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歳時記?今年も日韓GSOMIA破棄の時期ですね

またしても、日韓GSOMIAの更新期日がやってきます。以前から当ウェブサイトをご愛読いただいている方ならすでにご存じのとおり、この日韓GSOMIAは韓国政府が昨年8月、突如として日本政府に破棄を申し入れ、その後、11月22日には「『いつでも韓日GSOMIAの効力を終了させられる』という前提の下にGSOMIA終了通知の効力を停止する」、などと言い出しました。果たして今年も似たような騒動は発生するのでしょうか。

破棄する詐欺

昨年の日韓GSOMIA終了騒動

秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定』(俗に日韓GSOMIA)は、2016年11月23日に日韓両国間で署名された秘密軍事情報の保護に関する協定であり、何もなければ毎年、自動更新が適用されています。

(参考)日韓GSOMIA第21条第3項

この協定は、一年間効力を有し、一方の締約国政府が他方の締約国政府に対しこの協定を終了させる意思を九十日前に外交上の経路を通じて書面により通告しない限り、その効力は、毎年自動的に延長される。

要するに、「日韓のどちら側からでも終わらせることはできるけれども、もし終わらせるつもりなら、毎年11月23日よりも90日前に文書で通知してね」、「その通知がなければ自動的に更新されるよよ」、というルールですね。

ところが、韓国政府は昨年8月23日、日本の駐韓大使に対し、日韓GSOMIAを「終了する」と明記した文書を手渡しました。まさにこれは、日韓GSOMIA第21条第3項に基づくGSOMIAの破棄です。

理由は、日本政府が7月1日に、核燃料の製造などに使用されるフッ化水素などを含めた3品目の対韓輸出許可のグレードを厳格化するなどした措置を、韓国側が一方的に「輸出『規制』」だと断じたうえで、自称元徴用工判決への意趣返しだと勘違いしたことにあります。

これについては、当ウェブサイトの過去論考『日本産フッ化水素、韓国から世界にばら撒かれていた?』などでも報告したとおり、(確たる根拠はないものの)自称元徴用工判決問題に対する意趣返しなどではなく、純然たる安全保障上の措置であると考えています。

もしこの当ウェブサイトの仮説が正しかったとすれば、対韓輸出管理適正化という安全保障上の措置に対し、韓国は安全保障上の重要な柱である日韓GSOMIAの破棄で応じたということであり、この事実をもって、韓国は日本にとって安全保障上の重要なパートナーではない、と言えるでしょう。

日韓GSOMIA破棄に「米国が」激怒したわけ

ただし、日韓GSOMIAは、見た目は日韓間の協定ですが、実質的にみると、米国にとって大事な協定です。つまり、日米同盟と米韓同盟の2本の軍事同盟をもとに、日米韓3ヵ国連携を円滑に機能させるための重要なインフラである、という側面が強いのです。

このため、韓国が日韓GSOMIAの破棄を宣言した直後から、日本ではなく、米国が韓国に対して激怒しました(『もう日本は関係ありません、今後は米韓間で直接どうぞ』等参照)。

実際、普段であれば日韓間の対立局面では中立を決め込む米国が、この日韓GSOMIA破棄問題を巡っては、一方的に韓国のみを糾弾しましたし、また、米政府高官らは何度も韓国を訪問して韓国側にGSOMIA破棄の再考を求め続けました。

その結果でしょうか。実際に日韓GSOMIAが終了する6時間前になって、韓国政府は突如として、「8月23日付けの終了通知の効力を停止させる」と発表しました。いわば、韓国の瀬戸際外交の破綻ですね(『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』等参照)。

こうした一連のGSOMIA破棄騒動は、日本政府や私たち日本国民にも、非常に重要な示唆をもたらしてくれました。それは、「瀬戸際外交は相手にせず、無視するに限る」、という対処法の有用性です。

あくまでも当ウェブサイトの考え方ですが、韓国や北朝鮮はさまざまなインチキ外交が大好きであり(※次の「5つのインチキ外交」参照)、日韓GSOMIAの破棄は明らかに、これらでいう「瀬戸際外交」の部類に属しています。

【参考】韓国や北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交
  • ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
  • ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
  • ③瀬戸際外交…協定・条約の破棄、ミサイル発射、資産売却などの不法行為をチラつかせる外交
  • ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
  • ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交、あるいはドロボー外交

韓国(や北朝鮮)がこの手のインチキ外交を好む最大の理由は、おそらく、彼らは歴史上、正攻法でまともに外国と戦って勝ったためしがほとんどなく、また、勝てる国でもないためです。だからこそ、大国をインチキ外交で欺いてきたのであり、現在の彼らの行動もそれとまったく変わっていないのです。

余談ですが、世界の最貧国である北朝鮮が、いまだに核開発を続けて世界を相手に恐喝しているのも、結局のところは、瀬戸際外交を含めたインチキ外交に長けているのが朝鮮民族の国家である、という証拠なのかもしれませんね。

「韓国はいつでもGSOMIAの破棄が可能」

もっとも、『【資料】GSOMIA等を巡る日韓両国政府の発表内容』などでも紹介しましたが、彼らのGSOMIA破棄の撤回方式も、まことに奇妙と言わざるを得ません。

というのも、彼らは「2019年8月23日のGSOMIA終了通告の『効力を停止している』だけだ」、と言い張っているからです。韓国政府による11月22日付のブリーフィングを振り返っておきましょう。

GSOMIA関連 金有根NSC事務局長ブリーフィング【韓国語】

―――2019-11-22付 韓国大統領府HPより

これを機械翻訳したうえで日本語表現を整え、便宜上、番号を振ると、次のとおりです。

  • ①韓日両国政府は最近の両国間の懸案を解決するために、それぞれ自国がとる措置を同時に発表することにしました。
  • ②わが国の政府はいつでも韓日軍事秘密情報保護協定の効力を終了させることができるという前提の下に、2019年8月23日付の終了通知の効力を停止させることにし、日本政府はこれに対する理解を示しました。
  • ③韓日間の輸出管理政策の対話が正常に進行されている間は、日本側の3個品目輸出規制に対するWTO提訴手続を停止させる事にしました。

…。

この韓国政府の発表だと、まるで「日韓GSOMIA終了通告自体はいまでも有効だ」、「韓国政府がこの『終了通告の効力の復活』を宣言すれば、いつでも日韓GSOMIAを終了させることができる」、とでも思っているかに見えますね。

今年の展開を予想する

独りよがりの解釈

もちろん、『韓国外交部報道官「GSOMIAはいつでも終了可能」』でも報告したとおり、こんなメチャクチャな解釈は、成り立ちません。というのも、国際法的にみれば、韓国の行動は次のように解されるからです。

  • 韓国の行為は、国際法的に見れば、『条約法に関するウィーン条約』第68条の規定に基づいて『8月23日付けのGSOMIAの不延長通告』を撤回したという行為であり、したがって、この行為によって日韓GSOMIAは第21条第3項の規定に従い、1年間延長された
  • したがって、「韓国がいつでもGSOMIAを終了させることができる」などということはあり得ず、韓国がGSOMIAを終了したければ、GSOMIA第21条第3項の規定に従い、11月23日よりも90日前までに日本に書面で通知する必要がある

これは、「狐の手のおじさん」と名乗る読者の方から頂いた『【読者投稿】GSOMIA「事実上の延長」の真否』という論考をまとめたものですが、実にスッキリした解釈です。要するに、韓国政府の「いつでもGSOMIAの効力を停止させられる」という言い分は、国際法的に通用しないのです。

ではなぜ、日米両国は韓国に対し、好きにやらせているのでしょうか。

これについても「狐の手のおじさん」は、次のように解釈しています。

韓国が「いつでもGSOMIAの効力を停止させることができることを前提とした」と発表した目的は、「無条件にGSOMIA終了を撤回して延長した」という国内からの批判を避けるためと思われ、これに対し日本は「その点については勝手にやらせておけば良い」と放置しているものと考えられる

おそらく、これが真相に近いのでしょう。

そうなってくると、気になるのは、「果たして韓国は今年も日韓GSOMIAの終了をチラつかせるのか」、という視点です。

結論的には、当ウェブサイトとしては7割ていどの確率で、「今年はGSMOMIA破棄騒動は生じないのではないか」と考えています。

その理由は、韓国政府の認識だと、韓国政府は11月23日の90日前までにわざわざ通告しなくても、日韓GSOMIAをいつでも終了させることができるようになった、ということだからです。

いや、それが本当にそういう効力を持つかどうかは問題ではありません。昨年のGSOMIA破棄騒動で見たとおり、しょせん、韓国には米国を激怒させてまでGSOMIAを破棄するだけの根性などないからです。

むしろ韓国政府にとって重要なことは、この「日韓GSOMIA終了通告」が昨年の11月23日以降、「困ったときにいつでも切れる外交カード」になっている(と思い込んでいる)ことであり、これがあるからこそ、韓国政府は日本に対しやたら強気で高圧的な姿勢を崩していないのではないでしょうか。

「今年はGSOMIA騒動を仕掛けない」?

こうした強気の証拠が、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今月5日付で掲載された、次の記事です。

韓国外交部「韓日GSOMIA、韓国が望めばいつでも終了可能」

韓国外交部が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)と関連し、「日本に束縛されることなく韓国政府がいつでも終了できる」と明らかにした。<<…続きを読む>>
―――2020.08.05 10:49付 中央日報日本語版より

中央日報によると、韓国政府・外交部の報道官は8月4日の定例会見で、次のように述べたのだそうです。

韓国政府は昨年11月22日に『いつでも韓日GSOMIAの効力を終了させられる』という前提の下にGSOMIA終了通知の効力を停止している/日本の輸出規制措置撤回動向に基づいてこうした権利を行使するかを検討していくという立場はいまも変わらない」。

(※ちなみにどうでも良い話かもしれませんが、日本が韓国に対し輸出規制を講じた事実はありません。そして、適用していない措置を撤回することなどできるはずなどありません。)

そのうえで、この報道官は、

(GSOMIA)協定を1年ごとに延長する概念は現在適用されない

と述べたのだそうですが、これなど国際法の解釈としてはメチャクチャですが、非常にうまい「逃げ方」でもあります。

というのも、今年もまた日韓GSOMIA破棄通告期限が到来した際、韓国国内で「なぜ今年は日本に対してGSOMIA破棄通告をしないのか」と責められたときに、「いや、わが国はもういつでもGSOMIAを破棄することができるようになったからだ」と答えておけば済む話だからです。

日韓GSOMIAよりも大事なもの

もっとも、韓国政府にとって、GSOMIA破棄は「絶対に切れないカード」です。いや、もう少し正しく言えば、「カード」だと思い込んでいるのは韓国政府のみであって、現実にはカードではなく、地雷かなにかの類いでしょう。

そもそも、日韓GSOMIA破棄で最も激怒する国は、日本ではなくて米国です。そして、昨年11月22日になって、韓国政府がGSOMIA破棄通告を事実上撤回させられたのは、米国から文在寅(ぶん・ざいいん)政権に対し、かなり強い脅しがなされたからでしょう。

それが何なのかはわかりません。しかし、場合によっては「米国が韓国軍をそそのかし、韓国における軍事クーデターで文在寅氏自身を排除するぞ」、といった警告も含まれていた可能性はあるでしょう。

これに加え、『輸出「規制」を巡り、米国がWTOと韓国に強く警告か』で触れましたが、韓国がGSOMIA破棄を通告するきっかけとなった日本の対韓輸出管理適正化措置自体、韓国が日本から輸入した物資に関連し、何らかの不正使用がなされた証拠を、日米が掴んでいるからかもしれません。

いずれにせよ、米韓同盟自体は遅かれ早かれ破綻する可能性があると思いますが、米国政府は、その時期は「いま」ではない、と見ているのかもしれません。だからこそ、米国政府は少なくとも今すぐに日韓GSOMIAが破棄される事態は避けたいと考えているのではないでしょうか。

米韓同盟破棄

もっとも、昨年11月と比べて、文在寅氏自身は政治的立場を強めています。今年4月の国会議員総選挙で、文在寅氏の出身母体である「ともに民主党」が、衛星政党などを含めて3分の2近い議席を獲得して圧勝したからです。

そして、日韓GSOMIA自体には、日韓両国の軍事情報協力というだけでなく、むしろ日米韓3ヵ国連携を円滑に機能させるための軍事情報協力という側面があります。ということは、米韓同盟が消滅すれば、そもそも日韓GSOMIA自体も必要なくなる、というわけですね。

なにより、韓国政府が日韓GSOMIAに言及すること自体、結果的に米国に対する牽制にもなってしまいます。したがって、この日韓GSOMIA問題も、どちらかといえば、「米韓同盟が維持されるか、破棄されるか」という、もっと大きな枠組みからとらえ直すべきかのかもしれません。

※米韓同盟の行方については、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の名著『米韓同盟消滅』が、私たち日本国民にとってのバイブルでもあります。まだお読みになられていない方は、是非、お買い求めください。

参考画像:『米韓同盟消滅

(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)

新宿会計士:

View Comments (27)

  • 「韓国が望めばいつでもGSOMIAを破棄できる」は論理破綻。

    昨年8月 輸出規制するような国とは信頼関係は維持できないからGSOMIAは破棄するぞー

    昨年11月 米国に怒られたからとりあえずGSOMIA継続するけど、輸出規制について日本と協議をすることになったからGSOMIA破棄は保留にしてやるんだからなー。いつでも破棄できるんだからなー。

    本年5月 今月中に輸出規制やめないと大変なことになるぞー

    本年6月 輸出規制やめないからWTOに提訴する

    本年7月 WTOにてパネル設置決定

    で、「輸出規制」(正しくは輸出管理適正化)に関して日本と協議している間はGSOMIA破棄を保留、って言い続けてたんだから、自分から協議の枠組み打ち切ってWTO提訴したんだったら同時にGSOMIA破棄しないとおかしいよね? 

    お願いだからGSOMIA破棄してください。やるやる詐欺はもううんざりです。

    • マイナンバー様

      ワタシの独断と偏見です。
      お願いだから、GSOMIA破棄しないでください。

      ジーソミア破棄怖い
      まんじゅう怖い
      キョネンは盛り上がりました。
      コトシは盛り下がるのかなぁ。
      残念だなぁ。

    • 今破棄すると駐留費でゴネてる韓国は米軍にも捨てられるんではないでしょうか?

      いくら米軍でも2年も駐留費未払いで駐留はしないでしょうし…

      日本も辺野古だけでなくて竹島を在日米軍基地に推薦しましょう。

      竹島には韓国が不法占拠して基地としての最低素材はあるので費用も浮きます。
      まして同盟国のアメリカが使うなら文句もどのようにつけるかも見てみたい。

  • 歳時記ですね。
     ノーベル賞受賞週間、とかと同じ感じで事務的に対応するだけですね。

  • 相変わらずの口だけ番長ですね
    毎度のことながら、奴らの口撃と、しょぼい抵抗って、うざいだけで、攻撃力はたいしたことがないですね。
    我が国において困るのは、売国メディア(今までは反日メディアと言ってましたが今後は売国メディアと呼ぶことにしました)がいちいち安倍政権が悪いように政権転覆プロパガンダに利用することですね。

    アメリカが対中国戦略を、過去40年の彼らの施策を失敗だったと認め、新たな冷戦の狼煙があがった今、同盟国の日本がすぐにでもやらなければいけないことが山積みです。
    その邪魔をする売国メディアに国民が騙されないことを願うばかりです。

  •  これが通用するなら、そもそも90日前に通告をなんて条項に意味が無いわけで。

    会社「退職したい場合は90日前までに退職届を提出してください。」
    居ても居なくても良い社員「はい退職届、こんな会社もうやめたる。」
    ー80日後 社員「やっぱあの退職届効力停止で。取り下げ?違います。」
    ー100日後 社員「私は退職届の効力を止めているだけなので通勤して給料も請求するが、いつでも効力を発して退職することができる!」
    ―1年後 社員「契約を1年ごとに延長する概念は現在適用されない」
    会社「はよやめろ」
    米資本親会社「ええ加減にせえよ」

     韓国社会ではこれが通るんですね、さすがダイナミックコリア。

    • 農民様 コント、ツボにはまりました(爆笑)。座布団、お好きなだけドーゾ。

  • 歳時記・・・嫌だなぁ。
    来年にはなくなっていて欲しい。あの国ごと。あの民族ごと。

    • イーシャさま
      お互いにそう思っているニダ。
      どちらか、思いが強い方が、勝つニダ。
      日本人は、ぼーっとしていちゃ、いけないニダ。

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
     (なにしろ、私は韓国と違って間違う存在であると自覚しているので)
     韓国の法的には、日韓GSOMIAは現在、破棄の手続き中ということになるので、それが自動延長されるとなれば法的には矛盾をきたすことになるのではないでしょうか。
     駄文にて失礼しました。

  • 今年、半島を直撃した台風5号。慣れていなかった半島の人々は大変だったみたいですね。

    この被害をめぐっても、お約束の内輪もめ。韓国のダムの放水管理とか、気象庁の大甘な予報とか。そういえば、韓国は気象衛星を持っていなかったのじゃないかしら?毎年、日本から提供を受けていたのでは?

    あらやだ。GSOMIA終了で、提供も終了?それとも、NoJapanかしら?

    大騒ぎしてますけどね、その程度の台風被害なんて、日本では普通です。少しは、ご自分達の恵まれた地理に感謝なさったら?

    GSOMIAについては、ご心配なく。日本ではとっくの昔に帰国からの通達を受理しております。では、さようなら。

    • あらやだ(笑)。
      誤:帰国からの
      正:貴国からの

      失礼いたしました。

  • 「今年GSOMIA破棄を通達しないのは、韓国政府の態度が軟化している証拠」とか言い出す新聞社が、ありそうですね。
    私は、GSOMIA破棄の瀬戸際外交が、日本の勝ちだと考えるのを、ネトウヨ的思考だと思います(お前が言うなですよね)。
    日本は、勝ちと言っても、何も得ていませんよね。大体韓国との話は、そういうのが多くて「たかられなかったら勝ち」みたいな感じです。
    韓国は、GSOMIA破棄が、カードとして通用しなかったから、負けなのかも知れませんが、何かダメージ有ったんですかね。
    その上、韓国はいつでも破棄できると、瀬戸際外交のフリを続けられるんだから、乗り越えていけない線が、わかった分だけ、儲かったんじゃ無いのかな。
    日本は、削られるのを凌ぐだけで無く、削りに行かないと駄目だと思います。

    • だんな様

      あの国について、勝ち負けを論ずる時点で術中にはまっておられますよ。
      日本は、米中戦争に主眼を置き、ブーンとうるさかったら、バシッと叩き落すだけで充分かと。

    • 昨年はアメリカ様にしこたまぶん殴られました。愚民どもを煙に巻く言い訳で去年はなんとかやりすごしましたが、今年もまた持ち出したら、今度はぶん殴られるどころでは済まないでしょう。かと言って、持ち出さなければ、さすがに愚民どもも黙ってはいないでしょう。支持率低下に悩む文在寅政権としては、ちょっと犯すのを躊躇われるであろうリスクです。どっちに転んでも何も良いことはありません。昨年犯した致命的な錯誤のあげくの一人相撲のツケを、今年こそは払わねばならないでしょう。なので、この問題は多分今年で最後、歳時記化はしないと思います。

      いずれにしても日本としては、破棄を通告されたとしても、「あ、そうなんだぁ。残念だねぇ」とコメントして放置するだけのことなので、実に簡単なものです。

  • 毎日の更新御疲れ様です。
    正直、南朝鮮政府はルール順守や法の遡及適用禁止する気がないので、破棄するかしないかはあまり意味がなさそう。

    • 立ち寄り人 様へ

      仰る通り、守る気も無い条約を、継続するだの破棄するだの、どちらでも一緒ですわな。

  • 更新ありがとうございます。

    下朝鮮殿。お願いですから、GSOMIAは破棄しないでください。破棄されたら、チョット日本が困るんです(え?何で?)

    細かいことは訊ねず、継続して下さい。破棄の素振りみせたら、米国が文在寅氏を消しにかかりますよ(笑)。駐留米軍が軍事政権作りますよ!

    そうなると日本も面倒なんですわ(笑)。在日や左傾派が(笑)。ウチら、あなた方と関わり合いたく無いんで。米国の機嫌損ねないで下さい。忠告です。永遠にではありません。あと2〜3年でOKです。

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