FOIPこそ菅総理の後世への置き土産だ
先週金曜日に自民党総裁選への不出馬を表明した菅義偉総理大臣は、今月下旬に訪米し、FOIPの実現に向けて初のクアッド首脳会談に臨むようです。最後の最後まで仕事をする総理大臣です。世間では菅総理を「寡黙だ」などと批判する向きもあるのですが、まさに「雄弁なだけで無能な政治家」と比べると、大きく異なっているのは「実績をつくったこと」ではないでしょうか。
たった1年でこれだけの功績を
たった1年で、これだけ多くの仕事をしたのは、麻生太郎総理以来ではないでしょうか。
誰のことかといえば、ほかでもない、菅義偉総理大臣のことです。
菅総理は昨年9月、急遽辞任した安倍晋三総理から政権を引き継ぎ、この1年間、まさに獅子奮迅の活躍ぶりを見せました。
メディアは菅総理のことを「寡黙」だ、「口下手」だと批判しますが、個人的には雄弁で無能な政治家よりも、寡黙で有能な政治家の方が、国益には遥かに役立つと思います(※もっとも、当ウェブサイトとしては、菅総理のことを「寡黙」「説明責任を果たしていない」とは考えていませんが…)。
その菅総理の最大の功績といえば、やはり、ワクチン接種でしょう。
菅政権は2月に医療従事者等に対し、4月に高齢者等に対し、それぞれワクチン接種を開始し、5月7日には「1日100万回」という野心的な接種目標を掲げ、7月末には高齢者・医療従事者等への接種をあらかた済ませ、現在は「それ以外」の人に対するワクチン接種が進んでいる状況です。
新聞、テレビ、野党の妨害にも関わらず、1日100万回を大きく超えるワクチン接種が実現し、当ウェブサイトの試算に基づけば、おそらく今月末までに1回目接種率は70%を超え、2回目接種率も60%に達するでしょう(※未入力問題を勘案すれば、下手をすると1回目で75~80%に達するかもしれません)。
なにより、中国が全世界にばら撒いた新型コロナウィルス感染症・武漢肺炎に対しては、現状、特効薬というものはありません。だからこそ、現状、人類にできることは「ワクチン接種」以外にないのです。
コロナをばら撒いた犯人を批判しないメディア
この点、東京都などで7月以降、新規陽性者数が急増したことは事実ですが、当ウェブサイトの仮説では、重症化率が非常に高いことで知られる高齢者に対するワクチン接種が終わったことで、むしろ重症者数については大きく抑制することに成功したとすら考えています。
実際、『データで見る、「テレビ局員らこそ感染拡大の主因」説』などを含め、これまでに繰り返し報告してきたとおり、夏場の「『感染』拡大」を主導したのは、明らかに意識が低い若年層の「気の緩み」であり、高齢層ではありません。
これに加え、東京都のケースでは、新規陽性者数が8月下旬から減少に転じていますが、個人的には、その要因のひとつワクチン接種が急速に進んだことだと考えています。
それなのに、メディアが批判するのは、コロナをばら撒いた犯人である中国や習近平(しゅう・きんぺい)国家主席ではなく、「なぜか」菅義偉総理、安倍晋三総理なのです。
不祥事について説明になっていない説明を出して逃げようとしているテレビ朝日(『徹底して自分に甘いテレビ朝日:説明は明らかに不十分』等参照)、メチャクチャな「政権公約」を出してきた立憲民主党(『急速に劣化進む特定野党:意外と脆かった「野党利権」』等参照)…。
その意味では、コロナ禍を混乱させたのは、菅総理ではなくメディアと野党、そして一部の不勉強なブロガーたちでしょう。
FOIPこそ日本外交の転換点
さて、菅総理の功績のひとつは、日本の外交の基軸を、それまでの「日米同盟+近隣国重視」型から、「日米同盟+FOIP重視」型に転換したことです。
このFOIP、あるいは「自由で開かれたインド太平洋」は、第一次安倍政権時代、当時は外相だった麻生太郎総理が提唱した『自由と繁栄の弧』構想にその源流があります。要するに、「自由」「民主主義」「人権」「法の支配」といった基本的価値を共有する国同士で連携しましょう、という考え方ですね。
そして、この自由と繁栄の弧構想、2012年12月に発足した「安倍・麻生連立政権」で「セキュリティ・ダイヤモンド」構想として復活し、これが日米豪印クアッドと結びつき、具現化したのが「自由で開かれたインド太平洋」(Free and Open Indo-Pacific)です。
安倍総理自身はすでに辞職してしまいましたが、安倍総理が提唱したFOIPは菅総理が具体的な形にしました。
昨年10月には東京で日米豪印クアッド外相会談が開かれ、その後今年2月には米・バイデン政権発足に伴いテレビ会談形式で外相会談が、3月には同じくテレビ会談方式で首脳会談が持たれました。
その後は外交青書、防衛白書などでも日本の外交・防衛の基軸が明らかにFOIPに移ったことが示されています。
中国の軍事的台頭が進むなか、日本の外交・防衛方針の転換はギリギリで間に合った、といったところでしょう(※もちろん、予断を許す状況ではありませんが…)。
菅総理訪米を歓迎する
さて、その菅総理は今月の自民党総裁選への不出馬を表明しました。おそらく、新総裁が選ばれ次第、菅総理は辞任(内閣総辞職)するのでしょう。
その菅総理は辞任に先立ち、訪米するようです。
首相、9月下旬訪米へ 日米豪印首脳で初の対面会談
―――2021年9月9日 5:24付 日本経済新聞電子版より
日経電子版の記事によると、菅総理はジョー・バイデン米大統領の招待を受け、今月下旬に訪米し、ワシントンで日米豪印クアッドによる「初の対面首脳会談」に臨む方向で調整に入ったのだそうです。
日経は菅総理が「台湾海峡の平和と安定に向けた協力を確認する見込み」だ、などとしていますが、ほかにも途上国への新型コロナワクチン普及などで、中国のワクチン外交に対抗するための協力策を詰める方針、などとも記載されています。
ただ、やはり最大の目的はFOIPの実現に向けた具体策作りにおいて、クアッド諸国間でのコンセンサスを形成することにあるのでしょう。
もちろん、ワクチン接種推進は菅総理の大きな功績のひとつですが、個人的には、こちらの「FOIP推進」こそが、菅総理の構成に対する大きな置き土産のひとつではないかと思う次第です。
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>菅総理の功績のひとつは、日本の外交の基軸を、それまでの「日米同盟+近隣国重視」型から、「日米同盟+FOIP重視」型に転換したことです。
これは、安倍前総理の成果でしょう。
基本構想に菅官房長官が関わっていたとは思いますが、菅総理は、バイデン大統領とタイミングが、合っただけだと思います。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そう自分に言い聞かせてないと、素人が舞い上がってしまうので)
日本マスゴミ村は、所詮、総理大臣が何をしたか、ではなく、その総理が好きか嫌いか、でしか評価できないのではないでしょうか。(もちろん、その総理の実績が余りにもひどすぎれば、流石に庇うことは出来ませんが)。 なにしろ、政治家の実績を評価するかどうかは、人によって違うのですから。
蛇足ですが、「菅総理が、新型コロナを抑え込むことでが出来なかったのが失敗だ」と言えば、(そんなことが出来れば、誰も文句はないのですから)全員、「その通り」と言う他は、ないのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
引きこもり中年様
一番重要な点を忘れております。
総理が自民党か? それとも民主党かと言う事です。
自民党の総理なら、全て「悪の存在」ですから批判しかしません。
民主党の総理なら、「正義の使者」ですから、何をやっても構いません。
菅首相は首相就任時、マスコミから「口べた」と言われておりました。
本来のマスコミの責任があるなら、「口べた」のところをカバーし
発言内容を詳しく報道すべきでした。
しかし、全てに対し反対や揚げ足とりしかしませんでした。
これは、民主党が政権を取った悪夢の時代にはありませんでした。
国会をほったらかしして、まったく意味が無いし、判断能力が無い人達を呼び
糾弾大会を褒めていた事例や埋蔵金が見つからなかった件も問題無しと
報道しなかった事例もあります。(注:埋蔵金があるなら、自民党の議員が先に
見つけているという問題意識も無い。-野党やマスコミも)
ちょろんぼ様
(外国からの指示かもしれませんが)日本マスゴミ村は、嫌いな自民党政権なら何をやっても許せないし、問題点しか見えない。好きな民主党政権なら何をやっても許せるし、良いところしか見えないのではないでしょうか。そして、自分たちと同じ好き嫌いをもっていない愚民に、怒っているのではないでしょうか。
引きこもり中年さま
日本のマスゴミは、中朝工作機関ですから、中朝の思惑に反する政権を叩く反応をするのです。
日本の多くのマスコミは菅総理の功績を評価しないか報道しませんが、実に多くの仕事を成し遂げてくれたと思い感謝しています。
FOIPの推進
ワクチン必要数確保
台湾や東南アジアの友好国にAZワクチン寄贈
原発処理水の海洋放流決定
種苗法の改正
不妊治療の保険適用
デジタル庁
重要土地利用規制法
従軍慰安婦や強制連行が不適切との閣議決定
携帯料金の値下げ・・・私は自分で手続きできないのでまだ高いままですが トホホ
などなど
もっと日本のために総理を続けて欲しいのですが残念です。
あっ
東京2020入れ忘れた。
ですよね。 この世界各地混乱状態でオリパラを大過なく終えることが出来たのは、日本しかなかったのでしょう。 IOCの理事も、やっぱり日本で良かったんだと胸をなでおろしているに違いないと思います。
とほほ様
オリンピック、パラリンピックは日本だからこそ実施できたと思っています。
個人的にはワクチン接種済の人は観客として入れて欲しいなと思っていました。
つ 自衛隊・米軍の基地周辺や国境離島の土地利用を規制する法案
匿名さま
仏作って魂入れずにならないことを願っています。
アフガンまで行ったのに残念な結果になったこともあるので。
教科書の「従軍慰安婦」記述は不適切との閣議決定。
赤ずきんさま
教科書会社5社が記述内容訂正の記事がありました。
今でもこれじゃ情けないですよね。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403990
独断と偏見だが日本に巣くうマスゴミと云う輩は何処に住んでいるのか。そして彼らの母国は何処の国なのか。彼らの家族は、友は、恋人は何処に住んでいるのか。敢えて国名は挙げないがどれ程の供与を受けたら、国を貶める行動がとれるのだろうか。結局は回り回って自分や自分の大切な人々を不幸に落とすことがわからないのか。不思議だ。オレには理解できない。
更新ありがとうございます。
菅総理は退任ギリギリまで日本の屋台骨を背負って行動されますね。有り難いことです。ワシントンで日本、米国、オーストラリア、インドの「クアッド」首脳による初の対面会談。
対中に向けての仕込みを協議し、コロナ禍対策、台湾情勢、香港問題、中東情勢の最新情報共有等、、。でもバイデン大統領始め各国首脳から聞かれるでしょう。「ガースー、次は誰がなりそうなんだい?」。
菅内閣はわずか1年という在任期間で、大きな実績を残しました(まだ退任してませんが)。
以下の記事は、菅内閣の実績が良くまとまっていると思います。
「不人気だったけど、日本人の命を救った菅義偉政権を惜しむ」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66849
記憶している限りでは、わずか1年でこれほどの業績を上げた内閣は他にありませんでした。マスメディアや野党のスカポンタンぶりにはいまさら驚きませんが、敢えて言えば、このような菅内閣の実績を全く評価しようとせず、なんとなく醸成された空気に流されてしまう多くの日本国民にとても失望しました。結局、この百年の間、何も進歩などしていないことが如実に表されたのだと思っています。
もちろん、菅内閣が100点満点であったわけではなく、長期政権を担うべき人だったとも思いませんが、公認候補の顔ぶれを見るにつけ、菅総理よりもマシであると言い切れるような人はいません。日本の政治がまた不安定化することは避けられそうもないと思っています。
全く同感です。
河野氏はあまり人望があるように見えず、言動が刺々しい為反感持たれ始めると人心離れるのは速そうです。また行動力は諸刃の剣でしょう。
岸田氏は多分一番穏健路線でしょうが、選挙民は地味な人ではそっぽを向くので党内不安定化により実績積みにくく、菅総理未満になりそうです。
そして高市氏ですが、放射線処理水問題で大チョンボ発言があり、現状の理解が甘いかブレーンが駄目かその両方か、能力には大いに疑問符が付きました。個人的にはあの発言は鳩山元総理の「最低でも県内」を上回るレベルのクソ発言だと思います。
与党側ですらこれなので、野党の連合政権なぞになったら共産党がキャスチングボード握って好き放題しそうです。
残念ですが民主主義では国民の能力以上の政府などできはしないので、国民の選んだ結果の下で惨憺たる有様であっても粛々と歩むだけでしょう。弱者にはしばらくは辛いことになるかもですね…
あ、「最低でも県外」でした。訂正します。
まんなっか様
高市さんの大チョンボ発言ですが、以下に簡単にまとめました。
文責は私。
「福島県の漁業連合会に対して、「皆様の納得が得られるまでいかなる処理も行いません」という文書が、当時、経済産業大臣が海外出張している3日間だけ、経済産業大臣の事務的な代理をしていた高市さんの名前で渡されていた。
高市さん自体は、その文書を出した記憶が全くない。
勝手に出されたと思っている。
しかし、日本国政府として渡されている以上、責任があり、軽々に処理水を放出すると、さらに日本全体に風評被害を広げてしまうし、その可能性があると考えている。
風評被害を払拭するようにし、これ以上汚染水が発生しない方法を行う。」
誰が、こんな国家の主体性を損ねるような文書を、作成して渡したのか。
経産省の職員?
どんな人?
大臣代理を無視して提出って、非常にダークな話だと思うんだけど。
高市さんは、しっかり把握しないとダメだと思う。
会見の話では、ウヤムヤにしていて、ウヤムヤなのに単純に「国の責任」と言う。
そこは、かなり気持ち悪かったですね。
人が良さそうなのは分かるけど、根本の危うさを感じる。
この発言の不味さは
・現政権側与党の代表目指していながら、既に実行されている現行の方針に反することを一存で言ってしまう
・そもそも汚染水を浄化して処理水として流すメカニズムはIAEAと協議のうえで世界一般常識に沿って行ったことで、これを見直すことは科学的知見に基づくプロセスを無視している
・理解得る先が中韓が主になるので、政治問題化したい相手の理解が得られるわけがない
・普天間問題と違って明確な物理的タイムリミットが目前にあるので、もし政権取ったら1年もしないうちに対応に追われるのが確定している
…とまあ、どこからどう切り取ってもダメ発言としか言いようのない代物に見えます。もしこれを自民党員が良しとするなら、法治による統治ではなくお気持ちによる統治を自民党が選んだということになりましょう。残念ですが、日本の保守はその程度であったと自分は理解します。
別の見方もあって、前言翻す前提で言った可能性はありますが、それでも福島県民や東京電力を弄び、中国はじめ東側の介入の絶好の的です。ろくなことにならない。そこまで日本の政治家が無能か悪意に満ちていると思いたくは無いですが…
まんなっか様
この件は、同意見のアゴラの池田氏も相当お怒りのようです。
https://agora-web.jp/archives/2052982.html
また、過去にヒトラー礼賛本の推薦文を書いていたようであり、証券投資税の増税政策とあいまって、ユダヤ勢力の強い国際金融業界から反発を受け、日本関連株の株価は地に落ちるでしょう。
ヒトラー礼賛、さすがにこれは相当まずいです、米英を敵に廻すことになりかねませんから。
https://buzzap.jp/news/20140910-takaichi-hitler-book/
高市氏の国家感は素晴らしいのですが、国際的に相当色々もめごとが発生しそうです、経済政策もヘンテコリンですが、ブレーンが三橋氏であることが問題、という批判が国際派&経済重視派の保守から噴出しているようですね。
あくまでも印象ベースでしかありませんが、河野氏は発信力、突破力は買えますが、暴走しかねないという危惧があります。例えば、安倍前総理を外相に据えるとか、官房長官に世耕氏あたりを据えるか、とにかく閣内に抑えが必要でしょう。
岸田氏は無難といえば無難なんでしょうが、国家の命運を担うとなった際に、どこまで堅固な芯を持っているかが少々疑問。少なくとも、非常時の宰相に向いているようには思えません。
高市氏はといえば、稲田朋美氏が防衛相在任中に馬脚を現し、野田聖子氏が自滅気味という中で、現時点での女性宰相候補という意味では最有力でしょうが、ウリが「女性である」ということしかありません。閣僚として大きなへまはやらかしてませんが、主要閣僚や党三役の経験もありません。総理大臣の任に堪えるかどうか、やらしてみないとわからないという不安があります。
ということで、誰を見ても「なんだかなぁ...」という感は拭えません。まあ、とりあえず、石破氏が出馬しなさそうという点だけは良いニュースだと思いますが。
今夕の会見は吹っ切れたのか、自分の言葉で自信を持って話してるように見えました。
これで1年間通せば世論は違ったと思います。
なぜあんなに自信なさげだったんでしょうね?
官房長官としての発言と総理大臣としての発言は違うということを弁えきれなかったように見えます。官房長官は己の信じるところについての発言をしてはならず、総理大臣は己の信じるところについて語る必要が時にはあります。そこについての使い分けというか、切り替えがうまくいかなかったんでしょう。けして能弁家とは言えない菅総理なので、致し方なかった部分はあると思います。
単にそつのない答弁というだけであれば、現任の加藤官房長官だってそつなくはこなしていると思いますが、総理大臣はそれだけでは不足です。事ここに至って、ようやく総理大臣らしい発言になったというのが、なんというか、ちょっと残念ではあります。
門外漢様
「そうだ!」「よくやった!」「なかなかいない総理だった!」「もっと前からこれぐらいハッキリ言いなよ~」と言いながら焼酎を飲みながら見ていました。
マスコミの質問になったらチャンネル切り替えました。
酒が不味くなりそうだったので。
菅総理の記者会見を見てました。
えだのんが、同じ立場でどれだけ同じ質問に答えられるかを想像しましたが、無理でした。
幕下以下かな。
メディアの報道ってどこか批判的に聞こえてしまいます。
日刊ヒュンダイが「危ういタカ派」と表現してました。改憲や基地攻撃能力のどこがいけないのでしょう。当たり前のことを言っているだけです。今の日本は安全保障をアメリカに丸投げ、家に鍵をかけないで出かけるバカみたいな状態のようです。
それに非核3原則は堅持、サイバーセキュリティに造詣が深いと、割といいこと言ってるじゃないですか。どこら辺が「危うい」のでしょうか。
誰にとって「危うい」のかというところがポイントかと。
>>龍さま
中国共産党ではないでしょうか。
記事と誰のことを言っているのかを書き忘れていました、申し訳ありません。高市早苗氏のことで、記事元は
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294353
です。書き手がだれか書いてないですが、コメント欄では「中国に何回も渡航している、完全な親中派」がライターさんのようで、ご存じの方はご存じかと。
高市早苗氏はTV番組でも「右派」となんだか問題がある人物のように報道されていました。
アメリカ軍のアフガン撤退にもあるように、「守る気がない相手を守ることなんてしない」というように撤退したのですから、対岸の火事ではないかと。尖閣諸島なんて何の守りもなく、「早く撮ってください、チャイナさん」と言っているように見えてしまいますし。今の日本では「守ろう」と言うだけで危ういタカ派に認定されるようですね。
麻生政権思い出しますね。あの時よりはマシかも。