安倍晋三総理大臣が辞任します。第1次政権の1年間、第2次政権以降は7年8ヵ月という長きにわたり、卓越したリーダーとして日本を引っ張って来られたことに敬意を表するとともに、まずは御礼を申し上げたいと思います。難病により職を辞さざるを得なくなったことについては国民の1人として残念ではありますが、潰瘍性大腸炎には新薬も出ているそうであり、また、さまざまな治療法もあるようです。まずはゆっくりとお体を休め、英気を養っていただきたいと思う次第です。
目次
安倍総理の発言
安倍総理辞任について:まずはご本人の発言を読みましょう
安倍晋三内閣総理大臣が昨日、辞意を表明しました。
記者会見の冒頭発言の全文は、首相官邸のフェイスブックにも掲載されているほか、昨日の『安倍総理の発言を「全文、そのまま」転載しておきます』でも掲載していますが、それほど長い文章ではありませんので、是非お目通しください。
あらかじめお断りしておきますが、本稿は「論考」というよりも、「新宿会計士の政治経済評論」としての独断と偏見に基づく、かなり主観的な意見だとご理解いただけると幸いです。また、「安倍が辞めて良かった」と思っている方が読むと、不快に感じるかもしれません。
この点を了承のうえ、読み進めてくださると幸いです。
「国民の皆様、8年近くにわたり本当にありがとうございました」
議論を開始する前に、ここでは『国民の皆様。8年近くにわたり、本当にありがとうございました。』と題した冒頭発言の全文を、当ウェブサイトなりに要約し、ポイントを説明したいと思います。
- 新型コロナウイルス対策、熱中症対策と、新型肺炎を発症して亡くなった方々への哀悼の辞
- 夏から秋、冬を見据えた今後のコロナ対策決定について、検査体制拡充を含めた対策の強化と、法令改正による新型コロナウイルス感染症の扱いの変更、医療機関への経営支援
- わが国を取り巻く厳しい安全保障環境への対応、とくに北朝鮮の弾道ミサイル能力の大幅な向上に対抗するための安全保障政策の新たな方針
- 今年6月の定期健診で持病である潰瘍性大腸炎の再発が指摘され、7月中旬から体調に異変が生じたため、国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣を辞任する
- コロナの感染拡大が減少傾向に転じ、冬を見据えた対応策を取りまとめることができたことから、新体制に移行するにはこのタイミングしかないと判断した
- 拉致問題、ロシアのと平和条約問題、憲法改正を成し遂げることができず、志半ばで職を去るのは断腸の思いだが、いずれ自民党として実現に向け進んでいくと確信している
…。
最後まで責任感あふれる、卓越した総理
非常に力強い発言です。
おそらくいくつかのメディアや著名なテレビコメンテーターらのなかから、「第一次政権と同様に病気で政権を投げ出した」だの、「お腹が痛くなっちゃったんだね」だのといった揶揄が出てくるであろうことは、容易に想像ができる点です。
あるいは、「連続在任日数で史上最長を更新したことで、彼自身がそのことに自己満足したので、さまざまな問題を放り出して無責任に辞めた」とする批判も、間違いなく出てくるでしょう。
しかし、安倍総理の発言を直接読んだ人であれば、安倍総理がどういう気持ちで辞職すると決断したのか、そして、安倍総理の狙いがどこにあるのかが見えてくるのではないでしょうか。少なくとも、低俗な自己満足のために辞めるのではないことは明らかでしょう。
敢えて主観的に申し上げるならば、安倍総理のこのタイミングでの辞任には、目下の課題である武漢コロナウイルスの蔓延問題について、ほぼ解決の道筋をつけることで、次期首相に「安倍が解決できなかったコロナ問題を収束させた」という花を持たせることにあったのではないかと思います。
その意味では、2007年9月に突如として政権を投げ出すように辞任したときと比べると、辞め方はまったく異なっています。
また、安倍総理は「拉致、憲法、ロシア」の3つの問題を列挙したうえで、「志なかばで職を去る」と述べたことは、これらの問題を包括的に解決するという方向性を後任の首相に託したということです。とくに憲法問題についてはこれから大きく動くかもしれません。
さらに「勝手な放言」ついでにもうひとつ言わせていただくならば、自民党の党則上は、どのみち、来年9月で安倍晋三・自民党総裁の3期目の任期が満了したはずです。現時点では4選が不可能である以上、安倍総理の任期は残り1年だったのです。
ということは、現在65歳の安倍総理が今後、数ヵ月から数年を費やして治療に専念した場合、どこかでまた日本のために力を発揮する機会が到来するかもしれませんし、極端な話、2024年9月の総裁選に出馬すれば、総理大臣として「再々登板」できるかもしれません。
いずれにせよ、今回の安倍総理の辞任劇は、けっして悲劇的なものではなく、悲観的なものではないと信じている次第です。
今後はどうなる?
後任は早ければ9月中旬、任期は1年
さて、安倍総理の辞任に対しては、史上最長の総理として長きにわたって日本を引っ張って来られたことには敬意を表するとともに、深く感謝申し上げたいと思いますし、日本国民の1人として非常に残念に感じる次第です。
ただし、「残念だ」、「残念だ」と嘆いてばかりもいられません。国政の課題は待ったなし、だからです。
とりあえずは、安倍晋三総理大臣の自民党総裁としての任期は、あと1年残っています。
自民党の党則上、本来、総裁は国会議員票と党員票により決定されますが(『自民党総裁選、石破氏の「得票45%」を巡る別の解釈』等参照)、日経電子版の次の記事によれば、「現総裁の任期中の緊急時は通常の総裁選に代わる両院議員総会で実施」が可能なのだそうです。
自民党総裁選、両院議員総会なら選出早く
自民党は28日、総裁選の方式や日程について9月1日の総務会で決定する方針を決めた。<<…続きを読む>>
―――2020/8/28 17:45付 日本経済新聞電子版より
ということは、早ければ9月上旬にも安倍総理の後任の自民党総裁(≒首相)が選ばれるということであり、その場合の任期は安倍総理の本来の任期である2021年9月までの1年間です。
後任の総理大臣にふさわしいのは?
もうひとつ、申し上げておかねばなりません。
安倍総理の辞任自体は個人的にとても残念に思いますが、それと同時に普段から報告しているとおり、当ウェブサイトでは安倍政権を無条件に評価するつもりはありません。
とくに、2019年10月の消費税等の増税という致命的な判断ミスが、武漢コロナ禍における経済問題をさらに悪化させたという側面は大きいでしょうし、国民経済が疲弊して落ち込めば、日本の国力はそれだけ削がれます。
その意味では、当ウェブサイトでは憲法改正問題と並び、経済問題、とりわけ税制の問題が日本にとって最も喫緊の課題だと申し上げてきました。今年7月に発行した拙著『数字でみる「強い」日本経済』も、結局は「国の借金問題」という、財務省が積極的に広めてきたウソを論破するという目的があります。
【参考】『数字でみる「強い」日本経済』
(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)
その意味では、少なくとも安倍総理の後任首相が増税派・緊縮派であってはならないというのが当ウェブサイトの持論であり、こうした視点からは、岸田文雄・自民党政調会長あたりは絶対に後任首相になってほしくない人物でもあります。
また、「レジ袋増税」(?)を実現した「セクシー大臣」こと小泉進次郎・環境相なども、論外でしょう(もっとも、この御仁に関しては、首相・政治家以前に、そもそも勉強不足過ぎてお話になりませんが…)。
ただ、そのほかの有力候補を眺めてみても、消費税の減税・凍結などを強力に推し進められるような政治家は、なかなか見当たりません。河野太郎防衛相、茂木敏光外相、世耕弘成元経産相などのように、国民からの支持が高い実務家もいますが、彼らの財政に対するスタンスは、いまひとつ伝わってきません。
この点、漏れ伝わるところによれば、菅義偉・内閣官房長官は消費税の増税に反対の立場だったそうですが、その菅氏自身70代と高齢です。後任首相に就任するにしても、せいぜい安倍総理の残り任期いっぱいという「選挙管理内閣」のような状態にならざるを得ないのではないでしょうか。
さらには、口では「日本は財政再建が不要である」と述べておきながら、現実には財務省が画策した増税を実現させる方向で動いてきた人物が、副首相兼財相の麻生太郎総理です。
ただ、麻生総理には消費税の増税を実現させた責任を取ってもらい、「第2次麻生政権」を発足させたうえで、自身で増税を実現させた消費税の減税を実施していただく、というのも興味深いかもしれませんね。
もっとも、麻生総理自身ももうすぐ80代と高齢であるため、もし麻生総理が安倍総理の後任として政権を引き継いだとしても、やはり2021年までの1年間限定、というかたちにならざるを得ないと思います。
解散総選挙との関係
もうひとつ、自民党総裁選を読むうえで非常に重要なファクターが、衆議院議員総選挙です。
現在の衆議院の任期は2021年10月に満了します。
一般に任期満了にともなう選挙では、与党に不利に働く、などとされています。
といっても、少なくとも戦後に関しては、任期満了にともなう衆議院議員総選挙が行われたのは1976年12月5日の第34回総選挙のみですが、このときには自民党が過半数割れに追い込まれて敗北し、当時の三木武夫首相が衆院選直後に辞任しています。
このため、2021年9月に選ばれる「新総裁」のもとで任期満了に伴う衆院選は避けたいというのが多くの自民党議員のホンネでしょうし、できればそれ以前に解散総選挙を実施すべきだ、という主張が、自民党内で強まる可能性があります。
そう考えると、9月に選ばれる「ポスト安倍」は単なる中継ぎではなく、ある程度は「選挙の顔」としても国民に訴えかけることができる人物であるべきだ、という視点も出てきます。
自民党は「冒険」できるか?
こうした視点から、当ウェブサイトとしては、自民党がこの降ってわいたような「安倍辞任」を契機に、冒険できるかどうか、注目したいと思います。
もし安全策でいくのなら、麻生太郎総理か菅義偉官房長官あたりが1年間限定で首相職を引き受け、来年9月の総裁選まで1年間かけて本格的な後継者のレースを実施し、自民党内や国民の世論の醸成によって、満を持して本格的な後継者が選ばれる、という流れが自然です。
しかし、このシナリオだと、「中継ぎ首相」のもとで衆院の解散総選挙に踏み切ったとしても、自民党は苦戦を強いられるかもしれません(※といっても、最大野党が立憲民主党ですので、今の自民党の敵ではないかもしれませんが…)。
自民党が今年9月の総裁選で、思い切って総裁の若返りを図り、その新総裁(=新首相)が勢いに乗ってこの秋に解散総選挙に打って出る、というのは、自民党にとってはひとつの冒険といえるでしょう。
いずれにせよ、このあたりは来週以降の重要な着眼点であることはまちがいありません。
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記者クラブ制度とか、総理の国会審議に関しての出席制度とか、これを機に改める必要があると思います。
epicurian様
ご病気の総理を立たせて、なぜ、頭以外は健康な記者が椅子に掛けている・・・。異様な光景です。
そして、他の記者の質問内容を一切聞いていなかったように繰り返される同じ質問。
これと同じ光景は国会中継でも拝見しております。
日本の病理と思えます。
次の月曜日の朝をまったく新しい政治風土のもとで迎える絶妙な決断タイミングだったと高く評価しています。日本国の選択肢はより広まりました。足でまといで後ろ向きな過去の亡霊たちをこの機を逃さずほうむり去り、眼前に展開する危機に毅然と向き合う覚悟を今こそ固めようではありませんか。
立憲民主党の石垣のり子参院議員は28日、自身のツイッターで、持病の潰瘍性大腸炎を理由に辞任を表明した安倍晋三首相に関し「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿した。
あまりにも酷い!これが仮にも国会議員としての意見か?良識を疑う!江川紹子もそうだが、はなから「政府は国民の敵」みたいな発言はやめて頂きたい。あとから回復を祈る、みたいな事も言ってるようだが単なる付けたしだ。辞めるのは貴方のような人だ。
れいわ新撰組に喧嘩を吹っかけているのでしょうか?
このような人物が
弱者ガー
ヘイトガー
と叫んでも信用できないですよね。
自身は「大事な時に失言をする癖がある危機管理能力のない人物」になってしまってますね。
国民の役に立つことは何一つできないんだからさっさと辞めていただきたいです。
安倍総理お疲れ様でした。
任期途中での辞任は断腸の思いと察します。
まずは養生に努められ、健康を回復されることを願っています。
そうすれば3度目の大任が待っていることでしょう。
それと靖国参拝も忘れないでほしいです。
もうすぐ秋の例大祭です。
記事更新ありがとうございます。安倍総理のこれまでの"忍耐"するところはしっかり忍び攻める所は攻める手腕、勿論人間ですので万事満点とは行きませんが、その功績の大きさは昨日のニュースの後の株価の低下が物語っていると思います。
流石に昨日は旅先でしたが自称国民放送が同報道するか見ておりました。上げざるを得ない業績を上げつつも要所で憲法改正、コロナ、日韓関係を引き合いに出し批判していて相変わらずの姿勢でしたが。凄いのは21時付近で登場の我が国の最高学府の教授。前回の辞任の反省を生かさず健康問題を解決出来なかった虚弱総理、とバッサリでした。件の野党議員もですがどうも政治云々以前に人間とは何かお勉強し忘れてしまってますね。学歴高い方々はお忙しいから仕方ないのでしょう。
自分はTwitterやってますが周りでも稀にそうした非常識な話してるのいるのでブロック対象に。中には急に寂しがってるアベガーさんいてもにょってもおりますが…
健康だけど能力のない人間が総理になるより、持病を抱えているけど優秀な人が総理になった方が良い、良い事例だよね。
病弱だとディスったって、歴代最長なのが事実。
こんなディスり方する奴って頭のネジが外れているだけ。
総理大臣 菅さん
副総理兼外務大臣 安倍さん
でいかがでしょうか。
とんちんかん様へ
菅さんでは実務能力に問題はないでしょうが、
アイヌ問題とその権益に繋がる韓国との関係が問題になります。
発言に問題があっても麻生副総理の方が、国際関係を考えてもよいのでは。
個人的に麻生さんは、歯に絹着せない人柄が好きなのですが、政権交替をさせた方というのが気になるんですよねぇ。
次回選挙において、憲法改正ができる体制であることを考えると規定路線はキープして来年9月まで持っていかないといけなくって、選挙の顔になれる(なれる人が居なくても維持できる)顔触れが大切だと思うんですよね
とんちんかん様へ
何にせよ、地方人気が高いからと言って石破茂になる。
石破茂の裏切りの歴史
これが最悪です。
コロナ対策、憲法は誰が成っても大筋は変わらない。
しかし、対中国、拉致問題で大きく変わる。
石破茂では日本だけでなく、自由民主主義が損なわれる。
石破茂だけは無しにしてもらいたい。
石破は、言及する意味もない結果になるでしょう。
カロリーの無駄。
辞任表明後、安倍政権20パーセントUPの支持率。
水物だから、1年後どうなるかわからないけど、野党に舐められるような体制になっては、今後何も成し遂げられない、それでは困ります。
となると、いまのところ現政権の残り香を残すのが良かろうと思います。
総選挙がどうなるかが、どうしても大切。
安倍復活の芽を残しておきたいですなぁ。
Yahooアンケートで、安倍首相の評価を10点満点で評価するものが、有りました。
https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/41687/result
同じアンケートの中で、後任総理は誰?というのもありまして、なんと2/3を超えるダントツで河野太郎氏が、首位でした。
麻生氏は出馬せず、河野氏を推す事までは決まり。
名前の出ていた候補者を見ると、
岸田氏 人気は有りませんが、候補者になるでしょう。
下村氏 細田派ですので、派閥内をまとめて候補者になれれば、岸田氏よりも有力ですね。ある意味でキーマンだと思います。
菅氏 細田派が推さなければ出馬しない。
麻生氏 出馬しない。
河野氏 麻生氏が推してくれたから出馬するでしょう。
野田氏 推薦人を集められるかどうか。
石破氏 候補者になれるかどうか。
茂木氏 出て欲しいですが、どうなのかな。
確実に候補者になりそうなのは、岸田氏、河野氏の2名。
下村氏の挙動が、選挙に大きく影響しそうだと思います。
だんな様
河野氏が一位でしたか、私も多少リスクがあっても河野氏に期待したいですが、なんとなくですが国民の意識として、やるべきことを当たり前に進めてくれる人が良いという願望なんでしょうか。穏健派であれば無難だと受け止められる時代でなくなり、多少軋轢を生んだとしても自己主張、リーダーシップが強い人間でなくては務まらないという判断なのかなという気がします。
総理なんて誰がやっても同じなどとうそぶいていた時代が嘘のようですね。
だんなさま
河野さんはTwitterなどでの情報発信が上手なので、若者に人気がありますね。視察先の自衛官にも好意的に迎えられている様子が伺え、あの強面とは裏腹におそらく気さくで勉強熱心な人柄なのでしょう。
経済手腕は未知数ですが、後任が彼なら周辺諸国に変な期待を抱かせることはなさそう。個人的には河野総理は見てみたいです。
でも、やっぱり岸田さんが有力なんですかね。
ちょっと嫌だなー。
以下敬称略
ショートなら麻生・菅・河野の順だと思いましたが麻生不出馬なら菅・河野
この際 将来「首相」を目指すと言ってる河野でよいのでは?
内閣はそのまま引き継ぎ防衛相には小野寺復帰
河野氏が適任なのかな?
原理原則を遵守する政治姿勢に期待
即時の情報発信能力に期待
英語力を活かした外交に期待
外相時に培われた人脈に期待
お目付け役がしっかりしてればなのですが・・。
カズさま
お目付け役は、甘利さん(官房長官)。
無いかな?
甘利氏の実務能力は申し分ないと思います。
政治資金疑惑が取り沙汰されたこともありましたが、個人的には、その後の選挙での再選をもって禊〔ミソギ〕は果たしてるものと理解しています。
だんな様
今回の総裁選は、総裁辞任による中継ぎ総理になるのですよね。1年の期間であれば安倍総理の意志を継いで仕事をするだけで精一杯になります。
衆院選挙のためには、看板となるような総理が望ましいのですが、あたら人材であれば、中継ぎ総理とするのは酷い気が致します。だんな様は河野氏を推されているようですが、酷くありませんか?
かといって、この国難の時期にどんなリスクも負う訳にはいきません。石破、岸田両氏は絶対避けたいところです。国際社会に間違ったメッセージを送ることになります。
西村、小泉、稲田、野田各氏は論外です。立候補するとしたら、頭を疑います。
であれば、消去法で、麻生氏、菅氏となると思うのですが、如何でしょう?
この場合、両氏のどちらが衆院選挙の看板にベター化ということになります。
心配性のおばさんさま
麻生さんは、出馬しない宣言をしていますので、無いと思います。
菅さんは、二階派か細田派の支持が、無ければ出馬しないと思います。細田派の下村氏が出ると言い出せば、二階派をバックにした政権になるかもしれません。
私は、河野さんを中継ぎとは、考えていません。
Yahooの世論調査では、投票数の2/3を超えていて、異常な数字だと思います。
もし総理大臣就任後の支持率とイコールとなれば、年内解散するのが、良いと思います。
そこで結果を出せば、長く出来るでしょう。
こんな国際情勢の中で冒険されてもなあ…
個人的には安全に行って欲しいです。
増税関連より外交力を重視したいな。
中川昭一さんが生きていればなあとも思う
安倍さんの真の後継者だったのに、惜しい人物だよ
言い始めたら、キリが有りません。
私は、谷垣さん。
更新ありがとうございます。
このサイトに、流石に普段あまり投稿しない方のお名前も、チラホラ見えますね。それだけ安倍晋三内閣総理大臣の辞任発表はインパクトがあったという事。
安倍総理について書く前に、【新宿会計士の政治経済サイト】に私は御礼を申し上げたいです。自分が、それまで日本という国について、国内の政局や外国との友邦国関係にはそれほど無関心だったのに、会計士さんの論考と安倍総理の総理大臣としてのご活躍がピッタリ時期的に一致しています。
『政府はこういう風に考え、行動している』。シロウトに分かりやすい文章で、いつも一気に読みました。また「ネタ」(と言えば失礼だが)元の安倍総理、麻生総理はじめ、それまでの自民党政治にはない大胆な動き、計画を実行する実力を兼ね備えていたと思います。お二人とも一度苦い思いをされてる経験値が大きかったです。
会計士さんは「何故日本の経済活動は上手く回らないのか」「誰が国難に真摯に取り組んでいるのか」「マスコミとは何か」「国民の情報弱者を誤誘導する狙いは何か」「野党の存在は本来何か」「与党議員で足を引っ張っているのは誰か」「タカリ民族の半島人の行末」「中国の暴発、米中戦争」、、書き切れないほどのタイムリーな論考があり、コメント者さんからもご教示いただきました。
さて、政局は待った無しです。安倍総理の辞任には、課題である武漢コロナウイルスの蔓延について、ほぼ解決の道筋をつけた、ワクチンも開発されつつある、次期首相にコロナ問題を収束という花を持たせた、という会計士さんの見方は当たっているでしょう。
安倍総理は決定する迄、勤めるようです。しかし、お身体は今すぐにでも慶応義塾大学病院に入院され、早期治療を受けられるべきです。
次の総理は来年9月まで。誰が選ばれるか分かりませんが、岸田、石破氏だけはやめて欲しい。また、来年9月に次の次の首班指名があるでしょう。4年後健康になられればまだ69歳、十分行けまっせー!(笑)。