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韓国の尿素水不足問題は日本にとって「完全な他人事」

助けたら助けたで感謝の言葉もなく、「支援が遅かった」と恨み言

韓国で尿素不足が深刻化した理由』や『韓国の「第2の尿素水不足」を日本も他山の石にすべき』などで取り上げた韓国の尿素水不足問題に関し、どうも韓国メディアなどの報道を眺めていると、これまでに出てきていた「日本が韓国の危機を救うべきだ」といった寝言がほとんど見られないのです。2019年7月に日本が発表した対韓輸出管理適正化措置は、韓国の産業上の混乱から日本が距離を置くようになったという効果もあったのかもしれません。

韓国の尿素水不足問題

韓国の問題は純正品を使用していないことから生じたのか?

当ウェブサイトでは『韓国で尿素不足が深刻化した理由』などでも報告したとおり、現在、中国における電力不足などを理由に、韓国「だけ」で尿素水不足が深刻化する、といった現象が生じています。

日本の産業も対中依存度の引き下げを!最近、隣国のメディアを眺めていると、よく見かける話題が、「尿素不足」です。韓国メディアの報道によると、日本の場合はそもそもディーゼルエンジンの比率が低く、欧州の場合は尿素水の供給を中国に依存していないのですが、韓国の場合は尿素水を中国に深く依存しているがため、中国の尿素輸出制限の影響を大きく受けてしまったのだとか。しかも、日本に対して「輸出『規制』を解除しろ」と高圧的に要求した韓国が、中国に対しては下手に出ているというのも興味深いところです。尿素はディーゼ...
韓国で尿素不足が深刻化した理由 - 新宿会計士の政治経済評論

あらためて振り返っておくと、この尿素水はディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化するためのシステム「尿素SCR(※)」の還元素材として広く使用されており、日本や欧州の場合は、AdBlue®(アドブルー)という商標の商品が知られています。

(※ちなみに「尿素SCR」とは尿素水を使った排気浄化システムのことで、SCRは “Selective Catalytic Reduction” の略です。このSCRを日本語に訳せば「選択的還元触媒」、といったところでしょうか)

この点、AdBlue®の商標権自体は2007年に、当時の日本の会社・日産ディーゼルからドイツ自動車工業会(Verband der Automobilindustrie, VDA)に譲渡され、現在ではVDAが認定する品質の還元剤しかAdBlue®を名乗ることはできません。

ただ、このあたりの事情をもう少し調べてみると、この尿素SCRに使われている尿素水については、「AdBlue®に機能を似せた類似品」、つまり尿素が32.5%、純水が67.5%の割合で含まれている製品なども広く出回っているようなのです。

韓国メディアの報道などから個人的な憶測も交えて想像するに、どうも最近、韓国で尿素水不足が不足している理由は、韓国でディーゼルエンジンの割合が高いことに加え、韓国が国を挙げてAdBlue®の純正品ではなく、安い中国製の類似品を使用しているからではないか、という気がしてなりません。

もっとも、このあたりについては当ウェブサイトとしてもまだ調査不足の部分もありますので、「韓国では広範囲で中国産のAdBlue®の類似品・模倣品が使われている」というのは、現段階では当ウェブサイトの憶測、というわけです。

ハンギョレ新聞でさえ大統領府を批判

さて、この尿素水不足については、連日、韓国メディアで大きく取り上げられているのですが、これについては「左派メディア」とされる『ハンギョレ新聞』(日本語版)も含め、韓国政府、あるいは文在寅(ぶん・ざいいん)政権に対し、批判的な報道が散見されます。

たとえば、ハンギョレ新聞は昨日、韓国で尿素水不足などの混乱が拡大した理由を「大統領府の誤った判断」のためだ、とする解説記事を掲載しています。

「韓国で尿素水問題が拡大した理由」…大統領府の誤った判断が混乱招いた

―――2021-11-09 07:22付 ハンギョレ新聞日本語版より

具体的には、韓国大統領府関係者の話を総合すると、中国による尿素水の輸出制限措置について、担当省庁でその波及効果が十分に把握できていなかったことなどの影響もあり、大統領府が前もって対応することができなかったと指摘。

ことに、文在寅氏自身の任期が残すところあと半年というタイミングでもあり、公務員があまり対応しない、という側面が悪く出た可能性があると指摘しているのです。

そのうえでハンギョレ新聞は、「2019年7月の日本による輸出規制(※原文ママ)」のときに「韓国大統領府が迅速に動いた」(?)ことと対照的だと述べている、というわけです。

余談ですが、日本政府が講じた韓国に対する輸出管理の厳格化ないし適正化措置を巡り、韓国政府や韓国メディアが「輸出『規制』だ」、「貿易報復だ」、などと平気でウソをつくあたり、長年、コリア・ウォッチャーをやっていても、なかなか慣れません。

余談ついでに、対韓輸出管理適正化措置が韓国に対する貿易報復でも輸出規制でもなく、「むしろ日本の利益を守るために必要な措置だった」とする仮説については、『対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった?』あたりで詳しく論じていますので、是非ともご参照ください。

とある理由に基づき再開した『数字で読む日本経済』シリーズ、本稿で第8回目となりました。今回は「中韓がなくても大丈夫な日本経済」をテーマに、おもに数字を使いながら日中関係、日韓関係について議論しているのですが、日韓関係に言及した際に欠かせない論点のひとつが、安全保障上の措置に基づく輸出管理の強化・適正化措置です。追記:本文中で数ヵ所表現などを修正しています(詳細はコメント欄などをご参照下さい)。韓国との関係をどう見るか両国関係を数字で読むことの重要性『数字で読む日本経済』シリーズとして、現在展...
対韓輸出管理の厳格化は日本を守るために必要だった? - 新宿会計士の政治経済評論

文在寅氏、残り半年の任期をどう過ごすのか

さて、文在寅氏の任期という話題が出たついでに、少しだけ寄り道をしておきましょう。

韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)によると、その文在寅氏は、残り任期がちょうど半年となった9日、「最後まで民生に専念し、完全な回復のために最善を尽くす」、などと述べたのだそうです。

任期残り半年 「最後まで最善尽くす」=文大統領

―――2021.11.09 11:25付 聯合ニュース日本語版より

聯合ニュースによると文在寅氏は残り任期の6ヵ月間、新型コロナウィルスの防疫や経済回復などに努める考えを示したのだそうですが、これに加えて最近の欧州歴訪を巡り、次のような発言もなさったのだそうです。

多くの国がわれわれの成功を知りたがり、協力を希望した。われわれはいつの間にか世界が認め、うらやむ国になった。急変する大転換の時期に合わせ国の未来を準備し、先進国として国際社会に対する責任を高める」。

そりゃ、すぐ隣に日本という国がありますからね。

世界が韓国のことを羨ましがる理由は、この「すぐ隣に日本がある」という地理的環境ではないかと思うのは、ここだけの話です。

それよりも、他人事ではありますが、文在寅氏もそろそろ身の処し方を考えた方が良いタイミングなのかもしれません。青瓦台の住人でいられるのはあと半年のことであり、半年後には去らねばならないからです。

後任の大統領にどなたが選ばれるのかはまだわかりませんが、個人的には誰が選ばれようとも、文在寅氏が大統領在任中にメチャクチャにした日韓関係が簡単に元通りになるとも思えません(『日経「日韓ともに残された時間は少ない」論への違和感』等参照)。

韓国で、現在の与党である「左派政党」、最大野党である「保守政党」の、それぞれの大統領候補者が確定しました。以前から有力候補と見られていた李在明(り・ざいめい)前京畿道知事、尹錫悦(いん・しゃくえつ)前検事総長の両名です。ただ、ここで「保守」(?)候補者が次期大統領に就任したところで、日韓関係が「改善」されると見るのが正しいとも思えません。日経新聞に8日掲載された記事を読んでいると、そんな違和感を払拭することができないのです。韓国大統領選の有力候補が確定当ウェブサイトでは最近、わりと「スルー」...
日経「日韓ともに残された時間は少ない」論への違和感 - 新宿会計士の政治経済評論

ただ、文在寅氏にとっては、後任の大統領次第では、青瓦台の「次の住居」が監獄であったり、牢屋であったり、拘置所であったりするかもしれないと考えるならば、そろそろ心が安らかではなくなってくる頃合いなのかもしれない、などと思うのは、気のせいではないのかもしれません。

韓国の尿素不足から距離を置く日本

尿素水不足、日本の存在感のなさ

さて、冒頭の尿素水不足の話題に戻りましょう。

ハンギョレ新聞が本件で大統領府に批判的だというのも意外ですが、それ以上に韓国における混乱を眺めていて気付くのは、この問題に関する「日本」の存在感のなさです。

たとえば、韓国メディア『東亜日報』(日本語版)の次の記事によれば、韓国政府は尿素水不足に関し、「韓国国内での1日分の尿素使用量は200トン程度」などとしたうえで、「ベトナムなど十数ヵ国から1万トンを導入しようとしている」、などと報じています。

政府、ベトナムなど10数ヵ国から尿素1万トン導入を推進

―――2021/11/09 08:46付 東亜日報日本語版より

東亜日報によると、韓国政府は来週中に車両用尿素200トンをベトナムから輸入することを決めたそうであり、この200トンの尿素から約600トンの尿素水が作られるのだそうですが、この「尿素水600トン」は昨年基準で韓国における1日の使用量に過ぎないのだとか。

また、韓国政府は尿素1万トン(つまり生産できる尿素水に換算すれば3万トン)を追加輸入する案を巡って、ベトナムを含む約十数ヵ国とも協議しているのだそうですが、「尿素水の使用量が1日600トン」なのだとしたら、これは50日分、ということでしょう。

ただ、東亜日報の記事にいう「十数ヵ国」には、ベトナム以外にもおそらく豪州などが含まれているようですが、この記事だけだと、ここに日本が含まれているかどうかはよくわかりません(常識的にはおそらく日本も含まれているのだとは思いますが…)。

日本が出て来るのは「輸出管理適正化措置」が中心

このあたり、さまざまな記事を読んでみたのですが、やはり「日本に支援を要請した」という話題は、ほとんど見当たりません。

「日本」が出て来るとしたら、たいていの場合、先ほどのハンギョレ新聞の例にもあった「2019年7月の輸出『規制』」という文脈であり、いわば「克服すべき対象」として日本が挙げられているというわけです。

その意味では、日韓関係もずいぶんと変わったものだと思います。

ひと昔前であれば、また、韓国メディアからも、「わが国における物流の混乱は日本にも悪影響をもたらす」、「だから日本は率先してわが国を助けるべく動くべきではないか」、といった寝言が聞こえてきたものです。

やはり、日本の対韓輸出管理適正化措置の際に、韓国メディアもさんざん「ノージャパン」だの「克日」だのと世論を煽ったためでしょうか、今回の尿素水不足局面においては、日本の存在感がほとんどないのです。

また、この韓国の尿素水不足が日本の側でもあまり注目されていないという点にも、個人的には興味深さを感じます。というのも、かつてであれば、「韓国で物流が止まれば日本経済にも悪影響がある」、「だから日本は韓国を助けるべきだ」、といった論調が、自然発生的に出てきていたからです。

それなのに、今回の尿素水不足局面においては、日本においても「韓国が困っているから助けてあげよう」という論調を、ちょっと見た記憶がありません。というよりも、尿素水不足に関する報道は、皆無とまではいわないにせよ、日本側でもあまり多くないように思えてならないのです。

もっとも、「韓国を助けてあげよう」とする主張が、これから出てくる可能性はありますので、この点については注意は必要です。というのも、例の「ノージャパン」運動の影響もあるため、日本が韓国を助けようと下手に首を突っ込むべきでもないのかもしれないからです。

いずれにせよ、「好きの反対は無関心」と言いますが、対馬海峡を隔ててたった50キロほどしか離れていない国であっても、海という物理的な障壁は日韓の道路交通事情をも大きく分断している、というわけです。

韓国は助けたら「支援が遅い」と怒る国

ついでに、あえて批判を恐れずに申し上げるなら、日本にとって韓国の、韓国にとって日本の存在感が薄まることは、個人的には決して悪いことではないと思います。

韓国は支援したら支援したで、「支援が遅い」と怒る国だからです。

2008年9月に米投資銀行大手のリーマン・ブラザーズが経営破綻しましたが、その際、世界的に生じた金融市場の大混乱局面において、日本が「日韓通貨スワップ」などの形で、韓国に対し、金融面で救いの手を差し伸べました。

その際、韓国政府からは「日本の支援に感謝する」という声が聞こえてきたのでしょうか。

その答えが、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、いまから約12年前に掲載された、次の記事です。

「韓国が厳しい時、日本が最も遅く外貨融通」

―――2009.07.07 08:07付 中央日報日本語版より

我々日本人は、この記事の冒頭に記載された、当時の企画財政部長官によるこんな発言を、しっかりと心に刻んでおく価値はあるでしょう。

韓国が最も厳しい時に外貨を融通してくれたのは、米中日の中で日本が最後だ世界第2位の経済大国なのに、日本は出し惜しみをしている気がする」。

助けてあげても、「出し惜しみした」と恨み言を言われる…。

このように考えるならば、基本的に日本は下手に「隣国のよしみ」でお付き合いするのではなく、ある程度は距離を置くという姿勢も大事ではないかと思う次第です。

ただし、韓国の尿素水不足問題は韓国の問題ですので、日本が首を突っ込む話ではありませんが、『韓国の「第2の尿素水不足」を日本も他山の石にすべき』でも述べたとおり、個人的には韓国の尿素水不足問題を、「中国発のサプライチェーンの問題」として日本は他山の石にすべきではあると思います。

韓国と違って日本は「キーデバイス」を握っている当ウェブサイトで週末の『韓国で尿素不足が深刻化した理由』でも報告したとおり、現在、中国における電力不足などを理由に、韓国「だけ」で尿素水不足が深刻化しているようです。ただ、中国における供給不足問題が韓国を直撃するという状況が広まれば、日本にとっても他人事ではなくなるかもしれません。やはり、「脱中国」は大きな課題であるとともに、現在の日本にはコストの問題さえクリアすれば脱中国が可能、という品目が多いのもまた事実でしょう。キーデバイス握る日本日本の輸...
韓国の「第2の尿素水不足」を日本も他山の石にすべき - 新宿会計士の政治経済評論

逆にいうと、日本にとってこの韓国の尿素水不足問題は「完全な他人事」であり、そして、日本がこの問題に関心を持つ価値があるとしたら、これを「他山の石とする」以外にはないのです。

日本のメディアの関心事

さて、本日の「オマケ」です。

わが国のメディアが報じる韓国に関する話題といえば、昨日は共同通信がこんな記事を配信していました。

イランが韓国に激怒 「マスクよりカネ返せ」

―――2021/11/9 16:44付 産経ニュースより【共同通信配信】

これは、新型コロナウィルス対策として韓国の駐イラン大使館が10月下旬、2000枚のマスクを病院に寄付したところ、イラン国民からは「マスクはすでに十分にある」、「それよりカネを返せ」、といった怒りの声があがった、という話題です。

イランと韓国といえば、例の米国の対イラン制裁と絡んで韓国が凍結したままのイランの預金口座という問題が懸案として残っています(『「イランが韓国製家電の輸入を禁止」、問題の本質は?』等参照)。

日本以外との国との関係で見る「韓国の特殊性」「日韓関係がうまく行かない原因は、『日韓関係の特殊性』にあるのではなく、『韓国の特殊性』にある」――。そうした見解に説得力があるかどうかは、韓国の日本以外の国に対する態度を見てみれば、よくわかります。こうしたなか、参考になる事例のひとつが、イランと韓国の対立でしょう。最近、イランが韓国製の家電の禁輸措置を打ち出すとの報道があったようですが、その背景を改めて振り返っておきましょう。ウォン建て石油取引という闇以前の『イランによる韓国船拿捕の裏にある両国の...
「イランが韓国製家電の輸入を禁止」、問題の本質は? - 新宿会計士の政治経済評論

このあたり、記事が若干ミスリーディングなのですが、べつに駐イラン大使館側は例の凍結された資金の代金としてマスクを寄贈したわけではなく、純粋に善意により2000枚のマスクを寄贈したという話ではあります。

ただ、こうした本来であれば草の根レベルでの友好関係に関する心温まるはずのエピソードが、イラン国民の強い反発を招いているというのも、なんだか興味深いと思ってしまいます。

もっとも、イランの資金凍結問題は完全にイランと韓国の外交問題であり、我々日本人には関係のない話ですし、支援したら「支援が遅い」と恨み言をいわれたことがある国の国民としては、正直、「あまり当事者として関わりたくはないなぁ」、などと思ってしまうのは、ここだけの話です。

新宿会計士:

View Comments (32)

  • お早うございます.更新有難うございます.
    ところで,
    >SCRは “Selective Catalytic Reduction” の略です。このSCRを日本語に訳せば「選択的還元触媒」、といったところでしょうか

    これは違います.元の英語句の“Selective Catalytic Reduction”の表す内容はに“selective”と“catalytic”という修飾語の意味によって絞り込まれる)ある種の還元(reduction)という化学反応です.それに対して「選択的還元触媒」という表現が表す内容は「選択的」と「還元」という修飾語で絞り込まれるある種の触媒であり,触媒は(化学反応の反応速度を増大させる)物質であって何らかの化学反応の名前(還元とか酸化とか縮合とか加水分解とかのような名前)ではありません.

    ですので,元の英語の訳としては直訳すれば「選択的触媒還元」になるでしょうか.より分かりやすい表現をするならば「触媒を用いた選択的(な)還元」あたりになるかと思います.

    • 失礼,訂正です.
      正誤>に“selective”と・・・
      正誤>(“selective”と・・・

  • ディーゼル車用尿素水の原料となる「高純度」尿素の製造は、想像以上に難しいようです。この点、フッ化水素と同じですね。韓国は尿素を100%輸入していますが、高純度のものではないでしょう。
    また、尿素水の製造過程でも精製工程があり、さらに尿素が分解したり不純物が混入しないように注意しなければならず、これも必ずしも容易でなさそうです。
    国産化に向けてがんばってください。

    • 低品位の尿素水使ったら 触媒が再起不能になっちゃいそうですね。韓国人には不可逆的という意味わからないようです。

  • 韓国の尿素水問題は、日本にとっては、教師だということですね
    孔子も言ってたはず。人のふり見て我がふり直せ、と
    それでなくても、韓国とは異なり日本は政経分離の大原則を掲げているのだから
    ちょっとした政治的判断で軽々しく輸出入禁止措置を取る中国からは、日本企業は経済的距離を置くべし

  • 隣国にまで聞こえてくる寝言は迷惑ですからね。
    静かになって何よりです。
    一切何も聞こえてこない状態が続いて、「あら、静かだと思っていたら、いつの間にか孤独死してたのね。キャハッ」で済ませるくらいの関係が丁度いいと思います。

    • 迷惑な寝言と言えば新聞社論説委員などもそうですね。選挙を読み間違える政治部記者も同じでしょう。

  • この事態を日本政府は傍観していては いけません。
    カー用品、資材を扱う通販サイトでは すでに品切れ状態 ホームセンターなどでも 見当たらなくなってきてます。
    どこかの記事では すでに6.5トンが 持ち出されているとか 出ていました。
    いまは 一般への入国制限があるため担ぎ屋・買い出し部隊の流入を防げています。
    しかしコンテナ丸ごと持ち出すようになることも考えられるので 対策を考えるべきです。
    日本に来ることのできるビジネスマンの帰りのみやげは 預かり荷物制限いっぱいの20kg・・尿素水20Lとなるのかもしれません。

      • 中国が咳をすると韓国が肺炎になり日本に全力で移しにやって来る。

        いつか見たパターンです。韓国というローカルな地域の出来事がこんなに大事な問題になるのですから韓国の負の影響力には驚かされるものがあります。

        開かれたフラットなグローバルな社会とはそんなものだと言えばそれまでの話なのですが。

        • 皆様

          中国が咳すると韓国が肺炎になると昔から言われてますが…

          中国が咳やくしゃみするとムカついて半島ぶん殴るの歴史なんじゃないかと。

          なんとなく地図上の地形でもモンゴル・露・中のサンドバッグっぽいし…

    • 持ち出すなら水溶液ではなく重量的にも固体の方だと思いますね。溶液だと液漏れ気にしないといけないですし。USPとかACSグレードで十分なのかな?日本の生化学研究にも影響が出そう。

  • 他人事ではないかもしれませんよ
    数日前までAmazonに売るほどあったアドブルーが昨日の夜から在庫なしです
    韓国マスコミによると韓国人が個人輸入しているそうです

    • 自分の乗用車はディーゼルです。アドブルーを補充しようと思って通販サイトを見るとすべて売り切れ。マスクのときに転売屋が迷惑だと思ったが、今回個人的に直接被害を被る立場として韓国人が迷惑です。この流れで国内のアドブルーの入手が困難になってくると、また転売屋が買い占めなど始める可能性もあります。いい加減にして欲しい。

  •  この問題、あまりに日本が関係なさ過ぎて、気にはしつつもスルーしておりましたが、問題の震源地が中国で(中国の税関で止められている分を輸入できればとりあえず問題をかなり先送りできる)、怒りや不満をご主人の中国に向けるわけにもいかず、行き場を失ったエネルギーがブンブンやその取り巻きに集中し始めたことが大変きになります(いつものように日本のせいにもできません)。
     軍用機で緊急輸入する200トンやらも、政府が調達したものではなくもともと民間が調達済みだったものを横取りしただけということも暴かれ、その無能&政治パフォーマンスが民衆の怒りに火に油を注ぐ結果になっているようです。
     個人的な感想を言わせてもらえば、日本に関係ないところで勝手に小石につまずいて、ブンブンや韓国が滅びてもらっては困ります。残り任期半年、ぜひ完走して、ついでならもう一仕事大きな成果(断交)をお願いいたします。がんばれブンブン、負けるなブンブン。

  • 盛りだくさんなスレですね。
    既にコメント出てますが、尿素水は、日本にも悪影響が出ると思います。
    韓国の年末は、尿素水の枯渇だけで無く、アメリカとのスワップ終了のリスクが、期待出来るようです。

  • 韓国が国を挙げてAdBlue®の純正品ではなく、安い中国製の類似品を使用しているからではないか、という気がしてなりません。

    韓国が「安い中国製の純正品を輸入していた」と言う可能性もゼロでは無いでしょうしね。

  • 貨客船の往来も無くなり人・物の流れがほぼ途絶えた国の話なら影響は極めて小さいでしょうが、本記事の地域との間は人流は制約されているとはいえ物流は止まっていないので、日本国内でも品薄品切れの影響は出てくると思います。
    当該地域では「C国の輸出規制は綺麗な輸出管理、J国の輸出管理は汚い輸出規制」とか考えているのでは。
    あと「自分の食えない飯なら灰でも入れてやる」にも警戒必要でしょう....

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