一時期、当ウェブサイトでも毎日のようにご登場いただいていて、大人気を博していたお方が、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領です。とくに、文在寅氏は6月の英国G7で菅義偉総理に「首脳会談をしろ」とストーカーのように迫ってきたり、7月の東京五輪で「韓日ビッグディール」にこだわったりしていましたが、日本側が相手にしなかったためでしょうか、今度はそのターゲットを10月のノーベル平和賞に切り替えた…のかもしれません。
目次
文在寅氏と日本
文在寅政権下の韓国の対日不法行為
当ウェブサイトでは一時期、韓国の文在寅(ぶん・ざいいん)大統領に関して、かなり精力的に話題に取り上げていたことがあります。
というのも、文在寅政権が発足して以来、韓国が私たちの国・日本に対し、本当にさまざまな不法行為を仕掛けて来たからです。
自称元徴用工問題
- ①韓国大法院による2018年10月と11月の日本企業敗訴判決
- ②日本政府による日韓請求権協定に沿った問題解決手続に韓国政府がまったく応じなかったこと
- ③自称元徴用工らの側による日本企業の資産差押と売却手続(売却スルスル詐欺)
- ④長崎県端島(いわゆる「軍艦島」)などでの「朝鮮人強制連行・強制労働」という歴史捏造
自称元慰安婦問題
- ⑤日韓両国が2015年12月に取り交わした「日韓慰安婦合意」を韓国政府が反故にしたこと
- ⑥自称元慰安婦が日本政府を訴え、主権免除原則に反する判決が下されたこと
- ⑦韓国政府が実質的に支援する慰安婦関連団体が世界中で慰安婦像を建てまくっていること
- ⑧日本大使館・領事館前の公道上に設置された慰安婦像を韓国政府が撤去しないこと
外交儀礼違反
- ⑨「慰安婦合意」に関する外交機密文書一方的に公表(2017年12月)
- ⑩いわゆる旭日旗騒動(2018年9~10月)
- ⑪当時の韓国国会議長が天皇陛下を侮辱(2019年2月)
- ⑫日本政府のアグレマンなしに次期駐日大使人事を一方的に発表(2020年11月)
安全保障・通商問題
- ⑬火器管制レーダー照射事件(2018年12月)、その後は「日本側が低空威嚇飛行を仕掛けた」などのウソを全世界に喧伝
- ⑭日本が要求した輸出管理に関する政策対話に2016年6月以来3年間応じなかったこと
- ⑮日本政府の輸出管理適正化措置に対するWTO提訴(2020年6月)
- ⑯日韓GSOMIA破棄通告(2020年8月)とその撤回(2020年11月)
日本政府は文在寅氏を「相手にせず」
もちろん、韓国は安全保障上、米国を通じて日本とは間接的な同盟関係にありますし、経済的にはサプライチェーンを通じて密接なつながりがあります。
ただ、その日本に対して自衛艦旗(いわゆる旭日旗)に言いがかりをつけたこと(2018年9~10月)、火器管制レーダー照射事件(2018年12月)を発生させたことなどは、わりとシャレにならないレベルで安保協力を停滞させる行動です。
また、自称元徴用工問題で国際法などを無視した違法判決が下され、日本企業の資産の差押がなされたりしている(※が、そのわりに一向に売却される気配がない)ことなどは、間違いなく、経済・産業的には円滑な投資・貿易の妨げです。
ただし、もともと日韓諸懸案を解決する意思も能力も持たない文在寅氏も、どうせあと半年少々で退任してしまいます。こうした事情もあってか、日本政府としても、もう文在寅氏をまともに相手にもせず、同氏の言動についても「さらりと流す」かのような対応に終始しているようです。
というよりも、日本も政権が移行期にありますし、菅義偉総理大臣本人は退任間近でありながら、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)推進」という自身の仕事の「総仕上げ」として、ニューヨークでの日米豪印「クアッド」会談に臨みます。
(※わりとどうでも良い話題かも知れませんが、菅総理はほぼ同じ時期にニューヨークに滞在している文在寅氏とは会談するという予定もないようです。)
要するに、日本側も文在寅氏「ごとき」を相手にしている暇などない、というわけでしょう。
当ウェブサイトでも暇があれば、日韓関係を「正常化」(?)した文在寅氏の功績をたたえ、同氏の足跡をざっと振り返ってみる機会があっても良いと思わないではありませんが、やはり韓国に関しては、次期大統領が誰になるのかという方に世の中の関心が集まっているのかもしれません。
最近の文在寅氏の「奇行」
なぜ文在寅氏は「韓日対話」を諦めたのか
もっとも、文在寅氏の今年6月頃以降の行動を振り返ってみると、ちょっと違和感がないではありません。
というのも、文在寅氏は6月、英国で開かれていたG7首脳会合(サミット)にゲストとして招かれた際、菅総理に何度も何度も接触しようとしたからです(『文在寅韓国大統領、日韓首脳会談が開催できず「残念」』等参照)。
しかも、G7での首脳会談が実現しなかったことを巡って、「韓日双方は簡易首脳会談の実施で合意していたのに、日本側が一方的にキャンセルした」というウソを韓国の外交部当局者がメディアにリークするという出来事もありました(『韓国メディアの詭弁:首脳会談「韓日双方が責任転嫁」』等参照)。
さらに、その文在寅氏は7月の東京五輪開会式で日本に押し掛けようとしましたし、韓国側からは「強制徴用判決(※)、輸出規制(※)、韓日GSOMIA」という「3つの問題」の「包括的解決」を引き出そうとしている、などとするリーク報道も相次ぎました。
(※なお、「強制徴用判決」とは自称元徴用工判決の、「輸出規制」とは対韓輸出管理適正化措置の、それぞれ誤りです。)
極めつけは、「文在寅氏が東京五輪を契機に来日し、迎賓館で菅総理と首脳会談を行う」などと読売新聞が報じた直後に韓国大統領府が文在寅氏の訪日断念を発表した、というオチがついたのです(『文在寅氏訪日失敗:なぜ読売新聞は「間違えた」のか?』等参照)。
ではなぜ、文在寅氏はそこまでして菅総理と話をしようとしていたのでしょうか。
これについては「文在寅氏が米国から日韓関係の打開を要求されていた」などの分析を述べる人もいるのですが、当ウェブサイト的にはそうした見方には同意しません。
優れた韓国観察者である鈴置高史氏の受け売りですが、やはり「北朝鮮」を手掛かりにした方が、文在寅氏の「奇行」についてはスッキリと説明がつくのです。
「ブラックスワン・ストーカー」説については『鈴置論考、「日韓の」ではなく「韓国の」特殊性に言及』でも触れましたが、要するに、東京五輪で北朝鮮の独裁者である金正恩(きん・しょうおん)が訪日する可能性が少しでもあるのなら、その場に押し掛けておきたい、という動機ですね。
というよりも、「東京五輪を契機にした韓日関係打開+南北和平」は、韓国側が一貫して主張していたことでもあります。
五輪外交で大失敗:韓国のみじめな惨敗
もっとも、『東京五輪での韓国の態度は「スポーツ外交」以前の問題』でも指摘したとおり、実際に韓国は東京五輪の場での「韓日関係打開」、「南北和平」以前の問題として、日本や世界に恥をさらし、国際五輪委(IOC)からも呆れられたというのが実情に近いのではないでしょうか。
そして、東京パラリンピックが終了した現在、文在寅氏の口から「韓日首脳会談」などの発言はいっさい聞かれなくなりました。
しかも、『南北揃ってIOCを怒らせた:東京大会「意外な効果」』などでも指摘したとおり、IOCは北朝鮮の国内五輪委員会(PRK-NOC)に対し、2022年末までの会員資格停止措置を講じました。事実上、2022年北京冬季五輪への代表の出場が不可能になってしまった格好です。
これにより、文在寅氏の任期中に「五輪外交」で金正恩と面会するという希望は叶わなくなりました。
文在寅氏が来年5月の任期満了後、監獄に引っ越されるのか、地上の楽園に引っ越されるのか、楽園に引っ越されるのかはわかりませんが、こうした運命を避けようと思うならば、少し頑張らなければならないのかもしれません。
そろそろノーベル症の季節ですね!
では、文在寅氏が大手を振って大統領職を引退する手段は残されているのでしょうか。
少し頑張る必要はありますが、その可能性が絶対にゼロというわけではない…のかもしれません。
たとえば、「ノーベル平和賞」などは、どうでしょうか。
ノーベル賞を巡っては、これまでの唯一の韓国人受賞者が金大中(きん・だいちゅう)元大統領だというのはわりと有名な話ですが、文在寅氏が史上2人目の韓国人ノーベル賞受賞者になれば、李明博(り・めいはく)、朴槿恵(ぼく・きんけい)の各元大統領のような運命を避けることができるのかもしれません。
このような視点から、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今朝掲載された記事を読むと、人によっては「大変に面黒い」と感じるかもしれません。
文大統領、最後の国連総会でまた「終戦宣言」言及…北朝鮮の挑発には触れず(1)
―――2021.09.22 08:11付 中央日報日本語版より
文大統領、最後の国連総会でまた「終戦宣言」言及…北朝鮮の挑発には触れず(1)
―――2021.09.22 08:13付 中央日報日本語版より
中央日報によると、文在寅氏は現地時間21日、米ニューヨークで開催された第76回国連総会の基調演説で次のように述べたのだそうです。
- 終戦宣言こそが韓半島で和解と協力の新しい秩序を築く重要な出発点になるはず
- 韓米朝3者または韓米中朝4者が集まって、韓半島での戦争が終了したことを共に宣言することを提案する
あれ?日本が抜けていますね(笑)
それはともかくとして、相変わらず唐突な発言です。
中央日報の記事にもありますが、この唐突な「朝鮮半島終戦宣言」構想は、2018年4月の南北首脳会談で謳われたものですが、2019年2月の米朝「ハノイ首脳会談」が決裂して以降は、北朝鮮からも聞こえなくなったようです。
中央日報は北朝鮮が最近、挑発行動を続けているにも関わらず、文在寅氏がこうした北朝鮮の行為に触れず、それどころか終戦宣言に言及したことに批判的ですが、個人的には、「まぁ、あと7ヵ月でご退任になるのならば、宣言くらいは好きにさせてあげれば良いのではないでしょうか」と言いたい気持ちでいっぱいです。
最後の外遊?
さて、ジョー・バイデン米大統領が来月早々に辞職する菅総理とは首脳会談に応じるのに、任期をまだ7ヵ月も残している文在寅氏との首脳会談に応じないというのも大変興味深い話ではあります。
そして、中央日報の先ほどの記事によると、その文在寅氏は22日にハワイ・ホノルルに立ち寄り、23日午後に韓国に戻るのだそうです。今年はASEMもオンラインで開かれるようですので、もしかしたらこれが文在寅氏の最後の外遊なのかもしれません。
ASEM首脳会議、11月開催 新型コロナで2度延期
―――2021年05月27日19時06分付 時事通信より
それとも、もうすぐ迎える恒例の「ノーベル症」の季節で、文在寅氏はオスロに出掛けるつもりなのでしょうか?
文在寅氏がどうなってしまうのか、心配で心配で、やはりハンバーガー評論家としては心を落ち着けるために秋の「濃厚月見ハンバーガー(夜限定倍サイズ)」と「マクドフライポテト(大盛り)」などが入った大人用ハッピーセット(ひみつのプラレールつき)くらいしか喉を通らない日々がしばらくは続きそうです。
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いみじくも一国の大統領として、やるやる詐欺で国民並びに周辺諸外国をだまし続けて任期を終えたこと、及び、北鮮との非会話を推進したことで、自薦することでイグノーベル非平和賞の候補に挙がることは間違いないでしょう。
イグノーベル賞の「自称外交通で世界に笑いを届けた」という理由で「ちょっと可笑しい人」部門なら推薦しても良いですww
イグノーベル賞を馬鹿に多様な記述になってしまいました。
謹んで関係者にお詫びいたします。賠償は10兆ジンバブエドルで・・・
✖馬鹿に多様な
〇馬鹿にした様な
国連でBTSが歌って踊ればノーベル賞!
あほな世の中になるのでしょうか…
嫌だなぁ
米中朝韓(ロシアも抜けてますよ大統領?)が終戦宣言したとして何一つ状況は変わらず、南北仲良く核兵器と空母と原潜の運用で世界平和…
アジア最大の経済圏の出現…
枝野氏が幼子にみえるくらい脳内熱帯植物園なんですね…文在寅と共に民主党って…
ノーベル賞の話は論外。
>「文在寅氏が米国から日韓関係の打開を要求されていた」
新宿会計士さんは否定的ですが、私は違います。
バイデン大統領になって日米首脳会談の段階で北朝鮮問題の対応は、日米間で固められていて、米韓首脳会談の時に韓国に通達され、韓国の意見を聞いて欲しければ、日本にも合意を貰いなさいと言われているとすれば、その後の韓国の動きが理解出来るでしょう。
終戦宣言については、雑談部屋に書いた通り
>何度か説明していますが、南北の終戦宣言を文大統領が訴えるのは、国連軍駐留の理由を無くして、在韓米軍を追い出すのが目的です。
南北平和や北朝鮮非核化とは、無関係だと理解しましょう。
>南北平和や北朝鮮非核化とは、無関係だと理解しましょう。
あちゃー。すっげー上から目線、自信満々。ムンジェインが東京五輪訪日がポシャッタあと日韓関係改善に全然言及していない時点で間違いだと理解しましょうね。
>>南北平和や北朝鮮非核化とは、無関係だと理解しましょう。
は、終戦宣言の話で、日韓関係の打開では有りません。
理解出来なかったら、もう一度読んでください。
いや、あの、ストレートに言わないと理解しないと思うので、ちゃんと言っちゃいますね。
ちゃんとブログ本文を理解していないのは貴方だと思うのですよ。
>>>南北平和や北朝鮮非核化とは、無関係だと理解しましょう。
>は、終戦宣言の話で、日韓関係の打開では有りません。
そもそもムンジェインが日韓関係打開を言い出した目的は自身の監獄行きを避けるためであって日韓関係改善とは無関係というのがこのブログの主張だと思うんですよ。そこをあなたが理解していらっしゃらないようだからツッコンだわけで。
>理解出来なかったら、もう一度読んでください。
ま、あなたさまの上から目線で頭の悪いコメントを読んであなたさまの真意を理解するという義理もないんでね。この辺で失礼します。
頭の悪いコメントは余計ですよ。
いっつも思うんだけど、自分に気に入らない意見に一々噛み付く人っているよね。自分で書いたコメントを「XXに書いた通り」とか言っちゃう人にも(あなたの意見なんて聞いてねえよ)って心の中で思うけど、揚げ足を取らなくてもいいでしょって。ま、どっちもどっちというか。
だんな さま
去年も文氏は国連で終戦宣言を訴えていましたね。在韓米軍の撤収が目的というのはそのとおりでしょう。鈴置氏も同様の見解でした。
(デイリー新潮:文在寅が国連で「同盟破棄」を匂わせ 激怒した米政府は「最後通牒」を突きつける)
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09291700/?all=1
今年も足元で同じことをされて、米国はどう反応するか、注目したいと思います。
だんな 様
五月雨式にすみません。あと、今回の文氏の国連演説は、韓国での大統領選で左派政権が誕生することを前提として、米軍撤収に向けた探り、地慣らしの意味もあったのかもしれませんね。
「韓国のアフガン化」を恐れる保守 左派は「自主国防の強化」を訴えて米軍撤収を画策
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08271701/?all=1
そうなると、今度は米国が通貨で韓国を脅すことになるのでしょうか...
悪名高きベラルーシの大統領のアレクサンドル・ルカシェンコ氏も、2013年に「イグノーベル賞」の平和賞をもらっているので、こちらの賞ならば文在寅氏もらえるかもしれません。
クマさんのパパ様
韓国経済をたった一人一代で借金まみれにした功績でイグノーベル経済学賞の来年最有力候補ですね、文大統領。
そういえば、「コロナ蔓延防止の為」ムン大統領の訪米は控えてくれと言われた、という報道が国連総会前にありましたね。
一方で同じく任期切れ間近、なんなら「韓国と比べて防疫対策が遅れてる日本」の菅首相はクアッド会議のための訪米を要請されている。
そのあたりの裏事情について鈴置氏の論考が出るのが待ち遠しいですね。
あれ、菅首相が米国から呼び出されて米国に行く事(おとなしい学生をヤンキー
が校舎裏に呼び出す事)をマスコミが卒業旅行だといっておりましたが、
文大統領の間違いだったんですね。
文大統領もニューヨークでBTSコンサートを齧り付きで見られるし、居るかどうか
解らないKーPOPファン(シュレージンガーの猫と一緒)と一緒で羨ましいです。
アサヒ以外のマスコミもアサヒ話法を使うようになったのですね~。
そう言えば文大統領が、わざわざアメリカに行って、「米韓首脳会談無し」は、話題にもなりませんでしたね。
皆さんにお尋ねします。
韓国は朝鮮戦争の停戦宣言に参加していません。ということは、法律的には韓国軍が単独で北朝鮮への攻撃を再開することも出来るのではないでしょうか。(もっとも、北朝鮮も停戦の破棄を宣言しています)
ということは、韓国としては、終戦宣言の前に、南北で停戦を文書にして、宣言する方が先ではないでしょうか。
すみません。追加です。
韓国の文大統領としては、南北で朝鮮戦争の停戦を宣言することで、ノーベル平和賞を貰うつもりなのでしょう。
引きこもり中年さま
板門店宣言では
>休戦状態の朝鮮戦争の終戦を2018年内に目指して停戦協定を平和協定に転換し、恒久的な平和構築に向けた南・北・米3者、または南・北・米・中4者会談の開催を積極的に推進すること
韓国は朝鮮戦争の停戦宣言に参加していない事は無視され、南北間で停戦協定は、存在する建前になってます。
朝鮮戦争休戦協定の署名者は、朝鮮人民軍(金日成元帥)、国連軍司令官、そして中国人民義勇軍(彭徳懐元帥)です。韓国政府はもとより、アメリカ政府も中国政府も、厳密に言えば当事者ではありません。従って、先の休戦協定の延長として終戦を宣言するためには、人民義勇軍の扱いを定義し、関係国で合意するところから始めなければならないはずです。
まあ、韓国政府に論理的整合性などを要求するほうが無理がありますが。
文さんにふさわしいのは脳減る症ニダ。
イーシャ様
文政権は、肝心なところで成果のない "No bell show" でしたね。
「こうして欲しい」と求めるだけの外交じゃ、見返り(いい返事)なんて在る訳ないんですものね・・。