X(旧ツイッター)で、いわゆる「悪い円安」論の一環でしょうか、「円安で通貨危機が起こる」などとする趣旨のポストがありました。この方はまた、円安の原因がロシアの貿易決済にある、などとも述べているようなのですが、残念ながら、これらはほぼ事実誤認でしょう。ただし、逆にいえば、円安デメリットは輸入購買力の低下と負債効果くらいなものですので、日本の場合は短期的な輸入品物価上昇には耐える必要はあるものの、(もしも円安が長期化するなら)経済復活基調に入っていく可能性があります。
目次
円安のメリット・デメリット
円安は日本経済に対し、どういう悪影響を与え、どういう好影響を与えるのか―――。
これについて、当ウェブサイトにて説明して来たのが、次の図表1に集約される、円安や円高のメリット・デメリットに関するまとめです。
図表1 円高・円安のメリット・デメリット
これらのすべての論点を、本稿で繰り返すことはしません。
『【総論】円安が「現在の日本にとっては」望ましい理由』などを含め、当ウェブサイトではこれまで、日本には「川上産業が残っており、川下産業が復活する可能性が高いこと」、「日本が対外債権国であり、いわゆる通貨危機が発生する可能性は極めて低いこと」などを、滔々と説明して来たからです。
いずれにせよ、少なくとも中等レベルの教育を終えている人であれば、最低でも次のことは理解できると思います。
- 円安は日本経済に良い影響と悪い影響を及ぼす
- 円安になれば輸出競争力が高まる(良い影響)
- 円安になれば輸入購買力が落ちる(悪い影響)
- 円安になれば輸入代替効果が生じる(良い影響)
- 円安になれば資産効果が生じる(良い影響)
- 円安になれば負債効果が生じる(悪い影響)
つまり、円安になった場合には、経済に対して良い影響、悪い影響がともに生じるわけですが(※これは日本に限った話ではなく、古今東西、変動相場制をとるすべての国に共通する現象です)、トータルとしてみて、これら5つのどの影響が最も大きく出るか、という観点が重要です。
キャピタルフライト・通貨危機の可能性とは?
結論からいえば、日本の場合、円安のデメリットのうち、「輸入購買力の低下」については(短期的には)大きく生じてくる可能性があるのですが、その一方で「負債効果」については、ほとんど生じません。そもそも日本国という国自体、外国から外貨建てで追っている借金の額が、経済規模と比べて極めて少ないからです。
この点、通貨安になった際に最も懸念される論点のひとつが、キャピタルフライト(資本逃避)や通貨危機です。これは上記でいうところの「負債効果」、すなわち外貨建ての借入金などの返済負担が重くなることで、その国の信用状態が悪化し、資本が外国に逃げていくということをさしています。
たとえば1ドル=100円のときに、ある企業が100万ドルのおカネを外銀から借りれば、その企業にとっての借金(金銭債務)の円換算額は、1億円(=100万ドル×100円/ドル)です。
しかし、ある日、いきなり為替レートが1ドル=200円になってしまえば、この企業にとっての金銭債務の円換算額は、一気に2倍の2億円(=100万ドル×200円/ドル)に膨らみます。
実際のところ、どうなのか―――。
自然に考えて、私たち日本人の感覚からすれば、外国の銀行からわざわざ外貨でおカネを借りて投資する、といった行為を行う企業は、さほど多くなさそうに思えますが、こうした直観は統計からも裏付けが取れています。
そもそも外国から外貨でおカネを借りていない
いつも当ウェブサイトにて引用する、国際決済銀行(BIS)の『国際与信統計』のデータを、再度確認しておきましょう(図表2)。
図表2-1 日本の銀行から外国への債権(2023年12月)
区分 | 金額 | 備考 |
日本の銀行から外国への債権 | 5兆0435億ドル | 最終リスクベース |
日本の銀行から外国への債権 | 5兆1738億ドル | 所在地ベース |
うち(相手国から見た)外国通貨建て | 4兆0346億ドル | 所在地ベース |
うち(相手国から見た)自国通貨建て | 1兆1392億ドル | 所在地ベース |
図表2-2 外国の銀行から日本への債権(2023年12月)
区分 | 金額 | 備考 |
外国の銀行から日本への債権 | 1兆2681億ドル | 最終リスクベース |
外国の銀行から日本への債権 | 1兆3256億ドル | 所在地ベース |
うち外貨建て | 5658億ドル | 所在地ベース |
うち円建て | 7597億ドル | 所在地ベース |
(【出所】The Bank for International Settlements, Consolidated banking statistics データをもとに作成)
これによれば、2023年12月末において、日本の金融機関の対外与信は5兆ドル少々ですが、外国の金融機関から日本の居住者(おもに企業や金融機関でしょうか?)への対内与信は1兆ドル少々であり、このうち外貨建ては5658億ドルに過ぎません。
邦銀が5兆ドルを超す対外与信を抱えているほどですから、こんな日本の経済規模に比べて、5658億ドルは非常に少ないといわざるを得ません。
想像するに、これらの多くは企業・金融機関の為替ヘッジ活動に伴うものであり、先ほど述べた、「一般事業会社が外貨でおカネを借りて設備投資などを行っている」、という事例は、かなり少ないと考えられます(これにはほかにもいくつか証拠があるのですが、本稿ではそれらの詳細については述べません)。
政府の外貨準備や無制限為替スワップなどで対応可能
このあたりは、日本の近隣の某国の一般事業会社が外貨で(ヘッジなしに)おカネを借りて設備投資などを行い、通貨安になって右往左往している、という姿とは、非常に対照的です。統計データからも明らかなとおり、日本の企業は、外貨での借金を特に嫌っているからです。
ちなみに外貨建債務の規模が5658億ドル程度であれば、政府(財務省・外為特会)などが保有している外貨準備高で、十分にカバー可能です。
日本の外貨準備は為替介入で若干減ってしまったものの、それでも2024年5月末時点で、依然として1兆2723億ドルという外貨準備を保有しており、これは5658億ドルという外貨建ての債務の額をかなり大きく上回っています。
これに加え、日銀はいざというときのために、民間金融機関におカネを貸し付ける機能を持っているのですが、この「民間金融機関に貸し付けるおカネ」は、日本円だけではありません。
図表3のとおり、米ドル、ユーロ、英ポンドなどの主要国通貨に加え、(上限付きとはいえ)豪ドル、タイバーツ、シンガポールドル、さらには中国の通貨・人民元に至るまで、じつに9つの通貨の緊急流動性ファシリティをもっているのです。
図表3 日本銀行が外国と締結している為替スワップの一覧
スワップ締結相手 | 相手国通貨 | 日本国通貨 |
米FRB | 米ドル(無制限) | 無制限 |
欧州中央銀行(ECB) | ユーロ(無制限) | 無制限 |
イングランド銀行(BOE) | 英ポンド(無制限) | 無制限 |
スイス国民銀行(SNB) | フラン(無制限) | 無制限 |
カナダ銀行(BOC) | 加ドル(無制限) | 無制限 |
タイ中央銀行 | 2400億バーツ | 8000億円 |
シンガポール通貨庁(MAS) | 150億シンガポールドル | 1.1兆円 |
豪州準備銀行(RBA) | 200億豪ドル | 1.6兆円 |
中国人民銀行(PBoC) | 2000億人民元 | 3.4兆円 |
(【出所】日銀『海外中銀との協力』を参考に作成)
ちなみに図表でもわかるとおり、少なくとも米ドルやユーロなどに関しては、ほぼ無制限で引き出すことが可能です。
- もともと日本は国を挙げて、外貨建ての債務がとても少ない。
- G-SIBsが3つあり、邦銀全体で5兆ドルを超える対外与信を持っている。
- 政府などが1兆ドルを超える外貨準備を持っている。
- 日銀が主要国中銀と上限無制限の為替スワップを常設している。
逆に、この状態でどうやって通貨危機が発生するのか、個人的にはその理屈を教えてもらいたいくらいです。
ちょっとだけ余談です。
これについて条件を変えれば、通貨危機の発生が視野に入ってくる、という国もあります。
- 自国通貨の使い勝手が悪いため、自国企業は外貨建てでおカネを借りている。
- その国には国際的に強い金融機関がなく、対外与信は対内与信を下回っている。
- 外貨準備が潤沢だと称しているが、いざというときに使いものにならない可能性が指摘されている。
- 米ドル建ての通貨スワップ・為替スワップがほとんど存在しない。
一体どこの国がそうなのかは知りませんが(日本の近所、とだけ申し上げておきます)、こうした国だとウォン安が通貨危機と表裏一体となるため、自国通貨安が脅威として認識されているようです(正直、日本にとっては他人事ですが)。
BRICS決済の8割が自国通貨に?
余談はともかくとして、通貨危機に関する話を続けましょう。
さて、こうしたなかで、インターネット上ではごく一部の方々が、「BRICS」―――ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ―――などが、お互いの貿易の決済を自国通貨に切り替え始めていて、すでに8割が自国通貨で行われている、などと騒いでいます。
これについては『トンデモさん大歓迎(ただしエビデンスで殴られます)』などでも詳細に説明しましたが、結論からいえば、BRICS諸国間で貿易決済の8割がそれぞれの通貨で行われている、などとするエビデンスは、現時点では見当たりません。
もしそんなことになっていたら、SWIFTの国際送金通貨ランキングで人民元が日本円や英ポンドを抜いて送金通貨ランキング第3位くらいには浮上していてもおかしくありませんが、現実にはユーロ圏を除外した国際送金において、人民元の地位はせいぜい5位前後に留まるからです。
さらに、インドルピー、ロシアルーブル、ブラジルレアルなどに至っては、決済通貨ランキングの上位20位にすら姿を現しませんし、SWIFT以外の組織が国際送金シェアで大きな存在感を示している、といった事実も存在しません。
したがって、現時点において「BRICS諸国間の貿易の8割が自国通貨だ」とする一部の人の主張に関しては、現時点においては「その証拠はない」、という評価が妥当ではないかと思います。
陰謀(?)論+専門知識のなさ
ところが、世の中は面白いもので、陰謀論に染まっているっぽい(しかし金融に関しては、恐らくは完全な素人の)方が、X(旧ツイッター)で、こんな趣旨の内容をポストしていたのです(あえてアカウント名などは伏せたいと思います)。
「ドル円が162円に近づいていますが、政府日銀は介入もできず、放置です。このまま放置すると下手すると通貨危機です。これだけインフレが亢進してるのになぜ政府はなにもしないのでしょうか?」
「亢進」とは見慣れない単語ですが、「こうしん」と読み、「(病気などが)高ぶり進むこと」を意味するのだそうです。
どうして円安でも政府などは積極的に介入しないのかといえば、それは「トリレンマ」法則のためです。
『「日銀は円安止めるために金融緩和やめよ」論の間違い』でも詳しく説明しましたが、日本は米国、英国などと同様、資本移動の自由を保証しつつ、金融政策の独立を重視しているため、必然的に、為替相場は不安定なものとならざるを得ません。
もちろん、行き過ぎた為替変動に対しては「為替介入を行う」、とするのが日本政府(財務省)の一貫した立場ではありますが、逆にいえば、為替相場はできるだけ市場原理に委ねようとするのが日本の考え方であり、ましてや為替変動を気にして金融政策を変える、という話にはなりません。
ただ、この同じユーザーの方が、一連のポストのなかで、こんな内容も投稿していたようなのです。
「海外勢の保有する円が、プーチンのせいでドル建て決済できなくなった国への支払いに消えてる、という話と聞いた。使ってない物を処分する感覚で。ドルを介さずに各国通貨に化けてるから円独歩安に、と。」
正直、なんどか読み返してみたのですが、そのいわんとするところが理解しかねます。
そもそもロシアが米ドル決済から排除されていることは事実ですが(ウクライナ戦争の影響でロシアの主要銀行がSWIFTNetから排除されているため)、ロシアが排除されているのはドル決済だけではありません。
円、ユーロ、英ポンドといった西側諸国の通貨についても同様に、使えなくなってしまっているのです。
日本経済に待っているのは復活
もっといえば、最近だと、ロシアにとっての友好国であるはずの中国の銀行ですら、対ロシア取引の人民元決済を取り止める、という動きに出ています(『一部露企業の人民元決済が停止?ICCは新たな逮捕状』等参照)。
米国によるセカンダリー・サンクション(二次的制裁)を恐れ、米国などにも支店を有する中国の銀行が、たとえ人民元であっても、制裁対象のロシア企業との取引を行うことができなくなっている格好です。
つまり、このポスト主の方が主張している「円安の要因」も、「政府が為替介入を積極的に行わない理由」も、すべて初歩的な金融・経済の関係を理解していればあり得ないほどの間違え方をしている、というわけであり、「金融の素人が陰謀論に嵌るとどうなるか」という観点からは、興味深いと思う次第です。
いずれにせよ、現在の日本で「キャピタルフライト」や「通貨危機」は起こり得ませんし、その最大の脅威が発生しない以上、円安の日本経済に対するデメリットといえば、せいぜい、「外国製のモノやサービス、海外旅行などの値段が上昇する」くらいしか考えられません。
逆に、それらの材料が出尽くせば、今後、(「円安が長期化するならば」、という前提条件は付きますが)あとは日本経済が本格的に回復していくのを待つのみではないか、などと思う次第です。
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総論で未来を計れば、円安効果で待ち受けるのは、日本にとっての「通貨嬉々」
インフレに伴う賃金上昇効果等で待ち受けるのは、政府にとっての「税収嬉々」
累進による過税収増分(実質増税)は、政府に「適切な社会還元」を求めたいですね。
(直接・間接は問いません)
トランプが大統領になったら
「日本はアメリカに対して貿易黒字なのに円安はおかしい円高にしろ」と言ってきそう
アメリカ以外には貿易赤字多くトータルで貿易赤字なので円安になる面もあるけどね
円高誘導はアメリカが金利を下げれば一発だとと思う。トランプさんが大統領になったら、ちょうど金利を下げ始める時にタイミングが合いそう。やるんじゃないかな。
トランプは利上げ志向みたいですよ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-03/SG1S7AT1UM0W00
あともう一つ。
先日のトランプ-バイデン討論の結果、トランプ有利とみた債券市場は将来の利回り上昇を織り込み始めたそうです。
もしもトランプが利上げ志向だとしても日本に圧力かけて利上げさせれば円高になります。
もしもトランプが利上げ志向だとしても日本に圧力かけて利上げさせれば円高になります。
↑
マスコミと変わらん知能笑
日本に圧力かけたところで、意味ないだろうし、日米の金利差で為替は決まるんだからアメリカが利上げしたら円高にならんわ笑
意味ない想定笑
円安による価格上昇でとても構成部品・素材として採用を正当化できなくなった品の代替を国内で設計し国内で製造するという新しいビジネスチャンスが生まれています。戦争のたびに日本の産業は強くなりましたが、ドイツからの輸入が第一次世界大戦で途絶し代替確保のため国内化学産業が勃興したというケースもあります。21世紀に降臨した鮎川義介が「シン日本産業コンツェルン」を再興する。とんでも転生ものを今日も妄想しています。
>陰謀(?)論+専門知識のなさ
こっちにも貼らせてください。個人的には孫氏にはあまりいいイメージはないんですが、それはそれで。
【今週のサンモニ】番組の見解を全否定してしまう孫正義|藤原かずえ
https://hanada-plus.jp/articles/1539
動画リンク: https://youtu.be/0aB66Ys82JE
「サンモニ」に出演した孫正義氏の言。
孫「知識人が上から目線でナンチャッテで言うんです。知ったかぶりで。「あんた専門家か」と言いたい。専門家でもないのに知ったかぶりして上から非難するんじゃない。」
隣に座ってた別の出演者の顔がこわばってました。
>条件を変えれば、通貨危機の発生が視野に入ってくる、という国もあります。
①自国通貨の脆弱性と対外負債の超過②虚弱な金融機関③外貨準備の不透明さ④ドル建てスワップの欠如、といった条件列挙の後、
>「一体どこの国がそうなのかは知りませんが」と、続いてるんですが、
それくらいの条件でいいなら、世界を見渡して、当てはまる国と言ったら、掃いて捨てるほどありそうに思えます。それだけじゃ、なかなか財政破綻まではいかないかも知れません。
それで、あと2つ、条件を付け加えてみます。
⑤いよいよ取り立ての瀬戸際に至るまで、借金なんて返さなくて済むものという、不思議な感覚を国民こぞって共有している。
⑥本当に困ったときには頼りにすべき国に対して、ヤバイ状況に近づけば近づくほど妬み、恨みの感情を募らせ、悪罵を投げかけ、イヤガラセで憂さ晴らしをしたくなる感情を抑制できなくなるという、摩訶不可思議な国民性を有する。
ここにまで至れば、それほどの条件が揃うほどの国と言ったら、まあそうはないかも知れませんね。どことは言いませんが(笑)。
ついでながら、
記事の後半に出てくるXのはなしですが、
こんなの、このサイトで採り上げて論じるレベルのものじゃないですよ!
> どことは言いませんが
はっきり言いましょうよ。韓国です。
皆さん意地が悪いですね (笑)
> こうした国だとウォン安が通貨危機と表裏一体となるため、自国通貨安が脅威として認識されているようです
国名は書いてないけどウォン安って書いてあるし笑
日本は今、川上産業がすこぶる元気、パワー有りまくり。円安が続いてますが、その間に川下産業も更なる復活をして欲しいですね。で、オオカミ少年らしき人が、「キャピタルフライト・通貨危機の可能性が日本にある」エ?日本は、外国から外貨でおカネを借りていないのに。また何百回も会計士さんは繰り返してますが、「日本政府の外貨準備や無制限為替スワップで十二分に対応可能」なんです。何百回言い放つんだろう(^.^)v。
某経済新聞社も、相変わらず「安い日本」を連呼しています。余程隣の国が困っているのでしょう。
ただ円安効果が隠せなくなってきましたので、そろそろ整合性が問われる段階ではないでしょうか?
クオリティーペーパーを自称されておられるので、経済学者が驚くような革新的理論を期待しています。
整合性……取れるんでしょうかね?どんな屁理屈を駆使しても無理じゃないかなあ……
案外このまま「円安=悪(でも円高も悪!)」論を貫きつつ、報じる頻度は
下げる事で「またいつものマスゴミぶりだよ(笑)」と見逃してもらうのを
狙うんじゃないかと思っています。
個人的には、こういう報道スタイルを「ピンポンダッシュ報道」と呼びたい所。
「コラー!」と叱られるのは百も承知で、それでもやってしまう悪戯。
>こういう報道スタイルを「ピンポンダッシュ報道」と呼びたい所。
メディアの所業は、繰返される「じゃぁな!りずむ」です。
「知らん顔で居なくなるまで」が行動様式なんですよね・・。
>クオリティーペーパーを自称
高橋洋一先生がyoutubeで、「某経よく読む、バカになる」と常々のたまっていらっしゃいますが、どうしてニッケイは名誉棄損で告訴しないのでしょうか。事実であっても成立するはずなのに…。
クオリティペーペー様
「某経よく読む、バカになる」に対する反論が、一応出ているようですよ。
高井宏章氏という、昨年まで件の新聞社の編集委員を務め、現在の肩書きは経済コラムニストという方の寄稿。
曰く、
「新聞を読むほどバカになる」と思ってる人へ。新聞は「めくる」ものです
なんだそうですよ(笑)。
DIAMOND online 2024/7/4 https://diamond.jp/articles/-/346151?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20240704
伊江太様
おお、これはまた香ばしい記事を…!!
大変ありがとうございます、さっそく利用させていただきます
>海外勢の保有する円が、プーチンのせいでドル建て決済できなくなった国への支払いに消えてる、という話と聞いた。使ってない物を処分する感覚で。ドルを介さずに各国通貨に化けてるから円独歩安に、と。
うーん、例えばインドの企業がロシアから買った原油の支払いにドルではなく日本円を使う、みたいなもんですかね?
日本円を金にして、金で支払うとか。
そしたらインドルピーで直接金を買う気もしますが、それを「使ってない円の処分」で理由付け?
良くわからないですね。
悪い円安で税収が増えて
良い円高で税収が減る
面白すぎます。