慣例だと1日2ヵ国の信任状捧呈式が実施されるはずだが…
本日の「速報」です。新任の外国大使が正式に外交活動を始めるために必要となる「信任状捧呈式」と呼ばれる行事が、本日、実施されました。これによりアイスランドの大使が天皇陛下に信任状を奉呈しました。
外交の世界では、「特命全権大使」は駐在国(接受国)における外交使節団の長として、自国民の保護や外交交渉などの任務にあたることとされており、また、さまざまな外交特権を付与されている人物でもあります。
日本の場合、ある人物が日本政府から正式に「特命全権大使」と認められるためには、天皇陛下に信任状を捧呈しなければなりませんが、このための儀式を「信任状捧呈式」と呼びます。逆に、この信任状捧呈式が終わるまでは、その人は「次期大使」のままだ、ということです。
外務省ウェブサイト『駐日各国大使リスト』には、現在の外国の駐日大使に加え、「次期大使」として日本に赴任してきたものの、天皇陛下への信任状捧呈がまだ終わっていない人のリストも掲載されています。4月1日時点で次のとおり8名が待機中です(便宜上、番号を振っておきます)。
外務省「次期大使」リスト(2021年4月1日時点、敬称略)
- ①アイスランド→ステファン・ホイクル・ヨハネソン
- ②韓国→姜昌一
- ③アルゼンチン→ギジェルモ・フアン・ハント
- ④アルメニア→アレグ・ホヴァニシャン
- ⑤ブルガリア→マリエタ・ペトロヴァ・アラバジエヴァ・デ・デスカルシー
- ⑥ケニア→タブ・イリナ
- ⑦英国→ジュリア・ロングボトム
- ⑧トルコ→コルクット・ギュンゲン
これらのなかには、来日してすでに3ヵ月近くが経過する人物も含まれているなど、信任状の捧呈は最近、遅延気味です。やはり、新型コロナウィルス感染症蔓延に伴い、信任状捧呈式自体が慢性的に遅延しているからなのでしょうか。
こうしたなか、以前も紹介した宮内庁のウェブサイトに公開されている昨年までの信任状捧呈式の実施実績に関する情報によれば、わが国における信任状捧呈式は1回(あるいは1日)あたり2ヵ国の大使について実施されていることが確認できます。
ところが、本日の信任状捧呈式は、次のとおり、「待機リスト」の一番上にいるアイスランドの大使に関してのみ実施されました。
駐日アイスランド大使の信任状捧呈
―――2021/04/08付 外務省HPより
調べた限り、信任状捧呈式が1日あたり1回しか行われなかった事例は、少なくとも令和に入って今回が初めてであり、また、数年遡って調べてみても、同様でした。
これにより、待機者リストの②の韓国が①に繰り上がったことは間違いありません。いったい何があったのか、非常に気になるところでもありますね。
これについては詳しい内容が判明次第、必要に応じ、当ウェブサイトでも再度取り上げるかもしれません。
View Comments (20)
> ②の韓国が①に繰り上がったことは間違いありません
ドタキャンしたんだから、最後に戻って並らび直しでは ?
少なくとも閣議で承認したとされるほか2名(推定③④)に関しては先に行われるでしょうね
1ヶ国だけの奉呈式。なんでなんでしょーねー
閣議報告によると後2ヶ国分の奉呈式もじき行われるみたいですし
駐日大使のリストがどう変化するか。楽しみですね。
あれ?スウェーデン大使の奉呈式は1日1ヶ国では?と「各国大使リスト」をみてそう思ってたのですけど、なるほど、同時にやったミャンマー大使が既に次の大使に代わってたからリストにいなかっただけですね。
なるほど、1日1ヶ国のみ奉呈式というのは過去数年ない異例なことなのですね。
天皇陛下の御公務も予定がきっちり決まってるので、1日2ヶ国の前例は出来るだけ守りたいはずですよね。
東京駅から馬車で皇居まで向かう奉呈式は大使にとって最も晴れがましい瞬間です。日本も外国からの大使を最高の礼遇でもって迎えるわけです
それを韓国は「足の怪我」とか言ってドタキャンするなんて礼儀知らずにもほどがありますね(一部報道によると)。別に足の怪我くらい車椅子でいいじゃないですか。
これって、韓国がよく言う「外交欠礼」じゃないですか?
嫌がることをどうどうやって日本を困らせてやる気満々のどや顔で乗り込んできたが、逆手を取られて自縛となり、今や抜き差しならない状況。恥をかかされ続けるという針のむしろに座らされ、石を抱かされた、気が付いた時には手遅れだった。そうゆうことですよね、きっと。
当方は次期某氏が手ぶらで来日した可能性をまだ疑っています。
はにわファクトリー 様
>逆手を取られて自縛
そんなしおらしいタマじゃありませんて。
「脚のケガだって言って、日王との『面談』を断ってやったぞ、ウエーヘッヘ」
って処じゃないんですか。
>「待機リスト」の一番上にいるアイスランドの大使に関してのみ実施されました
外務省では、2か国同日開催を予定してたにも関わらず「韓国大使枠は閣議決定されなかった」ってことなのでしょうか?
韓国側の行為が「(メンツを保つための)断られないうちの辞退」であるのならば、日本側から辞退勧告(アグレマン撤回=非公開)がなされたのかもですね。
もしそうならば、彼は健康上の理由により帰国することになるのでしょうね。
【日本を、とりわけ日本の”極右政権”を困らせてやれ】と言う事でごり押しして来た事が何故か上手く行かない。文在寅大統領や閣僚は下問するのではないか?【何故ウリの策が思う様に日本で効かないニカ?】と。
今回の大使人事は異例続きでした。韓国の政権では異例の意味がわかって居なかった。アグレマンは両国外務省のすり合わせの上に内諾が出て大使選任が本国で公表される。それを飛び越えても構わないと韓国革新政権は思い上がった。
これはトランプ大統領訪韓時の慰安婦婆のサプライズ登場とハグや独島エビ料理でもやらかした事です。自衛隊隊員と仲良くなったら記念写真に竹島問題の自国側主張の横断幕をコッソリ掲げて自衛官のメンツを潰す。カーリング女子のモグモグタイムに日本から盗んだイチゴを出してそのシーンを国際中継させる。友好親善のWBC野球で、たまさか勝利したらマウンドに自国国旗の小旗を立てる。これは韓国人の特徴と言って良いパターンだと言えます。全部同じ。友好と親善と相手が思い込んでいる正にその時に相手の顔に泥を塗る行為を混ぜる。
そうする事が韓国流なのです。これが情のある、馴れ馴れしさであり、彼ら流のマナーなのです。こちらがすると激怒するけれど。殴って殴られてそれが情なのです。怪我したら被害者サマになろうとするけれど。そうして一生カサにかかって相手にたかって生きていく事こそ情なのです。
何故かそう言う関係性が嫌で国外移住帰化する朝鮮人が増え、流入帰化する外国ルーツの韓国国民を遥かに上回るのですが。それもこれも情なのです
更新ありがとうございます。
「日本を困らせてやれ」のつもりで厚かましく横紙破りでやって来たものの、日本がガンとして無視するから、抜き差しならぬ状態。
次期1番との事ですが、次はアルゼンチン、アルメニアでしょう。足の怪我は本国帰国後、本格的に治せば良い(笑)。
次回の信任状捧呈が見もの
②韓国→姜昌一
③アルゼンチン→ギジェルモ・フアン・ハント
④アルメニア→アレグ・ホヴァニシャン
②③の二名なら日本外務省、宮内庁廃止
③④の二名なら日本外務省、宮内庁存続
文春あたりが
「新大久保の商店街で颯爽と歩いて買い物をする姜昌一次期大使を目撃」
とか書いてくれたら面白いのに
何となろうと、アグレマンを出した時点で日本の負けです。