コロナ禍の混乱の責任は菅総理ではなく日本国民にある
河野太郎・行革・ワクチン担当大臣は7月31日のインターネット番組で、希望する国民へのワクチン接種が一巡するまでの目処として、堅めに見積もって約70日というスケジュールを示しました。このスケジュール自体、当ウェブサイトでこれまで「ワクチン接種記録システム(VRS)」のデータを分析するなかで出て来た予測と比べ、細かい点で相違はあるものの、大筋ではほぼ一致しています。問題は、「感染爆発」に「ワクチン接種」が間に合うかどうか、でしょう。
目次
ワクチンはかなり順調!
ワクチンは毎週1000万回
これまで何度となく紹介してきたとおり、当ウェブサイトとしては、1日当たりのワクチンの接種は平日で130~150万回、休日でも80~100万回前後は進んでいると考えています。
そう判断する理由は、政府が運営する「ワクチン接種記録システム(VRS)」のデータを「事後的に」分析してみると、とくに7月に入って以降、7~8日ごとに総接種回数が1000万回ずつ増えていることが確認できるからです(図表1、ただし、休日を挟んだ場合には若干ペースが落ちるようです)。
図表1 ワクチン接種実績データ
区分 | 達成日 | 累計接種回数 | インターバル |
---|---|---|---|
1000万回達成 | 5月21日(金) | 10,319,277 | |
2000万回達成 | 6月4日(金) | 20,230,761 | 14日 |
3000万回達成 | 6月14日(月) | 30,190,057 | 10日 |
4000万回達成 | 6月23日(水) | 41,301,157 | 9日 |
5000万回達成 | 6月30日(水) | 50,702,482 | 7日 |
6000万回達成 | 7月8日(木) | 61,275,566 | 8日 |
7000万回達成 | 7月15日(木) | 70,664,084 | 7日 |
8000万回達成 | 7月25日(日) | 80,832,191 | 10日 |
(【出所】本日時点で取得したVRSオープンデータをもとに著者作成)
VRS生データのダウンロード方法
- 次の文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと、その時点の最新データが取得可能
https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson
- 上記文字列のうちの「latest」以降の部分を「{dt}/prefecture.ndjson」(※)に変えると過去データの入手が可能(※なお、{dt}は「yyyy-mm-dd」形式で日付を入力。たとえば「2021年7月11日時点のデータ」なら、{dt}の部分を「2021-07-11」に変換)
ワクチン接種実績の入力について
ただし、「事後的に」と申し上げる理由は、当ウェブサイトでは6月頃から指摘しているとおり、各自治体によるワクチン接種後のVRSへの入力が、大変に遅延しているからです。上記図表1に関しても、おそらく1週間後に同じ図表を作成してみると、各回の達成時点も、さらに前倒しになるはずです。
実際、河野太郎行革担当相は6月23日の会見で、「VRSの入力が遅れると、その自治体に在庫が積み上がっているように見えてしまい、政府としてはそれがリアルな在庫なのか、入力遅れのための在庫なのかがわからない」と指摘しています。
そのうえで、河野氏は次のように、「なるべくリアルタイムに近い形でVRSへの入力を」と呼びかけているのです。
「VRSの入力にかかる人件費について、もしアルバイト等にお願いをするということであるならば、人件費については国が全額お支払いをする。自治体においては遠慮なく人の手当をしていただいて、なるべくリアルタイムに近い形でVRSへの入力をお願いしたい」。
6月23日の時点で、国からこうハッキリとしたメッセージが出ているにも関わらず、いまだにVRSへの入力がリアルタイムになされていない自治体が多いというのは、なかなか理解に苦しむ点です。
最近流行の表現を使うならば、「コロナワクチンの自治体ガチャ」、といったところでしょうか。
東京都23区の事例だと、革新系の某氏が区長を務めている某区の接種実績が非常に悪い、という情報を小耳に挟みます(※ただし、このあたりについては残念ながら、当ウェブサイト的にもなかなか調べ切れていないところですが…)。
いずれにせよ、最近、一部の自治体でワクチン接種予約が中止に追い込まれる事例などが相次いでいるようですが、「VRSへの入力が著しく遅延していて開き直っている自治体」(『松井一郎大阪市長がVRS未入力の事実を認め開き直り』等参照)などで在庫把握が混乱している、というのがおそらくその原因でしょう。
いずれにせよ、現在のペースを維持すれば、ワクチン不足さえ発生しなければ、8月中に4500~5000万回ほど接種実績が積み上がり、累計接種回数は1.3~1.4億回に達するでしょう。また、9月末だと1.7~1.9億回、というわけです。
現時点で9000万回を超えている?
もっとも、コロナワクチンの接種状況については、本日時点で公表されたデータに基づいてあらためて分析してみると、昨日時点で、すでに9000万回を超えている可能性が濃厚です。
まず、日別のワクチン接種実績そのものに関しては、相変わらず、直近分が大きく落ち込んでいることが確認できます(図表2)。
図表2 日別接種実績(医療従事者等以外)
(【出所】本日時点で取得したVRSデータをもとに著者作成)
このグラフだけを見ると、「これまでだいたい1日120~140万回で推移していたのに、東京五輪開会式のあった4連休前後から接種が滞り、ついに先週は1日100万回を大きく割り込んだ」、と読めてしまいます。
もちろん、こうした読み方は、おそらくは間違っています。
というのも、たとえば昨日時点で取得したデータと本日時点で取得したデータの「増分」で見れば、接種回数は140万回近くに達していますし、同様に、「公表日ベース」で比較していくと、平日はおおむね150万回前後(酷いときには250万回)も増えているのです(図表3)
図表3 VRSデータの「増分」の推移(医療従事者等以外)
(【出所】日付別に取得したVRSデータをもとに著者作成)
しかも、この回数は「医療従事者等向けの接種」などの実績を含まない、VRSだけのデータです。
そして、こちらの「増分」ベースで見た方が、先ほど図表1で申し上げた、「事後的に見た接種回数の分析」と整合している、というわけです。
そのうえ、「相変わらず、過去にさかのぼった入力が多い」ということは、「相変わらず、現時点で未入力の接種回数がかなり積み上がっている」という意味でもあり、これについては少なく見積もって200~300万回分、下手をするともっと未入力のものが残っていると考えて良いでしょう。
あと2ヵ月で完了?
高齢者接種はほぼ完了
実際、本日取得したVRSデータに基づけば、総接種回数は8700万回を超えていることが確認できます(図表4)。
図表4 接種実績
区分 | 接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 87,341,074 | |
うち1回目 | 50,345,335 | 39.60% |
うち2回目 | 36,995,739 | 29.10% |
65歳以上合計 | 57,480,249 | |
うち1回目 | 30,597,295 | 86.22% |
うち2回目 | 26,882,954 | 75.76% |
医療従事者等合計 | 12,253,527 | |
うち1回目 | 6,520,704 | ― |
うち2回目 | 5,732,823 | ― |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。ただし、VRSデータについては8月2日時点で取得した8月1日までの接種実績、医療従事者等については7月30日時点で取得した7月29日までの接種実績。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、全体接種率は累計接種回数を1億2712万8905人で割って求めたもの。「医療従事者等」については算出していない)
しかし、先ほど申し上げた「200~300万回分の未入力」という状況を踏まえるならば、8月1日の時点で、ワクチン総接種回数は9000万回に達した可能性が非常に高いのではないでしょうか。
また、65歳以上の、いわゆる「高齢者」に対する接種実績も、1回目で86.22%、2回目で75.76%と計算されていますが、同じ理由により、現実にはすでに高齢者に対する2回目接種は対象人口の80%に達していると考えて良いでしょう(図表5)。
図表5 接種率の推移
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成)
残り全国民に行きわたるまで2ヵ月少々
そうなると、今後は「12歳以上・64歳以下への接種」がどのくらいのペースで進むのかが気になるところです。
ここで、『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】によれば、15歳から64歳までの人口は7612万2894人、10歳から64歳までの人口は8159万6508人だそうですが、ざっくり対象者が8000万人だったと仮定します。
高齢者の場合は、対象人口のだいたい85~90%がワクチン接種を受けた計算ですが、若年層のなかにはワクチンを接種しないという人も相応にいると考えられるため(※著者私見)、仮に目標ワクチン接種率を80%と仮定しましょう。
すると、この8000万人の80%、すなわち6400万人が2回接種を受けるためには、ワクチンを1億2800万回接種する必要があります。
ところが、先ほどの図表4のデータに示した総接種回数(8734万1074回)から65歳以上(5748万0249回)を引いた2986万0825回(うち1回目が1974万8040回、2回目が1011万2785回)については、すでにこの64歳以下の層に対して接種が終わっている計算です。
(※厳密には、医療従事者等のなかに65歳以上の人が紛れているので、この計算は若干不正確ですが、ここではあくまでも「ざっくりとした人数」を計算しています。)
というわけで、本日以降、9813万9175回接種すれば、この「対象者全体の8割に対する接種」が完了する、という計算です。
1日当たり130万回の接種が行われると仮定すれば、必要な日数は75日ですが、これが1日当たり150万件であれば、必要な日数は65日に圧縮されます。
また、現実には「接種済だけれども未入力」という事例がかなり存在していると考えられるため、先ほど述べたとおり、その回数が300万回だったと仮定すれば、スタートがかなり変わってくる、というわけです。
マスコミさん、河野太郎大臣がちゃんと説明していますよ!
ではなぜ、こうしたロジックを政府がちゃんと説明しないのでしょうか。
これもあえて当ウェブサイトの私見で「暴論」を述べさせていただくと、「政府がこうしたロジックを説明していない」のではなく、新聞、テレビを中心とするマスメディア(あるいは「オールドメディア」)がちゃんと報じていないだけの話です。
じつは、上記のロジックと、細かい数値は異なるものの、ほぼ同じような説明を発見しました。
【河野太郎のLIVE配信】たろうとかたろう
―――2021/07/31付 YouTubeより
動画サイト『YouTube』に河野太郎氏自身が出演している動画がありました。
忙しい方は動画の24分00秒以降、5分間ほど視聴していただければ良いと思いますが、河野氏は「対象者の8割が9月末までにワクチン接種できるよう、ワクチンは十分に入ってくる」として、次のような数値を出します。
- 高齢層を除くワクチン接種対象者…7500万人(①)
- 接種率が80%だった場合…6000万人(②=①×80%)
- ②のうち、すでにワクチン接種を終えている人…1800万人(③)
- まだ接種を終えていない人…4200万人(④=②-③)
- 現在の1日当たり接種回数…120万回(⑤)
- ⑤のうち1回目接種回数…60万回(⑥=⑤÷2)
- ③のうち、1回目接種が完了するまでの日数…70日(⑦=④÷⑥)
当ウェブサイトで弾き出している数値と微妙な違いはあり、また、当ウェブサイトは「対象者がざっくり2回目を打ち終えるまでに75日」、河野氏は「1回目接種を終えるまでに70日」と述べているという点などに細かい違いはありますが、堅めに見積もってだいたい2ヵ月あまりで一巡するという点においてはほぼ一致しています。
そして、河野氏は放送中、しきりに「現在はワクチン不足ではない」、「9月末には確実にワクチンが入ってくる」、などと強調しているのは、あくまでも供給と需要のバランスを見たうえで、適正なペースでの接種を求めているだけの話だと解釈するのが妥当でしょう。
その意味で、河野氏の発言は、少なくともここ数ヵ月で見る限り、まったくブレていないのです。
コロナ禍はメディア禍
さて、この新型コロナウィルス、武漢肺炎について感じるのは、新聞やテレビなどのマスメディア(あるいはオールドメディア)が過度に「感染」を報じるなど、恐怖を煽るための報道を続けた結果作り上げられた人災、という側面が強い、ということです。
『陽性者を感染と呼ぶNHK:コロナ問題はメディア問題』などでも報告したとおり、新聞、テレビは連日のように、コロナ「新規陽性者」を「感染者」と呼び替えたうえで、「感染者が急増している」などとして、東京五輪への恐怖を煽って来ました。
さらに、某大手新聞社が「社としては公式スポンサー」でありながら、社説では五輪中止を求め、さらには五輪を大きく上回る大規模スポーツ大会である高校野球を強行するとの姿勢を示した、という椿事まで発生しました(『「五輪はダメだが高校野球はOK」の首尾一貫性のなさ』等参照)。
もっとも、その朝日新聞系のウェブサイト『アエラドット』は今年6月、立憲民主党と日本共産党は「ワクチンの認可を遅らせたポンコツ」と批判する記事を掲載していますが、これら野党の存在も、コロナ禍の混乱に拍車を掛ける役割を果たしたのではないでしょうか。
菅首相は戦犯に間違いないが、立憲、共産党もポンコツ過ぎたワクチン国会〈dot.〉
―――2021/06/17 18:36付 Yahooニュースより【AERA.dot配信】
こうしたなか、「そのNHK」に昨日、こんな記事が出ていました。
新型コロナ感染経路不明 多くがリスク行動 医師グループ
―――2021/08/01 14:33付 NHK NEWS WEBより
これによると、国立国際医療研究センターの森岡慎一郎医師らのグループが、今年6月末までの約1ヵ月間で新型コロナに感染して入院した20歳以上の患者のうち、感染経路が不明とされた22人に対し、発症前2週間の行動を詳しく聞き取ったところ、次のような行動が判明した、とするものです。
- 「およそ3分の2に相当する14人は、友人など複数での会食や大人数での誕生会、マスクなしで室内での音楽ライブ参加など、感染リスクが高い行動を取っていた」
- 「マスクを着用せずに、仕事の後で職場で会話していたケースもあった」
報じたメディアがメディアだけに、鵜呑みに信じて良いのか、という点はありますし、こういう研究結果については報道機関に報道させるのではなく、できれば国立国際医療研究センター自身が直接、国民に対してわかりやすく発信して欲しい、という気がします。
いずれにせよ、現在の新規陽性者数の急拡大をもたらしているのは、政府によるコロナ対策の不備では決してなく、むしろ政府にロックダウン等の強力な権限を与えることを許していない法律と、そのような法律を制定するのを難しくしている日本国憲法、そして憲法を頑なに変えさせない日本国民の態度です。
だいいち、ワクチン接種がせめて2ヵ月早く始まっていれば、と思うと、野党やマスメディアの行動が現在の日本にとっていかに有害であるか、そしてそれらを見抜けなかった私たち一般国民がいかに「ポンコツ」か、あらためて意識しなければなりません。
いずれにせよ、コロナ禍について、まず真っ先に憤りを向けるべきは、菅義偉総理大臣に対して、ではありません。憲法を変えられない、そして改憲を阻止する立憲民主党や日本共産党に議席を与え続けている私たち日本国民自身のふがいなさにこそ、向けられるべきでしょう。
View Comments (25)
「日本なんかさざ波」だったのに波が高くなってきましたね。
すでに1日10000万人を超える陽性者。ここまでくると感染爆発も視野に入ってくるのでは?
へらへら笑って酒飲みながら「またかよ~」と言っている20、30代、どのように行動が変わるのか、変わらないのか。
やっぱりさざ波だったんですね。
> すでに1日10000万人を超える陽性者。
初耳です
さっさと訂正を出しましょうよ
今日の日経朝刊によれば国内での陽性者の増加は10177人でした。うち東京3058,埼玉899,神奈川1258,千葉767 首都圏だけで5,982人(全体の58.8%)でした。
すいません、10000万人ではなく、10000人でした。
1日10000万人!?
話しは聞かせてもらった!
日本は滅亡する!!
sqsq様
1日10億人を超える陽性者 解ります。
偉大なる宗主国様の事ですね。
それで、入出国制限から完全なる入出国を取止めにしたんですね。
ホレボレします。
全体的に見れば2ヶ月で完了でも、埼玉県坂戸市では予約さえ出来ず、メールで問い合わせてもなしの礫です。
同意。
自治体の集団接種は完全停滞中、60才以上を始めてから1カ月予約停止中。60以上に丸2ヵ月以上かかっている計算、なので残り全部を2ヵ月で、と言われてもとても信じがたいのです、ぐすんw
SSRの確率が絞られて出なくなっている!
(根拠は俺環で出ないから)
メーカーが操作していないと言っている?
他ユーザーはちゃんと出ている?
そう言われてもとても信じがたいのです。
河野大臣のブレない説明には安心。(その事実をわかりやすくまとめてくださったブログ主様に感謝。)
一方で、英米の研究機関や公的機関の発表したデータによればデルタ株は水痘と同程度の基本再生産数(6~8)と極めて感染力が高いとのと。今月は東京都はじめ日本全国で感染がこれまでの数倍まで拡大し都内で1日当たり1万人超、全国で3~5万人超の可能性もあり、予断は許さない状況であるのも事実。
自分自身も含めて個々人ができる感染予防はしっかり行うことを維持しつつ、粛々とワクチン接種をすすめながら、日常生活を続けていけば、重症者や死者がどう推移するのか、その年齢構成や疾患有無、ワクチン接種有無等のデータ、医療現場への負荷などがどうなるのか、今月末にはある程度の結果が出て今後の道筋が見えてくるとおもいます。皆さんあとひと月踏ん張りましょう。
国や地方の研究機関が、大衆向けに報道する事は非常に難しいのです。
新聞やTV等にお願いして報道する事になるのです。
ところが、報道機関の職務を忘れキャッチーな反対報道や
報道機関サイドの思惑を絡めて報道するから、受取側の大衆が混乱するのです。
せめてNHKがまともなら問題が無いのですが、近頃ではNHKの報道さえ
アサヒ新聞バリが多く~参考にして良いか解らない状態です。(除く暇ネタ)
>>国や地方の研究機関が、大衆向けに報道する事は非常に難しいのです。
今でこそWebサイトを使って国民が直接情報を受け取れる仕組みが出来ましたが、それでも国民の側が意識的に取りに行かなければ折角の情報も届かないですからね...
やっぱり"報道の自由"とは切り離した国営放送が必要かと。民放や慌恐放送は政府・自治体や公的機関が発信する情報の伝達から解放され、より自由に情報発信できるのは悪い話ではない、はずです。
肝腎のワクチンですが、勤務先では「親父が2回目なので付添い休暇」から「自分が打ってきた」のフェーズに移ってきました。私も早く接種したい気持ちはありますが住んでいる自治体が違い自分のほうは予約が始まっていません。とはいえ"多量に横流しする輩"がでなければいずれは回って来るので、当面はアンチ集近閉に努めます。
ご紹介頂いたデータを自分なりに解析してみました、最新データーから遡った過去の接種日(ほぼバックデータは反映されている)の1日当たりの接種回数をみると5月連休以降右肩上がりで増え、100万回を超えたのが6月15日、120万回を超えたのが6月22日、それ以降は4連休まで順調に120万回以上で推移し、143万回を達成した日もあります、それ以降はバックデータが反映されてませんので120万回を維持しているかどうかはバックデーター次第です。
また、翌日発表分の7月度の一日の平均接種数は63万回、8月1日発表データから遡った7月分の一日の平均接種数は113万回です、したがって1日当たりのバックデーターは平均50万回となります(7月末のデーターにはバックデーターが反映されていませんが)。
おおよそ半数近くのデーターが翌日発表では反映されていないことになります。
また、バックデータが反映されるのはおおよそ5日後あたりですので新宿会計士さんの見積もった未入力回数とほぼ合います。
8月連休もございますので8月の平均接種回数は120万回は行かないと思いますので9月中に8割接種は難しいのかなと感じております。
何とか当方も予約が取れました。9月末には抗体完成予定です。一週間一千万回!実に慶賀の至り。
ようやく一回目接種の予約が取れました。とは言え、まだまだだいぶ先の話です。居住地自治体の事務処理能力から考えたら、まあ、こんなもんなんでしょう。とりあえず、9月中には二回目まで接種が完了しそうです。やれやれ。
まだ暫くは様子を見る必要がありそうですが、そろそろお出かけの計画を練り始めましょうかね。
今日は空港近くの某市で午後から勤務です。
接種予約が取れない?何ででしょう?
院長にさっき確認したら、来週の予約は取れないけど16日からの週は取れますよとのことです。
今週も一日6バイアルで週36バイアル、220人以上接種出来てます。
因みにファイザーです。自治体ごとの差なのでしょうか?確かに菅さんや河野さんの責任には出来ないかなあ。習志野市みたいに最初からバンザイして市民に東京の大規模接種を勧めていた自治体もあったのだし。明日行く港町は、行政がのろくてウロウロしているからそんな感じなのでしょうか。
予約が取れないのは供給不足ではなく、65歳以上の接種が一段落つき、64歳以下の接種が本格的に始まったことで一時的に希望者が超過し、高齢者接種が始まった状況と同じことを繰り返したのではないでしょうか?
穿った見方をするとこのような状況見越して64歳以下の接種が始まる直前で供給不足キャンペーンをおこなったにではと勘ぐってしまいます。
自分は今日接種してきて二回目も予約が取れてるから割と安心してる
今はニートだから外に出る機会かは相当少ないしね
ワクチンは普通に痛かったけど許容範囲内でした
>東京都23区の事例だと、革新系の某氏が区長を務めている某区の接種実績が非常に悪い、という情報を小耳に挟みます
ひょっとして,特別区第二位の広大な面積とと政令指定都市並みの人口とを誇るS区ですか.
あそこの区長はどうしようもないほど無能ですからね.欧州やアメリカなどでPCR検査をむやみやたらと行っても感染防止には何の役にも立たないと実証されてからも,ド革新系で独善的ななS区長さんは区民向けの大量のPCR検査(確か無料だとか)を行うという主張を引っ込めず区議会で強引に通してしまって,23区でも最悪の感染者数を弾き出すために多額の区の予算を浪費したとか.
その上,S区長さんはその独善さ故か否かは知りませんが,医師会とも犬猿の仲状態だとか小耳に挟みますし.そのお蔭で,練馬区などは当初から医師会と上手に連携してかかりつけ医で接種可能だったのに,医師会と犬猿の仲の区長のS区では,「接種に協力しますよ」と手を挙げる開業医がいるにもかかわらず,当初は開業医を全く接種にかかわらせないという方針で高齢者接種をスタート.
その結果,高齢者接種が開始されたその日か翌日ぐらいに予約した人でさえ接種日は予約開始から2ヵ月以上も先になってしまったという事実を,S区民で前都知事の舛添さんやテレ東の某ニュース番組のコメンテータ(確か日経新聞の論説委員か何かで,これもS区民)に大々的にバラされたら,慌てて大規模接種会場を設定して接種予定をずっと前倒しにしたという話も聞きました.
更に下の世代への接種も始めるとなったら流石に医師会の助けを借りないと無理だと区長も観念したのか,最近はかかりつけ医によるワクチン接種も始まっていると聞きます.
本当に明石(を始めとして少なからずの兵庫県の市)といいS区といい革新系の首長がやっているところはトンデモ状況に陥ってますね.これだけでも現実を見ようとせず独善的な理念を何よりも優先させる殆どの革新系の首長は無能で,首長として選んではならないというのが良く分かります.
そういえばどこかの国の元首も現実を見ず独善的な主張を繰り返して,ほぼすべての国々との外交も国内経済も見事に破壊し尽くしているようですね.そういう独善主義者に国を委ねて禍を自ら招く愚かな真似は他山の石として,日本国民は今後の総選挙では二度と10年弱前の大失敗を繰り返さないようにしなければ.