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「もともと松川さんは不義理をする人なので」=週刊誌

日曜日の昼下がりにふさわしい(?)、ほのぼのとした話題をお届けします。自民党の松川るい参議院議員を巡り、写真週刊誌『フラッシュ』が土曜日、「松川議員が初めて参院選に出馬したときに親身になって応援した30年来の古参自民党員」が松川氏に議員辞職を勧めるLINEを送ったところ、「既読スルー」され、「もともと松川さんは不義理をする人なので、気にしていません」と苦笑したのだそうです。

保守層を激怒させる?松川るい氏「ディナークルーズ」』などでも取り上げたとおり、自民党の松川るい・参議院議員らを巡っては、7月に行った、「研修旅行」と称したパリ物見が、一般に「保守派」とされる人たちからも、厳しく批判されているようです。

「自民党議員」として、やるべきことはほかにあったのではないか?これは、自民党に投票した有権者を激怒させ、あるいは失望させたのではないか――。「報道が事実ならば」、という前提は付きますが、松川るい氏らのフランス旅行は、明らかに観光・買い物目的のツアー、あるいは「業務研修」を装った事実上の慰安旅行のようなものでしょう。というのも、『スマート・フラッシュ』が公開した例の旅程表、見れば見るほど、業務出張とは言い難いものだからです。というよりも、自民党の国会議員ならば、せっかく高い航空運賃を支払い欧州に...
保守層を激怒させる?松川るい氏「ディナークルーズ」 - 新宿会計士の政治経済評論

いちおう、旅費自体は自腹プラス自民党の経費で支出されているため、いわゆる公費(国民の税金)は使われていないと説明されているものの、松川氏が旅行に次女を連れて行き、大使館員に世話をさせていた(らしい)、といった事情を踏まえれば、「公私混同」のそしりは免れません。

しかも、写真週刊誌『フラッシュ』の報道によれば、3泊5日の旅行のうち、事実上の業務時間は5~6時間に過ぎず、業務時間よりも遥かに長い観光・買い物・遊興時間(シャンゼリゼ通り散策、セーヌ川ディナークルーズ、日本大使主催の晩餐会など)が設けられているなど、事実上の慰安旅行のようなものだったようです。

これを受けて、松川氏の地元・大阪では、枚方支部で松川氏に対する更迭要求も出ているようです(『自民党枚方支部、松川るい氏の選挙区支部長更迭を要求』等参照)が、こうした動きを茂木敏充・自民党幹事長自身が潰したとの報道も出ている始末です。

元府議は議員辞職と離党を要求連日報じられている「松川るい氏らのパリ観光旅行『事件』」、懸念されるのは真面目に活動している議員への悪影響です。その一方、この事件を巡り、新たな展開も出てきました。松川氏ら4人の国会議員、あるいは自民党本部が本件を巡り、沈黙を守っている一方、自民党の枚方支部が7日、茂木敏充幹事長に対し、松川氏の参院支部長からの更迭を求める申入書を送付したほか、地元では元府議が松川氏に対し、議員辞職と自民党からの離党を公然と要求しているのです。沈黙する当事者松川氏らの「ディナークル...
自民党枚方支部、松川るい氏の選挙区支部長更迭を要求 - 新宿会計士の政治経済評論

このあたり、国益上の必要があるときには、むしろ国会議員が積極的に海外出張をすること自体は必要ですし、また、本当に必要な業務出張で時間が余れば、空いた時間で多少の観光をすることは、必ずしも責められるべき話ではないでしょう。

しかし、松川氏らのケースは、(あくまでも週刊誌等の報道が正しかったと仮定すれば)明らかに物見遊山の方が主目的であり、業務予定は取って付けたようなものです。

このような者が、「自由民主党」という、日本の政権与党という重責を担う政党に所属していること自体、保守層にとっては失望を招きかねないものでしょう。もしも松川氏以外の人物が自民党国会議員を務めていたならば、セーヌ川ディナークルーズではなく、フランスの議員らとワーキングディナーでもやっていたかもしれません。

こうしたなかで、一連の疑惑を報じ続けている『スマート・フラッシュ』は土曜日、こんな記事を配信しました。

フランス視察の松川るい議員、古参関係者の「議員やめるしかない」LINEを「既読スルー」…地元で集まる「もう呆れはてた」憤慨の声

―――2023/08/19 20:00付 Yahoo!ニュースより【SmartFLASH配信】

『スマート・フラッシュ』によると、その松川議員の状況は「まったく伝わってこない」のだそうであり、「週刊誌記者」のこんな発言が取り上げられています。

この時期、議員は地元の盆踊りやイベントなどに参加して地域のみなさんと交流します。しかし、松川さんを見かけたという話は聞きません。SNSも、7月31日に “パリ視察” について釈明した投稿から止まっています」。

これを受けて、松川議員に対し、地元の大阪では、「いわば『身内』の自民党関係者からも『議員辞職やむなし』の声が高まっている」として、例の枚方支部による松川氏の参議院選挙区支部長更迭の申入れや、元大阪府議の花谷充愉氏による松川氏に対する議員辞職要求などが取り上げられています。

ただ、この『フラッシュ・スマート』の記事の興味深い点は、それだけではありません。

「松川議員が初めて参院選に出馬した2016年の選挙でも親身になって応援した30年来の古参自民党員」は、松川氏に議員辞職を勧めるLINEを送ったところ「既読スルー」されたそうであり、これについてこの「古参自民党員」は『フラッシュ』に対し、こう述べたそうです。

もともと松川さんは不義理をする人なので、気にしていません」。

なかなか、容赦ない指摘です。

このあたり、松川氏はもしかすると、単純にほとぼりが冷めるのを待っているのかもしれません。松川氏は参議院議員であり、任期はあと5年残っていますので、「このまま静かにしていれば、有権者もこの騒動を忘れてくれる」、という算段でもあるのでしょうか。

いずれにせよ、自民党にとってはなかなかに厄介な議員を抱え込んだものだといえるのかもしれません。

新宿会計士:

View Comments (23)

  • 松川だけじゃない。今井絵理子も生稲晃子も中条きよしも辞めるべきだ。なんの活動をしているのか?なんの実績があるのか?すくなくとも知名度はなくても、見識があり、信念がある人もいるはずで、真面目に議員職に取り組んでいるひともいるはずと信じたい。問題は有権者にある。知名度のみでイメージを膨らませ、投票するから、こんな議員が生まれてしまう。与党だけじゃない。野党にも知名度だけなら、蓮舫や辻元、小西や福島みずほ、、まだまだ沢山いる。国民の生活に直結するのだ。日本の未来に直結するのだ。タレント議員でもかつては八代英太や扇千景、現役なら三原順子だって、乳ガンだか子宮がん検診だかの法律を通している。

  • そんな松川が、“茂木裁判”で無罪放免?させてくれた茂木氏に何処まで義理を通すか見ものです。

    「裏切り者は、その弱さ故に2度裏切る」。

    松川は韓国仕草で政界を生き延びられるかな?

    • クロワッサン様

      >その弱さ故に2度

      同じ大坂女でも(生まれは奈良県なんだそうですが)、バイタリティにおいては、浪速のエリカ様とは雲泥の差、雲隠れならぬ、泥潜りしたままでは、二度の目はないんじゃないかな?(笑)。

      • 伊江太 さん

        明るい未来を信じて“泥水をすする”か、それとも“泥のように眠る”事で残りの議員人生を過ごすか。

        「エッフェル塔 終わりを待つか わが泥で」
        (エッフェル塔 終わりを 松川が ドロンで)

  • 官僚上がりにかつて、秘書に「このハゲぇ」で一躍名を馳せた豊田真由子女史がいる。選挙に落ち失意の中、体重も12キロ落ち自殺も考えたそうだ。支援者も大半が姿を消し自業自得とはいえ、辛酸をなめたらしい。それでもイメージを一新しテレビでの解説は好評を泊し、見た目も角がとれ綺麗になった。対して松川るい議員は経歴こそ立派だが、その思想もだが吊目で見た目が傲慢さをかんじさせる。茂木敏充が自派閥に入ることを条件に松川を助けたらしいが、比例区なら可能性があっても、選挙区では落選だろう。しかし、比例区代表はなんとかならんもんかね。民意を反映していない。茂木もこんな数合わせに走るなら総理はむりだな。

    • いま、インターネットでくぐってみた。件の松川るい議員は大阪選挙区みたいだな。比例転出を画策するかもしれないが、あと5年は議員でいられてしまう。衆参一本化、議員削減。おれは、今井絵理子が大嫌いなんだが、有権者が怒らないとダメだ。もっと真剣に政治と向き合わなければ、子や孫に禍根を遺す。

  •  >議員辞職を勧めるLINEを送った

     野党にも蓮舫を筆頭に松川議員と同レベル、あるいはそれ以上の「物見遊山」を視察の名目で行った議員がいますが、身内から同様卯に議員辞職を求める声が上がった、と聞いた事は全くないですね。

      •  野党が松川議員を責めるのは完全な悪手なのですが、厚顔無恥な彼らの事、今後も自分たちの事は棚に上げて追及し続けるでしょう。マスゴミも同様に。

         https://ksl-live.com/blog57626

  • この機に及んでもまだ松川るい氏を擁護する人がいるそうです。

    それでも松川るい議員への期待は変わらない アゴラ
    https://agora-web.jp/archives/230816044625.html

    8月17日のアゴラの記事になりますが、著者については敢えて伏せておきます。
    この著者は、以前にもアゴラにて松川氏を擁護した前科があります。

    • なぜだろう?
      「朝鮮する力」とか「嬉々の時代の政治家」とか脳内変換されてしまいます。

      これ以上、『とにかくアカん、るい松川 』なんて揶揄させないで欲しいですね。
      ・・。

    • >日本社会においては、社会的な摩擦経験の少ない若手有望人材が一度は受ける特有の通過儀礼がある。

      五十過ぎの成人にかける言葉ですか。
      ちなみに、孔子先生は「五十にして天命を知る」とおっしゃったそうです。

  • 女性議員の比率を30%にするために自民が衆院選立候補予定者の新人女性に一律100万円支給するそうです。
    こんな数会わせをすれば第二第三の松川議員が生まれるのでしょうね。
    確か医大で男性比率を上げるために男性受験者に手心をくわえたとか、これも同じことです。
    この時マスコミは大騒ぎしましたが今回も批判するのでしょうか?

  • > 自民党の経費

    自民党は何か商売をして稼いでいるわけではなく党の金は税金が入っているのは党費や献金ですから、税金分を除いても公的な金であることに変わりはないと思います。
    党費や献金を払った人はもっと有効に使って欲しくて払っているでしょうから。
    もちろん自民党に限ったことではありません。特に政党助成金をもらっていないと豪語する共産党がこれをどのように批判するのか、だんまりなのか見ものです。(これを機に入・出を明確にしたら天晴れです。)

  • 火元は松川氏だが、大きな団扇であおいで、「お~い燃えてるぞ~」と指さしてるマスコミ。怒るのを(おこってみせるのを)商売にしている評論家がやってきて、次に怒るのを趣味にしている人たちがやってきて、そのあと何だかわかんないけど騒いでいるなぁ~、おれも仲間に入れてくれ、、、

    今回の問題は構図がわかりやすくて怒りやすい。

      • 何で保守層が激怒してるか気付かない、絶望的に頭が悪い二人が意気投合ってか。

        • 「6時間しか仕事をしていない」
          12時間だったらどうなるのか。たぶん「12時間しか仕事をしていない」になる。

          今回のパリ行は「仕事で行ってるはずなのに観光が多い」のではなく「仕事にかこつけた観光」なのだ。大部分の参加者がそれを期待し、松川氏その他がそのように企画したのだろう。
          もしも大半が仕事なら自費を払ってまでいく人すくないんじゃないかな。
          政治家からの批判が少ないような気がするが、たぶん自分にも身に覚えがあるからだろう。
          うっかり批判して「おまえが行ったxxxx年のEU視察はもっとひどい」などというのが出てくるのを警戒しているのだろう。

          今回の件で松川氏は政治家としての「センスのなさ」を露呈したと思う。
          政治家はどんなにいい仕事をしても「どのように見えているか大切なのだ」

          • >どのように見えているか大切なのだ

            ホントそれ!
            ファンの人気投票でセンターポジションとれるか、
            最悪引退するか・・・という点でアイドルと同じ。
            スキャンダルでオタクを怒らせたら引退は当たり前

            そして
            太いファンをグループ抱えているメンバーの娘は強気w

  • 2021年02月24日と25日に、彼女のブログに「新X論文」のまとめが掲載され参考にさせてもらいました。議員歳費以上の仕事ができる方で、有能かつ女性議員なので、能力を発揮する日が近いと感じていただけに、今回の件は残念です。地元の有権者が、どの様に判断するかですね。SmartFLASHに登場する匿名議員の声が、全てではないとおもうので。

    • >議員歳費以上の仕事ができる方で、有能かつ女性議員なので

      多分その認識自体が間違い。

  •  松川さんの件は、いくら「きちんとした研修の束の間の観光」と強弁しても、小学生の娘を連れて行ったいった時点で、アウトでしょう。ご本人は5年の間に忘れ去られることを期待しているかもしれませんが、そこは大阪府民の叡智に期待したい(同様に、ドリル優子の党三役就任だの、統一荻生田の安倍派継承などの冗談も、止めてもらいたい)。
     ただ「公金でおいしい思いをしたい」というのは、万人共通・万国共通の誘惑なので、彼女だけに矮小化した議論は、もったいないと考えます。自民党は、政党助成金で成り立っているという実態を踏まえ、党費を支出すべき”研修”か否か、きちんとチェックすべきでしょう。
     国会議員の文書交通費も、国民世論がもっと盛り上がらないと、永遠に変わらないでしょう。

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