朝鮮半島情勢が緊迫しています。米国が北朝鮮攻撃に踏み切るリスクが高まっているからですが、それと同時に、危機の当事者であるはずの韓国の、軸足の定まらない姿勢を見ていると、もはや韓国社会の崩壊は免れないとの懸念を抱くのです。
目次
北朝鮮は人類の脅威
米国の北朝鮮攻撃日はいつか?
当ウェブサイトでも昨日までに「時事ネタ」で紹介したとおり、米国が北朝鮮攻撃に踏み切るリスクが高まっています。私は、北朝鮮がこれ以上の挑発をしない限りは、米国側が北朝鮮への先制攻撃を行う可能性は高くないと見ています。ただ、それと同時に、先日も『【速報】緊迫する朝鮮半島情勢』でも紹介したとおり、北朝鮮が先に手を出した場合、中国は中立を保つ可能性が高いのも事実です。
Reckless game over the Korean Peninsula runs risk of real war(2017/8/10 23:23:40付 環球時報英語版より)
仮に米軍が北朝鮮攻撃に踏み切るとしたら、そのタイミングとして考えられるのは、電力不足の北朝鮮が真っ暗闇となる新月の夜です。
- 2017年8月22日(火)
- 2017年9月20日(水)
- 2017年10月20日(金)
- 2017年11月18日(土)
- 2017年12月18日(月)
現段階で見る限り、危機の最初のタイミングは、米韓合同軍事演習が始まる8月21日(月)以降の期間でしょう。この演習の初日に北朝鮮がグアムに向けてミサイル発射を行えば、その翌日(22日)が新月で真っ暗になるため、そのタイミングで北朝鮮攻撃が行われる、という可能性がゼロではありません。この場合、環球時報の報道が正しければ、少なくとも中国は中立を保つはずです。
したがって、もし金正恩(きん・しょうおん)が十分に賢ければ、少なくとも米韓軍事合同演習期間中(8月21日~31日(木))のミサイル発射を控え、それにより、朝鮮半島危機はいったん遠のくことになります。
核ドミノに無関心な英仏中露
ただ、8月中の北朝鮮攻撃がなかったとしても、それは「危機が遠のいた」というだけの話であり、「危機が去った」、という意味ではありません。
だいいち、米国・トランプ政権が、核武装を宣言している国に対し、うかうかと米本土に届くミサイルを容認するとも考えられません。なぜなら、これを放置すれば米国自体にとっても脅威になるだけでなく、韓国や日本、あるいは台湾などが北朝鮮に対抗して、相次いで核武装に踏み切るという、わゆる「核ドミノ」が、東アジアで発生してしまう可能性があるからです。
そうなると、これはもはや、米国だけの問題ではありません。核拡散防止条約(NPT)体制の実質的な終焉を意味するからです。言い換えれば、戦後72年の国際的な安全保障体制が、根底から崩れる、ということです。
もちろん、現時点でも、インド、パキスタンなど、核武装を公式宣言している国は、北朝鮮以外にも存在します。したがって、NPTは、すでに有名無実化しつつあるのではないかとの疑念もないではありません。ただ、「核ドミノ」が発生すれば、本格的にNPT体制自体が崩壊します。そうなれば、米国だけでなく、米国以外の国連常任理事国(ロシア、中国、英国、フランス)にとっても看過できない問題に発展するはずです。
その意味で、米国以外の国連常任理事国が、この問題に無関心を決め込んでいる理由が、私には今一つ理解できないのです。
テロリストに小型核を!
それだけではありません。北朝鮮が核・生物兵器・化学兵器・ミサイルを開発している目的は、いずれも、北朝鮮が米国や日本に対して使うためであるとは限りません。麻薬、偽札と並び、大量破壊兵器は北朝鮮にとって、効率の良い外貨獲得手段だからです。
今のところ北朝鮮が核の小型化に成功したという話を聞いたことはありません。しかし、北朝鮮にこのまま時間を与えれば、ICBMだけでなく、小型核の量産体制に入るのは時間の問題でしょう。
そして、米国などが保有しているような高度な武器だけが脅威ではありません。たとえば爆発力は弱くとも、アタッシュケースに入る程度の小型核兵器であれば、テロに使うことができるからです。その最大の標的は、中近東と陸続きとなっている欧州でしょう。
昨日もスペイン・バルセロナでテロが発生しましたが、近年、欧州ではテロが相次いでいます。最も責任が重いのは、難民の無制限受け入れを表明したドイツのメルケル首相ですが、もはや欧州はテロに対して完全に無力になっています。テロリストが北朝鮮製の小型核を手にすれば、ベルリンで、パリで、ロンドンで、ローマで、フランクフルトで、いつでも炸裂させることができます。
それだけではありません。欧州の各都市は、日本などのアジアの大都市と比べて、比較的小ぶりです。たとえばフランクフルトの場合、欧州中央銀行(ECB)やドイツ連銀、フランクフルト証券取引所など、欧州の金融インフラを支える重要な機関が、フランクフルト大聖堂から半径3kmの距離に集中しています。
あるいは、分離独立運動を抱えている国(とくに中国やロシアのような専制国家)では、北京の中南海やモスクワのクレムリン付近で、小型核を炸裂させるという自爆テロが発生するかもしれません。
その意味で、今、北朝鮮を叩き潰しておかないと(あるいは、少なくとも金正恩を除去しておかないと)、全世界に深刻な禍根が残ります。世界はもっと北朝鮮の核開発に関心を払うべきでしょう。
迷走する韓国大統領の発言
韓国大統領発言の5つのポイント
こうした中、朝鮮半島情勢がここまで緊迫しているのに、この国はいったい何をやっているのかと思わず呆れてしまうニュースを見つけました。
<文大統領記者会見>「慰安婦、韓日会談で未解決…徴用者も民事訴訟権利は残る」(2017年08月18日07時39分付 中央日報日本語版より)
リンク先の記事は、8月17日の文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領の記者会見についてまとめたものです。これについて、ポイントを抜粋し、番号を付けたうえで検討してみましょう(ただし、原文は日本語としておかしい部分が多々あるので、私の文責で文体を修正しています)。
- (1)文在寅大統領は、北朝鮮核問題の「レッド・ライン」を「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成し、核弾頭を搭載して武器化すること」だする基準を、韓国政府として初めて明示した
- (2)文大統領はまた、北朝鮮が発射した「火星14」は、4つの技術的ポイント(①射程距離、②段分離技術、③再進入技術、④誘導技術)のうち③と④は未完成だとする米韓両国の現時点の判断を明らかにした。ただし、こうした「レッド・ライン」を文大統領が明示したことに対し、専門家の間は「戦略的判断基準は本来あいまいにすべきであり、公開すべきものではない」と批判している
- (3)文大統領は「8月朝鮮半島危機説」で高まった国民の不安を解消するためのメッセージとして、現在の米国政府の行動について、「北朝鮮を核放棄のための交渉に引き出すために、国連安保理制裁と独自制裁により断固たる決意を見せることで北への圧力を加えようとしているとしているものの、それが必ずしも軍事的行動を実行する意思を持つものとは見ていない」と述べた
- (4)文大統領は南北対話の必要性に言及。「少なくとも北が追加挑発をやめてこそ対話ムードが醸成される可能性がある」と述べたが、具体的な方法論について言及しなかった
- (5)文大統領は旧日本軍慰安婦問題については1965年の日韓会談(※「日韓請求権協定」の間違い?)では解決されていないと主張。徴用工問題を巡っても両国間の合意に関わらず、徴用された個人が三菱などをはじめとする相手の会社に対して持つ民事的権利はそのまま残っているというのが、韓国の憲法裁や最高裁の判例と述べた
レッド・ラインを示してしまったことの愚
私はこのうち、文章(1)と(2)を読んで、この文在寅という人物は、米韓同盟を自ら壊しに行っているという印象を強く持ちました。文章(1)では、大統領自らが「レッド・ライン」を明らかにしてしまったと述べられています。しかし、文章(2)に示されているとおり、「外交上のレッド・ライン」をわざわざ公言してしまうのは、敵に自分の手の内をさらしているのと同じであり、愚の骨頂です。また、北朝鮮に対し、ICBMの技術的ポイントの③と④が全て完成しないうちは、「レッド・ライン」を超えていない、という誤ったメッセージを与えかねない発言でもあります。
それだけではありません。文大統領が「北朝鮮のICBMは①と②が完成し、③と④が未完成だ」とする「米韓両国の判断」(※というよりも、おそらく米軍の分析)を明らかにしたことは、米国の了解を得ていたのでしょうか?おそらく、彼の数々の前科から考えると、この発言も米国側に無断で行ったものではないでしょうか?
つまり、この短い記事のうち、(1)(2)の文章は、これだけで米国側が韓国に対する信頼を完全に失うのに十分です。何かと軽率で無能だった前任の朴槿恵(ぼく・きんけい)氏でさえ、米国の北朝鮮に関する分析を記者団に対し明らかにするというミスを犯しませんでした。
私は、文在寅氏が想像以上に「政治の素人」だという点を知り、戦慄すらしています。
米軍の行動についての認識が甘すぎる
次に、文章(3)についても、文大統領の認識は甘すぎます。
実は、これにはいくつかの伏線があります。韓国国内では、「米国が北朝鮮攻撃に踏み切るはずはない」という根拠のない俗説が信じられているようなのです。それも、「信じている人」は一般国民だけでなく、文大統領を筆頭とする韓国政府のトップなのです。
そして、中央日報自体も、今週、こんな記事を掲載しました。
「韓半島8月危機説」の“火消し”に動く韓米(2017年08月15日08時48分付 中央日報日本語版より)
この記事の間違いについては、『何事も自分に都合よく解釈する中央日報』の中で指摘したとおりですが、しかし、「自分に都合よく解釈する」くせは困りものです。そして、文大統領のこの会見(8月17日)が行われてから数時間後、米国時間の8月17日(日本時間の8月18日早朝)の時点で、開戦慎重派だったティラーソン米国務長官でさえ、日米2+2会合の場で「米国は北朝鮮に対して武力行使を行う準備がある」と明言しました。
Tillerson says US is prepared to use force against North Korea(英国時間2017/08/17付(日本時間2017/08/18付) FTオンラインより)
つまり、韓国政府・文大統領が、いくら「8月危機説」(あるいは「9月危機説」)を否定しようとしても、現実はその遥かに先を行っているのです。
具体的な対策を示さない無責任さ
そのうえで、文章(4)を確認しておきましょう。
文大統領は、「北朝鮮が挑発をやめてこそ対話ムードが醸成される」(下線は引用者による加工)と述べましたが、これに対し、日米など国際社会側は、「対話ムードを醸成」する局面などとうの昔に終了したと認識しています。
これについては先週、ティラーソン国務長官とマティス国防長官が連名でWSJに次の記事を寄稿しています。
We’re Holding Pyongyang to Account(米国時間2017/08/13(日) 17:37付=日本時間2017/08/14(月) 06:37付 WSJオンラインより)
この記事の末尾で両長官は、
“North Korea now faces a choice. Take a new path toward peace, prosperity and international acceptance, or continue further down the dead alley of belligerence, poverty and isolation. The U.S. will aspire and work for the former, and will remain vigilant against the latter.”(北朝鮮は今、岐路に立っている。それは、国際社会と協調して平和と繁栄に向けた道を歩み始めるか、それとも今の敵対的な路線を継続し、貧困と孤立の果ての死を選ぶか、だ。わが国は貴国が前者の道を進むことを望み、その実現を目指しているが、貴国が後者の道を取る可能性についても警戒し続けている。)
と述べ、北朝鮮が今すぐ挑発を止めて誠意を見せるならば対話に応じてやっても良いとしつつも、明らかに軍事的オプションを全面に打ち出しています。
だいいち、「北朝鮮との対話を再開しよう」と呼びかけるのであれば、その具体的な方策に言及しないでどうするのでしょうか?
もはや、文在寅氏は北朝鮮問題を巡り、日米両国政府からは完全に信頼を失っていると見て間違いないでしょう。
この段階でやることじゃないでしょ?
私は、この文在寅大統領について、彼が就任して以来一貫して、朴槿恵、盧武鉉(ろ・ぶげん)、金大中(きん・だいちゅう)の各元大統領と並ぶ、いや、それ以上に愚かな大統領ではないかとすら思っています。というのも、韓国という国家が存立の危機にあるのに、未だに現実逃避を続けているからです。
その現実逃避とは、「反日」です。
以前、慰安婦像を備え付けたバスがソウルで走り始めたという、猛烈にバカなニュースがありましたが、トップからして反日アクセルを全開にしています。そして、文章(5)については、言い換えれば、韓国が法治主義国であることを自ら放棄するという宣言であると見るべきでしょう。
慰安婦問題は朝日新聞社が捏造した日本に対する誣告犯罪ですが、徴用工問題についても、1965年の日韓請求権協定で全て終わっている問題を蒸し返してきているだけのものであり、本来ならば、両者ともに日本政府がまともに取り合うべきものではありません。
ただ、文在寅氏が「韓国大統領」としてこれらの問題に言及したということは、すなわち、韓国が「国として」日本に対し、過去の問題を蒸し返してきたものであり、言い換えれば、韓国が日本との間で締結した国際条約を反故にするという宣言です。
そうであるならば、日本は今度こそ、いわれのない誣告と戦わなければなりません。手始めに、韓国に対する制裁措置として、韓国人に対する入国ビザ免除プログラムの即時廃止、竹島領有権を巡るICJ単独提訴、かりに韓国の司法当局が日本企業の資産差し押さえを決定した場合には韓国政府・韓国人の在日資産の全面凍結など、現行の日本法の枠組みでできることを次々と打つべきでしょう。
安倍政権のご英断を求めたいと思います。
韓国滅亡は時間の問題
「6つのシナリオ」のアップデート
ただ、韓国については、敢えて日本が対処しなくても、自滅のコースを歩んでいるのも事実です。
私は以前から、「韓国の未来について、考えられる6つのシナリオ」という議論を提示しています(図表)。
図表 韓国の未来を巡る6つのシナリオ
区分 | パターン | シナリオ詳細 |
---|---|---|
(1)南北朝鮮統一シナリオ | ①北朝鮮主導で北朝鮮に吸収される(赤化統一) | 北朝鮮がミサイル開発機器を生き延び、韓国で親北派大統領が誕生し、朝鮮半島は北朝鮮主導で赤化統一される |
②米国主導で北朝鮮を吸収する | 米国が北朝鮮を軍事攻撃し、これにより北朝鮮が崩壊し、韓国が米国の命令により北朝鮮を吸収する | |
③中国主導で北朝鮮を吸収する | 米中密約により中国が北朝鮮の体制を崩壊させ、韓国から米軍が撤退し、韓国が中国の後ろ盾を得て北朝鮮を吸収する | |
(2)南北分断継続シナリオ | ④南北朝鮮の同時での中華属国化 | 南北朝鮮が現体制を維持したまま、韓国が限りなく中華属国化するシナリオ |
⑤南北朝鮮の「クロス承認」 | 韓国は中国の属国となり、日米両国と断交する一方、北朝鮮は日本と米国が国家承認し、中国と断交する | |
⑥韓国で軍事クーデター | 韓国で軍事独裁政権が成立し、民政を停止し、韓国の赤化統一や中華属国化を防ぐ |
シナリオは大きく
- (1)南北朝鮮が統一されるシナリオ、
- (2)南北分断が継続するシナリオ、
に分けられます。また、それぞれのシナリオは、
- (1)南北朝鮮が統一される場合、①北朝鮮が主導するか、②米国が主導するか、③中国が主導するか
- (2)南北分断が継続する場合、④韓国が中華属国化するか、⑤日米が北朝鮮を国家承認するか、⑥韓国で軍事クーデターが発生するか
と、それぞれ3つずつに細分化されます。
南北統一は韓国にとっての悪夢だが…
このうち(1)のシナリオは、「南北朝鮮の統一は誰が主導するか」という違いです(ちなみに、ここに「韓国が主導する」というシナリオはありません)。たとえば、米国が北朝鮮攻撃に踏み切り、北朝鮮の体制が崩壊すれば、韓国が北半分を吸収せざるを得なくなります(上記②)。
また、中国が北朝鮮の体制に介入して非核化を実現し、米国がそのバーターとして韓国から撤退することで、韓国の中華属国化が加速し、中国を後見人とする統一朝鮮が実現する可能性が高まります(上記③)
さらに、米軍が最終的に北朝鮮攻撃を見送り、北朝鮮の金正恩体制がそのまま温存された場合、韓国社会の左傾転覆が進み、北朝鮮が提唱する「高麗連邦」構想が実現し、韓国が北朝鮮に赤化統一される、というシナリオも否定できません(上記①)。
なお、いずれの場合であっても、韓国は自ら主体的に朝鮮半島の新秩序の構築に関わることはないと考えます。要するに、単なる「受け身」であり、米国に近付くか、中国に擦り寄るか、北朝鮮に吸収されるかという違いに過ぎません。
韓国にはときどき、「北朝鮮と統一国家を形成し、北朝鮮の安価な労働力を武器に輸出産業を勃興させる」という夢物語を言う論者がいるようです。しかし、南北統一するにしても、②③の場合には体制が崩壊した北朝鮮を一気に吸収することになりますし、①の場合には韓国自体が自由経済圏から脱落することになります。どちらにせよ、韓国経済は崩壊し、世界の最貧国レベルに転落することを覚悟しなければなりません。
冷たい言い方ですが、どのシナリオも、自分の国の将来に責任を持つことから逃げ続けた民族の末路としては、いずれも相応しい帰結だといえるでしょう。
南北分断継続に活路?
一方、(2)については、現状の南北分断が継続した場合で、韓国自身が自分たちの未来を、ある程度選択することができるというものです。
ただ、現在の韓国社会には、意見の違いがあったとしても、北朝鮮に擦り寄るか、中国に擦り寄るかという違いしかありません。このため、北朝鮮による赤化統一の危機を脱したとしても、長い目で見て中華属国に戻ることを志向している点は間違いありません。
④のシナリオは、韓国が米韓同盟を解消した場合、中国との軍事同盟を締結する可能性を示唆しています。韓国はすでに経済面では中国への依存度が極めて高く、軍事面でも中国に支配されることになれば、名実ともに中華属国化が完了します。
ただし、②のシナリオと比べると、北朝鮮自体は中国からある程度の独立性を保つことになります。このため、中華属国としての韓国(南朝鮮)と、独自路線を進める北朝鮮の対立は続くでしょう。そして、北朝鮮という「狂犬」は、今度は日本を脅すようになります。ちなみにこの場合、日本にとっては韓国、北朝鮮という2つの厄介な国を相手にしなければならなくなります。そうなったら、今度こそ憲法を改正し、日本国軍を組織し、場合によっては核武装して自衛しなければならなくなるでしょう。
こうした中、私が考える「ウルトラC」が、2つあります。
1つは、韓国が中華属国化した場合、日本と米国は韓国に対抗し、北朝鮮を国家承認し、援助するというシナリオ(⑤)です。実は、私はこのシナリオについて、可能性は十分にあると考えています。
北朝鮮危機に際し、韓国は主体的に行動することができない国だということを、我々は散々、見せつけられました。日米を裏切って中国側についた朴槿恵政権や、どっちつかずの動きで日米に迷惑をかけまくっている文在寅政権を相手にするよりも、いっそのこと、独裁政権で自己を確立し切っている北朝鮮の方が、「交渉相手」としては適任かもしれません。
このため、日米両国は韓国を切り捨て、直接、北朝鮮と国交を正常化するのも一案です。たとえば、北朝鮮に金正恩体制の維持と核保有を認める代わりに、弾頭数を報告させ、第三国への転売を禁止し、査察を義務付け、違反した場合には容赦なく制裁を科すこととして、その見返りに北朝鮮に食糧や資源を提供してやる、といった方策が考えられます。この場合は、南北朝鮮を競わせることができるため、南朝鮮側に対しても、今のようなふざけた反日を行う余裕を潰すという効果が期待できます。
そして、最後の⑥のシナリオは、「軍事独裁政権」が「韓国側で」誕生する、というものです。韓国が独立と繁栄を維持するためには、日米との友好関係を何よりも優先しなければなりません。しかし、民主主義体制に任せていれば、法治主義を理解しない政治家や裁判官による反日行為や反米行為が繰り返されます。韓国人は、民主主義や法治主義が運営できるほど高い民度を持っていません。韓国人に民主主義は早かったのではないかと思います。
そこで、独立と繁栄を維持するために、民主主義を廃止し、文在寅大統領の身柄を拘束し、議会を解散させて、軍人が政権を握ることこそが、長い目で見た時の韓国の幸せに寄与します。
もっとも、現在の韓国に、そこまで気骨のある軍人が存在するとも思えませんが…
朴槿恵政権が続けば…?
歴史にIFはありません。前任の朴槿恵大統領は3月10日に罷免され、現在は拘束され、刑事訴追を受ける立場にあります。ただ、仮に―あくまでも「仮に」、ですが―、韓国の憲法裁判所が朴槿恵氏の罷免を否決していれば、朴氏が大統領として戒厳令を発布し、文在寅氏を筆頭とする親北派政治家らを拘束し、さらに、一時的に憲政を停止するなどすれば、もしかすれば韓国社会の崩壊を免れていた可能性はあります。
ただ、仮に朴氏の罷免判決が否決されたとしても、彼女自身がそこまで有能な人物であるとは、私には思えません。朴政権が続いていたとしても、やはり韓国社会は崩壊に向けて突き進んでいたでしょう。
いずれにせよ、3月10日をもって、韓国は名実ともに、法治国家ではなくなってしまいました。この国は、違法性が証明されていないのに、「国民情緒」に基づいて大統領を罷免したからです。
北朝鮮に吸収されるのか、中国の属国になるのか、米軍が北朝鮮を滅ぼした際に、なし崩し的に北朝鮮を押し付けられるのかはわかりません。しかし、韓国が現在のまま、繁栄を続けることは難しいと考えています。
私は、韓国が崩壊した際、韓国人が大量に日本に入国して来ることを、何よりも警戒しています。日本政府には「訪日観光客4000万人目標」を放棄し、韓国人に対する観光ビザ免除制度を即時廃止するという英断を求めたいと思うのです。
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更新ご苦労様です。
しかし優しいっすね会計士様は自分なんか韓国から来た難民には迷惑料を頂き北朝鮮に送還してあげて戦後から国内にいる不法移民(帰化は別にして)には財産差し押さえの上で国外追放し統一教会を潰して協会員を外地誘惑罪で処断、日韓議員連盟も解体、韓国から日本海を渡り来る難民船にはテロリストやゲリラの可能性ありとして射殺くらいは望みますよ。(難民は要らないよ
あーでも少しは不法移民には情はあるので不法移民内で日本在住を50年以上に限り日本国籍を100万円から50万円で購入可能にさせますね。(パチンコマネーや企業揺すってきたんだから当然あるよなぁー
亡命者は北朝鮮とバーター取引しようぜ!
書いてて自分でもドン引きしましたがそれくらい朝鮮半島の所為で不利益を被って来たって事ですかね。
いやーでも同化もしないし帰化もしないなら母国に帰るかゴニョゴニョな選択肢しか無いですよね、だって北東アジアでの戦争は異なる民族同士の族滅までする戦争ですから。
最後に韓国が中国と足並み揃えて中立宣言したけど韓国まさかとは思うけど経済的支援の見返りに日本海側の港中国に提供とかしないよなぁ、まぁそれしたら日米全力で開戦勃発するんだが
新宿会計士様 このサイトご覧の皆様
完全に政治オンチ、国際政局それも自国南鮮の進む道を潰している文は、今後どんな体制になっても大統領や最高顧問など指導者で残れないでしょう。とくに会計士様の最後の辺りに書かれている通り、朝鮮の戦時土工、労務者など大量に出稼ぎに日本に頼まれもせず、来ていた連中の企業の賠償権を言いだすとは。呆れてモノが言えません。1965年の日韓条約ですべて終わっている。何も無理矢理連れて来たんじゃない。それが証拠にひとりの朝鮮人が働きに来て、ある程度立つと家族、親兄弟を日本に呼ぶ。これが搾取された劣悪な環境の職場、生活ですか。給料がいいから来る。淫売婦も同胞で言葉が分かるし、稼ぎがいいから来たんだ。朝鮮人向けの売春窟など日本人は病気持ちもあり、怖くて行かない。日本で彼らは稼ぎ、送金してた。第一、今のこの局面で大統領が言うことか?
さて、ノータリン大統領を持つと、わずか3ヶ月で国家がパーになることを知りました。新宿会計士様の押す⑥は、私は絶対ないと思ってましたが、日米のクロス承認なら瀬戸際で米国の体制保証、YESが欲しい金豚は、乗って来る確率は高い。体制を保証するなら、日米の土俵に出て来るでしょう。貧国なので、タカられるのは承知ですが、南鮮での経験があるから手の内は分かる。強く出れば引く相手。いずれ核は強制的に無力化させる。その分、南鮮を失うが(要らぬが)国交がなくなり対馬の先は紅旗飜る土地、在韓米軍は沖縄、日本海に移動して、自衛隊の強化が必要です。しかし、南鮮は中国のパシリを散々やらせられるんだろうな(笑)。
また日米が承認しても、北朝鮮のことだから、南鮮と同じで何を言い出すか分からない。気も休まらないが大戦時の賠償など言い出した日には、南鮮にまとめて支払済みで一蹴です。でも、いずれは南鮮と北は連邦化してシナの属国でしょうね。
人はなぜ約束をするのか?
それはその約束を破るためである
ショーペンハウエルはかつてそう言った(嘘w)
健やかなるときも、病めるときも
喜びのときも、悲しみのときも
富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け
その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?
これなんぞとりま約束せんと結婚できまへん
まずはエラそなこと言っとらんと
約束破ったことないやつから石投げてみいや
国はなぜ約束を交わすのか?
勿論その約束を破るためである
国破れて山河在りでは困る
山河なぞ喰えないぞ
衰え行く脳内細胞を結集してコメントします。
韓国人のコメントを読むと、「ローソクデモにより政権交代した韓国は、デモもできない日本より政治意識が優れている」などと上から目線の論調に出くわす。でも不思議なことに政権交代した結果、国民の暮らし向きがよくなったかどうかについては全く考慮していない。文政権が成立して100日経過し、失業率や工場の生産稼働率低下など悪化を示す経済指標が多く出ているが、今もって政権支持率は高い。
文大統領の政策には、徳政令、国家公務員採用数増加、最低賃金大幅引き上げ、法人税引上げなど実情や合理性を無視した政策が並ぶ。これでは企業は税負担を強いられ、海外移転の動きも出ており失業率を悪化しかねないし、工場生産稼働率もますます低下する。これに対し、一部の新聞では危惧しているが、国民の評判はなぜかよい。
外交分野を見ると、韓国は曲がりなりにも自由経済に属する国で、日本やアメリカとは国防・安保で密接な立場にある。しかし文大統領はアメリカや日本との信頼を損ねる言動が目立つ。THAAD配備を遅らせトランプ大統領の怒りを買い、日韓合意の見直し発言では日本から釘を刺されている。文政権が北や支那との関係改善を目指そうとしても具体策は提示できず、北と支那からは相手にすらされてない。文大統領が韓国の置かれている立場を正しく認識しているか疑問だ。
文大統領は国民受けする政策を打ち出して支持率は一定期間は高く維持されるだろう。しかしいずれ経済原則を無視した政策では破綻をするし、現状を正しく認識できない外交政策は行き詰まる。それが韓国人の目にもはっきりと分かった時、支持率は暴落しまたローソクデモが発生するかもしれない。文大統領も朴前大統領と同じ道を歩むことになる。それがいつになるかだけの問題だ。
優れた国は優れた指導者を生むと言われる。その逆もまた真だ。朝鮮の歴史を見ても優れた指導者を全く見いだせない。韓国人が礼賛する為政者はいるが、実像の姿を見ると朝鮮人の生活を改善出来ていない。李氏朝鮮王朝は硬直した官僚制度を作り、両班制で身分制度を固めた結果、庶民は上流階級の召使のような使役を強いられた。19世紀末一般朝鮮人の生活は、文化生活などとは程遠い、生きていくのがやっとのありさまだった。江戸幕府は封建制度で各藩に独立した行政を認め、庶民は結構自由に経済活動を行え豊かになった。庶民さえも花見を楽しむなど余裕もでき、浮世絵や俳句、歌舞伎など海外でも評価の高い独自の文化を創り出した。19世紀日本と朝鮮はどちらも鎖国状態だったが、庶民の暮らしは大違いだ。為政者がどれだけ庶民の暮らしに関心を持っていてかの差である。そして現在の韓国は最悪の時期に最悪の指導者を選んだ。韓国人の資質では最悪の選択しかできなかった。
私は朝鮮半島の将来にあまり関心を持たない。朝鮮人の資質では自らの力で今より経済力を増大させ、文化を高める能力がない。日本の多額の援助もあって、韓国は世界経済の地位で10位近くまで持ってこれたが、それがやっとで、外国からの支援がなければその地位が失われていく。そんな朝鮮に深い関心など持てない。
新宿会計士様の考えた朝鮮半島のシナリオですが、私にとってはどれでも構わない。どれであっても朝鮮人が選択したのなら良い結果にはならないと考える。朝鮮半島がどうなろうとも、日本は影響を最小にする努力をすればよい。ただ急激な変化では対処しきれないことが予想できるので、緩慢な変化が日本にとっては望ましい。例えばベトナム紛争が終結した動乱でボートピープルが多く発生し一部は日本にも渡ってきた。もし韓国が動乱して大量の難民が対馬海峡を渡ってこられたら対処に困る。その理由から韓国が徐々に衰退していくのが日本にとってベストでしょう。
文大統領の妄言ですか。
妄言だと?ウリの言うことは正論。ナムは何言っているかww
韓国では文在寅語録に反論することは許されない。
まさに今韓国マスコミは文大統領に逆らえる者は居ないのです。
マスコミとして沈黙は金なのです。
そもそも中立論は文大統領が言い出しっぺではありません。
韓国中立論は中国の戦略的論理です。
当然ですが中国は文大統領の中立論に理解を示しニンマリしていることでしょう。
これに刺激されたのでしょうか、トランプの最側近だったスティーブ・バノン氏が駐韓米軍の撤収を言い出したと、聯合ニュースが報道しています。
韓国マスコミも中立論に対する米国の反応が気になっていたのでしょう。
嘗て朴槿惠前大統領は、日米の反対を押し切って中国人民軍建軍記念に天安門のひな壇に習近平主席と臨席し、朴槿惠大統領は禁断のルビコン川を渡ったと揶揄されました。
今回の文大統領の中立宣言は、朴槿惠氏を凌駕し禁断の実を齧ったことになるのでしょう。
バノン氏の発言の真意は韓国が中立を望むのであれば、米国としては米軍撤収は対中国の交渉の手札として利用できると言っているわけで、アメリカが韓国に同盟国としての期待のかけらも持ち合わせていないことを、図らずも吐露したことになります。
米軍撤退となれば現実問題として一番の懸念は朝鮮半島の非核化です。
これだけはほかのどんな条件より最優先される事項です。
これが実現しない限り北朝鮮への米軍の軍事攻撃はあくまで担保され続けるのです。
韓国は北朝鮮に屈服しても、あわよくば韓国が北朝鮮とともに核保有国となる夢を見ているようですが、アメリは絶対それを認めることはないでしょう。
もし朝鮮半島に核が保有されたままになれば、一番危険にさらされ続けるのは日本です。
もしそんな事態が想定されるのであれば、日本は即刻核大国に変貌せざるをえなくぃことを肝に銘じておくべきです。
更新ありがとうございます。
南北朝鮮そのものはどうなろうと知ったこっちゃありませんが、日米ASEANとしては半島が中国の手に陥ち日本海・東/南シナ海に大手を振って出てくる事態はどうにか抑えたい。
その意味ではシナリオ2(環境依存文字がうまく表示できないので、半角数字で代用します)が最善なのでしょうが、この場合、やはり会計士様が危惧されている、韓国から難民が雪崩れ込んでくるリスクが一番高いように思うのがジレンマですね・・・。
次善の策ならシナリオ5か6と思いますが、6は現実的に期待できない、となると5を取らざるを得ない。この選択肢は十分現実的な策だと私も思いますし(ただし最悪を回避するための苦肉の策とも思いますが)、日米としてもいつでもこのカードが切れるように手を打っておく必要があると思います。
韓国人の入国制限は是非実施して欲しいのは同意です。ただ、あの日和見主義の外務省(まあ官僚ならどこも似たり寄ったりですが)がそんな大胆な施策を取れるとは期待できないのが辛いところ。マスゴミ・外患野党が間違いなく猛抵抗するでしょうが、官邸主導で強く働きかけるよう求めていくしかないでしょうね。
半島有事での作戦指揮権限が無い南朝鮮が偉そうに『レッドライン』なんて口に出来るんですかね?(笑
いまアメリカでは白人至上主義の件でトランプ大統領が対応を誤り、さらなる苦境にあるみたいです。これを挽回するための選択肢として開戦も有り得るかな~と考えます。
トランプ大統領の最側近、「在韓米軍撤収の可能性」に言及
http://japanese.joins.com/article/467/232467.html?servcode=A00§code=A20&cloc=jp|main|top_news
ドナルド・トランプ大統領の最側近として知られているスティーブン・バノン首席戦略官(大統領上級顧問)が北朝鮮との交渉カードとして「在韓米軍撤収」について言及したことが分かった。
17日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とニューヨーク・タイムズ(NYT)など米国メディアによると、バノン氏は米誌「The American Prospect(アメリカン・プロスペクト)」電子版とのインタビューで「中国が北朝鮮の核開発を凍結させる対価として、米国は韓半島から在韓米軍を撤収する内容の交渉も考慮に入れることができる」と発言した。
バノン氏は北核問題に関連し、軍事的な解決策はないとする立場も伝えた。バノン氏は「誰かが(戦争開始)30分以内に在来式武器の攻撃によってソウル市民1000万人が死なないよう方程式を解いて私に見せる時まで、軍事的解決策はない」と伝えた。事実上、韓国に大規模人命被害が発生することが明らかな状況で、軍事的解決策は不可能だということだ。
NYTはただし、トランプ大統領がバノン氏の更迭を考慮中であることを伝えながら、バノン氏の北朝鮮に対する戦略的思考がトランプ行政府に影響を及ぼすと考えるのは難しいとしている。
これここのブログ主が言うシナリオ(3)のことじゃね?
でもバノンさん中立派と対決して解任されたから多少は影響出るんじゃないかな。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000007-jij-n_ame
トランプさんも自分の政権内すら安定できない様じゃかなり厳しいなぁ
とは言え此処まで東アジア情勢がオバマの忍耐戦略の所為で悪化したのを考えればここでトランプ大統領解任は中朝を喜ばせるだけでヤバイから止して欲しいのだが……
なんて言ったって日本には他国を侵攻できる軍事力も自衛力すらも怪しい上にスパイ天国だから他国からの工作に非常に弱い……ここで盟主アメリカの混乱は致命的すぎる
お世話になります。
すみません。私のコメント、打ち込みミスで⑥ではなく、⑤でした。また皆さんの意見を聞くと③もある。しかしいずれにしても、近未来、半島は統一され中国の属国です。また未来永劫半島は日本を敵視します。突飛な考えですが最前線に日本がなるなら、核が必要です。
最終的にどのような形になるにせよ、私は「韓国に核保有させない」というのを最優先しなければならないと考えます。
ブログ主さんが書かれているシナリオの中で、ありそうなパターンは③④あたりかなと思いますが、その場合でも「韓国には自前の核を持たせない」という条件を日本としては絶対に担保しなければならないと思います。
⑤の場合、仮に北を日米側につかせたとしても、韓国が中国の下で自前の核を持つようになれば、南北が逆転しただけであって、日本にとっての脅威は変わらないように思います。また、⑥の場合は、アメリカが独裁政権をバックアップ(のように見せて管理)して、勝手なことをさせないようにすることが大切でしょう。
今の文在寅体制のまま、もしアメリカが韓国から手を引いても、すぐに南北が統一されるはずはありませんが、私が最も懸念するのは韓国が核を自前で手に入れようとすることです。アメリカが手を引けば、韓国はまっ先にそこに手をつけようとするのではないでしょうか。
韓国が海洋勢力側だとはっきりしているうちは北も中国も韓国の核保有には猛反発するでしょうが、米軍が手を引いたあとならわかりません。北は韓国を篭絡するために、核を提供するようなことを仄めかすかもしれません。中国も、自分の陣営に引き込んだあとなら、核保有を黙認するように思います。北に対してそうだったように。
それゆえ、私は在韓米軍が残って韓国に「独自核開発(購入含む)を絶対にさせない体制」にもっていくのがよいのではないかと思うのです。(それが日本を敗戦させたアメリカの責任です。)文在寅というのは、おそらく無能です。無能ゆえ北としては御しやすいでしょう。今は文在寅が何を言おうと無視しているかたちですが、米軍がいなくなればおそらく接近を図るでしょう。文はあっけなく乗せられるのではないかと思います。
トランプはバノンを解任したようですが、その背景には、少なくともすぐには米軍を韓国から撤退させないという意思表示も含まれているのだろうと感じました。「撤退するぞ」と脅して様子を見ることは引き続き行うでしょうが。
余談ですが。
中国については、習近平派と江沢民派の派閥争いに決着がついておらず、また、北と接している瀋陽軍区を習近平は掌握できていないという噂があります。これが対北問題に影を落としていると。習近平がどう考えていようと、いざ米北間でことが起こったとき、実際に人民解放軍がどう動くかは未知数だと思います。
北の核は完全除去してほしいものですが、現状はまだ予断を許しません。各国なかなか動きづらい状態なのかなと思います。