X

【夕刊】どうしてゴミ野党議員が横行するのか?

ゴミ議員をあげつらい、ゴミ議員を一掃することに貢献することこそ、インターネット時代のウェブ評論家の重要な社会的役割である――。本日の「夕刊」では、ツイッターで話題になっている、ある鋭いツイートを題材に、「ゴミ野党とゴミ議員とマスゴミ」の関係を考察しておきたいと思います。

ゴミ野党とゴミ議員

現実の野党はルール違反の塊

ツイッターで興味深いコンテンツを発見しました。

これは、「理想の野党」と「現実の野党」という2つの風刺マンガです。

「理想の野党」というマンガでは、将棋の対局に見立てて、先手(おそらく与党のたとえでしょう)が将棋の駒を動かしたところ、後手(おそらく野党のたとえでしょう)がこれに対して将棋の駒を動かす、というもので、いわば、ちゃんとした将棋の対局になっている、というものです。

しかし、「現実の野党」というマンガでは、先手が将棋の駒を動かしたところ、後手はいきなり叫び始め、記録係や立会人などに対しても文句をつけ、さらには将棋の対局場から逃げ出し、外から大声で叫ぶ、という展開です。

もしツイッターをご覧頂ける環境が整っているならば、ぜひ、このマンガを直接、ツイッターで読んで見てください。きっと「あぁ、なるほど、うまいたとえだな!」と共感して頂けると思います。

場外乱闘が大好きな日本のゴミ野党

さて、国会の空転が止まりません。

野党側は、少なくとも昨年3月ごろから、ひたすら、「森友学園問題」「加計学園問題」を取り上げていて、それこそ針小棒大に安倍政権を攻撃する材料に利用して来ました。北朝鮮情勢を筆頭に、国政の様々な課題が待ったなしであるにもかかわらず、です。

もちろん、私自身、森友学園問題のように、国民の貴重な財産である国有地が、近畿財務局などの杜撰な売却処理によって不当な値引きが行われていたという点については、1人の国民の感情としては許せない気持ちもあります。

ただ、それと同時に、たかだか10億円前後の土地の売却案件で、1年間も国会を空転させる話ではありません。いや、もっと言えば、北朝鮮情勢や憲法改正などの重要国政課題を議論させないために、野党がわざと利用しているのが、この「もり・かけ問題」なのだと、私は信じています。

そして、野党側は自分たちが望む回答が政府・与党から得られなければ、徹底的にゴネて、審議を拒否し、挙句の果てに、国会の外から抗議活動を行ったりしています。たとえば、日本共産党の衆議院議員や立憲民主党の衆議院議員が、ホームページやツイッターを通じて、首相官邸前の抗議集会に参加していることを実況報告しています。

日本共産党国会議員団挙げて官邸前抗議へ!(2018年3月12日付 日本共産党・藤野やすふみ衆議院議員HPより)

このような者たちは、まさに国会議員として国民の血税を原資にした禄を食む資格などありません。その意味で、「ゴミ野党」の「ゴミ議員」と批判されても仕方がありません。次回総選挙で私たち有権者は、少なくともここに挙げた堀越けいにん、藤野やすふみの両名については、キッチリと落選させるべきでしょう。

どうしてゴミ議員が横行するのか?

では、どうしてこのようなゴミ議員が横行しているのでしょうか?

これらの者たちを国会議員として選び、国会に送り込んでいるのは、確かに私たち日本国民自身です。そのように考えていけば、「ゴミ議員」が横行する理由は、「日本国民が愚かだから」、だと思ってしまいがちです。しかし、このような考察は、実は正しくありません。

正しくは、「ゴミのような議員を選ばせてしまう『何らかの力』が働いているから」、です。そして、この「何らかの力」とは、マス・メディアのことです。

ひと昔前だと、私たち国民は、世の中のニュースについては、新聞やテレビを通じて知るしかありませんでした。いちおう、週刊誌などの雑誌でも、ニュースを知ることができないでもありませんでしたが、社会的な影響力という観点では、新聞とテレビの力は圧倒的だったといえるでしょう。

もちろん、インターネットにアクセスできる端末が普及し、インターネットが私たち日本国民の身近な存在となったことで、新聞とテレビを中心とするマス・メディアは、以前と比べれば、影響力を失いつつあることは事実でしょう。しかし、だからといって、マス・メディアの影響力は、いまでも侮ることはできません。

ところで、新聞・テレビのことを、最近、インターネット上で多くの人が「マスゴミ」と呼びます。私は、この「マスゴミ」という表現を、「ゴミ議員を量産するための装置」だと理解しており、そのように考察すれば、マス・メディアを「マスゴミ」と呼ぶことには、強い整合性があると考えます。

ゴミ議員をあげつらうべし

ところで、この野党議員をあげつらう風刺マンガを、共産党の支持者と思しきツイッター・ユーザーが勝手に改竄し、改めてアップロードしているようです。

このユーザーは、オリジナルのマンガに対し、

  • イカサマ用の飛車を隠し持っている与党
  • (イカサマに)気付かない野党

という説明を勝手に加え、「野党議員が与党議員のイカサマに対して激怒している」というマンガに改変している、という代物です(ちなみに、このユーザー自身、ほかのツイートから判断して、どうやら共産党の支持者であるように見受けられます)。

ところが、こうした勝手な改変に対して批判が殺到しており、中には

勝手に他人の作品を「書き換え」て己の主張を通す傲慢さを恥ずかしいと思いませんか?ネットリテラシーないのはご自身ではないでしょうか。与党の間違いを指摘し打ち勝つ政策を立てるならば正しいが今の野党のしてる行動は幼稚な野次と揚げ足取り。それに気付けないから信用を取り戻せないのです。(2018/03/22 18:51付 ツイッターより)

という正論を書いている人もいます。

私はこの正論に、まったく賛成です。野党議員の役割とは、与党の間違いを指摘し打ち勝つ政策を立てて論戦を挑むことにあります。私が野党議員だったとしたら、さしずめ財務省の解体と歳入庁の創設、消費増税の凍結あたりを掲げて、正面から安倍総理、麻生副総理に論戦を挑むと思います。

そして、「ゴミ議員」は与党側にも多数、含まれていますし、野党側が腐れば与党側が腐るのも当然の話です。その意味で、ゴミ議員をあげつらい、ゴミ議員を一掃することに貢献することこそ、インターネット時代のウェブ評論家の重要な社会的役割ではないかと思うのです。

新宿会計士:

View Comments (3)

  •  < 本日も夕刊の発信ありがとうございます。
     < さて、ゴミ議員の件ですが、彼らは紛れもなく日本国のダニ、癌です。なぜ今の豊かな世界にそういう『ナンデモハンタイ』連中が跋扈するのか。若い頃(高校~大学生)に感化され、行動を共にするようになったケースや、親が組織のメンバーで家庭が歪んでいたケース、或いは変な正義感からか激しく現代社会を憎悪し、怒りの矛先を国や保守層に求めた、などがあります。正直言って、なかなか彼らは正気に戻れません。もう指導層に上り詰め、「いい思い」をしている特権階級だからです。
     < 自分の意見に弓する者は、すべて敵、対話をしない。自分が分が悪くても絶対引かず、怒り出す。憐みの目で『資本家層』『右傾の人』と見做す(自分で書いてて気持ち悪いわ)。日本共産党や社民党、立憲民主党、民進党の主張など、破綻していますがね。そこにマスゴミが付いている。マスゴミが「野党もっとヤレ」「保守のミリほどの失態でも100倍にして報じる」と糸を引いている。そのマスゴミも沈没しかけ(笑)ですが。多数決ですべて決めるのはいかがかと思いますが、ごく少数の反対、或いは代案なしの反対のみ、は無い物ねだり、聡明な日本人の行動ではありませんね。
     < 私達民間人は、国会で論議したり、デモを中止させたりする権利はありませんが、最近増えたネット環境への不当な左傾人によるツィート、ブログでの発言にはみんなで見張っていかねばと思います。切り捨てるようで申し訳ないが、情報弱者は今だにテレビ、新聞、週刊誌が3代マスメディアなので、救いようがないです。良い案がありません。失礼します。

  • このような漫画であっても著作権は存在するわけで、
    その漫画に付け足しを施すことで作者の意図するところから外れたものを創出する行為は
    著作権の同一性保持権の面から明らかに問題がありますね。
    著作権者が出るところに出たら勝ち目はありません。