「エクセル評論家」でもある当ウェブサイトの著者は、『エク達』というウェブサイトを運営していました。本稿では『プログラムを一発で終了!大変便利な「Alt+F4」』、『キーボードマスターの第一歩は「Alt+Tab」から』という2つの記事をひとつの記事にまとめたうえで、一挙に転載しておきます。ぜひ、業務にご活用ください。なお、転載に当たっては改題しているほか、原文にあったリンクを一部削除しています。
エクタツは、「エクセル評論家」でもある新宿会計士が、エクセルなどの「オフィス系の汎用ソフト」を使い、誰でも気軽に、かつ安価に、とても迅速かつ正確に仕事をこなす、ビジネスマンとしての基本テクニックを研究するサイトである。 |
プログラムを一発で終了!大変便利な「Alt+F4」
エクセルの達人たるもの、極力、マウスを使わないで仕事をしたいものだ。こうしたなか、エクセルに限らず、Windows全般において、大変に広範囲に使用できるコマンドがある。それが「Alt+F4」だ。
エクセルの達人やPCの達人の技を眺めていて気付くのは、「とにかくマウスを使わない」こと。
以前の『脱マウスの勧め:キー操作の「3つの系統」を覚えよう』や『【保存版】業界トップクラスに詳しいショートカット集』では、「とにかくマウスを使わずに、Ctrl(コントロールl)キーやAlt(「アルト」ないし「オルト」)キーなどを駆使し、キーボード上のみで操作すること」の基本について触れた。
「エク達」は、「エクセルなどの基本的なソフトウェアを使い倒し、誰でも簡単かつ安価に、そして極めて高速で仕事をこなすこと」を追求しようというこころみだ。こうしたなか、実務面で仕事をはかどらせるためには、どうしても「脱マウス」という工夫が必要だろう。そこで、本稿では代表的なキーボードショートカットテクニックをいくつか紹介しておきたいと思う。おことわり本稿は『エク達』というウェブサイトに9月14日付で掲載したコンテンツを転載したコンテンツです。脱マウスの勧め当ウェブサイトは「エクセルなどの基本的なオ... 脱マウスの勧め:キー操作の「3つの系統」を覚えよう - 新宿会計士の政治経済評論 |
「エクセル評論家」でもある当ウェブサイトの著者は、『エク達』というウェブサイトを運営していました。本稿はそのコンテンツ『おそらく世界で最も詳しいCtrl系ショートカット集』の転載版です。※転載にあたって改題しています。本稿は、先週の『脱マウスの勧め:キー操作の「3つの系統」を覚えよう』の「補足」である。大昔に取りまとめた「Ctrlキーなどを使ったエクセルショートカット集」を発見したので収録しておく。題して、「世界で最も詳しい(?)ショートカット特集」だ。先週の『脱マウスの勧め:キー操作の「3つの系統」... 【保存版】業界トップクラスに詳しいショートカット集 - 新宿会計士の政治経済評論 |
ただ、「Ctrl+C」(コピー)や「Ctrl+V」(ペースト)について触れているのであれば、絶対に触れておくべきキーが、もうひとつある。
是非とも覚えておいてほしいのが、プログラムないしアプリを一発で終了させる、大変快適な機能である。
それが、「Alt+F4」だ。
Alt+F4
どんなプログラムでも、このキーを入力すれば、ほぼ一発でプログラムを終了することができる。ワードやエクセルなどを編集している場合、未保存のファイルについては「変更を保存しますか?」というメッセージも出てくるため、大変に便利だ。
また、Windowsは頻繁にハングアップが生じることでも知られているが、にっちもさっちもいかなくなったときに、この「Alt+F4」を使えば、とりあえず「Ctrl+Alt+Delete」を使わなくても、強制終了させることができるケースもある。
いざとなったら試してみてほしい。
ただし、この「Alt+F4」については、デスクトップ画面で使用すると、「PCをシャットダウンする」という機能がある。つまり、いきなり「ウィンドウズの終了」の画面が出現してしまうので注意したい。
また、ウェブブラウザを閲覧しているときに、うっかり「Flt+F4」を押してしまうと、ブラウザによってはそのまま終了してしまうこともあるので、あわせて気を付けよう。
キーボードマスターの第一歩は「Alt+Tab」から
エクセルを使って生産性を極力高める手法のひとつが、「Alt+Tab」だ。慣れてくれば、マウスではなくキーボードのみを使い、業務をさらに効率化していくことができるだろう。これが「キーボードマスター」への第一歩、というわけだ。
『エク達』では、「エクセルマスター」、さらには「PCマスター」を目指し、PCを使ってどこまで効率よく業務を実施することができるかを極めてみたいと考えている。
その際、どうしても紹介しておきたい「PC操作の基本テクニック」のひとつが、「Alt+Tab」だ。一発で画面(プログラム/アプリ)を切り替えることができる。
入力するキーは、「Alt」キーと「Tab」キーだ。図表1のとおり、右Altでも左Altでも良い。
図表1 Alt+Tab
その結果、何が発生するか。
図表2のように、「Alt」を押しながら「Tab」を押すと、次々とアプリを切り替えていくことができる。
図表2 Alt+Tabを押したときに出てくるウィンドウ
そして、この「Alt+Tab」は、出している画面の数が増えれば増えるほど有利になる。
もし当ウェブサイトをPCから閲覧していらっしゃるのであれば、さっそく試してみてほしい。この便利さ、手放せなくなるはずだ。
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実は私もマウスなしで Windows を操作することに一時ハマっていまして(Windows 95がリリースされた頃です。)その道には少々うるさいのですが、Alt + F4, Alt + Tab 確かにいずれも大変重要なキーですね。私もバンバン使っていました。(今は Mac OS ユーザですが....)
Alt + Tab ですか。
それが有用なのは、多分、Windows がマウスではクリックしないとアプリが切り替わらないからでもあるでしょうね。
昔から unix + X Windows System を使い慣れてきた私としては、Windows Manager をカスタマイズして、マウスカーソル in だけでアプリが切り替わるようにできないと、鬱陶しくて仕方ありません。(マウスカーソルとテキストカーソルが分かれていないのも)
ついでに言うと、タイトルバーやウィンドウの枠が大きいのも邪魔で、それらを消して(厳密にはタイトルバーを消し、枠は 1 ドットにして)、「キー + マウス操作」の組合わせで「大きさの変更」「移動」などもできるようにカスタマイズするのが常で、それが可能な(新しい) Windows Manager が見当たらなければ、今でも twm を使ってしまいます。