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立憲民主党の二重基準:松島みどり氏と梅谷守氏の比較

「え?私たち野党なのに厳しい処分が必要なんですか」

松島みどり・元法相が自身の地元でうちわを配った件で、村田蓮舫・参議院議員ら民主党関係者は松島氏に辞任を求めました。同じ基準に照らすと、自身の地元で少なくとも6回、日本酒を配ったとされる梅谷守氏に対しても、立憲民主党は党を挙げて舌鋒鋭く追及し、少なくとも議員辞職を求めるのが筋です。ところが、疑惑が浮上して3ヵ月放置した末に出て来た処分が「党員資格1ヵ月」だとしたら、多くの有権者はどう感じるでしょうか?

松島元法相の「うちわ配布」事件

2014年9月、第2次安倍晋三改造内閣において法相に任命され、初入閣を果たしたばかりの自民党の衆議院議員・松島みどりに、公職選挙法違反の疑いが浮上した。自身の名前が入ったうちわを、自身の選挙区で配布したのだ。

これについて民主党の参議院議員・村田蓮舫は同年10月7日の予算委員会で、「公選法が禁止する寄付行為に該当する」と追及し、16日には同党の衆議院議員で副幹事長の階猛が東京地検に告発状を提出した。

しかし、東京地検特捜部は15年1月14日、うちわを配布した時期は選挙に近いとはいえず、松島の刑事責任を問うことはできないと結論付けた上で不起訴処分としている。

(以上、敬称略。また、呼称、肩書き等は当時のもの。)

辞任の松島みどり法相、祭りで配ったうちわの何が問題だったのか

―――2014/10/20付 withnewsより

松島前法相の「うちわ配布」不起訴 「選挙に関係せず」

―――2015年1月15日 1:03付 日本経済新聞電子版より

非常に厳しい公選法の規定

選挙といえば、かつては「札束が飛び交う」、などといわれたこともありました。

有権者の票を「買う」ことも横行していたのです。

ただ、現在では「政治とカネ」の問題に関しては、厳しい規制がいくつも設けられていて、いわゆる「買収」に対しては、非常に厳しい罰則が設けられています。そのひとつが公選法第221条第1項です。

公職選挙法第221条第1項

次の各号に掲げる行為をした者は、三年以下の懲役若しくは禁錮こ又は五十万円以下の罰金に処する。

一 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。<以下略>

たとえば、選挙での当落に関連し、有権者に対しておカネや財産的に価値があるモノを配ったときには、3年以下の懲役・禁固刑、あるいは50万円以下の罰金、といったペナルティが定められています(ちなみに禁固以上の刑を受けた場合は公選法第11条第1項などに基づき、基本的に公民権が停止されます)。

自然に考えて、公選法がこのような規定を設けている理由は、(政策ではなく)「おカネ」の力で当選するというのは、民主主義の根幹を揺るがしかねない行為だからではないでしょうか。

もしも私たち日本人が暮らすこの社会、「買収してもなんらペナルティが課せられることはない」、という状態だったとすれば、実業家などのおカネ持ちが「カネの力」でどんどんとカネをばらまき、選挙で当選し、自分たちの都合の良い法律を作る、といった事態が懸念されます。

だからこそ、公選法の規定はある程度厳密に適用されるべきです。

冒頭に取り上げたのは、いまから10年前、当時法相だった松島みどり氏が、自身の名前などが入ったうちわを選挙区で配布していたとされる問題です。

松島氏のケースでは検察当局は「うちわを配っていたのは時期的に見て選挙に関する寄付ではなく、刑事責任を問うことはできない」と判断し、不起訴処分となりましたが、逆にいえば「選挙直前の時期」に同じことをやっていたら有罪になっていた可能性もある、ということかもしれません。

当選1回目時代に有権者に線香を配布して議員辞職した小野寺氏

これに関して参考になるのが、防衛相なども歴任したことでも知られる小野寺五典・衆議院議員です。じつは、小野寺氏は初当選した直後に線香を有権者に配ったとして、公選法上の寄付行為に該当するとして議員辞職しているからです。

これに関しては『テンミニッツTV』というウェブサイトに2014年7月17日付で掲載された、こんな記事も参考になるかもしれません。

政治家が線香を持参してお供えすることは公職選挙法違反

―――2014/07/17付 テンミニッツTVより

読者登録をしないと全文は読めないようですが、無料で閲覧できる部分に、こんな趣旨の記述があります。

初当選して2年も経たない頃、お盆シーズンで亡くなられた支援者のお宅を弔問で訪れ、市価千円ほどの線香を自分で持参し、霊前でご焼香した

しかし、線香を持参してお供えすることが公選法上の寄付行為に当たるとし、警察で任意で事情聴取を受け、自ら議員辞職に至った

このエピソードだけを見ると、「支援者に線香を手向けただけなのに議員辞職とは」、などと驚くかもしれませんが、現実に小野寺氏は初当選(1997年12月)から2年後の2000年1月に議員を辞職し、略式命令により罰金刑が確定し、公民権が停止されています。

これについては本人も「今から考えてみれば非常に未熟だった」とざっくばらんに振り返っていることからわかるとおり、当時の小野寺氏は、それだけ公選法に対する意識が低かった、ということでしょう。

いずれにせよ、松島氏が「セーフ」で小野寺氏が「アウト」だったことについて、事実関係を調べてみても、いまひとつ、その基準は明らかではありません。

ただ、公選法が選挙について非常に厳しいルールを設けている理由は、それだけ「買収」が選挙制度の根幹を揺るがすものであるとの危機意識のあらわれなのかもしれません。

また、村田蓮舫(現在の「齊藤蓮舫」ないし「謝蓮舫」)氏や階猛氏ら(当時の)民主党関係者が松島氏の買収疑惑を舌鋒鋭く追及したのも、「選挙のクリーンさの欠如」がもたらす民主主義への脅威を懸念したものだったのでしょう。

立憲民主党さん、日本酒や現金の配布で辞任を要求しないんですか?

以上を踏まえた上で、こんな事例を判断してみてください。

衆議院議員Uは地元選挙区で開かれた町内会行事などに出席した際、複数の有権者に対し日本酒を渡していたことがメディアの取材で判明。これについてUの事務所はメディアの質問状に対し、「会合の対価として提供した」と述べ、日本酒を手渡していた事実を認めた。

しかし、いくつかのメディアはUが以前から日本酒などを提供していたとの複数の証言を相次いで報道。少なくとも2023年7月頃から2024年2月頃にかけて、自身の選挙区の町内会に、あわせて6回にわたって日本酒や現金を配布していた、などと報じられている。

ちなみにこの事例において「衆議院議員のU」が配布していたとされるのはいずれも日本酒で、うち1回は5,000円の現金も渡していた、などとする報道もあります。

小野寺氏が線香配布で議員辞職に追い込まれていたこと、松島氏が「うちわ配布」で村田氏から辞職を迫られ、階氏からは刑事告発もされていることなどを思い出しておくと、複数回にわたって日本酒を差し入れていたというのは、どうもここでいう「買収」に該当してくる可能性はないでしょうか。

ちなみにこの「衆議院議員U」の事例とは、立憲民主党の梅谷守衆議院議員です。

梅谷氏の今回の「日本酒配布」が最終的に違法行為だったのかどうかは、まずは捜査当局が梅谷氏を起訴するかどうか、続いて起訴した場合に裁判所が梅谷氏に有罪判決を下すかどうか――などを通じて認定されることだと思われます。

うちわを配っただけの松島みどり氏を、国会で追及したり、検察に告発したりしたわけですから、日本酒という(一般的には)そこそこ高価な品物を少なくとも6回、現金5,000円を少なくとも1回配った梅谷氏を、しかし、立憲民主党はそれこそ党を挙げ、舌鋒鋭く追及しなければおかしいはずです。

最低でも議員辞職を求めるのが筋ではないでしょうか。

結局3ヵ月放置して出てきたのは「1ヵ月の党員資格停止」

それなのに、疑惑が浮上してから3ヵ月間、立憲民主党は少なくとも表向き、梅谷氏に対する明らかな処分を下すことをしてきませんでした。

本当に謎です。

また、この期間、記者などから梅谷氏の件について尋ねられても、たとえば同党の岡田克也幹事長は「いずれ時期が来たら話す」だ、「捜査機関の判断を待って対応する」だのとはぐらかし続けています(『梅谷氏買収疑惑「捜査機関の判断待って対応」=岡田氏』等参照)。

こうしたなかで出てきたのが、こんな報道です。

立民が日本酒配布の梅谷守氏に党役職停止3カ月、党員資格停止1カ月の処分方針確認

―――2024/5/22 18:25付 産経ニュースより

産経ニュースなどは22日、立憲民主党が22日の持ち回り常任幹事会で、梅谷氏を党役職停止3ヵ月・党員資格停止1ヵ月、党役職停止3ヵ月の処分とする方針を確認した、と報じたのです。

これについては『野党議員「公選法違反疑惑」に対するあっさりした報道』でも触れたとおり、執行部の処分案に「異論が出た」として、いったんは結論が先送りとなっていたはずですが、いわば党員資格停止に党役職停止が追加されたことで、「厳しい処分」にした、とでもいうのでしょうか。

疑念は深まるばかり

ただ、これもやはり奇妙です。

事態が発覚してから3ヵ月も放置し続け、たった1ヵ月の党員資格停止で済ませてしまうというのも、松島氏の「うちわ配布」で村田蓮舫氏らが辞任を迫っていたという事実に照らして、やはり平仄を欠いているのではないかと思えてなりません。

いずれにせよ、正直、梅谷氏レベルの「買収」が現行選挙制度に照らし、どこまで問題なのか、という論点はあるかもしれませんが、立憲民主党がその前身の旧民主党時代などから一貫し、自民党議員らの不祥事を舌鋒鋭く追及し続けて来た事実は重いです。

それなのに、ろくに処分もヒアリングもせずに3ヵ月も放置した末にたった1ヵ月の党員資格停止(とたった3ヵ月の党役職停止)でお茶を濁す、という処分が、一般の有権者にどういう印象を与えるのか。

想像するに、立憲民主党を含めた特定野党は、これまで、マスメディアから「報道しない自由」で守ってもらえるというのが常態化しすぎ、正直、感覚がマヒしているのではないでしょうか。

あるいはまさかとは思いますが、「え?私たち、自民党じゃなくて野党ですよ?野党なのに厳しい処分が必要なんですか?」、などと思っていたりしないでしょうか。

疑問は深まるばかりです。

新宿会計士:

View Comments (22)

  • >野党なのに厳しい処分が必要なんですか?

    処罰は、”やらかし”に対してのものなので、当然のことです。
    脇役だから大目に見ろ!なんて了見だから万年野盗なのです。
    (私は正直者)

    *市民の代表ではなく、国民の代表たる自覚を持って欲しいですね。

    • まあ、
      その集団のモラルとありようによって
      位置づけが異なるのはしかたがないこと
      なのかも知れません

      たとえば、同じ
      カツアゲとかでサツにしょっぴかれても(笑)
      普通の市民の世間では大顰蹙で
      厳しく反省を求められるけど
      チンピラヤクザの間ではむしろ仲間から
      「オマエもいっちょ前にやるやないか」と
      褒められるのとおんなじ構図では?
      と思いますなあ。

  • https://x.com/llloshishou2lll/status/1786389286444745161

    極左野党の笑顔がはじける。

    タムトモ率いる「シン・日本共産党」の評判は上々。
    C・ハード路線からタムトモ・ソフト路線への転換がうまくいっているようだ。
    共産党の巻き返しが始まるゾ!

    ミズポ率いる社民党も健在。
    退潮が叫ばれて久しいがまだまだ全国に根強い組織を持っている。
    社民党を侮るのは危険だゼ!

    そして野党第1党である立憲民主党。
    ここにきてイヅミの指導力も板についてきた。
    次回の国政選挙で本当の力を見せてやレ!

    現在の状況に野党も支持者も楽観している。
    次回の国政選挙で政権交代とまではいかなくても大きく躍進するのは確実だ。

    極左野党が躍進する日本の未来は明るいと予告しておく。

    • 誰も呆れて突っ込まないのでしょうが、敢えて突っ込みましょう。
      「そんな事、絶対に有り得ないから。」
      15年前の悪夢からして極左野党が躍進する日本の未来は暗くなるだけで、国際的地位も低下してしまうでしょう。
      そんな惨めな国になっても、あなたは「未来は明るい」などと呑気なことを言っていますが、相当な御花畑脳だと察知します。

    • まぁかつて、
      イスラム国さんとやらにも
      こんな感じで
      日本のどブサヨさんたちが
      同じならず者のよしみか威勢よく
      応援されて見えましたなあ(笑)

  • 記事更新ありがとうございます。
    どうやら政治資金パーティー規制を訴えた野党某議員が近々パーティーを計画しているようですね。これはさぞかし透明度の高いパーティーになるのでしょうね。

    え、俺達の裏金はきれいな裏金なんですか。なるほど。

    • 「政治資金パーティー禁止」の法案を今国会に提出している立憲民主党の大串氏、でしたっけ?
      「法案通ったら止める」そうですヨ()
      映像見た限り悪びれた様子も無く"さも当然"な雰囲気漂わしてましたワ

      • 引っ掛かったオタク さま

        大串博志議員の「法律が通ればやらない」と言うのは、とある元プロ野球選手が大学生時に出演したあるホモビで共演したホモの893が「おう、考えてやるよ」と返答したのと同じと考えて良いでしょう。
        この台詞のあとに(返すとは言っていない)というのがテンプレになっているのですから、この場合は(やめるとは言っていない)になると想定した方が良いと思います。
        何せ彼らは嘘つきですから。

  • まあ、いつもながら呆れた
    ダブスタ(=Double Standard)姿勢ですが、
    なんせ、
    どぶサヨのお立ち位置の政党さんなので
    どぶスタ(=DOBU Standard)という
    彼らに取ってはあたり前で標準の姿勢なのでしょう(笑)

  • ここであえて立憲民主党側の視点を想像してみると、今回の超甘々処分は
    彼らにとっては”合理的”だったと推測できます。

    ・ダブスタやブーメランを恐れずに発言できる話題や人材など皆無に近い
    ・ルールを良く勉強して守れる程の能力がある立憲民主党の議員は限られている
    ・他の議員も罰しないといけない程脛に傷持ちの面々が多すぎる
    ・罰して議員の頭数を減らしても支持者もスポンサーも喜ばない、むしろ怒る
    ・厳罰に処して裏切りや脱走、あるいは党の分断が発生したら目も当てられない
    ・オールドメディアが庇いまくってくれるので、与党から追及される心配もない

    以上を鑑みると、本音では梅谷議員を”お咎めなし”にしたかったんだろうなあと
    想像できます。一応は”少しは気をつけろ”と言う意味でかる~い罰を下したんじゃないかと。

    「こんな調子じゃ政権交代なんて夢のまた夢」?ごもっとも。ですが上記の通り
    厳罰を下すのは彼らにとっては百害あって一利なしですし、そもそも
    「政権交代を目指しているのは口だけで、本音では二度と与党になんかなりたくない」と
    言う邪推が当たっていれば……

  • 立憲のダブスタにはあきれますね♪

    政治資金パーティー禁止法案提出の立民、大串博志選対委員長がパーティー開催へ
    https://news.yahoo.co.jp/articles/83ccbad16164251a7a31b5f00bac424fb89f7852

    似たような話題で、こんなの↑もありました♪

    >みなが制度として、お金のかからない政治を作っていこうというのが今回のわれわれの提案だ。これが制度として法律が通った場合にはやらない

    この言葉に怒りというよりあきれちゃったのです♪
    政治資金パーティーの開催は良くないと思うからこそ、それを禁じる法案を出したんだと思うのです♪だったら成立する/しないに関わらず自分たちだけでも開催しないようにすべきだと思うのです♪

    自民が開催して、立憲が開催しないと資金面で不利になるって思いはあるのかなとは思うのだけど・・・自分たちの案が通らない前提で本気で良くしようとは考えてないように思えるのです♪
    制度を作る立場の人としてはダメな人に思えるのです♪

  • 日本の特定野党は精進して自らを高めるのではなく、

    自民党の足を引っ張って自分達と近い位置に引き摺り下ろし、

    有権者に投票して貰う手法をしてて、

    告げ口外交して日本の国際的評価を下げる事に勤しむ韓国とホント一緒ですよね。

    • クロワッサン さま

      加えて国会で政府与党が提出した案に代案や修正案を提示せず、ただひたすら反対としか言わないので、かなり悪質です。
      時には支援者を国会に入れて記者会見を開かせる始末ですからね。
      自由民主党の足枷をして引き摺り下ろす事は、日本を腐し貶めているのと同様の事になっていますし、こういう行為はやめさせるべきだと思います。
      本日のアゴラにそんな彼らに是非とも送りたい記事がありましたので、ここに紹介します。

      反対意見や感想より代案を出しなさい 黒坂岳央
      https://agora-web.jp/archives/240521232617.html

      〈最後の一文を抜粋〉
      代案なき反対意見はただの愚痴に過ぎない。
      飲み会の場では話のネタとしてはありかもしれないが、ビジネスの現場で傷の舐め合いはただの時間のムダである。
      目の前の課題を突破するために必要なのは感想や反対意見ではなく、常にアイデアなのである。

      「ビジネスの現場」を「国会での議論の場」に変えても通用する至言だと思います。

      • 紹介ありがとうございます。

        私は此処でした。

        >必死に現状を打破するために頭を捻って一塁の望みをかけたくて意見を出す側には間違いなくイライラされてしまうし、ダメ出しや感想など聞かされても文字通り何の役にも立たない。「ではあなたの意見は?」と尋ねると「それはあなたが考えてください」とすぐ逃げ出す。何の生産性もない。

        『何の生産性もない』連中、それは特定野党と特定メディア♪( ´ω`)

  • 公職選挙法に抵触する行為について、本当に選挙制度の根幹に関わる不正だなんて思ってなくて、単なる政権に対する攻撃材料に過ぎないと考えているのでしょう。

    だから攻撃材料になる部分にしか興味がない。まあ、有権者も静かにしてれば時期忘れるだろうとバカにされているのです。

    本当に政治をよくしようなんて全く考えてない。正確には自分たちが政権を取ることだけが政治を良くする方法だと盲目的に信じていて疑わない。

    自民党の先生方は単なる権力欲だけでなく、一応こんな世の中にしたいというビジョンを持って活動されている方が多いように思います。まあ、真面目に考えれば、自分の考える政策を実現するには与党の中枢にいるのが一番効率的ってのは明白です。

    対して野党の先生方には、あまり自分の政策欲みたいなのを感じません。まあ、一応社会主義の実現とか憲法擁護とかあるのでしょうが。。なんか、それも名目で権力欲にしか見えないんですね。

  • ずいぶんと本質論からズレてきてる気がします。

    パーティーや献金が悪い訳ではない。
    誰からいくらもらったかわからない。
    何にいくら使ったかわからない。
    それらが問題の本質。

    外人からもらったのがハッキリしてれば、その上での当選落選は問題なし。
    ワイロに使ったのがハッキリしてれば、その上で当選落選は問題なし。
    (どちらも選挙結果についての話であって、刑事民事の話はまた別。)

    あとは有権者が判断すればよろしいかと。

    「押すと爆破します」
    「どくいりきけんたべたらしぬで。」
    みたいに、明示されてるなら問題なし。
    明示されてないから、迷惑する訳でして。

    交番に10円を拾得物で届けると社会的にコスパ悪いですが、政治献金やパーティー件なら電子マネーで追跡可能なようにしておけば事務経費ほぼゼロで1円単位でガラス張りできると思うんだけども。

    のり弁やめます!と公約しておいて、選挙のあとから削除とか、そちらの方が迷惑ですわ。

    • ガラス張りにして多額の献金した場合、企業の役員が株主から追及されるので
      非公開OKの分までしか献金もパー券購入もしないらしい

  • 株式会社や社団法人などと同じく収入と支出をエビデンス付きで記録しておけば良いのでは?
    毎年決算して税務署にでも提出すれば良いと思います。

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