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「ゴールポストを動かす国」を韓国メディア自身が証明

少し興味深い話題がありました。茂木敏充外相が昨日、参院予算委員会で、韓国を「ゴールポストを動かす国」と改めて指摘したのです。そして、これについて報じた韓国メディア自身が、まさに「ゴールポストを動かしている」という実例があったのです。すべては首尾一貫性のなさ、そして主体性のなさに尽きるのではないでしょうか。

「首尾一貫性」のなさを韓国にも見る

当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は、もともとは政治、経済、外交、金融などからさまざまな話題を提供するというふれこみで開始したサイトであり、「韓国専門サイト」とすることを意図したものではありませんし、これは現在でも変えていないつもりです。

ただ、非常に悲しい(?)ことに、当ウェブサイトでも世間では「準韓国専門サイト」と見られているようですが、これも仕方がありません。コリア・ウォッチングを続けたすえに『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』なる書籍まで出してしまったほどですから。

というわけで、遅ればせながら、当ウェブサイトもいっぱしの「コリア・ウォッチング」サイトを名乗って良いのかもしれません(といっても、文化人類学的な側面から見た韓国論、韓国文化、韓流などに関しては、個人的にはまったく詳しくありませんし、詳しくなる予定もありませんが…)。

そういう余談はさておき、当ウェブサイトでは昨日の『「五輪はダメだが高校野球はOK」の首尾一貫性のなさ』で、「首尾一貫性のなさ」をテーマに、「日本の野党議員とマスメディアの共通点」という話題を取り上げました。

自分自身でこれを読み返してみて気付いたのですが、この「首尾一貫性のなさ」は、じつは韓国にもまったく同じことが言えるのではないかと思います。

1965年の日韓基本条約により、日本は韓国との間で国交を正式に回復し、それにより政治、経済、文化、安全保障など、さまざまな面での交流が本格化しました。日本からの有償・無償のさまざまな支援や技術協力は、のちに韓国で「漢江の奇跡」と呼ばれる経済発展の原動力となったのです。

ただ、半世紀以上に及ぶ戦後日韓交流史は、順調なものではありませんでした。

いうまでもなく、根強い韓国社会の反日に、日本の外交当局は悩まされ続けて来たのです。

歴史問題と動くゴールポスト

歴史問題を巡るルトワック氏の分析

その中核にあるのが「歴史問題」です。

韓国や北朝鮮で一般的に用いられている表現を使うならば、「36年間に及ぶ、日帝の悪辣な植民地支配」、ということですが、それらの多くは歴史的事実を無視し、彼ら自身が「そうだったと思いたい歴史」でもあります。

なぜ韓国が過去にこだわるのかについては、さまざまな論者が議論をしていますが、個人的にもっとも腑に落ちる説明は、こんな記述です。

日本の謝罪問題についても一言言っておきたい。日本は韓国に対してすでに十分すぎるほど謝罪したし、これからも謝罪しつづけなければならないだろうが、それらは結局、無駄である。なぜなら韓国がそもそも憎んでいるのは、日本人ではなく、日本の統治に抵抗せずに従った、自分たちの祖父たちだからだ」。

この一文、出所は米国の政治学者で米戦略国際問題研究所(CSIS)のシニアアドバイザーでもあるエドワード・ルトワック氏のもので、出所は『中国4.0』(文春新書、2016年3月20日第1刷発行)という書籍の129ページ目です(翻訳者は奥山真司氏)。

【参考】『中国4.0

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンクより)

けだし、名言です。

日本の統治は「(36年間ではなく)35年間」でしたが、この統治が韓国にとって意図せざるものだったかどうかはさておき、少なくとも現地に駐在する日本人が恒常的に身の危険を感じるほどの組織的な抵抗がなかったことは、当時の韓国人が日本統治を受け入れていた証拠でしょう。

ベトナムは米国に謝罪と賠償を要求したのか

そして、たとえば長年に及ぶ戦争で甚大な被害を受けたはずのベトナムが米国に対し、執拗に公式謝罪や賠償を要求したりしていないという事実と比較すると、ルトワック氏の主張の正しさを間接的に証明することもできるでしょう。

「小国」であるはずのベトナムが、自力で米国に勝ったというのもさることながら、現在のベトナムでは反米感情がほとんど存在しないらしいというのも驚きです。

その証拠でしょうか、『幻冬舎GOLD ONLINE』というウェブサイトに2020年2月14日付で掲載された『ベトナムは米国寄り、中国寄り?日本人の「大きな誤解」の真相』というサイトには、こんな記述があります。

悲惨なベトナム戦争のことが印象に残っている人や、ハリウッド映画を見て、米国兵にベトナム人がいいようにやられてしまっている…というようなイメージを持っている人は、『米国のことをさぞかし憎んでいるだろう』あるいは『表面的にはいい顔をしているが、腹の底では嫌っているのではないか』と思うかもしれないが、実はそうではないようだ。

同サイトによると、ベトナム人は「極めて柔軟で現実的な思考をする人たち」であり、「『自分たちの生活を向上させる経済的発展のためにどうすればよいか』という視点から、過去のしがらみに捉えられることなく合理的選択のできる人々」だと記載されています。

この記述が正しいかどうかについてはともかくとして、現実にベトナム政府が米国に対し、ベトナム戦争の被害の謝罪や賠償を執拗に要求している、という話はあまり耳にしません。

これに加え、同記事にはもうひとつ、興味深い記述があります。それは、「先の大戦で米国に敗れた日本人についても同様のことがいえなくもない」、という部分です。

この記述もすんなりと頭に入ってきます。確かに日本政府は(少なくとも公式には)米国に対し、原爆投下や東京大空襲などの戦争に対する謝罪や賠償を求めたりしていませんし、これからも求めることはないでしょう。

ではなぜ、日本もベトナムも、米国との戦争で大きな被害を受けたはずなのに、米国に対して謝罪も賠償も求めないのでしょうか。そして、なぜ日本と自力で戦争をしたわけでもない韓国が、日本に対してルサンチマンに近い感情を抱くのでしょうか。

残念ながら、この点に関して当ウェブサイトとしては、「客観的事実として証明された確たる答え」を持っているわけではありませんが、やはりこれもルトワック氏のいう「抵抗しなかった父祖に対するやり場のない怒り」が日本に対する逆ギレという形で出ている、という説明が、すんなりと受け入れられるのです。

いずれにせよ、たとえば「中国や北朝鮮を敵視しないくせに、日本を敵視する姿勢」など、韓国の「国家としての首尾一貫性のなさ」の事例はいくつかり、これらについてはじっくり研究してみても面白いテーマかもしれないと思います。

ムービング・ゴールポスト論

ただ、韓国の首尾一貫性のなさについて、日本との関連に焦点を絞るならば、そのわかりやすい事例のひとつが「ムービング・ゴールポスト」論であることは間違いありません。

これは、その名のとおり、「韓国がゴールポストを自分でヒョイヒョイ動かすこと」を指します。日本語では「後出しじゃんけん」と呼ばれたりすることもありますが、1965年の請求権協定で最終的かつ完全に解決されたはずの請求権問題が、後になって蒸し返されるのはその典型例でしょう。

これに関連し、産経ニュースに昨日、おもしろい記事が出ていました。

「韓国によりゴールポストが動かされる」 朝日報道は「極めて問題」慰安婦問題 外相、官房長官が答弁

―――2021/5/31 12:57付 産経ニュースより

これは、31日の参院予算委員会で、自民党の有村治子氏の質問に対し、茂木敏充外相が韓国について、次のように苦言を呈したとされるものです。

率直に申し上げて、韓国によってせっかくの(問題解決の)ゴールポストが常に動かされる状況がある」。

この「ムービング・ゴールポスト」論に関しては、昔からさまざまな人が指摘してきたものですが、それと同時に、いまや日本政府の公式見解ともなりつつあります。要するに、問題を解決したと思ったら、そのゴールポストが勝手に動かされている、というわけです。

ちなみに有村氏は慰安婦問題に関し、とくに4月27日に閣議決定された「従軍慰安婦」という用語に関する答弁書(『従軍慰安婦・強制労働は「適切でない」と政府が認める』等参照)に関しても、次のように質問したそうです。

真実にもとる情報によって国内世論が作られ、韓国世論に飛び火し、さらには国際世論で反日感情を広げ、在外邦人がさげすまれ、その子女がいじめられ、どれだけか日本の信用と国益が減じられたことか計り知れない。今さら『大手新聞社』などと匿名にする必要など全くない」。

これについて、今度は加藤勝信官房長官が「大手新聞社は朝日新聞だ」とした上で、「朝日新聞が報じていた吉田氏の証言により、あたかも強制連行があったような事実に反する認識が、韓国をはじめ、国際社会において広まったことは極めて問題であったと考えている」と答弁したのだとか。

いずれにせよ、「朝日新聞の虚偽報道により『慰安婦=性奴隷』などのウソが全世界に広まったことは極めて問題である」とするのは、日本政府の公式見解、というわけですね。

中央日報の事実歪曲

さて、この話題について、韓国メディア『中央日報』(日本語版)も今朝、記事にしています。

「韓国によってゴールポストが常に動かされる」 文政権の慰安婦対応を非難した茂木氏

―――2021.06.01 07:24付 中央日報日本語版より

全部で1300文字少々の文章ですが、途中までは有村氏の質問と政府閣僚の答弁が引用されているので、無視して良いでしょう。

それよりも本稿で注目したいのは、中央日報が相変わらず基本的な事実関係を無視したり、事実を歪曲したりして報じている、という点です。たとえば、2015年の日韓慰安婦合意について、次のように述べています。

朴槿恵(パク・クネ)政府時期に成立した2015年韓日外相間慰安婦合意は、旧日本軍慰安婦問題がこの合意を通じて最終的かつ不可逆的に終結したと宣言した。しかし、合意直後から交渉過程での被害者排除問題が取り沙汰され、謝罪表明を巡る当時安倍晋三首相の真意問題が提起された。

「朴槿恵」の読み方について、正しくは「ぼく・きんけい」と書くべきところを「パク・クネ」と表記しているのは、この際、不問としましょう。韓国メディアが自国民のことをどう表記するかは自由にすれば良いからです。

しかし、この文章、看過できないのは後半部分です。

「合意直後から交渉過程で被害者排除問題が取り沙汰された」だの、「安倍総理の謝罪表明を巡る真意問題が提起された」だのと書かれていますが、このように後になってから難癖をつけること自体が「ゴールポストを動かす行為」です。

そして、自国政府、自国社会が「ゴールポストを動かしている」ことを中央日報が咎めず、記事でこのように書くこと自体、「中央日報自身がゴールポストを動かしている」のと同じではないでしょうか。

さらに呆れるのは、主語のない、次の記述です。

その余波を受けて合意に基づいて発足した『和解・癒やし財団』が2018年11月に解散するなど、被害者が反発する中で、合意は事実上効力停止状態に陥っていた」。

「その余波を受けて、慰安婦財団が解散した」という書き方、非常に卑怯です。まるで「自然現象・不可抗力」で解散せざるを得なかったかに読めてしまいますが、これは実態を適切に示した表現ではありません。

正しくは、「韓国政府自身が、自らの判断において、主体的にゴールポストを動かし、約束を破って慰安婦財団を解散した」のです。

中央日報も報道機関を騙るなら、まずは自国政府がゴールポストを動かしたこと、約束を破ったことを咎めるべきですし、そのことをせずにまるで不可抗力で慰安婦財団が解散に追い込まれたかのように書くこと自体、極めて卑怯です。

韓国問題は主体性のなさに尽きる

ただし、上記の中央日報の記事を読んで、ふと浮かんだのが、「首尾一貫性がないこと」とは、「主体性がないこと」と密接に関連しているのではないか、という仮説です。

中央日報を含めた韓国メディアは、まるで自国の反日感情が「コントロールできないもの」であるかのごとく取り扱っているのですが、全然そんなことはありません。主体性のある国であれば、自国の感情を自分自身でコントロールし、克服しなければなりませんし、普通の国であればそれができます。

たとえば、慰安婦財団を解散してしまったことについても、「わが国としては日本との慰安婦合意は意味がなかったと考える」、「今後、慰安婦の救済はわが国の問題だから日本は口出しをするな」、などと述べて10億円を返金するならば、話はわかります。

この場合は、「自分たちの責任において、自分たちで慰安婦財団の解散を決断した」というわけですから、私たち日本国民には何も言えなくなりますし、韓国の国内問題として処理するのならば、「どうぞご勝手に」としかいいようがありません。

つまり、韓国の場合、「自分たちで決断し、その結果についての責任を負う」という覚悟が根本から欠如していると思わざるを得ないのです。慰安婦合意を巡るグダグダも、結局は国家としての覚悟と能力のなさに起因する現象であり、一事が万事、この調子、ということではないでしょうか。

いずれにせよ、あまりきついことは言いたくなかったのですが、やはり私たち日本人は、韓国を「いっぱしの独立国」として、敬意をもって対等に扱うこと自体が間違っていたのではないかという気がしてなりません。

今後、韓国との交渉については、日韓2ヵ国で密室状況で行うのは極力避け、国際社会(とくに米国)の目を介在させながら、「多国対韓国」という構図で接するしかないように思える次第です。

新宿会計士:

View Comments (39)

  • 所詮“くに”は“ひと”の集合体でしかないのだ、とシミジミ感じ入るばかりなりけり

  • MS-V好きなガノタは「高機動型ゴールポスト・ジョニー・ライデン専用機」とか設定を妄想したニダ

    • 06はモッタイナイにだ
      「ヅダ」ならぬK-MSV「ニダ」にだ

    • 高機動型は本当にカッコイイデザインでした。
      黒いのが発表された時の衝撃は凄かったです。
      プラモがまた良かった。
      懐かしい思い出です。

  • 以前どこかで読んだ話。
    「北朝鮮が魔改造した共産主義を「主体思想」などという仰々しい名前で呼ぶのは、歴史上、朝鮮民族が一度たりとも主体性を発揮したことなどないからだ」
    とても腑に落ちる思いを感じたことを記憶しています。韓国左派が従北と言われるのも、政権の正統性もさることながら、北が「主体」を掲げている点にもあるのかもしれません。

    韓国の場合、今のところ主体思想の恩恵に浴していませんし、そもそも半万年の間主体性というものを持ったことがないので、「主体性?なにそれ美味しい?」となっているように見えます。つまりは、その刹那刹那で如何にしてご主人様の棒を食らわないようにするか、という発想しかできないのだと言っても良いでしょう。そこに論理的一貫性とか、因果関係などというものが介在する余地などありません。
    だから韓国では誰も不思議に思わないのです。ただ、侮辱されているということにだけはとても敏感なので反発してみせますが、自分たちの何が問題なのかというところまでは考えが及びません。そもそもゴールポストを設置した覚えのない相手に、ゴールポストを動かしたと言って非難しても、何も響かないのです。

  • 韓国のゴールポストは「戦犯国である日本が被害国である韓国の隷属国となり、未来永劫謝罪と賠償をし続ける事」なので、諸々の条約や合意は全て「ゴールポストへの通過点」なのかな?と思います。

    韓国人は基本的に他人を上か下かだけで考える、という趣旨の事を聞きますし、韓国は他国は宗主国か隷属国かなんでしょうし。

    • 韓国の「ゴールポスト」って、論理的・理性的な皆様が考えているモノと違っていて、「韓国は上位の正義に満ちた国家・民族であり、日本は下位の劣った国家・民族であるので日本は過去現在未来永劫に韓国の思い通りになるべきである」と言う「大前提=結論」じゃあないですか?

      つまり、「韓国の視点」では、その不動の「ゴールポスト=大前提=結論」を維持する為に『現状認識』、『事実検証』そして『論理的整合性』を全部『可動部位』にしているワケです。

      言い換えると、

      大前提→仮説→実験→検証

      という自然科学・実証主義の流れにおいて『大前提を無理やり成立させる為』に、「仮説」、「実験=現状の観察」そして「検証」を全て都合の良いように弄るワケです。

      普通の文明人から見れば、そんな混沌とした思考行動様式は「ゴールポストを動かす信用ならない野蛮人のすること」と認識されるでしょうが。

      • 野人 さん

        そうですね。

        ウリナラファンタジーとかウリジナルとか、韓国人の精神世界では「歴史的事実」よりも「正しい歴史認識」が上位に置かれている事とかが、その考えにつながると思います。

        幻想世界というか妄想世界の住人ですよね…。

  • 要するに、韓国の問題って、自分たちの祖先たちの情けない過去を全く克服できてない。この一点なんですよね。日本は絶対になにも悪くない。100パーセント韓国自身の問題。

    この問題の解決は将来的にも無視しかあり得ない。遠い未来に自分たちの問題に韓国自身が気づいて克服するしかないのです。日本から終結させる手段はありません。何かおせっかいして彼らに教えようとも、絶対に聞く訳がないのです。

    無視戦略に対して「国際社会の目が・・・」とか主張する向きもありますが、これ自身完全に韓国と、世界になぜが広がる韓国人コミュニティが作り出す幻影に過ぎません。本気で日韓両国人以外の誰も日韓関係なんて興味など持っていないのです。まあ、ごく稀にそう言うの興味あって調べてる人がいるくらい。「国際社会」ではないのです。

    彼らのためにも、「追い払って無視」をしなければなりません。間違えても交渉などしてはいけない。ワールドカップの招致から、慰安婦合意やら、ユネスコ世界遺産やら。交渉してしまったが為の悲劇です。

  • 「ゴールポストを動かす」などと遠回しの表現はやめて、「問題が解決すると、たかれなくなるので困るのだ」と直截的に言った方が日本国民にも伝わると思います。K-POPやら韓流に浮かれている人々に韓国とはどういう国かもっと知らしめるのは今でしょう。外交問題があっても国民同士は憎しみあってはならない等の一般論で日本に韓国の真の姿を伝えるのを阻止しようとする勢力(主にマスコミ)がいますが、そのために日本が実害を被っていることも伝えようとしません。
    対策を取ろうとすると、野党が全力で足を引っ張るしで、この国は反日勢力にいいようにコントロールされています。

    • そうとも言えなくなっています
      何故なら、年々反感感情は高まっているからです
      kpop好きなどはごく一部ですし、多くのファンも国と文化は別のスタンスで韓国を嫌っている人はかなり多いです

  • 普段から「言い訳」「その場しのぎ」「つじつま合わせ」ばかりをしてきたことが思考の癖となり、かつ周囲の大人も権力者もそうしていて社会全体を支配する文化となっている。
    先の台湾へのワクチン供与に中国がキレるのも似たような感じ。
    それゆえに「論理的な思考」「長期的な関係性と利害」「ゆるぎない価値観・ビジョン・哲学」みたいなものがない。
    主さんが足りないといってる「主体性」はそういう一貫性かなと。
    「パリパリ精神」みたいな点では一貫してるけど(悪い意味で)、そういうのを「主体性がある」とは言わないんですよね。

  • リクエスト曲をかけて頂きまして、ありがとうございました。
    リクエストした割に、コメント遅くなりましたm(__)m

    考えているうちに、韓国の問題が凝縮されている記事の様に思えてならなくなり、話が纏まらなくなりました。

    事実歪曲は、新宿会計士さんが言うような事実では、韓国が悪くなってしまいますので、朝鮮脳は自分に都合の良い様に変換します。
    これが「朝鮮脳による韓国の真実への変換」で、それは、
    合意を守らない為の屁理屈
    最大限の利益を上げるため
    自分の道徳的地位を高める為
    など、事実とは別に存在します。

    >「自分たちで決断し、その結果についての責任を負う」という覚悟が根本から欠如していると思わざるを得ないのです。

    責任についての考え方、約束についての考え方の違いだと思います。
    東亜にとって約束は、自分に都合の良い部分は相手が守り、悪い部分は守らなくて良い。責任も相手が取る物で、自分に責任は無いという物です。

    これらの朝鮮脳の特徴、価値観を踏まえずに、日本の価値観で理解しようとすると、新宿会計士さんのような結論になるんだと思います。

    時間が掛かった割に、つまらないコメントでm(__)m

    • > 東亜にとって約束は、自分に都合の良い部分は相手が守り、悪い部分は守らなくて良い。責任も相手が取る物で、自分に責任は無いという物です。

      少なくとも文革前の中国はちょっと違うように思います。中国は2000年以上前から、それなりに商業が存在していた国です。今も昔も、商業はある程度「信用」という概念がないと、上手く機能しないだろうと思います。同時に、「対等」という概念がないと、「等価交換」は機能しません。
      しかし、朝鮮では李朝末期に至るまで、事実上商業は存在しませんでした。末端レベルでの物々交換はあったでしょうが、「信用」に基づく交易は存在せず、ただ収奪と貢納とがあっただけです。これでは「信用(約束を含む)」とか「対等」とかいう概念が発達するはずはなく、政治的な立ち回りばかりが残されることになります。
      そのように考えると、韓国では、責任とは取らされるものであって、決して担うものではないというのも、すっきりと理解できるように思います。

      中国も文革で伝統的価値観の多くが破壊されたらしいので、現代中国はかなり無茶苦茶ではありますけど、韓国とはいっしょくたにするべきではないと思っています。

      • 龍さま
        そうですね。
        「対等の概念が無い」は、重要なポイントで抜けてました。
        今回のコメントは、駄作ですね。
        やり直しはしないニダ。
        その内、頭で纏まるでしょう。

  • 日本政府は韓国のインチキ歴史問題に、完全に対決姿勢に入ったと考えて良いのかな?
    ここまで焚き付けたのなら、絶対に折れるなよと言いたいね。
    お手並み拝見。

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