JNNの5月の世論調査で、社民党に対する政党支持率がゼロになったことが、ネット上では「ちょっとした話題」になっています。こうしたなか、「社民党」と聞いて思い出すのは、社民党全国連合常任幹事でもある、とある車椅子ユーザーの方による「来宮駅騒動」です。彼ら自身、「なにがおかしいのか」について気付かないのであれば、社民党自体が日本社会から受け入れられなくなるのも、ある意味では当然のことなのかもしれません。
目次
支持率調査の「使い方」
内閣・政党支持率は「どう利用するか」が重要
以前から当ウェブサイトでは、「内閣支持率」、「政党支持率」といった、マスメディア各社が実施する世論調査については、正確な国民の世論を知る手段としては全面的に信頼すべきではない、と申し上げて来ました。
当たり前の話ですが、世論調査は調査を実施するタイミング、質問の方法、順序などによって大きく結果が異なってしまう可能性があるからです。
また、これも個人的主観ですが、この「内閣支持率調査」や「政党支持率」自体、かつては選挙結果を歪める目的の一環として、実施されていたフシもあると考えています。
メディアが選挙結果を歪めようとして成功した典型例が、民主党(※当時)への政権交代が実現した2009年8月の衆議院議員総選挙だったというのは、長らく当ウェブサイトで提示し続けている仮説のひとつでもあります。
ただ、最近では電話世論調査も対象に固定電話だけでなく携帯電話も含められるようになるなど、母集団の歪みを是正する試みも見られるため、「マスゴミ(※)の世論調査は全部インチキだ」、などと断定するのは行き過ぎでしょう。
(※著者自身の理解に基づけば、「マスゴミ」とは、もともとは「マスコミ」と「ゴミ」をかけあわせたもので、偏向・歪曲・捏造・印象操作などの問題報道を続けるマスメディアに対する人々の怒りが込められたネットスラングの一種です。)
【参考】直近データ
したがって、当ウェブサイトとしては、基本的には世論調査結果がほぼ毎月公表されていて、比較的容易に入手できる、時事通信、共同通信、読売新聞、朝日新聞、日経・テレ東、産経・FNNの6調査を「定点観測」的に紹介しています。
直近のデータは次のとおりです(図表1、図表2)。
図表1 内閣支持率(2021年4~5月)
メディアと調査日 | 支持率(前回比) | 不支持率(前回比) |
---|---|---|
朝日新聞(4/10~11) | 40.0%(±0) | 39.0%(±0) |
時事通信(4/9~12) | 36.6%(+1.6) | 37.7%(▲3.3) |
産経・FNN(4/17~18) | 52.3%(+0.9) | 41.9%(▲0.9) |
日経・テレ東(4/23~25) | 47.0%(+2.0) | 44.0%(▲2.0) |
読売新聞(5/7~9) | 43.0%(▲4.0) | 46.0%(+6.0) |
(【出所】各社報道より著者作成)
図表2 政党支持率(2021年3~5月)
メディアと調査日 | 自由民主党 | 立憲民主党 |
---|---|---|
朝日新聞(3/20~21) | 33.0%(±0) | 5.0%(▲2.0) |
読売新聞(4/2~4) | 39.0%(▲1.0) | 5.0%(▲1.0) |
時事通信(4/9~12) | 22.5%(▲0.5) | 4.2%(▲0.6) |
日経・テレ東(4/23~25) | 47.0%(+4.0) | 9.0%(▲2.0) |
読売新聞(5/7~9) | 37.0%(▲2.0) | 7.0%(+2.0) |
(【出所】各社報道より著者作成)
上記図表1、図表2では、共同通信の調査が含まれていませんが、メディアによって調査結果が公表されたり、公表されなかったり、公表されていても不完全な形でしか公表されていない(たとえば不支持率が掲載されていない、など)、というのはよくあることなので、ご了承ください。
これらの支持率に関しては基本的に、①同じメディアの調査で前回比どう変わったか、②同じタイミングの調査でどのうなっているか、といった点に着目することにしています。
また、メディアが「支持率が上昇/低下した理由はXXだ」、などと断定的に報じることもあるのですが、あくまでも「支持率/不支持率」はそのメディアが調査した結果に基づく「事実」であり、その上昇、低下した理由についてはそのメディア自身の「解釈」です。
したがって、当ウェブサイトとしては、あくまでも「事実」としての支持率に注目しているのであって、その変動理由について述べているときには、それらはあくまでも「推論」に過ぎない、という点を、改めてお断りしておきたいと思います。
JNN調査では社民党の支持率がゼロ%に!
さて、当ウェブサイトで定点観測している以外にも、いくつかの社が支持率調査を公表しているのですが、そのなかのひとつで、在京キー局のひとつであるTBSのウェブサイトに掲載された『JNN世論調査』を紹介しておきましょう。
2021年5月8日~9日に実施されたという『JNN世論調査(定期調査)』によると、社民党の支持率が前月比0.3ポイント低下し、なんとゼロ%になった、というのです(画像のキャプチャを転載することは控えますので、興味があるという方は、直接、『JNN世論調査』のページをご参照ください)。
ちなみに「れいわ新選組」は前月比0.4ポイント低下の0.1%、「N国」(現時点における正式な党名は失念しましたが、2019年7月時点の参議院議員通常選挙当時の党名は「NHKから国民を守る党」だったと記憶しています)でさえ前月比横ばいの0.1%でした。
もちろん、JNNの世論調査だけを見てすべてを判断するのは尚早ですし、だいいち、統計上の特徴として、もともと支持率が低い政党は、支持率が「乱高下」する傾向があります(上記「れいわ新選組」の例もそうですし、また、国民民主党の支持率も前月比0.6ポイントの1.1%でした)。
したがって、「4月には社民党を支持していた0.3%の有権者が、5月に入って完全に社民党を見放した」、などと短絡的に決めつけるべきではありません。
車椅子騒動と社民党
社民党といえば「あの騒動」がありましたね
ただ、「JNNの2021年5月における世論調査で社民党の支持率がゼロ%だった」という事実自体を目にすると、どうしても思い出してしまうのが、「来宮駅騒動」です。
おりしも朝日新聞社系のスポーツ紙『日刊スポーツ』のウェブ版に昨日、こんな記事が掲載されていました(バレバレですが、いちおう当ウェブサイトではご本人の実名を伏せておきます)。
コラムニスト●●●●●さん誹謗中傷続き「夜も眠れない、やめてください」
―――2021年5月13日10時18分付 日刊スポーツより
これは、車椅子ユーザーのコラムニストの方が13日、ツイッターを更新し、電車利用を巡るトラブルを明かした自身のブログ投稿を巡り、現在でも一部からの誹謗中傷などの攻撃が続いているなどと明らかにした、とする話題です。
日刊スポーツに掲載されたツイートの内容は、次のとおりです。
「私が使う言葉の一つ一つや行動を、批判、誹謗中傷するのはやめてください」
「言う人は何も考えず、むしろ自分はいいことをしていると思ってやっているのかもしれません。でも私は私の人格、生活、交友関係をはじめとする全てを、匿名のネット上の人に、ぐちゃぐちゃにされ、それが拡散されていく。夜も眠れない。私にとっては誹謗中傷です」
…。
これを、どう考えるべきでしょうか。
このあたり、SNSをやっていると、思わぬツイートによって、それこそ「炎上」することは、ままあることです(そういえばレジ袋有料化を推進した某超有名人も、ツイッターにアカウントを開設したところ、ずいぶんと叩かれているようですね)。
さすがにこれは酷くないですか?
もちろん、個々のネットユーザーは、あまりきつい言葉を投げかけないようにすべきでしょうし、激しい言葉で罵詈雑言を浴びせかけるのは、いかがなものかとは思います。
ただ、この人物が「炎上」するきっかけとなったのは、この人物ご自身がブログに掲載した、「4月1日の旅行体験」です。
要約すると、次のとおりです(意味を変えない範囲で、記述の順序は多少変更しています)。
- コロナ禍で沖縄旅行を諦め、静岡県の来宮神社に行くことにした
- 小田原駅で来宮駅までの案内を依頼したところ、駅員からは「来宮駅は階段しかないので案内ができない」、「熱海までで良いか」と言われ、「レストランもホテルももう予約している」、「この電車で(来宮まで)行きたい」と言い返した
- ほかの駅員が出て来て「来宮駅はお使いいただけないので熱海駅まで、その後はタクシーなど、ご自身でお考えになって下さい」などと言われたが、あくまでも「駅は公共交通機関である」、「駅員さんを3~4人手配して欲しい」と要求した
- その際、「バリアフリー法」に基づく車椅子対応を要求したが、この駅員からは「利用者3000人以下の駅は(バリアフリー法の)対象ではない」と言われたので、「障害者差別解消法により、エレベーターがない駅は、合理的配慮としてほかの手段で対応する必要がある」などと言い返した
- こうしたやりとりを1時間繰り返し、このやりとりは記録のため携帯で撮影した。あわせて移動や交渉の合間に、新聞社数件に電話をし、帰る時は取材に来てもらったので、これから記事になる予定である
- 実際に熱海駅に到着したところ、駅長を含めた駅員4人が待機しており、来宮駅まで帯同し、駅員4人が車椅子を持って階段を下りてくれた
…。
さすがに、これは酷くないでしょうか?
そもそも論ですが、この記述だけを読んだ感想から申し上げると、JR側の対応に何らかの問題があったとは考えられません。熱海駅と来宮駅は物理的に1キロ少々しか離れておらず、熱海駅で降りてバリアフリー対応のタクシーなどを自身で手配して欲しい、という駅員の対応は、ごく常識的なものです。
また、熱海駅に到着したところ、駅長など4人が待機していたというのは、あくまでも印象としては、「悪質なクレーマーに対し駅長自身が対応した」、という行動にも見受けられます。
実際、こうしたブログ内容が拡散するや否や、多くの読者がその行動に疑問を持ち、さまざまなウェブサイトなどでこの方の行動が取り上げられました。
社民党がJR側に逆ギレ
そして、この方自身が社民党全国連合常任幹事という地位にあるという事実も拡散したため、公党としての社民党の見識という問題に発展したのですが、ここで社民党は4月下旬、驚くべき行動に出ました。
なんと、JR側に謝罪を要求したのです。
社民党がJRに「謝罪要求」声明、●●●●●さん「車イス乗車拒否」で 広報に見解を聞いた
―――2021年04月27日21時09分付 J-CASTニュースより
まさに、「逆ギレ」そのものでしょう。
(※さりげなく、「車椅子乗車拒否」というタイトルが付されていて、あたかもJR側の対応に何らかの問題があったかにも読めるのですが、前述のとおり、JR側の対応に何らかの問題があったと考える人は少数派ではないかと思えてなりません。)
J-CASTニュースの記事によると、社民党側は「障害者差別解消法に規定された合理的配慮の姿勢もJR側に感じられない」として、その改善も要求したところ、JR東日本横浜支社は、「合理的配慮はしたが、説明が不十分ならお詫び申し上げる」とコメントした、ということです。
JR東日本側がJ-CASTニュースの取材に対して回答した内容は、次のとおりです。
「当社では、お客さまのご要望を承りつつ、代替手段であるタクシーの手配や、可能な範囲での駅係員の手配による来宮駅での介助対応を行っており、『合理的配慮の提供』を行ったものと考えております。その上で、お客さまへのご説明が十分でなかった点や誤解を招いてしまった点があればお詫び申し上げるとともに、今後より良いご案内ができるよう、ハード・ソフトの両面で、様々な点について検討してまいりたいと考えております」。
正直、バリアフリー社会の実現に向け、JRを含め、社会が一体となって努力すべきであるとの考え方は当然ではあるものの、合理的な範囲を超えてまで負担を生じさせて良い、という話にはなりません。
JR側が「来宮駅は乗降客数が3000人以下であるため車椅子用エレベーターを設置していない」、「来宮駅ではなく、(来宮駅と直線距離で1キロ少々しか離れていない)熱海駅の利用を提案した」という対応は、社会通念に照らして「合理的配慮」と考えて良いでしょう。
それに対し、1時間以上もその場でゴネ続け、その様子を撮影し、あまつさえ新聞社に通報するという行動こそ、公党の役職にある者としてはまことに不適切な行為であり、逆に何らかの社会的権力を用いたJR側に対するパワハラではないかとすら思えてなりません。
いずれにせよ、すでにインターネット上で多くのユーザーが意見表明している内容などと照らし合わせるならば、この車椅子ユーザーの方の行動は、結果として社会のマジョリティから支持されるものではないものだった、と断じても間違いないでしょう。
社会と相容れない?
もちろん、今回、JNNの調査で社民党に対する支持率がゼロ%になったのは、世論調査というものの性質上、たまたま「誤差の範囲」による影響もあったのかもしれませんし、今回の「来宮駅騒動」が影響している可能性もあるかもしれません。
ただ、社民党という政党自体、私たちの社会とは相容れないものであるという仮説を立てると、「支持率ゼロ」という事実自体、こうした仮説とは見事に整合する結果ではないかと思えてならないのです。
View Comments (53)
ほとんどの方は、予算や都合の許す限り、大企業などであれば社会貢献として負担であっても、バリアフリーには賛成でしょう。私の世代は"障害者(だけではなくあらゆる)差別など絶対に許されない"と幼少から過剰なレベルで刷り込まれていますし、また教育段階では過剰でも良いとも判断しています。
それでも、本件はおかしい。
一番問題なのは、これで「障害者"全て"はゴネてるばかりの利権だ」と短絡する人間も僅かには出てくることです。そこまで極端でなくとも、車椅子を手伝っている光景を目にして「ゴネたのかなぁ」とほんの少し思ってしまう方は、確実に出るでしょう。
医療や福祉、ライフラインで詐欺があると死刑で良いよと思ってしまうのも同じです。詐欺を警戒して規則を厳しくせざるをえなくなり、本当に必要な人に届かなくなってしまう。または支援を得るのが恥だと認識されてしまう。救急車がサイレンを鳴らしても「どうせタクシー代わりの偽救急だろ(しかも一部はその通り)」と道を譲らない国など御免です。
●●●さんが所属しているのは、それをもっと緩めろ、イノチダイジニとか叫んでる団体のはずですが。
社民党は大嫌いです(火の玉ストレート)。イデオロギーや政治の指向性が自分と違うという理由ではありません。やっていることが"害"だからです。
※多くの記事で実名が出されていますが、新宿会計士様が伏せられていますので一応個人名は伏せで。あと害も碍も字義に差がないため障碍者とか書く気はしません。"母の日"は虐待児や母を亡くした人間には辛いから反対とか言い出したサヨクが居ますが、正直アホかと思います。
農民 様。
少しズレますが…。
この人の考えにはホントに同意できません。
この板では複数回(2回⁇かな)投稿していますが、障害者は(この言葉も嫌いです。カタワが本当の日本語だと思っています。そして、言葉狩りなんて大嫌いデス。Nワード何て⁇でしたねぇ。まだまだ日本は良いですね。)社会の皆さまのおかげで生活させて貰っていると、考えるべきだと『強く』思います。私の記憶が正しければ、龍様が義務と権利について投稿されました。全くその通りだけど思いました。私は(多分ですが、彼女の自宅のある)小田原からタクシーに乗れば良かったのにと、思います。沖縄旅行が中止であれば、金銭的には十分余裕がありますので……。福島瑞穂を含め、社会党信者の考えは普通の人では理解できません。
カタワと言われて傷つく人が存在する。なのでカタワという言葉は禁止する。
これって応急処置ですよね。本質は「どうしようもない差異を揶揄した不当な人権侵害」であり、こういった扱いや意識を変えるのが根治させるための治療なはずです。「この障碍者め」などと新しい言葉で罵ったらもうキリがない。
気の優しいAさん「そっかぁBさんカタワなんだ、なにか手伝おうか」
気の弱いBさん 「うんカタワなの、でも気にしないで」
という社会であれば……ても現状で見るとやはり異様な会話に見えますね。
しかし根治には時間がかかるので、応急処置をまずするのは良いのですが……この応急処置によって病巣を放置したり、まさに腫れ物のように扱われるようでは害に思えます。
自宅からタクシーとなると、今度は「障害があるせいで健常者よりもコストがかかってしまう」という是非になってくるでしょうか。
とはいえ私の家族の難病での通院は、タクシー代の補助なども頂いていましたし、可能な限り私も仕事を止めて送迎しました。そもそもが高度医療はとんでもない額の公的支援を頂いています。当然自己(家族)負担分も中々で、一般家庭より苦労は当然にありますが、また当然に社会に感謝しております。生かしてもらえるだけで。
ここまでJRをぶったたかなくても、様々な方面から支援のしようはある(というより、●●●さんは既に相当受けてるだろうに)ように思えますね。
「言葉狩り」は“新たな”狩られる「言葉」を生むダケ
クサイモノニフタシタトコロデクサイモノハナクナリマセン
つまりはこういうことです。
世間の人「何様のつもりだ?」
某氏「障碍者様だ。文句あるか?文句をいう奴は差別主義者だ」
世間の人「(唖然)......」
権利を主張するのは結構ですが、せめてその「権利」に釣り合う「義務」について思いを馳せるべきでしょう。それでも、どうしても思いつかないというケースもあるかもしれません。その場合でも「権利」は否定されるべきではありませんが、「権利」の行使が抑制的であるべきでしょう。さもなくば、「逆差別」あるいは「逆不公正」が発生しかねないからです。
そういったことを微塵も考えず、一方的に権利を主張し、それを正当化して当然視するというのは、まさに「利権」の構図に他なりません。
まあ、障碍者に限らず、似たような絵図は他にも多数ありそうですけどね。
そう。ややこしい人達と思われて敬遠する人が増える結果しか見えないのです。
こんな活動家まがいではない障碍者あるいはその家族にとっては、迷惑以外の何物でもありません。
言葉は良くないですが、障碍者は社会的に絶対的少数で無害であるがゆえに配慮として払われている社会的コスト、種々の優遇措置によって生活をなしえているのです。
無害と言っても迷惑はどうしても多々かけてしまいます。その許容値をぶち抜いて社会的な(健常者側の)閾値の引き下げを誘引しかねない行為なのです、これは。
順調?に“ルドルフ”を産む土壌を育んでいる様な…
下調べして、予約して、可能な範囲の支援を受けて、そこで「ありがとう」の一言もあればみんな幸せなんですがねぇ。
どうもこの方や支持者の方々は「支援を受けた障碍者が"ありがとう"などと言わなければいけない社会こそがおかしい、礼を言わなくてやっと公平だ」と主張されているようです。
みったぁ 様
>言葉は良くないですが、障碍者は社会的に・・・
いえ、全くの正論です。
これらの活動家に欠けているものは、周りに対する配慮、他者に対する敬意です。
これは、配慮する人も含めて全体を考えることが出来ず、周りからせびることしか考えて居ないからだと思います。仰る様に、こういう輩は健常者だけでなく障碍者にとっても迷惑な存在なのですが、そこまで頭は回らないでしょう。
> あと害も碍も字義に差がないため障碍者とか書く気はしません。
個人の主義主張に干渉しようとは思いませんが、同じ「妨げる」でも、ベクトルが逆です。
「碍子」は「電気の導通を妨げる」訳ですが、その意味はポジティブ(有益)です。
「障害者」では「害を撒き散らす人」みたいな印象になります。
「害」でベクトルを逆にするには、「被害」の様に、それなりの字を冠します。
「碍」の字の使用頻度が少ないという理由で常用漢字への追加が見送られた様ですが、「障碍者」という使用があったと仮定した推定使用頻度で検討すべきでしょう。
使えない様にしておいて、使用頻度が少ないから追加しないというのは酷い論理。
日本以外の漢字圏諸国(含:韓国)では「障碍」(「碍」の字の異形を含む)と書くそうです。
P.S.
「芯」も2020年迄除外されてました。
その為、「鉄心」などという語が使用されてました。
「鉄」に「心」があるのか?
余りにおかしいので、「芯」は2020年に追加されました。
しかし、「芯」が公的に使えない状況で、多数の使用があったのかな?
墺を見倣え様
「碍子」(がいし)と言えば日本ガイシ。名古屋の住人が住む愛知県名古屋市に本社がある会社碍子」(がいし)と言えば日本ガイシ。日本国内の碍子シェアは約9割を占めるとか。日本で突発的な停電がほとんどないのは、この碍子の高性能であることがその要因の一つだと聞いたことがあります。
また、中国では「障碍」(障害)「妨碍」(妨害)と、どちらも「碍」の方を使っています。
ちなみに「障碍者・障害者」は「残疾人」と言い、「疾(わずらい)が残っている人」と書きます。
社民党の常任幹事を務めるかの方は、「疾(ねたみ)が残っている人」なのでしょうか・・・?
なるほど、碍子ですか。ご教示ありがとうございます。漢字単一の意味として納得致しました。歴史的にも障碍の表記が先だったようですね。まさかわざわざ碍を害に変えていたとは……
我ながら掌返しが早すぎるようですが、以後障碍表記にしようかと考えています。
表面の言葉遊びで本質を覆い隠すな、という本旨は変わりありません。"障碍者"を差別していた時代があり、現在は"障害者"への理解や協力の仕方がだいぶ浸透してきていると感じていますから。
その中で本件はやっぱりなぁ……
wikipediaによると、
「当用漢字の使用制限で「礙」や「碍」が使えないことから「障害」が採用されたと周藤真也は述べている」
とあります。国の公文書は、常用漢字等の制約を受けますが、それ以外は制約を受ける必然性はありません。(現に宝塚市は「碍」を使っている。)
しかし、マスコミ等の文書は、義務はなくても準拠してしまいます。
その時、「碍」が常用漢字に無いから「障碍」→「障害」とする一方で、「碍子」→「害子」とはしなかったのには、悪意を感じます。
実際、NHKでも朝日新聞でも「碍子」の事を「害子」とは記しません。(せいぜい「ガイシ」)
ダブスタはマスゴミ界の常識カモ知れませんが。
もともと来宮駅にエレベーターの設置予定があり、
それをこうやって騒動にする事で、
「アテクシの力で設置できたのよ」と手柄を横取りしようとしている、という噂を聞きました
事実かどうかはわかりませんが、ガチだったらこの人は相当の下衆だわ
社民党の入ってるビル自体がバリアフリーじゃないという話もあります。伊是名氏は自分が行きたい店が地下にあって不便だからと移転まで要求したのに、不思議な話です。
障がい者手帳を水戸黄門の印籠みたいに悪用してるみたい。「自分は障がい者であり、自分の要求通りにしろ。法律でも決まっていることであり、何も無理強いはしてない。これは権利です」・・・みたいな。マスコミも呼んで、劇場化を目論んでるし。醜いを通り越してあくどい。
その後の社民党の対応も醜い。消えかかった炎に、給油して再炎上。
いくら法律で決まっていることとはいえ、感情のある人間が対応(サービス)しないといけないんです。社民党のいう、弱者とはこんな人達の事?完全に逆効果でしたね。
いつも楽しく拝見しています
今はネットがあるので議論できますが、以前は一回対応すると、前はやってくれたのにと、今回は何でと、利権が生まれる瞬間を見た気がします
元記事からの引用ですが、
>誹謗中傷が1か月近く経っても止まないのは、「JRが対応の過ちを認めず、伊是名さんに謝罪をしていないため、伊是名さんがあたかも『加害者』のように扱われてしまったことも一因だといえるでしょう。
と言ってJRに謝罪を求めるのが気持ち悪いのです♪
JRの対応と誹謗中傷(実は単なる批判?)とは別問題だし、そもそもこの話を広めたのはJRじゃなくて自分自身な訳で筋違い過ぎると思うのです♪
発信するリスクも考えず、受け入れる気概もなく、何を馬鹿言ってのかとしか思えないのです♪
それとも、それも含めて計算ずくで、ちょっとでもJRが申し訳ないって気持ちを持ったら、そこにつけ込んで賠償金をせしめる作戦だったのかな?
って邪推が頭を掠めるのです♪
更新ありがとうございます。
私、以前このコメント欄でJR東日本木宮駅での障害者のクレーム、意見を投稿させていただきました。
正直言って、このコラムニストの伊是名夏子さん、JRへの要求が酷すぎます。生まれつき骨の弱い障害「骨形成不全症」で電動車いすを使用しているそうですが、障害者だからと言って、何でも自分の過剰な要求が通るというお考えは、間違っています。
今は大企業を始め中小零細でも可能な限り、善処するのが世の風潮ですが、それのコストはすべて健常者の支払う「支援」から成り立っています。だから、健常者のお陰だ、障害者は小さくなっておれ、という意味ではありません。
「共生する世の中」とはお互いが思いやり、少しでも支援出来る事はないかと、思いを巡らし、障害者が外に出易い環境作り、また社会参加を願う方には、その道を拓いてあげる事でしょう。また、健常者が障害者になるのは、ある日突然やって来ます。ですから健常者と障害者の壁は、そんなに厚くありません。
今回の伊是名夏子さんは「やって貰うのが当たり前」「私は難病の被害者だ」「すべてやりたい事はやらせて貰う」という態度は、頭が被害者意識に凝り固まっています。
そこに弱者を取り込むのが得意の新社会党(党名忘れたわ)らが応援、支持する。この党は、むしろ少数派、障害者を隠れ蓑にした悪党です。
JR東日本の社員4人を熱海駅から木宮駅まで寄こし、自走式車椅子を階段登って降ろす。私も手伝った事がありますが、4人ではギリギリです。とてもシンドイ事です。そこまで貴女は、善意を求めるのですか?権利を履き違えしてませんか?
いくら金持ちの東日本社でも、乗降客が少ない駅にエレベーターは設置出来ません(優先度は低い)。乗降客多い駅が当然、先に設置されます。もし新宿駅にエレベーター・エスカレーターが一切無ければ、収拾尽きませんよ。貴女は、それでも木宮駅が優先でしょうか?
貴女はナゼ熱海駅から介護タクシーを自分で呼ばないのですか?そもそも、木宮に行く目的を後日いろいろ言い訳言ってますが、当初は「行って見たかっただけ」と言ってましたね。
そんな事で、忙しいJR社員を呼ぶのは常識無し。JR東日本横浜支社に謝罪を求めるとは呆れてモノが言えません。貴女の様な方が居る事で、他の障害者さんが迷惑を受けるかも知れない、とは思うに至らないでしょうか?
追伸
電動車椅子は100kgもあるそうです。それを抱えろって(笑)?本人は別の人、ヘルパーさんに抱っこされて移動、JR社員4人が100kg支え合った、、。異様な風景だな。絶対、擦り合いたくない人。
コラムニストが「言動を批判するな」ってもう笑うレベルですが、結果として大いに障害者の地位を貶めましたね。
数年前に直腸がんを罹患し、部位的に全摘せざるを得なかったので
永久人工肛門造設となり障害者の仲間入りをしました。
幸い、手術および抗がん剤が奏効したのか、現在まで再発にいたらず
術後から社会復帰(勤務再開)して数年経ちます。
バリアフリー法のおかげで、車椅子対応もさることながら、
交通機関や公共施設のトイレがオストメイト(人工肛門・人工膀胱)対応の
多機能化の改修をほぼ済んでおり、当事者としてはこれが非常にありがたいことです。
法令等で規定されており行政からの相応の支援や控除などがあるとは思いますが、実現には相当なコストや時間もかかっていると思います。
事業者だけへハードやソフトの負担を増やさせるのは酷だと思います。
今回のJRさんの対応も、充分「合理的配慮」の範疇と考えます。
> 言う人は何も考えず、むしろ自分はいいことをしていると思ってやっているのかもしれません。でも私は私の人格、生活、交友関係をはじめとする全てを、匿名のネット上の人に、ぐちゃぐちゃにされ、それが拡散されていく。夜も眠れない。私にとっては誹謗中傷です
こういう人いますよね。単なる事実の指摘や耳の痛い批判を全部「誹謗中傷」とか「罵詈雑言」とレッテル貼りして被害者面する人。こういう人って、自分は他者を平気で誹謗中傷してるのですけど。
……そういえばつい最近もこういうやりとりを体験したような?誰とは書きませんけど。
とある福岡市民様
同意いたします。
ツイフェミとか…(あれはひどい)
「差別!差別!」騒いでる人の方が、よっぽど差別的、感情的、攻撃的、非論理的だと感じます。
(しかも自覚していないという)
>単なる事実の指摘や耳の痛い批判を全部「誹謗中傷」とか「罵詈雑言」とレッテル貼りして被害者面する人。こういう人って、自分は他者を平気で誹謗中傷してるのですけど。
さらに言えば、この手の人は、「見解の相違」をみとめず、ポリコレ体質です。お題目だけで闘争の道にひた走るのです。
今回の駅長を含め彼女の周りにいた多くの人達は、彼女から一方的に戦いを挑まれた挙句、一方的に譲歩してきたのであろうと想像すると、恐ろしくも悲しくなりますね。
障害者に優しい社会は、普通の人にも優しいと思っていましたが、普通の人に負担をかける社会なのかもしれないなと思いました。障害者利権が出来るかも知れません。
社民党のお話です
社民党 党員3割が離党 組織の再生急務に
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210509/amp/k10013019751000.html%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAZG_96Pi-IfHU7ABIA%253D%253D
不要な政党と言われる事さえ忘れられた、不要な政党です。
だんな様
来宮駅の事件も拍車をかけそうですね。
国労は確か社民党の支持基盤でした。今回の事件はJR東日本の社員たる国労を敵に回すようなものですから、この女の肩を持てば持つ程、社民党は自分の支持基盤からそっぽを向かれる事になります。
障がい者の味方を装ってイメージアップと新たな支持者獲得を図るつもりが、かえって自分の岩盤支持層を失う羽目に陥ってしまいました。こんなリスクを忠告してくれる人が福島みずほ氏の周囲にいないのでしょうね。
「ワンみずほ」は裸の女王様、という事ですね。
>裸の女王様
勘弁してください(吐血)
当該政党を支持する組合も所属する組合員も障害者への対応を否定することはなく、特段、岩盤支持層から変化することもないと思います。