日本のワクチンを通じた善隣友好外交が次第に明確になって来ました。茂木外相は昨日、台湾に対し、第3弾となる100万回分のAZワクチン提供に加え、バイ、COVAXなどを通じ、ASEAN5や太平洋島嶼国、南アジア、さらにはイランなどにもワクチンを提供するという予定を示したからです。
ワクチンを通じた台湾との善隣友好外交
以前から当ウェブサイトでは、「日本が台湾などのアジア諸国・太平洋島嶼国などに対し、ワクチンを無償提供している」という話題を取り上げて来ました。
とくに、日本が台湾に対して提供した、アストラゼネカ(AZ)製ワクチン124万回分が、JAL809便で6月4日に台湾に到着したことは、日台友好という観点からも非常に象徴的な出来事だったのではないかと思います(『ワクチン台湾提供が「6月4日」に実現したことの意味』等参照)。
また、私たち日本国民にとって嬉しい話があるとすれば、台湾の人々の反応でしょう。
たとえば、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統からは日本に対し、直接、感謝の言葉が述べられましたし、一般市民から台北にある日台交流協会台北事務所に花束が贈られた、などの報道もあります(『台湾・蔡英文氏、日米に「まさかの時の友こそ真の友」』等参照)。
まさに、非常に良い意味での善隣友好外交が実現しつつあるのです。
もちろん、台湾自身が沖縄県石垣市の尖閣諸島に対する溶融権を主張するなど、日台関係には問題が皆無というわけではありませんが、少なくとも両国は問題を表面化させないだけの知恵と冷静さを持ち、なにより、問題を上回る友好感情を持ちうる関係です。
東日本大震災のときの台湾の日本に対する支援の申し出は、まさに「友人」としての振る舞いそのものでした。台湾に対するワクチン提供も、まさに「困ったときはお互い様」であり、台湾という基本的価値を共有する大切な友人に対し当然の行動でもあるのです。
広がるワクチン外交
ちなみに、こんな話を持ち出すと、必ず、「日本国内でワクチン不足が生じているのに、なぜ、外国にワクチンを提供するのか」、などと難癖を付ける意見が出て来ます。
『松井一郎大阪市長がVRS未入力の事実を認め開き直り』や『医療崩壊リスクの急低下は菅義偉政権の「多大な成果」』などでも指摘したとおり、日本におけるワクチン接種の混乱は、おもに一部の地方自治体における事務処理の滞留により生じているものです。
したがって、そもそも「ワクチン不足」、ではありません。
また、AZワクチンについては、日本国内では当面、公的接種に利用しないこととされており、日本で使わない以上、どこかに提供しなければ無駄になります。それを、ワクチン不足が深刻化している国に提供するというのは、発想として極めて自然なものです。
また、「台湾だけを特別扱いするのか」、といった批判をする人もいるかもしれませんが、そうした批判は的外れです。
茂木敏充外相は先月15日付の記者会見で、ベトナムにもワクチンを100万回分提供する(※)とともに、7月上旬以降、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアに対しても、ワクチン提供の意向を示しました(※なお、ベトナムへのワクチンはこの会見の翌日に到達しているそうです)。
茂木外務大臣会見記録(令和3年6月15日(火曜日)10時16分 於:本省会見室)
―――2021/06/15付 外務省HPより
台湾+ASEAN5ヵ国との関係強化
そして、茂木外相は今月6日、このワクチン提供についての詳細を発表しました。
茂木外務大臣会見記録(令和3年7月6日(火曜日)11時10分 於:本省会見室)
―――2021/07/06付 外務省HPより
具体的には、台湾に対し7月8日に第2弾となる113万回分を空輸するほか、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピンに対しても「バイ」(2国間)で直接AZワクチンを提供し、さらにCOVAXファシリティを通じて1100万回分などを提供する、と述べたのです。
これをまとめると、次のとおりです。
バイの支援
- 台湾に第1弾として124万回分提供済み
- ベトナム、インドネシア、マレーシアにそれぞれ100万回分を提供済み
- タイ、フィリピンに対し、数日以内に100万回分を供与する予定
- 台湾に対し、7月8日に第2弾の113万回分を供与する予定
- ベトナムに対し、100万回分の追加供与も完了する予定
COVAXを通じた支援
- 東南アジア、南アジア、太平洋島嶼国等に対し、7月中旬以降、合計1100万回分のワクチンを提供していく
- 太平洋島嶼国に対しては、菅義偉総理大臣が先日のPALM9で発表したとおり、7月中旬以降、年内までに300万回分を目途としてワクチンを供与する
まさに、積極的なワクチン外交そのものでしょう。
いずれにせよ、ここで大切なのは、「台湾+ASEAN5ヵ国」をかなり優遇しているという点であり、このあたりに今後の日本外交を読むヒントがあるのかもしれません(※なお、ASEANのなかでもシンガポールやブルネイへの提供がない理由はさだかではありませんが、おそらくその必要がないからでしょう)。
提供する相手国に注目!
さて、その茂木敏充外相は昨日の会見で、再び、日本から外国へのワクチン提供に関して発表しました。
茂木外務大臣会見記録(令和3年7月13日(火曜日)11時00分 於:本省会見室)
―――2021/07/13付 外務省HPより
内容をまとめると、次のとおりです。
- 7月15日にインドネシア、ベトナム、台湾にそれぞれ100万回分ずつ輸送する
- 日本製のAZワクチンが7月9日付でCOVAXの緊急使用リストに掲載されたことを受け、1100万回のワクチン供与を行うよう関係機関と調整中
- COVAXを通じた1100万回分のワクチンは、カンボジア、ラオス、東ティモール、バングラデシュ、モルディブ、ネパール、スリランカ、フィジー、キリバス、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ、イランに対して供与される
- ワクチンを接種現場に届ける「ラスト・ワン・マイル支援」として、ユニセフ経由の支援に加えて6月以降は総額40億円の二国間支援を行っており、これまでにガーナ、セネガル、モザンビーク、マウライ、パレスチナへの支援を決定していたが、先週はフィリピンとモンゴルに対する支援も決定した
- 上記を含め、これまでの日本の「ラスト・ワン・マイル支援」は59ヵ国・地域に対し総額137億円に達した
(※なお、茂木外相はこれら以外にも、海外在住邦人が一時帰国した際のワクチン接種、ミャンマーへの無償支援などに言及していますが、それらについては本稿では割愛します。)
さて、これまでに茂木外相が言及したうちの、「ラスト・ワン・マイル」を除く21ヵ国について、あらためて列挙しておきましょう。
- 台湾+ASEAN5ヵ国(ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン)
- 東南アジア諸国(カンボジア、ラオス、東ティモール)
- 太平洋島嶼国(フィジー、キリバス、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ)
- 南アジア諸国(バングラデシュ、モルジブ、ネパール、スリランカ)
- イラン
地図を眺めていくと、まさに麻生太郎総理大臣が外相時代に提唱した「自由と繁栄の弧」、あるいは安倍晋三総理大臣の「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下敷きとなった「セキュリティ・ダイヤモンド」構想そのものでもあります。
(※なお、個人的には、AZワクチンをイランにまで提供しておきながら、ここに「中国、北朝鮮、韓国、ロシア」などの近隣国の名前が一切出てこないという点が、大変に興味深い点でもあります。)
いずれにせよ、コロナ禍は図らずも、日本外交の「FOIPシフト」という状況を露骨に示す結果となったのだ、という言い方をしても良いのかもしれないと思う次第です。
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イランは、原油代金を踏み倒されている被害者として、加害国へ供給される予定のワクチンを差し押さえてもよいのではないでしょうか。
2国間支援は FOIP を中心に、COVAX を通した支援は途上国を対象に(北朝鮮を除く)。
イーシャさま
そう言えば、イランのワクチン代を韓国か借金返済の為に支払う話って無かったでしょうか?
元気の出る論考ありがとうございます。
日本がこういう形で国際貢献できるのは嬉しいことです。
ラスト・ワン・マイル支援、実務がよく分かりませんが痒い所に手が届く支援ですね。
台湾に対しては向こうから「もういらねーよ」といわれるまで供与して欲しいです。
>COVAXを通じた1100万回分のワクチンは、カンボジア、ラオス、東ティモール、バングラデシュ、モルディブ、ネパール、スリランカ、フィジー、キリバス、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ、イランに対して供与される
とのことですが、COVAXを通じても相手先指定ができるようですね。
どこぞの国に横取りされないか心配していましたが杞憂に終わりそうで良かったです。
ワクチン外交は良しとしますが、日本から提供を受けた国は日本の貢献を理解しているのでしょうか、(どうも台湾の話が感動的過ぎたので)その他の国にもちゃんと理解してもらいたいという下種の願望が沸いております。
少なくとも外務省は相手国政府の感謝のコメントを頂く(そしてそれを外務省のHPに掲載)べく行動をすべきだと思っとります。
> それを外務省のHPに掲載
それは日本国民に向けた内向きな広報活動であって、被支援国の国民が日本の貢献を理解することにはつながらないでしょう。目的と手段が整合していません。
やるべき事は、支援対象国の政府から、日本に対してではなく自国民に対して、日本への感謝を述べて貰う事でしょう。
日本がワクチン供与している国は、FOIPにコミット出来る素養の有る国ですので、日本がリーダーシップを発揮して、友好関係を強めて仲間を増やす事が、重要だと思います。
FOIPの素養が無い韓国は、日本の防衛白書の意味を竹島と表紙の変更位しか理解していないのと同様、ワクチン供与の意味を理解していません。
日本は何故台湾にワクチン供与しているかや、台湾有事の際の日本が関与することについては、見当外れな認識ばかりです。
FOIP構想を理解していないのか、日本主導だから理解したくないのかは、分かりませんが、韓国政府として台湾有事には、関わりたく無いというのが本音だと思います。
理由は、日本より嫌いな中国に屈している為だと思います。自由よりも事大主義が染み付いているのでしょう。
ま〜わる、ま〜わるよ事大は、回る♪
「あなた様が勝つと思っておりました」と土下座しても、蹴り飛ばしてあげないとなりません。
ロシアは、いずれにせよ日米とは相容れない歴史的・地政学的背景を持っています。個々人の対日感情の良さにも関わらず、例えばプーチンですら一定の親日的言動を示すにも関わらず、歴史的にロシアが日本と同盟関係を結ぶほどに良好だったことはありません。
特定アジア三国も、もちろん、日本とは相容れない歴史的・地政学的背景を持っていますが、米国との間では必ずしも「常に」対立的ではありませんでした。現に韓国は米韓同盟を結んでいるのですし、北朝鮮は常に米国に秋波を送っています。
日米 vs 特亜となると、やはり中華思想を抜きには語れないと思います。華夷秩序が絶対である特亜にとって、FOIPという世界観は相容れないでしょう。
正史の観点からしか「元史」を編纂できなかった清朝は、巨大な版図を誇るモンゴル帝国の全貌を明らかにできませんでした。「元史・本紀」が歴代元皇帝のみを記述するのは、中華的史書の作法からすれば当然のことです。世界帝国たるモンゴルの全貌に関心がなかったのです。中原こそ世界の中心という世界観からは、当時の世界情勢は見えません。
日本という東アジアの異端児は、古来より常に華夷秩序の埒外にあり、中華とその追従者を苛立たせてきました。その野蛮な異端児が、新たな世界秩序の構築において指導的役割を果たしているなどという現実は「あるべきではない」となり、意地でも目に入りません。
すみません、名前を入れ忘れました。
上のコメントは阿野煮鱒でした。
文体からお察しください。
細かい点ですいません。
ロシアと日本の蜜月時代はありましたよ。
日露戦争後、日露は急速に接近し、準同盟とも言えるほどに近づきました。
「本気で殴り合った者同士だからこそわかりあえる友情」を地で行く展開です。
実際は日本とアメリカの隙間風や満州、モンゴルにおいて利害が一致したからなのですが。
日露協約は3度も結ばれ、両国の関係は強化されていきます。
親ロシア派として大変残念なのは、その日露の蜜月はロシア革命とソ連誕生ですべて逆側に振れてしまったことです。革命は国際関係まで逆転させるのですよね。
なお、日露が蜜月だったのもあり、日本はロシア貴族などの亡命を受け入れています。
モロゾフもゴンチャロフも彼ら亡命ロシア人が起こした菓子メーカーです。日露が蜜月だった時代があったことも覚えていただけると幸いです。
なお、江戸末期の日本開国時、アメリカは日本を恫喝しましたが、ロシアは日本に対して比較的友好的に接していたことも付け加えておきます。
ご指摘ありがとうございました。
チキンサラダ様
確かに帝政ロシア時代のロシア政府は比較的親日でしたね、革命後に皇帝や貴族の一族が日本に亡命しましたね。
日露戦争で堂々と正面切って戦ったのが良かったのかもしれません、その頃はまだ武士道精神が残っていたので乃木大将による敗軍ステッセル中将への寛大な扱い等がありましたし。
その頃のロシア人と革命後のロシア人、変わってしまったのか、あるいは上級軍人は貴族だったのでそもそも一般人と違っていたのか、私は後者のような気がします。
ロシア人自体は変わってないですよ。一般のロシア人は今も親日です。
ただ、ソ連は革命国家ですから、帝政ロシアの全てを逆転させました。それ故に日ソ関係も冷ややかにならざるを得なかった、というのがありますね。
なお、第二次対戦初期には互いの利害が一致しかけて同盟を結ぶ機運もありました。
日本人がロシア、ソ連を敵性国家と感じるのは、冷戦時代のプロパガンダが主因ですね。
ロシア側は冷戦時代から、日本に対しては悪い感情は持ってません。わりと好意的ですよ。
> 日本人がロシア、ソ連を敵性国家と感じるのは、冷戦時代のプロパガンダが主因ですね。
いや、さすがにそれは。
日本が朝鮮半島に進出した目的はロシアの南下を恐れたからですし、蜜月時期があったとはいえ、ソ連になってから、クレムリンの政策は日本に敵対的でした。帝国陸海軍の仮想敵国はソ連でした。いつの間にか鬼畜米英になったのですが、そこにはコミンテルンの策略がありました。
日本敗戦直後のソ連の火事場泥棒は、北方領土だけではなく、樺太でも行われました。戦後の日本兵捕虜への扱いは虐待と洗脳でした。とても日本に好意的な人間のやることではありません。帝政ロシアとソ連は別物だというのは政治体制ではそうでしょうが、日本に当てはめてみれば、江戸時代の日本人と明治時代の日本人はまるで別物で連続性がないと言うようなもので、人間に違いがあるというのは無理があると思います。
コミンテルンの謀略と日本の敗戦 (PHP新書) 江崎道朗 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569836542/
証言・南樺太 最後の十七日間 知られざる本土決戦 悲劇の記憶 (光人社NF文庫) 藤村建雄 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4769830955/
現在のロシア人の対日感情が比較的良好である事は上に私が書きました。日本人がそれに応える義務はありませんが… 私が大好きなロシア美人達
https://www.youtube.com/user/fujiashiy
https://www.youtube.com/channel/UCXKTtrixDSnSsnXhN4xmBeg
https://www.youtube.com/channel/UC2xMnpXn7RGm83UYdOnV-0w
https://www.youtube.com/channel/UCsi-boJUSkRHxqGAYwnaf5g
https://www.youtube.com/channel/UCjO4DceSQ10SraMW0LpyRaw
おそらく10年前であったら、韓国から何も言われなくても、日本側からAZワクチンの供与を打診していたことでしょう。そして、韓国政府が「ワクチンは全く不足していないが、日本がどうしてもというので受け取ってやった」くらいの発表をするところまでがお約束です。
もしかすると、韓国は今回も日本から打診があるに違いないと待っており、「仕方なく受け取ってやった」発表も用意していたのに、何時まで経ってもナシのつぶてで、今頃慌てているのかもしれません。
でもね、大星由良之助はとっくに国許に帰っちゃってますよ。
龍さん仰る通り、10年程前に
あっという間に叩き出された政権なら
まさにそうなっていたことでしょう。
ただ、
奥方ゆかりを頼って半島に落ち延びた
ミスター民主党御大将鳩ポッポさんは
土下座で倒日の同志とあちらでは
持ち上げられていても日本には
鳩のHUN(英俗語で親しい友はHUNと呼ぶ)
と呼ばれる面々が、支持率3%割った
残党の韓流政党に残っているぐらいです。
>> ※なお、個人的には、AZワクチンをイランにまで提供しておきながら、ここに「中国、北朝鮮、韓国、ロシア」などの近隣国の名前が一切出てこないという点が、大変に興味深い点でもあります。
中国とロシアはまがりなりに自国でワクチンを開発しておりますので、敢えて日本から提供する必要は無い、かえって失礼にあたると思います。またワクチンの供与を求めるならば事情を説明して素直に依頼するのが筋です。
桃色女性「友邦」では『打ちたくなったらワックチ~ン 横流ししたくなったらフッ化水素~ 次から次へと差し出すイルボ~ン♪』と唄っていましたが、最早そんな日本であってはいけませんね。
【コラム】韓半島が米中対決の弱点にならないようにしなければ(1)
https://s.japanese.joins.com/JArticle/280758?servcode=100§code=120
割とまともな記事です。
半導体については、現時点でまだ「台湾-韓国-日本-米国)なんでしょう。
分かってないのは、自ら両極の弱点になろうとしているところでしょうか。
周回遅れというか、危機感の欠如というか、これが韓国の認識というか。
ワクチン提供国はこれで良いと思います。パキスタンや南朝鮮や北朝鮮は当然、ナシですね。間に合ってるんでしょう(笑)。オ、中国もか。
COVAX経由で日本から意図せずに幾らか届くかもしれませんが、「善隣」に相応しく無い相手はほっときましょう。次いでにコロナ禍が落ち着いた後も、入国審査は厳しく2週間の待機でいかがでしょうか。
ワクチンを通じて「外交」ならば、ウクライナも加えて欲しいですね。
黒海で日英合同演習を実施すれば完璧です。
日米英+の合同艦隊で台湾海峡を航行、礼砲21発。
台湾国民を大いに勇気づけることになるでしょう。
こうやって他国に貢献できることを喜んでいるコメントの数々を見ていると。
「FOIP≒八紘一宇(ただし特亜は除く)」
のような気がしてきた。
日本人のメンタリティというのは、あまり変わっていないのかもと。
(善良と言う意味で)良い意味でも、(独りよがりにならないように細心にして注意すべしと言う意味で)悪い意味でも。