最近、ツイッターでの情報収集に嵌っています。その中で見つけた、ちょっとした「小ネタ」を紹介しておきたいと思います。
ツイッターから政治を眺める
菅直人さん、凄いスペースを作る!
菅直人(かん・なおと)元首相が立川駅前で目撃されたそうです。
ツイッターで話題になっているのですが、立川駅北口の駅前広場で菅元首相が「働き方改革法」について街頭演説を行っていたのだとか。
※なお、私自身はこのツイートをツイッターの利用規約に従って引用しているだけであり、ツイート主の方からは許可を得ていませんし、そもそもまったく面識もありません。また、ツイート主さんがツイートを削除した場合には、画像ごと見られなくなりますので、ご注意ください。
菅直人元首相が、いまでも衆議院議員を続けている、という事実については、軽く見るべきではありません。民主党が2012年12月の総選挙で下野したにも関わらず、菅直人元首相は、小選挙区で敗れて比例復活したことすらあります。
このツイート主さんのツイート内容を信頼するならば、菅元首相は立川駅で演説をしたものの、それこそ彼の前には「人っ子一人」いない状況だったのだとか。もし私が菅元首相をどこかで見かけたら、「頑張ってくださいね、菅(すが)さ~ん」と呼びかけるかもしれません(笑)
大塚耕平氏の「適切性」と「適法性」
一方、ツイッターを眺めていると、非常に勉強になるツイートに出会うこともあります。
(※なお、このツイート主さんも先ほどのツイート主さんと同様、私とはまったく面識がありませんし、こちらのウェブサイトへの引用に当たって、ご本人に了解を取っておりません。)
このツイートは非常に重要な指摘です。これは、もともとは大塚耕平・国民民主党共同代表が投稿した、こんなツイートに対する反論だからです。
加計理事長のコメントには絶句。首相との面会が虚偽であったなら、それが前提で進んだ獣医学部新設は白紙に戻すべき。今治市からの土地無償譲渡、国からの補助金等で巨額の公費(国民負担)が投入されている。コメントが虚偽であれば、さらに重大な問題に発展する。(2018年5月27日 12:57付 ツイッターより)
日本は法治国家です。何ら違法性がないのに、誰かの主観で「適切性」を議論し始めると、収拾がつかなくなります。国会議員であるはずの大塚耕平氏よりも、一般国民の方が遥かに高い見識を持っているというのも、なかなか興味深い現象ですね。
無残に論破される国会議員様
さて、ひと昔前までであれば、一般人が国会議員様や著名ジャーナリスト様に意見を申し上げることなど、非常に難しかったのが実情です。国会議員様といえば、われわれ「下々の民」から見れば、まさに雲の上の存在にも等しかったのです。
しかし、最近、ツイッターをはじめとするSNSが発達したことによって、一般の人々が運営するツイッターのアカウントに、多数のフォロワーが付く、といった現象が発生し始めています。そして、一般人の発信する情報の方が、下手な政治家よりも高い影響力を持つケースすらあります。
以前からの当ウェブサイトの持論ですが、日本には3つの既得権益がいます。それは、
「官僚、マスコミ、野党議員」
です。いわば、官僚が「記者クラブ」制度を通じてマス・メディアを都合よくコントロールし、マス・メディアは野党議員など「左巻きの政治家」を全力で支援する、という構造です。
実際、左巻きのジャーナリストの面々を眺めていると、保守系政治家、安倍晋三総理大臣などに対しては批判的ですし、野党議員に対しては肯定的です。彼らの論調には、非常に強い政治的バイアスがかかっているのです。
ただ、こうしたジャーナリストや政治家がツイッターなどの情報発信手段を使うと、たいていの場合、一般人からコテンパンに論破されてしまいます。彼らがいかに「マス・メディア」という「ブランド」に守られていたかという証拠でしょう。
一方、マス・メディアを敵視するドナルド・トランプ米大統領の場合は既存メディアからコテンパンにやっつけられていますが、むしろツイッターを活用することで、マス・メディアを「フェイク・ニューズ・メディア」と反撃している格好です。
私はトランプ大統領に「正義がある」と申し上げるつもりはありませんが、マス・メディアに依存しない政治家が出現し、国民に支持され始めているということ自体が、マス・メディアの終焉ではないかと思えてならないのです。
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ってか立法府の人間ならグダグダ言う前に法案作れや。それが駄目なことだと思うならさぁ。
大塚氏の発言を見ました。私が見た時点で522件のコメントがあり、そのうち10件程度が大塚さんを支持している旨の発言でした。(一部皮肉か本気か判断しづらいものがありました)
10/500と考えると、支持2%に対して、比判が98%ですね。
いつも会計士さんがおっしゃる通り、日本人はバカじゃないなぁ、と思います。