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さっそくGSOMIA問題を曲解報道する韓国メディア

韓国政府が昨日、急転直下、日韓GSOMIA破棄決定を撤回したことに関しては、今朝方の『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』で詳しくその内容について議論しました。こうしたなか、自分で読み返して、ひとつだけ書き忘れた論点があったのに気付いたので補足するとともに、今朝の韓国メディアの反応についても簡単に紹介しておきたいと思います。

昨日の韓国政府の決定はパターン①

先ほどの『韓国の「GSOMIA瀬戸際外交」は日本の勝利だが…』を自分で読み返してみて、ひとつ、重要な論点を書くのを忘れていましたので補足します。

いつも当ウェブサイトで議論しているとおり、日韓関係には、究極的には

  • ①韓国が国際法や約束をきちんと守る方向に舵を切ることで、日韓関係の破綻を避ける
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することで、日韓関係の破綻を避ける
  • ③韓国が国際法を破り続け、日本が原理原則を貫き続けることで、日韓関係が破綻する

の3つの選択肢しかあり得ません。

昨日、韓国政府が土壇場で日韓GSOMIAの延長を決めたのは、この3つのパターンでいえば、「とりあえずは①」だ、ということは間違いなく、日本が何らかの原理原則を捻じ曲げたということはありませんので、この点に関しては私たち日本国民としては安心して良いでしょう。

ただし、あくまでも昨日の時点では、韓国が仕掛けてくるさまざまな瀬戸際戦術のほんの一部を韓国が撤回した、というだけの話であり、韓国が韓国が繰り返し、国際法や約束を破り続けているという状況に変化はなく、遅かれ早かれ、日韓関係は③の選択を迫られるでしょう。

フェイクニューズ

さて、韓国メディアが、さっそく本件を取り上げています。

GSOMIA、ひとまず維持…韓日首脳、来月会談か(2019.11.23 09:14付 中央日報日本語版より)

韓国メディア『中央日報』(日本語版)によると、昨日の韓国大統領府の発表は

GSOMIAの効力を条件付きで維持しながらWTO提訴を中断し、日本の輸出規制について議論するという意味だ

と述べていますが、これについては『【資料】GSOMIA等を巡る日韓両国政府の発表内容』で紹介した韓国大統領府の発表と照らし合わせると、不正確です。議論するのは「日本の輸出規制について」ではなく「日韓間の輸出管理」です。

韓国政府が言い出したのは「日韓GSOMIAの終了通告を撤回する」ということと、「日韓GSOMIAはいつでも終了させることができる」、「韓日間の輸出管理政策の対話が正常に進行されている間はWTO提訴手続を停止させる」の3点です。

ちなみに中央日報は韓国政府関係者による

米国の積極的な仲裁と日本との終盤の水面下接触の結果、政策方向が変わった

との発言を引用していますが、日本側の記者発表を読んでみても、日本の輸出管理厳格化にまったく変化はなく、もし韓国側が自国の輸出管理体制についての話し合いを日本とするのならば、それに関する協議には応じる、というものに過ぎません。

つまり、「現状で(旧)ホワイト国撤回と3品目の輸出管理厳格化を撤回する」、という話ではないのですが、中央日報はこれを勝手に曲解したうえで、次のように述べています。

韓国がその間、『日本が輸出規制を解除すればGSOMIA終了問題を解決できる』という立場を見せただけに、双方が今後どのように両問題の解決で接点を見いだすかがカギとなる

なりません(笑)。

今回の韓国政府のGSOMIA破棄措置の撤回は、日本の輸出管理適正化措置を撤回させるための瀬戸際外交が失敗したというだけのものであり、そのほかの問題点は何も解決していないからです。

米国からさっそくクギが

一方、この中央日報の記事には、

GSOMIA終了に反対してきた米国はこの日、韓日政府の発表を歓迎した。ソーントン前国務省次官補代行( 東アジア・太平洋担当)は『GSOMIAは米国の両同盟国が深刻な脅威に直面した時に団結できるということを他国、特に北朝鮮に示すために象徴的に重要だ』と述べた。

とありますが、この発言からは、「再び瀬戸際外交をしたら許さないぞ」という米国の強い意思を感じることができます。

また、『ハンギョレ新聞』(日本語版)に掲載された次の記事でも、ハンギョレ新聞は「韓国大統領府は日韓GSOMIA終了を条件付きで先送りすることを決定する代わりに、日本政府は輸出審査優待国資格の復元と3品目の輸出規制を再検討することにしたと発表した」と述べています。

GISOMIA「条件付き延長」…規制交渉、時間稼ぎ用の解決方法(2019-11-23 08:08付 ハンギョレ新聞日本語版より)

これも明らかなフェイクでしょう。

ちなみに韓国が今回のGSOMIA騒動で米国の不信感を買ったという認識は、これらのメディアにもないらしく、ハンギョレ新聞は能天気に

日本政府が近いうちに輸出規制措置を撤回しなければ、直ちにGSOMIAを終了することもありうると明らかにした

と韓国大統領府の発表を垂れ流しているのですが、おそらくそれは米国が許さないでしょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

もっとも、日本政府側の対応も満点とはいえません。

現時点に至るまでに、防衛省、外務省、経産省のウェブサイトに本件についての見解は掲載されていませんし、日本政府が韓国側の仕掛けて来ている一連の瀬戸際外交について、トータルで説明したウェブサイト等を設けていないからです。

その意味では、普段から虚報、誤報、捏造報道が散見される日本のオールドメディアにとっては、「日本外交の敗北」といった見出しの論説を打ちたい放題ではないかと懸念してしまうのです。

少なくとも、日本政府は今回の韓国政府の発表にある、

わが国の政府はいつでも韓日軍事秘密情報保護協定の効力を終了させることができるという前提の下に、2019年8月23日付の終了通知の効力を停止させることにし、日本政府はこれに対する理解を示しました

のうち、下線を付した下りについては、防衛省がただちに否定するべきでしたし、それが無理でも週明けには菅義偉内閣官房長官あたりが否定して欲しいところです。

その点を除けば、日本政府の対応は今のところパーフェクトだと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (55)

  • 日本としても、米国の顔立て、もっと言えば、米国主導のアジア太平洋戦略の一角を綻ばすことは何としても避けなければならなかったのでしょう。

  • GSOMIA関連で気になったのはNHKのこのニュースです

    >一方、関係悪化の根底にある「徴用」をめぐる問題では、今回の決定をきっかけに両国の歩み寄りを探る動きが本格化する可能性があり、日本政府としては、韓国側で新たな基金を作り、日本企業に強制力のない形で自主的な寄付を募りたいとする韓国の国会議長が示した案の行方を注視する方針です。

    え? あの文喜相の案に乗る気なの?

      • そもそもGSOMIAの期限に関する取り決めには韓国の言う条件付きで延長を認めるなどということはないはずだ、韓国がこれを主張した時点で既に協定違反、すなわちお得意の合意破りということになる、安倍政権が原則を守るというのならまずこのことを指摘し韓国の申し出をなぜ門前払いしなかったのか不思議でならない。

  • 以前、GSOMIAがどうなるかの予測で、私は破棄に賭けました。賭けが外れて残念です。間際にヘタれるのは韓国人の常ですが、文在寅なら突き抜けてくれると思っていました。米国の圧力が、それほどに強かったと言うことでしょう。

    その米国が、返す刀で日本にも情報を求めてくる可能性もあり、今後も油断はできません。また、韓国が「GSOMIAを外構カードにしてはならない」ことを学習できたか否かも疑問です。「米国をここまで動かしたのだから、有効な外構カードであることを確認できた」と肯定的に捉えている可能性もあります。

    また、独特の幸せ回路により、日本が「輸出規制を解除するはず」と思い込んでいる節もあり、近い将来、日本の「輸出管理」方針が変わらないことに気付いて「日本に裏切られた」と激怒し始めるでしょう。

    サイト主様が仰るように、今のうちに日本政府の輸出管理体せ二編かがないことを宣言しておくべきだと思います。

    • 阿野煮鱒様へ

      自分も残念でなりません…
      文在寅ならば、文在寅ならば、やってくれると信じておりました。
      特に、訪韓したエスパー国防長官やマーク・ミリー統合参謀本部議長の前で、文在寅がGSOMIAの破棄撤回を否定してしまった瞬間に勝負が決まったはずでした。
      100人いたら100人ともが、GSOMIA失効が決定付けられたと考えるはずです。
      むしろこの中で、『韓国はヘタレる』と予想すれば、周囲からは狂人の扱いを受けることになるでしょう。

      今回の件、最終日当日まで青瓦台内部では破棄撤回を行う雰囲気は無かったようです…
      まさに急転直下で文在寅がヘタれ、鶴の一声でGSOMIAを延長すると声明を出したのでしょう。
      保守系メディアにとっては、断末魔の叫びをあげた甲斐があったと言うものです。(笑)
      まあ、安全保障の取り決めを交渉の遊び道具にするような連中は、まったく信用できないことには変わりはないのですが…

      • ご賛同? ありがとうございます。今回の件は一般には日本の外交的勝利ということになっているらしいのですが、GSOMIA破棄こそが日本の勝利ではありませんか。私は敗北感を味わっております。

        それから、もしもGSOMIA延長が文在寅の決断であるとすれば、これも要注意材料です。文在寅はただの脳天気な無能ではなく、デリケートな外交判断が可能で、かつ、国民感情に逆らってでも果敢な決断ができる人物ということになるからです。私は、かれを突き抜けたアホだと信じておりました。私の中江様々な前提が崩れ落ちています。

        まあ、好材料は、文在寅大統領が有能なのであれば、文政権は簡単には倒れないだろうということです。できるだけ持ちこたえていただきたいものです。

        ついでに、先のコメントの誤記訂正。ひどい誤字だらけでした。

        誤: 日本にも情報を求めてくる
        正: 日本にも譲歩を求めてくる

        誤: 外構カード
        正: 外交カード

        誤: 輸出管理体せ二編か
        正: 輸出管理体に変化が

  • 言葉尻を捕らえるわけではありませんが、米国の意向を配慮したとはいえ、韓国の我儘に応じて終了宣言を無かったことにしたのは日本の失点であり、原理原則を守ったとは言い切れません。今後似たような事態で、認めない、とは言い難くなってしまいました。
    しかし、ここまでは日米にとっての都合を優先したと言えるので、必ずしも韓国に配慮したものではありません。

    Web主様が懸念する通り、道理の通らない言い分をそのままにして、追い詰めすぎるのも良くないなどと考えるなら、日本の良くない面が出たと言えます。
    子供扱いをせず、しつこいぐらいに間違ったことは否定し続けることを期待します。

    • 以前どこかに書いたのですが、賃貸アパート契約を例にとって、一度出て行くと通告したら、後から「やっぱり住み続ける」と言ってもダメ、再契約が必要、GSOMIAも同じ。韓国が破棄を通告した以上、延長は不可能、再締結の手続きが必要という意見がネットのあちこちに見られました。

      私は、技術的にはその通りでも、現実には破棄の撤回がまかり通るだろうと書きました。実際にその通りになりましたし、「今後いつでも破棄できる」とかいうふざけた条件付きで復帰しました。

      日本政府は、こんないい加減な延長手続きを認めるべきではありません。原則論を貫き通し、GSOMIA再締結を韓国に迫るべきです。もちろん「随時撤回可能」など認めるべきではありません。

      日本がこのように生硬な姿勢を示せば、当然ながら米国政府は日本に柔軟な対応を迫るでしょう。それをあっさり受け入れず、条文を盾に突っぱねるべきです。法治国家どうしが成文化された協定で争うなら、条文に裏打ちされた主張の方が通ります。結局米国は、無理を通して道理を引っ込ませる強硬策を余儀なくされるはずです。その米国の醜態を日本は国際社会に示すべきです。

      今こそ戦後ながらく続いてきた、米国による韓国の甘やかしと、日本への不条理なツケ回しに終わりを告げる好機です。

      • 阿野煮鱒 様

        >原則論を貫き通し、GSOMIA再締結を韓国に迫るべきです
        おっしゃる通りです。

        以前、囲碁対局に例えてコメントしたことがあります。
        それに倣って今の状況を例えると、囲碁の国際試合で韓国が一度完全に打ち終わった手に「まった」を掛けて、それを審判の米国は頷き、対局相手の日本も「仕方ないな」で受けてしまったように見えます。完全な茶番で、その対極の結果は到底正式なものとして認められないでしょう。

        しかし、日米はGSOMIAに関しては原理原則を捻じ曲げたとは表立って言わず、なあなあで済まそうとしています。そして既成事実化して、GSOMIAの条文も宙ぶらりんです。
        せめて、条文ぐらいはちゃんと解釈して、再締結するべきでしょうね。
        現実はこのまま楽な方へ流れていきそうな気がして仕方ありませんが。

  • 朝鮮日報の記事です。

    ◆日本が態度を変えず時間稼ぎすれば
     韓国には適当な対応策なし
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191123-00080009-chosun-kr
    韓国政府がGSOMIA条件付き延長の「条件」に掲げた
    日本の輸出規制撤回をすぐに得る適当な腹案はない。(中略)
     これに関して、韓国の与党「共に民主党」の宋永吉
    (ソン・ヨンギル)議員は「(日本に)今後与えられる
     期間は40日程度」だ(以下略)

    ⇒ 年内に日本の譲歩がないと政権が持たない
     ということかな。知らんがな(笑)。
     12月にもう一度破棄騒ぎを起こす勇気がある
     ならやってみなはれ。

  • 一夜明けて、情報も出尽くした感が有ります。
    GSOMIAは、破棄に続いて、延長も予想が外れて、ショボンです。
    日韓共に勝ち負けを議論をしており、韓国メデイアは自国優位な立場で記事を書いています。
    個人的には、「勝ち負けはどうでも良いや」というのが、感想です。
    私は、日韓関係の悪化、断交や、米韓同盟の崩壊を望んでいる訳では無く、韓国及び朝鮮半島の破綻、崩壊が希望です。プロセスはどうあれ、結果が破綻、崩壊、国内の混乱に結びつく事が理想ですので、今回の韓国の方針転換は残念です。
    韓国国内で、文政権が破綻しないように、韓国マスコミには、愚民の扇動を頑張って欲しいと思います。

    • だんな様

      >韓国国内で、文政権が破綻しないように、韓国マスコミには、
       愚民の扇動を頑張って欲しいと思います。

      ⇒ さすがに無理じゃないですか。
        ハンギョレなんかショックで昨日1日黙り込んで
        しまったようですし。

        クネの二の舞になるんじゃないですかね。

      • クロワッサンさま
        朴前大統領と同じ運命をたどるかもという記事です。
        「市民行動」GSOMIAの延長、国民無視の決定
        https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=auto&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fnews.v.daum.net%2Fv%2F20191122212400741
        昨日、市民団体がGSOMIA破棄を祝うためのデモを企画していたのが、そのままロウソクデモに変わったようです。
        昨日の文大統領の判断は、私の考える中朝工作員にとって、大きな不満でしょう。
        今のところ、支持層、非支持層の両方から、批判が有るようです。
        選挙が戦えないと思いますので、選挙前までにまたGSOMIA破棄を言い出すかもしれません。
        国民の不満を発散、解消させるために、何か起こるでしょう。

        • ありがとうございます。

          ムンムンもミミズク岩からアイキャンフライしちゃうんですかねぇ…勿体無い。

          しゃぼん玉飛んだの替え歌をムンムンにも送らねば。

  • >少なくとも、日本政府は今回の韓国政府の発表にある、
    >「わが国の政府はいつでも韓日軍事秘密情報保護協定の効力を終了させることができるという前提の下に、2019年8月23日付の終了通知の効力を停止させることにし、日本政府はこれに対する理解を示しました。」
    >のうち、下線を付した下りについては、防衛省がただちに否定するべきでしたし、それが無理でも週明けには菅義偉内閣官房長官あたりが否定して欲しいところです。

    うーん…日本語能力に問題が無ければ「韓国政府が(一方的に)そう主張をしていると言う事は知っている」程度であり、「韓国政府の主張に日本政府が同意した」では全く無いのですが、「硬派メディア」(笑)の日本語能力には疑問符が付きますからねぇ…。

    ちなみに「硬派メディア」とは東洋経済OLで薬師寺氏が今日持ちいた「マスゴミ」の新呼称です(笑)

  • 北朝鮮の声明がまだ出ませんね。
    ちなみに中国は不快感にじませた声明を
    出してますね。

    ◆GSOMIA 中国外務省「第三国の利益損うな」
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/k10012187721000.html

    パーフェクトストームは中国からやってくる
    かもしれませんね。

    北朝鮮も例のホテルは取り壊しで、ミサイル
    も打つでしょうね。今度は海ではなく、陸に
    打ってくるかもしれないので韓国人は
    注意してください。

  •  日本中が、韓国の一人負けのように報じていますが、そうなんでしょうか?

     アメリカから強烈な圧力がかかる中、韓国はしたたかに、一週間前に、中国と新防衛協定を結びました。

     100%アメリカの言う通りにはならないぞという、米中を天秤にかけた戦略を取りました。

     この点に関しては、見事というか、アメリカをも手玉に取りかねない、圧力に屈したようで、中国をも見据えている。

     でもこの二股、両天秤、その元祖は日本ではないのでしょうか?

     強固な日米関係といいながら、中国主席を国賓として呼ぶ、まさしく両天秤、『アメリカさん、日本も、中国カードを持っていますよ』と言っているんですよね。

     日本こそ、アメリカを軽んじ、天秤にかけている最たる国家ですよね。

     まあ、以上のことはさておき、韓国の新防衛協定締結や、米中両天秤についても、取り上げて頂いたら有り難いですね。

    • ラン丸様

      たしかにタイ・バンコクでのASEAN国防相会議(ADMMプラス)に先んじ、17日に韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と中国の魏鳳和(ぎ・ほうわ)国防相が「防衛における二国間交流と協力を促進する」ため、韓国ー中国間の軍事ホットライン(直通電話)の数を増やし、2020年度中の韓国国防長官の中国訪問を進めることに同意した、と韓国国防相が発表したようです。
      アメリカにとってはおもしろくない話ですね。

      ところで素朴な疑問なんですが、ホットラインの数を増やし、訪問を進めることに同意しただけで、新防衛協定を締結したことになるのでしょうか。

  • > もし韓国側が自国の輸出管理体制についての話し合いを日本とするのならば、
    > それに関する協議には応じる、というものに過ぎません。

    それが既に韓国側の曲解報道にはまっているのでは?

    22日晩のプライムニュースで細川氏は、「協議」ではない、「対話」だと、繰り返し力説してました。

    既に、「説明会」を「協議」と虚偽発表した実績もあります。

      • 中央日報も、「日本政府は『韓国側が譲歩をする』と判断し『輸出規制は維持しながらも、局長級政策対話を再開する』というラインで韓国側にGSOMIA終了決定の撤回を要求したと、同紙(読売新聞のこと)は伝えた。」と報じている。

        https://japanese.joins.com/JArticle/259878

        中央日報自身の言葉としては「対話」と言い難いので、読売新聞が報じた体裁を採ってはいるが。

        しかるに、朝日新聞の24日朝刊第一面トップ記事のサブタイトルは、「輸出規制 局長級協議へ」だ。

        韓国マスコミが「対話」と報じているのに、日本の硬派マスゴミは「協議」と報じるとは、韓国マスコミ以上に青瓦台寄りなんだ。

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