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立憲民主党は代表選で変われるか

立憲民主党の代表選が行われるようです。正直、立憲民主党は、レストランにたとえていえば「他店の悪口ばかりで待てど暮らせど料理が出て来ない食堂」のようなものであり、しかももう何十年もまともに仕事をしていない人たちの集まり、というイメージでしょう。本稿では、「その立憲民主党が代表選の結果、変われるのか」、「立憲民主党以外の政治家はどうなのか」、そして「私たち有権者の心構えはなにか」について、考察しておきたいと思います。

自民1強+公明党

当ウェブサイトも「政治経済評論」を名乗っている以上、やはり無視できないのが、中央政界の動向です。

10月末の衆院選では、新聞、テレビなどのマスメディア(あるいは「オールドメディア」)の大方の予想に反し、自民党が261議席と、公示前勢力の276議席から15議席減らしたにせよ、依然としてほぼ絶対安定多数に近い勢力を獲得しました。

国会の慣例上、最大政党が議長を出す必要があるため、厳密な意味での絶対安定多数(261議席)には1議席足りなくなりますが、それでも連立を組む相手である公明党が29議席から32議席へと小幅ながらも躍進したため、結果的には両党あわせて293議席に達しました。

自民1強に公明党が加勢している、という格好です。

もっとも、例の「給付金騒動」(『効果に疑問:子供1人10万円相当現金・クーポン支給』等参照)のような無用な混乱が生じていること、憲法改正が遅々として進まないことなどの原因が、公明党が連立与党に入っていることにもある、というのが、著者としての個人的な意見です。

本稿は、「速報」的に、いくつかのメディアが報じた給付金に関する議論を取り上げておきます。報道等によれば、自民党と公明党は本日、18歳以下の子供に対する10万円相当(5万円の現金と5万円のクーポン)の支給で合意し、年収960万円以下の所得制限を設けるかどうかについては継続協議する、などとされたようです。その政策効果については疑問ですが、これについては今後の国会論戦に期待すべきなのでしょうか。詰めが甘い、給付金議論今朝の『利権構造にヒビが入り、給付金議論がさっそく活性化へ』でも触れた論点のひとつが、公明...
効果に疑問:子供1人10万円相当現金・クーポン支給 - 新宿会計士の政治経済評論

したがって、個人的な希望を申し上げるならば、正直、自民党はそろそろ連立相手を見直してほしい、という気もしないではありません(もっとも、参議院側では自民党が単独過半数を占めていないなどの事情もあるため、自民党にとり、現時点で公明党と連立を解消するというのは、非現実的ではありますが…)。

レストラン政治

日本維新の会と国民民主党に期待する理由としない理由

この点、少しだけ希望があるとすれば、日本維新の会が11議席から41議席へと勢力を4倍に増やしたこと、旧民進党系の政党である国民民主党が、同じく旧民進党系の政党で最大野党でもある立憲民主党と距離を置き始めたこと、その国民民主党も8議席から11議席へと小幅躍進したことです。

この点、もうひとつ個人的な感想を申し上げておくならば、著者自身は、国民民主党や日本維新の会のことを、やはり「どこか信頼がおけない政党」だとは考えています(たとえば日本維新の会の場合、大阪で2度も否決された「都構想」をいまだに推進しているフシがあることなどがあります)。

ただ、それでもやはり、スキャンダル追及専門型政党である立憲民主党と比べれば、ずいぶんとマシでしょう。

以前から当ウェブサイトで申し上げているとおり、そもそも選挙とは、「よりどりみどりの素晴らしい候補者のなかから自分にとって理想の候補者を選ぶ」というものではありません。

たとえていえば、寂れた商店街で「いちばんマシな店」を選ぶようなものです。

「自民党食堂」は常に「最大公約数」を目指しているためか、高くてマズく、結果的に誰も喜ばない料理が出て来るレストランだと考えればよいでしょう。とくに、となりの公明党食堂が自民党食堂の調理方法に口出しするようになってから、料理がさらに高くてマズくなったともっぱらの評判です。

ただ、自民党食堂はまだ食べられる料理が出て来るだけマシです。立憲民主党食堂に行けば、メニューに書かれているのは料理名ではなく自民党食堂の悪口ばかりで、店員に料理を注文しようとしても、その店員が客の話も聞かず、ひたすら自民党食堂の悪口を繰り返している状態だからです。

さらに、日本共産党食堂に行けば、出て来るのは料理ではなく毒物かなにかであり、そもそも食べ物ではありません。

このように考えていくと、日本維新の会食堂と国民民主党食堂は、いちおうは「食べ物のメニュー」を掲げているらしく、「それならためしに入ってみようか」、という気になりますし、「それじゃあ料理を作ってもらおうか」という気になる(かもしれない)、というわけです。

立憲民主党が自民党をダメにする

この「食堂」のたとえ話については、当ウェブサイトでかなり以前から頻繁に使用しているものであり、某著名サイトなどでも「わかりやすい」と引用していただいたこともあるようです。

そして、このように考えていくメリットは、大きく2つあります。

ひとつは「なぜ立憲民主党がダメなのか」という説明になっていることであり、もうひとつは、「立憲民主党が自民党にも悪影響を及ぼしている」という説明にもなっている、ということにあります。

前者については、言わずもがなでしょう。

ただ、後者については、少し説明が必要です。

もしあなたが「自民党食堂」の経営者だったら、どう思うでしょうか。

正直、「立憲民主党食堂」がレストランと名乗りながら、まともな料理を客に提供していないという状況にあれば、あなたは「あぁ、あの食堂に満足できない客がウチの食堂に流れて来るな」、と安心してしまうかもしれません。

そうなると、レシピの改良、コスト削減などの努力もしなくなるかもしれませんし、従業員の接客の水準も下がり、食堂の清掃も行き届かなくなるかもしれません。結果的に、この寂れた商店街がさらに寂れてしまうことにもなりかねないのです。

だからこそ、立憲民主党食堂が潰れるか大幅に面積を減らすかして、その跡地に日本維新の会食堂や国民民主党食堂が進出し、まともな料理を出し始めたら、自民党食堂も慌てて経営努力をしなければならなくなります。

あるいは、立憲民主党食堂経営者が突然マトモになって、「自民党食堂の悪口をいうのではなく、まずはちゃんとした料理を作ろう」、「自民党食堂ばかり見るのではなく、まずはちゃんと顧客(=有権者)の側を見て、顧客へのちゃんとしたサービスをしよう」とばかりに変身しても、良い結果を及ぼします。

(※もっとも、何十年間もまともに料理を作ったことがない人たちに、いきなり料理を作ることができるかどうかは別問題ですが…。)

立憲民主党で代表選

さて、どうしてこんな話題を延々申し上げているのかといえば、最大野党である立憲民主党で昨日、枝野幸男氏が代表を辞任し、これから代表選が行われる(らしい)からです。

これについては昨晩、産経ニュースが記事にしています。

立民代表選、グループの動向焦点 統制弱く神経戦に

―――2021/11/12 20:32付 産経ニュースより

産経ニュースによると、自民党の「派閥」とは異なり、立憲民主党の「グループ」は最大でも30人に満たず、また、議員が複数の「グループ」に所属することもあるなど、「グループ」としての統制力が弱いため、「出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保や多数派工作に向け、候補者間の神経戦が激化しそう」だとしています。

実際、産経は立憲民主党内で、19日の告示に向けて複数のグループが動き出した、などとして、これらのグループの動きを伝えているのですが、正直、記事を読んでも各グループが有権者に訴えかける「争点」がいまひとつ印象に残りません。

これは、産経ニュースの記事の書き方が悪いわけではなく、どちらかといえば、実際に現在の立憲民主党内が有権者の方を向いていないからだ、という気がしてなりません。

そもそも国会議員の本業は法律を作ることであり、そのためには外交、安全保障、国内経済など、現在の国政の課題には通暁(つうぎょう)していなければなりません。

それなのに、産経の記事に書かれているのは、「2017年の旧立憲民主党結党時の生え抜きメンバーを擁立すべきだ」だの、「女性候補者の待望論がある」だの、はたまた「旧民主党のイメージを脱却できる代表を選ぶべき」だのといった具合に、とにかくイメージが先行しているようにしか見えないのです。

くどいようですが、おそらくは多くの有権者が求めているのは「具体的な料理」であって、自民党の悪口でもなければイメージでもありません。

こうした点において、どうも立憲民主党の代表選びには不安しかない、というわけです。

政治家は情報発信を、有権者は情報収集を!

立憲民主党のための「代表像」

さて、まことに僭越ながら、当ウェブサイトでは、勝手に「立憲民主党のための代表」像を提示してみたいと思います。

当たり前の話ですが、もしも真っ当な方法で、次回の参院選で勢力の維持・拡大を図ろうとするならば、まずは政策をちゃんと語ることができる人物が代表に就任すべきでしょう。

たとえば、税制をどうするのか、社会保障をどうするのかといった制度設計の問題にしてもそうですし、経済政策、外交・安全保障政策にしてもそうです。代表が自身のことばで、現在の日本の課題が何であって、有権者が抱いている不安、それに対する自分たちなりの処方箋を、ちゃんと提示してほしいと思います。

あるいは、いきなりそこまで述べるにはハードルが高いというのであれば、もう少し地に足が付いた議論として、たとえば昨今話題の国政上の課題について情報発信をしている人、ということでもかまいません。

このあたり、当ウェブサイトでは『利権構造にヒビが入り、給付金議論がさっそく活性化へ』でも紹介しましたが、日本維新の会の副代表でもある吉村洋文・大阪府知事、国民民主党の玉木雄一郎代表などは、ご自身でツイッターなどを使って情報発信をなさっています。

メディア利権の崩壊で国政が良い方向に動き出すわけ10月末の衆院選は「官僚、メディア、野党議員」という「鉄の利権トライアングル」にヒビを入れたという意味で、大変に有意義なものでした。そのうえで、日本の政治が良い方向に変わる兆候が、さっそく出て来ました。『財務省の言いなり?給付金に年齢制限や所得制限を検討』でも紹介した「制限給付金」案報道に対し、2つの野党から批判が出てきたことと、高市早苗政調会長自身もこれを否定する発言を行ったことです。利権トライアングル官僚・メディア・野党議員という鉄のトライア...
利権構造にヒビが入り、給付金議論がさっそく活性化へ - 新宿会計士の政治経済評論

自民党・公明党がさまざまな条件を付けた給付金で有権者からの批判を浴びている今日この頃、立憲民主党としても存在感を主張することができるとすれば、やはり給付金でしょう。

「もりかけ・さくら」などのスキャンダルを追及している暇があれば、もう少し現実の課題に目を向けてみても良いのではないでしょうか。

政治家のツイッター利用

さて、「情報発信」という話も出たので、最後に、立憲民主党代表選の話題から少し離れ、政治家のツイッター利用についても個人的な見解を述べておきます。

枝野幸男氏自身もたしかにツイッターのアカウントをお持ちではありますが、フォロワー数は昨日時点で18.6万人であり、玉木雄一郎氏の17.7万人より少し多いくらいで、党の所属議員数を考えたらフォロワー数があまり変わらないというのもいかがなものかと思います(ちなみに吉川洋文氏は118.6万人だそうです)。

【参考】主要政治家のツイッター・フォロワー数
政治家(敬称略) フォロワー数 アカウント名
菅義偉 48.8万人 @sugawitter
安倍晋三 229.8万人 @AbeShinzo
岸田文雄 42.0万人 @kishida230
麻生太郎 995人 @Aso_Taro
河野太郎 240.3万人 @konotarogomame
吉村洋文 118.6万人 @hiroyoshimura
玉木雄一郎 17.7万人 @tamakiyuichiro
枝野幸男 18.6万人 @edanoyukio0531
Shinjiro Koizumi 1.3万人 @shinjirokoiz
村田蓮舫 52.7万人 @renho_sha
小池百合子 92.2万人 @ecoyuri

(【出所】著者調べ)

ちなみにツイッターなどの情報発信は、一般にはイケメン・美女の方が有利とされていますし、おそらく多くの方が「この人はイケメン」などと認めている(らしい)吉村氏の場合は、顔面だけで得をしているという可能性は否定できません。

レジ袋を見るたびに小泉さんを思い出す

ただ、同じく多くの方が「イケメン」だと認めている(らしい)小泉進次郎氏の場合、「なぜか」英語でしかツイートを発信されていらっしゃらないようであり、この方が何かツイートをするたびに「なんで日本人の政治家なのに有権者でまともに日本語で情報発信できないのか」などと「炎上」なさっているようです。

最近街中で、コンビニなどで買ったと思しき商品を直接手に持って歩いている人たちをよく目にするようになったという方も多いのではないかと思いますが、そのような姿を見たら、環境省というどうしようもない役所とともに、小泉進次郎氏の顔を思い出す有権者も多いでしょう。

いずれにせよ、有権者は、意外と「見た目」よりも発信する情報の内容でその政治家のことを判断するのではないか、というのが著者自身の主観的な意見なのですが、このあたりは今後、各政治家の行動次第、といったところだと思います。

そして、我々有権者の側も、もっと政治家の発信する内容に関心を持つべきでしょうし、インターネット化する現代社会ではそれも可能ではないかと思います。

すなわち、政治家には、もっと情報発信をしていただきたいのと同時に、有権者には、もっと情報収集をしていただきたい、というのが本日の結論です。

当ウェブサイトの読者の皆さまに政治家の方がいらっしゃれば「情報発信」を、政治家以外の方には「情報収集」を、くれぐれもお願いしたいと思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (31)

  • >「グループ」としての統制力が弱い
    党全体が、分裂、合流を繰り返して来た、烏合の衆、選挙互助会という事だと思います。
    誰が党首になろうと、弱体化は逃れられず、分裂に繋がる可能性もあり得るでしょう。
    党首選そのものが、リスクニダ。

    • 日本がお手本にしている(というより、日本の教科書に民主主義のお手本として載っている)アメリカ型民主主義は党のまとまりは日本ほど強くないけどね

      • それでも、大雑把に言えば、共和党は小さな政府指向、民主党は大きな政府指向という政策上の方向性があるけど、立憲民主党には「自民党ではない」というポジションしかないという根本的な差があるけどね。
        党内ですらまともに政策論争を行わない立憲民主党が、代表が誰であろうが、党としての政策を語れるようになるとは到底思えないな。

    •  更新ご苦労様です。
       立憲民主党は、間違いなく急速に衰退していくと思います。その理由として、国会での週刊誌片手に持ったゴシップ追求型の国会質疑、支持者・運動員の高齢化、さらに、共産党が嫌いな支持母体である連合の不支持、まともな政策が出てこないなど、プラス要素が見当たらないことからも間違いないと思います。
       個人的には、来年夏の参議院選までに行われであろう、憲法審査会での対応に尽きると思います。まともな論議ができないから、反対では、スピード感が必要なこの国難は乗り切ることはできません。自分は年寄ですが、若者たちに、何とかこの素晴らしい日本を残してあげたいと思っています。

      • しげ様

        >若者たちに、何とかこの素晴らしい日本を残してあげたいと思っています。

        河井酔茗のゆづり葉を思い出します。

        「世のお父さん、お母さんたちは
        何一つ持つてゆかない。
        みんなお前たちに譲づつてゆくために
        いのちあるもの、よいもの、美しいものを
        一生懸命に造つくつてゐます。」

        年長者の責任ですよね。

  • 旧社会党の遺伝子が脈々と息づいている「何でも反対」のイデオロギー政党。
    与党の批判ばかりしているから政権担当能力があるのかと思ってやらせてみたら「何にもできない」
    同じ参議院選挙で当選した石原慎太郎と青島幸雄。石原は政権党、青島は政権批判。両者とも最後は都知事になったが石原は都職員をしかりつけ、青島は都職員のいいなり。
    何か似てない?

  • 麻生氏がtwitterアカを持ってるとは知りませんでした。
    早速何を喋ってるのか見ようとしたら、「凍結」されてて爆笑でした。

    https://twitter.com/Aso_Taro

    麻生節はtwitterじゃアウトなんでしょうねぇ。

  • 独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、素人が舞い上がってしまうので)
    (もちろん立憲民主党だけでなく、自民党も例外ではありませんが)党首交代は、今までの方法を変えるための手段ではないでしょうか。もちろん、変えた結果が良くなるとは限りませんが。(「そんなことが出来るか」と言われれば、それまでですが)今までの方法を否定することが出来れば、今の党首のままでもよいのです。(だから、今までの方法を続けたい共産党は、選挙で負けても党首交代がないのです)
    蛇足ですが、立憲の新党首が、どんな人物になるのかを、一番、気にしているのは自民党なのかもしれません。
    駄文にて失礼しました。

    • すみません。追加です。
      日本の政治家も、Twitterをやっているということは、マスコミを介さずに国民に自分の意見を伝えられるということです。できれば、外国にもマスコミを介さずに、(出来れば外国語で)伝えてもらいたいものです。

  • 時代に合わない押し付けの家訓を護り、泥棒を呼び込んで家は護らず。

    変わらないと思います。

  • > 日本共産党食堂に行けば、出て来るのは料理ではなく毒物かなにかであり、そもそも食べ物ではありません。

     最後は客自身が食い物にされるのがオチ、を付け加えるともっといいですね。まさに「注文の多い料理店」。

    > この「食堂」のたとえ話

     結構前から各所で使われているからわかりやすいのでしょうね。
    「福田料亭、中曽根レストラン、小渕飯場」とか「社民党はオムライス!」とか。

    > 枝野幸男氏自身……いかがなものかと思います

     笑劇……もとい衝撃の事実です。

    枝野幸男 18.6万人
    志位和夫 19.4万人
    福島みずほ 22.9万人

     政権交代を狙うなら無党派層を含め幅広い層に発信しないといけないのに、古くからの支持者にしか目が向いてない下二人にも負けてますね。枝野氏の情報発信がいかにテレビ新聞へ依存していたかがわかります。女子高生に「枝野、誰?」と言われるのはごもっとも。

    > 「なぜか」英語でしかツイートを発信されていらっしゃらないようであり

    英語で発信する事自体はいいと思いますよ。英語発信のできる人が少ないのが日本の政治家の弱点ですし。日本語の発信はアメブロでやってますからそれでもいいでしょう。
     問題なのは、次の2点。

    1、誰に向けた発信なのかが不明確である事

     外国人に向けるつもりなら紹介文にそう書くべきです。日本の有権者に向けてるならわかりやすい日本語で書くべきであり、悪手です。

    2、英語であっても何が言いたいのかさっぱりわからない事。

     無駄に長い文が多過ぎ。もっと簡潔、明確に。Twitterの強みを活かせてません。だから進次郎構文といじられるんですよ。その点、トランプ前大統領や河野太郎前大臣は上手でしたね。

    > 有権者には、もっと情報収集をしていただきたい

     おっしゃる通りです。しかし自ら情報収集をしようとする有権者は多くありませんし、今後も増えないでしょう。
     だから発信者がやかましいくらいにどんどん発信していき、宣伝合戦に持ち込む事で、有権者に嫌でも情報を耳に流し込ませる事ですね。古くは織田信長の「雑賀攻め」、現代ならアメリカ大統領選挙での中傷CM合戦、いわゆる「空中戦」のように。

  • 立憲に誰が居るかわからないので、どの人が代表に相応しいか解りませんので
    立憲民主党と共産党で合同党を結成し、志位代表が合同党の代表に
    なれば、共産党との共闘を強化する事ができ、有権者の皆様も
    どういう等なのか、ハッキリしてよいと思います。
    志位代表が立憲民主党・共産党の代表に就任する事になります。
    代表選挙なんてものは、共産党の中にありません。

  • 彼らが極めるべき術は、政策提言(ノウハウ)。
    彼らが極めてきた術は、政策批判(ノーハウ)。

    外部招聘でもしない限り、変われっこないのかと・・。
    (いい方に変わるとは限らない)

    • know-how / No how と書かないと分かり難いかと。

      それにしても9月10日に配信された
      "発表しない方がマシだった?立憲民主党の政権「公約」"程度の事しか
      「考えられない」人たちですから、代表選で何を競い合うことになるやら。

  • 前どこかで書いたかもしれませんが、少量の毒は良薬になると思ってます。ただし、多く取りすぎると死んでしまいます。
    そういう意味で私は、共産党は、少量(少人数)であれば、良薬になるんじゃないかと思ってます。
    (共産党は絶妙な(?)毒入りレストラン)

    うろ覚えですが、自民党が原発利権ゴリゴリの時でも、共産党は激しく安全性を追求していたように思います。
    なので、共産党は10名程度の議員数をこのまま保ってもらえればいいんじゃないかと思います。

    立憲民主党?早く地球上から消滅してください。(願望)
    ってか、代表変わったら、そのうちまた、分裂するんじゃないかな。

    • マスオさん

      ご意見はその通りだと思いますが、今回の選挙、共産党の組織票でかろうじて生き延びた立件議員は、もう共産党の意のままでしょう。

      共産党の実質的な議席数は今や立件を吸収して100議席になんなんとしているのではないでしょうか。

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