022-01-29 07:20付 ハンギョレ新聞日本語版より

この社説は「左派メディア」だとされる『ハンギョレ新聞』(日本語版)に週末に掲載されたものですが、例の佐渡金山の世界遺産登録(『佐渡金山世界遺産登録は政治ではなくファクトで勝負を』等参照)を題材に、ハンギョレ新聞なりの歴史認識が見えて来るものでもあるのです。

岸田文雄首相は金曜日、佐渡金山の世界遺産登録を推進する方針を明らかにしました。これについては2015年の明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録という「汚点」を思い出しておかねばなりません。そして、その轍を踏んではならないことは間違いありませんし、これに加え、韓国のさまざまな不法行為については、利息を付けてそのコストを負担させなければならないのです。世界遺産登録にむけて…「岸田から妥協を引き出すのは安倍・菅より難しい」昨日の『鈴置論考に見る文在寅政権の5年と「日韓関係の未来」』では、わが国を代表する...
佐渡金山世界遺産登録は政治ではなくファクトで勝負を - 新宿会計士の政治経済評論

記事タイトルでもわかるとおり、ハンギョレ新聞の主張の要諦は、日本政府による佐渡金山の世界遺産登録推薦を批判するものですが、社説の後半に、こんな趣旨の記述が出て来ます。

日本の政界で『反韓』や『嫌韓』を主要動力とする極右勢力の影響力が大きくなったのが、ここ数年で韓日関係が最悪の状態に陥った主な原因の一つだ」。

「極右勢力」だの「反韓」だの「嫌韓」だのといった、根拠を欠いたレッテル張りの妥当性は、ここでは議論しません。それより重要なことは、ハンギョレ新聞の社説が、「韓日関係が最悪の状態に陥った主要因は日本のせいだ」と断じているという事実です。

この手の「韓日関係悪化は日本のせい」とする見解、ハンギョレ新聞のような左派メディアだけでなく、若干表現はマイルドですが、「保守派」とされるほかのメディアにも見られるものです。

もちろん、なかには「ファンドビルダー」氏というブロガーの方のように、日韓関係がギクシャクしている根本原因が韓国の歴史捏造にある、と指摘する人もいないではありません(『「韓国は権利もないのに債権国として振る舞う」の指摘』等参照)が、それは少数派です。

「韓国は、日本に謝罪を要求する権利もないのに債権国のように振る舞っている」。大変に良いたとえです。当ウェブサイトでも韓国による日本に対する不合理な行動の数々を何度となく取り上げてきましたが、これらの行動を端的に指摘するうえで、非常に良い表現だと思う次第です。こうしたなか、韓国では今年3月の大統領選に向け、左派候補が保守(?)候補を突き放しつつあるようです。韓国による対日不法行為の数々当ウェブサイトでは、開始してからのこの5年半あまり、韓国の日本に対する不法行為の数々について、もう数えきれない...
「韓国は権利もないのに債権国として振る舞う」の指摘 - 新宿会計士の政治経済評論

そのうえで、ハンギョレ新聞には、こんな記述もあります。

日本の佐渡金山の登録申請の強行は、強制動員と『慰安婦』被害者に対する謝罪と賠償問題、日本の輸出規制などに続き、韓日関係をさらに深い泥沼に陥れることになるだろう」。

「強制動員」は自称元徴用工の、「慰安婦被害者」は自称元慰安婦の、「輸出規制」は対韓輸出管理適正化措置の、それぞれ誤りですが、『ハンギョレ新聞』という韓国を代表するメディアのひとつが、こうした基本的な用語ひとつ正確に使えない事実こそ、彼我の認識差の大きさを物語っています。

そして、この認識差は、埋まりそうにありません。

このあたりは週末の『鈴置論考に見る文在寅政権の5年と「日韓関係の未来」』でもとりあげた、わが国を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の『韓国は猿芝居外交のあげく四面楚歌に… 「文在寅」退任でも日韓関係は修復せず』という記事なども、大変に参考になるでしょう。

優れた韓国観察者の鈴置高史氏、「文在寅後も日韓関係は修復せず」――。文在寅政権の5年を総括する鈴置氏の最新論考が昨日、ウェブ評論サイト『デイリー新潮』に掲載されました。これだけでも大変読みごたえがある記事ですが、それだけではありません。文在寅政権後に「保守政権」が誕生したとしても、日韓関係が修復に向かうことはない、という点について、鈴置氏は2つの視点から明らかにしています。直接に韓国を知る時代ウェブ評論が時代を変える?著者自身が「新宿会計士」の名義を使い、ウェブ評論を開始したのは、ちょうど日本...
鈴置論考に見る文在寅政権の5年と「日韓関係の未来」 - 新宿会計士の政治経済評論

FOIP推進で日米韓連携破綻に備える

いずれにせよ、「佐渡金山の世界遺産登録」、「自称元徴用工問題」、「自称元慰安婦問題」といった個別個別の事象については、結局のところ、すべて韓国の側の問題です。

そして、日韓関係の悪化が日米韓3ヵ国連携の機能不全を招くのは不可避であるにせよ、日米韓3ヵ国連携の破綻が日米関係の破綻につながらないようにしなければなりません。

この点、私たちの国・日本が「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)を提唱し、その構想に米国や豪州、インドなどを引き込んだことは、大変に適切な行動でした。その意味では、安倍晋三、菅義偉の両総理は、日本の歴史に残る偉業を成し遂げたと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (37)

  • 韓国人は犠牲者でいたい。第2次大戦中は日本の一部で当然のように戦争協力し、1945年8月15日の午前中まで日の丸振ってたことを隠したいということ。そういう人たちなんですよ。
    中国の歴代王朝から苛めぬかれた歴史がそうさせるんだろうと思う。

  • まずは、日本人が日韓の認識差と当時の事実を良く理解するべきでしょう。
    「日本併合時代に日本に居た朝鮮人は、全て日帝の強制徴用によるもの」が、デフォルトですので、今日本に居る韓国人や在日が、将来同じ事を言い出す可能性を良く考えるべきだと思います。

  •  歴史家の岡田英弘氏が意図も「異国同士で歴史認識は合わないもの。歴史とはそういうものだ」と言ってましたが、韓国人相手に「譲歩」や「事実の理解」「認識」といったことを議論しても無駄ですから、さっさと違う次元に行くべきです。佐渡鉱山登録の反対も予想できました。反応してしまうのがいけないのです。

     常に「上下関係」が基本ですから、「上の者の命令は絶対」なので譲歩の概念がありません。「韓国側が譲歩して」解決した問題ってありましたっけ?常に日本をバッシングするアイデアを探していますから(韓国紙記者・談)、譲歩も無駄に終わります。次の無理要求が来るからです。

     清朝時代、人口の圧倒的少ない相手である琉球王国よりも下位の扱いだった李氏朝鮮、いったいどういう面持ちでいたのでしょう。「ウリたちのほうが中華様に近いから上の存在!」とだけ吠えていたんですかね。

    • 琉球の扱いが上だったのは
      「倭寇のラスボスのスパイ」と思っていたからでは?
      倭王と通じたという理由で文字通りの意味で首切りされた大臣はたくさんいるし
      北虜南倭という諺もあるくらいだから
      琉球をそれなりに扱わないと、皇帝の枕が高くならない

  • >韓日関係をさらに深い泥沼に陥れることになるだろう

    もういいんじゃないかな?

    日韓は仲が悪い♪一方の利益は他方の不利益だから、協力なんかできっこない♪
    そういう関係だって割り切ったお付き合いをすればいいんじゃないでしょうか?

    • >割り切ったお付き合いをすればいいんじゃないでしょうか?

       割り切って お付き合いをしなければいいんじゃないでしょうか?

      • わんわん様

        おっしゃるとおりだと思うのです♪
        (* ´ ` )(* . .)ペコリ

        まぁ、無視するのも、喧嘩するのも、殴りつけるのも、等しくお付き合いの一部ということで・・・・

  • 歴史問題に関しては、受けに回るのではなく、ウリナラファンタジーの否定から始めましょう。
    嘘・捏造を明らかにするため、韓国が最も知られたくない部分に遡って事実はっきりさせましょう。
    例えば、
    ・李氏朝鮮は世界最貧国であった。
    ・日本による併合まで、長きに渡り半島は中国の属国であり、貢女まで差し出していた。
    ・日本による併合時代、半島では寿命も人口も大幅に増えた。収奪を伴う植民地なら、そんなことはあり得ない。
    ・韓国が言う収奪を行ったのは朝鮮人である。
     例えば、日本では、韓国からの米の輸入に反対する運動まで起こった。
     当時半島から日本へ米を輸出して肥え太ったのがサムスンの原点である。
    ・今でも韓国人遠征売春婦が、世界中で問題を起こしている。
    などなど。

    • 補足します。

      「負けても被害はない」と思えば、韓国はいつまでも嘘・捏造で日本を貶めに来ます。
      勝っても「日本の損害がない」だけの「ゼロ対100」理論を成立させては駄目です。
      韓国側に「このまま続ければ、とてつもないダメージを受ける」と恐怖を与えて初めて、貶めるのをやめさせることができます。
      それには、韓国の精神的支柱となっているウリナラファンタジーを崩壊させることです。
      「誇らしい韓国の歴史」という嘘を暴き、「惨めな歴史」を突きつける。
      そういう、精神的な敵基地攻撃能力を備えねばなりません。

    • イーシャ様

      韓国には「七奪」という言葉がありまして、Wikipediaによれば、

      1.主権
      2.国王
      3.人命
      4.国語
      5.姓氏…創氏改名
      6.土地…土地調査事業
      7.資源

      の事を指しますが、突っ込みどころ満載です。
      主権は朝鮮人自ら放棄したとも言えます。
      これは日韓合邦を推進する政治結社「一進会」が日韓併合に暗躍していたとも言われていますが、多くの朝鮮人はこれが後ろめたい事実なのか、無かったことにしています。
      国王(正式には大韓帝国皇帝)・李坧(純宗)は合邦によって退位はされたものの、日本の皇族に組み込まれて「李王」として厚遇されました。
      人命も日本によるインフラ整備等で寿命が延びましたが、その影響で内地(特に東北地方)のインフラ整備が遅れ、生産性の低い地域では農家が困窮することとになりました。
      国語も奪ったと言うより与えたと言う方が正しく、朝鮮語を必修科目としてハングルを学ぶことになり、朝鮮人の識字率は1910年の6%から1943年には22%に上昇しています。
      姓氏についても日本側が奪った事実はなく、寧ろ朝鮮名を堂々と名乗り、陸軍中将まで上り詰めた人物もいますし、朝鮮人の言っていることはかなり矛盾しています。
      土地についても土地調査事業に基づき測量を行ない、土地の所有権を確定しただけなので、奪ったとは言えません。
      資源も眠っていた資源を掘り起こし、朝鮮半島の近代化に貢献したとも言えますし、日本側が強奪したという事実はありません。
      要するに朝鮮は永遠と被害者に成り済まし、日本から金をせびろうとしているだけなのです。
      「七奪」に対してジャーナリストの水間政憲氏や台湾の評論家である黄文雄氏は「七恩」あるいは「七大貢献」だったと反論しています。

      • 自己レスになりますが、大韓民国大統領で日本統治時代に日本名を名乗ったことのある人物は、

        朴正煕(ぼく せいき)→高木正雄(たかぎ まさお)
        崔圭夏(さい けいか)→梅原圭一(うめはら けいいち)
        金泳三(きん えいいさん)→金村康右(かねむら こうすけ)
        金大中(きん だいちゅう)→豊田大中(とよた だいちゅう)
        李明博(り めいはく/り あきひろ)→月山明博(つきやま あきひろ)

        の5名です。
        このうち、李明博は内地(大阪府)生まれの在日朝鮮人です。
        朴正煕の娘である朴槿恵(ぼく きんけい)を高木槿恵と表現する人がいますが、朴槿恵自身戦後生まれなので、高木を名乗ったことは一度もありません。

      •  人命について言わせてもらうと、日本統治下で「弾圧」「鎮圧」と、どう表現しようと構わないのですが、失われた朝鮮人の人命は、私が信頼できる研究書から数字を合算したところ、最大でも1万人程度です。
         ところが、独立後の朝鮮半島では、これを遥かに超える人命が失われました。
         1948年の済州島事件では、韓国軍、警察、右翼によって軽く見積もって3万人が殺され、朝鮮戦争では約500万人が犠牲となりました。韓国最大の悲劇とされる保導連盟事件の犠牲者数は、未だに確定されていません。
         これらの数字から分かるのは、独立後より日本時代の方が、遥かに朝鮮人の人命が尊重されていたという事です。朝鮮総督府は、独立後の韓国・北朝鮮政府より、ずっと寛大な統治者だったという事です。

  • 何度もコメントしていますが、韓国人にとって意味があるのは「真実」であって、「事実」ではありません。「真実」に反する「事実」などはすべて妄言であり、一顧だにする価値を認めません。従って、韓国を交えて「事実」に突合せをするなどというのは、ただの時間と労力の無駄です。どうせ、いよいよどうにもならなくなったら、「韓国への愛はないのかぁ!」と泣き喚きだすだけですから。
    このように、韓国人は彼らが確信する「真実」をベースにしている、言い換えると、自分たちが絶対的に正しい(なにせ「真実」なので)というスタンスでしか「議論」しようとはしませんので、彼らが譲歩するという選択肢は最初からありません(「真実」を枉げるわけにいきませんから)。韓国が絶対的に正しいのだから、当然日本は絶対的に間違っているはずで、ならばまずは間違いを正すところから始めなければならず、その上で出される結論こそが唯一の正しい結論だということになります。

    一つの歴史的事実について、隣国同士で受け取り方や解釈が異なるという例はそれほど珍しくはないと思いますが、まずその「違い」が存在することを相互に認めない限り、その先の議論は不可能です。韓国側がその「違い」を決して認めようとしないのですから、議論を試みようとしても、ただただ不毛になるよりありません。
    そしてもう一点、少なからぬ日本人が理解していないように見えるのは、日本においては「歴史」は学問ですけれども、中国や韓国においては、「歴史」は政治そのものであるということです。ゆえに、日本側が学術的アプローチを試みようとしても、特に韓国相手の場合、すべて政治的議論に還元されてしまいます。その点を踏まえておかないと、そもそも議論が噛み合うはずはないのです。

    日本政府としては、現状韓国なんぞのために労力と時間を割くのは極力避けたいところですので、ほぼ放置する、ただし「事実」に反する宣伝をしてきたらきっちりと反論するという姿勢で良いのではないかと思います。

    • 随分昔に韓国の歴史教科書の誤りを正そうと日韓の歴史学者が集まったが 結局事実を認めない韓国とでは議論が成り立たず お流れになったことがあった記憶があります

    • 龍様

       日本の歴史はヒストリー、韓国の歴史はファンタジー、中国の歴史はプロパガンダって話は聞いたことがあります。
      しかし、韓国人がそのファンタジーを真実だと信じて疑わない根拠がわからんのです。
      歴代中華王朝の万年属国扱いだったわけですから、惨めな過去を認めたくないという気持ちは解らなくはないのですが、ウリナラの歴史はこうあってほしい、こうであったに違いない、という願望を真実だと思い込めてしまえるのは何故なのか。
      韓国の普通の一般人は「あれ?これおかしくない?」とか思ったりしないのでしょうか?

  • 日本政府には、佐渡金山は江戸時代の話だとか日本は強制徴用をしていないだとか そんな説明は必要ないと思います。
    ただ、李氏朝鮮時代の民衆の暮らしはどうであったっか?それが併合時代どれだけ変わったか?そして李承晩時代どれだけ惨めになったか?最後に日本の援助で経済成長した事実を、淡々と説明したあとに 日本は法治国家で どこぞの未開な李氏朝鮮の様に法律に基づかない政策はとれないこと。人狩りをして 鎖につなぎ逃げられないようにして鞭で打ちながら無給で奴隷労働させる法律など、どこにもない事。また、その様な事を政府がしたならば 裁判で負けて多額の国家賠償が生じること。
    を説明して欲しいです。
    韓国人が納得出来なくてもいいです。
    彼等に理解をしろといっても法治とか無理ですから。
    理屈のわかる世界に説明して、同じ日本人として元朝鮮人を扱っていたと知ってもらうのが まだマシだと思います。

  • 無理なんじゃないかな〜

    相手は脳内妄想が根拠なんだもん。

    自国にある独立門の意味さえ理解出来なくて、自国裁判所の裁判官に諭されても「親日派」だの「土着倭冦」だの裁判官罵る民族と対話自体が困難だとしか。

    最近古代からの中国王朝だけじゃなくて半島の両班のやり方すら正しい統治だったんじゃないかと思い始めている。

  • ラムザイヤ教授が、ハーバード大学のホームページに売春婦関連の反論を掲載してからほぼ1か月経ちますが、韓国からの物証の提示は一切ありません。証言がコロコロ変わったと指摘された婆さんも、本件に関してはダンマリの模様です。
    結局のところ、恐らくは証言がコロコロ変わる韓国人の嘘しか証拠らしきものは無いと思われますので、粛々と申請すれば良いのです。
    そして軍艦島の件も、「一生懸命物証を捜したのだけど、写真に笑顔で写っている韓国人の証言以外、何も見つからなかったんだ。是非、韓国の方から証言以外の物証を提示してもらえないか」と言えば良いのです。

    • 週刊新潮最新号(2月3日)に、ラムザイヤー教授の手記が掲載されています。

      それによると、教授は一昨年の例の論文発表以来、数々の避難中傷を受け、所属学術団体では村八分の状況に置かれ、発表論文の取り下げ要求を執拗に受けたとあります。教授を非難する学者の方々は、一様に韓国側の言い分をなぞった主張をするばかりで、論拠ある反論は未だないそうです。また、教授を非難する学術関係者や団体は必ず吉田清治の記述を持ち出し、その主張の根拠としているそうです。

      日本では、吉田清治の本はフィクション、物語と知られていますが、韓国や国連(クマラスワミ報告)では日本叩きの道具として依然と利用が続いています。研究に携わるもの、言葉を生業としているものが物語や小説の類を持ち出して論拠とし、 「これが事実だ! お前は間違っている!」と主張している姿は滑稽です。

      学者の方々が韓国に騙されてバカな主張をしていると笑うのは容易です。しかし、韓国の嘘捏造の為に、学問の自由が脅かされ、研究が阻害されるのには我慢なりません。

      ラムザイヤー教授が受けた苦難、さらには学問の自由を脅かす現象には、韓国に対する今までの日本政府の甘さ、ことなかれ主義にも一因があると言ってもいいと思います。吉田清治の本はフィクションであること、吉田清治を引用しているクマラスワミ報告書の撤回に向けた行動を、日本政府は早急に取っていただきたく思います。

  • 李氏朝鮮があっちにふらふらこっちにふらふらして日本の安全を脅かしてた♪結局国家運営を投げ出したから面倒を見ざるを得なくなった♪仕方がないから、内地もまだまだ貧しかったのに、無理をして朝鮮半島のインフラを整えざるを得なかった♪

    ・・・・・うん、被害者は日本人ですね♪

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