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女性天皇と女系天皇を混同させるオールドメディアの罪

日本国憲法に、「国民の総意」という言葉が出て来ます。これについて当ウェブサイトでは、「私たち日本国民が、日本という国の良い伝統を守り、悪い点を改善し、日本をより良い国にして次世代に引き継ぐための社会的な意思」のようなものだと考えています。そして、本来、こうした国民の総意は私たち日本国民が自由闊達な意見交換を通じ、長い時間をかけて徐々に形成して行くべき筋合いのものですが、浅はかなオールドメディアが世論調査などの手段を使って一定の方向に歪めようとしていることに対しては、強い警戒が必要ではないでしょうか。

総意の形成

「国民の総意」とは何か

「国民の総意」、という表現があります。これは、日本国憲法第1条にも出てくる、一般に知られた表現でもあります。

日本国憲法第1条

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

ただ、ここで「何が国民の総意なのか」と聞かれれば、ふと疑問に感じてしまいます。

インターネット上で散見される、さまざまな意見、書き込みが「国民の総意」なのか。

それとも日々、新聞社やテレビ局が実施する世論調査が「国民の総意」なのか。

はたまた、衆議院議員総選挙や参議院議員通常選挙、最高裁判所判事の国民審査などの投票結果が「国民の総意」なのか。

おそらく、これには明確な定義などないのでしょう。

ただ、憲法学者という人たちが振りかざす小難しい(そして何の役にも立たない)議論を無視すれば、一般的に「総意」とは、「全員一致した考え方」のことではなく、

「私たち日本国民が、日本という国の良い伝統を守り、悪い点を改善し、日本をより良い国にして次世代に引き継ぐための社会的な意思」

のようなものだと考えています。

そもそも、日本国民という者は1人の人間ではない以上、どんな問題であっても、基本的には「全員一致すること」などできません。

私たち日本国民のあいだでは、性別の違い、住んでいる地域の違い、年齢の違い、健康状態の違い、職業や社会的立場の違いもありますし、政治信条、信仰している宗教、果ては細かい食の好みにも違いがあります(※とくに食の好みは家族でも違います)。

結局のところ、これら多様な人々から構成されている私たちの社会において、できるだけ少数意見にもしっかりと耳を傾けつつ、できるだけ多くの人々が賛同できるような解決策を決めていかなければなりませんし、社会全体・国民全体の総意として形成していかねばならないのでしょう。

いや、もっと本質的なことをいえば、わが国のように連綿とした悠久の歴史を持つ国においては、「皇室とはどうあるべきか」、「私たちの国・日本はどうあるべきか」といった根源的な「国の在り方」を変えるような決断を、私たちの代だけでやって良いのか、という問題もあるでしょう。

なぜなら、私たちはこの国を祖先から受け継いだだけの存在であり、この国をより豊かで平和で素晴らしい社会として、次の世代に引き継いでいかなければならないからです。

総意はどう形成されてきた?

さて、「総意」とは、国民全員がひとり残らずまったく同じ意見で一致する、という意味ではなく、社会のかなり多くの人々が、「もうこちらの方向に行くしかないよね」、と賛同するような状態だと思います。

もちろん、個々の政策の話でいえば、国難に直面しているにもかかわらず意見が対立して、にっちもさっちもいかないような状況が生じれば、最終的には強引に多数決で決めなければならないような局面もあるでしょう。

たとえば、ある政策を巡って国会で対決していて、まったく真逆のA案への賛同者が51%、B案への賛同者が49%という状況であれば、49%のB案が切り捨てられます。国政であれば、このような極端な状況が発生するのも仕方がありません。

しかし、こうした極端な場合は仕方がないにせよ、普段の国の運営においては、「できるだけ多くの意見に耳を傾け、できるだけ多くの賛同が得られる政策を推進していく」努力が求められますし、社会の構成員たる私たち日本国民も、議論を通じて異見を調整していく努力をしなければなりません。

こうした努力を続けていれば、たとえば「税金を引き上げるかわりに高福祉を取るか、税金を引き下げるかわりに低福祉を我慢するか」、といった議論を乗り越えて、寄付金控除などの税制優遇を拡充して、低い税金で高い福祉を実現する」、といった新たな案が出てくるかもしれません。

新聞、テレビが総意形成に寄与してきた?

ひと昔前であれば、こうした役割を担うことが期待されていたのが、新聞の社説であり、テレビの報道番組だったのではないかと思いますし(実際にそれが出来ていたかどうかは別として)、「新聞やテレビの主張を参考にしている」という人々も多かったのではないでしょうか。

ただ、いまからちょうど10年前、2009年8月30日に行われた衆議院議員選挙では、かなり多くのオールドメディア(とくに新聞とテレビ)が主導した「政権交代」報道の影響により、自民党が大敗を喫し、民主党が大躍進して政権交代が実現しました。

当ウェブサイトでいつも紹介する具体的な証拠が、「日本経済研究センター」が2009年9月10日付で発表した『経済政策と投票行動に関する調査』というレポートで、テレビや新聞を信頼して投票した人ほど、2009年8月の衆院選では比例区で民主党に投票したことが示されています(図表)。

図表 情報源と比例区投票先の関係(クリックで拡大)

(【出所】(社)日本経済研究のレポートのP7を参考に著者作成)

つまり、2009年8月の総選挙で政権交代が実現した最大の要因は、間違いなく、新聞やテレビが結託して一定の方向に国民世論を誘導したことによるものだ、ということは間違いないでしょう。

懲りないメディア

総意を歪めたメディアに下った罰

ところで、個人的な記憶ベースで恐縮ですが、2009年8月の総選挙の結果を「政権交代は国民の総意だ」と評した新聞があったと思います(※今から10年以上前のことなので、記憶は若干あやふやですが…)。

ただ、2009年8月の政権交代を「国民の総意だった」と見るのであれば、政権交代という「国民の総意」は、まさに新聞とテレビを中心とするメディアが作ったものだ、という言い方をすることができます。

そして、問題はここに留まりませんでした。

この「政権交代選挙」では、新聞やテレビの報道を信じて民主党に投票した有権者も非常に多かったはずですが、その後3年3ヵ月の民主党政権があまりにも酷かったためでしょうか、民主党に対する失望はそのまま新聞やテレビに対する失望に直結したのではないかと思うのです。

その帰結が、2017年の「もりかけ問題」でしょう。これは、

安倍晋三(氏)が内閣総理大臣としての地位を悪用し、個人的な友人が経営する学校法人に対し、違法な便宜を供与した問題

のことであり、具体的には森友学園に対する国有地の売却問題、加計学園の獣医学部の違法設置問題のことを意味するらしいです。

ところが、森友学園の問題を巡っては、結局は近畿財務局などの土地売却プロセスに大きな問題があっただけのことであり、これに朝日新聞を筆頭とするオールドメディアが、さも安倍総理(と昭恵夫人)が関与していたかのように印象報道をして大騒ぎした、というのが実情でした。

また、加計学園の問題を巡っては、そもそも獣医学部の設置は行政改革特区の制度を使ったきわめて正当なものであり、違法でも何でもなく、むしろ獣医学部の設置を長年妨害して来た文部科学省の行政の方が、はるかに違法性が高いものである、というオチが付きました。

その後、オールドメディアや野党は、「森友が怪しい」「加計が怪しい」などと大騒ぎし続けましたが、実際、2017年10月の衆議院議員総選挙、2019年7月の参議院議員通常選挙では、自民党が相変わらず圧勝しています。

このことから、「2009年の政権交代事件」は新聞やテレビが一気に凋落するきっかけを作ったものであり、「もりかけ問題」は新聞・テレビの社会的影響力が決定的に失われたことの、具体的な証拠だと考えて間違いないでしょう。

世論調査をどこまで信頼するか

ただ、オールドメディア、とくに新聞とテレビには、いまでも隠然たる力が残されています。

そのひとつが、世論調査です。

「国民の総意をどう測るか」という点では、世論調査にはかなりの力があり、また、オールドメディアはしばしば、世論調査を悪用して、国民世論を歪めようとして来ています。

そのひとつが、NHKによる次の調査です。

女性天皇に“賛成”多数 制度は十分知られず NHK世論調査(2019年10月21日 18時28分付 NHK NEWS WEBより)

NHKが実施した世論調査によると、「女性天皇を認めることに賛成する意見」が70%を超えて多数を占める一方、「女系天皇」の意味を知っているかどうかについては「知らない」と答えた割合が多かった、などとしたうえで、「皇室の制度が十分知られていない現状が浮き彫りになった」、などと述べています。

このNHKの記事、二重の意味で問題があります。

まず、「皇室」は「制度」ではありません。日本国憲法や皇室典範に規定が設けられているのは、あくまでも天皇や皇室の政治的権能や身分などに関するものであり、皇室は日本国憲法以前から存在しています。

「天皇制」という用語を好んで使うのが日本共産党であるというのは有名な話ですが、NHKも国民から半ば強制的に巨額の受信料をかき集めて運営されている組織でありながら、日本共産党と大差ない反日的なプロパガンダを流すというのは、いかがなものでしょうか。

(※余談ですが、むしろ改める必要がある制度は「皇室」ではなく「NHK」でしょう。)

また、「女性天皇」は過去に数人の事例がありますが、「女系天皇」(というよりは「母系天皇」)は事例がありません。わが国の歴代天皇は「父系」による皇位継承が連綿と続けられてきたのであり、過去126代の天皇の中で、この点においてはただの1人の例外もありません。

王朝交代という覚悟があるのですか?

言い換えれば、この連綿と続いてきた「父系天皇」をやめてしまったとたん、日本は王朝交代が発生してしまいます。かつて、古くは奈良時代の道鏡、さらには室町王朝の足利義満あたりが自ら天皇の地位を奪おうと画策したというのは有名な話ですが、結局これらのたくらみは失敗に終わりました。

そのようにして守られてきた伝統が、令和時代のNHKという浅はかな組織の愚かな世論調査により打ち壊されて良いはずなどありません。

こうしたなか、あまり多くのメディアが報じていませんが、青山繁晴参議院議員が代表幹事を務める「日本の尊厳と国益を護る会」が先週、皇位の父系継承を守り抜くことを柱とした提言を公表しました。

「女系天皇」を危惧 「王朝変わってしまう」自民有志提言(2019.10.21 07:21付 産経ニュースより)

当ウェブサイトとしても、皇室の父系継承を断固として守ることには、全面的に賛同したいと思います。

もちろん、現在の皇位継承者には、事実上、秋篠宮皇嗣殿下、そして秋篠宮悠仁殿下しかいらっしゃらない状況にありますので、「現在の皇族のなかから皇位を継承していただく」とすれば、いずれ女性天皇が出現する可能性はきわめて高いといえます。

ただ、当ウェブサイトとしては、別に「女性天皇」自体に反対するつもりはありません。

極端な話、父系で天皇に連なる血筋の方がその女性天皇とご結婚されれば、結果的に「父系継承」は継続されるからです。

しかし、女性天皇が父系で天皇につながっているわけでもない男性とご結婚され、その子女が天皇位を継承した瞬間、わが国の2679年(※)の伝統は終焉します。

(※2679年とは:皇歴、あるいは皇紀のこと。紀元前660年に初代の神武天皇が御即位されたと伝えられることから、公式には皇室は2679年続いていることとされています。もっとも、その信憑性などについては、機会があればまた別稿にて触れたいと思います。)

ちなみに冒頭にも申し上げたとおり、皇室の在り方というわが国の根本にも関わる議論こそ、まさに「国民の総意」の形成が必要であり、しかも私たちの代で早まった決断をしてはならないのです。

現実的な案は?

さて、青山繁晴氏の名前を出した時点で何となく想像はつくと思いますが、当ウェブサイトとしても、皇室が永続するためには、旧宮家の復活(あるいは旧宮家ご出身の方々の皇位継承者への指定)が、最も現実的な解決策と考えます。

これまでの大人気インターネット番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』などの報道によれば、終戦直後のGHQ指令により皇籍を離脱した旧宮家の方々のなかには、現在も父系の男性が複数いらっしゃる、という話を聞きます。

もちろん、戦後70年以上、民間人として生活をされてきた方々に、いまさら皇室の堅苦しい生活を強いるのは厳しい話でもありますが、それと同時に、もしわが国のために、もしもの際には天皇に即位しても良いとお考えの旧皇族の方がいらっしゃるかもしれません。

あるいは、現在の内親王殿下が旧宮家ご出身の父系男子とご結婚されて、新宮家を創設する、というのもひとつの案といえるかもしれません。

いずれにせよ、皇位継承問題などは、一部の反日的なメディアの偏った誘導により、2009年8月の「政権交代」という愚を犯さないよう、私たち日本国民にはさらなる知恵が求められる性質のものであることは間違いないでしょう。

新宿会計士:

View Comments (48)

  • 更新お疲れ様です!

    DNAを用いた説明よりは父系が変わると王朝交代になるとの説明の方が腑に落ちます。

    ただ、その考えだと、英王室はチャールズ皇太子が即位すると王朝が変わるという理解で良いでしょうか?

    • クロワッサン様へ

      ニワカですが、系図を見た限りではそうですね。

      チャールズ皇太子の実父は、エディンバラ公爵フィリップ王配。

      エディンバラ公爵フィリップ王配の実父は、ギリシャ王子アンドレアス。

      ギリシャ王子アンドレアスの実父は、ギリシャ王ゲオルギオス1世。

      ギリシャ王ゲオルギオス1世の実父は、デンマーク国王クリスチャン9世。

      デンマーク王クリスチャン9世の実父は、フリードリッヒ・ヴィンヘルム

      ・・・ということになる。

      このフリードリッヒ・ヴィンヘルムというのはプロイセンの軍人で、王族ではない。
      軍人として優秀だったのか、顔が良かったのか、デンマーク王妃の妹であるヘッセン=カッセル公女ルイーゼ・カロリーネ(デンマーク王フレゼリク5世の孫娘)と結婚した事から、この家系は後に成り上がることになる。

      ・・ということはウィリアム王子殿下はドイツ・プロイセン軍人の血統だという事だ。

      よくぞ第2次世界大戦で英独は戦ったものだと言うことになる。

      • ゲーム・オブ・ザ・スローンズがUSAで大人気なのは、英国史をモチーフにしているからですね。
        王朝のドロドロが大好物なのでしょう。

    • イギリスは過去に何度も王朝交代があった国であり、別にそれでも構わないんじゃないですか。

    • おっしゃる通りです。チャールズ王太子が即位した後、王室はウィンザー朝から改名の予定はありませんが、王家の姓はマウントバッテン=ウィンザーMountbatten-Windsorと変更されます。エディンバラ公の姓がマウントバッテンだからです。つまり、ウィンザー家はエリザベス2世女王で断絶し、(おそらく)チャールズ3世王の即位から別の王家となる王朝交代となります。

      女性が王侯を継ぐ事が許される国であっても、家名はそのまま引き継ぐ事はできず、夫の実家の姓を名乗る、または姓をくっつけて連名にする事がかつては普通でした。これは女系の王の即位を以って王朝交代とみなしていたためです。
      英国にも実例が一度あります。今の英国王家はウィンザー朝House of Windsorと称していますが、元々はハノーヴァー朝House of Hanoverでした。1714年にスチュアート朝のアン女王が死去した後、又従兄のハノーファー選帝侯ゲオルグ・ルートヴィヒGeorg Ludwigが英国王ジョージ1世として即位した事から、王室の名前がハノーヴァー朝となります。
      1901年にヴィクトリア女王が死去し、長男のエドワード7世が即位した時から王室はサクス=コバーグ=ゴータ朝House of Saxe-Coburg and Gothaと改名します。これは父・アルバート公の実家がザクセン=コーブルク=ゴータ家Sachsen-Coburg und Gotha であった事に由来します。
      第一次世界大戦の最中、ジョージ5世の在位中に王家はウィンザー家、王室はウィンザー朝と改名しました。この時は単なる改名ですので、王朝交代とはみなされません。
      もっとも、オランダ王室のように王女が三代百年続いても王家の名をオラニエ=ナッサウ家から変えないところもありますので、今後は同様にする国も出てくるかもしれません。

      • 一部訂正します。
        別の王家となる王朝交代となります→別の王家となる王朝交代が起こります
        王女が三代百年→女王が三代百年

        なお、エドワード7世の次男がジョージ5世、ジョージ5世の孫娘が女王エリザベス2世ですね。

    • ヨーロッパでの価値観においては、例えば「イングランド万世一系の血統」の維持を重視するのでなく「王族である」ことが重要と聞いたことがあります。
      イングランド王家にデンマーク姫を迎える、平民だったものがなんやかんやで王族になる、同じ国でありながら王朝名が変わる、などが起こり得るし、それは悪でも王族の価値を落とすものでもない。
      しかし皇室にあっては同じではありません。よく言われる百済系が入ろうが御后が民間出でも良いでしょうが、男系が違えば天皇家ではなくなってしまいます。
      皇族から王族に変質すると言えるのかな?そして日本に王はなく、それはただの「良いお家柄」です。その地位は消失するに等しいでしょう。
      外国王家と天皇家は一見すると相当する地位に思えますが、日本における皇室のありかた、存在とは全く違うわけですね。

      ヨーロッパの慣習を例に持ち出して女系天皇擁立を目指す人々は、学が無いか悪意があるか…全く相いれない価値観と理解力であると言えそうです。

  • たまたま少し前のコメントで、日本皇室について議論したところでしたので、そのとき調べた世界の皇室の現状を記しておきたいと思います。

    現在世界の王室29か国の王位継承制度についてです。

    まず、日本のように男子限定の継承制度をとってる国は日本を含めて17ヵ国存在します。

    ①カンボジア
    ②ネパール
    ③ブルネイ
    ④マレーシア
    ⑤UAE
    ⑥オマーン
    ⑦カタール
    ⑧クエート
    ⑨サウジアラビア
    ⑩バーレーン
    ⑪モロッコ
    ⑫ヨルダン
    ⑬リヒテンシュタイン
    ⑭スワジランド
    ⑮レソト
    ⑯サモア
    ⑰日本

    次に、英国のような、女子にも継承権を認める国は7か国ありました。

    ①英国
    ②スペイン
    ③デンマーク
    ④モナコ
    ⑤ルクセンブルク
    ⑥トンガ
    ⑦ブータン

    そして、最後に男女関係なく最長子が継承する国は5ヵ国でした。

    ①タイ
    ②オランダ
    ③スウェーデン
    ④ノルウェー
    ⑤ベルギー

    こうやってみると見ると男子限定の国は中東のような妻を100人持てるような国に多い。
    逆に欧州のような国は普通に女子しか直系がいなければ女子に継承させ、さらに北欧とかでは長子が女子なら弟がいようと女子に継承させる制度でした。

    日本もアフリカやアラブの王様ではないのですから、欧州を見習った方がいいと思います。

  • 皇后陛下にはキャリアウーマンとして嘱望されていたのに、窮屈な皇室(そうに違いない!)に入られてお可哀想。
    意地悪な女官たちにいじめられて(そうに違いない!)お可哀想。
    愛子殿下はお独りでお寂しい(そうに違いない!)でしょうし、御病弱(そうに違いない!)でお可哀想。
    秋篠宮家の姫様たちは偉そうに(そうに違いない!)して、愛子殿下はお可哀想。

    などというミーハー的支持層が居ます。メディアもこれを煽っているように見えます。
    この流れで行くと、「いろいろあっても、愛子様に限って女性天皇でも良いのでは?」となりそうです。
    まあそこまでは良いのです。
    で、歴史に倣えば女性天皇はご結婚が出来ませんし、譲位後も独身というのが決まり事ですが、これも「お似合いの方が居られれば、愛子陛下に限って」なんて言い出しかねません。
    行き着く先は「愛子陛下のお子様なのだから、内親王でも立太子を」ではないかと思います。

    なので愛子殿下に天皇の御位を譲られることは、女系に道を開くことになってしまうと畏れるのです。

  • 「総意」ってなんとなくの空気みたいなものかな?って思うのです♪

    で、2000年も守ってきた伝統だったら、できるだけ守ってもらいたいとは思うのです。

    ただ、やり方は皇室や皇族の方々が考えれば良いのかな?って思います 今のまま何とか繋いでいく、旧宮家の方の皇籍復活する、女系・母系を認める、側室を認める、いろんなことがあると思うのです。

    いろんな意見を聞いたり、知恵を借りたりするのも大切だけど、決めるのは皇室だと思うのです

    国民の理解が得られるかどうかはわかんないのですが、あたし自身は皇室の方がどうすれば良いのか一生懸命考えて、これがいいって決めたんだったら、それで良いと思うし、その結論如何で皇室に対する思いが変わるとは思えないのです

    あと怒られちゃうかもしれないのですが、その結果、皇室が断絶しちゃうなら、それはそれで仕方ないと思うのです

    • 七味様
      しごくまっとうなご意見だと思います。
      私もそういう立場で賛同します。
      確かに「皇室のこととはいえ日本国そのもののことだから」と口を出す輩も多いですが、根源的には皇室の将来は皇族が決めればよい、私たち国民はそれに従う。で良いのではないかと。
      そこに、変なバイアスを持った専門家だ、識者だ、宮内庁職員だ、と口をはさむのはどうかな、と。
      恐らく、一般国民には分からない皇族には皇室を継続するための知恵やお考えが継承されていると思いたい。
      そういう意味では天皇みずからが、然るべき時にお考えを世に出していただけることが望ましいのかな、と。
      結局は天皇自身がどうしたいのかを最優先するべきで、外野があれこれ言うのも違うかな、と。
      現状は、周りがあれこれ議論して、勝手に「こうするべき」みたいなことをいう状態になっていますが、主体はあくまで皇族と天皇にあるべきだと思うのです。

      • 新人類と呼ばれた世代 様

        返信ありがとうございます♪
        書いたときはちょっと叱られたりするかなって思ってドキドキしてたのです
        温かいお言葉ありがとうございますm(_ _)m

  • 女系天皇には反対です。
    性転換手術に寛容な社会になってきているとは思いますが、かといって性転換手術を受けたい人は極々少数でしょう。
    父系から女系に変わるとは国としては同様のことかと思います。(乱暴な言い方であると理解していますのでご容赦を)
    ジェンダーに差別意識はありませんが、個人の意識としては性転換手術は絶対にしたくありませんし、勧めたくもありません。

  • 皇位継承は、その時の天皇から父方の血を辿って近い順という決まりがあります。皇室典範にもその順番が定められています。
    現在の皇室典範が男系男子かつ『皇族』のみが即位できるとしているため、『皇族』ではない男系男子にも即位資格をあたえようとしているのが旧皇族復帰案ですが、これは今上から父方を辿って血の近い順という決まりを変えるという、重大な欠点があります。
    現在、約百人超ご存命といわれる男系男子の方々を今上から父方を辿って血の近い順で並べると、皇別摂家のほうが先になり、旧皇族の方は一番早くても四十番目以降になります。つまり旧皇族復帰というのは、天皇から父方の血を辿って近い順という決まりを破壊する危険なものでもあるのです。即位順の変更は、日本だけでなく世界中で幾度も内乱の原因になった危険なものです。そんな悪しき先例を作っては、今後の差障りになります。
    他にも旧皇族の皇籍復帰には難しい問題が幾つもありますが、一番の問題は、皇籍復帰した旧皇族を含めて男系男子『皇族』が再び現在のように少なくなったときに、再び女系天皇の危険が生じることです。
    これを避けるには、皇位継承を男系男子『皇族』に限定しない方法が考えられます。
    例えば現在の皇室典範は、男系男子かつ『皇族』が即位するとなっていますが、それに続けて『皇族』がいない場合は男系男子かつ『皇族ではない』人が即位するとすれば、極端な話、天皇の血をひく男系男子がこの世からいなくなるまで、女性天皇や女系天皇の議論が再燃することはできません。
    『皇族』ではない男系男子が天皇になった例は、宇多天皇、醍醐天皇と、前例もなくもありません。

    保守界隈が一斉に旧皇族復帰を主張していますが、上に挙げたような問題点を理解していないのか、理解した上であえて危険を冒そうとしているのかは分かりませんが、なぜ今までにも旧皇族復帰の話が出ながら、それが本格化しなかったかという点も、慎重に考えて頂きたいと思います。

    • 匿名のコメント主様

      なるほど。歴史的な事実に対する洞察を踏まえた、非常に深くて前向きな議論ですね。
      個別のコメントに返信を差し上げることは滅多にないのですが、本当に参考になりましたので、思わず返信させていただきました。

      引き続き当ウェブサイトのご愛読ならびにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

    • 皇別摂家知りませんでした。てっきり、よくテレビで見る明治天皇の玄孫さんは男系男子だと思ってました。無知を恥じるばかりです。

      ▽河野太郎公式サイト
      https://www.taro.org/2016/10/%E7%9A%87%E5%88%A5%E6%91%82%E5%AE%B6.php
      この中の
      > 戦後、皇籍を離れた旧宮家のすべてが1430年に即位した後花園天皇の弟貞常親王の子孫であり、それ以来、600年近く、現皇室との間に男系の繋がりはないのだということを御存じない方も結構いらっしゃるようです。
      > 「例えば明治天皇の御兄弟やいとこの子孫」などに男子はいませんし、それどころか、つまり、600年近くさかのぼったところで分かれた家系の子孫の男子が旧宮家なのです。
      衝撃を受けました。
      こんな大事なことはもっと広く知らしめるべきだと思いました。

    • 面白そうだったので調べてみました。

      現在、120名の「男系男子」には、旧皇族より皇位継承順位の高い
      【皇別摂家】(こうべつせっけ)の子孫が51名もいらっしゃる。

      「皇別摂家」とは、五摂家のうち江戸時代に皇族が養子に入って相続した後の
      三家(近衛家・一条家・鷹司家)およびその男系子孫を指す。
      江戸時代に摂家を相続した皇族は、次の3方です。

      ◆近衛信尋(1599~1649):第107代後陽成天皇の第4皇子。近衛家を相続。

      ◆一条昭良(1605~1672):第107代後陽成天皇の第9皇子。一条家を相続。

      ◆鷹司輔平(1739~1813):閑院宮直仁親王(第113代東山天皇の第6皇子)の第4王子。鷹司家を相続。

      江戸時代までは、彼らのような出自を持つ人々を、「王孫」と呼んでいました。

      この「皇別摂家」と皇室と旧皇族の男系男子が現在120名おり、
      その皇位継承順位は、以下の通りです。

      【皇室】

      1位 徳仁親王
      2位 文仁親王
      3位 悠仁親王
      4位 正仁親王

      【皇別摂家】

      5位 華園真準
      6位 華園真暢
      7位 梶野行淳
      8位 梶野行良
      9位 徳大寺公英
      10位 徳大寺実啓
      11位 徳大寺公信
      12位 高千穂有孚
      13位 高千穂宣比古
      14位 徳大寺公忠
      15位 徳大寺公仁
      16位 中院泉
      17位 住友芳夫
      18位 住友隆道
      19位 住友信夫
      20位 室町公範
      21位 室町公庸
      22位 山本公慶
      23位 山本実裕
      24位 山本実裕長男
      25位 山本実裕次男
      26位 東儀季一郎
      27位 東儀季祥
      28位 東儀季祥長男
      29位 東儀季祥次男
      30位 東儀博昭
      31位 北河原公敬
      32位 北河原公慈
      33位 北河原公仁
      34位 北河原公史
      35位 千秋李頼
      36位 千秋李嗣
      37位 常磐井理
      38位 常磐井亘
      39位 常磐井隆
      40位 常磐井鸞猷
      41位 常磐井慈裕
      42位 近衛一
      43位 近衛大
      44位 水谷川忠俊
      45位 近衛雅楽
      46位 醍醐忠久
      47位 醍醐忠紀
      48位 醍醐忠明
      49位 佐野常行
      50位 佐野常武
      51位 佐野常具
      52位 南部利文
      53位 南部利忠
      54位 南部利博
      55位 南部利昭

      【旧皇族】

      56位 筑波常遍
      57位 筑波和俊
      58位 葛城茂久
      59位 葛城茂敬
      60位 葛城宏彦
      61位 賀陽正憲
      62位 賀陽正憲長男
      63位 賀陽正憲次男
      64位 賀陽文憲
      65位 賀陽宗憲
      66位 賀陽健憲
      67位 久邇邦昭
      68位 久邇朝尊
      69位 久邇邦晴
      70位 久邇朝建
      71位 久邇朝俊
      72位 久邇朝宏
      73位 東伏見韶俶
      74位 東伏見守俶
      75位 東伏見憲和
      76位 東伏見睿俶
      77位 東伏見禎容
      78位 宇治家彦
      79位 宇治嘉彦
      80位 宇治家寛
      81位 龍田徳久
      82位 龍田吉光
      83位 朝香誠彦
      84位 朝香明彦
      85位 東久邇信彦
      86位 東久邇征彦
      87位 東久邇征彦長男
      88位 壬生基博(旧姓:東久邇秀彦)
      89位 壬生基成
      90位 壬生基成長男
      91位 壬生基敦
      92位 壬生基敦長男
      93位 東久邇真彦
      94位 東久邇照彦
      95位 東久邇照彦長男
      96位 東久邇睦彦
      97位 寺尾厚彦
      98位 東久邇盛彦
      99位 粟田常一
      100位 粟田彰彦
      101位 アルフレッド稔彦
      102位 竹田恒正
      103位 竹田恒貴
      104位 竹田恒治
      105位 竹田恒昭
      106位 竹田恒智
      107位 竹田恒和
      108位 竹田恒泰
      109位 竹田恒俊
      110位 北白川道久
      111位 小松揮世久
      112位 小松豊久
      113位 上野正泰
      114位 白川久雄
      115位 伏見博明
      116位 華頂博道
      117位 華頂尚隆
      118位 華頂博俊
      119位 華頂博行
      120位 伏見誓寛

      もう1位の徳仁親王は今上天皇徳仁陛下となり、ランクが1位づつズレます。

      興味深いですね。
      調べるきっかけを下さってありがとうございました。
      皇室以外の継承順位者の方で、名前を知っているのは108位の竹田恒靖氏だけですが、今やネットもあるので個別に調べてみるのも一興です。

      ただ私は、このような方々を、天皇陛下として崇めるよりは、愛子内親王殿下を崇めたい。

      • 匿名様の見識
        カニ太郎さまの調査力

        本当に勉強になります。
        皇位継承権はと匿名様のおっしゃる通り、無用な内乱を避けるための皇位継承順位がきちんとしているのですね。また、このような思想で順位がしっかりと決まっていること、大変勉強になりました。
        ありがとうございました。

      • しかし、愛子内親王殿下が女性天皇になったとして、幸せになれるのかなあ・・・と心配になります。
        たぶん、ならない方が幸せな人生を送れそうな気がするんです。

        • りょうちん様へ

          それを言われると辛いですね。

          世論は冷たいですからね、国民の半分は2600年の伝統がとか、万世一系の伝統が壊れたとか言うでしょうね。

          特に恐いのが極右。
          連中は頭が固いし、右翼カルトは病気だし、右翼テロは見境ないですから、愛子内親王殿下が狙われないとも限らない。

          そう思うと、得策ではないかもですね。

          ただ、人生はギャンブルみたいなものでもあります。

          楽天的に考えると、愛子内親王殿下に良き伴侶が見つかれば、状況は一変します。

          例えばイチローが若い頃のような配偶者が見つかれば、一気に国民の支持が得られます。

          在日かどうかはチェックしなければなりませんが、羽生結弦君とかだったら、国民全体が協力的になるでしょう。

          ラグビーの笑わない男、稲垣啓太君とかだったら、もう誰も文句は言えませんよ、おっかないですからね(笑)

          すごい皇室ができるでしょうね。

          そして日本はビクトリア朝の大英帝国みたいに大繁栄するかもしれません。

          私はその方向に期待したい(笑)

        • 女性天皇になると分かってる内親王に言い寄るオトコマエ、秋篠宮家のお姫様の例にも見るようにお里が知れる。みっちゃん以以来、親王内親王の養育において帝王学と言うものは必須科目から外れてるようですからね。
          皇室の構成員には人間として当たり前の権利義務は与えられてない。こう言う常識からやり直しが必要。

      • 大変な調査であったかと思います。旧皇族については議論の余地があるかと思いますが、国民感情として皇別摂家はさらに一層受け入れがたいのではないでしょうか。個人的にみた場合でも、自分とは血縁関係はないものの、家としては一門の庶流のさらにその分家である旧男爵家の者が、養子を迎えたことによるのか、皇位継承順位の上位にいることに思わずのけぞってしまいました。

    • 皇別摂家があることを知りませんでした。小泉内閣の頃から、議論の対象にはなっていたようですね。

      血統だけで考えると、皇別摂家が先となってしまうんですね。
      中臣氏・藤原氏の当主が天皇になることに、めちゃくちゃ違和感があります。

      皇別摂家は臣下の他家へ婿入りした男性皇族で、臣籍降下・皇籍離脱して新家を建てた旧皇族とは、「家(氏姓)」を持ち込むと区別できそうです。
      (江戸時代の「家」と古代からの「氏姓」は概念が違うと思いますが、詳しい方に補足いただけるとうれしいです。)

      ところで、「家」の概念、どう定義したらいいんでしょうね。
      「家父長制ガー」が出てきそうで、議論がとてもしにくそうですね。
      伝統を守るということが、今ある状態をできるだけ変えずに守ることであると、議論の土台として共有できるといいんでしょうか。
      で、男系であることは、引き継がれて守るべきものの一要素である、と共有できれば。
      無理かな。

      • 皇別摂家の方々等の王孫は他家へ養子に行かれた方々の子孫であり
        そもそも皇族ではなく臣下である
        国の安寧を祈る天皇家の一員たる皇族にはもう復帰出来ない
        さらに古代から世襲親王家・宮家を除き皇族たる王は4世・5世迄

        8世相当の方々もご存命のようではあるが皇室典範準則に
        照らしても8世迄
        先例から見ても議論の対象からは外されるべき方々でしょう

  • 女性天皇の1代限りの(所謂、中継ぎ)即位に否やはありません。
    (ただし、憲法施行後の実績がないため、憲法改正を伴います。)

    女系天皇については、即位と同時に国号を改めるべきだと考えます。
    本文中にも記載されていますが、2000年以上続いた王朝の終焉です。
    「女系天皇の即位により新たな王朝が樹立するため、国名も併せて変更する必要があるのではないか。」ということです。

  • 退位の特例法の議論の中で、女系天皇も検討対象にするよう注文を付けたのが民主党だったと記憶してます。
    おそらく、男女平等の発想からでしょう。

    男女平等は現在の価値観ですが、それが未来永劫続く究極の価値観なのかどうかはわかりません。
    現に男女平等とは言え、男女に物理的な差異があることは共通認識で、合理的な差別(区別?)はあります。
    例えば、新たな科学的知見が得られて、君臨者には男性がよいなんていう価値観が現れる時代が来ないとは言い切れません。

    積極的に男系じゃダメだだという理由がないのであれば、過去の日本人が男系にこだわって皇室を残してきたことを尊重して、男系での継続をまずは目指すべき、と思います。

    昭和天皇以降、一夫一婦となってしまったので、宮家を増やすくらいしか対策は思いつきませんが。
    江戸時代は4つの宮家を維持していたようですが、これでも足りないくらいになってしまうかもしれません。

    >公式には皇室は2679年続いていることとされています。もっとも、その信憑性などについては、機会があればまた別稿にて触れたいと思います。

    是非機会を作ってください。楽しみにしてます!

    • 天皇と民主主義とはそもそも論として共存不能なのにねえ。

  • なんで左派は伝統や継承を否定するのでしょうね。
    この問題は日本が日本であるためにとても大切だ思います。絶対男系継承は守り抜くべきです。
    問題を解決するためには「旧宮家の男子の皇族復帰」しかないでしょう。

    • 自己レスです。
      > 問題を解決するためには「旧宮家の男子の皇族復帰」しかないでしょう。
      を訂正します。解決方法は、もっと勉強してから私見を述べたいと思います。

    • 酒が弱い九州男児さま
      私なんざ、悠人殿下が10人くらい男の子を生ませるようになれば、解決すると思ってますんで。

      • だんな様、レスありがとうございます。
        > 私なんざ、悠人殿下が10人くらい男の子を生ませるようになれば、解決すると思ってますんで。
        いいですね!その考えがなかった。。。
        そうなってほしいです。

  • 私の思い付きでは、「国民の総意」とは、「天意(或いは神意)」を現代風に言い換えた表現でしょう。さらに言えば、この天意の意味は、「(運命の神の定めたもう)血統」という事だと思います。ただ、民主主義憲法に天意とは書けないのでそう表現しただけだと思います。で、この課題は、この神がかった制度(叱られそうですが)を、21世紀現代日本社会の、半ば西洋化した自由・民主・人権などの価値観とどう調和整合させるのかの問題です。

    我が国にとり、百数十代にもわたり連綿と続く天皇家の存在は、国家の象徴として他に代えがたいものです。しかし一方で、その役割を担う方々には、21世紀の価値観から見て大きな犠牲を強いているのも事実だと思います。その方々は、高貴な血筋ではありますが、価値観・肉体的には一般人とそう違わないと思われ、当然、自由意志もお持ちのはずです。ですが現在は、その意志すら自由に表現できないのが実情ではないでしょうか?

    ジレンマはここにあります。

    私は、男女平等の観点から、女(母)系天皇容認もやむなしと考えています。ただこの場合でも、継承者の自由意志(皇位につきたいか否か)をどう尊重するかの問題は残ります。女系継承は王朝交代(易姓革命)であるというのは理解しますが、これからの世界で、それがどれほど価値を持ちうるか疑問です。ローマ法王の様に、血統によらない継承をし、それで権威を保っている例もあるのですから。

    • 男女平等だの人権だのを言う時点で天皇とは親和性がありませんね。それどころか相入れないもの同士でしょ。特定の家系に生まれた者が天皇になる、これと民主主義、人権、男女平等と如何折り合いを付けるんですか。

      • 匿名様

        レス有難うございます。

        確かに、天皇が主権者だった明治憲法の時代までは、天皇制と人権・男女平等などとの親和性を気にする必要はありませんでした。しかし現在、我が国は民主国家で、主権者は国民(その多くが人権や男女平等を気にするようになった)です。国民の支持・共感を得られなければ国家の象徴たり得ないのでないでしょうか?

        無論、仮に、天皇制は宗教的なものであり、信教の自由があるのだから、父系継承(万世一系)などについて、他からとやかく言われる筋合いはないと反論することも可能でしょう。ただ、そう主張すると、今度は政教分離の原則により、宗教的存在を国家の象徴にするのが難しくなるのではないですか?

        ですから私は、これからも天皇制を国の象徴として永続させようとするなら、一般国民の支持が得られるよう調整し、折り合いを付けざるを得ないと思うのです。

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