米国の著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏が「日本はこれから衰退する」、「これからは中韓の時代だ」などと主張しているらしい、という話題については、以前、『【どうぞご自由に】米投資家「私なら日本脱出し中韓に移住」』でも紹介したところです。調べてみると、『東洋経済オンライン』ではこのジム・ロジャーズ氏に学ぶ、といった論考がシリーズ化されているらしく、だいたい毎月1本くらいのペースで公表されているようです。本日発見したのは、「東京五輪の事業リスク」と「日本の治安悪化」を関連付けた論考です。
目次
ジム・ロジャーズ氏の「日本衰退論」
以前、『【どうぞご自由に】米投資家「私なら日本脱出し中韓に移住」』で、米国の著名な投資家であるジム・ロジャーズ氏が「日本は衰退する」だの、「これからは中韓の時代だ」だのと主張しているらしいという話題を紹介しました。
その際の「元ネタ」のひとつが、東洋経済オンラインに今年7月21日付で掲載された『ジム・ロジャーズ「私なら10歳で日本脱出計画」/「滅び行く日本」にしがみついて生きるのか』という記事なのですが、これがもうハチャメチャです。
これを執筆したのはファイナンシャル・プランナーの花輪陽子氏ですが、彼女はジム・ロジャーズ氏がインタビューで
「私が日本に住む10歳の子供であれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。中国や韓国に移住したほうが、よほど豊かに生活できるのだから。」
などと述べたとしつつ、数字の根拠すら示さずに
「私も母でもあり、ファイナンシャル・プランナーであって、日本の財政赤字がどれくらい深刻で、将来子供達にどのようなツケが回ってくるのかは数字で計算をしたら想像がつきます。」
などと読者の不安を煽っているという代物だからです。
- 国の借金が巨額だから、いつか日本は財政破綻する。(→根拠なし)
- 少子高齢化だから、中韓と比べて日本には未来がない。(→出生率は中韓も低い)
- だからこそ、中国や韓国に移住した方が良い。(→論理が飛躍し過ぎ)
正直、この手の主張を読んでいても、論理的根拠なし、矛盾だらけ、論理が飛躍し過ぎであり、説得力はカケラもありません。
ただし、『東洋経済オンライン』という、非常にネームバリューのあるウェブサイトに掲載されたためでしょうか、少なくない読者がこうした論考に惑わされているのは、非常に残念な話ですが…。
ジム・ロジャーズ氏「東京五輪で衰退する日本」
ただ、前回はかなり批判的に紹介してしまいましたが、部分的に共感できる下りがある、というケースもあります。
その典型例が、同じ『東洋経済オンライン』に花輪陽子氏が寄稿した、次の最新記事です。
ジム・ロジャーズ「日本は東京五輪で衰退する」/いずれ「政府への反乱」が起きるかもしれない(2019/11/10 5:30付 東洋経済オンラインより)
花輪氏によると、ジム・ロジャーズ氏は先日、東京、京都、大阪で講演を行ったそうですが、こうした講演や書籍を中心に、彼女自身が「印象に残っている日本人へのメッセージ」が、今回の記事なのだそうです。
(※先日の論考と同様、この記事もジム・ロジャーズ氏本人が執筆した記事ではないため、ジム・ロジャーズ氏が言いたいことが正確に伝わっていない可能性はありますので、この点については公正さのため、いちおう付言しておきたいと思います。)
花輪氏によると、ジム・ロジャーズ氏の日本人に対するメッセージとは、「五輪で借金だけが膨らみ、最後は弊害にむしばまれる」、というものだそうです。
「歴史を見れば、オリンピックが国家にとってお金儲けになった例がないことがわかる。一部の人に短期的な収入をもたらすことはあっても、国全体を救うことにはならず、むしろ弊害を及ぼす」
ここでいう「カネ儲け」だの、「国全体を救う」だのという表現が何を意味しているのかはよくわかりません。
ただし、「近年の五輪が過去と比べ、経済発展の起爆剤としての効果が薄れている」という意味で述べているのだとしたら、彼の指摘は正しいといえます。
実際、1980年以降の五輪開催都市・開催国を眺めてみると、次のとおりです。
- 1980年…モスクワ(ソ連)
- 1984年…ロサンゼルス(アメリカ)
- 1988年…ソウル(韓国)
- 1992年…バルセロナ(スペイン)
- 1996年…アトランタ(アメリカ)
- 2000年…シドニー(オーストラリア)
- 2004年…アテネ(ギリシャ)
- 2008年…北京(中国)
- 2012年…ロンドン(イギリス)
- 2016年…リオデジャネイロ(ブラジル)
これで見ると、五輪が経済発展の起爆剤となったケース(あるいは高度経済成長の最中に五輪が開催されたというケース)といえば、せいぜい、1988年のソウル五輪と2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪くらいでしょう。
いや、むしろこれらの事例でわかるとおり、近年では発展途上国・新興国ではなく、成熟した先進国で五輪が開催される機会も増えています(1984年のLA、1996年のアトランタ、2000年のシドニー、2012年のロンドンなど)。
さらにいえば、2008年の北京五輪、2016年のリオ五輪の場合は、これを契機に開催国の経済成長率が飛躍的に高まったという事実もありませんので、ジム・ロジャーズ氏の主張を「近年だと五輪で経済発展効果が得られたというケースは限定的だ」と解釈すれば、それは部分的には正しいのです。
「五輪のせいで日本の借金はさらに膨らむ」
そのうえで、花輪氏によると、ジム・ロジャーズ氏は次のように述べたそうです。
「結局のところ、オリンピックのせいで日本の借金はさらに膨らむのだ。これは一般の人々にとって悪い結果にしかならない。やがてオリンピックが2020年に東京で開かれたことを、ほんの一握りの人しか思い出せなくなった頃に、オリンピックがもたらした弊害が日本をむしばむ」
実際、東京五輪のマラソン・競歩を巡り、IOCが札幌開催を決定したことについて、花輪氏は東京都が「暑さ対策」ですでに投資した約300億円の費用が無駄になった点や、マラソン中止で東京都が数百億円の機会損失を蒙るといった試算があると述べています。
この点、たしかに小池百合子東京都知事が「かつてないほど仕事ができない無能な政治家」であることについては、私自身もまったく同意します。
東京五輪の開催時期が酷暑の盛りであること、本来ならば前回の東京五輪のように秋口に開催するのが望ましいことなどについて、IOCとのあいだで何の調整もできていないこと自体、小池百合子氏がいかに無能であるかの証拠であると思えてなりません。
そして、東京五輪を契機に造られる競技場などのさまざまな施設は、その後の活用方法をきちんと考えなければ、社会的には不良資産化してしまうおそれもあるのです。
「若者が資産運用しない」、当たり前では?
つまり、日本が東京五輪という「大きなリスク」を取ったことが、結果的に裏目に出るだろう、というのがジム・ロジャーズ氏の指摘なのだとすれば、世界的に有名な投資家による日本に対する苦言として、いちおうは心に留めておく価値はあるかもしれません。
ただし、世の中にはありとあらゆる事業リスクが存在していますので、「五輪に備えて借金をして建設した施設が不良資産化するリスク」も、「東京五輪」という「事業」を実施することに伴うリスクのひとつではないかと思います。
ということは、ジム・ロジャーズ氏の理屈が正しければ、「リスクを取るのは悪いことだ」、となりそうにも思えますし、今後の日本は東京五輪や大阪万博のような過大投資を控え、慎ましく生きていかねばならない、とも見えてしまいます。
ところが、花輪氏の論考では、この東京五輪の下りの続きで、ジム・ロジャーズ氏の「日本の若者が就きたい職業の第1位が公務員だ」、「これは世界のほとんどの国では考えられない事態だ」などの発言を紹介したうえで、
「本来、今後稼げる人的資本が大きい若い世代は、リスクを取って外資系企業で働いたり、海外に飛び出したりしてもよいはずです。リスクを取ってこそ、リターンが最大になります。」
と指摘していますが、これもそのとおりでしょう。
シンプルな疑問ですが、東京五輪に備えて施設を新設することも、若者が外資系企業や海外で働いたりすることも、ともに「リスクを取っている」ことだと思いますが、同じ「リスクを取る行為」なのに、なぜ若者にリスクを取ることを進めておきながら、東京五輪でリスクを取ることがダメなのでしょうか?
また、花輪氏は次のようにも主張します。
- 「私の周囲では、リスクを取って起業したりしている人は高齢者です。人脈や資金をもとに起業する場合が多いですが、本来、リスクを取るべき人が取らずに、元気なのは高齢者というのが現実です。」
- 「資産運用をしている中心世代も高齢者で、本来は預貯金や債券を中心に運用すべき高齢者が、アクティブに株などで運用をしたりしています。」
この点については、同意できる部分と、同意できない部分があります。
まず、起業者に高齢層が多い理由は、それなりの知識と経験と貯蓄と人脈を得ている人の方が、それらを持っていない人よりも有利だからでしょう。また、個人としての資産運用も、まだ運用するほどのおカネがない人よりも、資金繰りに余裕が出てくる高齢者層の方が運用資金が多いのは当然ではないでしょうか。
(※余談ですが、「高齢者は預貯金や債券を中心に運用すべきだ」という決めつけの根拠は、よくわかりません。)
もっとも、米国ではIT業界を中心に、若者が積極的に起業しており、なかにはフェイスブックやツイッター、グーグルのようなITベンチャー企業も多数出現しています。
花輪氏の論考を「若い人たちがもっとリスクを取れる社会的な仕組みや土壌をどうやって育んでいくかが問題だ」という意味だと捉えるならば、この点に関する問題意識については同意できる部分でもあります。
自動小銃を購入するか、日本を去る
ただ、今回の花輪氏の論考には、部分的に同意できる箇所もある一方で、断じて同意できない部分もあります。
あまりにも酷いのは、次の下りです。
「私は、2017年11月にアメリカの投資情報バラエティー番組に出演し、『もし私が今、10歳の日本人ならば、自分自身にAK-47(自動小銃)を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう』と発言した。この発言は放送開始から間もなく大きな話題になったようだが、これは将来の日本社会を見据えてのものだ」
自動小銃で武装するか、日本を去れ、という主張は、あまりにも唐突過ぎ、私たち読者は置いてけぼりを喰らわされます。しかも、花輪氏は論考の末尾を、次のように締めています。
「英国『エコノミスト』誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が発表した「世界の都市安全性指数ランキング」では、幸い東京が1位、大阪が3位に選ばれました(中略)しかし、希望のなさが絶望に変わったとき、この数字は変わってしまうかもしれません。投資家目線で冷静に日本のことを考えると、オリンピックにかける危うさに気づくことができるかと思います。」
論理が飛躍し過ぎで、まったく説得力がありません。
五輪に事業リスクが高いことは事実ですが、なぜ五輪が「日本の治安悪化」につながるのでしょうか。なぜ五輪が「自動小銃で武装」に至るのでしょうか。今回の論考では、部分的に賛同できた下りがあっただけに、非常に残念と言わざるを得ません。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、当ウェブサイトでは数日前から、『数字で読む日本経済』というシリーズを開始しました。
このなかでは「国の借金」論のインチキを中心に、数字で読み解く日本経済の実態について触れていく予定ですが、単純な「日本礼賛論」だけでなく、日本が抱える課題についてもしっかりと紹介していこうと思っています。
とくに、「財政拡大が必要だ」とする主張は、日本の地方にありがちな「無駄な公共事業」を推奨するものではありませんが、それと同時に今回の花輪氏の論考を読んでいると、自分自身、「財政拡大すれば日本の問題はすべて解決」と単純に考えてはならないという戒めにはなったと思っています。
その意味で、花輪氏の論考を批判的に取り上げてしまったものの、どんな論考にもたいていは部分的に共感できる下りがあるのであり、自分と異なる立場の論者が執筆した論考についてもきちんと読まねばならないということを、改めて痛感した次第です。
View Comments (36)
以前、ハゲタカvs日銀で一戦構え、自軍は自動小銃
日銀の艦砲射撃で撃ち落とされた、根w。
損切り出来たのかな〰
与太話です。
AKB48と聞いて、「AK-47の派生型か?」と人に尋ねたことがあります。
この先、治安が悪化する可能性があるとすれば、半島の内乱による難民の大量流入でしょう。
その時なら、AK-47が本気で欲しいです。射撃姿勢で何分保持できるか、腕力の衰えが心配ですがね。せいぜい鍛えておきます。
こんなこと書くから、「ネトウヨ」なんて言われるのでしょうか。不本意だな。
そうそう、本題の花輪陽子とジム・ロジャーズは、胡散臭い人物として、既に色眼鏡を掛けて見る対象になっております。
KGB48というネタもありました。
りょうちん さま
知りませんでした。恐ろしそうな・・・
氏は有名な投資家と承知しておりましたが、少なくとも今現在は単なる金の亡者になられた様に見えます。竹中半兵衛、黒田官兵衛は秀吉を支えたニ兵衛ですが、この天才的な戦術家は「わたくしが僅かでも入ると、世の動きも相手も、そして自分さえも見えなくなる」と言う趣旨の言葉を同音異句に吐いていたと聞いた事が有ります。
氏のご説は正にここに陥っているように感じます。
借金は借金としても、会計士様のご説である(と思われる)「国家もB/S、損益計算書、キャッシュフローで見ないと判断を誤る」に賛成なので、完全に的外れだと思います。単に中韓で中韓流贅沢なおもてなしを受けて、具体的事実の部分的取り上げ→部分を全体のように見せかける→理論を示さずに誰それが悪いと決め付け!と言う、オールドメディアがよく使う手法で日本を非難しているだけと判断致します。
「ときよ止まれ、汝は美しい」なんて言える世の中は、実現されたこともなければ、これからもやって来る見込みはない。この日本にしても、少子高齢化、人口集中と過疎の進行、経済格差の拡大、若年層の保守化・上昇志向の減退など成熟社会の問題点など、一朝一夕の解決など期待できない多様な問題を抱えていることは、誰しもが意識しているところ。さまざまな視点からの警世的な議論は楽観的なものであれ、悲観的なものであれ、基本的には有益なものと見なすべきでしょう。十分な論拠に基づくものである限りは、勇気づけられるものか、腹立つものかも別にして、いたずらに排斥すべきではないのもまた自明のこと。だけど、ジム・ロジャースなる人物の一連の雑文はネ~。
一言で言うなら、強いことこそが正義、強大な力を養えば周辺の弱小民族を屈服させて欲しいものは奪い放題という、遊牧民的価値観・世界観丸出しってところでしょう。豊葦原瑞穂の国で連綿と育まれてきた価値観、処世訓とはまあ水と油ですね。日本人に中国人や朝鮮人的生き方をしろったってネ~。この日本に生まれても拝金主義にまみれれば、投資の達人の言が有難いご託宣にも聞こえるのでしょうが。
伊江太様
正にその通りですね。彼等には誇りも、穢れた金と言う思いも、お天道様も何もない。拝金主義一辺倒でやってれば良いですが、死ぬ時何を思うか。キリスト教でも金持ちが天国に行くのは、ラクダが針の穴を通るより難しいと教えていますから。
蛇足で失礼しました。
伊江太様
豊葦原瑞穂国と聴けば、
日本人のオレは
お天道様に顔向け出来ない生き方は出来ないと、
恥かしながら、心に浮かびます…
私は団塊のど真ん中、
ジム某は、日本の実力を過小評価していると考えています。
名の売れた大口投資家が、「これは買いだ!」というときは、だいたい自分が既に持っているポジションを売って整理したいときであるとよく言われます。
買い手が現れれば値崩れせずに撤退できますから。
ジムロジャーズはここ数年、「半島買い」と「日本売り」を推奨してます。
数年後にどうなっているか、楽しみなんです。
普通に考えたら、今の状況で半島には明るい未来は描けないですから、投資する判断はしづらいですよね。
よっぽど困ってるんじゃないですかね。
まぁ実際には的を射た発言をしてる投資家がいないわけではないですけどね…
対日、与太話とくればロジャーズというくらいには普及してきた気はします。
同氏が対日批判を繰り返す以上は、日本が正しい方向に進んでいるということになりますから、これからもウォッチが必要になるかと思います。
更新ありがとうございます。
ジム・ロジャース氏のぶっ飛び論がハンパネ〜ですね。『私も母でもあり、ファイナンシャル・プランナーであって、日本の財政赤字がどれくらい深刻であるか理解している』、、こんなフィナンシャル・プランナー要らんわ(笑)。
五輪をやったら経済衰退する、とはちょっと違うと思う。ビッグイベントに乗じたテロリストの犯行や、人が集まる事への危機感なら理解出来ます。なるだけ、やらないほうが良いかもしれない。
しかし五輪やった後で翌年以後下降線描くのは、過去から良くあること。しかし今は日本経済が失速するより、次は大阪万博が控えてます。カネ、人の動きは五輪など比べ物になりません。
また、「日本の若い人はリスクを取って海外に行け」とはなんたること!別に内向きの日本人は、日本だけで生活したい、仕事したいと思っても不思議じゃない。公務員?立派な仕事だし、人気あります。
皆が皆、チャンスだ、リスクだ、リターンだ、儲けが大きいだ、を生きていく上での価値判断の基準にしている訳ではありません。
何か花輪氏の話を聞いてると、Mファンドで有名になったM氏の「モノ言う株主」、守銭奴みたいなイメージしか残りません。
また10歳の子がどうしてAKー47カラシニコフを持たねばならないのか?ハア?日本人が受け入れれるレンジを外し切ってます。
冗談半分で言うと、そこは何故米国製や日本製マシンガンでは無いのか(笑)。全く話が飛びすぎて理解出来ませんね。
バカ者。お前は何も分かっていない。
匿名様
質問です。
バカ者とは?誰の事ですか?
1)めがねのおやじ様
2)花輪某さま
3)ジムロジャース氏
4)その他
是非ご教授下さい。
この人、2015年8月に日本株買い増しと
言い、翌月には日本株全部売ったと言う
2019年2月には日本株7、8年持ってたが
昨年秋に売り払ったと、辻褄が合わない
ことを平気でいってるようです
息を吐くように嘘をつく、人のようです
百歩譲って、日本がダメとして、移住先が、なぜ、中韓なのか不思議。俺が移住するなら、西欧・アメリカ・豪州あたりを考えるよ。
私が移住を考えるなら、
バンコク、シーロムを考えます…
バンコク在住36年の老板…日本人です…が私に言いました…
シーロム通りを挟んで、サトーン通り、スリウォーン通りが有って、
サトーン通りがリッチ、シーロム通り普通、スリウォーン通りが貧乏…
と言ってました。私スリウォーン通りデス。見栄ハッテました…クスン。
クルンテープ、良いところですよね。
住むならシーロムかトンローですかねえ。
昔、よくバンコクに行ってた頃はサパンタクシン近くに常宿がありました。
あのあたりの微妙にローカルな雰囲気が好きでした。
タイは今住んでるアメリカ以上に第二の故郷のように感じてますので、いつかまた行きたいものです。
ジム・ロジャース氏は何もかも口から出任せを言っているだけと考えます。🐧
まず、
どうやったら日本でAK47を買えるのか?
何故、日本でAK47が買える程、治安が悪化するのか?
(北京やソウルより先に、何故日本が東のカブールになるのか)
AK47の特徴を知って言っているのか?
(曲銃床で連射した場合、2発目以降は何処に行くのか判らない)
そもそも、十歳児の体格で正確な射撃姿勢が採れるのか?
単に、頭の悪いハゲタカが、何も理解せず(日本人の民族性・日本の治安・推奨する自動小銃の特徴・十歳児の体格)に、自分の利益の為に世の中を煽っているだけ。🐧
余程、中韓に入れ込んで進退窮まったのか、恥も外聞もなく何か言っているだけ、コイツの破産が近い将来に耳に入るだろう。🐧
昨日ゴールデンタイムの「バラエティ番組」で子供兵士を取り上げていてびっくりしました。
しかもクイズ付き。
「子供を兵士にするのにどういう手段を使っているか」
なんて設問をひな壇クソタレントに答えさせるんですよ。
答えは「薬物で洗脳する」なんて「ヌルイ」正答だったのですが、実際には、ゲリラが集落は襲撃し、なんとか兵士に使えるレベルの年齢の子供に、実の親を殺させ、幼い妹をレイプさせた後で殺させるといった現実です。
そのあとも子供兵士はカラシニコフを適当にばらまいて敵を釣る餌(まともに敵に弾を当てることは期待されていない)にされたり、地雷地帯の啓開の道具、女児の場合は性欲処理の道具にと悲惨極まりありません。
こんなのいくらでも、ルポとか国連の調査でさんざん報告されているんです。
「子供にカラシニコフ」なんてのを軽々しく扱う連中こそ、ロシアン・ショーティーでもぶち込まれろと思います。
少年兵の問題は私もある程度は知っております。🐧
一番の問題は志願動機(志願したのか、させられたのか)だと考えます。🐧
「カッコいい」から、志願する少年が多いと聞きます。🐧
兄妹をレイプしたり、親を殺したりさせるまでの事は知りません。🐧
一般に殺生をするのは大人でも心理的ハードルが高く、ましてや人間、自分の親を殺したりするのは、少年兵云々ではなく幼くして異常者であり、保護厚生の対象ではないと考えます。🐧
ジム・ロジャーズの言う事なんて気にするだけ無駄ですよ。楽韓さんは「ポジショントーク」と言い切ってます。
ロジャーズには北朝鮮への投資過熱による株価上昇を期待して韓国株、特に大韓航空株を買ったものの、大きな損失を抱えているという個人的な事情があります。逆に日本株はアベノミクス失敗を予想して儲け損ねてしまいました。アベノミクス失敗と日本の財政破綻を言い続け、株価を下げて日本株を買おうと試みましたが失敗。仕方なく上がり切った日本株を買い直したものの、大して利益を出せないまま売り切ってしまったようです。その後、日経平均株価はバブル期以来の高値となりました。
こんな取引しかできない小物が「世界三大投資家」と言われてるようです。こんなのと一緒にしたらバフェット、ソロス両氏に失礼、いや無礼千万ですね。
ロジャーズは文在寅の政策や韓国経済を気持ち悪い程に持ち上げ、安倍総理の経済政策は「可すら与えられない落第レベル」と教授気取りの上から目線で叩いてます。韓国株を上昇させて利確し、日本株を下落させて安く買いたいのでしょう。
楽韓webの読者コメントに「ぼくはロジャーズ氏をゴールドマンサックス並みに信用しています」というのがあって、思わず笑ってしまいました。ただし、ロジャーズの言葉通りに株価が動かないのを見るとゴールドマンサックス並みの影響力もないようですね。
素晴らしい!
達見ですな!
(おふざけでなく正直に)
さしものロジャースさんも、ボケてきたようですね。五輪やって経済衰退などという珍説も珍しですよね。
こういう意見もあるなあぐらいに聞いとくだけで、充分でしょう。