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JAXA会見でのやり取り巡り共同通信記者が「炎上」

今度は共同通信の記者です。JAXAのロケット打ち上げ中止を巡って、共同通信の記者が質疑のやり取りの最後に「それは一般に失敗といいます」と言い放ったことが、インターネット上で一般の人々から大きく批判されているのです。ネットの出現により、記者会見のやり取りを含めて一般人に「見える化」したことの影響でしょうか。

ツイッターをやっていれば、すでにご存じの方も多いと思いますが、共同通信の記者の「とある質疑」が「炎上」しています。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が17日午前10時37分に打ち上げる予定だった次世代主力ロケット「H3」を巡り、発車直前に突然打ち上げを中止したのですが、これに関する記者会見で共同通信の記者が「やらかした」のです。

ツイッターで拡散されている動画によれば、同日午後2時から行われたJAXAの岡田匡史氏の会見で、共同通信の記者が質疑の最後で「それは一般に失敗といいます」と言い放ったのです。動画ではなく文字起こしを見たいという方は、ITメディアニュースが配信した次の記事も参考になるでしょう。

打ち上げ中止「H3」会見で共同記者の質問に批判相次ぐ ロケットを救った「フェールセーフ」とは

―――2023/02/17 20:04付 Yahoo!ニュースより【ITメディアニュース配信】

また、J-CASTニュースはこれについて、ネット上では共同通信の記者に対する批判が広まっているほか、「著名人」らからも「苦言が寄せられている」、などと報じています。

「あり得ない」「敬意のかけらもない」 H3打ち上げ中止、JAXA会見で反発広げた「記者の捨て台詞」

―――2023年02月17日20時56分付 J-CASTニュースより

これについて、ネット上ではJAXAの説明が正しいのか、共同通信の記者の「捨て台詞」が正しいのかという議論もさることながら、やはり広まっているのは、共同通信の記者の態度に対する批判でしょう。

なによりこの記者にとっての「誤算」があったとしたら、JAXAがこの会見の様子を動画サイトに配信していたことでしょう(しかもコメント欄もオンに設定されています)。

高評価の読者コメントを読む限り、この記者を擁護する意見は見当たりません。

このあたり、インターネットが出現して記者会見を含めた「見える化」が実現したこと、つまり従来であれば狭い「日本マスコミ村」が占有していた記者会見のやり取りの場が徐々に一般に公開され始めていることの効果は大きいでしょう。

時代は変わったものだと感じざるを得ないと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (62)

  • 意見と事実。っていうか、スプリンクラーが作動して火災を消したから、防火は失敗したみたいな話なのかな?

    • (なんらかの問題で)手術延期したら
      (問題があったから)手術失敗と報道する感じ

      切り取りに悪意を感じる

  • 記者は自分の意見を言うべきではないな。失敗から学ぶ事が多いのに。

  • きょうびの自動機はハード、ソフトの半分以上がインターロック(安全機器)で出来ている。
    それでも装置の破損やワークの破損はゼロには出来ない。
    これがロケットのような大規模システムだと想像するだけで気が遠くなる。

    今回ロケットも積載物も損害を出さずに済んだ。
    これの何が失敗なのか?
    無理に打ち上げて実損害が出たら、打ち上げコストに反映する事に思い至らないのだろうか?

    外野のプレッシャーに圧されず、
    爆発等の本当の失敗率、遅延率、積載物破損率、軌道投入率など、ブンヤではなく顧客に納得してもらえる数字を積み上げて行ってこれからの宇宙産業に華咲かせて欲しい。

  • 何年か前に、事件が起こった現場近くの民家に飛び込みで取材しようとした共同通信の記者がインターホン越しに取材を断られたことに激高し、腹いせにその民家の門扉を蹴飛ばした、という事件を思い出しました。
    その一部始終は防犯カメラにバッチリ写っており、その記者は実名報道されたと記憶しています。

    今回JAXAに対して慇懃無礼な態度を取りあろうことか余計かつ極めて無礼な捨て台詞まで吐いたこの男も、実名を大々的に晒すべきだと思います。
    JAXAの担当者も実名顔出しで会見してるんですから。

    情報によると「シズメ」という名前ですかね?この男こそ家庭における人としての最低限の躾、社会人としての教育の「失敗」の産物でしょう。

    やはり狂頭通信の二つ名は伊達ではなく、あそこの記者は基本的にこんな人間しかいないんでしょうね。
    何様のつもりか知らないが、思い上がってるにも程がある。「報道の自由」「知る権利」は免罪符ではない。
    JAXAも共同は勿論礼儀を知らないマスゴミは以後出禁にしてもいいと思います。

    •  共同通信記者って学習能力が全く皆無ですね。壁蹴り事件から何も学んでないって事ですね。

      >共同は勿論礼儀を知らないマスゴミ

       マスゴミに常識を求める事自体無いもの強請りでしょう。

    • JAXAの事務方はよい仕事をしたと思います。
      動画配信をしていなければ,
      発言の一部が切り取られて失敗とされ,
      フェールセーフの何たるかを理解していない記者に
      国の宇宙政策をゆがめられるところでした。

  • シーケンスの範囲内で停止。むしろ設備に影響や破損がなくて良かった話ですね。不具合調整後、再度飛ばせられる。

    逆に共同の記者の言う一般における失敗とは何か気になりました。予定していた打ち上げが成功せずメンツが潰れた。などでしょうか。

      • おそらく、先に
        「H3ロケット1号機発射「失敗」 固体ブースター着火せず」
        と記事を配信してしまったせいで、今更 「中止」でしたと訂正するのが
        面倒くさかったので、なんとしても「失敗した」とJAXAの担当者に言わせたかった。が一番筋の通りますが、仮にその通りなら 真正のクズですね。

  • ネットで「失敗」という言葉の意味をサクッと調べてみました。

    「物事のやり方や方法を誤り、期待した結果にならないこと。」という意味だと出てきました。(goo辞書)

    これを踏まえて今回の打ち上げ中止の経緯を振り返れば、あらかじめ組んでおいたシステムが異常を検知して正常に作動し、打ち上げが中止されたということであれば、これは打ち上げシステムがあらかじめ想定した流れに則って、打ち上げ中止という期待どおりの結果をだしたわけですから、「失敗」ではないんじゃないかと思います。

    もちろん、ロケットが打ちあがることを期待していた人から見れば、打ち上げ中止は「期待した結果」ではなかったかもしれませんが、少なくとも、「物事のやり方や方法を誤った結果」ということではありませんので、やはり、「失敗」の定義からは外れることになるのではないかと思います。

    むしろ、ここで「失敗」だと指摘しなければならないのは、「共同通信の記者が、失敗の定義に当てはまらない事象に対して、『それは一般に失敗といいます。』と、一般論であるという誤認誘導を含めた不適正な発言を行った」ことでしょうね。

    • >『それは一般に失敗といいます。』

      「一般に」ではなく「他で何と言おうと、世界で共同通信社だけは失敗と定義します」ということでしょう。
      しかし、一般的な用語の定義を共同通信社ごときチンケな会社で定義することではないでしょう。せめて辞書から引用したなら話は別ですが。たかが共同通信ごときで何をホザクか。

  • サラリーマンをしていた時には、記者会見に出たり、取材を受けたりしていました。
    その頃の経験から、マスコミの記者というのは、本当に人格最低だと確信しています。
    この記者を実名と写真付きで公開して頂きたいものです。

    • 具体的にはどんな分野でどんな経験をされたのでしょうか?差し支えなければ。

      • 相手に実名を明かせと言っているようなものなので控えるべきかと。

  • あのひとたち、
    「それは一般にヤラセといいます。」
    「それは一般に誤報といいます。」
    「それは一般に捏造といいます。」
    と言われても、しかたないですね。

  • 「一般に」っていいますけど、それは具体的にどこで言われているんでしょうね?

    「みんながこう言ってるから」とか「常識じゃん」などと同じように、居もしない、またはありもしないルールに従わせてマウントを取りたいだけに見えるんですけど。

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