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「日韓併合は米国のせい」?韓国は米中どちらの味方か

次期韓国大統領の有力候補者である李在明(り・ざいめい)氏が訪韓した若手の米上院議員に対し、「日韓併合の一因は桂・タフト協定にある」などと述べたとされる問題で、韓国メディアの報道を眺めていると、どうも根本的なところで疑問に感じざるを得ません。「米中対立局面で韓国は米国と中国のどちらにつくのか」という肝心の部分において、方針がまったく見えてこないのです。

鈴置氏「韓国を待つのは米韓同盟消滅と中国属国への回帰」

当ウェブサイトでしばしば言及するとおり、優れた韓国観察者である鈴置高史氏の大きな成果のひとつは、ともすれば「日韓関係」に焦点が当たりがちな日本国内における韓国論に、中国、米国などの重要なファクターを導入したことだと思います。

鈴置氏が約3年前に刊行した『米韓同盟消滅』では、韓国が中国との関係強化にいそしむなか、反日(を隠れ蓑にした反米)を募らせた韓国を待つ未来は「米韓同盟の消滅と中国の属国への回帰」だ、と喝破しています。

今になってこの著書を読むと、「よくここまでのことを、今から3年前の時点で予見していたものだ」と驚嘆せざるを得ません。

実際、米韓同盟は危機に瀕しているからです。

といっても、もちろん、日々出てくる報道などを読んでいると、表面的には米韓関係は良好に見えますし、米国のホワイトハウスや国務省の報道官なども、「米韓同盟は重要だ」と思い出したように主張するのを忘れていません。

しかし、文在寅(ぶん・ざいいん)政権下で米韓間ではいくつかの大規模な軍事演習が実施されなくなりましたし、また、米中対立局面の深化に対し、韓国は「戦略的曖昧性」を維持していて、米国が賛同する「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)にも参加しようとしません。

この点、文在寅氏の大統領としての任期は半年を切りましたので、政権のレームダック化も考えるなら、文在寅氏がそのわずかな期間で、どれだけの仕事ができるかは微妙でしょう。

ただ、韓国の「米韓同盟消滅と中華属国への回帰」という流れを覆すのは、大変に難しいように思えてならないのです。

李在明氏「日韓併合は米国のせい」

こうしたなか、現在の情勢だと、「保守派」(?)とされる尹錫悦(いん・しゃくえつ)前検事総長が次の大統領候補としてやや優勢であり、これに「左派」とされる李在明(り・ざいめい)前京畿道知事が追っている、といった展開が見られるようです。

ただ、李在明氏は、想像していた以上に「反米」的な人物である、という可能性が出て来ました。

おもにいくつかの韓国のメディアで数日前から取り上げられているのが、こんな話題です。

韓国与党大統領候補「米国の承認で韓日合併」…野党「血盟国に責任転嫁」

―――2021.11.13 10:52付 中央日報日本語版より

ここでは韓国メディア『中央日報』(日本語版)のものを紹介しますが、李在明氏が12日、訪韓中のジョン・オソフ米国上院議員と会い、「日本に韓国が合併された理由は、米国が桂・タフト協定を通じて承認したためだ」などと述べた、というのです。

李在明氏はまた、「日本が分割されたのではなく、戦争被害国の韓半島が分断されて戦争の原因になったという点は否めない客観的事実」とも述べたのだそうです。

いちおう、公正さのために付け加えておくならば、李在明氏は「米国の支援協力のために戦争に勝ってこの体制を維持できた」、「経済支援協力のおかげで、開発途上国、植民地から解放された国では唯一、経済先進国と認められる成果を出した」、「米国の支援と協力がなかったとすれば不可能だっだ」とも述べています。

しかし、外国を訪問した若手の上院議員に対して投げかける言葉として、これが適切だったのかと問われれば、そこもかなり微妙でしょう。

保守派は李在明氏の発言に反発も…

こうしたなか、この「桂タフト協定」云々という発言が、韓国国内ではさまざまな反響を呼んでいるようであり、たとえば、中央日報には本日、こんな記事が掲載されています。

元駐英公使の太永浩氏、李在明氏に対して「北朝鮮ですら米国政治家に100年前の歴史についてあれこれ言わない」

―――2021.11.16 09:34付 中央日報日本語版より

これは、北朝鮮の元駐英公使で韓国に亡命し、現在は保守系の野党「国民の力」の議員を務めている太永浩(たい・えいこう)氏が、李在明氏の発言について、「北朝鮮ですら平壌を訪問した米国の政治家に100年前の歴史についてあれこれ言わない」などと批判した、というものです。

太永浩氏はまた、「桂・タフト密約が日本の朝鮮半島占領に道を開いたひとつの契機になったということは言えるかもしれない」としつつ、「われわれが日帝に強制的占領された根本的な原因は自分たちが自ら国を守る力がなかったため」などと述べたのだとか。

何が言いたいのかよくわからないハンギョレ新聞のコラム

ただ、保守系の政治家・メディアはこの李在明氏の発言に激しく反発しているのですが、韓国国内ではこの発言に対し、批判一色ではないように見受けられます。その典型例が、韓国メディア『ハンギョレ新聞』に今朝掲載された、こんな「コラム」ではないでしょうか。

[コラム]日本の朝鮮半島支配に一助した「桂・タフト密約」で米国が非難される理由

―――2021-11-16 07:08付 ハンギョレ新聞日本語版より

このコラムを執筆したのは「先任記者」の方だそうです(一瞬、「専任記者」の誤植なのかと思ったのですが、ハンギョレ新聞のウェブサイトを調べると、「先任記者」という肩書の方はほかにも複数在籍されているようであり、おそらくは誤植ではないようです)。

この「先任記者」の方のコラム記事は全部で2000文字弱ですが、論旨が二転三転し、たとえ話も何が言いたいのかよくわからないなど、大変に読み辛い記事ではあります(※韓国メディアにはこの手の論旨不明な記事はよく出て来ます)。

ただ、どうやらこの先任記者の方は、桂・タフト協定に代表される米国の外交政策は「伝統的に曖昧だ」と批判しているようです。

問題は理想主義と現実主義の錯綜だ。自らの国益を崇高な価値だけでくるめば紛争の危険性が高まり、妥協不可能なところにまで突き進んで災厄となる。ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争がその代表的な例だ。最近の米中対決も、やはりその様相を呈している」。

いったい何をおっしゃっているのでしょう。

「伝統的に曖昧」なのは、米国ではなく韓国の方でしょう。

また、最近の米中対立局面において、米国が掲げている「理想」について、この「先任記者」氏は具体的なことをまったく述べていませんが、米国が日本とともに掲げている「理想」は何かと問われれば、まっさきに思いつくのは「自由、民主主義、法の支配、人権」といった普遍的価値のことでしょう。

リンク先の記事が大変わかり辛く書かれている理由は、「韓国としては普遍的価値にコミットするのではなく、今までどおり、米中双方で良い顔をしていたい」、「米国が迫ってくる普遍的価値という踏み絵は踏みたくない」という希望があるからなのかもしれません。

そもそも自由・民主主義を、韓国ではどう考えているのか

もっとも、この李在明氏の発言に関しては、中央日報やハンギョレ新聞などの韓国メディアの記事を眺めていて、どうももっと根源的なところで、違和感を禁じ得ません。

韓国が「自由、民主主義、法の支配、人権」についてどう考えているのかが、まったく見えてこないのです。

中央日報の記事に出ていた太永浩氏にしたって、「いま韓国には米中葛藤のなか、われわれの利益を賢く守る大統領が必要だ」などとも述べたのだそうですが、この発言も、韓国が米中対立局面でどちらにコミットするのかという判断から逃げたものでもあります。

尹錫悦氏であれ、李在明氏であれ、あるいはそれら以外の人物であれ、だれが次の韓国大統領に就任したとしても、結局は米中双方間で曖昧さを維持し続けるのが韓国という国なのかもしれません。

新宿会計士:

View Comments (24)

  • >「専任記者」の誤植なのかと

    防衛省では、他で「課長補佐」に相当する職員を「部員」と言うんだけど、複数いる部員のうち筆頭格のひとは「先任部員」と言うそうなのです♪

    「先任」の由来とかは知らないのです♪

    豆知識なのです♪

    • 七味様

      先任は旧軍用語であり、同一職場で同じ階級が居る場合、先にその階級がついた
      者をいいます。 年齢は関係ありません。
      という事は、先任記者というのは日本由来(しかも軍の)言葉を使っているのですね。
      あれ~、日本由来の言葉は追放されたハズなのにね~。

      • ちょろんぼさんの仰るとおり、軍隊用語ですね。
        学校で使う「先輩」の軍隊版が「先任」です。
        同じ部署に配属されている同じランクの人が複数人いる場合、先に配属されてきた方が「先任」と呼ばれます。
        どこの国でも会社組織は軍隊組織を模しているものなのですが、これもその一つですね。

        •  小学校で「まわれーみぎっ」なんてやったもんですが。モロ軍隊式ですけど今もやるんでしょうか。

           軍隊では、士官学校(日本では防衛大)から新卒ほやほやの二十代の少尉様がすぐに隊長に就き、はるか年上の古参兵:「先任」軍曹が補佐という建前で実質的なリーダーシップをとって見せ教育する(兵らも少尉を品定めしてナメてからかうが、軍曹には忠実に従う)、という流れが出来あがっているので、先任を重視するというのは合理的ですが。
           韓国の場合は軍を参考にというよりは、あの儒教のスーパー年功序列文化と相俟って、なんか老害に満ち溢れた厄介そうな制度に見えますね……

      • 軍隊において、先任下士官というのはとっても偉く、新兵や若手将校にとっては一番恐ろしい存在です。さらに、先任下士官は制度化されているケースも多いようで(階級章すら違う)、自衛隊でも制度化された先任下士官が任命されています。呼び名は、陸自では「上級曹長」海自では「先任伍長」空自では「准曹士先任」とそれぞれ違いますが(理由は不明)、要するに、下士官以下を統括するボスです。少尉中尉クラスの若手将校なんぞ、相手にもしてもらえません。

        「先任記者」という肩書は、要するに、普通の記者なんぞよりもずっとエライ記者であるということを主張する、いかにも韓国らしい肩書です。おそらく、普通の記者風情など、殴り飛ばしても問題ないくらいエライんでしょう。

  • ∑(;`∀´)「日本に韓国が合併された理由は、米国が桂・タフト協定を通じて承認したためだ」

    「日本に韓国が合併された理由は、李完用が署名したためじゃないかな?」(´∀`)

  • >韓国が「自由、民主主義、法の支配、人権」についてどう考えているのか

    韓国さん「すべて経験したことがないのでわかりません」

  • >韓国は米中どちらの味方か?

    半万年前から「ウリナラは、強い方の味方ニダ」。

    ハンギョレの記事は、読んでも良く分かんなかったから、スルーしましたが、もう一度読みました。
    日清戦争、日露戦争の何れも朝鮮半島が不安定な為に起こったという見方も有ります。
    朝鮮戦争は、朝鮮人同士の内輪揉めが、米露冷戦の流れに乗って起こったと思います。
    「ウリナラは無垢で悪く無い、ウリナラを助けなかった当時のアメリカが悪いニダ」という話だと思います。
    主体思想を信奉する韓国左派は、「アメリカの介入で南北が分断されて、アメリカの傀儡国家である韓国になってしまった。アメリカの介入が無ければ、朝鮮半島は朝鮮民族の単一国家として、もっと立派な国になっていたはず」という思い込みを持っているのは間違い有りません。
    はい、「あたおか」です。

    • まだアメリカの方が全然強いと思うけどね

    • 西・ローゼン協定(1898年)にもかかわらず、馬山浦事件(1899年)を起こしたロシア。
      その暴挙に対して日本に泣きついた韓国。
      あの当時からしたら、日本に対して「ありがとう」と韓国はいうべきですよね。
      その経緯あっての桂・タフト協定。

      ・・・桂・タフト協定、、、協定といっているけど本当は「韓国って独立国家として無理すぎだよね。やはり日本が保護するしかないよね」といった合意メモ。
      密約とか協定とかの類ではないですよね。

      想像ですが、、たぶん、こんなノリの会話だったんだろうと思います。

      桂「信長の野望(全国版)をやっているんだけど、神保氏で全国統一するのって無理かな」
      タフト「神保氏って、電源上げたらすぐに攻められて占領されちゃう大名だよね。俺もやってみようとおもったことあるけど、ちょっと考えられないよ。」
      桂「何度もリセットしているんだけどね。無理かぁ」
      タフト「それって、1900年頃に韓国が独立を維持するよりは簡単だろうけど。無理ゲーでしょ。」

      馬山浦事件(wikipediaより)
      1899年4月、ロシアのパヴロフ駐韓公使が軍艦で馬山浦に入港し、東洋汽船会社の杭を要地一帯に打ち込み、大韓帝国政府に対し馬山浦割譲を求めたのであった。韓国の朴斉純外部大臣は駐露公使の林董に連絡し、日本政府は陸軍参謀本部の資金を、釜山在住の日本商人(民間人)の名義を用いて周辺の土地買収をおこなった[1]。こうして、1899年から翌1900年にかけて双方が争って買収合戦の様相を呈し、結局、ロシアによる単独租界の設置および軍港築港計画は頓挫した。しかし、この事件を経たことによって馬山は朝鮮半島第5の開港地となった

  • 生まれて初めて国際社会公認で李氏朝鮮王朝の懇願を国際連盟が認めて、日本の保護領になったという正しい歴史を知ってしまったのでしょうか?

    日本が武力侵攻したなんて歴史は韓国の教科書にしか存在しない韓国情操教育(洗脳とも言う)の結果であり創作物語です。

    愛人との訴訟や幽霊会社使った公共入札不正がバレないようにだけが理由で大統領選挙に出馬し、反日捏造毎日アジってたら、李氏朝鮮崩壊時には中華人民共和国も現行ロシアも存在しておらず、覚えている外国国名が他には日本とアメリカ合衆国しか無かったとかいう、韓国の知識人・運動圏のボキャブラリーの絶対的足りなさでしょうか?

  • 今度、南国大統領になるから、米国議員にマウンティングしただけですね。
    米国議員も大変だね~。 自国の歴史しか学ばない人が何とか半島の妄想
    歴史感なんて知る訳も無いしね~。

    日本人も危ないぞ~!! 受験勉強しかしていないと、南国の妄想歴史感が
    正しいと思い込む人が出来上がるからね。
    大手大学受験予備校の歴史に、南国の妄想歴史が記載されています。

    • ちょろんぼ様

      本当にひどいもんです。
      VANKなんて思い付く前から韓国の工作員や日本学術会議とかが暗躍していた気もします。

      お寺の地図記号の改変や、本来韓国の方には普通の言葉で誇らしいものかもしれず最大手の新聞名にもなっている「朝鮮」を差別用語化てタブー化したり。

      石原慎太郎が口にすると左派系マスコミが問題視した「第三国」だって、尿素水やスマホ構成パーツとかの製造国を指すとき、みずから普通に使ってるご都合主義マスコミ。

      私…石原慎太郎は人としてきらいですが。

  • 韓国は共産側へ行く気は、まったく無いと思います。自由陣営にいて「共産側へ行く行く詐欺」をずっと続けるつもりです。

    ちょうど日本国内の左巻きの連中が、日本をさんざんけなし「こんな国には居たくない」と言っていながら、いつまでたっても出ていかない事と同じです。

    自由陣営にいればこそいろいろな恩恵をタダで得ることができて居るのに共産側に行ったら恩恵はすべてなくなります。

    米韓同盟も韓国側からは、絶対に破棄する事は無いと推測します。

    • 同感です。ただ、万一共産側に行った際には、その逆のスルスル詐欺を繰り返すと思われます。

    • 仰るように「ミエミエのリスカブス」なんですけど、未だにこの手に引っかかる人がマスコミや政治家家だけでなく経営者にも数多くいます。
      更にたちが悪いのは、アメリカが日本に対して「ミエミエのリスカブス」の言う事を聞くように圧力をかけて来ることです。
      今までこのやり方がうまく行ってきたので、韓国はアメリカに対してこれからもリスカブス行為を続けると思います。
      岸田総理の評価は、アメリカからの圧力をかわせるかどうかで決まるのでは無いでしょうか?

    • 共産側に行くわけではありません。ただ、中国の属国に回帰しようとしているだけです。
      中国が共産主義体制であるかどうかは、韓国にとって大した問題ではありません。
      ゆえに、韓国側から米韓同盟を破棄する可能性も、けして大きくはありませんが、ゼロではないと思います。なぜならば、韓国が在韓米軍に「出てけ!」というためには、米韓同盟を破棄する必要があるからです。

      # 半万年の属国根性を甘く見てはいけません。

      • 私は、韓国には大きく分けて「リスカブス用日派」と「統一朝鮮実現による国威発揚派」があると思っています。
        「リスカブス用日派」は米韓同盟維持で日本とアメリカを利用しようという立場です。
        こちらは日韓関係、米韓関係を重視していると思います。
        「統一朝鮮実現による国威発揚派」は米韓同盟破棄により中国との関係を深めて属国としての利益を期待しいます。
        こちらは中韓関係を重視していると思います。
        ただアメリカ、中国共に韓国を信用していないと思います。
        どちらからも韓国が期待する利益は得られないのでは無いでしょうか?

        それから、日経新聞が必死に日本の譲歩による日韓関係改善を主張するのは、日本の政治家と経営者が一番騙しやすい相手だと思っているからでしょう。
        自身の影響力を過信しているからかもしれませんが。

        私は日経は韓国の代弁者でありエージェントだと思っています。
        経営陣に半島の方が入り込んでいるかハニトラにでも引っかかったのかもしれませんが。

        • 「リスカブス」派は、表面的には用日親米であるかのように見せていますが、深層に潜む中国への事大主義・奴隷根性という点では、あまり違いがないのではないかと思います。
          実際、朴槿恵前大統領が天安門に立った時、「誇らしい!」といって大喜びしていたのは、朝鮮日報や中央日報などの保守系といわれる各紙(東亜日報も後から加わりました)でした。つまり、彼らにとっても、用日反米よりも中国への屈従のほうが優先順位が高いのです。
          また、従北左派も「北朝鮮に対する中国の影響力を期待して」という言い訳を口にしますが、それも用日親米と同程度の見せかけに過ぎないと考えます。要するに、中国が怖くて仕方ないのです。
          結局のところ、韓国人にとっては、中国に従属している状態というのが一番自然に感じられるのであり、一番安心できる状態なのでしょう。

          • 清朝までの中国でしたら属国に対してある程度寛容でしたし朝鮮国王としての正統性の保証になりましたが、共産党政権はそんなに甘くないと思います。
            属国に戻る不安も大きいのでは無いでしょうか?
            南北統一や核兵器の開発は、対中国を意識している面も大いにあるのでは無いかと思います。
            バレルとお仕置きが待っていますが。

  • 韓国で考えられている民主主義が「国民情緒が政治に反映される=民主主義」と考えると
    少しは辻褄が合いそうな気がするんですよね。

    選挙で国民代表者を選択し、国民情緒で責任を追及し事後法禁止も免除で進退も迫れる。
    そのため政治が左右されやすく、国としての意思表示が曖昧になる。
    また、国民情緒で政治が動くと、「国民の責任や義務」が曖昧になってくる。
    国民の責任や義務が曖昧だから、政治は同じところを曖昧にグルグル回るしかない。
    民主政治に見えるだけで、中身は別物。

    国民情緒法下では、国際法無視でき、事後法禁止も免除可。しかも国民の責任と義務は曖昧。
    だから国民情緒を誘導さえできれば、データや理論・法さえ曖昧にして国政を左右出来る。
    政治的にはとっくに詰んでるんじゃないか?、と考えたりしてます。

    「私達は悪くない。国民の声を聴かない政治家が無能。無能な政治家は辞職しろ!」
    どこかの政党やマスコミが言っていてそうなセリフ。
    日本もこのままじゃヤバい気が・・・(汗

  • >韓国が「自由、民主主義、法の支配、人権」についてどう考えているのかが、まったく見えてこないのです。

    韓国って日帝統治時代について「人権」とか「普遍的価値」とかを掲げて批判してたと記憶してるので、日本から謝罪と賠償を貰う為の口実程度じゃないかと。

  •  滅ぶまで独立を貫くという自主決定権はあったはずなのですがねぇ。
     それをしなかった国で…いやそんなんでなくても、"一般人ではなく大統領候補が「我が国がA国に負けたのはB国のせい」とB国に伝える"というのはちと聞いたことがありませんし、メリットもわかりません。フィンランド人やベトナム人あたりが聞いたら鼻で笑うんじゃないかな。すでに「韓国は人類史最悪の植民支配を受けた」とか言ったのをユダヤ人に文句言われたようだし。