本日の「速報」です。韓国政府・国防部は本日、日本の自衛隊機が韓国海軍の艦艇に「近接飛行を行った」と述べたそうです。
レーダー照射事件に対する意趣返しでしょうか。
韓国政府国防部は本日、日本の自衛隊機が韓国海軍の艦艇に対し、「また近接飛行を行った」と述べたそうです。該当する情報源を3つほど紹介しておきましょう。
- 海自機が「近接飛行」=韓国国防省(2019年01月23日15時58分付 時事通信より)
- 韓国国防部「日本哨戒機がまた近接飛行」(2019年01月23日15時50分付 中央日報日本語版より)
- 日本の哨戒機また韓国艦艇に接近 国防相ら対応へ=韓国(2019.01.23 16:01付 聯合ニュース日本語版より)
といっても、どの記事も非常に短く、詳細はよくわかりません。該当する場所については、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)が
「日本の哨戒機が南部・済州島南方の岩礁、離於島近海で韓国艦艇に接近飛行した」
と述べているくらいです。
昨年12月20日に発生した「レーダー照射事件」を巡り、韓国側は現時点においてもその事実を認めていないばかりか、「むしろ日本が低空威嚇飛行を行ったことを謝罪すべきだ」などと「逆ギレ」している始末ですが、韓国政府は本件をよっぽど蒸し返したいのでしょうか?
いずれにせよ、「低空飛行が問題だ」というのならば、韓国政府が国際社会に向けてそれを発表すれば良いでしょう。
ただし、防衛省の『最終見解』にも記載されているとおり、海自哨戒機はこれまでも警戒監視・情報収集中に外国軍艦等を確認した場合には、前回と同じような飛行を行い、写真を撮影しているそうです。該当する下りを抜粋しておきましょう。
「これまで、海上自衛隊では、警戒監視及び情報収集中に、韓国のみならず外国軍艦等を確認した場合には、今回と同じような飛行を行い、写真を撮影しています。昨年4月以降、今回写真撮影を行った韓国駆逐艦(「クァンゲト・デワン」)に対しても、今回と同じように3回の撮影(4月27日、4月28日、8月23日)を行っていますが、その際、韓国側から問題提起を受けたことはありません。」
この点、「低空飛行をしたら問題だ」という韓国側の言い分を放置するのは、非常に好ましくありません。なぜなら、海自の通常の哨戒活動自体が制限される恐れも出て来るからです(※もちろん、海自の飛行に問題がなかったのかどうかについては、現時点で断言することは不適切ですが…)。
ただし、現時点で私は、今回の韓国の主張は、おそらく言い掛かりのたぐいではないかと感じています。自衛官の皆様には、こうした韓国側の不当な言い掛かりで萎縮することがないことだけ、留意していただきたいと願います。
なお、蛇足ながら日本国民の1人としての私自身のざっくばらんな希望を申し上げるならば、是非、この機会に韓国のふざけた主張を一気に叩き潰してほしいと思う次第です。
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レーダー問題を薄めて脅威飛行問題にすり替えたいんでしょうね。
法的に何の問題もない。今後も哨戒活動を続けると言えばいいでしょう。
ホントにシツコイな〜韓国はッ。
『海自ノ哨戒機ガー哨戒機ガー』とばかり言ってないで、済州島南方なら、韓国軍の航空機は何故飛んで来ない?F-15韓国型(笑)とかがスクランブルかけるんじゃないのか。
韓国空軍は燃料勿体無い?整備不良?指揮系統バラバラか?
低空飛行というが、ちゃんとデータを示せ。動画で何処が問題か、捏造せずに言って来いよ(笑)。
「当方が低空といえば低空、威嚇と思えば威嚇ニダ」
前政権より現政権の方が経済が悪化している
というニュースがあったので
国民の目をそらすための自作自演でしょう
毎々の執筆、ありがとうございます。
本件、前の記事にコメントを入れてしまいましたが、
情報が少ないため、事実かどうかも判断しかねるというのが実情です。
しかし、1点分かるのは「韓国の艦艇は監視の対象になっている」と思われる点です。
今回の監視活動がアメリカやカナダ等、支援に来ている他国の航空機であったとしたら、どの様な発表をしてくるのか聞いてみたい気もします。
(まぁ、発表すらしないと思われますが。)
韓国艦艇が相当怪しい動きをしている…という事なのではないでしょうか。
個人的な推測ですが、p-1哨戒機(自衛隊)は韓国軍の無線も傍受していて、理解していると思います。
とすると、確認のために現場へ飛び、映像を撮ってくる…という事を繰り返し、何か起こす際の証拠集めみたいな事をしている?のかもしれません。
失礼いたしました。
問題のすり替え、希薄化を狙っているんだろうが、無駄だよ。ま、なんだったらまたやってみろよという気持ちが湧いてくるのを抑え難しなところはあるわな。オラァ、という感じかね。火に油を注ぐなよな。とりあえずチラ見で恫喝プロジェクト進行中。
お離島は韓国と中国で揉めてませんでしたっけ?
(韓国の領有を認めろ、認めない)
そんなところで海自もなかなかやるなぁ
というのが私の感想です
まさに近づく反日。こちらが引けばあちらから押し寄せる。
面倒ですが、韓国を相手にするときは黙ったら負け。黙殺は効果がないどころか、負けを認めることになりMS宇。一々言い返さなければいけませんよ、自衛隊の皆様。
その際、真面目な日本人は、根拠や証拠を揃えて反論しようとしますが、忙しいときはそんな手間をかける必要はありません。「やっとらん、嘘つくな!」だけで十分です。物足りなければ「お前が証拠を出せ」を付け加えても良いですが、そこから水掛け論に持ち込まれる可能性があるので、むしろ「嘘だ!」の一言の方がよいです。
要するに、韓国の言い分を「認めない」と言い続けるだけで反論になります。
更新、有難うございます。
防衛省が韓国国防部にトドメを刺すときは未だ公表されていない韓国駆逐艦の詳細な位置情報(方眼上の)を是非とも公表していただきたいと思います。
防衛省は韓国国防部に日本ですら傍受出来ない救難信号を如何して受信し、軍旗も掲揚せずその位置で何をしていたかを説明を求めるべきです。
きっと、詳細な位置情報は韓国国防部を明確に彼方に押しやる威力が有るのではないでしょうか?
韓国駆逐艦が韓国国防部(国家)の指示を受け昼間に軍旗も掲揚せず日本本土の近海で如何なる海賊行為を行っていたかが問題の本質です。
レーダー照射はその事実を隠す為の煙幕でしかありません。
時期は在韓邦人の待避の都合もあり日本国政府が決める事ですが、それを期にアメリカを巻き込んであらゆる制裁を下す事可能になるのではと期待しています。
最新の発表では韓国国旗は確認できたということです。
角度と波により視認し辛かったようです。
http://zapzapjp.com/54772240.html
韓国の駆逐艦、国旗を掲げていたことが判明
ZAPZAP 2019/01/22 20:01
この辺りが詳しいかと。
なお本気で揚げると
https://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&sid1=100&oid=052&aid=0001244504
この動画の00:10辺りのようになりますけどね。
日テレのニュースで、防衛省幹部は「詳細な報告は受けていないが、そんなに低空を飛行することは考えにくい」と述べた。そのうえで「レーダー照射問題を受けて、韓国側は、自衛隊の通常の警戒監視活動についても低空飛行と指摘するようになったのではないか」との報道がありました。
もうウンザリしてるのかも、まともじゃ無いもの。防衛省幹部は大人のコメントだと思います。
更新ありがとうございます。
旭日旗問題のすり替えと全く同じですね。 自身のヘイトをありもしない旭日旗問題にすり替えたサッカー選手と同じ行為を軍が行い始めました。いまだに世界中で旭日旗ストーカー行為をしているのと全く同じ行動パターンが始まりそうです。真珠湾攻撃と同じだとストーカーのようにほざくのですよね~ 騒音ババ―と同じです。そういった騒音ババ―の出自を疑ってしまうのは小職だけではないと想像します。