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「小渕優子氏がファミリー企業に不透明な支出」=文春

一部では「ドリル優子」などと呼ばれながらも自民党選対委員長に就任した小渕優子氏を巡って、あらたな「疑惑」が報じられました。文春オンラインによると、小渕氏の事務所がファミリー企業に対し、1400万円超を支出していたのだそうです。もう小渕氏もお終い、小渕氏の所属する派閥の長である茂木敏充氏、小渕氏を党四役に抜擢した岸田文雄首相の責任問題にも発展する――。そう考えるのは、少し短絡的かもしれません。

今度は小渕氏に疑惑か

今度は「文春砲再び」、でしょうか。

自民党・選対委員長に就任した小渕優子氏を巡って、『文春オンライン』は13日、「ファミリー企業に1400万円超を支出していた」と報じました。

“ドリル事件“以来9年ぶりの要職 「ファミリー企業に1400万円超」 小渕優子・選対委員長(49)に不透明な政治資金処理が発覚

―――2023/09/13付 文春オンラインより

まさに、内閣改造と自民党役員人事に合わせるかのようなタイミングです。

ただでさえ「ドリル優子」、「疑惑は晴れていない」、などと報じられている小渕氏を巡って、狙いすませたかのように週刊誌の報道が「着弾」した格好です。想像するに、週刊文春もおそらくこのネタを温めておいて、このタイミングで出してきたのかもしれません。

これでさっそく小渕氏の進退問題が生じるならば、所属する派閥の長である茂木敏充幹事長にとっても、また、内閣改造・党役員人事を断行した直後の岸田文雄首相にとっても、大きな打撃となり得るものです。

もう「ドリル優子」は、さっさと辞任すべきだ――。

記事のタイトルを読んで、そこまで想像する人も少なくはないでしょう。

記事をまずは冷静に読んでみよう

ただ、「小渕、辞めろ!」、「茂木、辞めろ!」、さらには「岸田、辞めろ!」などと条件反射する前に、まずは記事を冷静に読んでおきましょう。結論から言えば、この文春オンラインの記事だけで、小渕氏が身を引かねばならないほどの道義的責任が発生するものとは断言し辛いものです。

具体的には、小渕氏の祖父である故・小渕光平元衆院議員が立ち上げた「光山社(こうざんしゃ)」の流れをくむ企業グループに対し、2015年から19年にかけ、ガソリン代や事務用品代などの名目で、総額1400万円以上を支出していた、というのです。

これについて『週刊文春』編集部が小渕事務所に見解を求めたところ、小渕事務所は次のように答えたそうです。

「(ファミリー企業について)選挙区支部及び後援会の政治資金については、政治資金収支報告書記載のとおりです」。

ということは、小渕事務所が小渕優子氏本人の親族が経営に関与している企業にガソリン代や事務用品代などを支出していたというのは事実、とういことです。

はて。

これのどこが違法なのでしょうか。

法的責任≠道義的責任

文春の無料で閲覧できる部分には、「政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授」の、こんな指摘が紹介されています。

政治資金には税金が含まれているので、その使途には厳正さが求められます。その意味で、親族が関連する企業への支出は、道義的な問題がある」。

裏を返せば、法的な問題はない、ということです。法的な問題がないからこそ、「道義的な問題」という、なんだか意味のよくわからない概念を持ち出してきているのでしょう。

(※どうでも良い話ですが、「道義的責任」という表現を見ると、まるでどこかの無法国家が「歴史問題を巡って、日本には法的な責任はないかもしれないが、道義的な責任はある」、などとわめいているのを思い出してしまうのはここだけの話でしょうか?)

これに加えて文春の記事では、「だが、小渕氏の政治資金に関する疑惑はそれだけではなかった」とあり、有料記事へと誘導している格好ですが、これについては朝日新聞デジタル日本語版に掲載されたこんな記事も参考になるかもしれません。

小渕氏の政党支部 有罪判決の元秘書が取締役の会社に家賃支出

―――2023年9月13日 21時07分付 朝日新聞デジタル日本語版より

朝日新聞によると、文春が報じた内容には、「小渕事務所が過去に政治資金規正法違反の罪で有罪判決を受けた元秘書が取締役を務める会社に事務所の家賃を支出していた」というものが含まれているのだそうです。

ちなみに支出している額は「事務所の家賃」名目で毎月15万円、元秘書が取締役に就任したのは2016年6月であり、この元秘書が昨年5月まで取締役だった別の群馬県内の会社にも21年だけで計約100万円のガソリン代を支払っていたとのことです。

また、小渕氏の事務所は取材に対し、いずれの会社でも元秘書は無報酬だったと説明しているのだそうです。

ただ、これについても正直、報酬を支払っていようがいまいが、支出内容の正当性の説明がつくのであれば、まったく問題になる話ではありません。

小渕氏らの説明に注目

もちろん、政治家の政治団体などから「実体のない支出」がなされていて、それが何らかの企業に流用されていた、などの事実でもあれば、これは大きな問題となり得ます。しかし、文春(※無料版部分)や朝日新聞の報道を読む限りにおいては、こうした「実体のない支出」がなされているという証拠は見当たりません。

いずれにせよ、いずれも正直、「脇が甘い」のひとことに尽きる問題ではあります。

政治とカネの問題は週刊誌や一部メディアが喜んで食いつくネタでもありますし、今回の記事のような情報に接し、条件反射で「小渕(氏)は何らかの不正を行っていたに違いない」などと条件反射する有権者もいる(かもしれない)のですから、小渕氏としてももう少し慎重に行動しているべきだったのかもしれません。

いずれにせよ、もしやましい支出がないのであれば、堂々としていれば良いだけの話ですが、はたして小渕氏は身を引くのでしょうか。報じられてしまった以上は、これに対する小渕氏や自民党としての対応にも注目してみたいところです。

新宿会計士:

View Comments (30)

  • 百田新党が日本保守党という党名で旗揚げするそうです。綱領等の発表はまだなので同行判断はできませんが、自民党がこの調子では結構に足元をすくわれるのでは?

  • このサイトにAndroid携帯でアクセスすると「セキュリティ警告」というエラーメッセージが出てしまいます。使っているのはYahooブラウザというものです、デフォルトのブラウザを使えば問題が解決するのですがね(テヘペロ)

    携帯のアプリって設定が変更できる箇所が少なくて、何が問題か行き詰ってしまいますね。

  • 記事の範囲内だけで観るに、批判にはアタラナイ単なる支払いかと思われますが…
    これが対立候補のファミリー企業への支出であったなら…ソレはソレでツラハクイ?
    官公庁に押し売りされてるとか噂に聞く色付き旗しんぶんへの支出はどーなんすかね??

  • もし、野党が文春砲を根拠に、小渕優子議員の金の問題を追及してきた場合、自民党党内に小渕議員を助けようという人がどれだけいるのでしょうか。

  • 小渕優子は容姿的には美人の範疇にはいるのではないか。だけどイメージは最悪で「ドリル」のあとに「政治資金の不正支出」とくれば「お仕舞い」の感は強い。地元の有権者が見放さねば、、である。有権者というのはバカな存在で怒りを忘れるのだ。特に田舎は。生活に直結することを考えねばならない。悪いことをしてなくても、露見してなくても、政党にお灸をすえなくてはならんのだ。さて、小渕優子にしても、派閥の長としての茂木敏充にしても任命責任を問われる岸田文雄にしても、どんな詭弁を弄するのか。「仕事に邁進して、職責を果たす事で責任を取りたい。」なんていうんじゃないだろうな。

  • 「キジも鳴かねば撃たれまい」のことわざが頭をよぎる話題ですね。

    と言って、鳴かない政治家など、いる意味がないし、
    難しい商売ですね。

    • 問題の本質は、小渕は、キジのような上等な鳥では無いということ。カラスかも。カラスが、キジの真似をするな、と国民は怒っている。本来、国会と言うケージの中に入る事も忌々しく思っていたのに、ケージのメインステージに出て来たから、本来の居場所じゃないだろう!と。ケージから出て行きな、と。

  •  「ドリル優子」事件の本質は、国民が不審を抱く案件が出た際に、きちんと説明責任を果たさず、逃げ回り、国民が忘れ去るのをひたすら待つという手法を選択したことにあると思います。このような手法が許されるのであれば、今後他の政治家もこれに倣うでしょう。法的責任はないから良い、というものでもないと思います(特に高位の政治家は)。まあ親代わりの国家老の助言には逆らえなかったのかもしれませんが、選択したのは自分ですからね。
     同様に、御用政治評論家の田崎との掛け合い漫才のような対談で、「詳細の説明はしてきた」と強弁する萩生田なにがしも許してはいけません。きちんと記者会見を開き、全ての質問に答えなさい。総理総裁を目指すならば、ですが。森の後押しがあるようですが、安倍派後継なんてとんでもない。
     岸田首相は、本当に萩生田を官房長官に登用するつもりはあったのかな?説明責任回避問題を再燃させるつもりで、わざとガセネタを流した気もします。そこまで悪い人ではないかな?
     そういえば、エッフェルおばさんこと、松川なにがしも、雲隠れを続けてますな。まあ彼女はそこまで高位の政治家ではない、とも言えますが。

  • こういう金その他のスキャンダル的なニュースは、自民党にはよく出て他党や野党には出ないという印象がありますね。自民党議員の人数が多いこともあるでしょうが。
    マスコミが自民以外を守るという問題は良く知られてますが、警察や検察はどうなんでしょうか。 自民以外に手を出すと煩いから多少のことは黙認するのでしょうか。それともマスゴミと同じ体質があるのでしょうか?
    どちらにしても怖いことです。

  • 今回の件が違法でないとしても,小渕2世は今までも何度か閣僚に起用されて来たが何ら実績と呼べる業績を上げておらず,疑惑を招くような行為だけであり,国会議員になる前も何らかの政治的な実績(地方議員としての実績とか政界外での政治活動)を上げて政治における潜在的能力を有していると実証してもいません.

    こういう全く無能な人間が,親が極めて著名な政治家というだけで,そのジバン=選挙区とカバン=政治団体の資金とカンバン=親の知名度とを継承することで(仮に他により有能だが無名の立候補者がいても彼らを退けて)議員に簡単になれてしまう.

    この小渕2世のような幾度も閣僚に起用されながら何の実績を上げることが出来ない無能者の存在こそが,現在のジバン・カバンの継承を認めている現実が日本の政治のレベルを落とす危険性が高いかを実証しています.

    こういう無能者が2世・3世というだけで大きなアドバンテージを得て容易に議員になれる現状の仕組みは廃し,「政治家は家業ではなくて公職の最たるものである」という原点に立ち戻った選挙制度に改めなければ日本は没落する一方です.

    議員が家業化すればするほど,その一族の周りに形成される利害共同体が強固となり利権が確立されてしまい,その結果として日本を取り巻く状況の変化に即して日本社会を変革し時代に対応して行くことが困難となります.その結果は,日本社会が進化する力を失い,ちょうど環境に対応できなくなった生物種が絶滅の道を歩むように日本も衰退する以外に道がなくなります.

    祖国台湾だけでなく日本をも真に愛して下さった故李登輝総統は「日本が活力を失い沈滞してしまったの政界に2世・3世議員が多くなってしまったからだ」という趣旨のことを書いておられましたが,正に本質を突いておられると私は思います.

    議員の家業化・世襲化は利益共同体を確立し,利権を創出・強化し,社会の自己変革能力を奪い,社会の衰退を招くのです.

    • 職業選択の自由は憲法に保証された国民の権利でっさかいなあ…
      しかし越後の田中帝国が瓦解していった様を観るにつけ、
      「民主主義の自浄作用は遅拙なれども作用せり」とオモワナイコトモナイ気分にござる
      とかく時間が掛かるのが民主政治とイフモノではござらんか
      オブチ某が無能世襲議員の嚆矢として、落とせない選挙民上回りうる対抗立てない有権者により責があるかともオモワレまする

      • だから議員に立候補する自由はありますよ.
        ただ,現在のルールは,世襲の候補者にとって極めて有利なルールだから,その有利な部分を排除したルールに改めることで,世襲議員とそうでない議員との競争がよりイーブンなスタート地点から始められるようにするのが重要だ,と以前から言っているのです.

        具体的には,世襲候補者がそうでない候補者に比べて大いに有利な点は,次の3点です.(以下,説明の記述を簡単にするために,今までの議員が親でその子が世襲候補者だとします)
        ー1.カンバンつまり親の議員の知名度を引き継げること;
        ー2.ジバンつまり親の議員が利益共同体=利権構造を確立した選挙区を引き継げること;
        ー3.カバンつまり親議員の政治団体が管理する政治資金を引き継げること.

        このうち1の親の知名度に関してはどうしようもありません.知名度が高いことが選挙で有利に働くというのは,突き詰めれば個々の選挙民の心の中の問題(親が偉ければ子供も偉いだろうという先入観)であって,それを法や制度によって強制的に規制する方法なんて(精神をコントロールする違法薬物でも使用しない限りは)存在しませんから.ですから,1による有利さに関しては問題にしません.

        ですが,2のジバンの継承に関しては,例えば世襲候補は先代議員と同じ都道府県の選挙区からは立候補できないことにすれば,世襲候補は先代議員が作った利権構造を継承できないことによって,世襲でない候補の場合と同様に,政治に関する能力や可能性の多寡によって選挙民に評価されることになり,議員という職業に就くことが可能だという職業選択の自由は損なわないで,世襲候補とそうでない候補との競争の不公平さの原因の一つであるジバンの継承を排除できます.

        3のカバンの継承に関しては,政治資金法を改正して,ある議員に(寄付や党からの支給によって)寄せられた政治資金はその議員一代のみのものとし,他の候補者には継承できない(現在の議員が引退・死去した場合には没収すれば良いのです.政治資金つまり個人・企業・団体からの政治献金や党からの支給金は当該議員の政治活動のためであって,個人が自由に処分できる通常の意味での私有財産ではありません.ですから政治資金規正法を改正すれば合法的にどうとでもコントロールできますし,これによって世襲候補とそうでない候補との競争をイーブンに近付けることが可能です.

        >上回りうる対立立てない

        その理由は現在のルールが小渕2世のような世襲候補に圧倒的に有利であって,相当な能力差があっても当選が見込めないからですよ.

        ですから潜在的な才能はありその片鱗も実績によって実証しつつあるが世襲でない候補者が無能な世襲候補者を破って当選できるようになるには,世襲候補を有利にしている現状のルールを全ての候補者が可能な限り同一のスタートラインから競争せねばならなくなるフェアなものに改正することが何よりも不可欠なのです.

        • 良く考えられた意見ですね。取り敢えずは、賛成したくなります。維新に公認された河村の息子なんかは、この例になりますが、彼はお国替えで落選していますから、2世は地盤看板鞄が無ければ、何も無いの例なのか?

        • フェアネスと考えれば、本人の選択出来ない条件(ex.親の職業)を理由に本人にとっての出生地やら生育地かもしれない選挙区から立候補出来なくする方が、日本国憲法に謳う基本的人権の尊重や法の下の平等に反しアンフェアではないですかの?
          それに、"ジバン"を継ぐのは実子ばかりとは限りまへな
          後藤田正晴のジバンを継いだのは実子ではありませんがジバンカンバンカバンは全部引いたんちゃいますん?
          兄弟姉妹配偶者遠縁近所etc.親族姻族秘書後輩、地盤看板鞄を継承する可能性をどこまで排除します??
          狭義の世襲でなければソレでヨシ! では、本質的な問題点のひとつである"構築された利権構造の維持継承"は防げんでしょうから、立候補制限は実務的にも悪手かと愚考いたしますぞ

          • 何でも、完全な策で無ければケチを付けて来るのがいるんだなあ。後継が無条件で無能な子供であるよりはいいかも知れないよね。地元民達が利権の継承をしようとすれば、子供よりは優秀な人間を後継にしようとするだろうし。選挙に勝てないと困るから。それに、自分の子供に地盤を継がせようとすれば、利権構築に走り易いかもしれない。新潟の田中帝国は、地元民が娘を担いで利権の保持を狙ったが、当の娘の子供達が政治家になる気が無かったので、娘が政治家を続ける気持ちが無くなって、帝国は崩壊。実子に継がせるか否かが大きな事。

          • そうそう本人に責任のない事柄でも区別すべきなんだよね~
            親の職業で子の職業選択の幅を規制するのは日本人の得意とするところじゃん
            って差別思想はこういうところからも窺える
            国家資格なんかもそのうち〇親等に海外国籍がいたら~とか言い始めそうw

          • 匿名さん

            >国家資格なんかもそのうち〇親等に海外国籍がいたら~とか言い始めそうw

            そんな事にはならないでしょうね。そんな事したら、法治国家の原則が崩れて、そちらの弊害の方が大きくなりますからね。
            社会は、利害得失のバランスの上に構築されるものですよ。本人の国籍が日本であればよしとするのが、法治の原則です。憲法は、門地によっての差別は禁止していますしね。
            それに、そんな発想は、K国の親日狩りの感情にも通じます。文明国は、そんな事をしてはいけませんよ。

          • >"上の"方の匿名サン
            拙文のため文意が解りづろうて失礼しましたな
            完全でないからケチつけてるんでなく(「そもニンゲンのヤルコトに"完全"とか無いでしょ」派に属しとると思うとりま)、
            "ケチ"つけとるっつー意味では「本人に如何ともしがたい事柄を理由に日本国憲法上認められているはずの参政権を規制する」という提案に"ケチ"つけとりますです、ハイ
            アアイウ縛りがマカリトオル社会はディストピアへの道程半ばでナイカイナ、つー程度に違和感覚えて引っ掛かっとるんスわ
            親が政治家だったら人権規制されるナンテ親ガチャオソロし~
            ミタイナ

    • >こういう無能者が2世・3世

      確かにそうですが、選挙に勝ち続けているも事実です。 この辺を政治家達は「実力!」と評価しているのでしょう。 
      選挙に強いのが国会議員の大先生たちです(イヤなら我々がそこの選挙区や比例代表で落とせば簡単) 

      福島先生や辻元先生、その他モロモロは民主主義だからゴミが大量発生します。 武田良太なんてどうなの?  ゴミ代表だから仕方ない・・・。 かっ?

      • ゴミを選ぶゴミ有権者がいるということ?
        2世3世を選ぶ有権者は、何?
        利権のお零れに集ろうとするアリ?

        • ゴミに代わる候補者を出さないゴミ有権者がいるということでは?
          参政権は選挙権と被選挙権があるわけですからw
          しかも日本は制限選挙ではなく普通選挙制ww
          「その選挙区!投票率低いんじゃない!何やってんの!」

  •  何故こんな与太週刊誌をソースにしてまで岸田降ろしに執着するのか、その意図が判りません。
     木原元官房副長官のスキャンダルは完全捏造だったのに。
     「目的は手段を正当化する」と言う屁理屈が反岸田の下罷り通っている気がするのは私だけでしょうか。

    • >「目的は手段を正当化する」と言う屁理屈

      これこそ、屁理屈、詭弁。目的と手段は、本来関係ない。
      刑法では、本来有罪でも、違法捜査が有れば無罪となるが、これは、権力の暴走を防ぐ為にはやむを得ないとされている事。
      しかし、政治家の資質・資格を精査する為には、手段と目的は、全く別ものと考えるべき。手段が稚拙だからと言って、目的が不純という事にはならない。
      小さな事実から、その政治家の本質が見えてくる。小渕優子は、自分の子供のオムツやミルク代までも、政治資金で落としていたという報道も過去にはあった。この人物には、こんなセコイお金の話がついて廻る。法には触れないのかもしれないが、こんな人物が国家の大仕事が出来るのか?という印象はついて来る。
      これを、問題点だとして話題にすることは、民主主義としては当然の議論。
      手段がどうのという問題ではない。

    • >木原元官房副長官のスキャンダルは完全捏造だったのに。

      「捏造」ではない。ちゃんと警察が再捜査対象として再捜査を入念に行ったという報道記事なのだから。その時、たまたま、捜査対象者が時の政権の要職者の身内だったというだけのこと。別にその要職者を狙って捜査が再開された訳では無い。捜査の再開は、その要職者が要職に就く前に始まっている。何が、捏造なのか?
      情報は、思い込みで捉えても、情報とはならない、妄想のネタになるだけ。

    • >何故こんな与太週刊誌をソースにしてまで岸田降ろしに執着するのか

      それ、誰に対して言ってます?もしかしてブログ主に対して言ってます?

      ブログ主は

      >ただ、「小渕、辞めろ!」、「茂木、辞めろ!」、さらには「岸田、辞めろ!」などと条件反射する前に、まずは記事を冷静に読んでおきましょう。結論から言えば、この文春オンラインの記事だけで、小渕氏が身を引かねばならないほどの道義的責任が発生するものとは断言し辛いものです。

      と言ってます。

      だからもしブログ主にそれを言ってるのだとしたらお門違いです。

      •  誤解無きようにに付け加えますが、決してブログ主に対してのコメントではありません。最近の岸田叩きの風潮に対しての感想です。

        • >何故こんな与太週刊誌をソースにしてまで岸田降ろしに執着するのか、その意図が判りません。

          あー。たしかにこれだと主語がないから露骨にブログ主に対する批判に見えるね。ここのブログ主の主張も個性的だからそれを当てこすってるのかなと。んで「事実を指摘」氏が「ブログ主が書いてもいないことで批判するな」と。

    • 文春が与太週刊誌とは知らなかった。マスゴミと言われるATMのようなお花畑記事は書かない。少なくとも、キッチリと取材した情報で記事を書いている。
      他人の事を与太という前に、自分が与太にならないように注意した方が良さそうだ。