以前から当ウェブサイトにて指摘してきたとおり、例の「青狸」の存在は、東京都練馬区在住の「特定意志薄弱児童」のためになっていなかった可能性が濃厚です。こうしたなか、骨川、剛田両氏の執拗ないじめに対し、それをたしなめるどころか同調する、まことにけしからん存在が居ることが発覚しました。それが源静子(仮)氏です。
2023/10/22 14:00付 追記
リード文が誤っていましたので修正しております。
以前の『ネット「なぜ彼女は元特定意志薄弱児童を選んだのか」』では、源静子氏(仮)が結婚相手として、元特定意志薄弱児童として知られる野火のび犬氏(仮)を選択した、とする話題を取り上げました。
これは、東京都練馬区に居住する野火氏が同居する青狸によって引き起こされるさまざまな騒動に巻き込まれた挙句、なぜか源氏がイケメンで天才の出来過氏ではなく、ずる賢い野火氏を選択した、とする論点ですが、これについては、あまり表面的な事象で物事を判断すべきではありません。
ただ、それ以上に本稿にて議論しておく必要があるのは、果たして源氏自身が野火氏にとって、結婚相手としては適切だったのかどうか、です。
じつは、野火氏自身は卒業後、「就職できなかった」と称し、1988年に自身で会社を作っています。
もちろん、88年といえば、好景気の時期でもあったという事情もありますが、5年後の93年に花火で会社を燃やし、おそらくはそれが直接的または間接的な原因となり、95年には会社が倒産し、自宅にも債権者が押し掛けてきたのです。
逆にいえば、バブル不況に突入しつつあった93年においても会社は存続していたということであり、野火氏には、じつは経営者としてのセンスがあります。このように冷静に考えていくと、受験秀才の出来過氏ではなく、狡猾なアントレプレナーである野火氏を選択したという源氏の選択は正しかったと言えるのかもしれません。
ただし、源氏と結婚したことが、野火氏にとって良かったと断じて良いのでしょうか。
『ある結婚を阻止した青ダヌキの行動は正しかったのか?/新卒で企業し5年間経営した野火のび犬氏は間違いなく敏腕経営者だ!』などでも指摘したとおり、結果論ですが、21世紀の未来の世界からやって来た青狸の行動自体、野火氏の幸せにはつながっていなかったという可能性があるからです。
そもそも源氏ではなく、剛田ヂャイ子氏を婚姻相手に選んでいた場合、野火氏には少なく見積もって6人以上の子宝に恵まれていたはずですが、源氏と結婚した結果、生まれてきたのは息子ひとりでした。
それだけではありません。
作中に、源氏と結婚した場合の野火氏の職業等に関する描写はほとんどありませんが、想像するに、野火氏はしがない勤め人であり、少なくとも起業家ではなさそうです。
家族的にも経済的にも、客観的に見れば、剛田氏を選んだ方が、(ボラティリティは成功と失敗の波は大きいにせよ)波乱に富んだ生涯を送ることができていたように見えてならないのです。
こうしたなか、そもそも源氏の行動を巡っても、やはりさまざまな疑問が生じるものです。
たとえば、少年時代の野火氏は近隣に居住する骨川氏や剛田(兄)氏から執拗ないじめの被害に遭っていたのですが、野火氏が剛田、骨川両氏からの嫌がらせを受けているときに、源氏は傍観するだけでなく、積極的にそれに加担しているフシがあります。
たとえば骨川氏が「わるいな、のび犬、これは3人用なんだ」、などと言って野火氏を遊びから排除したときには、源氏は骨川氏らにそれをたしなめるでもなく、それどころか骨川氏や剛田(兄)氏とともに3人で遊びに行っています。いわば、いじめに積極的に加担している格好です。
このように考えると、やはり「その女」と結婚したことが、果たして野火氏にとって良いことだったのかどうか、改めて疑問でもあるのです。
一説によると青狸が結婚を妨害した相手は「クリスティーヌ剛田」のペンネームで名作を量産する漫画家になったそうであり、また、見た目はともかく性格も大変優しかったのだとか。
想像するに、野火氏が会社経営に行き詰まっても子孫を残せた理由も、クリスティーヌ剛田氏の漫画がヒットし、野火家の財政は経済的にうまく行っていたからではないでしょうか。
このように考えていくと、源氏の「性格の悪さ」という論点は、決して軽視して良いものではないように思えてならないのですが、いかがでしょうか。
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なんなんだ?この物語は?と思ったら、青狸、、ドラえもんだな。源静子はしずかちゃん、、だけどしずかちゃん、って性格わるかったかぁ?
これは、面白い視点です。
言われてみれば、この漫画に於けるしずかちゃんが出てくる場面は、風呂に入っている位の描写しか無かったようで、余り性格は分かりません。
ですから、しずかちゃんはどんな性格の子かよく分からないけれど、可愛い子として描かれているの優しくて思いやりのある子、というように何気なく捉えていたことに気が付きました。
しかし、ここで書かれているように、仲間外れにされたのび太のことを慮ることなく、3人で花火遊びに行ったとすれば、他人の気持ちに対する慮りが希薄で、且つ、のび太のことは好きではないということが斟酌されます。
確かに、余り他人に関心がなく他人への関与意識も薄い人間と共にいても、確かに人生は詰まらぬものになり、余り自分の助けにもならず、又、感謝の気持ちも示されないとすれば、自分は気にしないつもりでも、感謝の気持ちを示された相手と共にいることと比較すれば、自分の人生のモチベーションには多分大きな差が出来ているかもしれない。
悪い感情を溢れさせる相手は敬遠するべきであることは勿論だが、良い感情表現の乏しい相手と共にいることも、それはそれで目に見えぬマイナスを受けているのかもしれない。
そんなことを、この論稿から、思いつきました。
中々、深い洞察のある論稿と感じ入りました。
このコメントを書きながら、昔、成金になったある男が書いていたことを思い出しました。「自分のことをどんな点でも悪く言う女とは付き合うな」と。
確かに、人間は他者との関わりの中で生きていく者なので、小さなことでも悪く言われれば、気にしないつもりでいても、心の中では僅かでもモチベーションが下がっています。自分を誉めてくれる(認めてくれる)相手と付き合うことは大切で、人生を生きる一つの知恵かもしれません。友人でも隣人でも、勿論、伴侶も、そして会社も。
自分を評価しない会社にはしがみ付かず、さっさと転職して自分に合う所で働いた方が、人生楽しく生きることが出来ます。
青狸から、転職論にまで来ましたが、決して、転職エージェントではありません。
同じ年齢を何年も繰り返せば、前と性格が変わってきて、前と今とを比べると一種の二重人格になるのではないでしょうか。それにしても、源氏の精神年齢は何歳でしょうか。
磯臭い名前の国民的一家も、割と理不尽な家庭環境に思えてあまり好きではありません。自分の多くの落ち度や恥を隠蔽したりする姉や、偏見で怒鳴り散らす父より、その対象にされがちな鰹の方がよほど良い人間に思えたり。
農民さまのコメントを読み、カツオが主役のように見えてきました。カツオがいたずらっ子という設定で物語りの構成が出来ているような感じです。
ちなみに磯野鮪氏(仮)のアニメ版の初代声優が青狸(先代)と同一人物だったというのは意外と知られていない事実です。その鮪氏の妹である磯野昆布氏(仮)の先代声優が源静子氏(先代)と同一人物だったこと、また、野火野火犬氏と世界を股に掛けた大泥棒一味の女リーダーと、また、野火氏に日常的にパワハラを加えている剛田氏がその女リーダーの忠実な部下と、それぞれ似たような声質であるという事実などについても、事実関係として踏まえておく必要がある論点のひとつといえるのではないかと思う次第です。
青狸って字面が青木理を連想させて何か嫌
可愛い女子を見ると、どうしても男は性格もカワイイくと思い込んでしまうのだけれど、古今東西、数多の実例が示す通り容姿と性格はなんら相関関係はありません(ついでに知能も)。
むしろ可愛いと男子も女子も、必ずしも性格が悪いわけではないけれど、周りからチヤホヤされて他者への思い遣りに欠けるというのが、自身のほろ苦い思い出と共に持っている方が多いのではないでしょうか。野火氏は多くの人の共感を呼ぶ子供時代を描いていると思います。
マクロスのリンミンメイなんて
あれほど見た目と内面が解離した女の子もいないのでは?、
ガンダムの軟弱者‼️の人もそう、
80年代アニメは性格ブスの女性キャラ多かった記憶が…。
ミンメイの頬をペちっとやって、おばさんを選んだ一条輝には、女を見る目があったw。
なんか考究もここまでディープになると、
青狸クン、のび太クン、ジャイアン、しずかちゃん、といった
作中人物の性格云々のはなしじゃなくって、
それぞれのキャラクターに仮託した、
作者藤子F不二雄氏の深層心理を読み解く
精神分析関係の研修会の事例報告みたいな(笑)
リアルタイム世代ですが
彼女が狡猾なのは今に始まったことでは…、
コロコロコミックも昔はかなり毒のある作品群が連載されてましたね、
それより
元は違う色で耳もあったけど、ネズミに耳をかじられて
トラウマで真っ青になり、以降はネズミが苦手となった設定
まだ公式ですよね?、
異議あり!野比氏は野比氏で陰湿な仕返しを剛田氏及び骨川氏に頻繁に行っています!
更に野比氏は何度か源氏の入浴姿を覗くと言う大変けしからん行いも!
クリスチーネ剛田氏も窮地に陥った野比氏を見て指をさしてあざ笑った事もあります!
つまりは皆子供であり不完全であり社会性を学んでいる最中なので……
気長に見守ってあげましょう。え?結論としてつまらない?ごもっとも。
野火氏が源氏の入浴を覗くという行為は、そもそも源氏が地球環境の持続可能性という観点からの限度を超えて入浴していることに問題があるのであって、必ずしもその責任を野火氏にのみ帰するべきではない、といった主張を見たことがあります。
また、野火氏の剛田・骨川両氏に対する陰湿な仕返しについては、その陰湿さが講じて野火氏自身にも損害をもたらすことがある点には注意が必要でしょう。
ちなみに練馬区の青狸一味には世田谷区の海産物一味と同様、時空を超越するという歪みが生じていることにも注意してください。一説によると栄螺さんは昭和20年時点でちょうど20歳前後だったようであり、その子息の鱈さんも昭和20年代生まれであるため、現実には(生存していれば)すでに70代前後となっているはずですが、劇中では依然としてバブー、チャーン、はーい、を繰り返しています。
青狸一味のケースに関しても、特定意志薄弱児童は1964年生まれとの情報がありますので、これが事実なら、もうすぐ還暦を迎えるでしょう。
自己レスです。
「バブー、チャーン、ハーイー」を繰り返す男性は、鱈さんではなく井倉さんでした。
とても知識好奇心をくすぐられる考察です。
私は、この青狸マンガについては
日本発の誇れる文化コンテンツだと認識する一方で
社会的な位置づけから良い点悪い点その両方が
あると考えています。
まず、良い点は
のび犬のような情弱意思薄弱児童というのは
社会にはどうしても存在してしまうものですが
ただ、だからといってその自分自身の問題を社会のせいにして、
赤いお旗の新聞読んでデマのようなデモに参加するというような
みっともない行為には走りそうに無いところです。
次に悪い点は、
新宿会計士さんやみなさんがご指摘のように
情弱意思薄弱児童であってもそれなりに
真面目に努力するべきなのにそれをしないで
いつも青狸のおかしな能力に頼ってしまうところです。
こうした真摯に努力せず現実逃避の姿勢では、
それを利用しようと狙っている
鬱憤層煽り立てに利用したい赤いお旗や
韓流カルト宗教統一教会などの
カモになってしまうことを助長しかねない点です。
まじめで美人の源静子氏については
詳細描写がなく不明ですが
もし本当にまじめな良識派国民予備軍なら
あんな生きザマののび犬に対しては、
もっとまじめに生きなさいと諭し指導する行為をするべきであり
それをせずして伴侶として選んでしまうという不可解な行動では
キャラ崩壊していると感じます。
静子氏が野火氏を選んだのは、青狸という優良資産が野火氏にはあるからではないでしょうか。
打算が入っていると思います。
不和琴さま。 なるほど!です(^^)/
計算高く良い子を演じられる静子氏なら
出来過ぎ氏と結婚してエリート同士の
熾烈な競争に巻き込まれ苦労するよりは
青狸という優良資産で
楽して優雅な暮らしを選ぶという
たしかにその打算はありですね!
私の不可解と感じた疑問の答えを
ありがとうございました。