朝日新聞に続き西日本新聞も、5月以降、月ぎめ購読料を毎月4,900円に値上げするそうです。同紙の値上げは2019年5月以来4年ぶりで、これを報じた産経ニュースによると、同社は社告で「ウクライナ情勢や円安などを要因として、新聞製作にかかる原材料費が近年にない水準で急騰し、価格改定は避けられないと判断した」と説明しているそうです。ちなみに4,900円といえば日経新聞と同じ購読料です。
目次
年間の新聞代でiPhoneに手が届く時代に
新聞業界の苦境が鮮明になってきました。
いくつかの新聞が一部地域で夕刊を「休刊」にする、といった話題も目立ってきましたが、これも『新聞朝刊の寿命は13.98年?』や『新聞夕刊は7.68年以内に消滅』などでも取り上げた、「紙媒体の新聞が、おそらく10年前後で消滅ないしそれに近い状態に陥る」とする仮説と整合する動きです。
ただ、新聞業界が直面する問題は、それだけではありません。ロール紙などの価格高騰で、物理的に新聞を印刷するコストが上昇し、それを読者に転嫁するか、それとも新聞社が「我慢」するかの選択を迫られているのです。
以前の『朝日新聞の値上げが象徴する現在の新聞業界全体の苦境』でも取り上げたとおり、朝日新聞が5月以降、紙媒体の月ぎめ購読料を、現行の4,400円から500円引き上げ、4,900円に設定します。夕刊がない地域の「統合版」についても3,500円から4,000円に500円引き上げられます。
朝日新聞が値上げします。5月以降、月ぎめ購読料は日経新聞と同様、朝・夕刊セットは4,900円に、統合版は4,000円(いずれも500円アップ)です。朝日新聞は部数の急減に拍車がかかるのでしょうか?ただ、他紙がこれに追随するかどうかはまだわかりませんが、今回の値上げも見方を変えれば、「朝日新聞だからこそできた」という言い方もできるかもしれません。朝日新聞が5月から値上げ:日経新聞と同じ値段に先日の『新聞業界逆風のなかで朝日が2年ぶり2回目の値上げか』で「速報」的に取り上げた「朝日新聞の値上げ」に、続報があり... 朝日新聞の値上げが象徴する現在の新聞業界全体の苦境 - 新宿会計士の政治経済評論 |
これにより、朝日新聞は日経新聞と同じ価格設定となります(図表)。
図表 首都圏における主な新聞の月ぎめ購読料
新聞 | 朝夕刊セット | 統合版 |
日経新聞 | 4,900円 | 4,000円 |
朝日新聞 | 4,400円→4,900円 | 3,500円→4,000円 |
読売新聞 | 4,400円 | 3,400円 |
毎日新聞 | 4,300円 | 3,400円 |
産経新聞 | (夕刊なし) | 3,400円 |
東京新聞 | 3,700円 | 2,950円 |
(【出所】著者調べ。なお、「統合版」は夕刊が発行されていない地域で発行されているものであり、「夕刊が発行されている地域における朝刊のみの契約」ではない点に注意)
朝日新聞社のコーポレートサイトによると、今回の値上げは「新聞用紙など原材料の高騰」のなかで、「報道の質を維持し、新聞を安定発行するため、ご負担をお願いせざるを得なくなった」ものだとしつつ、「物価高が続く中で心苦しい限りですが、ご理解をお願いします」と述べています。
「ご理解をお願いします」、とありますが、理解できる人は朝日新聞の購読を継続するのでしょうし、「ご理解」がない人はそのまま朝日新聞の購読を止めてしまうのかもしれません。なにせ、毎月4,900円ということは、年間58,800円にも達するからであり、最も安いiPhoneに手が届いてしまいます。
(※ちなみにiPhoneの価格はAppleの正規版だと62,800円からですが、格安SIMとセットであれば、最も安いケースで5万円前後だそうです。)
折り込みチラシ?テレビ欄?いずれにせよ高すぎる
しかも、朝日新聞の値上げは2021年7月に続き、わずか2年で2回目です。前回は朝夕刊セット版が4,037円から4,400円へと300円あまり、統合版については3,093円から3,500円へと400円あまり、それぞれ値上げされています。
たった2年でセット版は800円以上、統合版も900円以上値上げされた計算であり、これは年換算で1万円近くの負担増をもたらします。
このあたり、新聞朝刊を取るのを止めない人は、「折込チラシが楽しみだ」、「テレビ欄が必要だ」、「訃報欄が必要だ」、など、なにかと理由をつけている、とする話もあります。「近所のスーパーのチラシを片っ端からチェックして、1円でも安い商品を探すのが趣味」、という人もいるとかいないとか。
ただ、「他店よりも1円よりも安い商品」を探すことで、毎月4,900円も節約できるものか、よくわかりませんし、そもそも折り込みチラシを購読するために、iPhoneが買えてしまうくらいのコストを掛けるのは、経済合理性に照らしていかがなものかという気がしないではありません。
実際、「埼玉県民」様という読者の方が読者コメント欄で、2022年における新聞1部あたりの月間広告費が2000年と比較してほぼ半減したとするデータを書き込んでくださっていますが、このことは、新聞の広告媒体としての魅力が低下していることを数字の上で裏付けているといえるでしょう。
西日本新聞が追随?して4,900円に値上げ
こうしたなか、朝日新聞の4,900円という価格設定に追随する新聞が登場したようです。
西日本新聞が5月に値上げ 月ぎめ4900円に
―――2023/4/12 10:57付 産経ニュースより
産経ニュースによると、西日本新聞も月ぎめ購読料を5月1日以降500円値上げし、4,900円に設定するのだそうです。社告では「ウクライナ情勢や円安などを要因として、新聞製作にかかる原材料費が近年にない水準で急騰し、価格改定は避けられないと判断した」と説明しているのだとか。
ちなみにこれを報じた西日本新聞自身の記事は、「有料会員限定」なのだそうです。
西日本新聞が5月に値上げ
―――2023/4/12 10:48付 西日本新聞meより
いずれにせよ、なかなかに「強気」です。
株式会社西日本新聞社といえば、4年前にも、購読料を4,037円から4,400円に引き上げた新聞社です(株式会社西日本新聞社・2019.04.18 16:22付社告『購読料改定のお知らせ 5月から朝夕刊4400円』等参照)。
この西日本新聞、同社によると「九州最大の到達力」としています。
同社のコーポレートサイトに掲載されたPDF版の広告によると、西日本新聞朝刊の2020年1~6月平均ABC部数は514,104部で、朝刊閲覧人数は推定1,131,028人と、福岡では圧倒的な強さを誇っているのだとか。
西日本新聞もあと10.68年でゼロに?
ただ、少し気になって調べてみると、この「ABC部数」について、2年後の数値を使った広告も発見しました。これによると西日本新聞朝刊の2022年1~6月平均ABC部数は433,006部で、朝刊閲覧人数は推定952,613人に減少しています。
西日本新聞の朝刊発行部数
- 2020年上半期平均…514,104部
- 2022年上半期平均…433,006部
(【出所】株式会社西日本新聞社・コーポレートサイト上のPDFファイル)
2年間で81,098部(つまり年平均40,549部)減少した計算です。年間の減少率は8%前後、といったところでしょうか。年間40,549部ずつ部数が減っていけば、西日本新聞の発行部数はあと10.68年でゼロになる、という計算です。
新聞社経営としては、悩ましいところです。ただでさえ原材料費が上昇し、新聞社経営を圧迫しているなかで、値上げをすれば、さらに売上が減ってしまうからです。今回の値上げにより、もしも部数減少がさらに加速するようなことがあれば、この「発行部数がゼロになるまでの残り年数」はさらに短くなります。
新聞社は原点に戻るべき
このあたり、新聞社としても結局のところ、「原点」に戻るしかないように思えます。
新聞社のもともとの「製品」とは、物理的な紙媒体としての新聞紙ではなく、その新聞紙に刷り込まれている「情報」であるはずです。
そして、人々が求めている「情報サービス」とは、世の中の出来事(たとえば政治、経済、文化、スポーツなど)に関する「正確な客観的事実」と、それに対する「専門的な知見に基づく分析」を、できるだけ早く提供することにあるのだと思います。
しかし、残念ながら「正確な客観的事実」に関しても、「専門的知見に基づく分析」に関しても、現在の新聞社に期待するという人は、世の中にさほど多くないでしょう。インターネットの発達により、世の中の「専門家」は、新聞を通さなくても、それなりにクオリティが高い分析を実施・発信できるようになってしまったからです。
それに、新聞記者に専門性があるのならまだ救いはありますが、残念ながら多くの新聞記者は、自身の専門分野を持っているようには見受けられません。
もちろん、新聞記者出身の優れたジャーナリストもいますし、中には政治家にレクをするほど卓越した専門性を持つ人もいますが、それは例外ですし、しかもこうした卓越したジャーナリストは得てして新聞社の外に出てしまうようです(鈴置高史氏や峯村健司氏あたりがその典型例でしょうか)。
その一方で、残念ながら専門性に乏しい記者も大変多く、なかにはただ記者クラブに陣取り、ときおり官僚などからもらえる「紙」を記事に仕立てる、ということを長年繰り返してきたような人もいるようですし、酷い場合には市民活動家まがいの行動を繰り返しているような記者も複数名いるようです(※敢えて名前は挙げませんが)。
そうなってくると、新聞紙にはすでに「情報」としての価値はなく、「折込チラシ運搬具」としての価値以外には、せいぜい、てんぷらの油を吸い取る、キャンプファイヤーを点火する、子供の習字・絵具の汚れ防止、雨に濡れた革靴を乾かす、引っ越しや荷物の包装紙など以外に、さしたる用途はないのかもしれません。
(※なお、一般に都市部などでは下水道も普及していますが、基本的に新聞紙は水洗トイレに流すべきではありませんのでご注意ください。)
ちなみに『西日本新聞の小出氏、韓国の杜撰判決をファクトで論破』などでも指摘したとおり、西日本新聞にはたとえば小出浩樹氏という優れた記事を執筆する記者がいるようですが、こうした「名物記者」すらいない新聞の場合だと、安易な値上げはなかなか理解されないでしょう。
現役のマスメディア記者から「ファクト」、「1次史料」という表現がめったに出て来ないのは、個人的には大いなる疑問のひとつです。ただ、西日本新聞の小出浩樹氏が執筆した『ブレーキなき文政権 小出浩樹』という論考に関しては、その例外といえるかもしれません。というのも、例の主権免除違反判決を巡っても、小出氏は事実に即して論評しようと努めているように見受けられるからです。日韓友好論・韓日友好論日韓友好の3類型あくまでも著者個人の理解に基づけば、日韓関係を巡り、「日韓友好を進めるべきだ」とする考え方を巡っ... 西日本新聞の小出氏、韓国の杜撰判決をファクトで論破 - 新宿会計士の政治経済評論 |
いずれにせよ、新聞業界を巡る混乱は、まだ始まったばかりです。
値上げをしようと思えば読者離れが加速する。
値上げをしなければ紙代高騰が経営を圧迫する。
新聞社は、新聞業界は、一体どこに行こうとしているのでしょうか。
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いつも楽しみに拝読しております。
ご存じかもしれませんが、西日本新聞社も有価証券報告書を提出しております。直近の2022年9月期の情報ですと、各セグメントの状況は下記のようになっており、まるでミニ朝日新聞社のようです。
・メディア関連事業(新聞や関連する広告など) 営業利益△733百万円
・不動産事業(ビル賃貸など) 営業利益1,132百万円
・その他の事業(食品販売など) 営業利益39百万円
これでは、値上げしたとしても焼け石に〇になりそうですね。
福岡県の地方紙を題材にして頂けるなんて・・・(笑)
私は子供の頃も、福岡に帰って来てからも、この新聞を読んだ事はありません。 いわゆる土着地方紙ですね。 各県それぞれの県単位で地方紙があるのが不思議です。いわゆる痴呆紙です。
ここは、産経系列とここのブログで教わったのですが、ところがドッコイ!とんでも無い いいかげんなプロ市民勢力がカビのようにはびこっている貧乏新聞です。 潰れて欲しいな。 私のいる所では朝日と同じ配達所と確信しています。 朝日止めたら翌日ここが来ました(笑)
福岡のTV界では、TV朝日系列でもTBS系列でも日テ系列でもテレ東系列でも、地方アナはホークス中心・グルメ・天神再開発とかばかりで、政治・経済には無反応(その能力が皆無な人達ばかりなのです) ところがドッコイ、フジ系列(笑)のTV西日本が、見た目それなりに見えるアナウンサーが、最終的には立憲や共産の支持に繋がるコメントばかりを柔らかく連発していますね。
番組の情報源とコメント指示が西日本新聞なのですから、こんな気の毒な青年が出現してしまいます。 5~10年後、立憲・・から参議院選挙に出るんだろうな。 でも、そこまでここが存在するのでしょうか? 今のところプロ市民が岩盤のナンチャッテ左翼支持で健在ですが、彼らも高齢だから・・・。
今日もごくごく一部で報道されているのみであるが、最大手といわれる某芸能事務所のスキャンダルについて、最大の取引先で最も身近であるとも言える放送会社(NHK、民放を問わず)を含むマスコミが、ごく一部の週刊誌等を除き、報道しない自由を存分に満喫して完全スルー。挙句に大きく報道したのが国外メディア。何がジャーナリズムだ。テレビ、新聞は恥という概念も感覚もないのだろう。日本のマスコミは腐り切っている。これでマスコミが国民に信用されるわけがない。
こう言っちゃなんですが
あえて名指しはしませんけれども、捏造やフェイク、記事内容に全く信頼が置けない左派系イデオロギーバイアス満載の新聞社や雑誌社などはなるべく早くお無くなりになった方が日本国の為になるのではないでしょうかね。また偏見で申し訳けありませんけれども、これら新聞、雑誌社にお勤めの記者さんというのは、能書きをたれることしかできず一般の会社では使い物にならない方々の集まりのように思えますので再就職にもご苦労されるのでは?まあ、なんと言いますか自業自得ってやつですかね。捨てる神あれば拾う神もあるやもしれませんので、心を入れ替えて精進なさってください。
1社が値上げを発表したら、すぐに他社も追随する・・・なんだかカルテルを疑ってしまいますね。向こう1年は値上げしないと発表した読売新聞に、同業他社は眉をひそめているだろうけど、資本主義ではそれが本来のあるべき姿。
もし紙の新聞を発行している新聞社がドンドン潰れていったら、最後に残るのは共同通信と時事通信になるんでしょうか? インターネットがある今の時代は、地方紙や地方局こそ全国に向けて情報を発信できるチャンスだと思うんだけど、業界のヒエラルキーを壊しちゃいけないという 「掟」 でもあるんですかね?
関係ないけど、美味しんぼに出てくる 「強引な販売戦略で部数を伸ばした帝都新聞」 って、読売新聞がモデルですよね? (原作の雁屋哲は、あの 「福島の真実編」 で大炎上したド左翼だし)、よく日本テレビでアニメを放送できたよなぁ。
>新聞紙にはすでに「情報」としての価値はなく、「折込チラシ運搬具」としての価値以外には
親を亡くされた知人が新聞を続けている理由が安否確認とのこと。
新聞がたまれば近所の人、配達員に孤独死が分かるとのこと。
身寄りがない高齢者向けに、人感センサー付照明をトイレ・寝室に置き無反応で異常感知とか、新聞販売店が付加価値をつければ・・・無理ですね。すでにサービスが存在してますね。
https://syukatsukawaraban.com/kodokushi_app/
西日本新聞についてはよく知らないのですが、「強気」ですね!!
あの経済紙?「日経新聞」と同じ値段で勝負!!
信者の読者は死ぬまで新聞紙を購読するとの確信があるんですね。
結果、利益は?部数は?どうなるんでしょう。
う~~ん、ABC部数が楽しみです。
新聞業界は「物理的な紙媒体の定期的宅配」というサービスのメリットを最大化する事によって生き延びられるかも知れません。例えば朝日新聞ならその朝刊をトイレットペーパーのロールに印刷して配達することによってその便利さ(?)は向上する筈です。当該紙の社説、「天声人語」とやらのコラム、韓流ゴリ押し記事等も「紙媒体としては」社会に貢献出来ます。ただし、TVの番組案内、スポーツ記事、漫画などのとっておく価値のある情報については包装紙に印刷するとかの工夫が必要かも知れません。
とある地方の建設土木というものに関わったことがあります。週刊発行で部数は数千どまり。経営は混乱していました。編集部内のごたごたが職場人間関係の確執を超えてしまい、挙句に社長を元社員が裁判で訴えるという破廉恥な展開となって、哀れにも敗訴した社長が会社を去り会社オーナーが交代したあとというタイミングでした。呼ばれて行ってみると新聞編集部はこじんまりしたところでした。その業界紙の職場は一言で言うと腐っていました。ネット事情に明るくソフトウェア開発を構想立案できるとの期待で新オーナー氏が当方にコメントを求めて来たのですが、行ってみて分かったのは、全社で十人もいない職場なのに専務なる人物がいて彼が暴君のように振舞っていました。そしてその彼からは、ネットやコンピュータ、ソフトウェアに対する敵意が伝わってきました。未来志向という視点はゼロ、テクノロジーをあからさまに馬鹿にし、文筆力こそ「権威の表現」と考えているに違いないどうしようもない異生物と当方は理解しそうそうに職場を退散しました。
新聞産業界とはぴんキリであって、恐らくは権力傾斜がきわけて急峻、すなわち上下関係に厳しく、例えは奇妙かもしれませんが、上生菓子と駄菓子の違いのようなものが閉鎖性の強い新聞産業界にあって、見下し見下される構造がないまぜになっているのではないかと、それまで知らなかった世界の片りんを感知したものです。新聞記者が花形職業であるはずがない。新聞産業界は殺伐としています。
>新聞産業界とはぴんキリであって、恐らくは権力傾斜がきわけて急峻、
>すなわち上下関係に厳しく、例えは奇妙かもしれませんが、上生菓子と
>駄菓子の違いのようなものが閉鎖性の強い新聞産業界にあって、
>見下し見下される構造がないまぜになっているのではないかと、
>それまで知らなかった世界の片りんを感知したものです。
>新聞記者が花形職業であるはずがない。
これって、朝鮮半島特有の「徹底した上下関係」と「ウリとナム」の価値観そのものではないでしょうかね?
作家椎名誠の初期の傑作にデバート業界紙を題材にした小説がありますが、ヘビ専務のように味と愛嬌があればよかったですがね。社主が連れきた人間に帰れと面罵するのには呆れました。
素人目には、新聞なんか無料配布しても広告だけで十分に採算が取れるビジネスモデルかと思うのです。
「読まれている」ならば。
記事がつまらなくて共感も呼ばないから読者数が減っていくので、広告も減る悪循環ですわな。
読者数こそが力の源泉。
なのに値上げして読者数を更に減らそうというのだから、社長はどアホかな。
無料化してもよいくらいなのに。
サムソンが自分で自分の髪の毛を切ってしまうみたいなものかと。
香ばしい!
北海道新聞・中日新聞とブロック紙3社連合結成