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琉球新報が西村氏への取材を取りやめた経緯の不可解さ

琉球新報はどうして西村博之氏に対する取材を中止にしたのでしょうか。調べていくと、いろいろと不可解です。琉球新報側の言い分だと西村氏側が「他メディアのチャンネルでの配信を必須とする条件を突然出してきたからだ」としているのですが、それが事実だったとして、なにか問題でもあるのでしょうか?

昨日の『琉球新報の西村博之氏に対する取材が前日に取りやめに』では、「2ちゃんねる」創始者としても知られる西村博之(ひろゆき)氏に対し、琉球新報が取材を申し込んだところ、その取材が中止になった、という話題を取り上げました。

西村博之氏のツイートによれば、西村氏が琉球新報からの取材を受ける条件として、「言った、言わない」を避けるために配信しながら取材を受けることにしようとしていたようですが、琉球新報側の都合で前日になって急遽取りやめとなったのだそうです。この短いツイートから想像するに、やはりオールドメディア側は「情報の検証」を極端に嫌うのかもしれません。情報の検証可能性当ウェブサイトで以前からしばしば取り上げてきた論点のひとつが、「情報の検証可能性」です。難しい言葉を使ってはいますが、言いたいことは要するに、「そ...
琉球新報の西村博之氏に対する取材が前日に取りやめに - 新宿会計士の政治経済評論

あくまでも西村氏のツイートベースですが、もともとのツイートはこれです。

あくまでも西村氏のツイートを信頼するならば、やり取りの経緯は、こういうことでしょう。

  • 西村氏に他メディアが取材した結果、西村氏が「言っていないこと」を報じられた
  • 琉球新報が西村氏に対し取材を申し込む
  • 西村氏は琉球新報に対し、「配信しながら取材する」方式なら応じると答えた
  • 琉球新報側の都合で前日になって急遽取りやめになった

ところが、これに関しては琉球新報側が20日、西村氏の側から「追加条件」が出てきたために見送った、と明らかにしています。

ひろゆきさん本紙取材 ひろゆきさん側から条件追加で見送り

―――2022年10月20日 22:49付 琉球新報より

これについて琉球新報は、こう述べています。

本紙は10月中旬、ひろゆきさんと親交がある人を介してインタビュー取材を申し入れていた。ひろゆきさんが提示した21日午後7時から取材をインターネットで配信することを前提に調整を進めてきた。配信は仲介者のユーチューブ・チャンネルを想定していた」。

調整を進める中、ひろゆきさん側から19日、他メディアのチャンネルでの配信を必須とする新たな条件を提示された。本紙は他メディアで本紙記者のインタビューが配信されることを検討したが、取材予定日までに結論を出せないため、21日のインタビューは見合わせたいとひろゆきさん側に伝えた」。

…。

つまり、琉球新報の言い分を信頼するなら、当初、西村氏への取材は、「仲介者」のユーチューブ・チャンネルを想定していたにも関わらず、西村氏が19日になって突如として他メディアでのチャンネルでの配信を要求したため、結論を出すことができずにインタビューを見合わせた、ということです。

しかし、ここで西村氏の言い分がもうひとつ出て来ています。

こちらのツイートだと、言い分がずいぶんと違います。

西村氏によれば、単純に配信URLを送っただけであり、これを琉球新報側が「条件が追加されたため準備が整わなかった」とと述べただけだ、ということです。

ただ、もっと根源的な疑問も浮かび上がります。仮に西村氏が突如として「他メディアでの同時配信」という条件を出してきたことが事実だとして、そもそも「他メディア」で同時配信されて、なにか都合が悪いことでもあるのでしょうか?

これだとまるで、琉球新報側が「他メディアが入ると何らかの困る事情がある」と認識しているかのようにも見えてしまいます。「西村氏が他メディアでの同時配信を支持してきた」云々の記述がただしかったとしても、それは新聞社にとって、取材をキャンセルする理由にはなり得ません。

当ウェブサイトとして西村氏の肩を持つつもりはありませんが、やはりこの問題も結局のところ、新聞、テレビを中心とするオールドメディアとインターネットというニューメディアの違い、という象徴に思えてならないのです。

新宿会計士:

View Comments (25)

  • 毎度、ばかばかしいお話しを。
    琉球新報:「業界の既得権を守るのが、日本の美しい伝統である。そうでしょ、○○業界(○○のなかには、好きな言葉をいれてください)さん。何も知らない若造が、好き勝手、言ってますよ」
    本論できないところが、多いでしょう。

    • 毎度、ばかばかしいお話しを。
      琉球新報:「新聞社は、他から取材されない権利をもつ。ただし、取材対象への仲介者の配信は特例として認める。そして、琉球新報の不祥事を配信することも禁止する」
      これって、笑い話ですよね。

  • 取材という名の密室活動を操る新聞記者は一切信用ならない。よって、誰もが使えるスマホ録音、スマホ動画、あるいはライブ実況中継手段をもってして第三者検証可能にしておくことは、不利益被害を未然に防ぐ現代人としての基本生活術と当方は考えます。気を付けよう、新聞記者と NHK。

    • 佐藤栄作(元)総理が退陣時に言った「新聞は信じられない。生放送は信じられる」は正しかった、ということでしょうか。それにしても、佐藤栄作(元)総理って、何年前だ。

  •  コメント失礼します。

     「退はこれ仮退、真退はこれ敗なり」(武術の奥義名言集 中国口伝に学ぶ  アドア出版 永井義男 高校鉄拳伝タフでこの本からの名言が引用されてましたね)

     ですかね?名より実を取ったのでしょう琉球新報は。
     でもひろゆきが配信したがるのは最初から分かってたのだから、断るかディレイ(数秒の時間差を設けて不利な発言を修正)配信を望めば良かったのではないかと。
     辺野古移転反対派には後先を考えぬ輩が多いのは分かりました。沖縄県警、名護警察署も情けない。こんな輩と手を組んでる県知事にへーこらしてるのだから。いっそひろゆきに、

    「個人情報握られ、家族迄脅されたり再就職妨害されるんです。助けて下さい!」

     と泣きつけば良いのに。

    https://twitter.com/fm21wannuumui/status/1581818749698514944

     
     名護警察署が全員退職を仄めかして現状を訴えるのも良いかも知れませんね。ひろゆきという有名人を利用してでも現状改善に勤しんで頂きたいです。
     機動隊ってまだ居るのかな?と思って検索してたらこんな辺野古移転反対派の日記が有りました。

    https://hubokinawa.jp/archives/19656

     座り込みずっとしてると機動隊に排除されるから、途中から徘徊に変更するそうで。徘徊もも排除されそうになると逃げてお開きになるらしいです。なんだかなぁ。
     そして機動隊排除も求めていると。

    http://gendainoriron.jp/vol.16/rostrum/ro05.php

     菅前総理が視察して更に注目を集めてくれないかな?と思った次第です。有名人の影響力は絶大なので。

  • まあ、単純に考えて、生配信などされたら、切り抜きなどの編集作業が行えず、予定していた結論に持って行くことができないからなんでしょうね。そして、予定していた結論に誘導するだけの技量を持った記者もいないということでもあります。

    中国公安部は、手下である琉球新報や沖縄タイムズの記者に対して、プロパガンダの手法に関する教育をもう少し行っておくべきだったんでしょう。

  • 琉球新報はYouTubeでの配信を想定しており、ひろゆきさんはそれとは別のメディアでの配信URLを指定してきたということですが、ひろゆきさんが指定した配信メディアってどこだったんでしょうね。

    あくまでも自分の想像ですが、ひろゆきさんは「ニコニコ生放送」のURLでも指定してきたのかなと思います。自分はニコ生はほとんど観たことがないのですが、確か、生配信中に視聴者からリアルタイムでコメントがバシバシ入るスタイルだったと思います。生配信中に不用意なことでも口走ろうものなら、即座に視聴者からの罵倒のコメントで画面が埋め尽くされるというお祭り状態になること請け合いの仕様だったと思います。

    YouTubeだったらコメント機能をオフって、取材の様子を一方的に垂れ流すことも可能かと思いますが、ニコ生はそうはいかず、取材活動のすべてがタイムラグなく即座に視聴者に評価・批評されてしまいます。

    琉球新報が取材を見合わせた理由はここら辺にあるんじゃないかと自分は想像しているのですが、本当のところはどうだったんでしょうね。

  • 琉球新報は、生配信を受けて立つ勇気も知性も無かったという事でしょう。

  • 「中旬」に取材を申し込んで、
    YouTubeでの配信を「想定」してたって、
    文章だけを見るなら、19日にどこで配信するのか「決定」してなかったんじゃ…?

  • ひろゆきさんの言う通り「言った、言わない」になっている。。
    逃げたのでなければ、日を改めて再度取材をすればいいだけの事ですが、もう二度と近寄らずに安全地帯からの攻撃に終始すると思います。

    • ひろゆきから琉球新報へリスケの申し出もしたが、琉球新報側が一方的に断ってきたのだとか。
      これもひろゆきはツイートしてますね。

      リスケにも応じられない理由が分からない(すっとぼけ)。

    • あ、しおんさんと被ってしまいました。
      他意はありません。

  • 日頃はひろゆき氏の発言は、私は
    頷けるものとそうでないのと半々ですが
    今回の件にしては、もう大ヒットGJです。

    言葉を盛った人格攻撃から
    家族への中傷、印象操作まで
    次々現れるどぶサヨ方面総力挙げての画策が
    ひろゆき氏ひとりを相手に
    次々と墓穴を掘って自沈していく様子は
    圧巻でむしろ爽快感まで感じます。

    最初の反応で
    「いないときもあるけど、ここまで
     ずっとやってるの評価してほしいなあ」
    ぐらいにしとけばよかったものの、
    日頃のならず者的癖で言葉を盛って
    総攻撃に出たことがそもそも失敗でしょう。

    その後、いつもの裸猿さんなど続々現れるものの
    中でも傑作なのは、大物 山賊議長、いや、
    山城議長ご登場お成りになったことで
    かえって山城が暴行におよんで逮捕時の
    動画が拡散してしまったのも藪蛇でした。

    「#ヒロユキ離れ」大量書き込みでの
    印象操作画策のいつものどぶサヨさんの手法が
    ヒロユキ氏の
    「“ひろゆき離れ”の結果をお知らせします」との
    かえってフォロワーが増えてる結果には
    もう飯ウマでした。

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