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読者雑談専用記事通常版 2023/08/08(火)

『読者雑談専用記事(通常版)』を更新しました。どうぞご利用ください。

読者雑談専用記事(通常版)とは

本記事は、特段のテーマを決めず、読者の皆さまがおのおの、好きなことを書き込んでいただくための「雑談専用記事」です。原則として土曜日と火曜日に新しい記事を立ち上げています。

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  • 最近気になっていること、議論したいと思っていること
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読者投稿

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過去リンク/次回更新予定

次回の読者雑談記事(通常版)につきましては、『読者雑談専用記事通常版 2023/08/12(土)』を8月12日(土)正午に公表したいと思います(なお、これとは別に、テーマ別記事を公開する可能性もあります)。

過去の「読者投稿一覧」につきましては、次のリンクをご参照ください。

新宿会計士:

View Comments (71)

  • 以下の動画、中国の現況が、「超速」で分かるかもしれません。

    超速解説!中国”驚きの進化”は本当か?豊島キャスターが取材報告【NEWSアングル】【WBS特別版】(2023年8月2日)
    https://www.youtube.com/watch?v=O79FIKJdLW0

    この動画の中で、幽霊高層ビル群のことが出てきますが、これを見ると、中国は「資本主義とは何か?」が分かっているのかな?という疑問が出てきます。
    資本主義は、お金の循環で成立しているのですが、彼らはそうではなくて、目先のGDPという数字を上げることに注目してしまったようです。それで、資金が枯渇して来たので、今また、外国からの投資を呼び込もうとしているようです。
    それから、中国の急速なデジタル化は、過去の蓄積が無い所は、最新の技術を取り入れ易いということでしょう。

    僅か30分程の、超速解説動画です。内容は、ポイントが押さえてあると思います。

    • ご紹介の動画は後ほど拝見したいと思います。

      >中国は「資本主義とは何か?」が分かっているのかな?
      土地・鬼城については、地方政府は財源を自ら金策しなきゃならなくて、それを主に土地でやってたけど人口減でバブルが崩壊してアワアワ、ということと聞いています。
      地方政府はうまく金策してうまくGDPを報告できれば、党中央からの覚えがめでたいそうです。
      独裁官僚国家のなれの果て、なのでしょうかね。

      ちょうど昼食時に中国経済に関わる動画を見ていましたので。
      興梠一郎氏が複数メディアから抽出して述べています。

      中国の若年失業率、46.5%〜北京大学准教授が指摘(2023年8月5日)
      https://www.youtube.com/watch?v=vrZLNVfD21E

      大卒後に就職せずにいる若者が1600万人いるが、公式統計には含まれないそうです。これを含めるとタイトルのような数字になる、という中国人学者の論考が財経に掲載されたのだそうです。今は削除されているそうです。
      微博で失業率に関する発信をした金融ライターがアカウント停止されたそうです。
      日本の氷河期世代のようになっちゃうんでしょうかね。

      先日、クルーグマン氏が「中国は日本のようにはならない、もっと悪くなる」と述べたことが話題になりましたが、いろいろ悪い話ばかり聞こえてきます。

      ノーベル賞経済学者が中国経済の問題点を指摘…「日本のようにはならない。もっと悪くなるだろう」(海外)
      https://www.businessinsider.jp/post-273238

      中国はまた穀物備蓄を急速に増やしており18ヶ月分完備されているというグラフも見かけました。出典までたどり着けませんでしたが。
      個人的には台湾侵攻はリスクが大きすぎてやらないのでは、と思っていますが、それとは別に状況は熟し、準備は着々と進んでしまっているようです。

    • 30minの動画は少し長いので、後ほど纏まった時間が取れれば見ておきます

      もう最近は見なくなりましたが、数年前?までWBSは同時実況見ながら結構視聴してました。
      登場時に「メガネあり」「メガネなし」でWBS実況民が盛り上がってた豊島キャスターですねw 結構好きでした

  • つい最近までChatGPTからLK-99に浮気中で↓画像状態だった私ですが・・w
    https://twitter.com/ZC_Nico2_MSlive/status/1687091288913629185

    ChatGPTを含むLLM(大規模言語モデル)に興味のある方に向けての情報提供です。

    AIDBは、AIの科学技術メディアです🐝(アイブンからAIDBに改名しました!)■大規模言語モデル(LLM)など生成AI研究のアップデートをニュースレターで配信しています
    https://twitter.com/ai_database
    https://aiboom.net/

    LK-99で悪目立ちしてしまったかもですが、主にarXiv(アーカイヴ)に上がった、LLM関連の興味深い論文を日本語訳して紹介してくれています。私には興味深い話題ばかりです(読み専ですがw)

    大規模言語モデルが音声をダイレクトに理解する能力を与える Metaとケンブリッジ大
    https://aiboom.net/archives/54037

    視覚から言語を理解して未来を予測する次世代のAI「Dynalang」UCバークレーの研究者
    https://aiboom.net/archives/54256

    人間の脳活動から音楽を再構築する:Brain2Musicの紹介
    https://aiboom.net/archives/53896

    大規模言語モデルは税理士になりうるか?ケーススタディの結果
    https://aiboom.net/archives/54037

    数点抽出すればこんな感じです。興味のある方があればご参照ください

    私見ですが、次世代のLLMモデルは、単純にDB検索して疑似会話するだけでなく、脳や言語野と目や耳といった外部生体器官の接続を仮想的にシミュレーションし、代替し得る仕組みになるかもと夢想しています。哲学的な思考実験を、GPUを使用して細密かつ反復的に可能にするようなイメージです

    • こんとん様

      chatGPTなどの、(大規模データ処理システム)+(自然言語処理システム)の組み合わせは、コンピュータ技術の進展によって、想像できる範囲だと思います。
      また、人間の仕事や作業に置き換わるというのも理解できます。人間のやっている仕事は、大方が熟練と言われる経験回数に依拠するものだからです。
      又、コンピュータで作曲した音楽と、人間が作曲した音楽のどちらがいいかという実験も、結果は半々らしいですが、それも分かります。人間が作曲したと言っても駄作までとまでは行かなくても、キレイな曲ではあるが感動が今一という曲は沢山ありますから。凡人は、凡庸なコンピュータプログラムと同じような曲を作るのでしょう。
      又、単純作業や神の領域と言われるプロの仕事以外は、コンピュータで置き換え可能だろうと思います。

      前置きが長くなりましたが、質問は、AIは、閃くことができるか?ということです。
      閃きから生まれた製品・技術・サービス・改善・芸術・・・・、沢山あると思います。
      例えば、ソニーのウォークマンのアイデア、8ミリビデオのアイデア、CDのアイデア、等の既存の技術から、新製品のアイデアが出せるか?
      AIに「閃く」ことが出来るかが、大きな関心です。
      又、失敗の中から、有用なものが見つけ出せるか?
      例えば、ペニシリンやポストイットなどは、失敗から生まれたものです。
      そういう失敗の中に、有用性のあるものが見いだせるか?

      こんとん様は、どのようにお考えですか?

      • さより様 返信ありがとうございます
        個人的な意見で宜しければ・・
        ※以下はあくまでも私見であり体系付けられたものでなく、異端であろうことも自覚しています。と充分な予防線を張った上でお答えしますw

        私はヒト種を含む有機生命体も遺伝子プログラムにより製作された生成物であり、充分に進化したAGI(汎用人工知能)であれば将来的にヒトとの差異を超越するものと考えています。

        生物が各々の「特異点」を超えることにより複雑な新種へと進化したように、
        ヒト種が「特異点」を超えることにより従来のサルが持ち得なかった「笑い」や「言語」や「社会」を持ったように、
        AGIも「特異点」を超えることにより「閃き」や「意識」や「自我」といったクオリアを獲得すると考えているのです。

        勿論、所謂シリコン生命体の発生のためには脳に当たるAGIの進化に加えて、目や耳と云った外部感覚器官との連携や手や足に当たる出力器官も必要でしょう
        AGIの進化には量子コンピューティングや超電導による効率化や集積化など技術的にクリアしなければならない問題も山積みだとは思いますが、それでもそれらをクリアして、AGIがヒト種の特異点(シンギュラリティ)を超える上位種となる日が来ると考えています。

        できれば私の存命中(ン十年?)にこの目で見たいとは思っていますがw

        • こんとん様

           ありがとうございます。このようなお考えをお聞きしてみたかったので、嬉しいです。
           成程、クオリアですね。人間がアルゴリズムを考えたニューメリック回路がクオリアと成り得るのか?ですね。
           これに関しては、10年以内に結論(見通し)が出るように思います。
          わたしは、否、と考えておりますが、そう考える理由を述べる程には未だ考えが纏まっておりません。
           然しながら、貴重なご意見が聞けて有難く思っております。ありがとうございました。

        • 私もまだ読みかけで最後まで読めていないのですが、この辺の議論をするにあたっては、『時間の終わりまで』(ブライアン・グリーン著、ブルーバックス)が参考になるかもしれません。
          著者のブライアン・グリーンは理論物理学者で、超弦理論や宇宙論などの分野で活躍している人ですが、その知見をフルに使って「意識」「宗教」などの発生と進化についての議論を試みています。
          まあ、ここまで読んだ限りでは、彼が「宗教」という際に、どうしてもユダヤ教やキリスト教の世界観が先立っており、原始仏教の手前のところまでは目配りされていますが、唯識論以降の展開やさらには神道まではパースペクティブが及んでないようにも見えますけれども、多くの示唆を含んだ議論であることは間違いないでしょう。

          そして、こんとん様が提起された問題に参考になるかもしれないと感じたのは、ブライアン・グリーンが展開する議論から、以下のような設問が導出できたからです。

          ・人間の大脳は一種の情報処理機構である。
          ・「意識」は大脳の活動の所産である(と仮定する)。
          ・ならば、情報処理機構は何らかの条件を満たせば「意識」を発生させる
           ことが可能ということになる。
          ・では、その条件とは何か?

          これは、「はたしてコンピューターは"意識"を持ち得るのか?」という、昔からSFなどで問われてきた疑問をパラフレーズしたものと言えますし、あるいは「動物は意識を持っているのか?」という疑問と等価であるとも言えます。違いがあるとすれば、なんとなく漠然と思いついた疑問ではなく、理論物理学をベースとした考察の上で成立した疑問であるという違いであり、従って(あるとすれば)回答もまた理論物理学の枠組みを満たしている必要があるということになります。

          なにぶん、同書を最後まで読み進めていないため、ブライアン・グリーンが何らかの回答を示しているかどうかはわかりません。でも、正直なところ、この手の問題に理論物理学的アプローチがありうるというのは、とても新鮮でした。哲学屋としては、デカルトの「cogito, ergo sum」で始まる、つまり「意識」の存在をア・プリオリなものとして議論を始めるので、「意識」の発生についてはあまり問うてこなかったからです。

          こんとん様の問題意識と方向を同じくするかどうかはわかりませんが、何かの御参考になれば。

          • 龍さま 返信ありがとうございます
            ブライアン・グリーンは、私の超ひも理論や多次元世界に対する理解を、初期に助けてくれた学者の1人です。影響は受けてるかもw

            https://www.nicovideo.jp/watch/sm4465387
            10年以上前のニコニコ転載ですが、氏の超ひも理論講演のTED動画。
            前後編合計20min前後の英語講演ですが、有志が英語字幕や日本語字幕付けてくれたり解説したりしてくれてるので私には理解りやすかった記憶と記録があります。

            ・人間の大脳は一種の情報処理機構である・・・
            生体脳は情報処理機構であり、シナプス情報伝達は電気信号伝達であり、海馬や記憶域はメモリやSSDという記憶媒体であり、目や耳は入力器官・手や足は外部出力器官である。
            と想定すれば、わりとシリコン脳が生体脳をシミュレーションして学習を深めていく未来を感じてしまいます。

            >この手の問題に理論物理学的アプローチがありうる
            古典物理学ではありえない話だと思いますが、量子論や多次元理論などでは割と親和性は高いのではないかと妄想しています。勿論確立された理論ではないですが。

            さらに妄想を深めるなら、量子論や多次元理論との親和性は、キリスト教やユダヤ教といった西欧一神教よりも、インド哲学~古代仏教・道教(老荘思想)の世界解釈の方が合ってる気もしますw
            最後あたりは完全にバイアスのかかった私の暴論ですが^^

          • こんとん様

            そこまで行くと、フリッチョフ・カプラの『タオ自然学』まであと一歩です(^o^)

      • こんとん様、龍様

        お二人の対話、楽しく拝読させて頂きました。

        割り込むということではないのですが、幾つか感想を。

        先ずは、chatGPTの無料版を使ってみての一つの感想です。
        chatGPTは、自分で自分を検証できない、ということです。(ここで以降、chatGPTをAIと表記します。)
        つまり、検証するには、別途、検証回路が必要です。では、この別の検証回路を、AIは、自分で生成できるのか?そのような別途の検証アルゴリズムを果たして自分で生成できるものか?ということです。

        我々人間を検証してみれば、この検証回路は、いろいろな形で働いています。
        例えば、あの人の言うことは、或いは、自分が実験や推論で導き出した結論は、一見正しいように見えるのだが、ニュアンス的にオカシイ、違和感がある、過去の経験から照らして何となく違う気がする(違和感のことかもしれませんが)、どこか論理的に間違っているのかもしれない・・・・。
        そして、この感じを検証するために、どうやって確認するかの方策も人間は考え出すことが出来ます。

        AIに、一旦出した自分の出した結論に、このような自己検証回路を持たせることが出来るものか?ましてや、違和感など持たせ得るものなのか?

        次に、人の知的精神的感覚的な面の進歩(進化)の仕方に、「守・破・離」ということが言われます。
        「守」は、習得。
        「破」は、ブレークスルーポイント(突破・気付き・悟り等)。
        「離」は、独自的な創造=独創性。独自の世界(観)。

        さて、AIに、「離」は起き得るのか?
        個人的な予感では、「否」です。
        その理由は、「離」の背後には、広大無辺な無意識の世界があると考えるからです。

        そして、AIの背後に、広大無辺なアルゴリズム群の世界を持たせることは多分不可能だからです。

        又、量子力学とは、確率の世界の話ですから、更に難しくなるでしょう。

        現在、量子コンピューターの研究が進んでいますが、進めば進むほど、物理的なコンピュータの処理能力が必要になってくることに気付いてきています。
        富岳並みのスーパーコンピュータでも追いつかないくらいに。

        これは、確率とは何かを考えてみれば直ぐに分かることだと思います。
        確率とは、開かれた系の自然界であれ、閉じられた系のある世界であれ、「有意」な結論を得るためには、その解が「有意」であると確認できるレベルまで、一定回数以上の試行を繰り返さなければならないということだからです。

        例えば、ここにある細工をしたサイコロがあるとします。細工とは、6の数字の面の内側に、ある量の「重り」を偲ばせてあるとします。この重りが「有意」ということです。
        さて、このサイコロのどの面に重り(有意性)があるか、ということを調べる為に、サイコロを振ることにします。
        すると、多分、重りの量によって、サイコロを振る回数が異なるのではないか、と思われます。(実際にやれば分かることですが。)
        重りの量がごく少ない場合、サイコロをかなりの回数振らなければ、6の面に重み付けしてあるということを、結論付けできないのではないかと思います。

        量子コンピューターの理屈とはこういうことではないか、と思っています。
        従って、試行の回数が多い場合には、コンピュータの性能も高いものが要求されるのではないかと思います。
        ただ、その「有意」性は、「ある閉じられた系」においては、かなりの確率で、「正解」でしょう。
        「開かれた系」については、今の所、思考が及びません。

        素人が考えた取り留めのない話ですから、完全にスタートから考え違いをしているかもしれません。寛大に読み流していただければ、と思います。

        • 検証ソフトが判定して生成AIに返す。
          理屈としては、これを繰り返すことによって、より完成度の高い結果を得られるとのことです。
          人間を超えることもあり得るとのことです。
          不気味な世界が出現しそうです。

          • その検証ソフトは、どのようなものにするか?ですね。閉じられた世界で、又、その世界が狭ければ、検証のアルゴリズムも作り易いでしょう。
            しかし、実在の人間は、混沌(こんとん)たる世界で、一人一人がそれぞれ、不確定な雑多な情報や経験を経て、脳のニューロンネットワークがそれぞれの器官や皮膚や内臓との経路の独自の体系を作り上げていて、人間の直感や直観や予感やなどの、閃きや未来予知の感覚を形成していると思われます。
            人間の進歩や進化や革新やなどのブレークスルーは、そんな背景から生まれているように思います。
            そういう混沌を、AIは、全て取り込めるか?です。或いは、閉じた系の中でどこまで取り込めるか?
            しかし、そのアルゴリズムを考えるのも人間なのですから、シンギュラリティは起こらないでしょう、という「予感」を持っています。現在な所。

        • さより様 返信ありがとうございます

          ご疑問に対する回答になるかわかりませんが&arXivに記載されただけの論文情報だけですが、以下のようなものが思い当たりました。

          GPTがクラウドに住んで「AIモデルを選択する」自律的エッジAIシステムが登場。Microsoftなどの研究グループが開発
          https://aiboom.net/archives/53565

          要約すると、ユーザーの要望に対して、AIシステムが要望内容を理解し・実現に必要なサブシステムを選択実行させ・サブシステムが不足してる場合はコード生成して新規に作成し・結果を返すという「自律式」AIシステムの構築と課題点に関する論文と私は読みました。

          この論文であれば、自律式AIシステムがAIサブシステムの検証や構築を行って要望実現するという人間に近いチェックシステムも実現できる気はします(メタ理論として自律式AIシステム自体のチェックが必要かも知れませんがw)

          ※色々考えながらコメ書いてたらエラーで飛んでしまいましたw 2回めを思い出しながら書いたので抜けや不足があればごめんなさい。量子コンピュータについても書いたのですがそれはもう一度推敲してから別途・・

          • 今のところ検証システムは各分野毎に作成されているようですが、今後は生成AIが自動的に検証ソフトも生成するようです。
            また、人の感性や創造力も反映されるようになるだろうとのことですので、人との違いがますます分からなくなるようです。
            要は、人の脳が生成AIで再現されるという事です。
            最終的な権限は今のところ人にあると思いますが、生成AI依存時代になるとどちらが主体になるのか分かりません。

          • 皆様の議論を読んでいてちょっと気になったのは、まずもって「意識=思考」ではないということです。生成AI ⇔ 検証系のループを繰り返すことで、確かに回答の精度は上がり続けるでしょう。そして、いつかは自ら検証アルゴリズムを導出し、人間の思考能力の限界をも超えていくかもしれません。しかし、それは意識の産物と呼べるでしょうか?

            学生の頃、恩師には「思考は言語によって担われる」と教わりましたが、私としては必ずしもは賛成できませんでした。当時は何となくもやもやとしていただけでしたが、今ならばこのように表現できます。「思考は言語(*)によって表現される」
            ここで重要なのは、"言語によって表現されたもの"は思考そのものでは決してないということです。抽象化され、言語という共通媒体に乗せる過程において、なにがしかが捨象されているがゆえに、"言語によって表現されたもの"は、思考そのものではなく、一種の写像であるのではないかと考えています。

            (*)ここで言う「言語」とは自然言語に限定されません。数式もまた
              論理的にしか表現できないという制約を持つ一種の言語です。

            ブライアン・グリーンは、前掲書で「意識」が「自らの死」の必然性を認識したことが宗教の誕生を促したとしていますが、生成系AIがどれほど精度を向上させても、「自らの死」という概念に辿り着くのかどうか、かなり疑問があります。

            上の方で私が掲げた疑問、すなわち「情報処理機構が"意識"を持つための条件は何か?」に対して、演算(=論理操作)速度の速さやデータ量の多さが回答にはならないことは明らかです。その程度のことで"意識"が発生するのであれば、現在のスーパーコンピューターは当然"意識"をすでに発生させていると見做さなければなりません。でも、そうでないのであれば、"意識"の発生にはもっと何か違う条件が必要なのであり、従って「思考」もまた、「思考」と呼びうるものが生起するためには何かもっと違う要素が必要なのではないかと思います。少なくとも、外部から与えられたプログラムに従ってデータを処理している限り、それがどれほど大量のデータを効率よく処理していたとしても、それは「思考している」のではなく、単に「作業している」だけです。ならば、その方向性で"意識"に辿り着くことは多分ないでしょう。

            まあ、こういった形而上学的領域に理論物理学からアプローチを試みるというのはとても斬新ではあると思いますが、「言語」の限界を考えると、そう簡単に事が進むとも思えません。ヴィトゲンシュタインも、結局「語りえないものについては沈黙しなければならない」とせざるを得ませんでしたから。

          • 龍様 コメントありがとうございます

            ・意識=思考ではない
            同意します。さらに言えば現在のLLM(大規模言語モデル)が行っているのは思考ですらありません。それは疑似思考とでも呼ぶべき、正答に対する最も高いスコアを抽出するだけの作業に過ぎないと理解しています。

            思考と言語の関係については私は龍様の師に近いかも知れません。
            表現される前の思考においてツールとしての言語は必須であると考えているためです。この場合の言語は発語されるものだけでなく、思考のもととなる概念の脳内での定義や、他の概念との差異を区分するツールが言語であるという考え方ですね。

            情報処理機構(或はヒト)が”意識”を持つための条件は何か?
            演算量や速度などの条件により決定論的に必然発生するものではないとは考えています。それなりの素地が必要ではあるがそれは必要条件であり十分条件ではないという考え方ですね。
            では「特異点」の到来のために必要なものは?
            正直わかりませんw ↑でさより様が仰られてた無意識の世界の偶発的な接続により発生するかもですし、遺伝子の殆どを占めるジャンク部分が偶発的に変異により発現するかも知れません。

            原因は不明ながらも、私が注目してるのは、その「特異点」はヒト種の進化の途上で現実的に発生し現在もヒト種はクオリアを持つ存在として継続しているという点なのです。
            現在は「疑似思考」しかできないAIは圧倒的な進化速度でAGI(汎用人工知能)へと到達し、機能上はヒト種の生体脳を凌駕するでしょう。
            その際にヒト種に自然発生した「特異点」がAGIに発生しないと言い切れるほど、私はヒト種を特別視していないということかも知れません

          • はるちゃん様 コメントありがとうございます

            >要は、人の脳が生成AIで再現されるという事です。
            AIによる生体脳の反復的なシミュレーションにより、生体脳の機能や動きもさらに細密に研究されるかと思います。脳科学自体が一気に進み、進歩した脳科学はAIの進歩にフィードバックされ加速度的に未知の分野が解明されていく未来を夢想しています^^

          • 意識と思考の違いについて、科学からのアプローチではないんで、ちょっと皆さんの関心からズレているかも知れませんが。

            少々かじった程度でしかないですが、意識と思考の違いは禅宗(曹洞宗)の修行の中では明確に区別されているようです。
            「非思量」と言う言葉が出てきますが、敢えて言うと「思考しない状態」ですが、座禅の修行はこれを徹底的に追及していく(只管打坐)ことなのだそうです。
            そのうち、意識と思量(思考)の違いに気づき、自分の身にとって意識と思量が何意味するのか気づき、その先で心身脱落(解脱・nirvana)に至る(こともある)そうです。

            間違っているかも知れませんが、私の理解での意識と思考の違いは
            「頭ではわかってるけど納得いかないんだよね」という現象に表れているのではと思っています。
            いろいろ勉強して知識を貯め込んだあと、全く別のことをしているときに「あ!」と何かに気づく瞬間ってありますよね。あれが意識が理解した瞬間ではないかと。
            「気づく」「腑に落ちる」という言葉は、その事柄を意識が理解したことを示しているのではと考えています。

            道元とその弟子が残した座禅マニュアル「普勧坐禅儀」は、実践的アプローチで意識と思考の違いに迫る文書だと思います。難解で全ては読んでいませんが。(笑)

            科学的アプローチで記された書籍で面白かったものを。
            ジル・ボルト・テイラーという脳科学者の「奇跡の脳」。
            著者自身がある日突然重度の脳梗塞を起こしてしまい、意識不明に陥ったものの見事に回復し、その過程で知ったことから改めて脳の働きをまとめたものです。
            意識と思考の違いにも迫っています。チベット仏教のnirvanaに言及がある点がとても興味深かったです。nirvana状態の修行僧をCT撮影した話など。

          • ちょっとこれだけは追記を。
            意識と思考の違いについて、著者の米国人脳科学者が文中で述べている体験や理解と、禅宗の修行僧(葬式仏教じゃなく真面目に修行している人)の方の語ることと、重複している点が多いことにとても驚きました。
            脳科学者の書籍では、日本の禅宗のことへの言及は全くありませんが。

  • 楽韓さんより。

    イギリスメディア「そもそもなんで韓国に4500人も連れていった!」「事前チェックしないのがおかしい」と英国スカウト連盟代表を糾弾……代表「提言はしたが約束が守られなかった……」
    2023年08月08日
    https://rakukan.net/article/500304679.html

    >責任論に直面したハイド代表は、セマングムジャンボリー組織委員会が事前に提起した様々な懸念に対する約束を守らなかったと釈明した。
    >ハイド代表は「行く前も、行ってからもいくつかの懸念を繰り返し提起したが、約束は結局守られなかった」と述べた。

    韓国に約束を破られた岸田文雄も同じような事を言いそう。

    騙される方ではなく騙す方が悪いのは当然ですが、約束を守らないのが目に見えている韓国相手では「騙された岸田が悪い」あるいは「騙された岸田も悪い」ですね。

    • ハイド氏を責めるのは 少し酷かもしれません。しかし併合までして 民族の素性を十分にわかった上で騙される政治家は 騙されたふりをしてこっそり儲けているだけに(裁判に耐えうる証拠は持っていませんが)犯罪と呼ばれても仕方なさそう。

  • 日豪 安全保障協力強化に向け 「円滑化協定」13日発効へ
    2023年8月8日 19時30分
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230808/k10014157661000.html

    >「円滑化協定」は、自衛隊と他国の軍隊の相互訪問を円滑にすることを目的に、共同訓練を行う際の武器・弾薬の取り扱いや、事件・事故を起こした場合の裁判権などについて、あらかじめ取り決めるものです。

    在沖米軍の必要性には理解しつつも、“お行儀”が悪過ぎる点は心苦しい身としては、在日米軍の“お行儀”が良くなるように日米地位協定も改めていって欲しいところ。

    今は米国が自由民主主義国家陣営の宗主国ですが、米国って自ロ他不が目に付いて、傲慢で横暴だから宗主国としては不適当だと感じているのはさて置き。

    中華人民共和国が崩壊して民主国家共同体として再出発し、東南アジアも民主化すれば在沖米軍はかなり縮小出来るんじゃないかなーって期待はしてますが、まだまだ先のお話しですね。

  • 中国の躍進が止まらない 「EV専門メーカー」の急浮上と自国シェア50%突破見込みの現実、日本勢はどうなるのか(Merkmal)
    https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/a47a7a19241f7a98ade681e8be41c195e576246d&preview=auto

     久々にクルマの話
    中国メーカーはどこをチェックすべきか?
    とりあえず 記載されているメーカーは頭の片隅にでもおいておいて
    筆頭は言わずもがなの比亜迪(BYD)
    新興御三家と言われる
    上海蔚来汽車(NIO)※負債が大きく破綻の可能性もある
    小鵬汽車(シャオペン Xpeng)
    理想汽車(リ・オート Li Auto) ※現在PHEVのみ

     車種としてはBYDのアット3・ドルフィン・シール
    吉利汽車(ジーリー Geely)のプレミアムブランド ジーカー

     中国における海外メーカー
    まったく歯が立たない
    某欧州メーカーはBEV専用プラットフォームと自動運転を中国新興メーカーに委託

     日本における中国車(BEV)
     価格(中国車はほぼフル装備に対して国産車はオプションレス価格)・性能(航続距離・充電時間)においてまったく問題にならない
     唯一のアドバンテージは車両火災の危険性のみ
     中国車に補助金などだしている場合ではない

  • 「子宮に悪いエネルギーが…」修行と称して性的暴行か 65歳男逮捕
    2023年8月8日 19時5分
    https://news.livedoor.com/article/detail/24764880/

    >大野容疑者は女性に「子宮に悪いエネルギーが溜まっている」「プラスのエネルギーを入れないとダメだ」「それは神とつながっている俺しかできない」などと言って犯行に及んだとみられています。

    何やら旧統一教会や摂理みたいな事をしてタイーホ。

  • 中国政府転覆のためのNED(全米民主主義基金)の中国潜伏推移
    遠藤誉8/6(日) 22:59
    https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f6ef153d704054aec86f9206144c00d649b6404b

    新宿会計士さんのように数字をデータ化して論拠とする内容です。

    『ウクライナ戦争もトランプが大統領だったら、絶対に起きていなかっただろう』に同意出来るかは人それぞれかと。

    >しかし「民主」という美名の衣をまといながら「民主の輸出」を通してアメリカ的価値観の「米一極支配」を維持しようと試み、戦争ビジネスで儲けようとするアメリカに賛同することはできない。

    似非リベラルの、世界を“多様性”という一様な価値観で染め上げようとするところは、結局のところ米国政府のしている事でもあり。

    人権主義って「誰かの利益の為に誰かを搾取し使い潰す事を禁じる」という結果を目指していると理解していますが、強欲資本主義が罷り通る米国政府が掲げても「所詮は金目でしょ?」と。

  • 今年は日本でもちょっと記憶にないくらいの猛暑が続いてますが、北半球の各地ではそれどころではないようで。

    米東部の天気が大荒れ 少なくとも2人が死亡 東部全域では1億1000万人が停電と直面
    https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/08/08/kiji/20230808s00042000297000c.html
    ポルトガルとスペインで猛暑&森林火災の二重苦 一部地域で最高気温は46度超え
    https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/08/09/kiji/20230809s00042000164000c.html

    その他、カナダやギリシャでも大規模な山火事が発生しているようですし、中国でも大規模な洪水が北京を襲ったりしています。
    きっと某勢力の金切り声がさらに音量を上げるんでしょうねえ。

  • 米メリーランド大学物性物理センターが「LK-99は超伝導物質ではない」と宣言しました。
    https://twitter.com/condensed_the/status/1688747919866814464

    常温どころか低温でもダメだと完全否定です。アメリカのそれなりの研究機関がこれほどまでに強く可能性を否定したとなると、これはいよいよオワリですかねぇ。

    • 期待させておいて。まあプギャー案件がまた一つ増えたということで、よしとしましょう。韓国発ということで、頭に万が一とか、もし本当だったらとか必ず付くのが面白かったですね、解散。

      • 甘い日本は分からないけど、これで、アメリカの関連株どうこうしていたら、ヤバくないかな?

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