最近、私たちの隣国・韓国では、ウォンの相場が不思議な膠着状況にあります。ただ、その一方で、一見関係のない記事をつなぎ合わせてみると、なぜか韓国銀行が量的緩和を渋っているのではないかと思われる状況が、くっきりと浮かび上がっています。なぜ韓国銀行は量的緩和をしないのか―。その理由はもしかして、ウォンの暴落を恐れているからではないでしょうか?そして、日韓通貨スワップをしつこく求める理由も、結局はウォンの暴落に備えたバックストップが必要だからなのかもしれません。
目次
為替から見た韓国
韓国ウォン、不思議な膠着状況
ここ数日、韓国ウォンの動きが、なにやら不自然です。
韓国銀行などのデータによれば、3月19日に、瞬間風速的に1ドル=1296ウォンにまで売られました。1300ウォンの大台超過まであと一歩、というところにまで追い込まれた格好で、これはいわゆる「リーマン・ショック」から約10ヵ月後の2009年7月14日以来の安値だったのです。
しかし、その後は米FRBが韓国銀行を含めた9つの中央銀行・通貨当局とのあいだで為替スワップ協定を復活させると述べたことを受け、徐々に為替相場はウォン高方向に修正され、日本時間昨日深夜0時前後の時点で1ドル=1230ウォン前後で取引されているようです。
ただ、韓国ウォンが1ドル=1200ウォンの「心理的節目」を超えて売られ始めたのは、引け値ベースでは3月12日以降のことですが、それ以来、少なくとも昨日の夜の時点までで見る限り、1ドル=1200ウォンの大台を割り込む水準にはまだ買い戻されていません。
なにより、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の報道によると、韓国銀行は3月31日時点で米韓為替スワップに基づく米ドル流動性供給入札を実施したはずなのですが(※実際の融資実行日は4月2日)、それでも為替相場がこの為替スワップ実行を好感して動いた、という形跡もありません。
というよりも、昨日までの5営業日に限っても、1ドル=1210~1230ウォンの範囲で膠着しています。
これについては、何とも不思議ですね。
(※もっとも、為替相場についてはマーケットウォッチャーの中でもとくに予想が難しいとされているようであり、こうしたシンプルな説明が現実に当てはまるものではない、という点については留意も必要ですが…。)
為替のハビタブルゾーンのジレンマ
さて、前提条件として、どうも韓国の中央銀行である韓国銀行は、為替介入を常態化させているようなのです(ちなみにそのことを指摘した米国財務省の為替監視レポートについては、過去に『韓国は為替操作国だ―外貨不足の末に…』などでも紹介したことがあります)。
なぜ、韓国銀行は為替介入を行うのでしょうか。
おそらくその理由は、韓国経済が為替相場のボラティリティ(変動)に弱いことに加え、為替相場の「ハビタブルゾーン(生存可能領域)」が狭いからです。だからこそ、市場ボラティリティを抑えつつ、為替相場を一定水準に誘導するのでしょう(『不当に市場ボラティリティを抑制する中韓両国』等参照)。
この点、『現状で韓国ウォン暴落は生じていないが、リスクは残る』などでも説明したとおり、韓国にとっての「ハビタブルゾーン」はおそらく1ドル=1100~1200ウォン前後と非常に狭く、韓国銀行は1ドル=1200ウォンを超えたウォン安に際しては、ウォンを買い戻す介入を行っている可能性が濃厚です。
まず、韓国は日本などと比べると、GDPに対する輸出依存度が極めて高いため(※例年、韓国のGDPに対する輸出依存度は40%前後に達しています)、ウォン高には非常に弱いという特徴があります。
しかし、その反面で韓国企業は外貨建ての短期調達を行っており(『日韓スワップ、あえて「日本のメリット」を考えてみる』等参照)、為替相場がウォン安に振れ過ぎれば、これらの企業の外貨建債務が膨らみ、財務条件(コベナンツ)が悪化する、という関係にあります。このため、
- 韓国ウォンが米ドルに対して上昇し過ぎれば、韓国企業にとっては輸出競争力がそがれる
- 韓国ウォンが米ドルに対して下落し過ぎれば、韓国企業にとっては財務内容が悪化する
というジレンマにあるのです。
為替介入を常態化させているのが韓国銀行
さて、以上を踏まえ、先ほどの米韓為替スワップと為替相場の関係について、話を戻しましょう。
米韓間の協定は「通貨スワップ」ではなく「為替スワップ」(つまり「中央銀行同士の通貨の交換」ではなく、「相手国の民間金融機関に対する有利子での短期貸付」)であり、本来、為替相場の安定を目的としたものではありません。
しかし、短期資金を中心とする韓国の資金調達構造上、為替スワップに基づく米ドル流動性供給は、いわば「干天の慈雨」のようなものであるはずであり、昨今の韓国ウォンの下落が韓国の資金調達構造に対する不安を反映したものなのだとしたら、為替相場はウォン高に振れそうな気もします。
なにより、前述のとおり、これまで韓国銀行は、為替介入を常態化させていたようです(具体的には、行き過ぎたウォン安については外貨売り・ウォン買い介入を、行き過ぎたウォン高についてはウォン売り・外貨買い介入を仕掛ける、という為替介入)。
それなのに、現時点において韓国ウォンが米ドルに対して1ドル=1200ウォンを超えている状況が続いているのです。非常に不思議ですね。
いちおう、その理由について思いつくまま列挙してみると、たとえば
- 韓国銀行が為替操作を一切やめ、完全にマーケットメカニズムに委ねることにした。
- 韓国銀行が為替誘導レンジを1ドル=1150~1250ウォンなどに切り替えた。
- 韓国銀行が為替介入を行おうとしても、「実弾」である外貨が欠乏してしまっている。
といった可能性が考えられるのですが、結局、その実態についてはよくわかりません。
金融政策が限られた韓国銀行
韓国銀行、資金供給を抑えているのか?
ところで、古今東西を問わず、一般に金融危機や通貨危機などが生じるときには、その前兆として、資金市場が全体的に滞る、という現象が生じます。要するに、企業や銀行におカネが回らなくなってしまう、という現象ですね。
実際、こうした「資金繰り倒産」こそが最も怖い現象であり、これについてはわが国の場合もまったく同じことが言えます。だからこそ、わが国でも日銀が(不十分なりにも)社債・CPの買入オペを拡大し、円資金の潤沢な供給を図っているのです。
日銀、社債・CP購入拡大へ 大企業にも安全網(2020/3/14 0:21付 日本経済新聞電子版より)
ただ、非常に不思議なことに、韓国側の報道を見ていると、「大企業などでも資金不足が生じつつある」、といった記事も多く見かける一方で、中央銀行である韓国銀行が社債の買い切りオペなどを行っている、という情報はありません。
実際、韓国銀行は3月26日、3ヵ月物の資金供給オペを「無制限に実施する」と発表しましたが、これはあくまでも「適格債券」を担保とした事実上のレポ取引であり、民間企業が発行した社債やCPの直接購入ではありません(まるでかつての日銀のようですね)。
韓国中銀、初の「無制限」オペ実施へ 市場の動揺受け(2020年3月26日 10:41付 ロイターより)
では、なぜ韓国銀行は社債等の債券買い切りオペを実施しないのでしょうか。
これについては韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、その答えが掲載されています。
韓国銀行、無制限で資金放出…通貨危機当時も使わなかった「韓国版量的緩和」(2)(2020.03.26 19:56付 中央日報日本語版より)
中央日報によると、「現在の構造上、韓国銀行が(政府の保証のない)社債やCPを直接買うことはできない」のだそうです。
量的緩和の副作用は通貨安
ただ、若干、根拠が薄弱ではありますが、あえて個人的な仮説を申し上げておくと、どうも韓国銀行はわざと量的緩和を渋っているフシがあるのです。
量的緩和とは、中央銀行が市中の金融資産(債券やCP、ETFなど)を購入するなどして、市中に現金を供給する金融政策のことです(実際、日本円の場合は日銀がマネタリーベースを昨日時点で約510兆円にまで拡大しています)。
マネタリーベースを拡大する目的は、市中にジャブジャブと資金を供給することで、おカネの希少価値を引き下げること(つまり物価を上げること)ですが、一般にこれをやると、副作用として、為替相場における自国通貨安という影響が生じます。
理論的には、市中に存在する米ドルの総量が一定であれば、ほかの条件が一定であれば、日本円の供給が増えれば円安・ドル高になります(※ただし、ドル円の場合は先渡取引など為替市場がきわめて発展しているため、量的緩和観測が生じた時点で為替相場はすぐに動いてしまいますが…)。
しかし、韓国のような未成熟な市場の場合、迂闊に韓国ウォンの市中流通額を増やしてしまうと、ただちにウォン安が進行してしまわないか、ということを、もしかしたら韓国銀行関係者は懸念しているのかもしれません。
「韓国版量的緩和」を渋る理由とは?
そして、こうした仮説を裏付ける記事を、いくつか発見しました。
韓銀、金融機関の担保比率低めて10兆ウォン供給効果(2020.04.01 15:02付 中央日報日本語版より)
最初の記事は、民間金融機関同士が「差額決済」(いわゆる「ネッティング」のことでしょうか?)を行う際に必要となる担保の額を減らすとともに、適格担保の範囲を拡大するという政策により、韓国銀行は10兆ウォンの金融緩和と同じ効果を生じさせようとしている、というものです。
なかなか面白い考え方ですね(※褒め言葉ではありません)。担保の額を減らせば、それだけ決済リスクは高まりますし、やり方を間違えたら韓国の金融システム全体に悪影響が及ぶからです(ちなみに金融機関が経営破綻すれば、一国の金融システム全体に破壊的な影響が生じることもあります)。
個人的には、担保要件をいじるよりも、韓国銀行が直接、社債買入オペなどを拡充する方が手っ取り早いと思うのですが…。
なにより、中央日報に昨日掲載された次の記事によれば、韓国国内における資金需要はかなり逼迫しているそうです。
韓経:韓国大企業まで資金干上がる…銀行の貸付急増(2020.04.01 08:22付 中央日報日本語版より)
ちなみに記事によれば、4大銀行のLCR(流動性カバレッジ比率、「適格流動性資産÷30日間資金純流出」で求められる指標)が100%を割り込みそうになっているのだそうですが、このこと自体、中央銀行による流動性供給が不足している証拠でしょう。
ウォン暴落を恐れている?
では、なぜ韓国銀行はこんな「変化球」を投げて来るのでしょうか。
おそらくその理由は、マネー(韓国ウォン)の量が増えたら、韓国ウォンの価値が下落してしまう、ということを懸念しているからではないでしょうか。というのも、今月は4月です。そして、毎年4月には、韓国企業の配当金支払いのためか、韓国の経常収支が極端に悪化することでも知られています。
つまり、ただでさえ今年はコロナショックによる国際的な資金フローの脆弱さが続くなか、配当金支払いによる外貨流出(あるいはウォン売り・ドル買い)のフローがこれから本格化すると想定されますが、そうなるとますます、量的緩和政策を取り辛いという展開が続くかもしれません。すなわち、
- 量的緩和をすれば、韓国ウォンが暴落する。
- 量的緩和をしなければ、韓国企業の倒産が相次ぐ。
というジレンマのようなものですね。
だからこそ、韓国銀行が大胆に量的緩和をするためには、ウォンの暴落を根本的に防ぐための仕組みがどうしても必要なのだ、と考えると、ここ数日、韓国側からやたらと「韓日通貨スワップ必要論」が出てくる理由も、合理的に説明が付くのです。
いずれにせよ、引き続き、同国の外貨資金繰りを巡っては気になる展開が続きそうです。
View Comments (48)
おはようございます。
この状況で、自国への重要度の高いサプライチェーンに影響しない他国の企業の事など考えている余地は無いですね。
他国の施しが無いと成立しない国家はどこまで持つのか、どういう動きをするのかじっくり眺めております。
先月末ウォンが、1200まで戻せなかった所を見ると、介入資金に余裕が無くなっている様に思います。
一方コスピは、外国人投資家が売り、個人投資家が買い支える「東学アリ運動」なる動きで1700前後を維持しています。
外国人投資家が、一定額を売って、ウォンをドルに変える動きが続いているので、ウォン安のトレンドを、韓国銀行の介入で支える流れは、しばらく続くでしょう。
今朝見て見るとウォンは、1236になってました。
ダウも1000ドル近く下げてましたので、コスピも下がると思います。そうなると、ウォンも下がり、1250辺りになるかも知れませんので、楽しみにします。
KOSPIより日経平均の下げ幅のほうが大きいことに注意して下さい。韓国経済より日本経済のほうが大きな打撃を受ける可能性があるということです。
日本の株式市場は心配無用。
下がればもっと下がって下がって下がってず~っと下がったままが何年も続いた悪夢の民主党政権は、二度とないから。
心配するなら韓民国の株式市場、もっとあやういドル/ウォン相場は...大丈夫、文大統領がアメリカから600億ドルのスワップを勝ち取ったんですもんね ww
いやいや、コスピの方が下落してますよ、日経平均より。
ぼちぼち、スワップのおねだりから、次の手段に移って来そうな予感です。
それはそうと、今年は恒例の「ソメイヨシノ(王桜?)韓国起源」をあまり聞かないですね。継続は力なり、じゃなかった、ウソも百回いえば云々ですよ。いいんですかね?わたしにとってははどうでもいいのですが。
次のアクションは再来週辺りかな…
選挙結果でどう押してくるか。
使えないカードが次々と判明する展開を期待しております。
嘘付き&偉そうな乞食のとんでもネタを楽しみにしております!
>ソメイヨシノ(王桜?)韓国起源
これについては、DNA解析で結論が出ているからです
2014年に森林総合研究所で発表があり、その後、2018年には韓国でもDNA解析してソメイヨシノと王桜は別物であると認めています
>2014年、森林総合研究所の研究グループは、ソメイヨシノのDNA分析を行い、DNAの塩基配列に見られる特徴的な繰り返し配列部分を26か所にわたって分析し、ソメイヨシノの遺伝子がどういう集団に由来するのかを調べた。その結果、エドヒガン由来の可能性が一番高く、次いでオオシマザクラ由来の可能性が考えられた。三番目にはヤマザクラに由来する可能性も、DNAの特徴から推定できることがわかった。
「ソメイヨシノ」はどこからやって来たのか
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20170317-OYT8T50014/
>日本のソメイヨシノの起源は済州(チェジュ)にあるという主張が提起されてきたが、ゲノム分析を通じて日本のソメイヨシノと済州の「ワンボンナム(王桜)」は異なる種であることが確認された。これを受け、110年間続いてきた論争はやや呆気なく終止符を打つことになった。
済州か日本か…ソメイヨシノ起源めぐる110年論争に終止符
https://japanese.joins.com/JArticle/245129
韓国人にとってソメイヨシノはDNAが異なろうが起源は韓国にあります。終止符が打たれることはありません。世界の人々はソメイヨシノのDNAにまで関心がありませんから、言い続ければやがて真実になると思っています。日本の韓国watcherに気付かれていても関係ありません。
従ってこれからも「ソメイヨシノ韓国起源説」はなくなりません。
ただ、一般の韓国人は理解していますので、一部声の大きい人だけです。
FACTは歪曲すれば全て真実になる韓国文化です。
駄文にて失礼します。
日本ではソメイヨシノは縮小傾向で、ジンダイアケボノが主流になりつつあるのですが、
日本の桜がジンダイアケボノばかりになったら韓国はどうするつもりなのでしょうか。
(「ジンダイアケボノは昔から韓国に自生している」と言い出しそうな気がしますが、そうなったら思い切り笑います)
https://botanica-media.jp/146
しきしま 様
ジンダイアケボノって、ソメイヨシノと似ているけど、ちょっと色が濃いやつですね。
個人的には、 ジンダイアケボノの方が好きです。
更に色が濃い陽光とかも。
間違いなく、「実はジンダイアケボノこそ王桜が起源だった。韓国がワシントンに送った王桜の変異種を、悪辣な日本が自国の桜と偽って持ち帰ったものだ。王桜とソメイヨシノが別種であることは、2014年のDNA分析研究で明らかになっている」とか言いますよ。
さりげなく嘘と事実をマジェマジェするところがミソ。
ついでなので、日韓自動翻訳の汚鮮について。
一昔前にPCで日本語・韓国語相互を自動翻訳するソフトを愛用していました。そこで気づいたのが、ソメイヨシノと日本語を入れると왕벚꽃(王桜)と意図的に誤訳していたことです。女子挺身隊も慰安婦と誤訳されていました。ウェブの翻訳サービスも同様。おそらく、変換辞書の提供元が韓国にあって、そこで意図的に誤訳を仕掛け、それをOEM先の複数の翻訳サービス会社が使っているのでしょう。
今はどうなっているか先ほど見てみました。予備知識として、済州島に自生する桜は王桜と呼ばれますが、韓国では長年、済州島の王桜が日本のソメイヨシノと同じ種であり、韓国起源と主張してきたため、王桜の日本語訳はソメイヨシノという事になっています。和名では、王桜はエイシュウザクラですが、そんなものはガン無視です。
韓国語では王=왕(ワン)桜=벚(ポッ)ですが、왕벚単独よりも、その後に、木を意味する나무(ナム)か、花を意味する꽃(コッ)を付けて、왕벚나무(ワンポッナム)または왕벚꽃(ワンポッコッ)と呼ばれることが多いようです。(カタカナ表記はウェブに膾炙している表現に倣いましたが、実音とはかなり違うと思ってください。)
まず、日本語から韓国語へ変換の場合、
Infoseek翻訳: ソメイヨシノ → 왕벚나무(ワンポッナム)
Excite翻訳: ソメイヨシノ → 왕벚나무(同上)
Google翻訳: ソメイヨシノ → 왕벚나무(同上)
韓国語から日本語へ変換の場合
Infoseek翻訳: 왕벚꽃 → 染井吉野桜(漢字で出てきました)
Excite翻訳: 왕벚꽃 → 染井吉野桜(漢字で出てきました)
Google翻訳: 왕벚꽃 → ソメイヨシノ(カタカナで出てきました)
Infoseek翻訳: 왕벚나무 → 王桜(意外な結果)
Excite翻訳: 왕벚나무 → ソメイヨシノ(残念な結果)
Google翻訳: 왕벚나무 → ソメイヨシノ(残念・・・)
韓国語版Wikipediaでは、「岡山理科大学が形態や遺伝情報に基づく最新の研究に基づいて(中略)왕벚나무(ワンポッナム=ソメイヨシノ)が韓国の済州桜とは別の種という内容である」と、数多ある説の一つのように書いています。これを読んで認識を改める韓国人はいないでしょう。
女子挺身隊はさすがに慰安婦にはなりませんでした。
後日まとめ直して、雑談スレに出します。
追記:
韓国は、プロパガンダに関しては実に勤勉で、どんな隙間も見逃さず、きめ細かい工作をしかけています。韓流、K-Pop、化粧、ファンションなどは露骨で分かりやすいですが、料理本などにもぶっ込んできます。私が気づいていないとことろでも、様々な工作があるのだと思います。
こと韓国に関する限り、あらゆる情報が操作されているものと身構えていないと、いつの間にかこちらも汚鮮されます。
>こと韓国に関する限り、あらゆる情報が操作されているものと身構えて
台湾のステートメディア中央通訊社記事をほぼ毎日読んでいます。Googleの繁体中国語の英訳機能は悪辣です。台湾もしくは台湾人が暗黙の主語になっている文章を意図的に誤訳します。行間が読める「普通の読者」は誤訳に容易に気が付きますが、アジアを知らない英語人はきっと騙されているはずです。
はにわファクトリー様、
ああ、韓国語に限らず、いわゆる特定アジアのプロパガンダ工作は勤勉なのですね。私は中国・台湾方面は見ていないので知りませんでした。ありがとうございます。
まあ、こういうきめ細かい工作を、物理的にも心理的に遠い欧米人が気づくことは希でしょう。日本が欧米で中韓に負けっぱなしな理由の一つですね。
ここの常連さんも含め、何かある都度「これで韓国の卑劣さが世界に知れ渡ることとなった」と仰る方が結構いらっしゃいますが、そんなことはありません。欧米人は東アジアに無知・無関心です。日本はプロパガンダ工作を行っていませんので、やられっぱなしです。「日本軍は、朝鮮のいたいけな少女20万人を性奴隷にした」という言説は、残念ながら世界の常識になっています。
阿野煮鱒さま
>欧米人は東アジアに無知・無関心
まったく仰せのとおり。そしてNew York Times紙などを、知的で理性的な「ぼくたちエリート」が読む情報源などと浅はかにも妄信している「世界レベルの意識高い系インテリゲンチア」なんかが、聞きかじりの知識を開陳したてたりするわけです。自分はAljazeeraを反西洋視点のニュースソースとして事実の裏を取るためよく読みます。BBCとセットで読み比べるとバランスがとれてちょうどです。911以降当方は基本的にアメリカメディアはまったく読まなくなりました。というか読む必要を感じていません。
この話,韓国だけの話じゃなくて,米ドルも増刷してて,それが将来(これから来るデフレがおさまった3年後くらい?)に世界的インフレを引き起こす可能性を心配しています。韓国内だけの話で済めば,世界は安泰ですけど,たぶん,そうはならない。
>韓国内だけの話で済めば,世界は安泰ですけど,たぶん,そうはならない。
ご意見に賛同いたします。世界経済は実質破綻状態にあります。元へ戻らないですよね、きっと。コロナ後の世界がどうなるかを見通し構想し準備を始める段階と思います。
実はウォンが下落したタイミングって米ドルに追随して韓国が利下げしたタイミングなんですよね。相場は気まぐれなようで案外的確に通貨供給量をみてますよ。
社債CPを中央銀行が購入するといった策は、なんだか膠着したかに見えるウォンに覿面に効くと思います。それも一瞬に。
企業倒産によりじわじわ弱るのがいいか、無謀な緩和による通貨暴落で突然死するか。
社債CPどころか株も買いまくっても通貨暴落しない国が隣にあるので、結構な確率で判断間違うと思いますよ。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/264236?servcode=300§code=300
韓経:韓国、半導体・液晶パネル装備・船舶などの海外納品・引き渡し延期…すでに2兆ウォンの被害
韓国企業の倒産は既定路線だと思いますが・・・。
日本からエンジン基幹が供給されなくなれば現代起亜自動車の生産が不可能になり、日本から電装基幹が提供されなくなれば、ロテムの鉄道車両生産が不可能になります。世界は今恐慌状態にあり自国存続だけで精一杯です。世界に寄生して伸びてきた国ぐにが成長基盤を取り払われて倒壊するのであればそれは淘汰です。
繰り返しになりますが,ドイツのDAX, ニューヨークダウ,日経平均,韓国KOSPIを悪いながらも堅調なほうから,極めて深刻な順に並べると,以下のようになります。
DAX > ダウ ≒ KOSPI > 日経平均
この現実から逃避して,韓国叩きで喜んでいると,足元に火が付いているのを見落としますよ。日本の主要株の中には,PBR(株価純資産倍率)が1倍未満でPER(株価収益率)10倍未満の銘柄がゴロゴロしていて,それが下げ止まる気配(超短期的に)がない,というのが異常です。問題は,この株安が金融のほうに飛び火することです。今朝もみずほFGが400億円近い損失を計上したというニュースが流れていました。海外には,もっと脆弱なメガバンクがあって,その1つが破綻しただけでも,世界中の金融機関が連鎖的に被害を受けるわけです。コロナの件も首都圏はそろそろロックアウトが近づいてきていますし,正直言って,中国や韓国のほうが,日本より経済の先行きの暗さが少ないです。
なお,この危機は,余裕資金が多い企業等が勝者として生き残り,破綻した企業を安価で買い取って,一層巨大企業化していきます。
しかし,これだけ株価の上下変動が大きいと,売買が忙しい。
韓民国の株ですよ、最悪なのは。
外
人が、売り一色。外人が一斉に逃げだし続けている。
株を売った代金ウォンをドルに替えてるからのウォン暴落だ。
一斉に大韓民国から逃げだし続けている外人の莫大なお金(ドル)は、二度と戻らない。
我が国は、株が下がろうが上がろうが関係ない国民生活には関係ない。
韓
民国マンション暴落株暴落が借金枠直撃→カードが使えなくなる恐怖の韓民国(←カード借金地獄)とは違う。
株
暴落は我が国の相場師達や年金基金や金融機関に絶好の買場なだけ、一般国民の生活には関係ない。
(なにより我が国の大企業倒産はない。倒産しても我が国経済にさほどの影響はない)
毎回同じパターンだと思うんですが、3月末に韓国企業のドル建て債務の返済期限があったようですから、為替介入しているのかなと見ていました
無事に乗り切ったかは分かりませんが4月に入ったので、また暫くはウォン安に動いて行くんではないかと
欧米企業は配当を取り止めている動きがあるようですから、韓国企業も同調する可能性が高いですね
韓国でドル投資がはやらないんですかね。
リスク回避だし、政府も買い戻してくれるし。
世界から資金流出するだけでなく、国内の資金流出に潜在力を感じでます。
韓民国株式市場、
外人が売り一色、年金基金?と半島の個人が買い(愛国投資と持ち上げている)
と
ありましたが、それは下落続けていたとき、一瞬上昇した日は
個
人売り一色(外人も同じ)、買いは年金のお金だけ
だったとのこと。
株をやるような連中が、愛国で全財産失うなどやりゃあしないわな。
まして博打狂いの朝鮮半島人だ、買って売っての大勝負が楽しくてしょうがないでしょうよ。
団塊です。つづき です。
株を売ったお金でdollarをジャンジャン買ってるとのことですよ、韓民国人が。
終わり です。
JB pressの記事です。
韓国産業界で早くも大規模人員削減の嵐
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200402-00059989-jbpressz-kr&p=1
以下引用しますが、全部読んだ方が良いと思います。
野村は世界主要国の経済見通しを出したが、韓国の2020年の経済成長率について「最悪のシナリオの場合マイナス12.2%、基本シナリオでマイナス6.7%」という数字を出したのだ。
斗山重工業は2600人の希望退職を募っている。
これ以外に、幅広い業種で「リストラの嵐」が吹き始めている。
韓国の企業評価サイトであるCEOスコアが、大企業とグループ会社358社の2019年の業績や投資額を調べた結果によると、これら企業の2019年決算での営業利益の合計額は、2018年実績比で46.5%減だったという。
引用ここまで。
元々文政権の政策や米中貿易戦争などで企業業績が、悪化していた所に今回のコロナウイルスです。
韓国の中間層は、人員削減の影響もあり、傷むでしょう。
日経と比べてコスピのほうが、マシだと言う愛読者さんの指摘があります。コスピは、韓国個人投資家の鉄火場となりつつ有ります。日本企業は、内部留保が有りますので、業績が悪化しても、しばらくは持つでしょう。
両国国民の性格の違いから、相対的に日本株の評価が、低い結果になっているのが、今の状況だと思います。
まだまだ、始まったばかりに、思います。
しかし、韓国人が使うのが大好きな「IMF危機」ですが、まるでIMFのせいで危機が来たような思考ですよね。
韓国の経済構造の欠陥から危機が起こったからIMFの指導が入ったというのにw
もう思考のフレームが、そういう風に転嫁するような病態なんです。