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少なくともワクチンを1回以上接種した国民が過半数に

「感染」拡大の真犯人、五輪と菅総理に責任押し付け逃亡中

昨日、1度でもワクチンを接種した人の数が約6400万人に達し、人口の50%を超えました。大変に良い傾向です。著者の手元の計算によれば、VRS未入力事例がさらに数百万回分存在すると考えているため、現実には2回目接種もおそらく40%を超えているのでしょう。もっとも、今般の「感染」爆発局面をもたらした「真犯人」は、責任を菅義偉総理と東京五輪に押し付けて、現在も逃亡中です。

東京都で高止まりする新規陽性者

一喜一憂しても仕方がありませんが…

当ウェブサイトでは現在、新型コロナウィルス感染症・武漢肺炎について、データを「定点観測」的に分析する、ということを続けています。

東京都における新規陽性者数については、状況は相変わらず、かんばしくありません。前日比で見ても前週比で見ても1000人以上増加し、また、7日間平均値についてもジリジリと上昇している状況にあります。なかなかピークが見えません。

東京都・8月18日(水)の状況
  • 新規陽性者数…5386人(前日比+1009人/前週比+1186人)
  • 7日間平均値…4697人(前日比+169人/前週比+713人)

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)

東京都では、昨日は重症者が▲1人、死亡者は+6人

東京都のデータを「定点観測」する理由は、新規陽性者を職業別・年齢別に詳しく分類したオープンデータが容易に手に入るからであり、「新規陽性者数と重症者数」(図表1)のようなグラフも容易に作成できるからです。

図表1 新規陽性者数と重症者数の推移

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

もちろん、新型コロナウィルス感染症・武漢肺炎の状況に関しては、あまり一喜一憂しても仕方がない、というのは事実でしょう。実際、昨日は重症者数が前日比ほぼ横ばいだったのですが、それは偶然かもしれませんし、単なる小休止に過ぎず、これからさらに重症者が増えていく可能性だってあります。

そして、新規陽性者数が高止まりし、また、重症者数がジリジリ増えていることは、大変に懸念すべき状況でもあります。現在のところ、新規死亡者数がさほど増えているわけではありませんが(図表2)、それでも重症者数が増えてくれば、多少のタイムラグを伴いながら、今後徐々に増えていくかもしれません。

図表2 新規陽性者数と新規死亡者数

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

東京都の「感染」拡大の主要因:7月から8月にかけての変化

この点、東京都における7月の新規陽性者の急増を主導したのは20~30歳代の若年層でしたが(図表3)、8月に入ってからは中高年(とくに50歳代)の割合が増えていて、60歳代以上の割合についてはさほど増えていない(図表4)のです。

図表3 東京都・新規陽性者に占める30歳代以下の割合

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)

図表4 東京都・新規陽性者に占める40歳代以上の割合

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)

これは、考えてみれば当然のことです。

菅義偉政権のイニシアティブのもとで、最優先されたのは医療従事者等、次に優先されたのは一般の65歳以上(いわゆる高齢者)であり(※両者はいずれも先月末でほぼ完了)、現在、最も「社会的な重症化リスク」が高いのは50歳から64歳までの層だからです。

処方箋は明確

やっぱり50歳代~と重症者数に密接な関係が!

実際、新規陽性者を「50歳以上」、「60歳以上」などの別に集計し、これと重症者数を重ね合わせてみると、やはり、とくに7月以降は、重症者数と50歳以上の新規陽性者数がピタリと重なっていることがわかります(図表5、ただし左右の軸の単位が異なる点に注意)

図表5 50歳以上の新規陽性者、60歳以上の新規陽性者、重症者

(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)

すなわち、ワクチン接種があらかた終わっている65歳代以上の層に関しては、万が一、武漢肺炎を発症したとしても、重症化するリスクはある程度抑制されていると考えて良いでしょう(※ゼロではありませんが)。

そして、この図表5こそ、「ワクチン接種から取り残されている層のうち、最も重症化リスクが高いのが、50歳から64歳までである」とする当ウェブサイトにおける以前からの議論とほぼ整合しているグラフ、というわけです。

ということは、やはり月並みな結論ですが、現在は「コロナウィルスとワクチンのドッグレース」のような状況にある、ということでもあります。こうした観点からは、現在の状況は決して予断を許すものではない、というのが実情でしょう。

国民の50%が1回以上ワクチンを受けた

もっとも、大変に良い話題もあります。

公式統計ベースで昨日、1回目に関しては、ワクチン接種率が50%を超えたのです(図表6)。

図表6 総接種回数と接種率
区分 総接種回数 接種率
全体合計 113,351,510
うち1回目 63,995,377 50.34%
うち2回目 49,356,133 38.82%
65歳以上合計 61,457,345
うち1回目 31,411,074 88.52%
うち2回目 30,046,271 84.67%
高齢者以外合計 51,894,165
うち1回目 32,584,303 35.56%
うち2回目 19,309,862 21.07%
職域接種 10,579,702
うち1回目 6,761,659
うち2回目 3,818,043
重複計上 △3,663,878
うち1回目 2,572,887
うち2回目 1,090,991

(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。8月18日時点で取得したVRSデータ、8月18日時点で取得した職域接種データ・重複計上データなどを使用。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、「高齢者以外」の接種率は、接種回数合計から65歳以上接種回数を引いた数値を、9164万2566人で割って求めたもの)

現実の総接種回数はさらに上振れも

総接種回数が、昨日、いきなり約230万回分増え、1億1335万1510回に達しました。

その大きな理由は、日曜日分までの「職域接種」データが水曜日に集計・公表されたということもあるのですが(※ただし「重複計上」もあるため、)、やはり、そもそもの一般向け接種に関して、順調に1日あたり120~150万回程度でワクチン接種が進んでいるためであると考えて良いでしょう。

また、「ワクチン接種記録システム(VRS)」への入力が大きく遅延している問題は、相変わらず解消されていませんが、「増分」ベースで見てみると、接種は順調に進んでいます(図表7)。

図表7 VRS上の接種実績の増分

(【出所】過去にさかのぼって取得したVRSデータをもとに著者作成)

盆休みの時期こそ、若干、接種回数は落ち込みましたが、現時点では1日あたり130~150万回に達しており、これに職域接種を含めれば、さらに1日10~20万回は上積みされていると考えて良いでしょう。

また、VRS未入力問題や職域接種データの計上遅延などを考慮に入れるならば、現実には1回目、2回目があと200~300万回ずつ増えるかもしれません。つまり、全体の接種率は、2回目まで含めて40%に達している可能性がある、ということです。

原因はおそらく、路上飲みとテレビ局と日本共産党

いずれにせよ、データから判断する限りは、現在の新規陽性者急増局面をもたらしたのは、菅義偉総理大臣の失政でもなければ、東京五輪でもありません。

おそらく「真犯人」は、政府の要請を無視して深夜に外出し、路上などでの飲酒を繰り返す者たち、「闇営業」の飲食店で大騒ぎするテレビ局関係者、「五輪反対デモ」などに興じる日本共産党の支持者らです(※もしかすると、8月に入って、政府要請を無視して帰省した者たちも、感染拡大に寄与したのかもしれません)。

そして、これまでの読者コメント欄などでもご指摘いただいたとおり、現在は、個人レベルで「うがい、手洗い、マスク着用の励行」、「集・近・閉(しゅう・きん・ぺい)の回避」に加え、「ワクチン接種が終わるまで不要不急の外出を控える」を徹底するしかありません。

また、日本全体としては、とにかくワクチン接種を急ぐことしかなく、各自治体の一層の努力が求められる、ということでしょう。

新宿会計士:

View Comments (37)

  • この状況をみて、野党サイドは「イベルメクチン」推しに変わったようですね。薬害にならないかしら?
    (でも薬害になったら、かつて薬害エイズで議席を増やした日本共産党さんが再び得をするだけだし、いい戦略と妄想してます)

    的外れな妄想ごめんなさい。

    • 「イベルメクチン」推しが出来るなら9か月前にファイザー・モデルナワクチンも推していただければよかったのにね、少なくともファイザー・モデルナワクチン下げだけは止めてほしかった。

    • イベルメクチンのCOVID-19に対する臨床試験の世界的動向
      http://jja-contents.wdc-jp.com/pdf/JJA74/74-1-open/74-1_1-43.pdf

      >イベルメクチン投与群173 例の死亡率が15.0% であって,
      >非投与群107 例の25.2% に比して有意(p=0.03)に優れているというものであった。

      以前から生死をさまようくらいの重症でないと投与の効果が見えないといわれていて、このようにイベルメクチンを投与して死亡率が下がったといっても半数は死にます。じゃあこんな生死をさまよう重症にならない可能性を上げるためにワクチン打ちましょうよというお話です。

      イベルメクチンが持つ抗炎症作用が重篤肺炎やサイトカインストーム等免疫暴走の炎症を抑制をした可能性がありますが、それなら既存の抗炎症薬を用いれば良く実際に処方もされ効果をあげていると報告されてます。

      薬効としてACE2レセプターと新型コロナのスパイクの接合を阻害する効果を期待しているようですがこのACE2レセプターは血圧と血流の調整に関与しています。この調整を止めて平気なのか?
      また線虫駆除の常用量をはるかに上回る投与が必要ではないかとも書かれています。

      >その濃度を得るには常用量の15~30倍の投与が必要であり,
      >イベルメクチンをCOVID-19治療薬として用いることは不可能であるという意見75~78)が多数出され論議が交わされた。

      さすが北里大学大村智記念研究所も署名する報告書です、賛否両論共に書いてある。

      自民党の冨岡勉氏も「効果があり副作用が少ない」と発言したようですが、人に効かない=耐えられる分量で線虫等にてきめんに効くのであって人に効く分量で人が耐えられるとは限らない。
      専門家でもなんでもないので資料を基にした推測でしかないのですが、他の発表記事も読む限りイベルメクチンは新型コロナの特効薬たり得ないんじゃないですかね。

      あるのかないのかはっきりしない特効薬を期待するより地道にマスクとワクチン接種を進めるのが一番かと。

      • 人工知能の中の人 より 様

        せっかく八木澤先生他の論文を参照いただいたので、下記3ポイントも触れて頂くと
        忙しくて全文を読めない方にも論文の全貌が判ったのではないかと思います。

        ①>2 月27 日までに,登録と非登録を合せ
        て42 件の対象患者約1 万5 千名の臨床試験の成績が報告されており,それらの成績のバ
        イアス要因を除外したメタ分析により,早期治療では83%, 後期治療で51%, 発症予防
        で89% の改善が認められており,イベルメクチンの有用性が確認されている。

        ②>その濃度を得る
        には常用量の15~30 倍の投与が必要であり,イ
        ベルメクチンをCOVID-19 治療薬として用いるこ
        とは不可能であるという意見75~78)が多数出され
        論議が交わされた。それらの論議の中で,イベル
        メクチンの生体内での抗ウイルス作用はウイルス
        の複製を抑制するだけではなく,宿主の防御機能
        の関与を考慮79)する必要があることなども論じ
        られている。

        ③>イベルメクチンの臨床応用の興味深い拡大領域
        は,高齢者の長期介護施設におけるCOVID-19 の
        発症予防と治療である。そのような施設では疥癬
        の発生への対応として入居者及び職員にイベルメ
        クチンを服用させることがあるが,フランスでは
        イベルメクチンを服用した施設のCOVID-19 罹患
        率が対象施設に比して著しく低く死亡者も出てい
        ないという解析結果が報告139)されている。

        • 農家の三男坊様
          ③について
          https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bjd.19821
          出典139)の「Oral ivermectin for a scabies outbreak
          in a long-term-care facility」をgoogle検索して翻訳を読んでみました。

          ランダム化比較試験、二重盲検試験と書いてあるのに名称特定せずとも個人、施設を固定しているのはおかしいぞとつらつら文章書いていたら、NCT02841215はイベルメクチンの試験番号で新型コロナ関係なかったとは。時間を無駄にしてしまいましたトホホ。

          2020年3月~5月という新型コロナが顕在化してきた頃のデータですので調べてみるとフランス全体で第一波ピークの頃、検査陽性が4月1日4861人、4月7日に死亡者報告数1417人、7日平均972人でした。
          調査対象のセーヌエマルヌ郡の人口は大体133万人(2011年)、この規模でとある一介護施設で新型コロナ発症しても重症化や死亡者が出なかったぞといわれてもそうかな?と、慣れとは恐ろしいものです。(インドの彼岸を見つつ)

          突発的な疥癬の発生だったようでイベルメクチンを投与されかつ新型コロナ発症で重症化や死亡した例についてこの時点で検証はないようです。

          対象とするLTCF-Aと仮称される施設はたった一人の疥癬が判明したら居住者どころか全スタッフにイベルメクチンを投与する、かつイベルメクチンの効果の比較試験に協力する文字通り意識高い介護施設です。

          前述のランダム化比較試験でならイベルメクチン投与の有無のみで比較します。しかし本件はいかにベッド数と料金帯で同水準の比較といっても対象施設がたまたま医療意識が高くて集団感染を免れた、かかった入居者の健康状態が良かった等イベルメクチン以外の要素を排除できません。

          特別良いデータを抜き出して平均値と比較すればそりゃ有意な差がでて当たり前のような気がしないでもないです。

          >イベルメクチンとモキシデクチンを感染の3時間後(すなわちSARS-CoV-2感染の初期)に添加した場合、抗ウイルス効果は見られませんでした(データは示していません)。

          この文は「ウイルス学的研究により」とあるのでまた別の研究室レベルの話なのか。なんにせよ情報が古すぎてなんとも言えなくなってしまいました。最新情報は治験待ち?ぐぬぬ

          • 人工知能の中の人 より 様

             フォローありがとうございます。
            ご指摘を伺うと、治験に1年以上かかるというのも分かる気がします。

             こういうデータが積み重なって有効性の有無が判断されるのでしょうが、安全性に関しては“30年以上、累計37億ドーズのフィールドプルーブン実績”はイベルメクチンの大きなアドバンテージだと思います。これを活かす治験が成功すれば、Covid19に対する劇的な特効薬と言うよりは“使いやすい漢方薬的な薬”としての立位置が開かれるのではないかと思います。

             北里大学の治験結果が待ち遠しいところです。

            どうもありがとうございました。

  • 接種結果報告です。
    火曜日の2回目接種の翌日には、微熱が出ましたが、もう大丈夫。平均的な副反応だったかな、と思います。
    注射自体は針が細く、採血よりも痛みは有りませんでした。
    3回目は、来年になるんですかね?

  • おはようございます。
    感情論でお叱りを受けるかもしれないですが、気になるところがあります。

    最後の「政府要請を無視して帰省」のくだり、もしかしての注釈付きではありますが、昨年春先からずっと帰省を見合わせている方はかなり多いと思います。「次はいつ帰れるのか」との見通しと(新型コロナに関係なく)親が新型コロナ禍が終わった時にもういない可能性を考えれば「孫が成長した姿をせめて一目でも」と、政府要請を聞かず帰省するのをそこまで責められるのかとの思いがあります。(もちろん感染対策をして、というのは大前提ですが)

    もうひとつ、今回は触れてない若者世代について、マナーを守らない者はどの年代でも一定数いますし、若者は元気で生意気(?)だからその割合が多いのかもしれないですが、若者だって去年の連休前から1年以上、ふた夏も自粛をしている、しかも最近まで若者世代の死亡率は低かったのに、です。
    私を含めここに集まる多くの皆様や同世代の方々が若者だった頃、上の世代からあれやこれやと指示されて言うことを聞く良い子だったか、「自分たち若者だった頃にコロナが流行ったとしてて、おとなしくふた夏も自粛していたか」一度考えてほしいな、と思います。

    • 例えば自然災害が原因で橋が崩れる恐れがあるから渡らないでと要請しました。
      橋の先に実家があり「孫が成長した姿をせめて一目でも」と危険を冒して実家に帰省したい思いがある。
      リスクは自分で負うので渡る渡らないは自己責任で判断すればよいのですが、それが橋が崩れて落ちれば自分じゃなくて無関係な他人が身代わりで犠牲になるとしたら自己責任で済ませられますか?

      • 匿名様
        おっしゃる通りです。
        自己責任と社会的責任の間にどう線を引くか、不要不急なのか、難しい問題です。多くの帰省した、あるいはしなかった人々も恐らく散々悩んで出した結果だと思います。
        ただ、そこまでして止めるべきものならば政府は要請ではなく外国と同じように強制力を持ったストップをかけられるよう憲法改正でも法令改正でも取り組むべきだと考えます。

    • なんちゃってギター弾き様

      貴方の意見をストレートに返すのはなんですが、帰省は見合わせた方がいいと思います。例えば子世代が首都圏に住み、親世代が西や北に居る場合、子世代の生活基盤は首都圏でしょう。

      親世代が改めて首都圏に住む事はほとんどないと思います。成長した孫の顔を見せたい、祖父祖母が高齢、父母も65歳以上の方は多いでしょう。

      突き放した言い方ですが、私は地方在住ですが帰って来て貰わなくて結構です。ワクチン接種は皆、周りの者は終了してますが、80歳以上の高齢者はいつ何時感染するか分かりません。

      会って寿命を縮める事になりませんか?それでも会わせたいですか?私は、一度でも地方から地方では無く、地方から首都圏に出た者は、まず帰って来ないと決めてます。理由はそれだけ社内社外問わず仕事、刺激が多いから。魅力的だから。生活に多様性があるから。

      だから親とは疎遠になっても自分の生活(仕事、家庭)を優先させたんだなと思っています。その生活が嫌になれば戻って来たら歓待する。そういう考えです。

      • ナナメ後ろから筋違い失礼しまする

        「スゴモリ自粛生活に順応できず鬱ったりすーさいどした者は“新しい生活様式”やら“ニューノーマル”なんぞに適合出来なかった落伍者であり、適者生存の摂理やら社会維持の観点からはコラテラルダメージに値する」とかお考えですか?

        いや、
        ワクチン接種も一向に予約取れず自分がソロソロ自粛だのに精神的限界を感じているもので

        • 引っ掛かったオタク様

          いや、私も出歩けない事やストレスは溜まりますよ。私自身ワクチンは終わってますが、医療従事者の子供達は、「仕事が仕事なんでとんでもない迷惑をかけたくない」と言って、我が家には近づきません。

          私もコメディカルの端くれなんで会いたいが我慢しているんです。でもまだ耐性は十分あります(笑)。

    • 自分は路上飲みよりも冷房が効いた店での店飲みの方が感染拡大に寄与していると思うし(結構危険群の人も店飲みしてる印象)、それよりもデルタは公共交通機関での感染がかなり多いイメージなので、この悪者探しはあまり意味がないんじゃないかと思ってます。人出そのものを減らすか、感染拡大は諦めて隔離と経過観察に集中するか、どっちかの選択だと思います。

    •  感情論も決して無視できない論点だと思います。しかし感情論もさらに広げて視ると、「散々我慢したのだからせめて少しくらい」という方の陰に、「それでも私はもっと我慢したのに彼らは許されるのか、事情に差があったとして線引はどこなのだ」という、また他の誰かの感情の話になってしまいます。
       「ならば私だってもう自粛などしない」という流れになるのは良くないですね。
       そして、真面目に情報収集をし、防疫に協力し、楽しかったはずのあらゆる学生イベントを我慢し続けていた"真面目な若者"たちがどう思っているか。「若者世代め」と一括りにされているのは不憫過ぎます。
       じゃ全員我慢しろ、というのも結局救いのない話ですが。政府側は個別の事情をあえて無視してとにかく「お願い」するしかないでしょうね。

    • 皆様こんにちは。
      燃料投下してしまいましたかね(汗)
      私としては「感染対策をして帰省する人」「若者」みたいなターゲットを定めて一律に悪者扱いする空気みたいなものに嫌な感じがしたもので書き込んだのです。

      • なんちゃってギター弾き様

        共感します。
        まずは、ほとんどの人々が「お願いベース」にも関わらず、それぞれのレベルで自主的に感染対策をしている前提から考えるべきでないかと思うんですよね。

        それに増して政府要請もあり、これも結局は「お願いベース」。
        ということは、そもそも各自の事情をさしはさめる余地があり、受け取りに差異があってしかるべきものです。
        「ワクチンを2回接種してから2週間経って、マスク、手洗いうがいは当然の生活をしています。いつも公共物には触らないようにビニール手袋をしています。極度の人見知りで、ここ1年ほど買い物以外で人に会いません。今回、人通りのあるところを避けながら、徒歩で県境を渡って帰省したけど、私は悪い人でしょうか」
        とは極端だけど、帰省を受容できるかどうかだっていろいろ考える要素があるもの。
        それなのに一個人やマスコミの勝手に想定したステレオタイプの解釈を「正義」にして振りかざし、各自の自由な考えに制限かけるような(脳みそ動かすなバリの)強い言葉は慎むべきではないか。
        悪者扱いなどもってのほかだと私は思います。
        都心にも関わらず全く客のいない、オープンな居酒屋でビール1杯飲む。
        路上生活者が路上で独り焼酎を飲む。
        仕事上がりにコンビニの前で缶ビール1本ぐらい飲みたい。
        色々なケースがあるってことなのであってね、なんでも悪者にする風潮がある。

        私は、感染防止対策はソフトよりハードを整えることに精を出すべきだと思っていますが、ソフトを変えようとする意識が強い真面目な、ゆとりのない人が巷にあふれていて、逆に怖い。
        なんか息が詰まるんですよね。
        絆とは程遠いその縛りが。

      • なんか皆様のコメントを読んでいると、以前私が一種の暴論として提示した、「公共交通機関運行停止」がますます有効であるように感じられてきました。

        「自粛のお願い」に限界があることはもはや明らかです。個人的には、元々がインドア派なので、家に籠っていることにそれほどの苦痛を感じませんが、それでも「外出しない」というのと「外出できない」というのでは、気分的に結構違います。まして、非インドア派の皆さんには相当なストレスとなっているであろうことは容易に想像できます。理屈にもならない理屈(五輪やったくせにとか、GoToなんかやったくせにとか)で自己正当化し、自粛を拒否する人が少なからず出始めているのも避けがたいことではあるかと思います。

        現行の法制下では、人々の行動を強制力をもって止めることはできません。ならば、現行法に反しない限りで、人々の移動を止めるというのは、かなりの実効性を持った対策であり得ると思います。
        一定期間公共交通機関(電車・バス)の運行を停止させるためには、各交通事業者に「お願い」するだけで済みます。現在だって、事故・災害などで運休することがあるのですから、各社が「自主的に」全便を運休にすることだって可能なはずです。

        でも、おそらくはこんな対策が検討の俎上に乗ることはないでしょうね。こんな対策を提案したら、非難轟々となり、袋叩きにされるのは確実ですから。それを覚悟の上でこのような提案をするような政党があれば、支持しても良いかなとは思いますが。

  • 感染増、病床ひっ迫のニュースが流れる中で、少し世論の雰囲気が変わってきたのではと感じます。「うつされるやつが不注意なんだ」と。
    現在の累積の陽性者数は国民の1%未満。つまり100人のうち99%は現在のところ、この病気と無関係。
    緊急事態発令直後に、それでも堂々と酒を出す店をニュースで取り上げていたが、今同じことをする店を取り上げrたら、視聴者の反応はかなり違うものになるのでは。

      • 自警業務終了後は日当片手に呑み屋へ繰り出したりして.....
        会社を定年退職し威張り散らす相手を失ったオジサンのほうが適任かと思います。こちらも呑みにいくのは一緒?

  •  政府発表のVRSによる接種者数ですが首相官邸のデータを毎日みているのですが、政府は接種実績はVRSへの投入遅れがあり実際の接種実績との乖離があると報道されていますがおかしな点があります。
     接種数の投入漏れはせいぜい一か月以内と思っていましたが、毎日の発表される日々の接種数が
    4月12日も含め過去の日々の接種数が毎日変動しています、これはどういうことでしょうか?
     誰が過去の日々の接種数を修正しているのか、こんな数字の発表ではとても信用できません。
    新宿会計士様の見解を教えてください。

  • 逆に言えばまだ5千万人が無防備なまま、ということです。
    現状でも、すでに保健所はパンクしています。
    そもそも、自宅療養者の病状把握を、臨床には素人の保健所にやらせるスキームに無理がある。
    厚労省の官僚は臨床医を金食い虫としかみてませんので、権限を下ろしたくなかったのでしょう。
    現状では、パッチパッチでしのぐしかないでしょうが、これが終わったら有事対応の本格議論を期待したいですね。

    • 市井の内科医さま

      >まだ5千万人が無防備なまま
      同意見です、正念場はこれからです。
      接種7割程度では心許ない気がしますし、懸念として若年層がどれほど接種するのか…

      また、接種したから安心、とばかりにノーマスクなど更なる暴挙へとつながらないかどうか、今さら酸素ステーション?など政府の付け焼き刃的思考にも懸念を持ってます。

      • 今は本質的な議論などできる状態ではない(それとも昔の霞が関なら、潜伏してちゃんとやってたのかな?)ので、付け焼き刃しかないでしょう。付け焼刃にしたって、実効性をもたせようとするなら、相当な作業です。でも、あまり実効性のありそうな対策は見えないので、少なくとも小池さんには危機感はなさそう。二階さんも、この期に及んで会食するから笑うわ。
        1-2か月後、ワクチンの効果が出たとしても、もう、菅さん続投の目はないかなあ、菅さんじゃ自民党惨敗でしょう。同じ意味で、小池さんも印象悪い。看板掛け替えて何とか単独過半数、とすれば、大穴で高市早苗か?阿部さんがバックらしいし。で、甘利幹事長で、二階さんはお払い箱。

  • 私の周囲では見聞きするかぎり、共産党を支持する若い人たちのワクチン接種率がほぼゼロです。自由を侵害する、政府は信用できない、ということのようです。。
    アメリカでは、ワクチン接種拒否者はむしろ共和党支持のような保守的な人に多いようですが、日本ではなぜか逆のようです。

    • こんにちは。
      そのくせPCR拡大しろ〜、もっと強力に規制しろ〜、ですから何が何やらですね。
      それにしても、今の若い世代で共産党支持ってどのくらいいるのか気になってしまいます。

      • なんちゃってギター弾き様

        私が住んでいる地域は、ナチュラリスト系、ヒッピー系、スピリチャル系っぽい若い人が結構います。
        彼ら彼女たちは政治に関心がありませんが、反権力&反エスタブリッシュということでは同じであり、ワクチンについても権力&エスタブリッシュ側の陰謀として、接種には否定的ですし、マスクや消毒なども一切しません。

        彼ら彼女たちは基本支持政党なしのようですが、どこかの政党を支持している場合は、共産党なのです。

        全国的には、共産党支持の若い人は僅少と思われます。

  • 「集・近・閉(しゅう・きん・ぺい)の回避」秀逸です。
    当面の間、ワクチン接種者(老人)は、未接種者(若者)に近づいてはいけません。
    若者も老人に近づいてはいけません。 
    そして若者は接種を終えるまで、若者同士の三密回避をしっかり守って、うがい・手洗い・消毒で自分自身を守りましょう。 
    やっぱりこれかな。

  • 明けない夜はない、と言いますがこのコロナ禍はあと数年程度は続く(別に根拠はありません)と考え、じっくり対応するのが良さそうです。ワクチンが行き渡れば直ぐにでもコロナ以前の生活に戻れるとか、もう2年も自粛しているのだからとか思わないで、今の状況が普通なのだと頭を切り替えて、今できる対応をして生活する方が精神的には楽になります。
    このコロナ自粛の状況だからこそ儲けている業界はいくつもあり、その方々は多少の運もあるでしょうが頭の切り替えが早かったのだと思います。誰の責任でもなし、自粛生活の愚痴を言うだけではますます苦しくなるだけです。

  • アメリカでは頑なにワクチン接種を拒否する人たちがいて、そんな人たちにも摂取してもらう為の様々な飴玉が用意されています。お陰で私もワクチン接種しただけで$55ももらいました。家があたる人も居るようです。
    日本ではワクチン接種を拒否する人たちはいるのでしょうか。

    • チキンサラダ様

      >日本ではワクチン接種を拒否する人たちはいるのでしょうか。

      私の周囲の、ナチュラリスト系、ヒッピー系、スピリチャル系っぽい若い人達は接種を拒否していますし、マスクや消毒等もいっさいしません。
      ワクチンについても権力&エスタブリッシュ側や製薬会社の陰謀と考えているようであり、それらの情報は友人達のネットワークからネットにて入手しているようです。
      先の大統領選でも同じようなかんじでしたね。

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