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「中国は過剰な対応を取らないで」と懇願=韓国紙社説

先週の米韓首脳会談で共同声明に「台湾海峡安定」などの文言が入ったことを受け、中国が反発している、とする話題は、『米韓首脳会談は「建国以来最大の外交敗戦」=鈴置論考』などを含め、これまでにも当ウェブサイトで紹介したところです。こうしたなか、韓国メディア『ハンギョレ新聞』に、非常に卑屈な社説が掲載されていました。また、今回の米韓会談が韓国についての「敗北」との見方に対する異見についても、あわせて本稿で紹介したいと思います。

米韓首脳会談の「台湾海峡安定」の意味

現地時間5月21日、つまりちょうど1週間前に実施された米韓首脳会談と、それに伴う米韓共同声明に関する話題については、先日の『日本との比較で考える:米国の韓国に対する扱いの軽さ』や『米韓首脳会談は「建国以来最大の外交敗戦」=鈴置論考』などでも取り上げたとおりです。

そして、会談を受けた共同声明の内容は、「中国、東シナ海、香港、ウイグル」などには言及しなかったものの、「台湾海峡の安定」や「南シナ海」にはしっかりと言及しました。

この点、米韓両国が「中国」などを名指ししなかった理由は、韓国がそれを嫌がったからではないか、といった解説が見られるのですが、いずれにせよ重要なことは、日米首脳会談やG7外相会合などで名指しされた「中国」という単語が、韓国が関わったとたん、見られなくなるという事実でしょう。

これについては、「韓国は民族のDNAとして、中国を過度に恐れている」とする仮説と、非常に整合する事実です。

つまり、米国を含めた西側諸国が韓国に対し、「中国との対決」で「踏み絵」を迫っても、何だかんだ、ノラリクラリと逃げ回る理由も、結局はこうした「民族性」に求められるのではないか――。

長年、コリア・ウォッチングを続けていると、自然にこんな仮説を抱くようになるのではないかと思います。

THAAD制裁

いずれにせよ、韓国人が「中国を刺激する」という行動を、かなり恐れているフシがあります。実際、韓国人はつい数年前も「THAAD制裁」を喰らった立場にありますし、そうした苦い記憶は韓国人のDNAとも共鳴している可能性もある、というわけです。

ただ、これについて冷静に考えてみれば、「『中国』には言及しないが『台湾海峡』には言及する」、「『東シナ海』には言及しないが、『南シナ海』には言及する」、というのも、中国に対する配慮にしては、じつに中途半端に見えます。

中国政府の反応を見ていると、少なくともこれを「配慮」とは受け取っているフシはないからです。

たとえば中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)副報道局長は24日、「台湾問題は中国の内政で、主権や領土の一体性に関係し、外部勢力の干渉を許さない」、「関係国は台湾問題において言行を慎み、火遊びしないよう促す」、などと米韓共同声明を強く批判しています。

中国、米韓共同声明を非難 台湾言及に「火遊びするな」

―――2021年05月24日19時34分付 時事通信より

というよりも、「民族のDNA」として本気で中国を恐れているのならば、「台湾海峡」、「南シナ海」にまで言及したこと自体、韓国にとってはずいぶんと思い切ったことをしたものだ、という評価が出て来てもしかるべきでしょう。

ハンギョレ新聞の中国に対する卑屈な社説

さて、この話題に関連し、もうひとつ紹介しておきたいのが、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)に一昨日掲載された、こんな社説です。

[社説]「中国の報復」への過度な懸念より落ち着いた「韓中外交」を

―――2021-05-26 07:19付 ハンギョレ新聞日本語版より

普段、日本に対してはやたら高圧的な社説を掲げる韓国メディアのなかでも、とくに現在の文在寅政権に近いとみられるハンギョレ新聞ですが、普段の日本に対する論調に慣れている身からすれば、ちょっとあまりにも拍子抜けしてしまいます。

社説タイトルでは、①「『中国の報復』への過度な懸念より」という部分と、②「落ち着いた『韓中外交』を」という部分から構成されていますが、記事本文を読んでいくと、この①と②の「主語」が違うのです。

①の「中国の報復を過度に懸念するな」の部分に相当するのは、おそらく次の記述でしょう。

経済的に重要な隣国であり、北朝鮮核問題を始めとする朝鮮半島情勢に大きな役割を果たす中国との関係をうまく管理していかなければならないが、中国の報復に対する過度な懸念のために、韓国が自らの外交的な選択肢を制約することは望ましくない」。

つまり、ハンギョレ新聞は「たしかに中国は大事な国だが、その報復を過度に懸念するあまり、韓国は自らの外交的な選択肢を狭めてはならない」、などと主張しているのであって、その呼びかけの対象は韓国政府です。

しかし、②の「落ち着いた『韓中外交』を」の部分は、おそらく次の記述です。

中国も、韓国が中国の立場を考慮し、国際情勢について原則的な立場を示したという点を明確に認識し、過剰な対応を取らないでほしい」。

普段、日本に対して舌鋒鋭く理不尽かつ高圧的な要求をしてくるハンギョレ新聞が、中国に対してはこのように卑屈で懇願するような姿勢を取ることについて、思わず呆れてしまいます。

ただ、それより重要なことは、「落ち着いた『韓中外交』を」と呼びかけている対象が、この場合は中国に対してである、という点でしょう。

韓国メディアの報道を読んでいると「支離滅裂さ」を感じることが多いのですが、このハンギョレ新聞の社説に関しては、タイトルで主語が違う2つの呼びかけを同時に盛り込んでいることが、その「支離滅裂さ」の根本的な原因なのかもしれません。

「米韓外交は韓国建国以来の外交敗戦」への異論

ただし、冒頭でも示したリンクにあったとおり、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏は「韓国にとっては建国以来最大の外交敗戦」と指摘していますが、ここでは少しだけ、それとは違う見方についても紹介しておきたいと思います。

ときどき当ウェブサイトに優れたコメントを残してくださる「チキンサラダ」様というハンドルネームの読者の方が、今回の文在寅氏の訪米、「北朝鮮との関係改善」という視点を導入すれば、じつは大成功だったのではないか、という趣旨の指摘をされています。

それはズバリ、「対中関係と対北関係の交換」にあります。

つまり、「文在寅(ぶん・ざいいん)氏にとっての最優先課題は『北朝鮮』にあるのであって、『ワクチンスワップ』でも『対中関係』でも『韓日関係改善』でもなく、ましてや『自身の任期後の監獄送り』でもないのだ」、という仮説ですね。

つまり、文在寅氏にとっては中国について譲歩した代わりに、北朝鮮に対する表現を和らげること(たとえば「『北朝鮮の非核化』ではなく『朝鮮半島の非核化』と言い換える」、「シンガポール宣言の継承に含みを持たせる」、など)を米国に呑ませた、という見方です。

といっても、チキンサラダ様のコメントを読むと、おそらく文在寅氏にとっては米国が北朝鮮への態度を軟化させるとは本気で考えておらず、自身が退任するまでの残り1年間、北朝鮮に「朝鮮半島問題で米国が譲歩した」と思わせるだけで十分だと思っている、という読みも、あわせて見て取れます。

そして米国にとっては、ほぼ何も持ち出すことなく、中国に圧力を加えることができたという意味では、米韓双方に「ウィン・ウィン」の結果をもたらした、というわけです。

まさに、慧眼ですね。

大事なのは多角的な視点

鈴置氏の「韓国にとっての全面敗戦だった」という見方が合っているか、それともこのチキンサラダ様の「ウィン・ウィン」という分析が合っているかはともかくとして、大事なのは「さまざまな視点から多角的に物事を見ること」であり、そうした営みそのものが知的好奇心を刺激することにもつながります。

その意味で、チキンサラダ様のコメントは、まさに目の付け所が秀逸であり、当ウェブサイトで重視したいと考えている「知的好奇心を刺激すること」という目的に、全面的にかなったものであることは間違いないでしょう。

(あらためて、チキンサラダ様にはコメントにつき御礼申し上げます。)

新宿会計士:

View Comments (18)

  •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、韓国と同じく、自分は間違えない存在と自惚れてしまうので)
     日EU首脳会談で、台湾海峡の平和と安全の重要性を確認しましたが、もし中国が、これを批判するなら、米韓首脳会議声明で台湾海峡に言及したことにも触れざるを得ないのではないでしょうか。
     駄文にて失礼いたしました。

  • 私は、米韓首脳会談が、双方の利害が一致したイリュージョンと評価しました。
    「対中関係と対北関係の交換」という点については、北朝鮮の反応が無く、現時点でそうは思いません。
    文在寅が、一番大事な事は、自分が大統領を辞めてどうなるかだと思います。
    中国についても、茶番の共演者である可能性も考えて、今後の米中韓関係を見て行きたいと思います。

    • イリュージョンとは上品ですな。私は唾と痰の交換ぐらいかと思いました。アメリカに4兆円の投資といってみ民間企業の投資を集計しただけ。政府の土力0。アメリカも在韓米軍を間接的に守るため。元々計画してた感ありあり。お互い改めて用意したものは無いに等しい。
      ムンムンがキタにそこまで考えてるとは思えませんなあ。

      • 羊山羊様

        おっしゃる通り、お互いにほとんど何も持ち出すことなく、言葉上での成果を誇れた、というのが今回のポイントかと思います。
        ビジネスの世界では、bullshit という言葉をよく使うのですが、今回はまさに bullshit の交換ですね。

        イリュージョンもなかなか良い言葉だと思います。お互いに合意の文章が意味するものが違うとあえてわかってて使ってることを示唆していますね。

    • 楽韓さんの評価では、韓国政府は本気でこの程度の表現ならば中国は怒らないだろうと思い込んでいたとのことで、そんなはずないだろ、バカめ、というのが楽観さんの突っ込み。私もどちらかと言えば、この観方に与します。過去の韓国政府の立ち居振る舞いを見る限り、あの韓国政府ならば、その程度の浅はかさを発揮しても何も不思議ではありません。
      なので、私はだんな様の言われる「中韓が仕組んだ茶番」説にも否定的です。そんなマネをしても、韓国はともかく、中国に何もメリットがないからです。中国が属国へのお仕置きを躊躇しないことはすでに実証済みですが、今回中国が今のところあまり大声を上げていないのは、もはや声を強く上げるまでもないと中国は考えているのではないか、と思っています。ハンギョレはそれを察して、懸命に哀願しているのでしょうか。

      結局のところ、今回の文大統領訪米の成果は、「米朝シンガポール会談の成果を踏まえて」という一文を共同声明に盛り込めたという一点だけと言っても過言ではないと思いますが、すでにバイデン政権はトランプ流のやり方を否定していますし、北朝鮮も何も反応を示していません。水面下で米朝接触が試みられていても不思議ではありませんが、仮になにがしかの進展がそこであったとしても、今回は米朝両国とも、前回のように文大統領に華を持たせるような真似はしないでしょう。なまじ文大統領を絡ませたがゆえにハノイの破局が齎されたことは明らかだからです。

      しかし、文在寅大統領も、朴槿恵前大統領も、少なくとも一時期は韓国国内で「外交の天才」と持て囃されていたのですから、韓国国民が人畜だの犬豚だのと嘲笑われるのも無理はないなと思うのでした。

      • 龍さま、

        「(自国民にだけは)外交の天才と思わせる天才」というのが、正確なところでしょう。

        言葉を弄ぶのに長けた彼らの滑稽さでもあり、ある意味脅威でもあります。

    • だんなさま、
      「対中関係と対北朝鮮関係の交換」は、実質的な進展を意味していません。
      特に文政権にとっては、「米政権が韓国の従北路線に理解を示した」と拡大解釈できるだけの材料を得るだけで十分なのです。
      それをネタに好き勝手に従北政策に走れるろのですから。
      ましてや、「朝鮮半島の非核化」との言質をとったことは望外の成果でしょう。
      韓国の政権、特に文政権は実利ではなく、表面上の言葉を重視、利用する点に要注意です。

  • すみません、チキンサラダ様の論考を読んでなかったです(^^)。

    「文大統領にとって韓国の国益など取るに足りないものです。北朝鮮に接近すること以外はほとんど眼中にない大統領ですから」(チキンサラダ様)。なるほど。

    今更ながら文大統領は本当に真の北派だったんですね。中国の厳しい支配下に置かれることも我慢出来る。米国の踏み絵なんざ適当に踏んだフリする。ましてや日本などチョイと蒸し返してやれば、外務省も日本政府も忖度する。

    例え、後々立場が悪くなるのが分かっていても、我が道を行く!(失笑)。来年、監獄行きでも消息不明になっても、文氏は「やるだけやった」と満足なんでしょう。わたしゃそんなの嫌だが(笑)。

    • はい、筋金入りの従北派なのだと思います。文政権にとっては、反日でさえ優先順位が低いように思います。
      北朝鮮に媚びるための反日、韓国民の目をそらすための反日、日本との関係改善に興味がないがための反日であって、反日そのものは目的ですらないように見えます。
      その証拠にオリンピックを北朝鮮との関係改善に利用できると考えてからは支離滅裂な対日融和を打ち出してきたではありませんか。
      トランプ政権の高官も指摘していたと記憶してますが、文大統領の頭の中には百二十パーセント、北朝鮮のことしかないのだと思います。

  • 社説によるとアメリカにはクラブケーキ野郎扱いされ、一方の中国からの報復にびくびくせねばならない二股外交を再検証する気はまったく無いようで、
    「中国様を名指ししないで、台湾海峡と言ったでしょ、人権問題は避けたでしょ」と言い訳ばかりで乗り切れるものなんだろうか。これが成功するならアジア各国は韓国の真似をしだすので、中国は放置できないと思います。

    •  逆にアメリカと台湾からアジア各国を見た場合、"アメリカは中国に立ち向かう国は見捨てない"という姿勢を鮮明に見せることで、やはり匿名29号様の仰るのと同様に、中国にとっては許しがたい状況をアジア各国に作り出すはずです。
       アメリカのアジア外交はアホやなと常々思う一方、やはりリーダー慣れはしているのかなとも感じます。

       ……なーんか米韓会談だったはずなのに、目の前のクラブケーキ野郎のことはあんまり見てない気がしますねぇ。

  • 「中国は過剰な対応を取らないで」には、いつもの既視感がある。
    韓国がコントロールできない外国が、韓国政府を困らせる発言をした場合、その発言を必死に止めようとする法則だ。

    GSOMIA騒動のときも、アメリカ政府に「文政権をけなす発言はするな」と懇願していたような気がする。日本にたいしてはもちろん、竹島にせよ慰安婦にせよ、「妄言だ。発言をやめろ」ということである。

    言論統制は、ある法治国家の内部でしか実現できない。
    にも関わらず、韓国(および北朝鮮・中国)はしばしば、言論統制を外国にも及ぼそうとする。

    中国はパワーがあるから、ある程度はそれができるとしても、韓国のような非力な国が、ましてやハンギョレ新聞が、どうして外国の言論を統制できると考えるのか、不思議である。
    そのメンタリティーの仕組みを知りたい。

  • 社説で中国さまに懇願して、もし聞き入れてもらえるなら、それなりに国益には貢献になりますね。ある意味尊敬すべき行動です。
    日本の新聞社も見習うべきですよ。

    • Gさま
      日本の新聞社は、中国さまの国益に貢献する記事書きますからね。

  •  2点あります。
     1点目は、ハンギョレ新聞社説の文章解釈について。①の「中国の報復を過度に懸念するな」の部分に相当する記述については、新宿会計士様の解釈と同じですが、②の「落ち着いた『韓中外交』を」の部分に相当する記述は、次の記述だというのが私の解釈です。
     「韓国は、国際情勢のなかで独自の立場と原則にしたがい、外交政策を広げ、意見の違いがあれば、緊密なコミュニケーションを通じて韓中関係を管理していく必要がある。」
     即ち、➀も➁も韓国政府に対する呼びかけであるというのが私の解釈で、それが自然だと思います。
     2点目は、チキンサラダ様のコメントについて。「誰だって自分が一番可愛い(Everyone favors themselves the most)」という言葉がありますが、「誰でも、この世で一番可愛いのは自分自身だ」という事実を否定できる人はいないと思います。それは、チキンサラダ様でも新宿会計士様でも同じだと思います。その意味で「文在寅大統領が『自身の任期後の監獄送り』よりも『北朝鮮』の方が大切だと考えている」というのは、個人的には賛成できかねます。
     以上の2点いずれも「様々な視点から多角的に物事を見る」という観点でお許しいただきたいと思います。

    • 名無しの権兵衛様、

      誰だって我が身がかわいいというのは、全くそのはずなのですが、忘れてはならない点があります。それは、保身は大統領になった目的ではないということです。保身を最優先で考えるのならば、一番安全なのは、大統領にならないことだからです。
      そして、リスクを覚悟して大統領になったからには、なにか成し遂げたいことがあったはずです。文大統領の場合は北朝鮮との蜜月がそれなのでしょう。
      なお、保身が最優先だとすると、いくつもおかしな点があります。保守派を過剰に弾圧したり(自然と文大統領の退任後の報復は厳しいものになる)続出する身内の不正をトカゲの尻尾切りしないところなどです。
      保守派を完全に叩き潰して左派の永続政権を打ち立てることで、自身の身の安全を図る、という方針なのかもしれませんが、それが政権の最優先事項かというと、それは違うように感じます。
      恐らくは、文大統領は自己の危機に対してさえ鈍感なだけ(正常な判断ができていない)と思われます。

  • 中国人の友人から聞いたのですが、中国人が一番評価している日本の首相というのは小泉総理と安倍総理だそうです。二人とも中国にとってはかなり毅然とした態度をとり敵対的でしたが、私の経験でも中国人は本当に手強い相手を実は高く評価します。単なるお人好しは内心見下されます。あんだけ中国に対して友好的だった鳩山由紀夫などは全く評価されてません。
    韓国は今、中国に対してやたらと気を使い配慮してますが、そういう態度はかえって中国になめられ中国のより強硬な態度をまねくだけと思います。

    • ムッシュ林様、

      同感です。私の経験上でいえば、アメリカ人もロシア人も、本当に手強い相手のことは、意見の相違を超えて尊敬する文化があります。
      もっといえば、「自分を持っている」人間は、その主張の中身によらず、一定の敬意を受けるということです。

      トランプ大統領のように無茶苦茶な言動をしても、フランスのように天邪鬼な外交を繰り広げても、そこに芯が通っていそうであれば、人は自然と敬意を持ってしまいますね。ある程度は。

      ただ、これは日本の外交にとっては耳の痛い話でもあって、日本は自己主張がないですからねえ。

      そして、そういう意味だと韓国よりも北朝鮮の方がある意味敬意を持たれる外交をしてますね。非人道的でなければw