昨日、立憲民主党などの「合流新党」の代表選が行われ、大方の予想どおり、枝野幸男・現立憲民主党代表が新生党の代表にも就任することとなりました。ただ、「非公式」としながらも、代表選のネット投票では対立する泉健太氏が圧勝していたことが示されているのですが、自民党の総裁選を「国民不在」と批判していた人たちは、立憲民主党の今回の代表選をどう批判してくれるのでしょうか。
目次
新・立憲民主党の門出(笑)
合流新党にサプライズなし
まったく予想どおりの展開となりました。
昨日行われた「合流新党」の代表・党名選挙では、政党名としては立憲民主党を引き継ぐとともに、新代表には枝野幸男・現立憲民主党代表が選ばれました。
【新党代表・党名選挙】代表に枝野幸男衆院議員、党名に立憲民主党を決定
立憲民主党・国民民主党・社会保障を立て直す国民会議・無所属フォーラムの2党2グループを中心に結党する新党の代表及び党名を決定する国会議員総会が10日午後、東京都内のホテルで開かれました。衆参両院の国会議員による直接投票の結果、初代代表に枝野幸男候補が、党名に立憲民主党が選出されました。代表選挙では、投票総数149票、有効投票149票のうち、泉健太候補が42票、枝野幸男候補が107票をそれぞれ獲得。有効投票の過半数を枝野幸男候補が獲得したことを受け、海江田万里代表選管委員長は枝野候補の当選を報告しました。党名選挙では、投票総数149票、有効投票149票のうち、立憲民主党が94票、民主党が54票、その他が1票をそれぞれ獲得。新党の党名は立憲民主党に決定しました。<<…続きを読む>>
―――2020/09/10付 立憲民主党HPより
正直、あまりにも予想どおり過ぎて、却って驚いています(笑)。
代表選と党名選は、いずれも新党に参加する予定の国会議員149人のみが投票し、投票総数149票のうち枝野幸男氏が107票、泉健太氏が42票となるとともに、党名選では立憲民主党が94票、民主党が54票、その他が1票だった、などとしています。
合流新党は150人割れ
ちなみに先日の『「野党合流新党150人割れ」に感じるかすかな希望』でも報告したとおり、単純計算で立憲民主党と国民民主党の合計所属議員数は151人、野党統一会派の勢力は179人でしたので、合流した国会議員が149人に留まったという点については、見逃せない点でしょう。
というのも、今回の合流野党には、「社会保障を立て直す国民会議」から6人、「無所属フォーラム」から12人、「民友会」から2人、その他1人、合計21人が加わったにも関わらず、合流後の政党が立憲民主党、国民民主党の単純合算人数を下回っているからです。
野党統一会派の勢力・179議員の内訳
(【出所】その時点における衆参両院のウェブサイト)
立憲民主党と国民民主党の勢力(7月22日時点)(B)
- 立憲民主党…89議員(うち衆56、参33)
- 国民民主党…62議員(うち衆40、参22)
- 両民主合計…151議員(うち衆96、参55)
(【出所】その時点における両党のウェブサイト)
今回新たに成立する「立憲民主党」の勢力図(9月3日時点)
- 衆議院…106議員
- 参議院…43議員
(【出所】立憲民主党が公表した「新党入党宣誓書提出者」)
もちろん、今後の集合離散の過程で、所属議員が150人を超える瞬間も到来するかもしれません。
というよりも、分裂したり合流したりするのが大好きな人たちなので、選挙のたびにどうせ集合離散を繰り返すでしょうから、現在の勢力が今後もそのまま維持されるという保証もありません(なにより、枝野幸男氏にそこまでの求心力があるとも思えませんし…)。
ややこしすぎる集合離散
もはや原形をとどめていない
ただ、「集合離散」と言い始めると、それを追いかけるのも、なかなか大変です。
2009年8月の衆議院議員総選挙では、麻生太郎総理率いる自民党が惨敗し、当時の鳩山由紀夫代表が率いる民主党が圧勝しましたが、その当時の民主党はその後、バラバラに分裂し、また一緒になったわけですが、その過程でさまざまな政党、政治勢力が近寄ってきました。
余談ですが、民主党は鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の各元・前首相と3代にわたって首相を輩出しましたが、政権の実務担当能力が皆無だったばかりか、デタラメすぎる仕事の数々により、日本をそれこそ滅亡寸前にまで追いやったのですが、野田政権末期の民主党も大変なことになっていました。
それはさておき、民主党は2009年8月の総選挙で300を超える議席を獲得したわけですが、政権を失う直前の2012年7月には、小沢一郎・元代表ら52人が離党届を出して分裂しています。
小沢元代表ら52人が離党届提出 民主党が分裂/衆院40人、参院は12人
―――2012/7/2 13:49付 日本経済新聞電子版より
ただし、民主党自体が2012年12月の総選挙で獲得議席数が直前と比べて約4分の1の57議席に落ち込む大敗を喫していて、壊滅に近い打撃を受けています。その後は少しずつ議席を回復したものの、民主党は2016年に「民進党」に看板を掛け変えています。
その一方で、「みんなの党」の江田憲司氏が結成した「結いの党」が「日本維新の会」に近づき、分裂した同党の橋下徹氏のグループに近づき、「維新の党」を結党後、さらにその「維新の党」が2016年に分裂して民主党の後継政党である民進党に合流した、などの流れもあります。
そして、その民進党は2017年9月の衆議院解散直後に分裂し、小池百合子・東京都知事が率いる「希望の党」に丸ごと合流しようとしたものの、小池氏が「排除の理論」を持ち出したために、はじかれたメンバーが立憲民主党を結党。
「希望の党」はその後、参議院議員のみが残留していた民進党と合流して国民民主党を結党したものの、今回、国民民主党が分裂して片方が立憲民主党に吸収された、というわけです。もはや原形をとどめていませんが、それでも彼らが民主党の悪しきDNAを受け継いでいることだけは間違いありません。
政党ロンダリング?看板の掛け変え?
ただ、当ウェブサイトとしても、過去の「民主党→民進党→(国民民主党と立憲民主党に分裂)→再び立憲民主党として合流」、という経緯をまとめているのですが、とにかく集合離散が激しく、最近だと2016年以降は大型国政選挙のたびに、政党名が変わってしまっているような印象すらあります。
民主党とその残党のおもな政党名の推移
- 2009年の衆議院議員総選挙→民主党
- 2010年の参議院議員通常選→民主党
- 2012年の衆議院議員総選挙→民主党
- 2013年の参議院議員通常選→民主党
- 2014年の衆議院議員総選挙→民主党
- 2016年の参議院議員通常選→民進党
- 2017年の衆議院議員総選挙→希望の党、立憲民主党
- 2019年の参議院議員通常選→立憲民主党、国民民主党
そういえば、個人的な記憶ベースで恐縮ですが、たしか安倍晋三総理大臣が選挙演説で阪神タイガースに触れ、「野球の場合は試合で勝てないからといって球団名を変えたりしない」などとして旧民主党をチクリと皮肉っていたと思うのですが、個人的にはこの説明に深く納得した次第です。
壮大なブーメラン
自民党総裁選を「国民不在」と批判しているメディア
その一方で、来週14日には、いよいよ自民党総裁選が行われます。
事前の予想では、菅義偉内閣官房長官の当選が確実視されていますが、それと同時に今回の総裁選では、安倍総理が任期をあと1年残して辞任するため、自民党の党則に従い、党員・党友の投票は実施されません。
これについて、自民党の「セクシー大臣」や一部メディアは、この総裁選を「密室政治」だ、「国民不在」だ、などと批判しているようです。
小泉進次郎氏ら若手有志、党員投票を求める 署名提出へ
―――2020年8月31日 12時09分付 朝日新聞デジタル日本語版より
総裁選「密室政治」やめて…党員投票求める署名に議員の3分の1超
―――2020年9月1日 06時00分付 東京新聞より
しかし、今回、自民党が党員投票を実施しないと決めたのには、きちんと合理的な理由があります。それは、党員・党友投票には有権者の確定や事前準備に時間がかかるためであり、安倍総理の体調悪化に伴う辞任による政治空白を最小に留める必要性が高いからです。
そんなこと、自民党にいて、しかも入閣するほどの立場にあれば、党員投票を実施すればそれだけ政治空白が長引くということを、理解していないはずなどありません。おそらく今回の小泉氏の行動は、マスメディアに取り上げられることなどを意識した、単なる悪質なパフォーマンスと見るべきでしょう。
(※余談ですが、その意味では、個人的にはこの人物、石破茂氏とともに立憲民主党にでも移籍なさると良いのではないかと思わざるを得ません。)
しかし、今回の自民党総裁選では、党員・党友の投票については省略することとされていますが、だからといって国会議員(394票)だけで決めるわけではなく、47都道府県連代表に3票ずつ割り当てられる地方票(141票)も存在しています。
しかも、この地方票の扱いは各地方組織に委ねられているらしく、今回は多くの都道府県連で「予備選」が実施され、その結果に基づいて、「ドント方式」、つまり候補者の得票に応じて3票を割り振る方式によって投票が行われるようです。
ということは、今回の自民党の総裁選でも、可能な限り地方議員の声が反映される方式ですし、また、安倍総理の本来の任期である来年9月が到来すれば、議員票と並んで党員・党友投票が実施されることは間違いありません。
その意味で、自民党総裁選が「国民不在」との批判は、あたらないと考えて良いでしょう。
どうして立憲民主党の代表選を「国民不在」と批判しないのか?
ただ、自民党総裁選を「国民不在」と舌鋒鋭く批判したメディアは、今回の合流新党の代表選こそ、それ以上に手厳しく追及しなければならないはずです。というのも、今回の合流新党の代表選は、149人の国会議員の投票のみによって実施されたものであり、地方議員の声もまったく反映されていないからです。
また、野党関係者も同じ理由で自民党総裁選を手厳しく追及していらっしゃいましたが、彼らはご自身の政党に対しても、同じように手厳しく追及しなければおかしいでしょう。
さらに笑ってしまうのが、『野党代表選「ネット投票」あなたも投票できる!』という特設ページです。
【参考】『野党代表選「ネット投票」あなたも投票できる!』
(【出所】note.comに設けられた特設ページ)
このページの設置者は不明ですが、設置の敬意等に照らし、おそらくは同党の準公式ページという扱いでよいのだと思います。そして、その理解が正しければ、彼らがこのページを設けた理由は、代表選で「国民の声が不在だ」とする批判をかわすためでしょう。しかし、それが結果的に「藪蛇」になってしまったようです。
このページでは、昨日時点で「非公式ネットアンケート結果」と称した最終結果が掲載されているのですが、これによれば枝野幸男氏の得票数は5604票に過ぎず、泉健太氏は39174票でこれを圧倒していることが確認できます。
【参考】『代表選 非公式ネットアンケート投票』
(【出所】note.comに設けられた特設ページ)
もちろん、こんな「誰でも好き勝手に投票できる」というアンケート結果には大した意味がない、という指摘もあり得るとは思います。
しかし、そうだとしても、「なぜこんなページを設けたのか」という疑問にぶち当たりますし、もしも「こんなのは非公式なものだ」、「立憲民主党とは無関係だ」などと切り捨てるつもりなら、「代表選は国会議員のみで実施された」という点に対する「国民不在」批判に、同党は答える義務があるでしょう。
立憲民主党の見解が楽しみですね(※どうせそんな見解など出てこないと思いますが…)。
(※ちなみにツイッター上では、「あとからしれっと『非公式』という文言を追加した」との指摘もあるのですが、このあたりについては事実関係を調べきれていませんので、当ウェブサイトとしての言及は避けます。)
タダの人になぁれ!
さて、くどいようですが、現在の特定野党の皆さんは、言葉は悪いのですが、多くの場合は「議員としての生活が一番大事!」という人たちです。だからこそ、パワハラまがいの野党合同ヒアリングなどを繰り返すのでしょう(『野党ヒアリングこそ「過労死ライン残業」の原因では?』等参照)。
ただ、今回の合流劇で、立憲民主党という巨大なゴミ箱が出現したことは、私たち日本国民にとっては朗報というほかありません。やはり、ゴミは一ヵ所にまとまっていてくれた方が、「選挙」という「国会の大掃除」の際には、わかりやすいからです。
いずれにせよ、私たち日本国民は、この国の主権者です。
次回の国政選挙では、私たちが納得できないような国会議員の皆さまには、選挙に落ちて「タダの人」になっていただきたいと思う次第です。
(※本稿で、立憲民主党をゴミ箱にたとえてしまいました。撤回はしませんが、不適切なたとえであったことについては謝罪します。ゴミ箱は街や家をきれいにする重要な道具です。そんな道具を立憲民主党のような組織にたとえてしまったことを、深くお詫び申し上げます。ゴミ箱さん、本当に申し訳ございませんでした、)
View Comments (33)
>ゴミは一ヵ所にまとまっていてくれた方が、
すぐに選挙があればいいんだけど、1年後だと、また、散らばってるかもと思っちゃうのです♪
まぁ特に根拠があるわけじゃないんですけどね♪
また散らばってるかもってなると、ゴミ箱というかちり取りかもですね。
風が吹くとフワフワと飛んでってしまうから。
ゴミ箱も分裂したり統合したり風向きによって右往左往するし、風で勝手に散らかるゴミは腐朽して自然に還るどころか拡大再生産を試みてくるし…「お客様の中に封印の魔法を使える方はいらっしゃいませんか?」
前回は「小池に放り出された」枝野に同情票が集まって、実力以上に善戦した。
今回はどう見ても「玉木をいじめる」枝野という構図なので、早い時期の選挙なら、同情票は国民民に集まると思っている。
せめて名称だけでも立憲民主党を避けるべきだったと思う。2匹目の泥鰌は居ないのじゃ無いかなあ?
(敬称略)
いつも拝見しております。(最近になってからですが)
今回の記事も大変勉強になりましたが、一点だけ単語が気になりましたもので。
記事中の「集合離散」という語なのですが、一般的には「離合集散」と表記されるものではないでしょうか。数学用語で「離散集合」というものはあるようなんですが。
重箱の隅をつつくようなで投稿すみません。
「立憲民主党は、日本市民の為の党だから、国民不在でも良い」と考えているんじゃないかな。
は、置いておいて、総選挙の妄想です。
選挙のための野合ですが、実際に選挙で恵まれるのは、元々立憲側から合流した党員だと思います。国民側から合流した衆議院議員は、総選挙で相当数が淘汰されるでしょう。玉木新党も党勢は減少すると思います。
維新の一人勝ちが、予想されますので、玉木新党は維新と組んだ方が得だと思います。
野党に限らず、生活の為に議員をやっている人間を除くと、
どれだけの人が残るのだろう?
その中のどのくらいが日本を良くしようと考えているのだろう?
自民総裁選ですら、自分の為に出ていたり、
バックアップするのが自分の出身地の利益しか考えていなかったり。
いいですか!ゴミ箱に入れたところでゴミ捨てが終わるのではないですよ。ゴミを回収してゴミ捨て場に持っていく!ゴミが散らからないようにちゃんと処分されるのを最後まで見届けましょう。
選挙で落とし、政治家人生を諦めていただくまでが有権者の仕事です。彼らにはツイッターとかで意味不明な妄言を書き散らかすだけの余生を送るという崇高な使命が待っているのです。
ゴミはさっさと焼却するとして、菅(すが)さん「将来的なことを考えたら行政改革を徹底した上で、国民の皆さんにお願いして消費税は引き上げざるを得ない」と仰ったそうで。なんか残念です。働く気、なくなりました。今日は
帰ろうかな。
すみませんが私には何故、党員投票を行う=より国民の声を反映する事 なのかが理解できません。
党員は選挙によって選ばれるのではありません。自民党によって選ばれるので間接的には国民に選ばれたと言えますが、選挙で選ばれた議員の方が国民の声を反映した存在です。
形式的にはむしろ議員だけで選んだ方が、より国民のこえを
すみません。操作を間違って途中で変な投稿になってしまいました。以下が投稿したかった内容です
すみませんが私には何故、党員投票を行う=より国民の声を反映する事 なのかが理解できません。
党員は選挙によって選ばれるのではありません。自民党によって選ばれるので間接的には国民に選ばれたと言えますが、選挙で選ばれた議員の方が国民の声を反映した存在です。
形式的にはむしろ議員だけで選んだ方が、より国民の声を反映している事になると思うのですが。
おっしゃる通り、自分も同意見です。
議院内閣制ですから、国民の選んだ議員で総理大臣を国会で選びます。
各党から総理候補の推薦も、国会議員でやればいいと思います。
しかし、党のトップ、総裁、書記長、党首は、政党団体で独自の方法で選べばいいと思います。
自民党の場合、政権最大人数の与党のトップが総理大臣候補として推薦される仕組みですが、そこが良い点もあり矛盾点も感じさせるわけです。
自民党総裁は、党員投票でもなんでも好きにしたらいい。その結果、総裁が選ばれる。そして、自民党から国会に推薦する総理大臣候補は、国会議員のみで選べばいい。その場合、総裁と総理大臣候補は、時には別人になることもあるかもしれませんが、それはそれで良いかと思うのです。
自民党という政治団体を取りまとめて強化するのが得意な人と、行政を指揮するのが得意な人は、一緒とは限らないと思うのですが。
マスコミも、それを批判する人も根本的に間違っているのですが、政党は国民の声を反映してはいけません。
もし国民の声を反映するのが正しくて、全ての政党が国民の声で代表選をした場合を想像してみましょう。
全ての党は同じ方向性になってしまいます。
そうなると議員選挙で選択する材料が無くなってしまい、困るのは国民なのです。
政党は利益代表なのだから、利害者の声だけに忠実であるべきです。
その意味で、石破とかセクシーは民主主義がまるで判ってない
更新ありがとうございます。
1年以内に衆議院議員選挙があるのでしょうが、立憲民主党は、またウチゲバで離合集散するでしょう。それで醜悪な反日野党の議員が減ってくれるなら、大変喜ばしいことです。
国家転覆を謀る日本共産党を次のターゲットとして半減を希望します。高齢支持者が多いので自然淘汰も進むでしょう(笑)。
個人的な意見です。今の小選挙区制だと得票数1位の者が議員になります。私の県は議員数が12人ですが、中選挙区制の時は5人当選でした。選挙区は5、県全体で20人以上が議員当選でした。
総数を減らすのは理解出来ます。しかしこれでは議員に当選させる為の理念なき野合が簡単に行われてます。それでも国民はよく分かっている。全選挙区の内、反日野党連合が1位(つまり議員サン)になる事はほぼありません。
ただ、私は小選挙区といっても行った事ない地域も含まれており、複数人当選の中選挙区の方が馴染みがあります。ダメ議員を助ける比例復活などセーフティネットを止めればいいんです。
同意です。
小選挙区は、自分が住む地域から国会議員を一人しか選べません。そうすると、粗大ゴミと生ゴミのどちらかを選ぶという非情な選挙になります。
例えば鳥取一区は、自民党の石破茂氏か、日本共産党の塚田成幸氏かのどちらかです。この二択なら、私は涙を飲んで石破氏に投票します。こんな状況だから、石破氏は当選し続けます。
時々「白票を投じる」ことをもって意思表示したと仰る向きがありますが、それは投票所に行かなかった事と変わりません。少しでもマシなゴミを選ぶのが選挙です。
中選挙区にして選択の余地を拡大すれば、もう少し有権者にとって満足度の高い選挙になると思います。
阿野煮鱒様
鳥取1区には保守系から刺客を送り込まねばなりませんね。
阿野煮鱒様
個人的にではありますが、白票の投票を支持しています。
過去、民主党に投票した人たちは、後日激しく後悔したでしょう(煽ったマスコミにキレていた人もいました)
投票の権利を駆使しながら投票結果の責任を取らない(白紙委任)という姿勢は、褒められたものではありません。
しかし、選挙や政治に無関心であるより遥かにマシであると考えます。
影響力においては、マスコミ・官僚・大企業経営者などの声が大きいのは確かです。
しかし、良い方向であれ悪い方向であれ、国の進む方向を決めているのは有権者自身です。
「投票したい人がいないよぅ。誰かまともな人立候補してくれないかなぁ」みたいなつもりでも構わないと思っています。
今回の安倍総理健康問題のように、だれが国(その自治体)を傾けているのかハッキリしたとしても、関心がなければまた同じ過ちを繰り返してしまいます。
世代交代で先行できるチャンスを逃してしまったなぁ、
というのが、今回の茶番の感想。
前政権で大失敗した人たちが、そのまま居座っても、
相手にされないのは当然の話なのですが、
未だにわかってないようで。
その方がありがたいので、よしよしと思っています。
あやつらに期待しているならば、別ですが。
ゴミはゴミらしくしていてくれた方が良いのです。
枝野が叫ぶ、レンポーが眉間に皺寄せて怒鳴る。
いいと思いますよ。
WindKnight.jp様 リャンピ様
福山幹事長続投や小沢(選挙対策)、岡田(党内融和)の名前まで出ています。
もともと 「プロ市民」の生活向上のため「似非政治屋」になった議員が多い立憲民主党ですが、党首がそのままで党名も同じでは合流した議員も 「プロ市民生活向上委員会」「国家の寄生虫議員」と見られるかもしれませんね。
あとは、枝野氏が記者会見をする際、後ろの壁紙に例の「まっとうな政治」を掲げて頂ければ、「単に立憲民主党議員が増えただけ?」と結論付けられるだけです。