昨年7月に日本政府が発表した輸出管理適正化措置に対抗するため、「ノージャパン運動」などを仕掛けて来ている韓国で、本日、「韓日産業技術フェア」が開催されています。韓国メディア『中央日報』によると、主催した韓国政府・産業通商資源部の次官補は「両国関係は厳しいが、韓日両国の経済交流と協力は揺らぐことなく続かなければならない」などと述べたそうです。そんな韓国を輸出管理上の「グループB」に設定している日本政府の姿勢は、むしろ甘すぎるのではないでしょうか。
韓日産業技術フェア「韓日関係厳しくも協力は続けるべき」
本稿は、ちょっとしたメモです。
現在、輸出管理についてまとめているついでに発見したのが次の記事です。
韓日産業技術フェア開催…「韓日関係厳しくても協力は揺らぐことなく続かなければ」
韓国産業通商資源部が主催し両国の産業技術協力財団が共同で主管する「韓日産業技術フェア2020」が5日午前9時にソウルのロッテホテルでオンラインにより開催された。<<…続きを読む>>
―――2020.11.05 11:53付 中央日報日本語版より
韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、韓国政府・産業通商資源部が5日、「韓日産業技術フェア」なる行事を主催した、というものです。中央日報によれば、この行事は2008年に始まり、今年で13回目なのだとか。
また、今回の「技術フェア」の付帯行事として、「韓日ビジネス商談会」、「技術指導マッチング相談会」、「韓日協力セミナー」などが開かれるのだそうですが、正直、なかなか、理解に苦しむ行為です。
現在、韓国は日本を「不当な輸出規制をしかけてきた」として世界貿易機関(WTO)に提訴したり、国を挙げて「ノージャパン運動」を展開したりしていますが、そのような敵対的行為を仕掛けて来ておきながら、よくこんなフェアを開催することができるものだと呆れてしまいます。
ただ、韓国の側が「韓日双方のために協力が必要だ」と言って近づいてくるときには、たいていの場合、「利益を受けるのは韓国のみ」、というケースが非常に多いことも事実であり、その意味では、「ノージャパン」を仕掛けながらも日本に技術を依存するというのは、べつに彼らにとって矛盾はないのかもしれません。
安全保障上、韓国は「仮想敵国」
ただ、こうした「感情面での呆れ」もさることながら、より深刻なのは、安全保障との関わりです。
技術や産業の複雑化、社会の電子化などの事情に照らすならば、経済や産業のつながりは安全保障とセットで議論しなければならない時代が到来しているといえます。こうしたなか、韓国に対して技術移転を伴う交流を積極的に実施して良いのかについては、きちんと議論すべきでしょう。
考えてみればわかりますが、日本は現在、北朝鮮と向き合わなければなりません。その北朝鮮は、自国民を抑圧し、核兵器やミサイル、大量破壊兵器を開発し、日本人拉致事件の解決を頑なに拒み続けている無法国家でもあります。
韓国はその北朝鮮に対し、国連安保理経済制裁の部分緩和を呼びかけたり、朝鮮戦争の終戦宣言を画策したりする国です。その意味では、日本から見れば韓国は「北朝鮮の犯罪を幇助している共犯者」のようなものだという言い方もできます。
さらには、中国が武力により国境線を変更しようと試みていることに対し、「法の支配」に基づく国際秩序を守らせるべく、現在、日米豪印(クアッド)などが中心となって「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想を推し進めています。
韓国はこのFOIPにかたくなに参加しようとしていませんし、それどころか中国に対し「三不」(THAADを追加配備しない、米国のミサイル防衛システムに参加しない、日米韓を軍事同盟に発展させない)を誓うなど、むしろみずから積極的に「中国の傘下」に入ろうとしているフシがあります。
それなのに、中央日報の報道によれば、この日の行事には冨田浩司駐韓日本大使や日韓産業技術協力財団の佐々木幹夫理事長らが参加したそうですが、正直、彼らの安全保障に対する意識の低さ、国家観の欠如には呆れます。
早晩、対韓輸出管理はさらに厳格化すべき
日本にとっての韓国は、かつてのような「共産主義国に対する防波堤」としての役割を期待する相手国ではなくなっていますが、それだけではありません。
韓国はいまや、国際法に違反する判決を下して日本企業の資産を勝手に没収して換金しようとする無法国家となり果てましたし、北朝鮮や中国の無法を食い止めようとしないばかりか、むしろ「共犯者」として日本の安全保障を脅かす国となったのです。
そのような国を、輸出管理上の「グループB」という優遇対象国のままで置いてこくことが妥当だとは思えません。むしろ、韓国と取引のある日本企業に警告を与える意味でも、最低でも「グループC」以下に今すぐ落とすべきだと思うのですが、いかがでしょうか。
View Comments (19)
更新ありがとうございます。
「韓日産業技術フェア」、、、私には「韓国によるタカリフェア」に聞こえます。今さら何で南朝鮮に協力しなければならないのか?貴国は何百回も日本を踏み台にして成長して来た盗っ人大国だろうが。
「韓日関係が厳しい時期だが両国関係の経済交流と協力は揺らぐことなく続かなければならない」(嘲笑)。阿呆!朴次官補、本気で言ってるとは思えんが。「つまんねーな。日本相手の仕事より、米国か中国相手の方が出世に繋がるのに」と思ってるんだろう。
こんな催し、日本大使館から行く必要ナシ!韓国人と在日だけでやれ。来年から無しな。
毎日の更新御疲れ様です。彼らの言う「技術協力」とは旧来からの日本からの一方的な「技術提供」の事でしょうね。現在の日韓関係を故意に認識せずに「クレクレ」状態ですね。100対0理論で逝けば、言うだけなら無料であり損はなしです。
朝鮮人による、日本技術のパクリフェアのことですね。
「日韓産業技術フェア」=「日本技術パクリフェアー」
パク・・・朝鮮人の姓、朴(パク、朝鮮語: 박)
リ ・・・朝鮮人の姓、李(り、イー〈韓国: 이〉、リ〈北朝鮮: 리〉
「李」は Lee、Li、Yi など多様な表記がなされている
※ご参考 最も一般的な朝鮮人の姓(特に韓国)
金・・・全体の21.6% きん、キム、朝: 김 韓国の人口の約2割を占める。
李・・・全体の14.8% り、イー〈韓国: 이〉、リ〈北朝鮮: 리〉
朴・・・全体の 8.5% パク、朝鮮語: 박
崔・・・全体の 4.7% チェ
鄭・・・全体の 4.4% チョーンは、朝鮮人の姓の一つである。
朝鮮で5番目に多い姓
日韓で協力しよう = 日本が韓国を一方的に助けろ
⇒ 日本が韓国を助けた = 日本は韓国より弱い
⇒ 弱いやつに助けられるとは恥かかされた
⇒ 日本の助けなど必要なかった、むしろ迷惑
不思議なことに彼らの世界ではこれが成立して、助けると何故か恨みを買います。
非韓三原則とはよく言ったものです。
「助けない、教えない、関わらない」
そのうえで、嘘、事実誤認、非礼な言動には都度反論(韓国式無視)を。
リタイア37人ってどこのどいつですかね?ふざけるな!
協力ってgive&takeでしょ。しかも、しなければならない。はあ???
技術をなめんじゃねーよ。クソチョンがー。このやろー。
コント 「ギブアンドテイク」
韓「韓日は協力し合わなければならないニダ!ギブアンドテイクニダ!」
日「なんで?テイクっったって、韓国からもらうものなんてないんだけど」
韓「それでもよこせニダ!早くギブ!ギブ!」
日「あげるものはもうないよ。ギブアップ!」
とある福岡市民さま、貧乏暇だけさま
「韓国は、昔から色々な技術を日本に教えてあげているニダ。日本がその恩を返すのは、当たり前ニダ。」
と考えているでしょう。
徹底検証・韓国歴史教科書
http://www.seisaku-center.net/node/185
朝鮮脳の中では、日本側の「テイク」って、強制移住させられた在日同胞のミナサンの事では?
日本は技術ではなく、在日同胞のミナサンを韓国に「ギブバック」しましょうよ。
とある福岡市民 様
韓国の言う「韓国から日本へのギブ」とは「百済や新羅などが蛮国日本に文明を伝えた」ことを言うのでしょうね。
それが事実だったとして(確かに経典や仏像がもたらされたという記録はありますが)それは当時の半島人が立派だったのであって今の韓国人が偉いわけではありません。
先人が(そもそも今の半島人が百済人や新羅人の子孫かどうかも怪しい、少なくとも百済人は大量に日本に追いやったはず)日本に施した恩はいつまでも忘れず、近代に日本から受けた恩を忘れる図々しい民族です。
あと新羅、高句麗が存在していた時代は隋に直接遣隋使を送っており、決して蛮国などではありませんでした。
だいたい半導体素材製造技術などを百済や新羅から教えてもらっていませんから。
しきしま 様へ
>経典や仏像がもたらされたという
これは日本から軍事力で支援してもらうための見返りでしょう。或いはみかじめ料と言うべきものです。
一方的に半島から頂いたのではありません。と思います。
(哨戒機へのレーダー照射の件も含めて、)韓国が瀬取りなどの安保理決議に違反している事実は、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなども掴んでいるので、国連の場で取り上げて、韓国も制裁することにできればいいのですが。
そうすれば、堂々と、韓国をグループDに入れることはできると思います。いずれ南北統一するのであれば、輸出管理を厳しい方に合わせることは当然ですね。
まあ、こんな事をしているんだから、舐められるはずだと思います。似たような話では、日本への就職を紹介するフェア。
韓国が、経済と政治は別だと言う「ツートラック」の技術版でしょう。
NO JAPANは、韓国が日本から物を買わないって言っているんだから、韓国と協力して日本に利益が、有る訳が有りません。
冨田大使も若い頃から、韓国に行ってましたんで、この頃特に「親韓ぶり」が、目につくように思います。
断交しようと言う人が、出てきそうですが、断交しても大使が出ないだけで、似たような事は続くんだと思います。
日本人は、そろそろ「お人好し」では、国益守れない事を覚えた方がいいと思います。
特に韓国は、なんかしてやると「恨」が、増えるんですからね。
日本の経営者は経営の仕事が多忙で、自分で外交情報を調べて回ることはめったにありません。ファーストリテイリングの柳井さん典型例ですが、経営者としては有能でも、案外に情報弱者です。トップが「韓国とビジネスするぞ」と言えば、企画室だの秘書室だのは、トップの意向に沿った情報しか上げません。
日韓友好、日韓技術協力などという耳当たりの良い(耳障りは悪いものです)言葉にほだされる企業はまだまだあるでしょう。
先日、日本で上場していますが社長が中国人という会社から特注品の引き合いがありました。その会社の製品はほとんどが中国行きです。
当方の社長、問答無用で「断れ」。いつもはコンセンサスが、どうこう言って会議が長いのですが即決でした。気持ち良かったです。
かっこいいっす、即決社長 ...
目先の利益に惑わされて、韓国/中国に売り渡した技術が10年後には文字通りのミサイルになって日本を襲うことになるのを、いい加減気付いてもよさそうなものですが、やっぱり目の前にカネを積まれるとつい手を出してしまうのでしょう。
こんなことを続けていると、京浜工業地帯(古いね)も米国のラストベルトと同じになりまっせ。
かつてmade in chainaは粗悪品の代表でしたが、現在は安いだけでなく品質もそこそこです。多分あと10年もすれば品質、性能も日本を抜き、価格も安いものになるでしょう。