当ウェブサイトでは普段から、「コロナ禍はメディア禍」という仮説を提唱しているのですが、こうしたなか、「テレビ局自身が感染拡大を仕掛けていた」という決定的証拠のひとつを発見しました。驚くことに、今回のその「犯人」はテレビ朝日です。10人で未明まで飲酒して大騒ぎし、1人が転落して救急車で運ばれるという、驚くべき不祥事を起こしたのですが、残念ながらその事実については目立たないようひっそりとPDFファイルで公表しているのみです。
コロナ禍はメディア禍
普段から当ウェブサイトでは、「コロナ禍はメディア禍ではないか」、と申し上げて来ました。
その趣旨は、新聞、テレビを中心とするマスメディア(あるいは「オールドメディア」)が、必要以上にコロナの不安を煽るような報道をしているように思えてならないからです。
たとえば、東京都では昨日の新規陽性者数が2884人で、あいかわらず高水準に留まっています。前日と比べて新規陽性者数は1000人以上減りましたが、昨日は連休の最終日であるとともに、毎週、月曜日は新規陽性者の数が減る傾向にあるため、これを「小康状態」とは言えません。
東京都・8月9日(月)の状況
- 新規陽性者数…2884人(前日比▲1182人/前週比+689人)
- 7日間平均値…4135人(前日比+98人/前週比+921人)
ただし、当ウェブサイトでは常々、「新規陽性者数だけを見て、過度に懸念すべきではない」と申し上げて来たつもりですが、その理由は、ワクチン接種が急速に進んでいることで、社会全体の重症化リスクが大きく減っていると考えているからです。
実際、現在の新規陽性者を主導しているのは若年層であり、東京都の事例でいえば20歳代と30歳代だけで、全体の約6割前後に達します。そして、ワクチン普及前のデータで見ると、若年層の重症化リスクは高年層と比べて数百分の1という状況です。
もちろん、若年層が重症化しない、という話ではありませんし、この状態を放置して良い、という話ではありませんし、一刻も早くワクチン接種を進めるべきであることは、いまさら指摘するまでもない話です。
「感染」拡大を煽るテレビ朝日
ただ、このような状況にあって、やはり目につくのは、「感染拡大」をやたらと煽るメディアが多いことです。
ふと気になって、テレビ朝日の『新型コロナウイルスの感染拡大』というウェブサイトを見てみると、目についただけでも次のとおり、「感染者が増えた」、「人出も減らない」など、人々の感染への不安を煽るかの記事が目立ちます。
そのなかでもとくに驚くのは、こんな記事です。
東京の新規感染2884人 月曜で過去最多
―――2021/08/10 06:15付 テレ朝newsより
この記事の冒頭に、次の記述があります。
「東京都が9日、新たに確認した新型コロナウイルスの感染者は2884人で、月曜日としては、これまでで最も多くなりました」。
しっかり「感染者」という表現を使っていますが、くどいようですが、東京都が発表しているのは「感染者」ではなく「新規陽性者」です。そして、「陽性者」と「感染者」は似て非なる用語です。
メディアはこうやってナチュラルに誤報を続けている、という実情を、垣間見た気がします。
なぜPDFファイルでひっそりと公表するのですか?
ただ、テレビ朝日の報道を眺めていて抱く違和感が、これです。
当社社員の緊急搬送事案について【※PDFファイル】
―――2021/08/10付 テレビ朝日ウェブサイトより
テレビ朝日の報道発表は、次のとおりです(※要約し、箇条書きにしています)。
- 今月8日夜、東京オリンピックの当社番組担当スタッフ10名が緊急事態宣言下における東京都の要請及び社内ルールを無視して打ち上げ名目の飲酒を伴う宴席を飲食店で開いた
- 翌9日未明、退店する際に当社スポーツ局社員1名が誤って店の外に転落し、負傷して緊急搬送された
…。
まったく、驚きあきれる話です。
しかも、テレビ朝日はこれについて、こんなことを述べています。
「この度、不要不急の外出等の自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています。緊急事態宣言下で尽力されている皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します」。
もし「深く反省し、お詫びしている」のであれば、どうしてテレ朝newsのトップに目立つように掲載していないのでしょうか?どうして先ほどの『感染拡大』のページではなく、『プレスリリース』のページに目立たないように、しかもPDFファイル形式で、ひっそりと掲載しているのでしょうか。
一般に5人を超える飲酒を伴った会食に自粛が呼びかけられているなか、しかもあれだけ率先して東京五輪を批判してきたテレビ朝日が、10人という人数で打ち上げで徹夜の宴席を開いたこと自体、ちょっと「羽目を外し過ぎ」ではないでしょうか。
しかも、医療逼迫が懸念されるなか、緊急搬送により医療機関に迷惑を掛けるというのは、言語道断でしょう。
また、ここまで派手に報じられたということは、この手の宴席が「氷山の一角」という可能性は十分にあるでしょう。
つまり、最近の「東京の『感染』拡大」は、テレビ朝日を含めたテレビ局の職員らが、東京都などの陽性を無視した大人数の宴席を行っていることではないかと疑わざるを得ないのです。
このあたり、報道ステーションを含めたテレビ朝日の番組に調査報道を期待したいところです(※もちろん、皮肉です)。
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感染源以上に、リソースが不足している救急医療のリソースを使うなよと思います。午前4時頃救急搬送されてくる外傷患者のせいでコロナ患者が一人入院出来ずに死ぬかもしれないと考えないのでしょうか?2回から落ちた患者は、熱があるだけのコロナ患者以上に帰宅させられません。ヘリコプターで富士の樹海まで搬送してやろうか。
朝日新聞珊瑚記事捏造事件となんら変わらない。
「泥棒するな」と泥棒が言うが如し。
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/683dd2f639e2add0947cd17f1380952c1a70995d
大元は↑だと推測されます
気持ちは理解できますが軽卒ですね
だからマスゴミ人の正体はヴォゴン人なんだってば
あたしゃ、りょうちん先生がドコ星人なのかが知りたいですヨ。
まさに、マスゴミ人のレイク・ウォビゴン効果がなせる業です。
以下は今日、違うスレに書いたものです。
テレビに出てくる人(芸能人、アナウンサー等)、次々感染。累計で何人になった?
日本人1億2000万人の累計感染者はまだ1%になってないのに、かなり高率なんじゃない?
テレ朝の五輪担当者の打ち上げのニュースで、ガテンがいった。
そろそろバ美肉キャスターが出現してもいいことだと思うんですがw
Max Headroomからもう半世紀近く経ってるんですよねえ。
>りょうちん様
『Max Hedroom』大好きダンナが「半世紀は行ってないぞ!?」と叫び出したのでちょっと確認してみました。英国音楽番組のVR司会者として初登場したのが1984年、その後85年に映画製作→87年に米でTVシリーズ制作だそうで、37年前に誕生したキャラクターなのですね。のちの『ウゴウゴルーガ』を彷彿とさせるカクカクしたポリゴン製頭部は3DCGのはしりだった訳か……。VHS以外でソフト化されてないのがとても残念です。「今から20分後の未来」、37年後の今でも決して古くはなってないような気がするんですがね。
報ステコメンテーター ○田○克氏
私思うんですけどね。昨年4月の報ステ番組スタッフのコロナ感染の教訓がどうも生かされていない。
きちんと情報開示して国民にも広く説明すべきですが、そういった行動もみられない。
今こそメディアとしての姿勢、理念が問われているんじゃないでしょうか。
以上、創作です。
誰かがいつかハマると思ってた(笑)。それを五輪最終日にしやがった!テレ朝、PDFなら逃げ切れると思ったのか?10人で未明迄呑み会して救急車呼んだと?
厳しくいきましょう。参加者は公共の電波に携わる者として、ましてや五輪担当のクセに、政府からの方針を無視した信じられない行為。自宅待機3か月、減給10%3か月、及び社長からの「心の籠った」謝罪会見、自身の辞任。以上を要求する。
まだ判明してない違反者は、申告無ければ分かり次第解雇。どうだ?
たまたま救急車だしてしまったから発覚しただけでそうでなければ黙ってましたよね?
というのがこの話題の肝かと
>感染拡大の原因のひとつはテレビ局自身だった
知ってた。
外飲みの流行を作ったのは、マスコミだと思います。